JP2010273148A - 時刻同期装置および時刻同期方法 - Google Patents

時刻同期装置および時刻同期方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010273148A
JP2010273148A JP2009123663A JP2009123663A JP2010273148A JP 2010273148 A JP2010273148 A JP 2010273148A JP 2009123663 A JP2009123663 A JP 2009123663A JP 2009123663 A JP2009123663 A JP 2009123663A JP 2010273148 A JP2010273148 A JP 2010273148A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
base station
information
timing
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009123663A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5030001B2 (ja
Inventor
Kaoru Kuwabara
薫 桑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP2009123663A priority Critical patent/JP5030001B2/ja
Publication of JP2010273148A publication Critical patent/JP2010273148A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5030001B2 publication Critical patent/JP5030001B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

【課題】既存の基地局においてGPS衛星が捕捉できない状況に陥った際、基地局間の時刻同期を所定の精度で長時間安定して維持できない。
【解決手段】基地局100はGPS衛星を捕捉できないときアラーム情報を送信する。近傍の基地局200では、GPSレシーバー1から正確なタイミングの1PPS信号を演算部6へ送り、基地局100から送られてきた1PPS信号のタイミングと比較することにより、自他基地局間の時刻ズレを算出する。時刻ズレは基地局100へフレーム送信され、基地局100では、アラーム情報がフレームに含まれていないことを確認して時刻ズレに基づき補正情報を求め、許容精度内であるかを判定の上、1PPS信号のタイミングを補正する。
【選択図】図2

Description

本発明は、時刻同期、特にGPS衛星から送信される時報信号に基づき生成される時刻同期信号を使用した基地局の時刻同期に関する。同期を必要とする無線通信方式としては、PHS(Personal Handy-Phone System)、WiMAX(Worldewide Interoperability for Microwave Access)、LTE(Long Time Evolution)、次世代PHS等がある。これらの無線通信方式において、ハンドオーバ(通信接続されている基地局間切替)を行う場合、各基地局内部の時間タイミングが他基地局と絶対時間で同期がとれていることが必要である。
従来のこの種の時刻同期装置は、GPS通信衛星からの時報信号を受信できる場合には、GPS時報信号を受信してPPS(Pulse Per Second)信号を出力し、この信号に基づいてPPSクロックを発生することによりクロック同期行い、GPS通信衛星からの時報信号を受信できない場合には、基地局が発生しているRTC(Real Time Clock)によりクロック同期を行うようにしている(例えば、特許文献1参照)。PPS信号はGPS通信衛星からの時報信号を受信できない場合にも発生される。RTCはPPSクロックと一致するか監視され、一致しない場合はPPSクロックに基づいて補正される。なお、時報信号を受信したときに、RTCとPPS信号をカウントしたPSC(Pps Signal Counter)は初期化される。
図8は上記の従来技術を示すブロック図である。GPS受信部106は、GPS通信衛星によって提供される時報信号をアンテナ105により受信してPPS信号を出力すると共に、ラインL1を通じてこのPPS信号をPPS受信部107に送る。PPS受信部107は、PPS信号に基づいてPPSクロックを発生し、これをCPU101に提供する。PPS信号は、標準時報とほぼ等しい時報信号に基づいて発生される信号であり、1秒ごとに提供される信号である。
従って、GPS通信衛星からの時報信号が受信可能な限りCPU101には、正確なタイミングのPPSクロックが提供され、クロック同期が正確に保たれる。ローカルクロック発生部102はRTCを発生しており、RTCはPPSクロックと一致するか、CPU101によって監視され、一致しない場合は、CPU101,ROM103およびRAM104によって構成される補正部により補正される。
しかしながら、上述した従来技術では、GPS衛星を利用した時刻同期装置は非常に正確な時刻を得ることができるが、一旦何らかの理由によりGPS通信衛星を捕捉できない状況になると、システム側のクロックはRTCにより秒単位で補正を行うようにしているが、RTCそのものが1秒程度の精度を前提とした回路であるため、このような補正方法では、UTC(Coordinated Universal Time:協定世界時)と同期したシステムを構築する場合、1秒程度の精度でしか補正できないので、正しい時刻を得ることができなくなるという第1の問題点がある。
また、GPS衛星を利用した時刻同期装置から出力される1PPS信号を毎秒カウントしたPSCの値と、RTCクロックの秒情報を比較し、RTCへ補正をかける構成のため、秒単位のレベルでしか正確な精度を保つことができないという第2の問題点もある。
本出願人は、このような問題点を解消するため、GPS通信衛星を捕捉できなくなると、ハンドオーバー状態にある他の基地局から移動局を経由して、その基地局がGPS通信衛星から受信している時報信号の時刻情報を取得し、取得した時刻情報により自己のクロック同期を行なうようにした時刻同期装置を先に提案した。しかし、この時刻同期装置では、基地局によって通信が中継される移動局の存在を必須の構成要素としているため、移動局が存在しない場合にはGPS通信衛星からの時報信号に基づく時刻補正ができないことになる。
また、フレームタイミングを規定する第1のタイミング信号を発生しているPHP基地局において、GPS衛星からの受信信号に基づいて第2のタイミングを発生し、第2のタイミングによって第1のタイミングを較正する一方、隣接するPHP基地局からの制御信号を受信してフレームタイミングを検出し、自局のフレームタイミングとの差から自局の異常を判定する無線通信装置が公知である。しかし、この無線通信装置では、隣接するPHP基地局からの制御信号は、いわば受動的に受信してフレームタイミング同士を比較して単純に時間のみで判定しているため、正しい時刻に関する不確定な要素を排除できない。更に、WiMAX等の無線通信方式において要求される1usec レベルの高精度な時刻同期精度を期待することができない。
特開平11−154920 特願2008−162647 特開2007−228327
解決しようとする問題点は、移動局が介在しない既存の基地局においてGPS衛星が捕捉できない状況に陥った際、基地局間の時刻同期を所定の精度で長時間安定して維持できない点である。
本発明は、GPS衛星を捕捉できないときに、GPS衛星を捕捉できている基地局から、そのことを保証する情報と共に自他基地局間の時刻ズレ情報を受信して、自基地局の時刻同期信号補正することを最も主要な特徴とする。
本発明は、GPS衛星を利用しているこれまでの時刻同期装置の基本構成を変更せずに、GPS衛星を捕捉不可能となった場合でも、システム運用可能な時間を長く取れるようにできるという利点がある。その理由は、GPS衛星が捕捉できなくなった基地局のUTCタイミングを、他の正常にGPS衛星を受信できている基地局からをもらい、基準精度以内であるか判定をしているからである。
また、GPS衛星を利用しているこれまでの時刻同期装置において、GPSレシーバー内部の発振器を低価格のものへ変更が可能となることである。その理由は、従来は、ホールドオーバー発生時にシステムとして必要な時間が所定の精度に入るように高価なものを採用していたが、UTCタイミングから許容される精度以内であるか判定するため、使用するオシレータまたは周囲温度環境を含んだ実力値での対応が可能となるからである。
本発明が適用される無線通信システムの概略図である。 本発明の実施例1を示す基地局のブロック図である。 基地局から送出されるデータフレームのタイミングチャートである。 GPS衛星が捕捉不能となった場合のフローチャートである。 基地局内部のタイミングズレを算出するフローチャートである。 本発明の実施例2の形態を示す基地局のブロック図である。 本発明の実施例3の形態を示す基地局のブロック図である。 従来技術の一例を示すブロック図である。
既存の基地局においてGPS衛星が捕捉できない状況に陥った際、長時間安定した基地局間の時刻同期を所定の精度で長時間安定して維持するという目的を、GPS衛星を正常に捕捉できている基地局において取得する基地局間の正確な時刻ズレにより補正することにより実現した。
図1は、本発明が適用される無線通信システムの概略図であり、基地局100がアンテナ91を経由して、基地局200がアンテナ92を経由して相互の間で無線通信している様子を示す。基地局100はアンテナ81により、基地局200はアンテナ82により、それぞれGPS通信衛星(以下、「GPS衛星」と記す)から時報信号を受信して、これに基づいて基地局100と基地局200の間におけるクロック同期を行う。この時報信号は、UTCに極めて高い精度で同期したものである。
基地局100と基地局200の位置は固定されており、相互に無線通信が直接可能な位置関係にあるものとする。従って、無線通信を行う際に発生する電波伝搬遅延時間も固定とみなすことができる。以下の説明では、基地局100をGPS衛星が捕捉できなくなった基地局とし、基地局200をGPS衛星が通常通り捕捉できている基地局とする。
図2は、基地局100,200の主要部を示すブロック図である。これらの基地局は、発振器11を内蔵するGPSレシーバー1,カウンター2,フレームタイミング制御部3,フレーム生成部4,無線電波入出力部5,演算部6,フレームタイミング検知部7,アンテナ8,アンテナ9およびメモリ10で構成されている。アンテナ8はGPS衛星捕捉用、アンテナ9は無線接続用であり、メモリ10は演算部6のワークメモリとして機能する。
GPSレシーバー1は、アンテナ8を介してGPS衛星からの航法メッセージを受信し、航法メッセージを受信することにより各種の情報を得る。各種の情報とは、アルマナック(almanac)やエフェメリス(ephemeris)等に代表されるものである。
航法メッセージは、25 フレームから構成されている。更に、一つのフレームは 6 個のサブフレームから構成されている。1サブフレームの周期は 6 秒であり、1フレームの周期は 30 秒となる。従って、航法メッセージの周期、30 秒*25 フレーム=12.5 分となるので、航法メッセージ全てを受信するためには最短で12.5 分かかる。
エフェメリスデータとは、GPS衛星の正確な位置を示すデータであり、送信したGPS衛星固有の詳細情報である。エフェメリスデータは衛星自身の精密軌道情報であり約1時間ごとに更新される。アルマナックデータとは、各GPS衛星の概略位置を示すデータであり、送信したGPS衛星以外のデータも含んでいる。アルマナックデータは約1週間ごとにデータが更新される。エフェメリスデータとアルマナックデータは、GPSレシーバー1内部にも保存され演算に使用されるが、メモリ10にも一時的に保存可能な構成とされている。
GPSレシーバー1は、複数のGPS衛星からの航法メッセージを内部処理することにより、基地局位置情報、各GPS衛星情報、時間情報等を取得することが可能である。GPSレシーバー1は、内部処理後、10MHz のクロックと時刻同期信号である1PPS(1Pulse Per Second)信号をカウンター2,制御部3および演算部6へ出力する。
この10MHz のクロックと1PPS信号は、内蔵する発振器11の10MHz 出力をベースにGPS衛星からの情報を基に補正を実施するため、非常に正確なタイミングを持って出力されているものである。発振器11にはダブルオーブン型OCXO(Oven Controlled Xtal Oscillator)等が採用される。これによって、ホールドオーバー(HOLDOVER:GPS衛星が補足できず、GPS衛星からの時報信号で補正を掛けていない)状態での基地局運用を極力長くとれる。
GPSレシーバー1は、1PPS信号をフレームタイミング制御部3、演算部6およびカウンター2へ分配出力する。また、10MHz のクロックをフレームタイミング制御部3とカウンター2へ分配出力している。更に、時報信号を受信できなくなると、位置情報を演算部6へ出力し、アラーム情報を制御信号としてフレームタイミング制御部3へ出力する。そして、フレームタイミング制御部3から補正情報(補正位相量)を受けると1PPS信号を補正する。
カウンター2は、GPSレシーバー1からの1PPS信号の立上りエッジから10MHz のクロックをカウントし、クロックの数を逐次に演算部6へ出力する。このカウント値は、後述のように演算部6によりクリアされる。カウンター2は、常に正確な10MHz のクロックをカウントするので、カウント結果の精度は0.1usec に保たれる。
一方、無線電波入出力部5は、フレーム生成部4から入力されるフレームを他の基地局に向けてアンテナ9から無線出力し、他の基地局(基地局200とする)から無線出力されアンテナ9で受信されたフレームは、無線電波入出力部5を経由してフレームタイミング検知部7へ送られる。このようにして基地局100と基地局200との間で通信が行なわれる。
フレームタイミング検知部7は、フレームにおいてタイミング情報と位置情報を検知し演算部6へ送る。タイミング情報にはアラームデータが含まれることがある。アラームデータが含まれてない場合は、そのフレームは、GPS衛星が通常通り捕捉できている基地局から受信されたものであると見做すことができる。
演算部6は、正常状態においては、GPSレシーバー1からの1PPS信号および位置情報をフレームタイミング制御部3へ転送している。しかし、アラーム情報を受けたフレームタイミング制御部3からタイマー動作の開始要求を受けると、所定時間内にフレームタイミング検知部7からのタイミング情報と位置情報を待つことにより、ハンドオーバー可能な基地局が存在するかを見極める。その結果、見つからない場合は、その旨をフレームタイミング制御部3へ伝える。
一方、ハンドオーバー可能な基地局200が見つかった場合は、フレームタイミング検知部7から基地局200のタイミング情報と位置情報が入力するので、タイミング情報中のズレ情報による時刻から基地局100と基地局200の間の電波伝搬遅延時間を減算することにより、基地局100のタイミングズレを求める。ズレ情報とは基地局100の1PPS信号と基地局200の1PPS信号の見かけ上の時間差、タイミングズレとはズレ情報に電波伝搬遅延時間を補正した基地局100の1PPS信号と基地局200の1PPS信号の実態的な時間差をいう。
ここで、基地局200からのタイミング情報には当然にアラームデータが含まれていないことに留意されたい。このため、上記タイミング情報は信頼するに足り、求めたタイミングズレによって正確な時刻同期が保証できることになるのである。GPSレシーバー1からの1PPS信号のタイミングと共にメモリ10に一時的に保存される。
演算部6は、タイミングズレを1PPS信号の補正情報としてフレームタイミング制御部3へ送り、フレームタイミング制御部3から補正後の1PPS信号をフレーム生成部4へ出力できた旨の通知を受けると、カウンター2をリセットする。ここまでの演算部6についての機能は基地局100においてのものである。
基地局200における演算部6は、フレームタイミング検知部7からアラームデータを受けると、基地局100と基地局200のズレ情報を取得する。それには、フレームタイミング検知部7から受けたタイミング情報から基地局200における1PPS信号のタイミングを割り出し、このタイミングにおけるカウンター2からのカウント結果をズレ情報とする。
フレームタイミング制御部3は、GPSレシーバー1からの各種ステータス情報やアラーム情報(制御信号)をRS−232C等を経由してシリアル通信により受信する。また、GPSレシーバー1の状態やステータスを変更するために、シリアル通信にて設定等の変更をすることが可能となるように構成されており、正常状態では演算部6からの1PPS信号および位置情報をフレーム生成部4へ出力している。
しかし、GPSレシーバー1からアラーム情報を受けると、演算部6へタイマー動作の開始要求を行なう。そして、演算部6からの補正情報により基地局100内部のタイミングズレが所定の精度以内であるかを判定する。この判定の結果、タイマー動作の開始要求から所定時間内に所定の精度以内の補正情報の入力がない場合には、フレーム生成部4に対して無線出力を停止させる。ハンドオーバー可能な基地局が見つからない旨の通知があった場合も同様である。
基地局100内部のタイミングズレが所定の精度以内である場合には、補正情報(補正位相量)をGPSレシーバー1へ送付する。更に、GPSレシーバー1からの補正後の1PPS信号を受けるとフレーム生成部4へ出力し、その旨を演算部6へ伝える。
フレーム生成部4は、フレームタイミング制御部3からの1PPS信号を基準にフレームを生成する。このとき、1PPS信号のタイミング情報(場合によりアラーム情報を含む)および位置情報をフレームに含ませる。生成されたフレームは無線電波入出力部5へ送る。
無線電波入出力部5は、フレーム生成部4から入力されたフレームを他の基地局に向けてアンテナ9から無線出力する。このフレームによって他の基地局との間で通信が行なわれる。この結果、GPS衛星を捕捉できなくなった基地局100であっても、GPS衛星を捕捉できている基地局200からタイミング情報の供給を受けて、1PPS信号のタイミングを補正することによりUTCからの絶対精度を維持できることとなる。
なお、図1のGPS衛星捕捉用のアンテナ8と無線用のアンテナ9は、当業者にとってよく知られており、また本発明とは直接関係しないので、その詳細な構成は省略する。
次に、本実施例の動作について、図3のタイムチャートと図4,図5のフローチャートを参照しながら説明する。
図3は、基地局間で無線通信されるデータフレームを時系列的に示す。基地局100から送出されるデータフレーム301は、UTCに同期したものであり、UTCという、他の基地局からみても同期させるために有効な共通の時間タイミングを持たせている。他の基地局で受信したデータフレーム302の時間タイミングと、その基地局内部の時間タイミングとの差異をUTCからの時間差異として考えることにより、異なる基地局間での時間タイミングを共通化させることができる。
基地局100から送出されるデータフレーム301は基地局200へと送信される。基地局100と基地局200は物理的に離れているため電波伝搬遅延が発生する。この電波伝搬遅延の時間Ld1経過後に、基地局200へデータフレーム302が到着する。データフレーム302は基地局200内部でデータ処理される。基地局200内部でのデータ処理時間Mdは、装置固有のものであり時間変化は伴わない。この際、データフレーム302は、基地局200の内部タイミングと比較され、基地局100がデータフレーム301を送信したタイミングからどの程度遅延したかを測定し記憶される。
図2に即して言えば、基地局200の演算部6は、GPSレシーバー1からの1PPS信号のタイミングから、データフレーム302に含まれているタイミング情報から割り出した1PPS信号のタイミングまでの間において、カウンター2がカウントした10MHz のクロックの数をズレ情報とする。
基地局100から送出されるデータフレーム301を受信後、基地局200内部において、所定の処置を実施した後、直ぐに基地局100へデータが送信される。直ぐにデータを送り返すのは、その時点での時間タイミングズレを極力直ぐに反映させるためである。
基地局2から送出されるデータフレーム303は、基地局200から規定の時間ごとに送信されるため、多少待ち時間が発生する。このときの待ち時間(=Fadj)は常に変動する可能性がある。基地局200から基地局100への電波伝搬遅延は、空間距離が変化していないためLd2=Ld1となるため、データフレーム303はLd2時間分遅延した後、基地局100へデータフレーム304として到達する。これらにより、基地局100から基地局200へ、基地局200から基地局100へとデータのやりとりを行う上で、時間的に変動要素が含まれるものは待ち時間Fadjとなる。
よって、時間変動要因を排除するために、待ち時間Fadjを含まないように処理することが肝要である。このためには、基地局200内部において、上記のズレ情報を時間差分情報としてデータフレーム303に含ませ基地局100へ送り返す。この結果、基地局100においては、データフレーム304を受信したタイミングではなく、データフレーム304に含まれフレームタイミング検知部7において検出されるタイミング情報中のズレ情報に基づいて、基地局100での時刻同期ズレを判断することになるので、Fadj分を考慮する必要がなくなるのである。
図4は、GPS衛星捕捉不能状態発生時の処理を示す。GPS衛星補足不能状態が基地局100で発生した場合(図4のステップS1)、基地局100から近傍の他基地局である基地局200へアラームデータを送信する(ステップS2)。このとき、基地局200へ送信するデータフレームの中には、1PPS信号のタイミング情報と、場合によりアラーム情報を載せる。同時に、基地局100が送信する当該データフレームが他基地局で共通認識されるデータフレーム番号も載せる。
この共通認識されるデータフレーム番号とは、例えば、GPS−TIMEの開始時間である1980年1月6日からの経過時間等で識別する方法が考えられる。GPS−TIMEとの関連付けを採用することは、他のGPSを利用した時刻同期システムにおいて有益である。それは、当該システムの応用を考えたときに、GPS衛星からの航法メッセージを利用するという共通的な処理のためである。
基地局200にアラームデータが到達すると(ステップS3)、基地局200の演算部6は基地局100との間のズレ情報を取得して(ステップS4)、ズレ情報と基地局200の位置情報を基地局100へ送信する(ステップS5)。基地局100へズレ情報と位置情報のデータが到着すると(ステップS6)、演算部6が基地局200との時間差分を演算する(ステップS7)。
そして、演算部6は、この演算結果が所定の精度以内であるかを判定する(ステップS8)。その結果、所定の精度以内であれば、通常通り継続運用する(ステップS9)。一方、所定精度外であれば、運用を停止し(ステップS10)、同時に、運用停止のアラームを上位ネットワーク等へ通知する(ステップS11)。
図5は、時間差分演算(ステップ4)の詳細を示し、基地局100の内部タイミングが、他のGPS衛星を正常に受信している正常動作の基地局200の内部タイミングとどの程度時間的なタイミングがずれているのかを算出するものである。
基地局200において、先ず、フレームタイミング検知部7からの位置情報により基地局100の位置を確認し(LCT1)、GPSレシーバー1からの位置情報により基地局200の位置(LCT2)を確認(ステップT2)する。次いで、LCT1とLCT2により基地局100と基地局200の間の直線距離D1を算出し(ステップT3)、そして電波伝搬遅延時間を算出する(ステップT4)。
例えば、電波伝搬速度を簡易的に c=30,000km/sec とすると、基地局100と基地局200の空間距離が 2km であった場合、2km÷30,000km/sec≒6.7usecつまり、2kmの距離を電波が伝わるために、約 6.7usec 必要なことが分かる。同様に、各基地局間距離が分かれば、電波伝搬遅延時間を算出することができる。この際、周囲環境(温度、湿度、気圧)等により誤差が生じるが、1usec レベルの判定であれば無視できるレベルのため算出には考慮しない。よって、回路も簡素化できる。また、本周囲環境条件を考慮しないため、回路もシンプルなものとすることができるし、他の時刻同期システムへの応用も簡易となる。
最後に、到着済み(図4のステップS6)のズレ情報から、算出した(ステップT4)電波伝搬遅延時間を減算する(ステップT5)ことにより、基地局100のタイミングズレが判明する(ステップT6)。
以上に説明したように、本実施例によれば、基地局100で何らかの理由によりGPS衛星を捕捉できなくなった場合においても、相互に無線通信が可能な位置関係にある基地局200があれば、基地局100の内部タイミングが所定の精度内であるかどうか判断が可能となる。本判断が可能となることで、GPSレシーバー1に内蔵されている発振器11の実力性能を最大限利用することができる。それにより、安全のためにという理由等で採用される非常に高価な発振器を搭載する必要が無くなり、コストダウンを図ることができる。
同時に、同じ性能の発振器を搭載した基地局であっても、発振器の最悪値を考慮して決定される運用停止までの時間が、実力値ベースで運用を継続できるため、運用停止までの時間を長くとることができる。また、実力値ベースで運用を継続できるため、同じ運用時間程度で良ければより低価格の発振器を搭載することもでき、コストダウンを図ることができる。
また、本実施例によれば、従来の基地局装置の構成をほとんど変更する必要がないため、追加コストも低く抑えることができる。
なお、上記実施例では、基地局100の内部時間タイミングレベルを、UTCに対して1usec レベルとしたが、採用される無線通信方式システムによっては、例えば、10 usec レベルとしても良いし、絶対時刻精度に対するズレにより余裕があるシステムにおいては、10 usecとしても良い。
また、上記実施例では、GPS衛星の捕捉ができている基地局を基地局200の一つだけとしたが複数であっても良い。
また、上記実施例では、GPSレシーバーを使用しているが、GLONASS(Global Navigation Satellite System)、またはGalileo(欧州版衛星測位システム)、またはGPSとGLONASSを併用利用したもの、またはGPSとGalileoを併用利用したもの、またGLONASSとGalileoを併用利用したもの、またはGPSとGLONASSとGalileoを併用利用したものでも良い。
また、上記実施例では、発振器100にダブルオーブン型OCXOを適用しているが、シングルオーブン型オシレータを適用すれば、コストは低下させることができる。但し、システムが許容できるUTCからのズレを超えてしまうまでの時間が短くなる。また、TCXO(Temperature Compensated Crysal Oscillator)等、オーブンなしタイプのオシレータを適用すれば、コストは更に低下させることができる。但し、システムが許容できるUTCからのズレを超えてしまうまでの時間がシングルオーブン型OCXOを適用したものよりも更に時間が短くなる。また、Rb発振器(Rubidium:ルビジウム)やCs発振器(Caesium:セシウム)等Rb発振器やCs発振器、より精度の高い発振器を使用することも可能であり、その場合は、システムが許容できる時間をより長くすることができる。しかし、コストは増加してしまう。
また、上記実施例では、GPSレシーバーとの通信方式をRS−232Cとしているが、RS−422を利用したもの、またはGP−IBを利用したもの、またはIrDAを利用したもの、またはIEEE 1394を利用したもの、またはシリアルATA(Serial AT Attachment)を利用したもの、またはPCI Expressを利用したもの、またはUSB(Universal Serial Byus)を利用したもの、または他のパラレル通信方式を利用したものでも良い。
本発明の実施例2として、その基本的構成は上記の通りであるが、GPSレシーバー1について更に工夫している。その構成を図6に示す。本図において、GPSレシーバー1をメイン動作機とし、GPSレシーバー1−1をサブ動作機とし、GPSレシーバー1と1−1からの1PPS信号および10MHz のクロックをセレクター12で選択出力する構成とする。
本構成により、GPSレシーバー1が何らかの理由で故障した際、他基地局からUTCと同期したタイミング情報を得ることができれば、サブ動作機であるGPSレシーバー1−1がバックアップ動作し、時刻同期装置の長時間運用が可能となる。本構成において、更に故障時等の装置安定性を求める場合は、バックアップ動作するGPSレシーバーを3以上の複数としても良い。
更に、本発明の実施例3として、その基本的構成は上記の通りであるが、GPS衛星補足用のアンテナ8について更に工夫している。その構成を図7に示す。本図において、GPS衛星補足用のアンテナ8とGPS衛星補足用のアンテナ8−1は相互に独立して動作している。
本実施例では、アンテナ8が何らかの理由で故障した際(例えば、誘導雷等で故障)、アンテナ8−1が独立して動作しているため、GPSレシーバー1−1がバックアップ動作し、時刻同期装置の連続運用が可能となる。同様に、GPSレシーバー1が何らかの理由で故障した際、GPSレシーバー1−1が単独でバックアップ動作し、時刻同期装置の連続運用が可能となる。
1 GPSレシーバー
2 カウンター
3 フレームタイミング制御部
4 フレーム生成部
5 無線電波入出力部
6 演算部
7 フレームタイミング検知部
8 アンテナ
9 アンテナ
10 メモリ
11 発振器
12 セレクター
8−1 アンテナ
1−1 GPSレシーバー
11−1 発振器
100 基地局
200 基地局

Claims (10)

  1. GPS衛星から送信される時報信号に基づいて生成される時刻同期信号を使用した基地局の時刻同期装置において、
    前記GPS衛星を捕捉できなくなるとアラーム情報を前記時刻同期信号のタイミング情報と共にフレームに含ませて他基地局へ送信し、前記他基地局では前記タイミング情報により自基地局間の時刻ズレ情報を求めてフレームに含ませて送信し、該フレームを受信した当該基地局ではアラーム情報が含まれていないことを確認して、前記時刻ズレ情報によから求まるタイミングズレに基づき前記時刻同期信号を補正することを特徴とする時刻同期装置。
  2. GPS衛星から送信される時報信号に基づいて生成される時刻同期信号を使用した基地局の時刻同期装置において、
    前記時刻同期信号を高精度クロックと共に出力し、また前記時報信号を受信できなくなるとアラーム情報を出力するGPSレシーバーと、
    前記時刻同期信号の立上りエッジから前記高精度クロックの数を計数して出力しているカウンターと、
    前記時刻同期信号のタイミング情報(場合によりアラーム情報,時刻ズレ情報を含む)を含ませたフレームを生成するフレーム生成部と、
    前記フレームを他基地局との間で送受信する無線電波入出力部と、
    前記アラーム信号があるときは、当該基地局と前記GPS衛星から時報信号を受信している他基地局との間のタイミングズレを算出する演算部と、
    前記アラーム信号がないときは前記時刻同期信号のタイミング情報、前記アラーム信号があるときは前記タイミングズレに基づき前記GPSレシーバーで補正された時刻同期信号のタイミング情報を前記フレーム生成部へ出力するフレームタイミング制御部を有することを特徴とする時刻同期装置。
  3. 前記他基地局の演算部は、受信したフレームに前記アラーム信号を検知すると、当該フレームに含まれている前記タイミング情報により定まる時刻の前記計数の値を前記時刻ズレ情報として取得し、
    前記他基地局のフレームタイミング制御部は、前記時刻ズレ情報を前記フレーム生成部へ出力し、
    当該基地局の演算部は、受信したフレームに前記アラーム信号を検知しないときは、前記時刻ズレ情報によるタイミングから自他基地局間の電波伝搬遅延時間を減算して前記タイミングズレを算出することを特徴とする請求項2に記載の時刻同期装置。
  4. 前記送受信されるフレームには前記GPSレシーバーから出力される基地局の位置情報を含ませて、前記電波伝搬遅延時間の算出のために供されることを特徴とする請求項3に記載の時刻同期装置。
  5. 前記フレームタイミング制御部は、前記GPSレシーバーからアラーム情報を受けると、前記演算部へタイマー動作の開始要求を行ない、演算部からの前記タイミングズレによる補正情報が所定の精度以内であるかを判定し、タイマー動作の開始要求から所定時間内に所定の精度以内の補正情報の入力がない場合には、前記フレーム生成部に対して無線出力を停止させることを特徴とする請求項2〜請求項4に記載の時刻同期装置。
  6. GPS衛星から送信される時報信号に基づいて生成される時刻同期信号を使用した基地局の時刻同期方法において、
    前記GPS衛星を捕捉できなくなると、アラーム情報を前記時刻同期信号のタイミング情報と共にフレームに含ませて他基地局へ送信する手順と、
    前記他基地局では前記タイミング情報により自基地局間の時刻ズレ情報を求めてフレームに含ませて送信する手順と、
    該フレームを受信した当該基地局ではアラーム情報が含まれていないことを確認して、前記時刻ズレ情報から求まるタイミングズレに基づき前記時刻同期信号を補正する手順を有することを特徴とする時刻同期方法。
  7. GPS衛星から送信される時報信号に基づいて生成される時刻同期信号を使用した基地局の時刻同期方法において、
    前記時刻同期信号を高精度クロックと共に出力する手順と、
    前記時報信号を受信できなくなるとアラーム情報を出力する手順と、
    前記時刻同期信号の立上りエッジから前記高精度クロックの数を計数して出力する手順と、
    前記時刻同期信号のタイミング情報(場合によりアラーム情報,時刻ズレ情報を含む)を含ませたフレームを生成する手順と、
    前記フレームを他基地局との間で送受信する手順と、
    前記アラーム信号があるときは、当該基地局と前記GPS衛星から時報信号を受信している他基地局との間のタイミングズレを算出する手順と、
    前記アラーム信号がないときは前記時刻同期信号のタイミング情報、前記アラーム信号があるときは前記タイミングズレに基づき補正された時刻同期信号のタイミング情報を出力する手順を有することを特徴とする時刻同期方法。
  8. 前記他基地局では、受信したフレームに前記アラーム信号を検知すると、当該フレームに含まれている前記タイミング情報により定まる時刻の前記計数の値を前記時刻ズレ情報として取得する手順と、
    前記時刻ズレ情報をフレームに含ませて送信する手順を有し、
    当該基地局では、受信したフレームに前記アラーム信号を検知しないときは、前記時刻ズレ情報によるタイミングから自他基地局間の電波伝搬遅延時間を減算して前記タイミングズレを算出する手順を有することを特徴とする請求項7に記載の時刻同期方法。
  9. 前記送受信されるフレームには当該基地局の位置情報を含ませて、前記電波伝搬遅延時間の算出のために供されることを特徴とする請求項8に記載の時刻同期方法。
  10. 前記アラーム情報を受けるとタイマー動作の開始要求を行なう手順と、
    当該基地局の前記タイミングズレによる補正情報が所定の精度以内であるかを判定する手順と、
    前記タイマー動作の開始要求から所定時間内に所定の精度以内の補正情報の入力がない場合には、無線出力を停止させる手順を有することを特徴とする請求項7〜請求項9に記載の時刻同期装置。
JP2009123663A 2009-05-22 2009-05-22 時刻同期装置および時刻同期方法 Active JP5030001B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009123663A JP5030001B2 (ja) 2009-05-22 2009-05-22 時刻同期装置および時刻同期方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009123663A JP5030001B2 (ja) 2009-05-22 2009-05-22 時刻同期装置および時刻同期方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010273148A true JP2010273148A (ja) 2010-12-02
JP5030001B2 JP5030001B2 (ja) 2012-09-19

Family

ID=43420813

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009123663A Active JP5030001B2 (ja) 2009-05-22 2009-05-22 時刻同期装置および時刻同期方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5030001B2 (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011176594A (ja) * 2010-02-24 2011-09-08 Kyocera Corp 無線基地局、基地局システムおよび無線通信方法
WO2012165115A1 (ja) 2011-05-31 2012-12-06 日本電気株式会社 同期装置及び同期方法
JP2013191908A (ja) * 2012-03-12 2013-09-26 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線通信方法、無線通信システム、及び基地局装置
JP2014014058A (ja) * 2012-06-05 2014-01-23 Kyocera Corp 通信装置、無線通信システム、および通信制御方法
WO2014083725A1 (ja) 2012-11-29 2014-06-05 日本電気株式会社 同期装置、同期システム、無線通信装置及び同期方法
JP2014127993A (ja) * 2012-12-27 2014-07-07 Sumitomo Electric Ind Ltd 通信システム、通信機、コンピュータプログラム、同期処理装置、及び同期方法
CN104570021A (zh) * 2015-01-23 2015-04-29 桂林电子科技大学 一种基于北斗卫星定位和授时的gps模拟方法与系统
WO2015094032A1 (en) * 2013-12-17 2015-06-25 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Provision of stable clock information
JP2016031277A (ja) * 2014-07-29 2016-03-07 セイコーエプソン株式会社 測位装置、タイミング信号生成装置、電子機器および移動体
JP2016178378A (ja) * 2015-03-18 2016-10-06 Kddi株式会社 同期装置、基地局装置、ネットワークノード、及び制御方法
JP2017531955A (ja) * 2014-06-19 2017-10-26 ケネス ハンKenneth Hann タイミング信号発生方法およびデバイス
JP2017204832A (ja) * 2016-05-13 2017-11-16 大井電気株式会社 同期信号生成システム、位相差演算装置、及び同期信号生成装置
CN108255053A (zh) * 2018-03-15 2018-07-06 福建师范大学 一种计算机高精度授时装置
JP2018530291A (ja) * 2015-09-10 2018-10-11 シーピージー テクノロジーズ、 エルエルシーCpg Technologies, Llc 誘導表面波を用いたグローバル時刻同期
CN112600637A (zh) * 2020-12-03 2021-04-02 深圳思凯微电子有限公司 无线广播授时校准方法、设备及计算机可读存储介质
CN114362812A (zh) * 2022-01-18 2022-04-15 四川润泽经伟信息技术有限公司 一种离线帧计划突发同步方法及系统
US11404767B2 (en) 2017-08-30 2022-08-02 Yokowo Co., Ltd. Antenna apparatus

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0746659A (ja) * 1993-08-02 1995-02-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 移動通信の基地局間フレーム同期方法
JP2001069559A (ja) * 1999-07-28 2001-03-16 Lucent Technol Inc 同期方法
JP2003087175A (ja) * 2001-09-10 2003-03-20 Hitachi Kokusai Electric Inc メッシュ型無線局通信システム
JP2005318196A (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Mitsubishi Electric Corp 基地局及び基地局間同期システム及び基地局間同期方法
WO2006001074A1 (ja) * 2004-06-25 2006-01-05 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 基地局間時刻同期方法、タイミングマスタ装置、および基地局
JP2007228327A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Matsushita Electric Works Ltd 同期信号発生装置ならびにそれを用いる無線通信装置および無線通信システム
JP2009049591A (ja) * 2007-08-16 2009-03-05 Mitsubishi Electric Corp 移動体通信システム

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0746659A (ja) * 1993-08-02 1995-02-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 移動通信の基地局間フレーム同期方法
JP2001069559A (ja) * 1999-07-28 2001-03-16 Lucent Technol Inc 同期方法
JP2003087175A (ja) * 2001-09-10 2003-03-20 Hitachi Kokusai Electric Inc メッシュ型無線局通信システム
JP2005318196A (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Mitsubishi Electric Corp 基地局及び基地局間同期システム及び基地局間同期方法
WO2006001074A1 (ja) * 2004-06-25 2006-01-05 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 基地局間時刻同期方法、タイミングマスタ装置、および基地局
JP2007228327A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Matsushita Electric Works Ltd 同期信号発生装置ならびにそれを用いる無線通信装置および無線通信システム
JP2009049591A (ja) * 2007-08-16 2009-03-05 Mitsubishi Electric Corp 移動体通信システム

Cited By (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011176594A (ja) * 2010-02-24 2011-09-08 Kyocera Corp 無線基地局、基地局システムおよび無線通信方法
CN103563287A (zh) * 2011-05-31 2014-02-05 日本电气株式会社 同步设备和同步方法
RU2556082C1 (ru) * 2011-05-31 2015-07-10 Нек Корпорейшн Устройство синхронизации и способ синхронизации
US9763207B2 (en) 2011-05-31 2017-09-12 Nec Corporation Timing synchronization device and timing synchronization control method
WO2012165115A1 (ja) 2011-05-31 2012-12-06 日本電気株式会社 同期装置及び同期方法
EP2991261A1 (en) 2011-05-31 2016-03-02 NEC Corporation Synchronization device and synchronization method
JP2013191908A (ja) * 2012-03-12 2013-09-26 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線通信方法、無線通信システム、及び基地局装置
JP2014014058A (ja) * 2012-06-05 2014-01-23 Kyocera Corp 通信装置、無線通信システム、および通信制御方法
WO2014083725A1 (ja) 2012-11-29 2014-06-05 日本電気株式会社 同期装置、同期システム、無線通信装置及び同期方法
US9838196B2 (en) 2012-11-29 2017-12-05 Nec Coporation Synchronization apparatus, synchronization system, radio communication apparatus and synchronization method
EP3242423A1 (en) 2012-11-29 2017-11-08 Nec Corporation Synchronization apparatus and synchronization method
JP2014127993A (ja) * 2012-12-27 2014-07-07 Sumitomo Electric Ind Ltd 通信システム、通信機、コンピュータプログラム、同期処理装置、及び同期方法
WO2015094032A1 (en) * 2013-12-17 2015-06-25 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Provision of stable clock information
JP2017531955A (ja) * 2014-06-19 2017-10-26 ケネス ハンKenneth Hann タイミング信号発生方法およびデバイス
JP2016031277A (ja) * 2014-07-29 2016-03-07 セイコーエプソン株式会社 測位装置、タイミング信号生成装置、電子機器および移動体
CN104570021A (zh) * 2015-01-23 2015-04-29 桂林电子科技大学 一种基于北斗卫星定位和授时的gps模拟方法与系统
JP2016178378A (ja) * 2015-03-18 2016-10-06 Kddi株式会社 同期装置、基地局装置、ネットワークノード、及び制御方法
JP2018530291A (ja) * 2015-09-10 2018-10-11 シーピージー テクノロジーズ、 エルエルシーCpg Technologies, Llc 誘導表面波を用いたグローバル時刻同期
JP2017204832A (ja) * 2016-05-13 2017-11-16 大井電気株式会社 同期信号生成システム、位相差演算装置、及び同期信号生成装置
US11404767B2 (en) 2017-08-30 2022-08-02 Yokowo Co., Ltd. Antenna apparatus
CN108255053A (zh) * 2018-03-15 2018-07-06 福建师范大学 一种计算机高精度授时装置
CN108255053B (zh) * 2018-03-15 2023-04-18 福建师范大学 一种计算机高精度授时装置
CN112600637A (zh) * 2020-12-03 2021-04-02 深圳思凯微电子有限公司 无线广播授时校准方法、设备及计算机可读存储介质
CN112600637B (zh) * 2020-12-03 2023-12-05 深圳思凯微电子有限公司 无线广播授时校准方法、设备及计算机可读存储介质
CN114362812A (zh) * 2022-01-18 2022-04-15 四川润泽经伟信息技术有限公司 一种离线帧计划突发同步方法及系统
CN114362812B (zh) * 2022-01-18 2024-03-19 四川润泽经伟信息技术有限公司 一种离线帧计划突发同步方法及系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP5030001B2 (ja) 2012-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5030001B2 (ja) 時刻同期装置および時刻同期方法
US8705509B2 (en) Time synchronizer
US9952562B2 (en) Timing signal generating device, electronic apparatus, moving object, method of generating timing signals, and method of controlling satellite signal receiver
US11115941B2 (en) Wireless communication system, wireless terminal, and time synchronization method
US10782415B2 (en) Timing signal generation device and electronic apparatus
US10187074B2 (en) Timing signal generation device, electronic device, and moving object
US9979409B2 (en) Timing signal generation device, electronic device, and moving object
US10168434B2 (en) Reference signal generation device, electronic device, moving object, data communication device, and terrestrial digital communication network
JP6379549B2 (ja) タイミング信号生成装置および電子機器
JP6201585B2 (ja) タイミング信号生成装置、電子機器および移動体
JPWO2016194518A1 (ja) 同期信号変換装置
US10222482B2 (en) Position information generation device, timing signal generation device, electronic apparatus, and moving object
US9762341B2 (en) Time synchronization system
JP6264973B2 (ja) タイミング信号生成装置、電子機器および移動体
JP5407568B2 (ja) 同期信号生成装置及び同期信号生成方法
US10383078B2 (en) Timing signal output device and electronic device
JP2007114120A (ja) 同期信号発生装置及び同期信号発生方法
KR101037665B1 (ko) Gps 시간 동기화 시스템 및 이를 이용한 시간 동기화 방법
KR101415067B1 (ko) 이격 운용 시스템의 듀얼모드 시간 동기장치
JP2020047971A (ja) 同期信号変換装置
JP2017203779A (ja) 信号生成方法
KR20040048445A (ko) 시간 정보 제공 장치 및 시간 정보 제공 방법
JP2017059971A (ja) タイミング信号発生装置、電子機器および移動体

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120409

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120601

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120615

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5030001

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150706

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350