JP2010272886A - 照明用の有機発光デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】有機発光デバイスを提供する。
【解決手段】当該デバイスは複数の領域を有し、各領域は異なるスペクトルの光を発するようにした有機発光層を持つ。当該領域は組合せで照明の目的に適した光を発する。各領域の面積は、他の点では同等で同じサイズである領域より効率がよくなるように選択できる。当該領域は少なくとも4の縦横比(アスペクト比)を有することができる。いずれの所定の領域における全ての部分は同じ電流で駆動できる。
【選択図】図1

Description

本発明の分野
本発明は有機発光デバイスの分野、より詳しくは有機発光デバイスを組み込んだ照明源に関する。
本発明の背景
全米国の電気エネルギー生産の20%より多くが照明の用途で消費されているとすると、新規でより高性能の照明源を導入すると顕著な節減ができる。広く使用されているが非常に悪いエネルギー効率の白熱光源と比べて改善されたエネルギー効率を備えた代替光源であれば如何なるものでも当該節減の実現ができるであろう。例えば、住宅、商業および工業部門における照明用に使用するエネルギーが米国で少なくとも5%減少できれば、1年で10億ドル以上が節約できるであろう。
照明の1つの代替源はOverview of High Brightness LEDsおよびthe Progress Towards High Power LED Illumination,Intertech conference,October 2001に記載されているような無機発光ダイオード(LED)である。
無機発光デバイスによる白色光を得る努力は、Doughty等の米国特許第5,851,063号で公開しているようになされてきた。
有機発光デバイス(OLED)は多くの理由でますます望まれるようになっている。そのようなデバイスに使われている多くの材料は比較的安価なので、有機発光デバイスは無機LEDsより価格的に有利になる可能性がある。加えて、有機材料の固有特性、その柔軟性などは柔らかな基材上での製作のような特殊な応用によく適合させうる。加えて、有機発光層が発する光の波長は一般的に適切なドーパントで容易に調節できる一方、LEDsで使用される無機発光材料を調節するのはより困難である。
OLEDはデバイス全体に電圧を加えると発光する薄い有機膜を利用している。OLEDはフラットパネルディスプレイ、照明および背面照明などの応用において段々と一般的な技術になってきている。OLED形態には二重ヘテロ構造、単一ヘテロ構造および単層が含まれ、広い種類の有機材料がOLEDsを製造するのに用いられる。代表的なOLED材料および形態は、それらの全体につき参照により本明細書中に援用されている米国特許第5,707,745号、第5,703,436号、第5,834,893号、第5,844,363号、第6,097,147号および第6,303,238号に記載されている。
1種類以上の透明電極が有機オプトエレクトロニクスデバイスには有効でありうる。例えば、OLEDデバイスは一般的には少なくとも電極の1つを通して光を発することを目的とする。発光はデバイスの下部からのみである、即ち当該デバイスの基板側を通してのみのOLEDについては、インジウムスズ酸化物(ITO)のような透明アノード材料が下部電極として使用できる。そのようなデバイスの上部電極は透明である必要がないので、典型的にはカソードであるそのような上部電極は高導電性を有する厚い反射型金属層から構成することができる。対照的に透明または上部発光型OLEDについては、米国特許第5,703,436号および第5,707,745号で開示されている透明カソードが使用できる。下部発光OLEDを除外して、上部発光OLEDは不透明および/または反射性基板を有することができるもので、それにより光は当該デバイスの上部からのみ生じて基板を通してではない。その他に、完全透明OLEDは上部および下部の両方から発光することができる。
米国特許第5,707,745号 米国特許第5,703,436号 米国特許第5,834,893号 米国特許第5,844,363号 米国特許第6,097,147号 米国特許第6,303,238号
Adachiら、J.App.phys.vol.90 no.10,5048−51,November 2001
本明細書で使う用語“有機材料”には、有機オプトエレクトロニックデバイスを製造するのに使用できる低分子有機材料と共に重合体が含まれる。重合体は有機材料で、それには反復構造単位の鎖が含まれる。低分子有機材料には全ての有機材料が含むことができる。
本発明の概要
有機発光デバイスを提供する。当該デバイスは複数の領域を持ち、各領域は異なるスペクトルを発するようにした有機発光層を有している。当該領域は組み合わせて照明目的に適した光を発する。各領域の面積については、同じサイズの領域を有し他の点では同等なデバイスより当該デバイスが効率的になるように選択することができる。当該領域は少なくとも約4の縦横比(アスペクト比)を有するのがよい。いずれの与えられた領域の全ての部分は同一の電流で駆動されるのがよい。
図1は縞模様(ストライプ形状, striped configuration)の形態を有するデバイスを示す。 図2は拡散体を伴った図1のデバイスの横断面を示す。 図3は蛍光の青色スペクトル、蛍光の緑色スペクトルおよびりん光の赤色スペクトルの組合せに基づいて計算した複合スペクトルを示す。 図4はりん光の青色スペクトル、りん光の緑色スペクトルおよびりん光の赤色スペクトルの組合せに基づいて計算した複合スペクトルを示す。 図5は蛍光の青色スペクトル、りん光の緑色スペクトルおよびりん光の赤色スペクトルの組合せに基づいて計算した複合スペクトルを示す。 図6はりん光の青色および蛍光の赤色の組合せに基づいて計算した複合スペクトルを示す。
詳細な説明
有機発光デバイス(OLED)の幾つかの特徴がOLEDを従来の白熱、蛍光および他の光源に取って代わるものとして、照明での使用で特に適したものにできる。幾つかの具体的な応用には背面照明、室内標識、内部照明および外部照明が含まれる。加えて、OLEDはそのような応用面においては他の新たなる技術、無機LEDに勝るであろうと信じられている。
りん光OLEDは高い内部量子効率および外部量子効率を有している。適切に使用すれば、この効率は従来の白熱灯より高く、多分従来の蛍光灯にも最終的には匹敵する高いウォールプラグ効率となる。広い範囲の強度、10から10,000cd/mより大の範囲がOLEDでは利用可能なので、照明の広いダイナミックレンジがちらつき無しで可能であろう。しかもOLEDは数ボルト程度の電圧で駆動でき、それは簡単で効率的な励振器がOLEDデバイスを動かすのに使用できることを意味する。
OLEDは白熱および蛍光灯のような従来の光源より優れた形状因子および色彩的理由を有している。OLEDは非常に薄く、軽量で、柔軟性あるシートとして製造できるので、新たなやり方および場所に据付でき、より容易に運搬も保存もされる。OLEDは大きな範囲に均等にできる拡散、ランバートモデル発光を供し、どぎつい蛍光灯より心地よい照明を提供する。点源である無機LEDとは違ってOLEDは広い面積の発光を提供できる。広い面積に光を供するので、OLEDは従来の灯と比較して影を少なくすることができる。例えば、壁全体または天井全体が光を発することができるであろう。例えば、透明OLEDは光を発することができるウインドウも作り出せる。そのようなウインドウは、例えば日中は実際の窓(ウインドウ)として使用でき、暗くなれば光源として使用できる。OLEDは一般的に広い発光スペクトルを有し、それは白色光を作ろうとするときに好都合である。OLEDを用いた光源は個々に調節できる色成分を持つことができるので、優れたCIEおよびCRIの白色を得ることができる。加えて、OLED発光スペクトルの組合せで構成された光源は使用者が調節可能で特注のムード照明を作り出すことができる。例えば、ダイアルのような調節器が備えてあるので、使用者は光中の各成分の量を増やしたり減らしたりして、例えば青色調または赤色調を有する光を作ることが可能である。調節器も備えられるので、使用者は光の強度を調節できる。オンオフ、色調調節および/または強度設定は音声制御でもできる。
OLEDは高価ではない材料で作られているので、従来の白熱および蛍光灯に似通った製造価格となる可能性がある。OLEDは薄層固体状構造を有しているので、従来の灯より頑丈で、耐振動性であり安全性を高くできる。
照明技術を評価する際の一般的因子には、製造しやすさ、実用的寿命、電力効率および光源の品質が含まれる。これらの因子の多くが価格との重要な関わり合いを有する。製造しやすさおよび実用的寿命は光源の購入および交換または維持の値段に影響する。電力効率は光源稼動の費用に影響する。当該電源の品質は特定の応用に使用する際の適切さに影響する。品質における幾つもの性状は当技術分野でよく知られている方法で定量化できる。例えば、CIE(“国際照明委員会”)は認められている光の色の二次元指標である。理想的白色はCIEで(0.33、0.33)を有する。白色光源に関して、CRI(“演色評価数”)は、昼光に相当する標準光源で照明された同じ物体の色と比較したとき、当該光源で照明した物体で起こる色の変化に関する認められている指標である。CRI値は0から100の範囲で、100では色の変化がない。明るい日光はCRIで100を有するであろう。蛍光灯はCRIで60から99、水銀灯は約50および高圧ナトリウム灯はCRIで約20を有することができる。家庭またはオフィス照明用の灯は、例えば一般的にCIEおよびCRIの必要条件を厳密に満足させねばならないが、街灯照明用の灯は例えば緩やかなCIEおよびCRIの必要条件に従えばよい。
従来光源により定められた標準に基づき、従来の照明に用いるOLEDの最終目的には、CIEは好ましくは約(0.33、0.33)、CRIは好ましくは75より大、より好ましくは約80より大、より好ましくは約85より大、最も好ましくは約90より大、発光効率は好ましくは約50 lm/Wより大、約800cd/mの輝度および/または20,000時間の使用寿命であることが含まれる。
参照により本明細書にその全容を援用しているThomsonらの米国特許第6,303,238号で開示されているようなりん光OLED技術は高効率OLEDの製造を可能とする。りん光OLEDでは、励起子のほぼ100%が光に転換できるが、蛍光OLEDでは励起子の約25%だけが光に転換できるだけである。100%に近づく内部量子効率は当該技術にて可能で、参照により本明細書にその全容を援用しているAdachiらの“High Efficiency Organic Electrophosphorescent Device with tris[2−phenylpyridine]Ir Doped Into Electron Transportating Materials”J.App.phys.vol.90 no.10,5048−51,November 2001(“Adachi”)に報告されているように緑色OLEDsに関して示された。この高内部量子効率により、りん光OLEDは、電力効率が重要な要素となる照明での応用で使用が適するであろう。蛍光OLEDが達しうる効率は一般的に従来の照明技術の効率とは競争にならず、多くの応用面で適していない。しかし、蛍光OLEDが照明に使用できる場合がありうる。
少なくとも3つの因子がOLEDの効率を決定する;内部量子効率、外部量子効率および駆動電圧である。内部量子効率は、発光しない機構により減衰するのに対し、結合して励起子を形成した後に発光するOLEDの発光層における電荷キャリアの割合の程度である。りん光材料を用いると内部量子効率が100%に近づく。外部量子効率は発光層が発する光の中で、見る人に対しデバイスから発せられる光りの割合の程度である。外部量子効率は、光子が導波路、光吸収および他の因子で失われるので減少するであろう。取り出しの改良が外部量子効率を改善するのに利用される。外部量子効率に関する1つの到達点は、2つの因子の1つにつきAdachiが示した外部量子効率ほぼ18%を約40%にすることである。加工した界面と表面、回折光学素子、波型または起伏のある界面/表面、成型したデバイスおよびレンズを含む簡単な光学素子、レンズと組み合わせた低屈折率基板および高屈折率基板などの種々な手法が外部量子効率の改善を達成するのに用いることができる。これらの手法を用いると、ディスプレイで使用されるデバイスより照明で使用されるデバイスにて大きな利点がありうる。例えば、レンズはディスプレイで使用すると像をゆがめるが、照明での応用は像のゆがみは問題ではない。駆動電圧は重要で、発光光子のエネルギーより大きなOLEDにおける電圧低下は全て電力の浪費を表す。駆動電圧は、ドーピング輸送層および電荷キャリアの注入を強める層のようなある種の手法を使うと低下させることができる。
本発明の1つの実施形態では、得られた光源のCRIおよびCIEは測定されるので、優れた品質を達成するのに縞模様の形態(ストライプ形状, striped configuration)が使用される。当該縞模様の形態(ストライプ形状)が、照明での応用において使用するのに適した白色光のような望ましいCRIおよびCIE結果を作り出すのに用いる各色成分の最適化を可能とする。例えば、内部量子効率、外部量子効率および各色の駆動電圧をそれぞれ最適化するのに異なる手法が使用できる。
図1は縞模様形態(ストライプ形状)を有するデバイス100で、白色光を発するように適合させた高効率光源を作り出すために使用できる。基板110の上に作成した、一番目の領域120には光の第一スペクトルを発するようにした発光層を有するOLEDが含まれる。一番目の領域120のLEDは当分野で知られているいずれの適したOLEDでもよく、当分野で知られているいずれの手法でも用いて作成する。例えば、単層、単ヘテロ構造および二重ヘテロ構造OLEDを使用してもよい。阻止層および電荷キャリアの注入を増加する層のような機能が使用できる。りん光OLEDを使用するのは効率が重要な要素である応用では好まれる。参照により全容を本明細書中に援用されている米国特許第6,337,102号で開示されたような有機気相蒸着(OVPD)は、その予想される低価格によりOLEDの領域120を作るための1つの方法である。二番目の領域130および三番目の領域140はそれぞれ光の二番目および三番目のスペクトルを発するように適合させたもので、一番目の領域120と同じ特徴を有しているのがよい。領域120、130および140(幅125,135および145に垂直な寸法)の長さは長くてよく、製造技術およびデバイス100の望ましいサイズのみで制限される。例えば、デバイスが6インチの基板を加工するように設計された装置を用いれば最大6インチの長さが使用できる。適した装置を用い2フィートの天井パネルについては最大2フィートの長さが使用できる。より長いものも同様に使用できる。
一番目の領域120の幅125、二番目の領域130の幅135および三番目の領域140の幅145は多くの検討材料に基づき選択する。1つの検討材料は価格である。一般的に、より広い領域は製造するのにより容易でありより安価である。約0.5mmより長い幅については比較的低価格のシャドウマスク手法が複雑な配置なしで、デバイス作成用として使用できる。幅広い縞模様(幅広いストライプ, wide stripe)も、参照によりその全容が本明細書中に援用されている米国特許出願番号第6,294,398号で開示されているような捺印法、または参照によりその全容が本明細書中に援用されている2001年9月4日に申請した米国特許出願番号60/317,215で開示されているような模様化ノズルを通す有機気相ジェット蒸着法(OVJD)などのような他の手法も使用ができる。領域120、130および140を互いに隔てている距離は、使用する模様化手法の制限および経費を考慮し、価格と高フィルファクター達成の間の妥協点があることを認識しながらも、できるだけ狭いのが好ましい。1つの実施形態では、各領域は異なる材料または異なるドーパントを有する有機発光層を除いては同じ材料、同じプロセスを使って作成される。
幅はピッチに関係し、縞模様(ストライプ)のような形の中心−中心の間隔である。ピッチは光が見る人に如何に見えるかを決定する因子である。見る人がどの程度の距離か、および拡散器使用の有無などの他因子との組合せで、ピッチは見る人への光の見え方を決定する。異なる領域が異なる色を発光する場合、各領域について眼に対する角度が各々の色成分を見分けられるかどうかに影響する因子である。壁に配置するように設計するインテリア照明のような幾つかの応用において、見る人がそれぞれの色成分を分離できないことが望ましいので狭いピッチを必要とする。均一に見えるための光源につき必要であるピッチは応用面により変動する。例えば、非常に広いピッチはスタジアム照明に用いることができ、その一方狭いピッチはインテリア照明に必要とされる。他の応用では、光源を見ている人に光源が見える状況は重要なことではないであろう。例えば、産業での配置では光が照明を受ける目的物に達するまでに充分に拡散している限り、光源を見ている人が個々の色成分を見分けられるかどうかは重要ではない。そのような状況で、製造価格を抑えるにはより広い幅およびピッチを使用するのが望ましいであろう。照明目的に適した光は利用状況に依存するが、一般的に異なるスペクトルを発している異なる領域から由来する光は、照明を受けている目的物または区域を見ている人にははっきりとしないことを意味する。幾つかの応用では光源それ自体を見ている人が個々の色成分を見分けることができないようにという厳しい要求がありうる。
縞模様の形状を使用してもしなくても、本発明の実施形態は大きな縦横比、例えば4対1またはそれ以上で作成される。当該縦横比は当該デバイスの面における単一光発光領域の最も小さな長さに対する最も大きな長さの比である。例えば幅より4倍長い縞の縦横比は4:1を持つということである。正方形は縦横比1対1を有する。大きな縦横比を用いるのは幾つかの理由で好ましく、大きな縦横比の領域を有するデバイスは相互接続が少なくでき、製造者にとってディスプレイのようなより小さな縦横比のデバイスより安価であるということが含まれる。長方形および正方形以外の形状が使用できる。大きな縦横比は同様にOVJDによる長い縞模様の堆積のような、特定の製作手法も使用可能とし、当該縞模様(ストライプ)は基板に対してノズルが有機材料を吐出するジェットノズルを動かして当該基板上に効果的に“塗布”される。ディスプレイは一般的に白黒ディスプレイでは約1:1の縦横比、フルカラーディスプレイでは約3:1で、そこでは各3色のピクセルは約1:1の縦横比を持てるが、各々縦横比が約3:1を有する3種の分離したデバイスを含むことができる。大きな縦横比は一方方向でディスプレイ解像度を妨害するので、3:1より大きな縦横比は一般的にディスプレイには適していない。
大きなピッチであっても拡散器を使用すれば見る人に均一な色に見える光が達成できる。図2では、領域120、130および140の上に配置した拡散器210を備え、見る人に届く前に光が当該拡散器を通過するようにしてある図1の線分2’で横切ったデバイス100の断面図を示す。拡散器210を通過した光は拡散されるので、領域120、130および140で発した光の各スペクトルは混合され、見る人には識別できなくなる。図2で具体的に図で示したもの以外でも拡散器を使用した実施形態は使用できる。例えば、拡散器210は領域120、130および140と接触することができる。光は基板110を通って発光し,その後に基板110の下に配置した拡散器を通過して見る人に達する。基板110それ自身が拡散器であってもよい。
拡散器を使用すると、一般的に外部量子効率の減少、特別な経費が生じ、当該拡散器を一体化すると特別な製造工程がかかりうる。拡散器の利点はより大きなピッチにつき光が均一にみえることが達成されることである。光が均一に見えるかどうかはある種の応用に関して当該ピッチおよび目に対する角度を含んだ数多くの因子に依存する。より大きなピッチは低製造経費および高収率のような利点を有することができる。
幅125,135および145は必ずしも同じである必要はない。領域120,130および140はそれぞれ異なるスペクトルの光を発するようにしてあり、異なる材料で作られているので、それぞれの領域は異なる強度で光を発する各領域を有するか異なる駆動電流を用いるのが望ましい。例えば、1つの領域は、特定の低い駆動電流(および相当する低い強度)を用いなければ短い稼動寿命を有するような材料を用いても良い。または特定の色からは強い強度を得るのが難しいかもしれないが、他の色からは強い強度を得るのは比較的簡単かもしれない。しかし望ましい全スペクトルを得るためには特定の光束(ある領域で発する光の全量)が各領域から必要かもしれない。各領域の光束は、駆動電流または光の強度(単位面積あたりの光量)を変化させることなく当該領域の幅を選択することにより調整できるかもしれない。一般的に当該領域の幅を選択し、一番広い幅を強度または寿命に関して“最も弱い”色に相当するようにして比較的弱い強度を補償するのが望ましい。1つの領域の駆動電流を低下させるために、他の領域と比較して比較的高い効率増加もありえる。そこで、当該デバイスの効率および/または寿命は全体として異なる幅の領域を使うことで向上できる。
領域120、130および140のOLEDを駆動する好ましい方法には定常電流源からのDCモード、およびACモードが含まれる。これらの駆動法は寿命および効率を増加させることができる。
本発明の実施形態は照明用に使用されるので、与えられた領域の全ての部分は同一の電流密度で駆動される。ディスプレイスクリーンとは異なり、画像を形成する必要がないので例えば赤のような1色を他と対照してデバイスの1つの部分をより強く発光する必要はない。その結果、アドレス指定を必要としない簡単な制御回路が使える。
有機光源の効率は時間と共に低下するかもしれなし、異なる色は異なる速度で劣化するかもしれない。そのような劣化はOLEDで発生した別々の色成分を有する白色光の色では時間が経つと変化する(“色経時差”)ことがある。各領域は劣化について光検出器で別々に観測でき、各領域の駆動電流は劣化を補正するように調節できる。光検出器は、その全容は参照で援用されている2002年8月16日申請の係属中の出願特許代理人事件番号10020/23101で開示されているように種々な領域中に組み込むことができる。各色成分の強度を観測するには、デバイス100の領域の近くまたは上に、市販で入手できる外部光検出器、“外部”とは当該領域の組立部分として製造されていないという意味の外部検出器を配置するような他の方法も使用できる。こうして望ましい色が長期に亘り維持される。複数の縞(ストライプ)が同じ色を発光していても、この観測はデバイス100の各色につき1回行ってもよいし、デバイス100中の各個々の縞(ストライプ)について行ってもよい。当該観測は顕著に改善された寿命を持つデバイス100を生じるようになる。
デバイス100は領域120、130および140、それらは赤、緑および青をそれぞれ発するようになっているものを使用して白色光を発するようにしている。領域が赤、黄色および青をそれぞれ発するようになっている領域のような他の組合せも可能である。加えて、3種より多いまたは少ない異なる領域でもよい。例えば、白色光を発するデバイス100は、それぞれ青および黄を発する2種のみの異なる領域を用いても達せられる。本明細書で使用する用語“赤”、“黄”、“青”および他の色は広い意味で使用しており、厳格に制限されてはいない波長の広い範囲を述べている。例えば、“赤”および“黄”は重なり合っているだろうし、両者ともに種々な色調の橙を含んでいてもよい。
幅125,135および145並びに各色の駆動電流も望ましい光の色を達成するために選択できる。照明用の1つの好ましい実施形態はCIEが約(0.33、0.33)でありCRIは好ましくは約75より大、より好ましくは約80より大、より好ましくは約85より大、そして最も好ましくは90より大を有するが、微かな色合いを持ったムード照明または装飾用照明のような他の実施形態が可能である。デバイス100の異なる領域120、130および140を別々にアドレス指定すれば、これらの領域で発せられた色を混合することで得られるフルカラーが得られる。
図1で図示するように、領域120、130および140はデバイス100について望ましい幅が達成されるまで多数繰り返されるであろう。
無機発光ダイオード(LED)は照明目的に適しているだろうことが示唆された。Doughtyの米国特許第5,851,063号を参照されたい。OLEDは多くの点で無機LEDより優れていて、異なるタイプのデバイスを使用する際には異なる配慮を払わねばならない。無機LEDは一般的に個々に配線しなければならない別個のデバイスで、個々のデバイスの大きさにより成し遂げられるフィルファクターにかなりの制限がある。これらの制限が異なる色を発する小さくて密集した領域を実現するのが困難にするので、オーバーヘッド照明のようなある種の応用に関し、無機LED技術では拡散器の使用を避けがたくなるか、または不可能になりうる。LEDは配線で接続されているのでマトリックスアドレス指定のようなある種の好ましいアドレス指定を利用することが難しいかもしれない。無機LEDも点光源であり、多くの照明での応用で一般的に好まれる均等拡散発光(ランバート発光)を達成するには拡散器、角度調整および/または他の追加的手段が必要かもしれない。
それに反してOLEDは、特に柔軟な基板または金属薄片上に作ると優れた形状因子を備えた薄膜デバイスになる。OLEDは低電圧にて高電力効率を有していて輝く色彩豊富な均等拡散発光体である。OLEDは低価格でLEDより良い分解能およびより高いフィルファクターを生じる種々の方法でパターン化できる。例えば、OLEDは非常に密集した間隔が可能で、好ましくは50%、より好ましくは70%を超えたフィルファクターが達成できる。これらのフィルファクターは実効発光の面積のパーセントを表し、見る人に照らしたとき見える表面積のパーセントを増やすためのレンズのような光学的要素の使用が回避できる。これらのフィルファクターは下部発光デバイスにて達成できる。水平および垂直の両方向でのピクセル間の接続および空間の必要性から、下部発光ディスプレイデバイスについて50%フィルファクターは実用的ではなく下部発光ディスプレイデバイスについて70%フィルファクターは達成できないであろう。しかしながら、応用面によってはより低いフィルファクターを照明目的に使用することができる。異なる色を発するOLEDは高フィルファクター(および低ピッチ)で極めて近接して配置しやすいので、白色光は拡散器を使用しないで達成できる。OLEDは、全容が参照として援用されている米国特許第6,407,408号で開示されているように集積したバスラインを通して制御され、それは個々の配線の無機LEDに対し多くの点で優れている。無機LEDの点発光とは対照的にOLEDは広い面積から光を発するので、OLEDでは必要ない光学的素子を無機LEDが発する光を分散するのに一般的には用いる。加えて、OLEDは一般的に無機LEDより広い発光スペクトルを有すると考えられているので、OLEDではより高いCRI値を可能とする。例えば、本発明の図3と関連して3領域有機デバイスでは約98のCRIが算出されるのに対して、全容が参照として援用されているDoughty等の米国特許第5,851,063号で開示されている例では3種の無機LEDデバイスについてはCRI86.3および4種の無機LEDデバイスでは約96.0であることが開示されている。
簡単なデバイス構造(上記したように)と柔軟性のあるOLEDおよびOVPD技術と組み合わせると、顕著に高い処理能力であるロールツーロール(R/R)処理ではOLEDが照明への応用における製造の展望から費用効率も高くなりうることを意味する。
白色光を発することができるOLED構造は文献中で開示されていた。しかしながら、これらの構造は一般的に本発明の実施形態で達成できる最適化形式を可能としない。結局、以前に開示されたOLED構造は効率的ではなく、および/または本発明の実施形態では達することができる優れたCIEおよびCRI値を有することができない。
実験の部
図1の縞模様の形態(ストライプ形状)をシミュレートするために白色照明にパターン化フィルターを被せた。当該フィルターは当該光を交互に赤色、緑色および青色の縞(ストライプ)に分割する。0.5mm幅の縞(ストライプ)を有するフィルターは均一な灰色に見える光を生じ、個々の色成分は同じ部屋にいて見る人には識別できなかった。5mm幅の縞(ストライプ)を有するフィルターでは同じ部屋にいて見る人は容易に個々の赤色、緑色および青色の縞(ストライプ)を見分けることができた。拡散器を5mm幅の縞(ストライプ)を有するフィルター上に置くと、光は再び均一な灰色に見えた。
種々なOLEDにつき既知のスペクトルが得られた。特に、以下のOLED発光材料に関してスペクトルを得た。
NPD 蛍光青色 4,4'−ビス[N−(1−ナフチル)−N−フェニル−アミノ]ビフェニル
BAlq 蛍光青色 アルミニウム(III)ビス(2−メチル−8−キノリナト)4−フェニルフェノラート
ppy7 りん光青色 ビス{2[2,4−ジフルオル−5−トリフルオロメチルフェニル]−ピリジナト}Ir(III)アセチルアセトナート
Alq 蛍光緑色 トリス−(8−ヒドロキシキノリン)アルミニウム
BOIr りん光緑色 ビス(2−フェニルベンゾキサゾール)イリジウムアセチルアセトナート
PQ14 りん光赤色 ビス[(フェニル)−3メチルキノリナト](アセトアセタト)イリジウム(III)
PQ5 りん光赤色 ビス[2−(m−メトキシフェニル)キノラト](アセチルアセトナト)イリジウム(III)
図3は、蛍光青色(NPD)スペクトル320、蛍光緑色(Alq)スペクトル330およびりん光赤色(PQ14)スペクトル340の組合せに基づいて計算した複合スペクトル310を示す。当該青色、緑色および赤色は複合スペクトル310の31%、45%および24%にそれぞれ関与する。プロット350は、人の眼で検出できる光の波長の基準である明領域を示す。複合スペクトル310はCRIが98でCIEは(0.345、0.349)である。
図4は、蛍光青色(NPD)スペクトル420、りん光緑色(BOIr)スペクトル420およびりん光赤色(PQ14)スペクトル440の組合せに基づいて計算した複合スペクトル410を示す。当該青色、緑色および赤色は複合スペクトル410の36%、31%および33%にそれぞれ関与する。プロット450は、人の眼で検出できる光の波長の基準である明領域を示す。複合スペクトル410がCRIは94でCIEは(0.343、0.330)である。
図5は、りん光青色(ppy7)スペクトル520、りん光緑色(BOIr)スペクトル530およびりん光赤色(PQ5)スペクトル540の組合せに基づいて計算した複合スペクトル510を示す。当該青色、緑色および赤色は複合スペクトル510の35%、22%および43%にそれぞれ関与する。プロット550は、人の眼で検出できる光の波長の基準である明領域を示す。複合スペクトル510のCRIは85でCIEは(0.313、0.386)である。
図6は、蛍光青色スペクトル620およびりん光赤色スペクトル640の組合せに基づいて計算した複合スペクトル610を示す。当該青色および赤色は複合スペクトル610の56%および44%にそれぞれ関与する。プロット650は、人の眼で検出できる光の波長の基準である明領域を示す。複合スペクトル610はCRIが80でCIEは(0.371、0.392)である。
図3から図6の例は、現在使用できる有機発光材料を用いた種々なOLEDデバイスからの発光スペクトルを組み合わせることで白色光につき注目すべきCIEおよびCRIの値が得られることを示す。新規有機発光材料、特にりん光材料の意義ある開発が現在進行している。新規材料が利用できるようになるに従って、よりよいCRIおよびCIE値を得ることができると期待される。いずれにしても、現在利用できる材料に基づいた計算から得られるCIEおよびCRI値は、全てのりん光デバイスに関してCRIが85およびCIEが(0.313、0.386)のように注目に値する。計算ではCRIが98でCIEが(0.33±0.02、0.33±0.02)を有する白色光を得るのに3種の異なるOLEDsからのスペクトルを組み合わせてできることを示す。勿論より低いCRI値、好ましくはCRIが85、より好ましくは90およびより好ましくは95より大きなものは容易に達成できる。より高いCRIは概してより好ましいが、85以上のCRIは一般的にいって照明用には優れているので、より効率的、製造経費の削減または発光材料の幅広い選択などの他の利点を得るためには上で示した極度に高い98より低いCRIを使用するのが望ましいかもしれない。
同じように、計算では少なくとも80のCRIおよびCIEが(0.33±0.04、0.33±0.07)である白色光を得るのに、2種の異なるOLEDからのスペクトルを組み合わせれば可能であることを示す。当該2つのスペクトルデバイスはCRIおよびCIE値が条件を満たしているので照明での使用に有用でありえ、また2色デバイスは3色デバイスより製造経費が低いだろうと期待される。
本発明を特定の例および好ましい実施形態につき説明したが、本発明はこれらの例および実施形態には制限されないと考えられる。そこで請求項のように本発明には、当分野の当事者であれば明らかなように本明細書で説明した特定の例および好ましい実施形態からの変形したものが含まれる。特定の実施形態の幾つかについては説明を行い、別々に請求項に記載しているが、本明細書で説明し請求した実施形態の種々な特徴を組み合わせて使用することができる。

Claims (33)

  1. 複数の領域を含み、各領域が、異なる光のスペクトルを発するように適合された有機発光層を有する有機発光デバイスであって、
    組み合わされた前記複数の領域が照明目的に適した光を発し;且つ
    当該デバイスと同じ大きさの領域を有し他の点では同等のデバイスよりも、当該デバイスの効率が優れているように各領域の面積が選択されている、有機発光デバイス。
  2. 3種の異なるスペクトルの光を発するように適合させられた複数領域があり、且つ当該組み合わせた複数領域から発せられたスペクトルが少なくとも80のCRIを持つ、請求項1記載のデバイス。
  3. 当該組み合わせた複数領域によって発せられたスペクトルが、少なくとも95のCRI、および(0.33±0.02、0.33±0.02)のCIEを有する、請求項2記載のデバイス。
  4. 当該組み合わせた複数領域から発せられたスペクトルが少なくとも98のCRIを有する、請求項2記載のデバイス。
  5. 2種の異なるスペクトルの光を発するように適合された複数領域があり、当該組み合わせた複数領域から発する光が、少なくとも80のCRI、および(0.33±0.04、0.33±0.07)のCIEを有する、請求項1記載のデバイス。
  6. 全領域によって発せられたスペクトルの組合せが、拡散器の使用なしで、見る人に白色に見える光を生じる、請求項1記載のデバイス。
  7. 前記の複数の領域の近くに配置した拡散器を更に含む、請求項1記載のデバイス。
  8. 当該複数領域の相対面積が、最も短いと予期される寿命を有する領域の寿命を延ばすように選択される、請求項1記載のデバイス。
  9. 当該複数領域の相対面積が、最も低効率の領域の光束を増加するように選択される、請求項1記載のデバイス。
  10. 光の一番目のスペクトルが赤色、二番目のスペクトルが緑色、そして三番目が青色である、請求項2記載のデバイス。
  11. 各領域の有機発光層が、デバイス効率を最適化するように選択された電流で駆動されたとき、前記複数領域によって発せられるスペクトルの組合せが、少なくとも95のCRIおよび(0.33±0.02、0.33±0.02)のCIEを有する光を生じるような面積を当該複数領域が有する、請求項2記載のデバイス。
  12. 前記複数領域のいずれの劣化差も修正するために、各領域を流れる電流を個々に調節するように適合された色修正回路を更に含む、請求項1記載のデバイス。
  13. 当該色修正回路が、前記の様々な領域と一体化された光検出器を含む、請求項12に記載のデバイス。
  14. 当該色修正回路が、前記の異なる領域の外部にある光検出器を含む、請求項12に記載のデバイス。
  15. 各領域が、定常電流源からのDCで駆動される、請求項1記載のデバイス。
  16. 当該デバイスが、照明を供するように適合された光源中に組み込まれている、請求項1記載のデバイス。
  17. 有機発光層の少なくとも1種がりん光発光する、請求項1記載のデバイス。
  18. 当該デバイスによって発せられる光を音声命令で制御できる、請求項1記載のデバイス。
  19. 当該デバイスが透明である、請求項1記載のデバイス。
  20. 発光の強度を使用者が調節できる制御機器を更に含む、請求項1記載のデバイス。
  21. 発光の色相を使用者が調節できる制御機器を更に含む、請求項1記載のデバイス。
  22. 有機気相ジェット蒸着法を使用して有機発光デバイスの有機層が蒸着された、請求項1記載のデバイス。
  23. 各領域が、各領域の有機発光層を除いて、おなじ材料および同じプロセスを用いて製造された、請求項1記載のデバイス。
  24. 当該デバイスが下部発光デバイスであり、且つ当該デバイスの表面積の少なくとも50%が光を発する、請求項1記載のデバイス。
  25. 当該デバイスの表面積の少なくとも70%が光を発する、請求項24記載のデバイス。
  26. (a)光の一番目のスペクトルを発するように適合された有機発光層を有する一番目の領域;
    (b)光の二番目のスペクトルを発するように適合された有機発光層を有する二番目の領域;
    (c)光の三番目のスペクトルを発するように適合された有機発光層を有する三番目の領域を含み、
    組み合わせた当該複数領域が照明目的に適した光を発する、有機発光デバイス。
  27. (a)光の一番目のスペクトルを発するように適合された有機発光層を有する一番目の領域;
    (b)光の二番目のスペクトルを発するように適合された有機発光層を有する二番目の領域を含み、
    組み合わせた当該複数領域が照明目的に適した光を発する、有機発光デバイス。
  28. 前記一番目および二番目の領域により発せられたスペクトルの組合せが、少なくとも80のCRI及び(0.33±0.04、0.33±0.07)のCIEを有する光を生じる、請求項27記載のデバイス。
  29. 前記一番目の光のスペクトルが青色で、前記二番目の光のスペクトルが黄色である、請求項27記載のデバイス。
  30. 複数の領域を含み、各領域が、異なる光のスペクトルを発するように適合された有機発光層を有する有機発光デバイスであって、
    組み合わされた前記複数の領域が照明目的に適した光を発し;且つ
    前記複数の領域が少なくとも4対1のアスペクト比を有する、有機発光デバイス。
  31. 複数の領域を含み、各領域が、異なる光のスペクトルを発するように適合された有機発光層を有する有機発光デバイスであって、
    組み合わされた前記複数の領域が照明目的に適した光を発し;且つ
    任意の与えられた領域の全部分が実質的に同じ電流密度で駆動される、有機発光デバイス。
  32. 複数の領域を含み、各領域が、異なる光のスペクトルを発するように適合された有機発光層を有する有機発光デバイスであって、
    組み合わされた前記複数の領域が照明目的に適した光を発し;且つ
    当該デバイスは下部発光デバイスであり、且つデバイスの表面積の少なくとも70%が光を発する、有機発光デバイス。
  33. 基板上に配置された複数の領域(各領域は、異なるスペクトルの光を発するように適合された有機発光層を有する)、及び
    前記複数の領域の各々からの相対的光出力を調整するための、基板上に配置した手段、
    を含むデバイス。
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