JP2003330392A - 照光ユニット - Google Patents
照光ユニットInfo
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- JP2003330392A JP2003330392A JP2002142652A JP2002142652A JP2003330392A JP 2003330392 A JP2003330392 A JP 2003330392A JP 2002142652 A JP2002142652 A JP 2002142652A JP 2002142652 A JP2002142652 A JP 2002142652A JP 2003330392 A JP2003330392 A JP 2003330392A
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- control circuit
- light emitting
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 各種電子機器の表示部の照明に用いられる照
光ユニットに関し、簡単な構成で多様な照光が可能な照
光ユニットを提供することを目的とする。 【解決手段】 音源からの音声信号5を検出する制御回
路14が、この音声信号5の大小や高低に応じてEL素
子12を駆動するようにして照光ユニットを構成するこ
とによって、一つのEL素子12で導光板等を用いるこ
となく、表示部11への照光を音声信号5の大小や高低
に応じて変化させることができるため、簡単な構成で多
様な照光が可能なものを得ることができる。
光ユニットに関し、簡単な構成で多様な照光が可能な照
光ユニットを提供することを目的とする。 【解決手段】 音源からの音声信号5を検出する制御回
路14が、この音声信号5の大小や高低に応じてEL素
子12を駆動するようにして照光ユニットを構成するこ
とによって、一つのEL素子12で導光板等を用いるこ
となく、表示部11への照光を音声信号5の大小や高低
に応じて変化させることができるため、簡単な構成で多
様な照光が可能なものを得ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種電子機器の表
示部の照明に用いられる照光ユニットに関するものであ
る。
示部の照明に用いられる照光ユニットに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、音楽の楽しみ方が多様化し、様々
な照光ユニットを搭載して、オーディオ機器のパネルや
操作面、画面等の表示部を音声信号と連動して照光する
電子機器が増えてきている。
な照光ユニットを搭載して、オーディオ機器のパネルや
操作面、画面等の表示部を音声信号と連動して照光する
電子機器が増えてきている。
【0003】このような従来の照光ユニットについて、
図6及び7を用いて説明する。
図6及び7を用いて説明する。
【0004】図6は従来の照光ユニットの要部構成図、
図7は同ブロック回路図であり、同図において、1はオ
ーディオ機器のパネルや操作面、画面等の表示部、2は
この表示部1を照光する発光ダイオード等の発光素子
で、表示部1の右側と下側に各々3個ずつ設けられてい
る。
図7は同ブロック回路図であり、同図において、1はオ
ーディオ機器のパネルや操作面、画面等の表示部、2は
この表示部1を照光する発光ダイオード等の発光素子
で、表示部1の右側と下側に各々3個ずつ設けられてい
る。
【0005】そして、3はこの発光素子2の光6を均一
に分散させるための導光板で、表示部1の裏側に設けら
れている。
に分散させるための導光板で、表示部1の裏側に設けら
れている。
【0006】また、4は発光素子2を駆動するための制
御回路で、オーディオ機器やテレビ等の音源と発光素子
2がこの制御回路に接続されて照光ユニットが構成され
ている。
御回路で、オーディオ機器やテレビ等の音源と発光素子
2がこの制御回路に接続されて照光ユニットが構成され
ている。
【0007】以上の構成において、音源から音声信号5
が制御回路4に入力されると、例えば音源の音が小さく
て音声信号5の振幅が小さいときは制御回路4が発光素
子2A1,2A2のみを点灯させ、この発光素子2A
1,2A2の光6が導光板3の右下部のみを照光し、導
光板3はこの光6を分散して表示部1の1A部のみが照
光される。
が制御回路4に入力されると、例えば音源の音が小さく
て音声信号5の振幅が小さいときは制御回路4が発光素
子2A1,2A2のみを点灯させ、この発光素子2A
1,2A2の光6が導光板3の右下部のみを照光し、導
光板3はこの光6を分散して表示部1の1A部のみが照
光される。
【0008】同様にして、音が中くらいのときは発光素
子2B1,2B2を発光して表示部1の1B部も照光領
域として加え、また、音が大きいときはさらに発光素子
2C1,2C2も発光して表示部1の1C部、つまり表
示部1全面が照光される。
子2B1,2B2を発光して表示部1の1B部も照光領
域として加え、また、音が大きいときはさらに発光素子
2C1,2C2も発光して表示部1の1C部、つまり表
示部1全面が照光される。
【0009】このように、音源の音の大小に応じて表示
部1の照光面積を変化させることによって、聴覚に加
え、視覚によっても音楽等を楽しむことができるように
構成されているものであった。
部1の照光面積を変化させることによって、聴覚に加
え、視覚によっても音楽等を楽しむことができるように
構成されているものであった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の照光ユニットにおいては、広い面積の表示部1を均一
に照光するには多数の発光素子2やこの光6を分散する
ための導光板3が必要であるため、使用部品が多く構成
も複雑になるという課題があった。
の照光ユニットにおいては、広い面積の表示部1を均一
に照光するには多数の発光素子2やこの光6を分散する
ための導光板3が必要であるため、使用部品が多く構成
も複雑になるという課題があった。
【0011】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、簡単な構成で多様な照光が可能な照光ユ
ニットを提供することを目的とする。
るものであり、簡単な構成で多様な照光が可能な照光ユ
ニットを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、以下の構成を有するものである。
に本発明は、以下の構成を有するものである。
【0013】本発明の請求項1に記載の発明は、音源か
らの音声信号を検出する制御回路が、この音声信号の大
小や高低に応じてEL素子を駆動するようにして照光ユ
ニットを構成したものであり、一つのEL素子で導光板
を用いることなく、表示部への照光を音声信号の大小や
高低に応じて変化させることができるため、簡単な構成
で多様な照光が可能な照光ユニットを得ることができる
という作用を有する。
らの音声信号を検出する制御回路が、この音声信号の大
小や高低に応じてEL素子を駆動するようにして照光ユ
ニットを構成したものであり、一つのEL素子で導光板
を用いることなく、表示部への照光を音声信号の大小や
高低に応じて変化させることができるため、簡単な構成
で多様な照光が可能な照光ユニットを得ることができる
という作用を有する。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、EL素子に複数の発光体部を面方向に区
分して形成したものであり、例えば一つのEL素子で表
示部の左右を異なる色や輝度で照光したり、所定の模様
や絵柄等を異なる色や輝度で照光したりすることができ
るという作用を有する。
発明において、EL素子に複数の発光体部を面方向に区
分して形成したものであり、例えば一つのEL素子で表
示部の左右を異なる色や輝度で照光したり、所定の模様
や絵柄等を異なる色や輝度で照光したりすることができ
るという作用を有する。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、EL素子に複数の発光体層を重ねて形成
したものであり、例えば発光体層の発光色を異なるもの
とすることによって、表示部を全面同時に複数の異なる
色や輝度で照光したり、或いはこれらの合成色で照光し
たりすることができるという作用を有する。
発明において、EL素子に複数の発光体層を重ねて形成
したものであり、例えば発光体層の発光色を異なるもの
とすることによって、表示部を全面同時に複数の異なる
色や輝度で照光したり、或いはこれらの合成色で照光し
たりすることができるという作用を有する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1〜図5を用いて説明する。
て、図1〜図5を用いて説明する。
【0017】なお、従来の技術の項で説明した構成と同
一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を簡略
化する。
一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を簡略
化する。
【0018】(実施の形態1)実施の形態1を用いて、
本発明の特に請求項1記載の発明について説明する。
本発明の特に請求項1記載の発明について説明する。
【0019】図1は本発明の第1の実施の形態による照
光ユニットのブロック回路図、図2は同要部構成図であ
り、同図において、11はオーディオ機器のパネルや操
作面、画面等の表示部、12はこの表示部11を照光す
る全面発光形のEL素子で、表示部11の下方に一つ設
けられている。
光ユニットのブロック回路図、図2は同要部構成図であ
り、同図において、11はオーディオ機器のパネルや操
作面、画面等の表示部、12はこの表示部11を照光す
る全面発光形のEL素子で、表示部11の下方に一つ設
けられている。
【0020】そして、このEL素子12は、ガラスやフ
ィルム等の光透過性基材12Aの下面に、酸化インジウ
ム錫等を分散した光透過性合成樹脂によって光透過性電
極層12Bが形成されている。
ィルム等の光透過性基材12Aの下面に、酸化インジウ
ム錫等を分散した光透過性合成樹脂によって光透過性電
極層12Bが形成されている。
【0021】また、この光透過性電極層12Bの下に、
蛍光体粉等を樹脂内に分散した発光体層12C、銀やカ
ーボンレジン等の背面電極層12D、エポキシやポリエ
ステル樹脂等の絶縁層12Eが順次重ねて形成されて、
EL素子12が構成されている。
蛍光体粉等を樹脂内に分散した発光体層12C、銀やカ
ーボンレジン等の背面電極層12D、エポキシやポリエ
ステル樹脂等の絶縁層12Eが順次重ねて形成されて、
EL素子12が構成されている。
【0022】そして、14はEL素子12を駆動するた
めの制御回路で、マイコンやアンプ等によって形成さ
れ、この制御回路14にオーディオ機器やテレビ等の音
源とEL素子12の光透過性電極層12Bが接続される
と共に、EL素子12の背面電極層12Dがグランドに
接続されて照光ユニットが構成されている。
めの制御回路で、マイコンやアンプ等によって形成さ
れ、この制御回路14にオーディオ機器やテレビ等の音
源とEL素子12の光透過性電極層12Bが接続される
と共に、EL素子12の背面電極層12Dがグランドに
接続されて照光ユニットが構成されている。
【0023】以上の構成において、音源から音声信号5
が制御回路14に入力されると、例えば音声信号5が図
3の音声信号波形図に示すように、振幅の大小や周波数
の高低が入り混じっている場合、制御回路14は音声信
号5の振幅が大きな5AのタイミングではEL素子12
を駆動する電力を大きくし、振幅が小さな5Bのタイミ
ングではEL素子12を駆動する電力を小さくする。
が制御回路14に入力されると、例えば音声信号5が図
3の音声信号波形図に示すように、振幅の大小や周波数
の高低が入り混じっている場合、制御回路14は音声信
号5の振幅が大きな5AのタイミングではEL素子12
を駆動する電力を大きくし、振幅が小さな5Bのタイミ
ングではEL素子12を駆動する電力を小さくする。
【0024】これにより、EL素子12は駆動される電
力に応じて発光輝度が変わるため、EL素子12の光1
6の輝度は振幅の大きい5Aのタイミングでは明るくな
り、振幅の小さい5Bのタイミングでは暗くなる。
力に応じて発光輝度が変わるため、EL素子12の光1
6の輝度は振幅の大きい5Aのタイミングでは明るくな
り、振幅の小さい5Bのタイミングでは暗くなる。
【0025】従って、音声信号5の振幅の大小に応じて
表示部11の全面が均一に明るくなったり、暗くなった
りするため、聴覚に加え、視覚によっても音楽等を楽し
むことができるように構成されている。
表示部11の全面が均一に明るくなったり、暗くなった
りするため、聴覚に加え、視覚によっても音楽等を楽し
むことができるように構成されている。
【0026】このように本実施の形態によれば、音源か
らの音声信号5を検出する制御回路14が、この音声信
号5の振幅の大小に応じてEL素子12を駆動するよう
にして照光ユニットが構成されているため、一つのEL
素子12で導光板等を用いることなく、表示部11への
照光を音声信号5の大小や高低に応じて変化させること
ができるため、簡単な構成で多様な照光が可能な照光ユ
ニットを提供できるものである。
らの音声信号5を検出する制御回路14が、この音声信
号5の振幅の大小に応じてEL素子12を駆動するよう
にして照光ユニットが構成されているため、一つのEL
素子12で導光板等を用いることなく、表示部11への
照光を音声信号5の大小や高低に応じて変化させること
ができるため、簡単な構成で多様な照光が可能な照光ユ
ニットを提供できるものである。
【0027】なお、以上の説明では音声信号5の振幅に
応じて制御回路14がEL素子12を駆動する電力を変
えるものとして説明したが、音声信号5の周波数に応じ
て制御回路14がEL素子12を駆動する電力を変える
ものとしたり、音声信号5の振幅と周波数の両方の変化
に応じて制御回路14がEL素子12を駆動する電力を
変えるものとしたりしても本発明の実施は可能である。
応じて制御回路14がEL素子12を駆動する電力を変
えるものとして説明したが、音声信号5の周波数に応じ
て制御回路14がEL素子12を駆動する電力を変える
ものとしたり、音声信号5の振幅と周波数の両方の変化
に応じて制御回路14がEL素子12を駆動する電力を
変えるものとしたりしても本発明の実施は可能である。
【0028】また、制御回路14が音声信号5の有無を
検出し、音声が有る場合にはEL素子12を点灯した
り、無い場合には消灯をしたりして、音声信号5の有無
に応じて表示部11の点消灯を行うこともできる。
検出し、音声が有る場合にはEL素子12を点灯した
り、無い場合には消灯をしたりして、音声信号5の有無
に応じて表示部11の点消灯を行うこともできる。
【0029】(実施の形態2)実施の形態2を用いて、
本発明の特に請求項2記載の発明について説明する。
本発明の特に請求項2記載の発明について説明する。
【0030】なお、実施の形態1の構成と同一構成の部
分には同一符号を付して、詳細な説明を簡略化する。
分には同一符号を付して、詳細な説明を簡略化する。
【0031】図4は本発明の第2の実施の形態による照
光ユニットの要部構成図であり、同図において、11は
表示部、22はこの表示部11を照光する複数の発光体
部が形成されたEL素子で、表示部11の下方に一つ設
けられている。
光ユニットの要部構成図であり、同図において、11は
表示部、22はこの表示部11を照光する複数の発光体
部が形成されたEL素子で、表示部11の下方に一つ設
けられている。
【0032】そして、このEL素子22は、光透過性基
材22Aの下面の左側には光透過性電極層22BAとピ
ンク色に発光する発光体部22CAが、右側には光透過
性電極層22BBとブルーグリーン色に発光する発光体
部22CBが形成され、更にこれらの下面に、背面電極
層22D、絶縁層22Eが順次重ねて形成されている。
材22Aの下面の左側には光透過性電極層22BAとピ
ンク色に発光する発光体部22CAが、右側には光透過
性電極層22BBとブルーグリーン色に発光する発光体
部22CBが形成され、更にこれらの下面に、背面電極
層22D、絶縁層22Eが順次重ねて形成されている。
【0033】また、音源に接続された制御回路14(図
示せず)には、光透過性電極層22BAと光透過性電極
層22BBが各々接続されて、照光ユニットが構成され
ている。
示せず)には、光透過性電極層22BAと光透過性電極
層22BBが各々接続されて、照光ユニットが構成され
ている。
【0034】以上の構成において、音声信号5(図示せ
ず)が制御回路14に入力されると、例えば音声信号5
が図3に示したように振幅の大小や周波数の高低が入り
混じっている場合、周波数が高い信号はこの周波数が高
い信号のみを通過させる、いわゆるハイパスフィルター
を通過してEL素子22の光透過性電極層22BAに入
力され、発光体部22CAを駆動する。
ず)が制御回路14に入力されると、例えば音声信号5
が図3に示したように振幅の大小や周波数の高低が入り
混じっている場合、周波数が高い信号はこの周波数が高
い信号のみを通過させる、いわゆるハイパスフィルター
を通過してEL素子22の光透過性電極層22BAに入
力され、発光体部22CAを駆動する。
【0035】そして、この発光体部22CAはピンク色
に発光するため、EL素子22の左側に照光された表示
部11の左側がピンク色に照光される。
に発光するため、EL素子22の左側に照光された表示
部11の左側がピンク色に照光される。
【0036】また、同様にして、周波数が低い信号はこ
の周波数が低い信号のみを通過させる、いわゆるローパ
スフィルターを通過して光透過性電極層22BBに入力
され、発光体部22CBを駆動し、この発光体部22C
Bはブルーグリーン色に発光するため、表示部11の右
側はブルーグリーン色に照光される。
の周波数が低い信号のみを通過させる、いわゆるローパ
スフィルターを通過して光透過性電極層22BBに入力
され、発光体部22CBを駆動し、この発光体部22C
Bはブルーグリーン色に発光するため、表示部11の右
側はブルーグリーン色に照光される。
【0037】従って、例えば音声信号5の振幅が小さく
周波数が低い場合には、右側だけがブルーグリーン色で
薄暗く照光され、音声信号5の振幅が大きく周波数が高
い場合には、表示部11の左側だけがピンク色で明るく
照光される。
周波数が低い場合には、右側だけがブルーグリーン色で
薄暗く照光され、音声信号5の振幅が大きく周波数が高
い場合には、表示部11の左側だけがピンク色で明るく
照光される。
【0038】なおこの時、発光体部22CAと発光体部
22CBの発光色を同じものにして発光輝度を異なるも
のにしておけば、表示部11の左側と右側を、同じ色で
異なる輝度で照光することもできる。
22CBの発光色を同じものにして発光輝度を異なるも
のにしておけば、表示部11の左側と右側を、同じ色で
異なる輝度で照光することもできる。
【0039】このように本実施の形態によれば、EL素
子22に複数の発光体部22CA,22CBを左右に面
区分(領域区分)して形成することによって、一つのE
L素子22で表示部11の左右を異なる色や輝度で照光
したりすることができるものである。
子22に複数の発光体部22CA,22CBを左右に面
区分(領域区分)して形成することによって、一つのE
L素子22で表示部11の左右を異なる色や輝度で照光
したりすることができるものである。
【0040】なお、以上の説明ではEL素子22の左右
に発光体部22CA,22CBを設けた構成について説
明したが、一方の発光体部を円や星印等の単数または複
数の所定の模様や絵柄に形成し、他方をこれらを除く全
面に面区分(領域区分)して形成しても本発明の実施は
可能である。
に発光体部22CA,22CBを設けた構成について説
明したが、一方の発光体部を円や星印等の単数または複
数の所定の模様や絵柄に形成し、他方をこれらを除く全
面に面区分(領域区分)して形成しても本発明の実施は
可能である。
【0041】(実施の形態3)実施の形態3を用いて、
本発明の特に請求項3記載の発明について説明する。
本発明の特に請求項3記載の発明について説明する。
【0042】なお、実施の形態1又は2の構成と同一構
成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を簡略化す
る。
成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を簡略化す
る。
【0043】図5は本発明の第3の実施の形態による照
光ユニットの要部構成図であり、同図において、11は
表示部、32はこの表示部11を照光する複数の発光体
層が形成されたEL素子で、表示部11の下方に一つ設
けられている。
光ユニットの要部構成図であり、同図において、11は
表示部、32はこの表示部11を照光する複数の発光体
層が形成されたEL素子で、表示部11の下方に一つ設
けられている。
【0044】そして、このEL素子32は光透過性基材
32Aの下面に光透過性電極層32BAやピンク色に発
光する発光体層32CA、光透過性電極層32BB、ブ
ルーグリーン色に発光する発光体層32CB、背面電極
層32D、絶縁層32Eが順次重ねて形成されている。
32Aの下面に光透過性電極層32BAやピンク色に発
光する発光体層32CA、光透過性電極層32BB、ブ
ルーグリーン色に発光する発光体層32CB、背面電極
層32D、絶縁層32Eが順次重ねて形成されている。
【0045】また、音源に接続された制御回路14(図
示せず)には、光透過性電極層32BAと背面電極層3
2Dが接続され、光透過性電極層32BBはグランドに
接続されて、照光ユニットが構成されている。
示せず)には、光透過性電極層32BAと背面電極層3
2Dが接続され、光透過性電極層32BBはグランドに
接続されて、照光ユニットが構成されている。
【0046】以上の構成において、音声信号5(図示せ
ず)が制御回路14に入力されると、例えば音声信号5
が図3に示したように振幅の大小や周波数の高低が入り
混じっている場合、制御回路14がハイパスフィルター
を通過した信号をEL素子32の光透過性電極層32B
Aに、ローパスフィルターを通過した信号を背面電極層
32Dに入力し、発光体層32CA,32CBを各々駆
動する。
ず)が制御回路14に入力されると、例えば音声信号5
が図3に示したように振幅の大小や周波数の高低が入り
混じっている場合、制御回路14がハイパスフィルター
を通過した信号をEL素子32の光透過性電極層32B
Aに、ローパスフィルターを通過した信号を背面電極層
32Dに入力し、発光体層32CA,32CBを各々駆
動する。
【0047】従って、例えば音声信号5の振幅が小さく
周波数が低い場合、制御回路14は発光体層32CBだ
けを駆動して発光させるため、表示部11は全面同時に
暗いブルーグリーン色で照光される。
周波数が低い場合、制御回路14は発光体層32CBだ
けを駆動して発光させるため、表示部11は全面同時に
暗いブルーグリーン色で照光される。
【0048】また、音声信号5の振幅が大きく周波数が
高い場合、制御回路14は発光体層32CAだけを駆動
するため、表示部11は全面同時に明るいピンク色に照
光される。
高い場合、制御回路14は発光体層32CAだけを駆動
するため、表示部11は全面同時に明るいピンク色に照
光される。
【0049】さらに、音声信号5の振幅が大きく周波数
が中くらいの場合には、制御回路14は発光体層32C
Aと発光体層32CBの両方を駆動するため、表示部1
1はピンク色とブルーグリーン色の合成色であるホワイ
ト色で明るく照光される。
が中くらいの場合には、制御回路14は発光体層32C
Aと発光体層32CBの両方を駆動するため、表示部1
1はピンク色とブルーグリーン色の合成色であるホワイ
ト色で明るく照光される。
【0050】なおこの時、発光体層32CAと発光体層
32CBの発光色を同じものにして発光輝度を異なるも
のにしておけば、表示部11を全体的に異なる輝度でも
照光できる。
32CBの発光色を同じものにして発光輝度を異なるも
のにしておけば、表示部11を全体的に異なる輝度でも
照光できる。
【0051】このように本実施の形態によれば、EL素
子32に2つの発光体層32CA,32CBを重ねて形
成することによって、一つのEL素子32で表示部11
を異なる色や輝度で照光したり、或いはこれらの合成色
で照光したりすることができるものである。
子32に2つの発光体層32CA,32CBを重ねて形
成することによって、一つのEL素子32で表示部11
を異なる色や輝度で照光したり、或いはこれらの合成色
で照光したりすることができるものである。
【0052】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、簡単な構
成で多様な照光が可能な照光ユニットを得ることができ
るという有利な効果が得られる。
成で多様な照光が可能な照光ユニットを得ることができ
るという有利な効果が得られる。
【図1】本発明の第1の実施の形態による照光ユニット
のブロック回路図
のブロック回路図
【図2】同要部構成図
【図3】音声信号波形図
【図4】本発明の第2の実施の形態による照光ユニット
の要部構成図
の要部構成図
【図5】本発明の第3の実施の形態による照光ユニット
の要部構成図
の要部構成図
【図6】従来の照光ユニットの要部構成図
【図7】同ブロック回路図
1,11 表示部
2,12,22,32 EL素子
4,14 制御回路
5 音声信号
5A 振幅の大きい音声信号
5B 振幅の小さい音声信号
12A,22A,32A 光透過性基材
12B,22BA,22BB,32BA,32BB 光
透過性電極層 12C,32CA,32CB 発光体層 12D,22D,32D 背面電極層 12E,22E,32E 絶縁層 22CA,22CB 発光体部
透過性電極層 12C,32CA,32CB 発光体層 12D,22D,32D 背面電極層 12E,22E,32E 絶縁層 22CA,22CB 発光体部
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(72)発明者 川角 明人
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器
産業株式会社内
(72)発明者 松井 孝雄
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器
産業株式会社内
Fターム(参考) 3K007 AB04 AB18 DA04 DA06 DB03
5C096 AA11 AA23 BA01 BC02 BC04
CC03 CC04 CC07 CC26 DC02
DC03 DC05 DC06 DC09 DC20
DC29 FA04 FA12
Claims (3)
- 【請求項1】 音源からの音声信号を検出する制御回路
と、この制御回路に接続されたEL素子からなり、上記
制御回路が上記音声信号の大小や高低に応じて上記EL
素子を駆動する照光ユニット。 - 【請求項2】 EL素子に複数の発光体部を面方向に区
分して形成した請求項1記載の照光ユニット。 - 【請求項3】 EL素子に複数の発光体層を重ねて形成
した請求項1記載の照光ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002142652A JP2003330392A (ja) | 2002-05-17 | 2002-05-17 | 照光ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002142652A JP2003330392A (ja) | 2002-05-17 | 2002-05-17 | 照光ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003330392A true JP2003330392A (ja) | 2003-11-19 |
Family
ID=29702880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002142652A Pending JP2003330392A (ja) | 2002-05-17 | 2002-05-17 | 照光ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003330392A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006504231A (ja) * | 2002-08-16 | 2006-02-02 | ユニバーサル ディスプレイ コーポレイション | 照明用の有機発光デバイス |
CN101154328B (zh) * | 2005-12-09 | 2011-05-04 | 崔海龙 | 带有声控灯的屏幕显示器 |
-
2002
- 2002-05-17 JP JP2002142652A patent/JP2003330392A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006504231A (ja) * | 2002-08-16 | 2006-02-02 | ユニバーサル ディスプレイ コーポレイション | 照明用の有機発光デバイス |
JP4712382B2 (ja) * | 2002-08-16 | 2011-06-29 | ユニバーサル ディスプレイ コーポレイション | 照明用の有機発光デバイス |
US8100734B2 (en) | 2002-08-16 | 2012-01-24 | Universal Display Corporation | Organic light emitting devices for illumination |
CN101154328B (zh) * | 2005-12-09 | 2011-05-04 | 崔海龙 | 带有声控灯的屏幕显示器 |
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