JP2010270564A - 解体アタッチメント - Google Patents

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Yuichi Taguchi
裕一 田口
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【課題】可動顎の開閉動作面と開閉シリンダのロッド動作面とを一致させるため、積極的に可動顎を互いに押し付けて摺接させるのではなく、少なくとも鋼材の剪断時に可動顎が開かないようにする解体アタッチメントを提供する。
【解決手段】一対の可動顎1,1それぞれに形成された対向部位11,11を、互いの内側面を摺接させながら交差させる解体アタッチメントにおいて、回動軸2を挟んで対向部位11と反対側に摺接面121を各可動顎1と一体に設け、少なくとも対向部位11が鋼材を挟んで剪断し始める可動顎1の開閉範囲Dで互いの摺接面121を摺接させるようにした解体アタッチメントである。
【選択図】図1

Description

本発明は、一対の可動顎それぞれに形成された対向部位を、互いの内側面を摺接させながら交差させる解体アタッチメントに関する。
建設機械のアームに装着する解体アタッチメントとして、一対の可動顎からなる解体アタッチメントがある。この解体アタッチメントは、1本の開閉シリンダで両可動顎を結んで開閉を連動させる単動構成と、各可動顎に開閉シリンダを割り当てて各可動顎を開閉させる双動構成とに分けることができる。また、この解体アタッチメントは、両可動顎が共通する回動軸に軸着された単軸構成と、各可動顎がそれぞれ個別の回動軸に軸着された双軸構成とに分けることもできる。いずれにおいても、一対の可動顎それぞれに形成された対向部位(対向部位に設けられた切断刃を含む)を、互いの内側面を摺接させながら交差させることにより、建物の解体時に発生する鋼材を剪断する。
一対の可動顎からなる解体アタッチメントは、剪断方向と平行に鋼材が対向部位の内側面間に挟まると、対向部位が離れて両可動顎が開いてしまい、最悪解体アタッチメント全体を破損させる虞がある。そこで、特許文献1は、双動構成かつ単軸構成の解体アタッチメント(解体破砕機)において、2本の開閉シリンダの少なくとも一方を回動軸(アームピン)の軸方向にオフセットさせ、各開閉シリンダの軸中心を結ぶ直線を、可動顎の対向部位(対向部位に設けられた切断刃)に対して交差させ、鋼材(被切断物)の剪断時に可動顎が開くこと(対向部位が離れること)を抑制している。
特開2004-084172号公報(段落[0005]ほか)
特許文献1は開閉シリンダをオフセットさせることにより、対向部位を内側面の直交方向から押し、互いの内側面を押し付けて、可動顎が開かないようにしている。しかし、対向部位を内側面の直交方向から押すことは、可動顎の開閉動作面(可動顎の開閉動作を含む平面)と、開閉シリンダのロッド動作面(直動ロッドの進退動作を含む平面)とが一致せず、ロッド進退方向に直交する負荷を直動ロッドに与えることを意味する。これから、対向部位を交差させて鋼材を剪断し始めると、進退方向に直交する負荷によって直動ロッドがよじれるばかりか、開閉シリンダに不要な負荷を加えて寿命を低下させたり、反力の大きさ又は負荷方向の変化により、開閉シリンダを破損させたりする可能性が出てくる。
これから、可動顎の開閉動作面と開閉シリンダのロッド動作面とは一致させることが望ましいと理解される。ここで、特許文献1は、対向部位の内側面を互いに押し付けて交差させることにより、可動顎が開かないようにしているが、対向部位は本来的に互いの内側面を摺接させながら交差するように作られているため、常態として、対向部位の内側面を互いに押し付ける必要はなく、鋼材の剪断時に可動顎が開くことを防止できれば十分である。そこで、可動顎の開閉動作面と開閉シリンダのロッド動作面とを一致させるため、積極的に可動顎を互いに押し付けて摺接させるのではなく、少なくとも鋼材の剪断時に可動顎が開かないようにする解体アタッチメントについて、検討した。
検討の結果開発したものが、一対の可動顎それぞれに形成された対向部位を、互いの内側面を摺接させながら交差させる解体アタッチメントにおいて、回動軸を挟んで対向部位と反対側に摺接面を各可動顎と一体に設け、少なくとも対向部位が鋼材を挟んで剪断し始める可動顎の開閉範囲で互いの摺接面を摺接させるようにした解体アタッチメントである。可動顎の開閉範囲とは、可動顎の対向部位を最も遠ざけた離反位置から前記対向部位を交差させた剪断位置までの範囲、すなわち可動顎の開閉角度の範囲を意味する。一対の可動顎を有する解体アタッチメントでは、通常、両可動顎の開閉範囲が等しく、対向部位を交差させた剪断位置から各可動顎の開閉範囲が線対称に設定される。
本発明は、1本の開閉シリンダで両可動顎を結んで開閉を連動させる単動構成、各可動顎に開閉シリンダを割り当てて各可動顎を開閉させる双動構成、両可動顎が共通する回動軸に軸着された単軸構成、そして各可動顎がそれぞれ個別の回動軸に軸着された双軸構成の別なく、およそ一対の可動顎を有する解体アタッチメントに適用できる。摺接面は、可動顎を構成する部材と別体の部材を、回動軸を挟んで対向部位と反対側に前記可動顎を構成する部材と一体になるように取り付け、別体の部材の内側面として設けることができるが、好ましくは可動顎を構成する部材を、回動軸を挟んで対向部位と反対側又は点対称方向に延長した部位(例えば摺接片)の内側面として設けるとよい。可動顎を構成する部材と別体の部材又は可動顎を構成する部材を延長した部位は、各構成の組み合わせにより特定される具体的な可動顎、開閉シリンダ、回動軸を備えたアタッチメント本体の形状及び配置関係により、大きさや形状が決定される。
本発明の解体アタッチメントは、回動軸を挟んで対向部位と反対側に摺接面を可動顎と一体に設け、少なくとも対向部位が鋼材を挟んで剪断し始める可動顎の開閉範囲で互いの摺接面を摺接させる。これにより、鋼材の剪断時に対向部位が離れようとすればかえって摺接面が互いに押しあうことになり、可動顎が開くことを防止できる。摺接面は、上述の通りに大きさや形状が決定されるが、その場合でも、回動軸からできるだけ離れた位置で摺接させるとよい。また、一対の可動顎それぞれに形成された対向部位を、互いの内側面を摺接させながら安定して交差させるためには、可動顎の開閉範囲で摺接面が摺接したり、離れたりを繰り返すことは好ましくない。これから、摺接面は、可動顎の開閉範囲全域で少なくとも一部を摺接させる構成にするとよい。
本発明は、鋼材の剪断時に際し、可動顎を開かない解体アタッチメントを提供する。本発明が提供する解体アタッチメントは、可動顎の開閉方向と開閉シリンダの直動ロッドの進退方向とを一致させることができるため、鋼材の剪断時に直動ロッドがよじれることがなく、開閉シリンダの寿命を低下させる虞や開閉シリンダを破損させる可能性をなくす効果をもたらす。しかも、前記効果をもたらすために必要な構成は、例えば可動顎を構成する部材を、回動軸を挟んで対向部位と反対側又は点対称方向に延長した部位の内側面として摺接面を設けるだけであり、製造コストを大きく増加させない。このようにして、本発明は、可動顎を開かないためのコスト増を抑制した高い費用対効果の解体アタッチメントを提供する。
本発明の一例である解体アタッチメントの可動顎を開いた状態の側面図である。 本例の解体アタッチメントの可動顎を開いた状態の一部破断側面図である。 本例の解体アタッチメントの可動顎を閉じた状態の図1相当側面図である。 本例の解体アタッチメントの可動顎を閉じた状態の図2相当一部破断側面図である。 本例の解体アタッチメントの可動顎を閉じた状態の一部水平断面図である。
本発明の実施するための形態について図を参照しながら説明する。本例の解体アタッチメントは、図1に見られるように、従来同種の解体アタッチメントと外観上相違がない。すなわち、一対の本体板31を平行に並べ、建設機械のアーム(図示略)に接続する連結部32を設けたアタッチメント本体3に、一対の可動顎1,1の共通する回動軸2を設けた単動構成で、本体アタッチメント3に軸着した各可動顎1それぞれに開閉シリンダ13を割り当てた双動構成である。開閉シリンダ13は、ロッド131をアタッチメント本体3に軸着し、チューブ132を可動顎1に軸着している。これにより、ロッド131を縮短させて可動顎1を離反位置Aまで開き、ロッド131を伸長させて可動顎1を剪断位置Bまで閉じて、可動顎1を開閉操作する。
各可動顎1は、対向部位11に刃111を取り付け、前記刃111の内側面112を互いに摺接させながら交差させる。本例は、図1中上側の可動顎1が図面手前側、同図中下側の可動顎1が図面奥側に位置し、同図中上側の可動顎1は図面奥側に刃111を取り付けているために図示されず、同図中下側の可動顎1は図面手前側に刃111を取り付けているために内側面112が見えている。摺接面121は、図2に見られるように、可動顎1を構成する金属板を、回動軸2を挟んで対向部位11と反対側、すなわちほぼ点対称方向に延長した摺接片12の内側面として設けている。
本例の摺接片12は、線対称中心線が回動軸2中心を通過する側面視(図2紙面直交方向から見て)台形状である。可動顎1は、対向部位11を最も遠ざけた離反位置A(図1参照)から前記対向部位11を交差させる剪断位置B(図3参照)までの開閉範囲Dを有し、摺接片12は前記開閉範囲Dにおいて、少なくとも摺接面121の一部を摺接させている。具体的には、可動顎1が離反位置Aにあれば、摺接片12は互いを交差させ、側面視三角形状の摺接範囲Sa(図2中クロスハッチング参照)を確保する。そして、可動顎1が剪断位置Bにあれば、摺接片12を重ね合わせ、摺接面121の摺接範囲Sb(図4中クロスハッチング参照)を最大限とする。
本発明の解体アタッチメントは、回動軸2を挟んで対向部位11とほぼ点対称方向に延びる摺接片12の摺接面121を摺接させることにより、図5に見られるように、鋼材の剪断時に対向部位11,11が離れようとすれば摺接面121,121が互いに押しあうようにして、可動顎1,1が開くことを防止している。本例は、可動顎1が離反位置Aにあっても、摺接面121を摺接させている。確かに可動顎1が離反位置Aにあれば、およそ可動顎1が開くような負荷を外部から受ける虞は少ないが、可動顎1が離反位置Aにあっても摺接面121を摺接させておくことで、摺接片12の間に鋼材等が嵌まり込む余地をなくすと共に、可動顎1の開閉に際するガタツキ(摺接面121が摺接したり、離れたりすること)をなくしている。
摺接片12は、可動顎1と一体に、前記可動顎1の開閉操作に連動して回動する。このため、離反位置Aにある可動顎1が剪断位置Bに向けて閉じると、摺接片12,12の摺接範囲Saは徐々に拡大して摺接範囲Sbに至る。すなわち、摺接範囲Sbは摺接範囲Saより大きい。ここで、摺接範囲Saを摺接範囲Sbより大きくすることも考えられるが、摺接片12が摺接することにより鋼材の剪断に際して可動顎1,1が開くことを防止する本発明の効果を鑑みた場合、可動顎1が剪断位置Bにあるときの摺接範囲Sbを最も大きくすることに合理性がある。また、可動顎1,1が閉じるに連れて可動顎1,1を開こうとする負荷も増大する可能性が増えることから、摺接範囲Saから摺接範囲Sbに向けて大きくすることに合理性がある。
1 可動顎
11 対向部位
12 摺接片
121 摺接面
13 開閉シリンダ
2 回動軸
3 アタッチメント本体
A 離反位置
B 剪断位置
D 可動顎の開閉範囲
Sa 離反位置における摺接範囲
Sb 剪断位置における摺接範囲

Claims (2)

  1. 一対の可動顎それぞれに形成された対向部位を、互いの内側面を摺接させながら交差させる解体アタッチメントにおいて、回動軸を挟んで対向部位と反対側に摺接面を各可動顎と一体に設け、少なくとも対向部位が鋼材を挟んで剪断し始める可動顎の開閉範囲で互いの摺接面を摺接させるようにした解体アタッチメント。
  2. 摺接面は、両可動顎の開閉範囲全域で少なくとも一部を摺接させる請求項1記載の解体アタッチメント。
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