JP2010269876A - 紙類等枚葉シート搬送用無端ベルト、およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複写機、プリンタ、およびファクシミリ(FAX)等の自動給紙部などに用いられる紙類等枚葉シート搬送用無端ベルトについて、無端ベルトの内周面の摩擦係数をコントロールすることができて、無端ベルト内周面の摩擦係数にバラツキが生じにくく、容易に必要な摩擦係数を確保する。無端ベルトが回転ローラから外れたり、スベリを生じるなどのトラブルの発生を無くす。安定した給紙等の搬送を果たし得る紙類等枚葉シート搬送用無端ベルトを提供する。
【解決手段】紙類等枚葉シート搬送用無端ベルト1は、ゴム状弾性体からなる無端ベルト本体2の内周面に、ベルト周方向と略直交する方向に多数の凸条3が、所定間隔おきに並列状にかつ無端ベルト本体2と一体に設けられ、これらの凸条3寄りのベルト本体2内部に、補強用糸材が上記並列状の凸条3を横断する方向にかつ螺旋状に埋設されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、複写機、プリンタ、およびファクシミリ(FAX)等の自動給紙部などに用いられる紙類等枚葉シート搬送用無端ベルト、およびその製造方法に関するものである。
一般に、複写機の自動給紙部やファクシミリの給紙部などの枚葉紙を供給する箇所には、搬送用無端ベルトが用いられている。この種の無端ベルトとしては、ナイロンやポリエステルの織布を芯材とした無端ゴムベルト、あるいは綿糸を芯材とした無端ゴムベルトが一般的に使用されているが、これらの従来のベルトでは、これを回転ローラに巻き掛けて使用すると、蛇行や、寄りが発生し、場合によっては、ベルトが回転ローラから外れてしまうという問題があった。
そこで、このような問題を解決するために、下記の特許文献1には、ゴム状弾性体からなる無端ベルトであって、一方の表面近傍に設けられた編物からなる芯体と、この芯体の内側に近接して設けられた糸状芯体とを具備し、前記糸状芯体は、ポリエステル又はナイロンからなる糸からなることを特徴とする給紙搬送用無端ベルトが開示されている。
特開2000−255815号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の従来の給紙搬送用無端ベルトによれば、無端ベルトの製造において、ベルト製造用コア(鉄芯)に、芯材としての編物を被せるさい、ねじれが生じやすく、そのため、無端ベルトの内周面の摩擦係数にバラツキが生じやすいという問題があった。
また、編物芯体を無端ベルト内周面の近傍に配置すると、繰返し使用時、無端ベルト内周面と回転ローラとの摩擦で、編物芯体にホツレが発生したり、編物芯体と無端ベルト本体のゴム層の界面に亀裂が入り、編物芯体が無端ベルト本体のゴム層から剥離しやすいという問題があった。
また、編物芯体自身が非常に変形しやすいものであり、場所によっては、編物芯体の網目の大きさにバラツキが生じやすいので、ベルト内周面へのゴムの浸透度合い(ペネトレーションの度合い)の不均一となる。ゴムのペネトレーションの不均一性は、ベルト内周面の、場所による伸縮性や摩擦係数の不均一性の原因となり、蛇行や寄りの発生につながるという問題があった。
このように、従来の給紙搬送用無端ベルトでは、無端ベルトの内周面の摩擦係数にバラツキが生じ、この摩擦係数が高くなると、無端ベルトを回転ローラに巻き付けて回転させた際、無端ベルトが回転ローラから外れてしまうトラブルが生じるし、逆に、摩擦係数が低くなると、無端ベルトと回転ローラとの間で、スベリが生じて、給紙が安定しないという問題があった。
本発明の目的は、上記の従来技術の問題を解決し、無端ベルトの内周面の摩擦係数をコントロールすることができて、無端ベルト内周面の摩擦係数にバラツキが生じにくく、容易に必要な摩擦係数を確保することができ、このため、無端ベルトを回転ローラに巻き付けて回転させた際、無端ベルトが回転ローラから外れてしまうトラブルを生じることがなく、あるいはまた無端ベルトと回転ローラとの間でスベリを生じることがなく、紙類等の枚葉シートについて、安定した給紙等の搬送を果たすことができる、紙類等枚葉シート搬送用無端ベルト、およびその製造方法を提供しようとすることにある。
上記の目的を達成するために、請求項1の紙類等枚葉シート搬送用無端ベルトの発明は、ゴム状弾性体からなる無端ベルト本体の内周面に、ベルト周方向と略直交する方向に多数の凸条が、所定間隔おきに並列状にかつ無端ベルト本体と一体に設けられ、これらの凸条寄りのベルト本体内部に、補強用糸材が上記並列状の凸条を横断する方向にかつ螺旋状に埋設されていることを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1に記載の紙類等枚葉シート搬送用無端ベルトであって、各凸条の横断面形状が方形または台形であり、各凸条の先端部の幅が0.2〜0.5mmであり、各凸条の高さが0.1〜0.5mmであり、隣り合う凸条同士の間の間隔が0.1〜1.0mmであることを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の紙類等枚葉シート搬送用無端ベルトであって、補強用糸材の直径が0.1〜0.35mmであり、螺旋状に巻かれた補強用糸材のピッチが0.2〜1.0mmであることを特徴としている。
請求項4の発明は、請求項1に記載の紙類等枚葉シート搬送用無端ベルトの製造方法である。
請求項4の紙類等枚葉シート搬送用無端ベルトの製造方法の発明は、円筒状もしくは円柱状コアの外周面に、コアの長手方向に伸びる成形用凸条がコア周方向に並列状に設けられており、該コアの外周面に補強用糸材を、該糸材が成形用凸条を横断する方向に螺旋状に巻き付ける工程と、螺旋状補強用糸材の上からゴム状弾性体形成用液状未加硫組成物を塗布するとともに、該液状未加硫組成物を上記コア外周面の隣り合う成形用凸条同士の間の凹溝に充填する工程と、液状未加硫組成物が塗布された補強用糸材の上から、予め成形されたゴム状弾性体形成用未加硫チューブを嵌め被せる工程と、未加硫チューブ、螺旋状補強用糸材に塗布された液状未加硫組成物、および上記コア外周面の凹溝に充填された液状未加硫組成物を加硫させて一体に結合させ、無端ベルト用筒状成形体を得る工程と、コアから取り外した加硫後の無端ベルト用筒状成形体を所定幅にカットする工程とを実施することにより、ゴム状弾性体からなる無端ベルト本体の内周面に、ベルト周方向と略直交する方向に多数の凸条が、所定間隔おきに並列状にかつ無端ベルト本体と一体に設けられ、これらの凸条寄りのベルト本体内部に、補強用糸材が上記並列状の凸条を横断する方向にかつ螺旋状に埋設されている、紙類等枚葉シート搬送用無端ベルトを製造することを特徴としている。
請求項5の発明は、請求項4に記載の紙類等枚葉シート搬送用無端ベルトの製造方法であって、コア外周面の隣り合う成形用凸条同士の間の凹溝の横断面形状が方形または台形で、該凹溝の底部の幅が0.2〜0.5mmであるとともに、凹溝の高さが0.1〜0.5mmであり、各成形用凸条の幅が0.1〜1.0mmであることを特徴としている。
請求項6の発明は、請求項4または5に記載の紙類等枚葉シート搬送用無端ベルトの製造方法であって、使用する補強用糸材の直径が0.1〜0.35mmであり、螺旋状に巻かれた補強用糸材のピッチが0.2〜1.0mmであることを特徴としている。
請求項1の紙類等枚葉シート搬送用無端ベルトの発明は、ゴム状弾性体からなる無端ベルト本体の内周面に、ベルト周方向と略直交する方向に多数の凸条が、所定間隔おきに並列状にかつ無端ベルト本体と一体に設けられ、これらの凸条寄りのベルト本体内部に、補強用糸材が上記並列状の凸条を横断する方向にかつ螺旋状に埋設されているもので、請求項1の発明によれば、補強用糸材が、無端ベルト本体内周面の多数の並列状凸条寄りのベルト本体内部に螺旋状に埋設されているため、補強用糸材が無端ベルトのゴム状弾性体層から剥離しにくい。また、無端ベルト内周面に多数の並列状のゴム状弾性体からなる凸条が存在していて、これらの凸条の幅や凸条同士の間の間隔を調整することにより、無端ベルト内周面の摩擦係数が容易にコントロールできるために、無端ベルト内周面の摩擦係数にバラツキが生じにくく、必要な摩擦係数を有する紙類等枚葉シート搬送用無端ベルトを確実に得ることができる。このように、無端ベルトの内周面について、容易に必要な摩擦係数を確保することができるため、無端ベルトを回転ローラに巻き付けて回転させた際、無端ベルトが回転ローラから外れてしまうトラブルを生じることがなく、あるいはまた無端ベルトと回転ローラとの間でスベリを生じることがなく、紙類等の枚葉シートについて、安定した給紙等の搬送を果たすことができるという効果を奏する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の紙類等枚葉シート搬送用無端ベルトであって、各凸条の先端部の幅が0.2〜0.5mmであり、各凸条の高さが0.1〜0.5mmであり、隣り合う凸条同士の間の間隔が0.1〜1.0mmであるもので、請求項2の発明によれば、各凸条先端部の幅、各凸条の高さ、および隣り合う凸条同士の間の間隔を規定することにより、無端ベルト内周面の摩擦係数を最適範囲に制御できて、必要な摩擦係数を有する紙類等枚葉シート搬送用無端ベルトを確実に得ることができるという効果を奏する。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の紙類等枚葉シート搬送用無端ベルトであって、補強用糸材の直径が0.1〜0.35mmであり、螺旋状に巻かれた補強用糸材のピッチが0.2〜1.0mmであるもので、請求項3の発明によれば、補強用糸材の直径、および螺旋状に巻かれた補強用糸材のピッチを規定することにより、無端ベルトを充分に補強することができて、無端ベルトによる紙類等枚葉シートの搬送を、長期間、安定して行なうことができ、無端ベルトの耐用性を向上することができるという効果を奏する。
請求項4の発明は、請求項1に記載の紙類等枚葉シート搬送用無端ベルトの製造方法である。
請求項4の紙類等枚葉シート搬送用無端ベルトの製造方法の発明は、円筒状もしくは円柱状コアの外周面に、コアの長手方向に伸びる成形用凸条がコア周方向に並列状に設けられており、該コアの外周面に補強用糸材を、該糸材が成形用凸条を横断する方向に螺旋状に巻き付ける工程と、螺旋状補強用糸材の上からゴム状弾性体形成用液状未加硫組成物を塗布するとともに、該液状未加硫組成物を上記コア外周面の隣り合う成形用凸条同士の間の凹溝に充填する工程と、液状未加硫組成物が塗布された補強用糸材の上から、予め成形されたゴム状弾性体形成用未加硫チューブを嵌め被せる工程と、未加硫チューブ、螺旋状補強用糸材に塗布された液状未加硫組成物、および上記コア外周面の凹溝に充填された液状未加硫組成物を加硫させて一体に結合させ、無端ベルト用筒状成形体を得る工程と、コアから取り外した加硫後の無端ベルト用筒状成形体を所定幅にカットする工程とを実施することにより、ゴム状弾性体からなる無端ベルト本体の内周面に、ベルト周方向と略直交する方向に多数の凸条が、所定間隔おきに並列状にかつ無端ベルト本体と一体に設けられ、これらの凸条寄りのベルト本体内部に、補強用糸材が上記並列状の凸条を横断する方向にかつ螺旋状に埋設されている、紙類等枚葉シート搬送用無端ベルトを製造するもので、請求項4の発明によれば、補強用糸材が無端ベルトのゴム状弾性体層から剥離しにくゝ、無端ベルト内周面の摩擦係数を容易にコントロールできて、無端ベルト内周面の摩擦係数にバラツキが生じにくく、必要な摩擦係数を有する紙類等枚葉シート搬送用無端ベルトを確実に、しかも効率よく、従って安価に製造することができるという効果を奏する。
請求項5の発明は、請求項4に記載の紙類等枚葉シート搬送用無端ベルトの製造方法であって、コア外周面の隣り合う成形用凸条同士の間の凹溝の横断面形状が方形または台形で、該凹溝の底部の幅が0.2〜0.5mmであるとともに、凹溝の高さが0.1〜0.5mmであり、各成形用凸条の幅が0.1〜1.0mmであるもので、請求項5の発明によれば、コア外周面の成形用凸条同士の間の凹溝底部の幅、凹溝の高さ、および並列状の成形用凸条の幅を規定することにより、逆にみると、製造後の無端ベルト内周面側の多数の並列状のゴム状弾性体からなる各凸条先端部の幅、各凸条の高さ、および凸条同士の間の間隔を規定することになり、これによって、無端ベルト内周面の摩擦係数を安定化させることができて、必要な摩擦係数を有する紙類等枚葉シート搬送用無端ベルトを確実に製造することができるという効果を奏する。
請求項6の発明は、請求項4または5に記載の紙類等枚葉シート搬送用無端ベルトの製造方法であって、使用する補強用糸材の直径が0.1〜0.35mmであり、螺旋状に巻かれた補強用糸材のピッチが0.2〜1.0mmであるもので、請求項6の発明によれば、補強用糸材の直径、および螺旋状に巻かれた補強用糸材のピッチを規定することにより、補強用糸材により確実に補強された無端ベルトを製造することができて、無端ベルトによる紙類等枚葉シートの搬送を、長期間、安定して行なうことができ、無端ベルトの耐用性を向上することができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態を示す紙類等枚葉シート搬送用無端ベルトの概略斜視図である。 図1の紙類等枚葉シート搬送用無端ベルトの要部拡大断面斜視図である。 本発明の紙類等枚葉シート搬送用無端ベルトの製造に使用するステンレス鋼製コアの概略斜視図である。 図3のコアの外周面に補強用糸材を螺旋状に巻き付けた後、螺旋状補強用糸材の上からゴム状弾性体形成用液状未加硫組成物を塗布し、さらに、予め成形されたゴム状弾性体形成用未加硫チューブをコアに嵌め被せる前の状態を示す概略斜視図である。 図4でセットした未加硫チューブ、螺旋状補強用糸材に塗布された液状未加硫組成物、およびコア外周面の凹溝に充填された液状未加硫組成物の加硫後に得られた無端ベルト用筒状成形体を示す概略斜視図で、コアを除去する前の状態が示されている。 図5のAーA線に沿う拡大断面図である。
つぎに、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
図1は、本発明の実施の形態を示す紙類等枚葉シート搬送用無端ベルトの概略斜視図である。図2は、同無端ベルトの要部拡大断面斜視図である。
図1と図2を参照すると、本発明による紙類等枚葉シート搬送用無端ベルト(1)は、例えば、複写機、プリンタ、およびファクシミリ等の自動給紙部などに用いられ、通常は、前後一対の回転駆動ローラ(21)および回転ローラ(22)に巻き掛けられて使用される。
本発明による紙類等枚葉シート搬送用無端ベルト(1)は、ゴム状弾性体からなる無端ベルト本体(2)の内周面に、ベルト周方向と略直交する方向に多数の弾性体凸条(3)が、所定間隔おきに並列状にかつ無端ベルト本体(2)と一体に設けられ、これらの凸条(3)寄りのベルト本体(2)内部に、補強用糸材(4)が上記並列状の凸条(3)を横断する方向にかつ螺旋状に埋設されている。
ここで、給紙搬送用無端ベルト本体(2)を構成するゴム組成物は、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体(EPDM)、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)、ポリウレタン、ブチルゴムなどを用いることができる。無端ベルト本体(2)のゴム硬度は、JIS−Aで、20〜50°であるのが、好ましい。
本発明において、無端ベルト本体(2)の内周面に、ベルト周方向と略直交する方向に設けられた多数の凸条(3)のそれぞれの凸条(3)の横断面形状は、方形または台形であり、各凸条(3)の先端部の幅は、0.2〜0.5mmであるのが好ましく、0.3〜0.5mmであるのが、より好ましい。各凸条(3)の高さは、0.1〜0.5mmであるのが好ましく、0.2〜0.5mmであるのが、より好ましい。また、隣り合う凸条(3)(3)同士の間の間隔、すなわち隣り合う凸条(3)(3)同士の間の間隙(5)の幅は、0.1〜1.0mmであるのが好ましく、0.3〜0.7mmであるのが、より好ましい。
ここで、無端ベルト本体(2)の内周面の各凸条(3)の先端部の幅が0.2mm未満であれば、補強用糸材(4)を被服するゴム量が多くなり、無端ベルト(1)の内周面へのゴムの露出が多くなり、摩擦係数は高くなるので、好ましくない。また、各凸条(3)の先端部の幅が0.5mmを超えると、補強用糸材(4)を被覆するゴム量が少なくなり、摩擦係数が低下するので、好ましくない。
また、各凸条(3)の高さが0.1mm未満であれば、補強用糸材(4)を被服するゴム層が薄くなり、補強用糸材(4)が無端ベルト本体(2)から剥離しやすくなるとともに、補強用糸材(4)を被服するゴム層が薄くなるため、使用時に、補強用糸材(4)がベルト内面に接触する回転ローラ(21)(22)との摩耗により、破壊されやすくなり、摩擦係数も低くなるので、好ましくない。また、各凸条(3)の高さが0.5mmを超えると、ゴム層の凹部が大きくなって、柔らかくなり、そのために摩擦係数が高くなる。また、補強用糸材(4)を表面近傍(ベルト内面側)に配置することができなくなるので、好ましくない。
さらに、隣り合う凸条(3)(3)同士の間の間隔は、0.1mm未満であれば、糸状芯体を被服するゴム量が少なくなり、摩擦係数が低下する。また、補強用糸材(4)がゴム状弾性体から剥離しやすくなるので、好ましくない。また、隣り合う凸条(3)(3)同士の間の間隔が、1.0mmを超えると、補強用糸材(4)を保持する土台部分が少なくなり、成型時、ベルト内面に補強用糸材(4)を正確に配置することが難しくなるとともに、ベルト内面へのゴム層の露出が多くなり、摩擦係数は高くなるので、好ましくない。
つぎに、補強用糸材(4)としては、例えばポリエステル糸、またはナイロン(登録商標)糸などを使用するのが、好ましい。
ここで、補強用糸材(4)の直径は、0.1〜0.35mmであるのが好ましく、0.15〜0.30mmであるのが、より好ましい。これを補強用糸材(4)の太さの番手で表わすと、補強用糸材(4)の太さ(直径)は、#8〜#100(約直径0.35〜0.1mm)であるのが好ましく、#20〜#80(約直径0.30〜0.15mm)であるのが、より好ましい。
ここで、補強用糸材(4)の直径が0.1mm未満であれば、細すぎるために紙類等枚葉シート搬送用無端ベルト(1)としての充分な強度が得られず、また補強用糸材(4)の直径が0.35mmを超えると、太すぎるために巻きにくく、作業性が低下するだけでなく、ゴム状弾性体との密着性も低下するので、補強用糸材(4)がゴム状弾性体からなる無端ベルト本体(2)の内部に収まり難く、好ましくない。
本発明において、螺旋状に巻かれた補強用糸材(4)(4)同士の間のピッチは、例えば0.2〜1.0mmであり、好ましくは、0.35〜0.7mmである。ここで、螺旋状に巻かれた補強用糸材(4)(4)同士の間のピッチが0.2mm未満の場合は、強度が上がりすぎ、必要な伸びが得られなくなるので、好ましくない。また、螺旋状に巻かれた補強用糸材(4)(4)同士の間のピッチが1.0mmを超えると、紙類等枚葉シート搬送用無端ベルト(1)としての強度が低下してしまうので、好ましくない。
つぎに、図3〜図6は、本発明による紙類等枚葉シート搬送用無端ベルト(1)の製造方法の実施形態を示すものである。
まず、図3に示すように、例えばステンレス鋼製の円筒状もしくは円柱状のコア(11)の外周面に、コア(11)の長手方向に伸びる成形用凸条(12)がコア(11)周方向に並列状に設けられている。
ここで、コア(11)は、コア外周面の隣り合う成形用凸条(12)(12)同士の間の凹溝(13)の横断面形状が方形または台形で、該凹溝(13)の底部の幅は、0.2〜0.5mmであるのが好ましく、0.3〜0.5mmであるのが、より好ましい。凹溝(13)の高さが0.1〜0.5mmであるのが好ましく、0.2〜0.5mmであるのが、より好ましい。また、各成形用凸条(12)の幅が0.1〜1.0mmであるのが好ましく、0.3〜0.7mmであるのが、より好ましい。
つぎに、図4に示すように、このコア(11)の外周面に、上記の補強用糸材(4)を、該糸材(4)が成形用凸条(12)を横断する方向にかつ補強用糸材(4)(4)同士の間のピッチが、0.2〜1.0mm、好ましくは、035〜0.7mmであるように、螺旋状に巻き付ける工程と、螺旋状補強用糸材(4)の上からゴム状弾性体形成用液状未加硫組成物を塗布し、該液状未加硫組成物を螺旋状補強用糸材(4)に含浸させるとともに、該液状未加硫組成物を上記コア(11)外周面の隣り合う成形用凸条(12)(12)同士の間の凹溝(13)に充填する工程と、液状未加硫組成物が塗布された補強用糸材(4)の上から、予め成形されたゴム状弾性体形成用未加硫チューブ(6)を上記コア(11)の略全長にわたって嵌め被せる工程とを実施する。
さらに、ゴム状弾性体形成用液状未加硫組成物が塗布された螺旋状補強用糸材(4)およびゴム状弾性体形成用未加硫チューブ(6)を具備するコア(11)を、加硫缶に入れ、未加硫チューブ(6)、螺旋状補強用糸材(4)に塗布された液状未加硫組成物、および上記コア(11)外周面の隣り合う成形用凸条(12)(12)同士の間の凹溝(13)に充填された液状未加硫組成物を加硫させて一体に結合させ、図5と図6に示すように、無端ベルト用筒状成形体(10)を得る工程を実施する。
そして、加硫後の無端ベルト用筒状成形体(10)の表面を研磨した後、コア(11)から取り外した加硫後の無端ベルト用筒状成形体(10)を、コアを抜き取り、さらに無端ベルト用筒状成形体(10)を、これを横断する方向に所定幅にカットする工程を実施することにより、紙類等枚葉シート搬送用無端ベルト(1)を製造するものである。
本発明の方法により得られた紙類等枚葉シート搬送用無端ベルト(1)は、上記図1と図2に示すように、ゴム状弾性体からなる無端ベルト本体(2)の内周面に、ベルト周方向と略直交する方向に多数の凸条(3)が、所定間隔おきに並列状にかつ無端ベルト本体(2)と一体に設けられ、これらの凸条(3)寄りのベルト本体(2)内部に、補強用糸材(4)が上記並列状の凸条(3)を横断する方向にかつ螺旋状に埋設されている。
本発明の方法によれば、補強用糸材(4)が無端ベルト(1)のゴム状弾性体層から剥離しにくく、無端ベルト(1)内周面の摩擦係数を容易にコントロールできて、無端ベルト(1)内周面の摩擦係数にバラツキが生じにくく、必要な摩擦係数を有する紙類等枚葉シート搬送用無端ベルト(1)を確実に、しかも効率よく、従って安価に製造することができるものである。
つぎに、本発明の実施例を比較例と共に説明するが、本発明は、これらの実施例に限定されるものではない。
実施例1
本発明の方法により、紙類等枚葉シート搬送用無端ベルトとして、給紙搬送用無端ベルト(1)を、つぎのようにして製造した。
まず、図3に示すステンレス鋼製の円柱状のコア(11)を用意した。このコア(11)の外周面には、コア(11)の長手方向に伸びる成形用凸条(12)がコア(11)周方向に並列状に設けられている。
ここで、コア(11)は、コア外周面の隣り合う成形用凸条(12)(12)同士の間の凹溝(13)の横断面形状が方形であり、該凹溝(13)の底部の幅が0.3mm、各凹溝(13)の高さが0.2mm、および各成形用凸条(12)の幅が0.3mmであった。また、コア(11)の成形用凸条(12)を含む直径は40.7mmであり、コア(11)の全長は700mmであった。
このコア(11)の外周面に、直径0.2mm(#30)のポリエステル製の補強用糸材(4)を、該糸材(4)が成形用凸条(12)を横断する方向に、ピッチ0.3mmで螺旋状に巻き付けた。
ついで、この螺旋状補強用糸材(4)の上から、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体(EPDM)をトルエンよりなる溶剤に溶解させたゴム状弾性体形成用液状未加硫組成物を塗布するとともに、該液状未加硫組成物を上記コア(11)外周面の並列状の成形用凸条(12)(12)同士の間の凹溝(13)に充填した。
さらに、液状未加硫組成物が塗布された補強用糸材(4)の上から、予め成形された内径41mm、および厚さ1.5mmのゴム状弾性体形成用未加硫チューブ(6)を、上記コア(11)の略全長にわたって嵌め被せた。
そして、ゴム状弾性体形成用液状未加硫組成物が塗布された螺旋状補強用糸材(4)およびゴム状弾性体形成用未加硫チューブ(6)を具備するコア(11)を加硫缶に入れて、温度150℃で、45分間保持して、未加硫チューブ(6)、螺旋状補強用糸材(4)に塗布された液状未加硫組成物、および上記コア(11)外周面の隣り合う成形用凸条(12)(12)同士の間の凹溝(13)に充填された液状未加硫組成物を加硫させて一体に結合させ、無端ベルト用筒状成形体(10)を得た。
加硫後の無端ベルト用筒状成形体(10)の表面を研磨した後、コア(11)を抜き取り、ついで無端ベルト用筒状成形体(10)を、これを横断する方向に25mm幅にカットして、紙類等枚葉シート搬送用無端ベルトとしての給紙搬送用無端ベルト(1)を製造した。
得られた給紙搬送用無端ベルト(1)は、図1と図2に示すように、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体(EPDM)からなる無端ベルト本体(2)の内周面に、ベルト周方向と略直交する方向に多数の凸条(3)が、所定間隔おきに並列状にかつ無端ベルト本体(2)と一体に設けられ、これらの凸条(3)寄りのベルト本体(2)内部に、補強用糸材(4)が上記並列状の凸条(3)を横断する方向にかつ螺旋状に埋設されているものであった。
ここで、無端ベルト本体(2)の内周面に、ベルト周方向と略直交する方向に設けられた多数の凸条(3)のそれぞれの凸条(3)の横断面形状は方形であり、各凸条(3)の先端部の幅は0.3mmであり、各凸条(3)の高さは0.2mmであり、また隣り合う凸条(3)(3)同士の間の間隔、すなわち隣り合う凸条(3)(3)同士の間の間隙(5)の幅は、0.3mmであった。
実施例2〜13
上記実施例1の場合と同様に実施して、本発明による紙類等枚葉シート搬送用無端ベルトとしての給紙搬送用無端ベルト(1)を製造するが、下記の表1に示すように、無端ベルト本体(2)の内周面の各凸条(3)の先端部の幅、各凸条(3)の高さ、隣り合う凸条(3)(3)同士の間の間隔、すなわち隣り合う凸条(3)(3)同士の間の間隙(5)の幅、補強用糸材(4)の内径、および補強用糸材(4)(4)同士の間のピッチを変更して、本発明による各種の給紙搬送用無端ベルト(1)を製造した。
比較例1
比較のために、従来品としての給紙搬送用無端ベルトを下記のようにして製造した。まず、直径40.7mmの円柱状コアの周面に、第1の芯体であるナイロン(登録商標)製の丸編みの編物を被せ、その上に、実施例1で用いたポリエステル製の補強用糸材を、実施例1の場合と同じピッチで、螺旋状に巻き付けた。
ついで、これらの編物および螺旋状補強用糸材の上から、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体(EPDM)をトルエンよりなる溶剤に溶解させたゴム状弾性体形成用液状未加硫組成物を塗布した。
さらに、液状未加硫組成物が塗布された編物および補強用糸材の上から、予め成形された実施例1の場合と同様のゴム状弾性体形成用未加硫チューブを、上記コアの略全長にわたって嵌め被せ、以下、実施例1の場合と同様にして、比較用の従来の給紙搬送用無端ベルトを得た。
(摩擦係数の測定)
本発明による上記実施例1〜13で得られた各種の紙類等枚葉シート搬送用無端ベルトとしての給紙搬送用無端ベルト(1)、および比較例1で得られた給紙搬送用無端ベルトについて、新東科学株式会社製のHEIDON式摩擦係数測定機(JIS P 8147に準拠)を用いて、それぞれ摩擦係数の測定を行ない、得られた結果を、下記の表1にあわせて示した。
なお、本発明による実施例1〜13で得られた給紙搬送用無端ベルト(1)については、各実施例において無端ベルト(1)を100個ずつ製造し、これらのすべてについて無端ベルト内周面の摩擦係数を測定して、摩擦係数の平均値を算出した。
(摩擦係数のバラツキ)
また、100個の給紙搬送用無端ベルト(1)の摩擦係数の最大値と最小値の差を算出し、これを摩擦係数のバラツキとして、下記の表1に記載した。
一方、比較例1の給紙搬送用無端ベルトについては、これを20個製造し、これらの摩擦係数の平均値を算出するとともに、20個の給紙搬送用無端ベルトの摩擦係数の最大値と最小値の差を算出し、これを摩擦係数のバラツキとして、下記の表1にあわせて示した。
Figure 2010269876
上記表1の結果から明らかなように、本発明の実施例1〜13で得られた紙類等枚葉シート搬送用無端ベルトとしての給紙搬送用無端ベルト(1)によれば、摩擦係数のバラツキは、0.50以下であり、非常にバラツキが少ないものであった。
これに対し、比較例1で製造した従来の給紙搬送用無端ベルトによれば、摩擦係数のバラツキは、0.65と、非常に大きいものであった。
そして、本発明の実施例1〜13において製造した給紙搬送用無端ベルトを、複写機の実機(商品名、imagio MP C3000、株式会社リコー製)に組み込んで、それぞれ給紙テストを行なったところ、いずれも蛇行や、寄りがなく、優れた給紙性を具備するものであった。
1:紙類等枚葉シート搬送用無端ベルト(給紙搬送用無端ベルト)
2:無端ベルト本体
3:凸条
4:補強用糸材
5:隣り合う凸条同士の間の間隙
6:ゴム状弾性体形成用未加硫チューブ
10:無端ベルト用筒状成形体
11:円柱状コア
12:成形用凸条
13:凹溝
21:回転ローラ
22:回転ローラ

Claims (6)

  1. ゴム状弾性体からなる無端ベルト本体の内周面に、ベルト周方向と略直交する方向に多数の凸条が、所定間隔おきに並列状にかつ無端ベルト本体と一体に設けられ、これらの凸条寄りのベルト本体内部に、補強用糸材が上記並列状の凸条を横断する方向にかつ螺旋状に埋設されていることを特徴とする、紙類等枚葉シート搬送用無端ベルト。
  2. 各凸条の横断面形状が方形または台形であり、各凸条の先端部の幅が0.2〜0.5mmであり、各凸条の高さが0.1〜0.5mmであり、隣り合う凸条同士の間の間隔が0.1〜1.0mmであることを特徴とする、請求項1に記載の紙類等枚葉シート搬送用無端ベルト。
  3. 補強用糸材の直径が0.1〜0.35mmであり、螺旋状に巻かれた補強用糸材のピッチが0.2〜1.0mmであることを特徴とする、請求項1または2に記載の紙類等枚葉シート搬送用無端ベルト。
  4. 円筒状もしくは円柱状コアの外周面に、コアの長手方向に伸びる成形用凸条がコア周方向に並列状に設けられており、該コアの外周面に補強用糸材を、該糸材が成形用凸条を横断する方向に螺旋状に巻き付ける工程と、螺旋状補強用糸材の上からゴム状弾性体形成用液状未加硫組成物を塗布するとともに、該液状未加硫組成物を上記コア外周面の隣り合う成形用凸条同士の間の凹溝に充填する工程と、液状未加硫組成物が塗布された補強用糸材の上から、予め成形されたゴム状弾性体形成用未加硫チューブを嵌め被せる工程と、未加硫チューブ、螺旋状補強用糸材に塗布された液状未加硫組成物、および上記コア外周面の凹溝に充填された液状未加硫組成物を加硫させて一体に結合させ、無端ベルト用筒状成形体を得る工程と、コアから取り外した加硫後の無端ベルト用筒状成形体を所定幅にカットする工程とを実施することにより、ゴム状弾性体からなる無端ベルト本体の内周面に、ベルト周方向と略直交する方向に多数の凸条が、所定間隔おきに並列状にかつ無端ベルト本体と一体に設けられ、これらの凸条寄りのベルト本体内部に、補強用糸材が上記並列状の凸条を横断する方向にかつ螺旋状に埋設されている、紙類等枚葉シート搬送用無端ベルトを製造することを特徴とする、紙類等枚葉シート搬送用無端ベルトの製造方法。
  5. コア外周面の隣り合う成形用凸条同士の間の凹溝の横断面形状が方形または台形で、該凹溝の底部の幅が0.2〜0.5mmであるとともに、凹溝の高さが0.1〜0.5mmであり、各成形用凸条の幅が0.1〜1.0mmであることを特徴とする、請求項4に記載の紙類等枚葉シート搬送用無端ベルトの製造方法。
  6. 使用する補強用糸材の直径が0.1〜0.35mmであり、螺旋状に巻かれた補強用糸材のピッチが0.2〜1.0mmであることを特徴とする、請求項4または5に記載の紙類等枚葉シート搬送用無端ベルトの製造方法。
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EP2897801A4 (en) * 2012-09-21 2017-03-22 Electronics for Imaging, Inc. Enhanced roller registration systems and associated structures

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