JP2010269863A - 用紙後処理装置および画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置本体から大量に排出した用紙枚数などの用紙情報を、用紙後処理装置から台車を完全に分離した状態の場所に置いても、ユーザが用紙を積載した台車を見ただけで、一目で把握できるような用紙後処理装置および画像形成システムを提供する。
【解決手段】画像形成装置から排出された用紙Pを積載する上下動可能な積載トレイ6と、前記積載トレイ6に積載される用紙Pを検出する用紙検出手段と、前記積載トレイ6ごと分離可能な台車Iと、を有する用紙後処理装置において、前記台車Iに前記画像形成装置から排出された用紙枚数が表示される表示手段Hを設けたことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置により排紙された用紙の用紙後処理装置および画像形成システムに関する。
従来、画像形成装置本体から1枚ずつ排出される用紙を積み重ねて収容する用紙収容装置が知られている(例えば特許文献1参照)。この特許文献1には、画像形成装置本体から1枚ずつ排出される用紙を順次積み重ねて収容していく用紙収容装置において、用紙を積載収容するための積載台と、前記積載台を昇降させる駆動手段と、前記積載台に収容された用紙の上面が所定高さに達したときに検出信号を発生する検出手段と、前記検出手段からの検出信号に基づいて前記積載台を下降させる制御手段と、前記積載台に収容される用紙の枚数をカウントするカウント手段と、前記検出手段から検出信号が発生されていない状態で、前記カウント手段が所定の枚数をカウントしたとき、積載台の位置が不適正であると判定する判定手段と、を備えたことを特徴とする用紙収容装置の発明が記載されている(特許文献1、特許請求の範囲の請求項1参照)。
この特許文献1に記載された装置は、積載台の位置情報を紙の枚数をカウントしたことによって把握し、内部の動作処理に用いており、スタッカーの台車に、紙枚数などを表示する機能は何ら開示されていない。
また特許文献2には、画像形成システムの発明が記載されている。より詳細には、画像形成装置から排出されるシート材に所定の後処理を行うシート後処理装置と、このシート後処理装置により後処理されたシート束を格納するシート束格納装置とを画像形成装置に対して選択的に接続してシステムを構築可能な画像形成システムにおいて、前記シート束格納装置に格納されているシートの枚数をカウントする第1のカウント手段と、前記シート後処理装置に格納されているシートの枚数をカウントする第2のカウント手段と、前記第1のカウント手段によりカウントされた第1カウント値と前記第2のカウント手段によりカウントされた第2カウント値とが加算されたカウント値と前記シート束格納装置に設定されている格納制限枚数値とを比較してシート束格納装置の積載超過状態を判定する判定手段と、この判定手段による判定結果に基づいて画像形成装置の画像形成動作を停止させる制御手段とを具備したことを特徴とする画像形成システムが記載されている(特許文献2、特許請求の範囲の請求項1参照)。
この特許文献2に記載されたシステムでは、内部のカウンタ値は外部の台車などに表示することがなく、ユーザにとって利便性に欠けているという問題点がある。
また特許文献3には、画像形成装置の発明が開示されている。より詳細には、大量給紙ユニットで装置の電源投入時や給紙カセットの再セット時等に用紙の残量検知を多段階で行うため、給紙カセット内の底板が、下限位置と上限位置の間にあるか否かを検知する底板検知スイッチを備え、装置本体の電源オンや給紙カセットの再セットを検知し、底板検知スイッチで底板が所定位置にあることを検知したら、用紙の残量を検知しつつ底板を上昇させ、上昇途中で底板検知スイッチがオフにならず、用紙の最上面を紙面検知センサが検知したら、底板の上昇を止めて印字待機状態、印字動作に移り、印字中に底板検知スイッチがオフになったら用紙が給紙される毎に給紙枚数をカウントし、カウント値が予め設定された値に到達したら用紙残量の推定を行う。なお、特許文献3では、設定値を数種類用意して用紙の残量を多段階に検知している。
しかしながら、従来の発明では、用紙後処理装置を正常に動作させる事を目的としており、スタッカーの積載トレイに排出された紙の枚数情報は、用紙後処理装置の内部にしか持っていない。スタッカーのユーザの使用環境によっては、スタッカー1台につき積載用台車を複数台備えるものもある。またスタッカーから用紙積載用台車を引出し、別の場所に置いた場合、従来の台車では、用紙枚数、仕分けした用紙部数、部数内の用紙枚数、用紙の種類などの用紙情報を知ることができないか、たとえ引き出す際には判っていても、時間の経過と共にこれらの情報が判然としないものとなる。このため、ユーザによっては、大量に排出された用紙を数え直す手間が生じ、仕事の効率が低下していた。
本発明は、上述した実情を考慮してなされたものであって、画像形成装置本体から大量に排出された用紙枚数などの用紙の情報を、用紙後処理装置から台車を完全に分離した状態の場所に置いても、ユーザが用紙を積載した台車を見ただけで把握できるような用紙後処理装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、以下の(1)〜(10)の解決手段を提供する。
(1)画像形成装置から排出された用紙を積載する上下動可能な積載トレイと、前記積載トレイに積載される用紙を検出する用紙検出手段と、前記積載トレイごと分離可能な台車と、を有する用紙後処理装置において、前記台車に前記画像形成装置から排出された用紙枚数が表示される表示手段を設けたことを特徴とする。
(2)前記(1)に記載の用紙後処理装置において、前記台車は前記用紙後処理装置との分離後にも前記台車の前記表示手段が、前記画像形成装置から排出された用紙の部数と当該用紙の枚数のカウント値とを表示可能であることを特徴とする。
(3)前記(1)または(2)に記載の用紙後処理装置において、前記表示手段は、前記用紙後処理装置から分離された前記台車を前記用紙後処理装置内の所定の位置に配置されると、前記台車の前記表示手段のカウンタ値をリセットすることを特徴とする。
(4)前記(1)から(3)のいずれか1項に記載の用紙後処理装置において、前記用紙後処理装置と前記台車との用紙枚数情報の送受信を光結合により行うことを特徴とする。
(5)前記(1)から(3)のいずれか1項に記載の用紙後処理装置において、前記用紙後処理装置と前記台車との用紙枚数情報の送受信を無線により行うことを特徴とする。
(6)前記(1)から(3)のいずれか1項に記載の用紙後処理装置において、前記用紙後処理装置と前記台車との用紙枚数情報の送受信を磁気結合により行うことを特徴とする。
(7)前記(1)から(6)のいずれか1項に記載の用紙後処理装置において、前記台車の前記表示手段として、用紙種に対応した用紙枚数高さで表示する機能を付与することを特徴とする。
(8)前記(1)から(6)のいずれか1項に記載の用紙後処理装置において、前記用紙後処理装置の台車設置部の可視位置に用紙種に対応した用紙枚数高さで表示する表示手段を設けたことを特徴とする。
(9)前記(1)から(8)のいずれか1項に記載の用紙後処理装置において、前記台車は、重量計測手段を有し、前記重量計測手段からの用紙重量の計測に基づき、用紙種ごとの用紙枚数を算出して表示することを特徴とする。
(10)用紙後処理装置と、画像形成装置とからなる画像形成システムにおいて、前記用紙後処理装置は、前記(1)から(9)のいずれか1項に記載の用紙後処理装置であることを特徴とする。
本発明によれば、用紙後処理装置から離した場所に台車を置いても、ユーザがその台車を見て画像形成装置本体から排紙された用紙枚数などの用紙情報を一目で把握できる用紙後処理装置、およびこのような用紙後処理装置と画像形成装置からなる画像形成システムを提供できる。
用紙後処理装置(スタッカー)と画像形成装置本体が備えられた複写システムの概略構成例を示す図である。 用紙後処理装置の概略構成例を示したものであり、(A)は用紙の受入れ状態例を示し、(B)は用紙が積載され、台車を用紙後処理装置から取出しできる状態例を示す図である。 (A)は、台車の用紙を積載していない状態例を示す図であり、(B)は、台車に用紙を5000枚積載した状態例を示す図であり、(C)は、台車の積載トレイに用紙を積載した状態を横から見た図であり、部数と部数内の用紙枚数、合計枚数を示した例であり、(D)は、台車に、用紙種に対応した用紙枚数の高さで表示させる例を示す図である。 用紙後処理装置(用紙積載装置)のハードウェアの構成例を示すブロック図である。 実施動作例8を説明するための例図である。
以下、図面を参照にして本発明の用紙後処理装置について、実施形態により説明する。尚、以下の実施形態では用紙後処理装置として用紙積載装置を例に挙げて説明するが、これに限定されるものではない。
図1は、本発明の実施形態である用紙積載装置(スタッカー)Bと画像形成装置Aが備えられた複写システムの概略構成例である。図2は、用紙積載装置Bの概略構成例を示したものである。図2(A)は、用紙Pの受入れ状態を示しており、図2(B)は、用紙Pが積載され、JOB終了後で、後述する台車Iを装置から取出し可能な状態を示した図である。
画像形成装置A(画像形成装置本体)から、用紙積載装置Bに搬送された用紙Pは、搬送コロ1〜4により用紙積載部に搬送排紙され、積載される。用紙積載部には、上部用紙積載部Cと、大量積載部D(主積載部)とがあり、搬送路中にある分岐爪5が動作することにより、用紙Pの排出を切替える。大量積載部Dには、排紙された用紙Pを積載する積載トレイ6、積載トレイ6を載せ、図示しないトレイ昇降手段(図4では構成ブロックとして示す)により上下動し、この上下動により積載トレイ6を上下動させる昇降枠7、JOB終了により昇降枠7が下限に到達した時、積載トレイ6をうけ昇降枠7と積載トレイ6を分離させ、用紙Pが積載された状態の積載トレイ6ごと装置から取出すための台車Iを有している。なお画像形成装置は、用紙Pに電子写真方式で画像形成(潜像形成)を像坦持体(感光体)上に行う光走査手段と、形成された潜像をトナーにより現像する現像手段と、現像により形成されたトナー像を一旦転写して用紙Pに転写するための転写手段と、用紙Pに転写された画像を永久的に定着するための定着手段とを有して構成され、この画像形成装置は、前記感光体に潜像を形成する前に一様に帯電する帯電手段を有し、さらに前記転写手段による転写後に残った感光体上のトナーを除去したり、前記転写手段による前記用紙Pへの転写後に残ったトナーを除去するためのクリーニング手段などを有して構成することができる。
又、排紙された用紙Pを良好に積載する為に積載トレイ6の高さ(用紙受入れ高さ)を略一定にするように、紙面検知センサ8が設けられている。更に、積載状態を良好にする為に、用紙排紙部に、図示しない用紙揃えユニット(ジョガーユニット)を設けることもできる。
図4は、用紙後処理装置(用紙積載装置)のハードウェアの構成例を示すブロック図である。用紙後処理装置のメイン制御板Fは、画像形成装置(画像形成装置本体)Aの制御部10とバスなどを介して通信可能になっており、CPU(Central Processing Unit)11と、用紙積載装置Bの各動作を実行させるためのアプリケーションなどを記憶したROM(Read-Only Memory)12と、用紙検知出力手段Eと、を含んで構成されている。
図4の紙面検知手段1C及び紙面検知手段2Cで用紙搬送を検出すると、CPU11を経由するか、またはCPU11を経ずに用紙検知出力手段Eに直接その信号を送信する。紙面検知手段2Cからの信号を受信し、この受信に基づいて用紙検知出力手段E(たとえばLED(Light Emitting Diode)使用)が発光するように構成する。台車Iは、電池などで構成される電源Jとフォトダイオードなどで構成される用紙検知入力手段Gを有し、台車Iと用紙積載装置Bとで無線での通信可能となっている。
[実施動作例1]
実施動作例1では、用紙後処理装置(用紙積載装置)は、図4のブロック図で示されるブロック構成を有する。
画像形成装置本体Aが動作し、図2(A)に示される用紙積載装置Bの給紙コロ1から、画像が形成された用紙Pが挿入されてくる。そして画像形成装置Aの制御部10から用紙積載装置BのCPU11に送信されてくる台車Iに配送される用紙か否かの情報により、挿入された用紙Pは分岐爪5により選別される。
用紙積載装置Bでは、画像形成装置A本体からの情報により、積載トレイ6に積載する用紙Pであれば、分岐爪5に用紙Pを積載トレイ6側に配送するように指示し、分岐爪5により搬送コロ4を通過した用紙Pは紙面検知手段2Cにより紙面検知が行われる。前記したように、紙面検知手段2Cで用紙搬送を検出すると、CPU11を経由するか、またはCPU11を経ずに用紙後処理装置B内の用紙検知出力手段Eに直接その信号を送信する。一方、上部用紙積載部Cに用紙を搬送するとされた用紙は、分岐爪5により、搬送コロ2、3を通過後、用紙検知手段3Cにより用紙の検知が行われ、上部用紙積載部Cに配送され、紙面検知手段1Cで用紙搬送を検出すると、その信号はCPU11を経由して用紙Pでないと判断され、用紙検知出力手段Eには送信されない。
台車I内の用紙検知入力手段Gでは、用紙検知出力手段Eからの用紙Pの信号を受信すると例えば表示手段Hに信号を送り、表示手段Hでは用紙1枚増すごとに、+1づつカウントアップしていくようにして、用紙枚数情報を表示する。用紙の排出が終了し、用紙後処理装置Bから台車Iを分離して引き出した場合、表示手段Hでのカウンタ値は用紙枚数を表示し、台車Iは電池等の電源Jを有する構成であるため、ユーザは、図2に示すように、台車Iの表示手段Hを見ることによって積載トレイ上の用紙枚数が把握できる。
この実施動作例では上記のような構成とすることにより、用紙後処理装置から台車を引き出した後においても用紙枚数が把握できる。従って、積載トレイを載せた台車Iが用紙後処理装置Bから離れた位置に置かれた場合であっても台車I上に積載された用紙枚数が的確に把握できる。このような用紙後処理装置を用いれば、積載トレイを載せた台車が用紙後処理装置から分離して引き出され、台車を用紙後処理装置から離れた位置に置かれた場合でも、台車上に積載された用紙枚数が容易に把握できるため、ユーザが何枚用紙を印刷、排出したかを容易に確認でき、使い勝手がよい。
[実施動作例2]
実施動作例2では、用紙後処理装置Bからの積載トレイに積載する用紙を仕分けする部数値(部数カウント値)と、各部数の用紙枚数をカウントした部数の用紙カウント値とを、必要な用紙の排出が終了した時点で、用紙後処理装置Bの用紙検知出力手段E(LED:Light Emitting Diode)を用いて、前記した部数カウント値と部数内の用紙カウント値とを、台車Iへ送信するように設定することができる。台車Iでは、用紙検知入力手段G(フォトトランジスタなど)により、前記した部数カウント値と部数内の用紙カウント値とを受信し、台車Iの表示手段Hに部数とその用紙枚数とを表示可能としている。
なお、本実施動作例では、用紙排出後に信号の送受信を行う例を説明しているが、用紙後処理装置の用紙検知出力手段E(LED)では、1枚1枚の用紙排出時や、部数毎の排出時に台車Iへの信号送信を行うように設定できるようにしても良い。
この実施動作例では、図3(C)に示すように、前記台車が部数と部数の用紙カウント数を表示し、用紙後処理装置から台車を引き出した後においても、部数と各部数の用紙枚数とを表示可能としている。従って、積載トレイを載せた台車Iが用紙後処理装置Bから分離した場所に置かれた場合でも、台車I上に積載された用紙の部数、各部数の用紙枚数を容易に確認したり把握することができる。
このような用紙後処理装置を用いれば、台車が部数と部数の用紙カウント数を表示しているため、用紙後処理装置から台車を引き出して、台車を用紙後処理装置から離れた位置に置いた場合でも、ユーザは、印刷、排出した部数と各部数の用紙枚数を把握でき、使い勝手の良い用紙後処理装置が利用可能となる。
[実施動作例3]
この実施動作例3は、積載トレイ6を載せた台車Iが用紙後処理装置Bの外にある状態での動作例である。この動作例では、積載トレイ6上から用紙の全部を移動し、台車Iの積載トレイ6上に用紙が無い状態として、台車Iを用紙後処理装置B内の所定の位置にセットするものとする(図2(A)の位置から図2(B)の台車の位置の違いを参照のこと)。この時の台車Iのカウンタ値は、用紙を移動する前の値がそのまま表示されているとする。たとえば図2(A)に示す台車Iの位置を、所定の位置とすると、台車Iは用紙後処理装置本体の所定位置に載置されると、図4に示すように、用紙後処理装置本体Bのメイン制御板F内のCPU11から、台車表示手段に対して、リセット指示の信号が出力される。この信号は用紙検知出力手段Eを介して台車Iの用紙検知入力手段Gに入力され、信号が入力された用紙検知入力手段Gでは、台車Iの表示手段Hに対してゼロリセットを行う。
すなわち、台車Iを用紙後処理装置B内の所定の位置にセットすると、用紙後処理装置Bでは、積載トレイ6上の用紙の有無を検出する。この検出には、光学的な検出手段を用いて行うことができる。この検出の結果、用紙無しと判定した場合、台車I上の表示部に対して自動的にゼロリセットを行う。このように自動的にゼロリセットが行なわれることにより、ユーザにとってユーザフレンドリーであり、操作性が優れた用紙後処理装置Bを用いることとなる。
この実施動作例では、用紙後処理装置から引き出された台車を用紙後処理装置内の所定の位置にセットした時、台車のカウンタ値をリセットできる。従って、積載トレイを載せた台車が用紙後処理装置内の所定の位置にセットされると、用紙後処理装置が用紙有無を検出して、用紙無しと判定した場合には、台車上の表示部に対して自動的にゼロリセットを行うため操作性が優れた用紙後処理装置となる。
このような用紙後処理装置を用いれば、積載トレイを載せた台車を用紙後処理装置内の所定の位置にセットし、用紙後処理装置が用紙有無を検出して、用紙無しと判定した場合には、台車上の表示部に対して自動的にゼロリセットを行うため、ユーザ側でいちいち行うカウンタリセットの省略ができ、操作性が優れた用紙後処理装置の利用が可能となる。
[実施動作例4]
実施動作例4では、用紙1枚1枚の排出情報のやり取りを光結合(Opto-Coupling)で行う構成を採用している。この光結合では、IR(赤外(レーザも含む))通信、あるいは可視光レーザ通信でもよく、LEDと受光素子による光カプラを用いて情報の伝達を行うようにしてもよい。用紙後処理装置Bと台車Iの機械的な結合(例えば信号の授受のためのケーブルやコネクタの抜き差し作業)がなくなり、用紙後処理装置Bからの台車Iの出し入れがスムーズに行える。
この実施動作例では、用紙後処理装置と台車との用紙枚数情報のやり取りの方法として光結合を採用する。従って、情報のやり取りは、光結合によって行われるため、用紙後処理装置と台車の機械的な結合が省略できるため、用紙後処理装置からの台車の出し入れなどがスムーズに行える。また、簡単な構成で情報のやり取りができるため、製品コストも抑制できる。
[実施動作例5]
実施動作例5では、用紙枚数、部数などの排出した用紙情報の送受信を、用紙後処理装置Bが無線親機となり、台車Iが無線子機となる構成としている。あるいは用紙後処理装置Bがホスト(主人)となり、台車Iにアクチュエータ(駆動装置)を載備することによって、無線で台車Iを用紙後処理装置Bにセットすることもできる。用紙後処理装置Bと台車Iの機械的な結合(前記同様)がないため、用紙後処理装置Bからの台車I出し入れなどがスムーズに行える。
この実施動作例では、用紙後処理装置と台車との用紙枚数情報のカップリングを無線により行う。従って、情報のやり取りは、用紙後処理装置が無線親機、台車が無線子機となるため、用紙後処理装置と台車の機械的な結合がないため、用紙後処理装置からの台車出し入れなどスムーズに行える。
[実施動作例6]
実施動作例6では、用紙1枚1枚の排出(排紙)情報のやり取りのために、用紙後処理装置Bに磁石もしくは電磁石などの磁力発生装置を搭載し、台車I側で、磁気検出素子を有するように構成する。また本実施動作例では、上記したのと逆の構成も可能である。これによって用紙の排出情報を磁気的な情報によりやり取りすることができる。このように構成することで、用紙後処理装置Bと台車Iとの機械的な結合がなく、用紙後処理装置Bからの台車I出し入れなどスムーズに行える構成となる。
この実施動作例では、用紙後処理装置Bと台車Iとの用紙枚数情報のカップリングを磁気結合により行う。従って、情報のやり取りは、用紙後処理装置Bに磁石や電磁石などを搭載し、台車I側が磁気検出素子とするため、用紙後処理装置と台車の機械的な結合がないため、用紙後処理装置からの台車出し入れなどスムーズに行える。
[実施動作例7]
実施動作例7では、台車Iに、用紙種に対応した用紙枚数高さを表示させる構成を採用する。その例を図3(D)に示す。例えば、台車Iの取手部分の左側に、用紙Aの高さに対する枚数表示目盛を500枚単位は点線で、1000枚単位では実線として目盛を設ける。台車Iの取手部分の右側には、用紙Bの高さに対する枚数表示目盛を500枚単位は点線、1000枚単位では実線として目盛を設ける。このように構成すると、用紙毎に対する用紙枚数が把握でき、台車Iに搭載したカウンタを省略でき、用紙積載枚数のカウンタがなくても用紙の概略枚数を即座に把握できる。
この実施動作例では、台車に、用紙種に対応した用紙枚数高さを表示することができる。従って、用紙枚数の概略が把握したい時などに、台車に搭載したカウンタ値を見なくても用紙枚数の把握ができる。
[実施動作例8]
図5は実施動作例8を説明するための例図である。図5に示すように、用紙後処理装置Bの外側であって台車I設置部の真横位置に、用紙種に対応した用紙枚数を高さで表示する表示部である目盛等を設ける。これにより、用紙後処理装置Bから積載トレイ6の乗った台車Iを引き出す際などに、用紙枚数の概略が一目で把握できる。また、台車Iが用紙後処理装置Bから離れた位置にある場合でも、用紙後処理装置B内の所定の位置に移動させるだけで用紙枚数の概略を把握できる。なお用紙後処理装置Bの内側に目盛等を有するようにしても良い。
この実施動作例では、前記した実施動作例に加えて用紙後処理装置内の台車設置部の横位置に用紙種に対応した用紙枚数高さを表示するようにしたので、用紙後処理装置から積載トレイの乗った台車を引き出す時、大まかな用紙枚数が一目で把握できる。
[実施動作例9]
実施動作例9では、台車Iに、用紙重量を計測する計量手段を設ける構成を採用している。トレイを積載した台車Iには、積載トレイ6と排紙された用紙の重量を計測する計量手段である重量計が搭載されている。重量計で重量を計測することにより、用紙種ごとに例えば用紙1枚あたりの重量が記憶されているので用紙種を入力すると、内部で自動的に計算がなされ、その結果の積載用紙枚数を、台車Iの表示手段Hに表示することができる。この場合に枚数の範囲(枚数のばらつきを考慮した範囲のこと:たとえば「A±3枚」などと表記する)も同時に表示することができる。
この実施動作例では、台車は、用紙重量を計測する手段を有し、用紙重量結果より、用紙種ごとに用紙枚数を算出し、表示することができる。従って、台車に積載したトレイと用紙重量と、用紙ごとの用紙1枚あたりの重量から用紙枚数が算出できるため用紙枚数に関する用紙後処理装置との信号のやり取りを省略可能とすることができ、また、用紙後処理装置の処理が低減できる。
本発明では、上記した実施動作例を2以上、任意に組み合わせた発明も本発明に含まれる。例えば、用紙後処理装置においてステップラーにより所定枚数の書類にまとめてその一式の部数を何部とするなどの情報を図3(C)に示す表示手段Hで行うと共に、図3(B)で示す表示手段Hの箇所で全体枚数を示し、なおかつ図3(D)、あるいは図5に示すように、用紙後処理装置本体と、台車Iとで表示手段を有する構成も自在に選択可能である。
また実施動作例8〜9に関しては、図4に示す用紙後処理装置(用紙積載装置)のハードウェアの構成を用いることができるが、図4に示す台車Iのハードウェア構成を省略することもできる。その他の実施動作例では、図4に示すハードウェアの構成を採用することができる。これは、実施動作例8〜9とその他の実施動作例との組み合わせの場合も同様の構成である。
また本発明では、台車IにMPUなどを有する構成とし、簡単な演算あるいは処理をできるように構成することもできる。また光結合、磁気結合などを行えるように、台車Iの先端部などに適宜設置することができる。
1C 紙面検知手段(紙面検知センサ)
2C 紙面検知手段(紙面検知センサ)
3C 用紙検知手段(搬送センサ)
5M 駆動モータ
1〜4 搬送ローラ(搬送コロ)
5 爪(分岐爪)
6 積載トレイ
7 昇降枠
10 画像形成装置の制御部
11 用紙積載装置のCPU(Central Processing Unit)
12 ROM(Read Only Memory)
13、14 正逆ドライバー
A 画像形成装置
B 用紙後処理装置(用紙積載装置)
C 用紙積載装置の上部積載部
D 大量積載部
E 用紙検知出力手段
G 用紙検知入力手段
H、H’ 表示手段(台車Iの表示手段)
H1 表示手段(用紙後処理装置本体)
I 台車
J 電源(電池)
P 台車に積載される用紙
U トレイ昇降手段
特開平03−216455号公報 特開平07−129038号公報 特開2000−016639号公報

Claims (10)

  1. 画像形成装置から排出された用紙を積載する上下動可能な積載トレイと、前記積載トレイに積載される用紙を検出する用紙検出手段と、前記積載トレイごと分離可能な台車と、を有する用紙後処理装置において、
    前記台車に前記画像形成装置から排出された用紙枚数が表示される表示手段を設けたことを特徴とする用紙後処理装置。
  2. 前記台車は前記用紙後処理装置との分離後にも前記台車の前記表示手段が、前記画像形成装置から排出された用紙の部数と当該用紙の枚数のカウント値とを表示可能であることを特徴とする請求項1に記載の用紙後処理装置。
  3. 前記表示手段は、前記用紙後処理装置から分離された前記台車を前記用紙後処理装置内の所定の位置に配置されると、前記台車の前記表示手段のカウンタ値をリセットすることを特徴とする請求項1または2に記載の用紙後処理装置。
  4. 前記用紙後処理装置と前記台車との用紙枚数情報の送受信を光結合により行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の用紙後処理装置。
  5. 前記用紙後処理装置と前記台車との用紙枚数情報の送受信を無線により行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の用紙後処理装置。
  6. 前記用紙後処理装置と前記台車との用紙枚数情報の送受信を磁気結合により行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の用紙後処理装置。
  7. 前記台車の前記表示手段として、用紙種に対応した用紙枚数高さで表示する機能を付与することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の用紙後処理装置。
  8. 前記用紙後処理装置の台車設置部の可視位置に用紙種に対応した用紙枚数高さで表示する表示手段を設けたことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の用紙後処理装置。
  9. 前記台車は、重量計測手段を有し、前記重量計測手段からの用紙重量の計測に基づき、用紙種ごとの用紙枚数を算出して表示することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の用紙後処理装置。
  10. 用紙後処理装置と、画像形成装置とからなる画像形成システムにおいて、
    前記用紙後処理装置は、請求項1から9のいずれか1項に記載の用紙後処理装置であることを特徴とする画像形成システム。
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