JP2010268910A - カプセル製造装置における内包液の供給用ポンプユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ポンプユニット38は、内包液Nを外皮部Gで被覆して成るカプセル剤Aの製造装置1に組み込まれるものであり、ポンプ室51を有する本体ブロック50と、例えば円柱状を成すピストン62を往復動させて成るシャッター機構とを具えて成り、またシャッター機構におけるスライド孔61Hには、ピストン62のほぼ両端位置に、ピストン62に対しVリングシール72等のシール部材を外嵌め状態に設け、ピストン62がシール部材に摺接しながら往復動するように構成し、ピストン62のスライド面からの内包液Nの外部漏出を防止する。
【選択図】図1
Description
この特許文献1では、例えば図12に示すように、いわゆるプランジャーポンプの構造を採るため、まずは本体ブロック50′内に、プランジャーピン52′を設けたポンプ室51′を左右同数ずつ形成し、その上方にスライドシャッターSS(シャッター機構60′)を設けるものである。なお、左右の各ポンプ室51′には導入路R1′と吐出路R2′とが同じ奥行き寸法位置に直列状に形成されるが、その上方を往復動(これを前後方向の往復動とする)するスライドシャッターSSには導入路R1′と吐出路R2′とが互い違い状態に形成されるものである。
このようにスライドシャッターSSを前後動させながら、なお且つプランジャーピン52′も左右動させることにより、左右のポンプ室51′から交互に内包液Nの定量送出を行うものであり、結果として左右いずれかのポンプ室51′から絶えず内包液Nが送出されるものである。
すなわち、従来のカプセル剤(ソフトカプセル)は、内包液Nそのものが可食性ないしは体内摂取用(服用用)のものが多かったため、内包液Nが装置外に漏れ出ても(たとえ内包液Nがミスト状になって作業者(皮膚)に付着しても)、作業者に害を及ぼすことはなかった。しかしながら、近年では、ソフトカプセルの製品範囲として、医薬品や健康食品以外に他の利用目的、例えば、内包液Nとして有害な毒物扱いの原料液をカプセル化したいという要望が増えつつあり、そのために前記漏出を抑える要求が高まってきたものである。もちろん「毒物扱い(の内包液N)」と言っても、農薬や肥料あるいは土壌改良剤などであり、この種の原料液(薬剤)は、製造工程中(未作用)の原液状態で直接人が触れた場合に害となるものであるが、例えば土壌中において薬剤が特定の作用を及ぼした後には、人にとって無害となるものである(青酸カリなどのいわゆる毒薬とは異なる)。
なお、従来、スライド面からの液漏れが問題視されていなかったのは、上述した内包液の変化(カプセル剤の利用目的の変化)の他にも、以下のような要因も考えられる。すなわち、シャッター機構60′は、ポンプ関連の構成部材であり、通常、このシャッター機構60′で計量された内包液Nは、パイプ(チューブ)等でカプセル化を行う部位まで輸送されることから、ポンプ関連部材は、カプセル化部位から隔離することができ、このためスライド面から内包液Nが漏出しても直接、不良品(カプセル剤)の発生に結び付きにくい装置構成となっており、これもスライド面からの液漏れが問題視されていなかった要因の一つと考えられる。
まず請求項1記載の発明によれば、内包液がスライド面から漏れ出ることを防止できるため、内包液として作業者にとって害にならない材料液はもちろん、害になるもの、例えば原液の状態で作業者の皮膚に付着することが好ましくない農薬や肥料あるいは土壌改良剤等でも適用でき、カプセル剤の利用可能性を高め、適用範囲を広めることができる。
なお説明にあたっては、カプセル剤Aの一般的な構成について説明した後、このようなカプセル剤Aの製造装置について説明しながら併せて本発明のポンプユニットについて言及し、その後、このポンプユニットを適用した内包液の供給態様について説明する。
外皮部Gは、例えば対向的に供給された一対の外皮シートSが最中状に拝み合わせ状態に融着されて成るものである。この外皮部Gとしては上述したようにゼラチンを主要素材とするのが一般的であるが、この他にもグミや澱粉等を主要素材とすることも可能である。
また内包液Nとしては、従来と同様に、医薬品、栄養剤、健康食品エキス、調味料などを用いることができるが、本発明では、内包液Nが外部に漏出しないシール構造を採るため、作業者の皮膚等に直接付着した場合に害になるような材料、例えば農薬や肥料あるいは土壌改良剤なども適用することができ、これが大きな特徴の一つである。
また、内包液Nの収容状態(状況)としては、図示したように完全な液体状のほか、溶液中に別の粉粒体を適宜混入させた、言わば粉体含有懸濁液等の適用も可能である。なお本明細書中の「内包液」とは、このような状態のものも包含するものである。
また各ダイロール18には、その表面に適宜の形状の成形突起19が形成されるものであって、例えば、ほぼ紡錘状を呈するカプセル剤Aを成形する場合には、中央部が凹陥した長円状の成形突起19が形成される。そして一対のダイロール18は、互いの成形突起19をほぼ一致させる接合状態で回転し合うことにより、外皮シートSをタイミング良く突き合わせ、カプセル周囲の縫合(接合)を行うものである。
また、前記一対のダイロール18を含むカプセル成形部3には、ダイロール18の周方向の位置ズレの発生を検知する位置ズレ検出機構を設けることが可能である。
なお、本体ブロック50の左右に対向的に形成されるポンプ室51を左右で区別する必要がある場合には、便宜上、図10、図11において向かって右側のものをポンプ室51A、左側のものをポンプ室51Bとする。また、本実施例では、左右一対のポンプ室51が五セット、つまり計十室のポンプ室51が形成されている。
また、上述した各ポンプ室51による内包液Nの充填(計量)と送出とは、左右一対のポンプ室51において交互に行われる。すなわち、右側のポンプ室51Aから内包液Nの送出を行っている際には、左側のポンプ室51Bでは、その直後に送出する内包液Nの計量が行われる。また、これと同様に、左側のポンプ室51Bから内包液Nの送出を行っている際には、右側のポンプ室51Aでは、その直後に送出する内包液Nの計量が行われる。このため左右の導入路R1と吐出路R2とは、適宜のタイミングで開閉が切り替えられ、接続/非接続が的確に制御される。
またプランジャーピン52を左右で区別する場合にも、右側のポンプ室51A内で駆動するものを54A、左側のポンプ室51B内で駆動するものを54Bとする。
更に前記デリバリーパイプ39を左右で区別する場合にも、右側のポンプ室51Aに接続されるものを39A、左側のポンプ室51Bに接続されるものを39Bとする。
シフタ53は、一例として図9に示すように、左右一対のプランジャーピン52を保持する保持体54と、これを駆動するモータMとを具えて成り、モータMの回転を、カムやクランク機構等によって左右方向の往復運動に変換して保持体54に伝達することで、左右一対のプランジャーピン52を一体的に交互に往復動させている。
すなわち、シャッター機構60は、一例として図7に示すように、直方体状を成すシリンダーブロック61と、このブロックに形成されたスライド孔61H内で往復動するピストン62と(本明細書ではこれを前後方向の往復動または前後方向の往復スライドとする)、このピストン62を前後動させるカム63とを具えて成るものである。
なお、本実施例では、本体ブロック50において、左右一対でポンプ室51が形成されることから、ピストン62も左右一対で設けられるものであり、これらを区別したい場合には、右側のポンプ室51Aに作用するピストンを62Aとし、左側のポンプ室51Bに作用するピストンを62Bとするものである。また、本実施例では、ピストン62を一例として円柱状(円筒状)に形成し、これを軸方向に前後スライドさせるものである。
一方、ピストン62には、一例として図8に示すように、一つのポンプ室51(プランジャーピン52)に作用する導入路R1と吐出路R2とが奥行き方向において互い違い状態に形成される。しかも、左右のピストン62A・62Bを比較すると、右側のピストン62Aの導入路R1Aがポンプ室51Aの導入路R1Aと接続される際には、左側のピストン62Bの吐出路R2Bがポンプ室51Bの吐出路R2Bと接続するように形成されている。また、右側のピストン62Aの吐出路R2Aがポンプ室51Aの吐出路R2Aと接続される際には、左側のピストン62Bの導入路R1Bがポンプ室51Bの導入路R1Bと接続するように形成されている。このような構成により、二本のピストン62を同時に前後動させることで、左右のポンプ室51に対し、導入路R1と吐出路R2とを交互に接続させるものである。
また、吐出ブロック64の中央部は、貫通状態に開口されており(ここでは下方に向かって拡がるように形成されるものであり、これを開口部65とする)、ここにシリンダーブロック61の導入路R1が臨むように形成されている。つまり、この開口部65は、原液ホッパ37からの内包液Nを、ほぼ落下状態に通過させて、シリンダーブロック61の導入路R1へと案内するものである。
更に、二本のピストン62の他端側は、シリンダーブロック61から外部に張り出した部位が、双方共、左右方向に凹陥状に形成され、ここに回転防止体69がボルト等によって固定されるものである。これは、二本のピストン62が前後方向に繰り返し往復動を行うために、ピストン固定体67との固定(ボルトによる螺合等)が緩んだ場合には、ピストン62が単独で回転して(周方向)、シャッター穴(導入路R1や吐出路R2)がずれることが考えられるためであり、このような周方向のズレを防止するためである。
また、このとき左右のプランジャーピン52の位置(状況)について述べると、上記モータMによって駆動されるシフタ53の作用により、プランジャーピン52Aは、ポンプ室51A内において抜き方向に引かれた状態となり、プランジャーピン52Bは、ポンプ室51B内において押し込まれた状態となっている。
また、このとき左右のプランジャーピン52の位置(状況)について述べると、上記モータMによって駆動されるシフタ53の作用により、プランジャーピン52Aは、ポンプ室51A内において押し込まれた状態となり、プランジャーピン52Bは、ポンプ室51B内において抜き方向に引かれた状態となっている。
このように、プランジャーピン52の左右方向の往復動と、これに直交するピストン62の前後方向の往復スライドとが連動して行われることによって、左右のポンプ室51から交互に内包液Nが送り出され、結果として左右いずれかのポンプ室51から絶えず適量の内包液Nが内包液ノズル40に供給されるものである。
このVリングシール72は、幾つかのVリング要素72aを重ね、これをパッキン押さえ73で締め付けて取り付けられるものである。因みに、Vリング要素72aは、通常、その前後がオス型とメス型のアダプターADにより挟持されて取り付けられる。なお、このようなVリングシール72を設けるため、ピストン62が前後動する際には、Vリングシール72の内側に摺接する形態となる。また、Vリングシール72は、Vリング要素72aを数枚重ねて使用するのが一般的であり、その分、ピストン62の摺動抵抗(摩擦抵抗)も大きくなりやすいが、この摩擦によって、ピストン62の往復動が安定化する効果もあり、言わば一種のフリクションダンパーとしての作用を担うとも言える。
なお、内包液Nの外部への漏れ防止をより一層確実にするためには、スライド面ではないものの、本体ブロック50とシリンダーブロック61との間、あるいはシリンダーブロック61と吐出ブロック64との間に、平面パッキンとしてのガスケットを挟み込み、この合わせ面からの液漏れも防止することが好ましい。
(1)図10の状態
この状態は、上述したように、ピストン62が手前側に位置し、ポンプ室51A側では、ここに押し込まれていたプランジャーピン52Aが抜き方向に引かれた状態であり、各部材の導入路R1Aのみが上下にわたって接続された状態となっている。このためポンプ室51Aでは、プランジャーピン52Aの移動量分だけ、導入路R1Aから内包液Nが充填され、実質的に次回供給分の内包液Nの計量が行われる。
また、もう一方のポンプ室51B側では、プランジャーピン52Bがポンプ室51B内に押し込まれた状態であり、各部材の吐出路R2Bのみが上下にわたって接続された状態となっている。このためポンプ室51Bでは、室内に充填されていた内包液Nが、吐出路R2Bからデリバリーパイプ39B、内包液ノズル40を経て、外皮シートSに供給されるものである。
一方、図11の状態は、上述したように、ピストン62が奥側に位置し、ポンプ室51A側では、プランジャーピン52Aがポンプ室51A内に押し込まれた状態であり、各部材の吐出路R2Aのみが上下にわたって接続された状態である。このためポンプ室51A側では、室内に充填されていた内包液Nが、吐出路R2Aからデリバリーパイプ39A、内包液ノズル40を経て、外皮シートSに供給されるものである。
また、もう一方のポンプ室51B側では、ここに押し込まれていたプランジャーピン52Bが抜き方向に引かれた状態であり、各部材の導入路R1Bのみが上下にわたって接続された状態である。このためポンプ室51B側では、プランジャーピン52Bの移動量分だけ、導入路R1Bから内包液Nが充填され、実質的に次回供給分の内包液Nの計量が行われる。
また、ピストン62の前後動においては、ピストン62の外周がVリングシール72の内周面と擦れ合う摺動形態であるため、ピストン62の前後動が安定して行えるものであり、これはVリングシール72が一種のフクションダンパーもしくはブレーキ様の作用を担うためと考えられる。
本発明は、以上述べた実施例を一つの基本的な技術思想とするものであるが、更に次のような改変が考えられる。すなわち先に述べた実施例はシャッター機構60におけるスライド部材(ピストン62)を円柱状(円筒状)に形成しており、これは市場に流通しているシール部材としてリング状のパッキンが標準的であり、実用性を重視し、採用しやすい構造を目的としたためである(とりわけVリングシール72は、同心円状のものが標準的)。
しかし、スライド部材(ピストン62)には、導入路R1と吐出路R2とを上下方向に(鉛直方向に)形成すること等から、スライド部材の断面形状としては、やや横長の長円状に形成すれば、導入路R1と吐出路R2とが形成し易いという利点が挙げられる。また、このような横長の長円状断面であれば、ピストン62が単独で周方向に回転(軸回り)してしまうこともなく、回転防止体69も削除できるものである。従って、ピストン62の断面形状としては、必ずしも円柱状(円筒状)に限定されるものではなく、ピストン62の断面形状に応じたリングパッキンを設けることを前提に、種々の断面形状のスライド部材が採り得、特に上述した横長の長円状断面は実現性のある形態である。なお、特許請求の範囲に記載した「シリンダータイプ」とは、このようにピストン62の断面形状が必ずしも円形に限定されないこと、つまりピストン62の全体形状としては円柱状(円筒状)に限定されないことを意味している。
しかしながら、本発明の大きな特徴は、シャッター機構60におけるスライド面(スライド孔61H)からの内包液Nの外部漏出を防止するものであるため、計量と送出とを間欠的に行っても差し支えない場合(それほど高い生産効率が要求されない場合)には、ポンプ室51及びをピストン62を一つにして(左右いずれかにして)、一つのポンプ室51から内包液Nの計量と送出を間欠的に行うようにしても構わない。この場合、ポンプ室51が左右いずれか一方であるため、当然、ポンプ室51で充填・計量を行っている際には送出が行えず、また逆にポンプ室51から内包液Nを適量送出している際には、充填・計量が行えないものである。
2 シート成形部
3 カプセル成形部
4 内包液供給部
5 カプセル取出部
2 シート成形部
10 供給ホース
11 スプレダーボックス
12 キャスティングドラム
13 フィードロール
3 カプセル成形部
16 ダイヘッド
17 ダイロールフレーム
18 ダイロール
18A 固定側ダイロール
18B 可調側ダイロール
19 成形突起
20 吸引孔
29 軸受部
30 板バネ(ダイロール側)
31 板バネ(プッシュロッド側)
32 中央接触部
33 調整プッシュロッド
34 調整ダイヤル
4 内包液供給部
37 原液ホッパ
38 ポンプユニット
39 デリバリーパイプ
39A デリバリーパイプ(右)
39B デリバリーパイプ(左)
40 内包液ノズル
41 タイミングマーク
5 カプセル取出部
44 掻取ブラシ
45 前送コンベヤ
46 フリーローラ
47 コンベヤ
38 ポンプユニット
50 本体ブロック
51 ポンプ室
51A ポンプ室(右)
51B ポンプ室(左)
52 プランジャーピン
52A プランジャーピン(右)
52B プランジャーピン(左)
53 シフタ
54 保持体
60 シャッター機構
61 シリンダーブロック
61H スライド孔
62 ピストン
63 カム
63G カム溝
64 吐出ブロック
65 開口部
67 ピストン固定体
68 ローラ
69 回転防止体
72 Vリングシール
72a Vリング要素
73 パッキン押さえ
R1 導入路
R1A 導入路(右)
R1B 導入路(左)
R2 吐出路
R2A 吐出路(右)
R2B 吐出路(左)
A カプセル剤
N 内包液
G 外皮部
S 外皮シート
S′ ブランクシート
M モータ
P ポケット部
F フレーム
AD アダプター
SS スライドシャッター
Claims (4)
- 内包液を外皮部によって内包状態に被覆して成るカプセル剤を製造する装置に組み込まれ、
一または複数のポンプ室を有する本体ブロックと、
スライド部材を往復動させて成るシャッター機構とを具え、
シャッター機構によるスライド部材の位置切り替えによって、ポンプ室に適量の内包液を充填・計量するようにし、また該ポンプ室に充填・計量した内包液をここからカプセル化を図る部位に送り出すようにした装置であって、
前記シャッター機構には、スライド孔内においてピストンを往復動自在に支持して成るシリンダータイプの機構が適用され、
このピストンと前記本体ブロックとには、ポンプ室に内包液を充填するための導入路と、該ポンプ室に充填された内包液をポンプ室から送り出すための吐出路とが形成されるものであり、
また、ピストンの導入路及び吐出路は、本体ブロックとピストンとの導入路が接続された状態で、ピストンの吐出路が本体ブロックの吐出路からずれ、非接続となる位置に形成される一方、本体ブロックとピストンとの吐出路が接続された際には、ピストンの導入路が本体ブロックの導入路からずれ、非接続となる位置に形成されるものであり、
また前記シャッター機構におけるスライド孔には、ピストンのほぼ両端位置に、ピストンに対しシール部材が外嵌め状態に設けられ、ピストンはシール部材の内側に摺接しながら往復動するものであり、
かかる構成によりピストンのスライド面からの内包液の外部漏出を防止するようにしたことを特徴とする、カプセル製造装置における内包液の供給用ポンプユニット。
- 前記シャッター機構は、ピストン及びスライド孔が、円形の断面形状に形成され、該ピストンを軸方向に往復動するように形成されるものであり、
また該ピストンの両端部に設けられるシール部材は、複数のVリング要素が重ね合わせて取り付けられるVリングシールであることを特徴とする請求項1記載の、カプセル製造装置における内包液の供給用ポンプユニット。
- 前記ポンプ室及びピストンは、左右一対となって設けられるものであり、
また左右いずれかのポンプ室側において導入路が接続され且つ吐出路の接続が断たれた際には、もう一方のポンプ室側において吐出路が接続され且つ導入路の接続が断たれるように左右のピストンの導入路と吐出路とが形成されるものであり、
前記各ポンプ室から内包液を送出するにあたっては、左右のピストンを同時に往復動させることにより、左右のポンプ室から交互に内包液の定量送出を行うようにしたことを特徴とする請求項1または2記載の、カプセル製造装置における内包液の供給用ポンプユニット。
- 前記二本の円柱状のピストンには、このピストンを往復動自在に支持するスライド孔から張り出す外部において、回転防止体が取り付けられ、円柱状のピストンの回転を防止するようにしたことを特徴とする請求項3記載の、カプセル製造装置における内包液の供給用ポンプユニット。
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