JP2010267452A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】両ハウジングの嵌合作業を円滑に行う。
【解決手段】本発明は、電気自動車にバッテリユニットを接続するためのコネクタであって、電気自動車側に設けられた雄コネクタ10と、バッテリユニット側に設けられ、雄コネクタ10と嵌合可能な雌コネクタ30と、雄コネクタ10の内部に収容された雄端子金具60と、雌コネクタ30の内部に収容され、雄端子金具60と導通可能に接続される雌端子金具70と、両コネクタ10,30を互いに引き寄せて嵌合させる倍力装置50とを備え、雄端子金具60および雌端子金具70は、それぞれ倍力装置50を中心として放射状に分散して配置されている構成としたところに特徴を有する。
【選択図】図6

Description

本発明は、電気自動車にバッテリユニットを接続するためのコネクタに関する。
電気自動車に装着されるバッテリユニットに充電する方法として、ガソリンスタンドに替わるバッテリ交換ステーションで、消耗したバッテリユニットを予め充電しておいたバッテリユニットに交換する方法が提案されている。この方法によると、現在装着されているバッテリユニットに充電する必要がなく、充電済のバッテリユニットに交換するだけでよいため、短時間で済む。このような方法は、例えば下記特許文献1に記載の交換装置によって行われる。この交換装置では、電気自動車側のハウジングとバッテリユニット側のハウジングを互いに嵌合させて電気自動車側の端子金具とバッテリユニット側の端子金具とを導通可能に接続させるようになっている。
ところで、バッテリユニットは重量物であり、手動で交換することができないため、例えば油圧リフターや電動リフターなどの昇降装置を用いてバッテリユニットの昇降作業が行われる。まず、昇降装置によって両ハウジングを浅く嵌合させておき、この後、コネクタに設けられた倍力装置を用いて人が手作業で嵌合させることによって最終的に正規嵌合に至らしめる。倍力装置の例として、一方のハウジングに回転可能な軸部を設け、他方のハウジングに軸部を収容可能な開口部を設け、軸部と開口部の間にカム機構やボルト止めなどの機構を設けることによって両ハウジングを互いに引き寄せて嵌合させる構成が考えられる。
特許第3530870号公報
しかしながら、上記の構成では、倍力装置に近い部分では締め付け力が伝わりやすく、倍力装置から離れた部分では締め付け力が伝わりにくくなる。さらに、端子金具が一部に偏在して配置されている場合には、両端子金具間に発生する摩擦抵抗が大きくなるため、嵌合タイミングが遅くなる。一方、端子金具が少ない部分もしくは配置されていない部分では両端子金具間の摩擦抵抗が小さいため、嵌合タイミングが早くなる。したがって、両ハウジングの嵌合タイミングにばらつきが発生し、両ハウジングの嵌合作業を円滑に行うことができなくなる。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、両ハウジングの嵌合作業を円滑に行うことを目的とする。
本発明は、電気自動車にバッテリユニットを接続するためのコネクタであって、電気自動車側に設けられた第1ハウジングと、バッテリユニット側に設けられ、第1ハウジングと嵌合可能な第2ハウジングと、第1ハウジングの内部に収容された第1端子金具と、第2ハウジングの内部に収容され、第1端子金具と導通可能に接続される第2端子金具と、両ハウジングを互いに引き寄せて嵌合させる倍力装置とを備え、第1端子金具および第2端子金具は、それぞれ倍力装置を中心として放射状に分散して配置されている構成としたところに特徴を有する。
このような構成によると、倍力装置を中心として放射状に分散する配置で第1端子金具および第2端子金具を設けたから、両端子金具間の摩擦抵抗を分散させることができ、嵌合タイミングのばらつきをなくすことができる。したがって、両ハウジングの嵌合作業を円滑に行うことができる。
本発明の実施の態様として、以下の構成が好ましい。
倍力装置は、回転可能な軸部と、軸部を回転させるハンドルとを備えて構成され、ハンドルは、軸部に対して脱着可能である構成としてもよい。
このような構成によると、バッテリユニットを交換する際に、ハンドルを軸部に装着して両ハウジングの嵌合および離脱を行い、バッテリユニットの交換後にハンドルを取り外すことができる。したがって、ハンドルに予期せぬ力が加わって両ハウジングが不意に離脱する事態を未然に回避できる。
軸部の回りに配設されたコイルばねと、軸部に設けられ、コイルばねの一端を受ける金属製のスリーブと、第1ハウジングにおいて軸部を挿通可能に設けられ、コイルばねの他端を受ける金属製のカラーとを備え、コイルばねは、圧縮状態でスリーブとカラーとの間に装着されている構成としてもよい。
このような構成によると、圧縮状態で装着されたコイルばねの両端と接触する部分を金属で構成しているため、スリーブやカラーが摩耗するおそれがない。
本発明によれば、両ハウジングの嵌合作業を円滑に行うことができる。
実施形態における雄コネクタの斜視図 雄コネクタの背面側を示す背面図 雄コネクタのハンドルを外した状態を示す背面図 雄コネクタから電線が引き出された状態を示す背面図 雄コネクタから電線が引き出された状態を示す側面図 雄コネクタの嵌合面側を示す正面図 雌コネクタの嵌合面側を示す正面図 雌コネクタの背面側を示す背面図 両コネクタの正規嵌合状態を示す断面図であって、大きい側の端子金具同士が導通可能に接続されている様子を示す断面図 両コネクタの正規嵌合状態を示す断面図であって、小さい側の端子金具同士が導通可能に接続されている様子を示す断面図 雄コネクタ単体を示す断面図であって、大きい側の雄端子金具の保持構造を示す断面図 雌コネクタ単体を示す断面図であって、大きい側の雌端子金具の保持構造を示す断面図 雄コネクタ単体を示す断面図であって、小さい側の雄端子金具の保持構造を示す断面図 雌コネクタ単体を示す断面図であって、小さい側の雌端子金具の保持構造を示す断面図
<実施形態>
本発明の実施形態を図1ないし図14の図面を参照しながら説明する。本実施形態の電気自動車用コネクタは、電気自動車(図示せず)側に設けられた雄コネクタ10と、バッテリユニット(図示せず)側に設けられた雌コネクタ30とから構成されている。両コネクタ10,30の嵌合は、バッテリユニットを電気自動車の下方からボディ側に持ち上げて雌コネクタ30を雄コネクタ10に浅く嵌合させておき、倍力装置50を手動で操作することによって行われる。倍力装置50を構成するハンドル52は、図1に示すように、雄コネクタ10側に取り付けられている。このため、例えば車室内のフロアにハンドル52を臨ませた状態でハンドル操作を行うことにより両コネクタ10,30の嵌合動作が行われる。
この電気自動車用コネクタは、バッテリ交換方式の電気自動車に用いられる。バッテリ交換方式とは、バッテリユニットを構成するバッテリの容量が低下した際に、バッテリに直接充電するのではなく、このバッテリユニットを、既に充電してある別のバッテリユニットに交換する方式のことをいう。この方式によると、走行中にバッテリの容量が低下した場合に、ガソリンスタンドに替わる充電ステーションで充電する手間を省くことができ、バッテリ交換ステーションで充電済のバッテリユニットに交換すれば済むため、短時間で再走行が可能になる。
まず、雄コネクタ10の構成について説明する。雄コネクタ10は、図1に示すように、略立方体形状をなす外形を有している。雄コネクタ10の外周側面は、角筒状をなす外周シェル12によって構成されている。外周シェル12の上端側における内周側には、図6に示すように、枠状をなす内周シェル14が嵌め込まれている。さらに、内周シェル14の内周側には、雄ハウジング16が嵌め込まれている。
外周シェル12および内周シェル14はともにアルミニウムまたはアルミニウム合金からなり、ダイキャストによって形成されている。外周シェル12および内周シェル14は、一体に組み付けられている。一方、雄ハウジング16は合成樹脂製であり、その中央部には金属製のカラー17が一体に成形されている。カラー17には、倍力装置50を構成する軸部54が挿通されている。カラー17は、図9に示すように、軸部54の外径よりもやや大きめの内径を有している。このため、軸部54は、カラー17に対して回転可能に挿通されている。
雄ハウジング16には、図11または図13に示すように、大小2種類のキャビティ18が形成されている。キャビティ18には、大小2種類の雄端子金具60が収容されている。なお、以下の説明においては図11に示す雄端子金具60を大きい側の雄端子金具60といい、図13に示す雄端子金具60を小さい側の雄端子金具60という場合がある。また、大きい側の雄端子金具60と小さい側の雄端子金具60に共通する構成については、大きい側の雄端子金具60を代表として説明するものとする。
雄端子金具60は全体として丸棒状をなし、フランジ部64が形成された本体部62と、本体部62から雄ハウジング16の嵌合面側(図11の下側であって、以下「嵌合面側」という)に突出するタブ部66と、本体部62から雄ハウジング16の背面側(図11の上側であって、以下「背面側」という)に突出するバレル部68とを備えて構成されている。フランジ部64は、本体部62の外周面から径方向に張り出す形態で設けられている。一方、キャビティ18を構成する内壁には、フランジ部64の嵌合面側と接触する前止まり部20が形成されている。フランジ部64が前止まり部20に接触することにより、雄端子金具60は嵌合面側への移動が規制されている。
雄ハウジング16の背面には、図11に示すように、雄プレート22が載置されている。また、内周シェル14の背面には、雄カバー28が載置されている。雄カバー28は、雄プレート22を囲むようにして形成されている。雄プレート22の外周端部は、雄カバー28によって雄ハウジング16側に押さえ付けられている。さらに、雄カバー28は、内周シェル14に対してねじ止めされている。これにより、雄プレート22の外周端部は、雄ハウジング16の背面に保持されている。すなわち、雄プレート22は、雄カバー28により雄ハウジング16の背面に固定されている。
なお、雄プレート22は、図1に示すように、詳細には3分割されており、大きい側の雄端子金具60に対応した第1雄プレート22A(図11参照)と、小さい側の雄端子金具60に対応した一対の第2雄プレート22B(図13参照)とから構成されている。両第2雄プレート22Bは、第1雄プレート22Aを挟む両側に配置されている。
雄プレート22は、図11に示すように、雄ハウジング16の背面に接触するベース部24と、このベース部24を板厚方向に貫通する一対の筒部26とを一体に備えて構成されている。両筒部26は、軸部54の左右両側に対称に配置されている。両筒部26の嵌合面側の端部は、フランジ部64の背面側に接触している。これにより、雄端子金具60のフランジ部64は、前止まり部20と筒部26との間で挟み付けられている。したがって、両コネクタ10,30の挿抜を繰り返し行っても、雄端子金具60をキャビティ18に強固に保持することができる。
雄端子金具60のタブ部66は、図11に示すように、キャビティ18の嵌合面側を構成する前壁を両コネクタ10,30の嵌合方向に貫通しており、外周シェル12の内側に形成された嵌合空間Sに突出している。一方、バレル部68は、雄プレート22のベース部24から背面側に突出しており、大小2種類の電線W1,W2の端末部に対して導通可能に接続される。
ここで、大きい側の雄端子金具60のバレル部68には、図4または図5に示すように、太い電線W1の端末部に接続された丸端子Tがねじ止めによって接続されるようになっている。このようにすると、雄端子金具60に接続される電線W1を側方に引き出すことができるため、雄コネクタ10の背面側に電線W1の曲率半径に対応した大きな空間を確保しなくてもよく、両コネクタ10,30の嵌合方向に狭い空間にも雄コネクタ10を配置することができる。
一方、小さい側の雄端子金具60のバレル部68は、いわゆるクローズドバレルとされており、細い電線W2の端末部を六角かしめによって直接圧着して接続するようになっている。この場合、電線W2は元々細く、電線W1ほど曲率半径が大きくはならない。このため、電線W2を雄コネクタ10の背面側にそのまま引き出した後、側方に曲げるようにしても、雄コネクタ10の背面側に大きな空間を形成しなくてもよく、ハンドル52の操作に支障を来すおそれもない。
軸部54は、図6または図11に示すように、一対のカム溝55がらせん状に形成された大径部54Aと、大径部54Aよりも小径をなす小径部54Bとから構成されている。カム溝55には、雌コネクタ30側に形成されたカムピン32が係合可能とされている。この点については後述する。大径部54Aは、カラー17の内径よりも大きめの外径を有している。このため、軸部54がカラー17に対して嵌合面側から挿入されると、大径部54Aと小径部54Bの境目となる段差がカラー17の嵌合面側の端部に接触し、軸部54が背面側に抜けないようになっている。
小径部54Bは、カラー17を貫通して背面側に突出する形態をなしている。小径部54Bの突出端には、ナット56が固定されている。カラー17の背面側の端部とナット56との間には、嵌合面側から順に、コイルばね57、金属製のスリーブ58、ハンドル52、およびワッシャ59が装着されている。コイルばね57およびスリーブ58は、いずれも金属製とされており、軸部54の小径部54Bの回りに配設されている。
コイルばね57は、圧縮状態で装着されており、かつ、ナット56によってスリーブ58、ハンドル52、およびワッシャ59が背面側に抜け止めされている。このため、軸部54は、常にはカラー17に対して背面側に付勢された状態で回転可能に保持されている。また、圧縮状態で装着されたコイルばね57の両端部と接触する部分を金属製のカラー17および金属製のスリーブ58で構成したため、カラー17やスリーブ58が摩耗するなどのおそれがない。
図3は、ハンドル52を外した状態における雄コネクタ10を背面側から見た平面図を示している。軸部54の背面側突出端部は、略方形の柱状をなしている。一方、ハンドル52の軸孔は、軸部54の突出端部にほぼ適合して嵌合可能に形成されている。このため、図2に示すように、ハンドル52を軸部54の突出端部に装着した状態では、ハンドル52をハンドル操作することによって軸部54を回転可能である。一方、ハンドル52を使用しないときには、ハンドル52を軸部54の突出端部から取り外すことができる。すなわち、ハンドル52は、軸部54の突出端部に対して脱着可能である。このため、バッテリユニットを交換する際には、ハンドル52を軸部54に装着して両コネクタ10,30の嵌合および離脱を行い、バッテリユニットの交換が完了した後には、ハンドル52を取り外すことができる。したがって、ハンドル52に予期せぬ力が加わって両コネクタ10,30が不意に離脱する事態を未然に回避できる。
次に、雌コネクタ30の構成について説明する。雌コネクタ30は、図9または図10に示すように、雄コネクタ10の嵌合空間Sの内部に嵌合可能である。雌コネクタ30は、図12または図14に示すように、全体として略方形のブロック状をなしており、雌コネクタ30の外周側面を構成する一対の外周シェル34が嵌合方向に並んで構成されている。なお、雌コネクタ30の説明においては図12の上側を嵌合面側とし、図12の下側を背面側とする。
両外周シェル34は、いずれも枠状に構成されており、両外周シェル34を嵌合方向に重ねてねじ止めすることにより全体として上下方向に開口する角筒状に形成されている。両外周シェル34はともにアルミニウムまたはアルミニウム合金からなり、ダイキャストによって形成されている。なお、図12または図14における嵌合面側の外周シェル34は、背面側の外周シェル34よりも嵌合方向における寸法が小さめとされている。
両外周シェル34の内周側には、一対の雌ハウジング36が収容されている。図14における嵌合面側の雌ハウジング36は、嵌合面側の外周シェル34によって嵌合面側に抜け止めされている。雌ハウジング36の内部には、雄ハウジング16のキャビティ18と嵌合方向に対応して複数のキャビティ38が形成されている。キャビティ38は、嵌合方向に貫通して形成されている。キャビティ38は大小2種類のキャビティ38からなり、これらのキャビティ38の内部には、大小2種類からなる雌端子金具70がそれぞれ収容されている。
以下の説明においては図12に示す雌端子金具70を大きい側の雌端子金具70といい、図14に示す雌端子金具70を小さい側の雌端子金具70という場合がある。また、大きい側の雌端子金具70と小さい側の雌端子金具70に共通する構成については、大きい側の雌端子金具70を代表として説明する。
雌端子金具70は全体として丸棒状をなし、フランジ部74が形成された本体部72と、本体部72から雌ハウジング36の嵌合面側に突出する接続部76と、本体部72から雄ハウジング16の背面側に突出するバレル部78とを備えて構成されている。フランジ部74は、本体部72の外周面から径方向に張り出す形態で設けられている。一方、キャビティ38を構成する内壁には、フランジ部74の嵌合面側と接触する前止まり部40が形成されている。前止まり部40は、背面側の雌ハウジング36に形成されている。フランジ部74が前止まり部40に接触することにより、雌端子金具70は嵌合面側への移動が規制されている。
接続部76は円筒状をなして嵌合面側に開口している。このため、接続部76の内部には、雄端子金具60のタブ部66が嵌合可能とされている。接続部76の内部には、複数の撓み片が配設されており、この撓み片によってタブ部66が径方向に挟持されるようになっている。このような構造を有する雌端子金具70は、いわゆるルーバー端子と呼ばれ、タブ部66と接続部76を繰り返し挿抜した際における耐久性能が高いことから本実施形態における電気自動車用コネクタに採用されている。
雌端子金具70のバレル部78の接続構造については、図3と図8を比較すれうばわかるように、雄端子金具60のバレル部68の接続構造と同様であるため、その説明を省略する。
図12に示すように、背面側の雌ハウジング36の背面には、雌プレート42が装着されている。また、外周シェル34の背面には、雌カバー48が載置されている。雌カバー48は、雌端子金具70を囲むようにして形成されている。雌プレート42の外周端部は、雌カバー48によって雌ハウジング36側に押さえ付けられている。さらに、雌カバー48は、外周シェル34に対してねじ止めされている。これにより、雌プレート42の外周端部は、雌ハウジング36の背面に保持されている。すなわち、雌プレート42は、雌カバー48により雌ハウジング16の背面に固定されている。
なお、図示はしないものの、雌プレート42は、雄プレート22と同様に、詳細には3分割されており、大きい側の雌端子金具70に対応した第1雌プレート42A(図12参照)と、小さい側の雌端子金具70に対応した一対の第2雌プレート42B(図14参照)とから構成されている。両第2雌プレート42Bは、第1雌プレート42Aを挟む両側に配置されている。
雌プレート42は、図12に示すように、雌ハウジング36の背面に接触するベース部44と、このベース部44を板厚方向に貫通する一対の筒部46とを一体に備えて構成されている。両筒部46は、次述する開口部39の左右両側に対称に配置されている。両筒部46の嵌合面側の端部は、フランジ部74に接触している。これにより、雌端子金具70のフランジ部74は、前止まり部40と筒部46との間で挟み付けられている。したがって、両コネクタ10,30の挿抜を繰り返し行っても、雌端子金具70をキャビティ38に強固に保持することができる。
雌ハウジング36の内部には、軸部54を収容する開口部39が設けられている。開口部39は嵌合面側に開口しており、この開口から嵌合面側の雌ハウジング36を貫通して背面側の雌ハウジング36に亘って形成されている。
開口部39のうち嵌合面側の雌ハウジング36側の部分は、金属製のカラー37によって構成されている。カラー37は、嵌合面側の雌ハウジング36の中央部に一体に成形されている。カラー37には、図9に示すように、軸部54の大径部54Aの外径とほぼ同じかこれよりやや小さめの内径を有している。このため、軸部54の大径部54Aは、カラー37にほぼ適合して嵌合するとともに、回転可能とされている。
開口部39のうち背面側の雌ハウジング36側の部分(以下「開口部39の背面側部分」という)は、軸部54の大径部54Aの外径よりも大きめの内径を有している。このため、軸部54の大径部54Aは、開口部39の背面側部分に対して回転可能に収容されている。
カラー37の内周面には、図7または図12に示すように、一対のカムピン32が径方向に対向状態をなして設けられている。カムピン32は、カム溝55と対応する位置に配置されており、両コネクタ10,30を浅く嵌合させると、両カムピン32が両カム溝55の入口55Aに導入されるようになっている。ここから、ハンドル52を回して軸部54を回転させると、カム溝55を構成する内壁のうち嵌合面側の側面(以下「係合面」という)がカムピン32に係合し、この係合に伴うカム作用によって両コネクタ10,30が互いに引き寄せられて嵌合する。なお、倍力装置50は、カラー37に設けられたカムピン32、軸部54、軸部54に設けられたカム溝55、コイルばね57、ハンドル52などによって構成されている。
カム溝55の終端55Bは、図11に示すように、水平方向(嵌合方向に直交する方向)に形成されており、この水平部分から嵌合方向に沿ってカム溝55の入口55A側に延びる保持溝55Cを有している。この保持溝55Cは、カムピン32をカム溝55の終端55Bに保持しておくための溝である。保持溝55Cを構成する保持面は、カム溝55の係合面に連設されている。この保持溝55Cの保持面にカムピン32が係合することにより、両コネクタ10,30の嵌合面同士が接触し両コネクタ10,30が正規嵌合状態に保持されるようになっている。
詳細に説明すると、カムピン32がカム溝55の終端55Bに至るより前に、両コネクタ10,30の嵌合面同士が接触するようになっており、ここからさらに軸部54を回転させると、カムピン32が係合面に係合することによって軸部54が嵌合面側に引き込まれ、コイルばね57が圧縮される。そして、カムピン32がカム溝55の終端55Bの水平部分を通過して保持溝55Cに至ると、コイルばね57の弾性力によって軸部54が背面側へ引き出されるとともに、カムピン32が保持溝55Cに対して勢いよく嵌り込む。このとき、カムピン32が保持溝55Cに嵌り込む際に金属音がし、カムピン32が保持溝55Cに接触することによって振動が発生し、良好な節度感が得られるため、両コネクタ10,30が正規嵌合状態に至ったことを検知できる。
ところで、両端子金具60,70を接続する際には、タブ部66と接続部76の撓み片とが擦れ合うことで大きな摩擦抵抗が発生する。また、倍力装置50によって両コネクタ10,30を互いに引き寄せる嵌合方法では、軸部54または開口部39に近い位置ほど倍力装置50による嵌合力を伝えやすくなる。しかし、コネクタの多極化が進むと、全ての端子金具60,70を軸部54または開口部39の近くに集中して配置することはできないから、端子金具60,70を分散して配置することにより局所的に摩擦抵抗が大きくなることを防ぐ必要がある。
そこで、本実施形態では各端子金具60,70を軸部54または開口部39を中心として放射状に分散して配置することにより、両端子金具60,70間の摩擦抵抗が分散するようにしている。さらに、雄端子金具60を軸部54を中心として点対称に配置するとともに、雌端子金具70を開口部39を中心として点対称に配置することで、軸部54または開口部39の両側で倍力装置50から伝わる嵌合力が等しくなるようにしている。これにより、両コネクタ10,30の嵌合面における嵌合タイミングのばらつきをなくすことができ、両コネクタ10,30の嵌合作業を円滑に行うことができる。
本実施形態は以上のような構成であって、続いてその作用を説明する。まず、雄コネクタ10の組立方法について説明する。外周シェル12と内周シェル14と雄ハウジング16とについては、予め一体に組み付けられており、雄ハウジング16のキャビティ18に雄端子金具60を挿入する。雄端子金具60をキャビティ18に挿入すると、フランジ部64が前止まり部20に接触して前止まりされる。全ての雄端子金具60をキャビティ18に挿入し終わると、雄プレート22を雄ハウジング16の背面に載置する。
次に、雄カバー28を雄プレート22の背面に載置し、雄カバー28を内周シェル14に対してねじ止めする。これにより、雄カバー28が内周シェル14に固定される。このとき、雄端子金具60のフランジ部64は、前止まり部20と筒部26との間に挟み付けられるため、キャビティ18に保持される。この後、雄コネクタ10を電気自動車のボディ側に取り付け固定する。なお、雌コネクタ30の組立方法については雄コネクタ10の組立方法と同様であるため、その説明については省略する。
このように雄プレート22の筒部26で雄端子金具60の抜け止めをした場合、キャビティ18の内部に片持ち状のランスを形成した場合よりも格段に保持力を向上させることができる。何故ならば、抜け止めに寄与するランスの断面積を約15ミリ平方メートルとした場合に、抜け止めに寄与する筒部26の断面積が約1030ミリ平方メートルであることから、雄プレート22の筒部26は、ランスの約69倍もの断面積を稼ぐことができ、これによって約69倍もの保持力を得ることができるからである。このため、両コネクタ10,30の挿抜を繰り返し行っても雄プレート22が破損することはなく、雄端子金具60をキャビティ18に強力に保持することができる。
次に、両コネクタ10,30の嵌合方法について説明する。まず、雌コネクタ30が取り付けられたバッテリユニットを昇降装置によって上昇させ、雄コネクタ10と雌コネクタ30を浅く嵌合させた状態にする。そして、雌コネクタ30側のカムピン32を雄コネクタ10のカム溝55の入口55Aに導入しておく。次に、ハンドル52を回して軸部54を回転させると、カムピン32がカム溝55に係合し、このカム作用によって両コネクタ10,30が互いに引き寄せられる。カムピン32がカム溝55の終端55Bの直前に至ると、両コネクタ10,30の嵌合面同士が接触し、さらにハンドル52を回すと、カムピン32とカム溝55の係合によって軸部54が開口部39の内部に引き込まれ、カムピン32がカム溝55の終端55Bに至ると、カムピン32が保持溝55Cに嵌り込んでカム溝55の終端55Bに保持される。作業者は、カムピン32が保持溝55Cに嵌り込むときの音や振動などによって両コネクタ10,30が正規嵌合状態に至ったことを知ることができる。
ここで、両コネクタ10,30の嵌合の際には、軸部54または開口部39を中心として嵌合方向の力がかかりやすくなる。これに対し、本実施形態では端子金具60,70が軸部54または開口部39を中心として分散して配置されているため、両端子金具60,70の摩擦抵抗が局所的に高くなって嵌合タイミングがばらつくことを規制している。したがって、両コネクタ10,30の嵌合作業を円滑に行うことができる。
以上のように本実施形態では倍力装置50の軸部54および開口部39を中心として放射状に分散する配置で雄端子金具60および雌端子金具70を設けたから、両端子金具60,70間の摩擦抵抗を分散させることができ、嵌合タイミングのばらつきをなくすことができる。したがって、両コネクタ10,30の嵌合作業を円滑に行うことができる。
また、バッテリユニットを交換する際に、ハンドル52を軸部54に装着して両コネクタ10,30の嵌合および離脱を行い、バッテリユニットの交換後にハンドル52を取り外すことができる。したがって、ハンドル52に予期せぬ力が加わって両コネクタ10,30が不意に離脱する事態を未然に回避できる。
また、圧縮状態で装着されたコイルばね57の両端と接触する部分を金属製のスリーブ58およびカラー37で構成したため、スリーブ58およびカラー37が摩耗するおそれがない。
また、各端子金具60,70を、各キャビティ18,38の前止まり部20,40と各プレート22,42との間で挟み付けるようにしたため、各端子金具60,70を各キャビティ18,38に強力に保持することができる。より具体的には、フランジ部64をキャビティ18の前止まり部20と雄プレート22との間で挟み付けることにより雄端子金具60をキャビティ18に保持することができ、フランジ部74をキャビティ38の前止まり部40と雌プレート42との間で挟み付けることにより雌端子金具70をキャビティ38に保持することができる。
また、ハンドル52を操作することによって軸部54を回転させることができ、カムピン32がカム溝55の係合面と係合することによって両コネクタ10,30を互いに引き寄せて嵌合することができる。さらに、カムピン32がカム溝55の終端55Bに至ると、コイルばね57の弾性力を受けてカムピン32が保持溝55Cに勢いよく嵌り込む。このとき、カムピン32が保持溝55Cに嵌り込む感覚(金属音や振動など)により、両コネクタ10,30が正規嵌合したことを検知できる。なお、カムピン32は保持溝55Cに保持されるため、カム溝55の終端55Bから入口55A側へカムピン32が移動することを規制できる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では各端子金具60,70を軸部54、開口部39を中心として対称に分散して配置しているものの、本発明によると、各端子金具60,70を軸部54、開口部39を中心として対称に配置する必要はなく、各端子金具60,70を単に分散して配置してもよい。
(2)上記実施形態ではハンドル52が軸部54に対して脱着可能となっているものの、本発明によると、ハンドル52を軸部54と一体に形成し、ハンドル52を折り畳み式としてもよい。したがって、ハンドル52を使用しないときにはハンドル52を折り畳んだ状態にしておけばよい。
(3)上記実施形態ではコイルばね57の両端をスリーブ58とカラー37とで受ける構成としているものの、本発明によると、スリーブ58を設けることなくハンドル52でコイルばね57の端部を受けてもよい。
(4)上記実施形態では軸部54の突出端部が略方形の柱状をなしているものの、本発明によると、軸部54の突出端部が略6角形の柱状をなしていてもよい。
10…雄コネクタ
16…雄ハウジング(第1ハウジング)
30…雌コネクタ
32…カムピン
36…雌ハウジング(第2ハウジング)
37…カラー
39…開口部
50…倍力装置
52…ハンドル
54…軸部
57…コイルばね
58…スリーブ
60…雄端子金具(第1端子金具)
70…雌端子金具(第2端子金具)

Claims (3)

  1. 電気自動車にバッテリユニットを接続するためのコネクタであって、
    前記電気自動車側に設けられた第1ハウジングと、
    前記バッテリユニット側に設けられ、前記第1ハウジングと嵌合可能な第2ハウジングと、
    前記第1ハウジングの内部に収容された第1端子金具と、
    前記第2ハウジングの内部に収容され、前記第1端子金具と導通可能に接続される第2端子金具と、
    前記両ハウジングを互いに引き寄せて嵌合させる倍力装置とを備え、
    前記第1端子金具および前記第2端子金具は、それぞれ前記倍力装置を中心として放射状に分散して配置されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記倍力装置は、回転可能な軸部と、前記軸部を回転させるハンドルとを備えて構成され、
    前記ハンドルは、前記軸部に対して脱着可能であることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記軸部の回りに配設されたコイルばねと、
    前記軸部に設けられ、前記コイルばねの一端を受ける金属製のスリーブと、
    前記第1ハウジングにおいて前記軸部を挿通可能に設けられ、前記コイルばねの他端を受ける金属製のカラーとを備え、
    前記コイルばねは、圧縮状態で前記スリーブと前記カラーとの間に装着されていることを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
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