JP2010266508A - 2次元走査の光走査装置及びそれを備えた画像投影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フォトリフレクタによる検出精度を向上させた2次元走査の光走査装置を提供することである。
【解決手段】光走査装置12aは、互いに異なる軸方向を有するミラー軸部(第1軸部)22及び枠軸部(第2軸部)24と、ミラー軸部22の回動によって回動するとともに、枠軸部24の回動によって回動するミラー部20と、ミラー部20及びミラー軸部22を囲み、枠軸部24の回動によって回動する可動枠部23と、ミラー部20の裏面に対向し、ミラー部20の裏面を反射面とする第1フォトリフレクタ31と、可動枠部23の裏面に対向し、可動枠部23の裏面を反射面とする第2フォトリフレクタ32とを備えた構成とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、MEMSミラー等の2次元走査の光走査装置及びそれを備えた画像投影装置に関する。
レーザ光等の光線を偏光・走査する光走査装置は、画像投影装置やレーザプリンタ等の光学機器に利用されている。この光走査装置については、多角柱ミラーをモータで回転させて反射光を走査するポリゴンミラーや、平面ミラーを電磁アクチュエータによって回転振動させるガルバノミラー等を有するものがある。しかし、このような光走査装置においては、ミラーやモータを電磁アクチュエータで駆動する機械的な駆動機構が必要となるが、その駆動機構はサイズが比較的大きく、また高価であることから、光走査装置の小型化を阻害するとともに高価格化を招くといった問題がある。
そこで、光走査装置の小型化、低価格化及び生産性の向上を図るために、半導体製造技術を応用したシリコンやガラスを微細加工するマイクロマシニング技術を用いてミラーや弾性梁等の構成部品が一体成形されたMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)の光走査装置(いわゆる、MEMSミラー)の開発が進んでいる。
そして、1次元走査の光走査装置を2組配置し、各々のミラーで反射される光線をそれぞれ水平走査、垂直走査することにより、投影面に2次元画像を表示させる画像投影装置がある。また、水平走査及び垂直走査ができる2次元走査の光走査装置を用いれば、1組でラスター走査(水平走査及び垂直走査)でき、小型化及び低価格化に繋がる。
ここで、画像投影装置の品質を決める要素の1つに、出力画像や入力画像の位置を高精度に制御することがある。この制御のためにはミラーの角度を正確に検出する必要がある。そのため角度を検出する様々な手法が提案されている。
例えば特許文献1には、トーションバーのせん断応力を2対の電極を有するピエゾ抵抗素子で測定することによりミラーの角度を検出する技術が開示されている。また特許文献2には、振幅検出用コイルを配線することでミラーの角度を検出する技術が開示されている。
このように、特許文献1及び特許文献2ではミラーの角度を検出する手段がMEMSに組み込まれている。しかしながら、MEMSにこのような手段を組み込むことで、製造工程が複雑になり製造コストが上昇し、また温度変化があったときに検出精度が低下することにもなる。
したがって、MEMSの作りやすさ等を考慮すると、ミラーの角度を検出する手段はMEMSの外部に設けることが好ましいと言える。そして、MEMSの駆動を妨げない非接触式で小型の検出手段が好ましい。例えば特許文献3では、フォトリフレクタを用いることが提案されている。
特開2009−9064号公報 特開2007−295780号公報 特開2009−9093号公報
しかしながら、単純にフォトリフレクタを配置するだけでは高い検出精度を得ることは難しい。特許文献3では、フォトリフレクタはミラーの裏面側に配置することだけが示されており、具体的な配置の仕方は記載されていない。実際には、高い検出精度を得るためにはフォトリフレクタの配置の仕方が重要になる。
2次元走査のMEMSミラーにおいて、フォトリフレクタの配置時に問題になるのは、1つは、フォトリフレクタをミラーの裏面側に配置することでミラーからの漏れ光がノイズになるという問題がある。次に、水平方向の信号と垂直方向の信号とのクロストークの問題もある。これらの要因でミラーの角度検出精度が落ちる。
そこで本発明は、フォトリフレクタによる検出精度を向上させた2次元走査の光走査装置を提供することを目的とする。また本発明は、その光走査装置を備えることで高品質な画像を投影できる画像投影装置を提供することも目的とする。
上記目的を達成するために本発明の光走査装置は、互いに異なる軸方向を有する第1軸部及び第2軸部と、前記第1軸部の回動によって回動するとともに、前記第2軸部の回動によって回動するミラー部と、前記ミラー部及び前記第1軸部を囲み、前記第2軸部の回動によって回動する可動枠部と、前記ミラー部の裏面に対向し、前記ミラー部の裏面を反射面とする第1フォトリフレクタと、前記可動枠部の裏面に対向し、前記可動枠部の裏面を反射面とする第2フォトリフレクタとを備えたことを特徴とする。
この構成によれば、ミラー部や可動枠部の回動量(角度)に応じて第1フォトリフレクタや第2フォトリフレクタで検出される反射光のエネルギー量が変化する。
上記の光走査装置において、前記第1フォトリフレクタの発光部と受光部とが前記第1軸部の軸方向に垂直な方向に並んでおり、前記発光部と前記受光部との中間点が、前記ミラー部の中央に重なっていることが好ましい。
この構成によれば、第1フォトリフレクタの発光部と受光部とが第1軸部の軸方向に垂直な方向に並んでいるので、ミラー部が第2軸部回りに回動した状態でも受光部が反射した発光部からの光を無駄なく受光できる。したがって、第1フォトリフレクタは、ミラー部の第2軸部回りの回動の影響を受けずに、ミラー部の第1軸部回りの回動を高精度に検出することができる。また、発光部と受光部との中間点が、ミラー部の中央に重なっているので、光源からの漏れ光が第1フォトリフレクタに照射されにくくなり、漏れ光によるノイズを軽減することができる。
また上記の光走査装置において、前記第1フォトリフレクタの発光部と受光部とが前記第1軸部の軸方向に垂直な方向に並んでおり、前記受光部の前記第1軸部の軸方向の長さが、前記発光部の前記第1軸部の軸方向の長さより長いことが好ましい。
この構成によれば、発光部より受光部が長いので、ミラー部が第2軸部回りに回動した状態でも、受光部が反射した発光部からの光を無駄なく受光できる。これにより、フォトリフレクタは、ミラー部の垂直方向の傾きの影響を受けずに、ミラー部の水平方向の傾きを高精度に検出することができる。
また上記の光走査装置において、前記第2フォトリフレクタの発光部と受光部とが前記第2軸部の軸方向に垂直な方向に並んでいることが好ましい。
この構成によれば、可動枠部との距離の変化だけでなく、可動枠部の角度変化も検出することになり、受光部で受光するエネルギー量の変化が大きく現れるので、検出精度が向上する。
また上記の光走査装置において、前記第2フォトリフレクタは、前記ミラー部に重ならない位置に設けることが好ましい。そして、ミラー部から離れるほど好ましい。
この構成によれば、第2フォトリフレクタは、ミラー部から離れることになるので、漏れ光の影響が小さくなり検出精度が向上する。さらに、第2フォトリフレクタが第1フォトリフレクタにぶつかるような配置になることも回避できる。
また上記の光走査装置において、前記第1フォトリフレクタと前記第2フォトリフレクタとの間に遮光部材を備えることが好ましい。
この構成によれば、それぞれのフォトリフレクタが他方のフォトリフレクタからの漏れ光の影響を受けることなく検出できるので、検出精度が向上する。
また上記の光走査装置において、前記ミラー部の回動量に応じて前記第1フォトリフレクタへの入射光量を減衰させる第1反射光減衰手段を備えることが好ましい。
この構成によれば、ミラー部の回動量に応じて第1フォトリフレクタで検出される反射光のエネルギー量がさらに大きく変化するので、感度が高く十分な分解能がとれ、ミラー部の角度を高精度に検出することができる。
また上記の光走査装置において、前記可動枠部の回動量に応じて前記第2フォトリフレクタへの入射光量を減衰させる第2反射光減衰手段を備えることが好ましい。
この構成によれば、可動枠部の回動量に応じて第2フォトリフレクタで検出される反射光のエネルギー量がさらに大きく変化するので、感度が高く十分な分解能がとれ、ミラー部の角度を高精度に検出することができる。
また本発明の画像投影装置は、上記の何れかに記載の光走査装置と、該光走査装置の駆動制御を行う光走査装置制御部と、前記ミラー部へ照射する光源と、該光源を駆動する光源駆動回路と、画像信号に基づき前記光源駆動回路を介して前記光源の制御を行う画像信号制御部とを備えた構成とする。
本発明の光走査装置によると、ミラー部の水平方向の傾きを検出する第1フォトリフレクタと、ミラー部の垂直方向の傾きを検出する第2フォトリフレクタとを別々に離して設けることで、ミラーからの漏れ光による影響を抑えるとともに、水平方向の信号と垂直方向の信号とのクロストークも抑え、ミラー部の角度を高精度に検出することができる。
また本発明の画像投影装置は、その光走査装置を備えることで高品質な画像を投影することができる。
本発明の画像投影装置の投影の様子を示す模式図である。 本発明の光走査装置と光源との位置関係を示す模式図である。 本発明の画像投影装置の構成を示すブロック図である。 第1実施形態の光走査装置の要部構成を示す平面図である。 図4のA−A線断面図である。 図5Aのミラー部が水平方向に駆動した状態を示す図である。 図4のB−B線断面図である。 図6Aのミラー部が垂直方向に駆動した状態を示す図である。 第2実施形態の光走査装置の要部構成を示す平面図である。 図7のC−C線断面図である。 第3実施形態の光走査装置の要部構成を示す平面図である。 図9のD−D線断面図である。 図10Aのミラー部20が水平方向に駆動した状態を示す図である。 図9のE−E線断面図である。 図11Aのミラー部20が垂直方向に駆動した状態を示す図である。 本発明のホルダの斜視図である。 第4実施形態に係るミラー部の平面図である。 第4実施形態の他の例に係るミラー部の平面図である。 シミュレーションS1時の要部構成の配置を示す断面図である。 シミュレーションS2時の要部構成の配置を示す断面図である。 シミュレーションS4時の要部構成の配置を示す断面図である。 フォトリフレクタの発光部から出た光が反射して受光部に戻るエネルギー量を計算した結果を表したグラフである。 図18のデータを一覧にした表である。
図1は、本発明の画像投影装置の投影の様子を示す模式図である。画像投影装置10は、箱型の形状を有しており、スクリーン11に映像(画像)を投影するプロジェクタ装置として構成されている。この画像投影装置10では、投影面であるスクリーン11に向けて照射される光線のラスター走査を行うことにより、スクリーン11への2次元画像の表示が可能となっている。このラスター走査では、例えば表示画像の上端における開始位置Qaから、表示画像の下端における終了位置Qbまで光線が連続的に走査されることで、1回の画像表示が完了することになる。なお、終了位置Qbまで光線が走査されると、次の画像表示のために開始位置Qaに復帰する垂直走査(及び水平走査)が画像表示を伴わない垂直ブランキング期間中に行われる。
図2は、光走査装置と光源との位置関係を示す模式図である。画像投影装置10の内部には、図2に示す光走査装置12と、光走査装置12に向けて光線(例えばレーザ光)LTを発する光源13とが設けられている。
光走査装置12は、X軸(図4参照)に平行な第1軸と、Y軸(図4参照)に平行で第1軸と略直角に交差する第2軸とを中心とした回動が可能なミラー部20を備えている。このミラー部20が第1軸及び第2軸において2次元的に回動することにより、ミラー部20で反射された光源13からの光線LTをラスター走査することができる。光走査装置12の具体的な構成については後述する。
図3は、画像投影装置10の構成を示すブロック図である。画像投影装置10は、上述した光走査装置12及び光源13を備えるとともに、光走査装置12の駆動制御を行う光走査装置制御部14と、光源13を駆動し光線LTの変調が可能な光源駆動回路15と、光源駆動回路15を制御する画像信号制御部16とを有している。
光走査装置12は、角度検出部21を有している。そして角度検出部21は、位置検出センサとしてフォトリフレクタを有している。フォトリフレクタがミラー部20の裏面又は後述する可動枠部の裏面で反射された光を検出することでミラー部20の角度を検出することができる。
光走査装置制御部14は、ミラー部20に関するX軸回りの回動、つまり水平方向の駆動を制御する水平駆動制御部14aと、ミラー部20に関するY軸回りの回動、つまり垂直方向の駆動を制御する垂直駆動制御部14bとを有している。
画像信号制御部16は、例えば画像投影装置10の外部から入力された画像信号に基づき光源13を制御するための制御信号を生成する。そして、この制御信号に基づき光源駆動回路15を介して光源13の制御(例えば点灯・消灯の制御や発光強度の制御)を行うことにより、入力された画像信号に基づく適切な画像表示がスクリーン11で行える。
以下に光走査装置12について4つの実施形態を例示する。
〈第1実施形態〉
図4は、第1実施形態の光走査装置12aの要部構成を示す平面図である。光走査装置12aは、圧電駆動方式を採用しており、ミラー部20、ミラー軸部22、可動枠部23、枠軸部24、保持部25、圧電素子26、及び固定枠27を含む。これらの部材は基板となる変形可能なシリコン基板等をエッチングすることにより形成される。さらに光走査装置12aは、角度検出部21、マスク28、及び遮光板29を含む。
ミラー部20は、表面で光源13からの光を反射し、裏面でフォトリフレクタからの光を反射するものであり、基板の一部分の表裏に金やアルミニウム等の反射膜を蒸着やスパッタ法にて形成したり、金やアルミニウムの上に誘電体多層膜を形成して反射率を向上させることで形成される。例えば、図4に示すように、半円状のくびれ部分を両端から挟む挟持部分を含む開孔30(第1開孔30a、・第2開孔30b)が向かい合うことで、円を含む基板の残部が生じる。そして、この残部の一部分の表裏に反射膜が形成されることで、ミラー部20は完成する。
なお、第1開孔30aと第2開孔30bとが並ぶ方向をY方向と称し、ミラー部20の中心からY方向に延びる方向をY軸と称する。
ミラー軸部(第1軸部)22は、第1開孔30aの挟持部分と第2開孔30bの挟持部分とが向かい合うことで、ミラー部20の一端と他端とに繋がるように生じる軸上部分である。なお、ミラー部20の一端に繋がるミラー軸部22の一方(第1ミラー軸部22a)と、ミラー部20の他端に繋がるミラー軸部22の他方(第2ミラー軸部22b)とは、ミラー部20から互いに異なる向きに延び出る(但し、第1ミラー軸部22a及び第2ミラー軸部22bは平行である)。
また、このミラー軸部22の延び出る方向は、Y方向に対して直交する(交差する)。そこで、このミラー軸部22の延び出る方向をX方向と称し、ミラー部20の中心からX方向に延びる方向をX軸と称する。
可動枠部23は、ミラー部20及びミラー軸部22を囲む枠である。例えば、括弧状(]状)の2つの開孔30のうち、一方の開孔30である第3開孔30cが第1ミラー軸部22aを囲むように形成され、他方の開孔30である第4開孔30dが第2ミラー軸部22bを囲むように形成されると、第3開孔30cと第1開孔30a・第2開孔30bとに挟まれる基板の残部、及び第4開孔30dと第1開孔30a・第2開孔30bとに挟まれる基板の残部が生じる。すると、この両方の残部が、ミラー部20及びミラー軸部22を囲む基板の一部、すなわち可動枠部23となる。
枠軸部24(第1枠軸部24a・第2枠軸部24b)は、可動枠部23の外縁にて、Y軸に重なり且つ対向する一端と他端とから外側に延びることで、その可動枠部23を挟持する。例えば、括弧状の第3開孔30c及び第4開孔30dが向かい合い、第3開孔30cの両端及び第4開孔30dの両端が向かい合うと、それら両端に挟まれる基板の一部分が棒状になり、その棒状部分が枠軸部24となる。
保持部25は、枠軸部24を保持すること(枠軸部24に繋がること)によって可動枠部23を保持する。この保持部25は、X方向に延びた開孔30(第5開孔30e・第6開孔30f)と第3開孔30c・第4開孔30dとの間に生じる基板の残部で形成される。
詳説すると、第5開孔30eと第6開孔30fとがY方向に沿って並び、且つ第3開孔30c及び第4開孔30dを挟む。すると、第5開孔30eと第3開孔30c・第4開孔30dとの間に位置するX方向に延びる基板の残部が第1保持部25aとなり、第6開孔30fと第3開孔30c・第4開孔30dとの間に位置するX方向に延びる基板の残部が第2保持部25bとなる。なお、このようなX方向に延びる形状(線状)の保持部25は撓みやすい。
圧電素子26(26a〜26d)は、電圧を力に変換する素子であり、分極処理された圧電体(不図示)と、圧電体を挟持する電極(不図示)とを含む。そして、この圧電素子(駆動部)26が保持部25の面上に貼り付けられることで、ユニモルフ部(アクチュエータ)が形成される。詳説すると、圧電素子26における一方の電極と、保持部25の一面とが貼り合うことで、ユニモルフ部が形成される。
そして、電極間に分極反転を起こさせない範囲で±の電圧(交流電圧)が印加されることで圧電体が伸縮し、その伸縮に応じてユニモルフ部が撓む。
なお、圧電素子26a、26bは、第1枠軸部24aを挟持するようにして、第1保持部25aに貼られ、圧電素子26c、26dは、第2枠軸部24bを挟持するようにして、第2保持部25bに貼られる。そのため、圧電素子26a、26b及び圧電素子26c、26dにおける圧電体の伸縮変形に応じて、保持部25も変形(撓み変形/曲げ変形)する。
固定枠27は、光走査装置12aの外枠である。すなわち、固定枠27は、ミラー部20、ミラー軸部22、可動枠部23、枠軸部24、保持部25、圧電素子26、を囲む枠状部材である。
このような構成により、光走査装置12aは、枠軸部24を基準にミラー部20を回動(揺動)させることができ、さらに、ミラー軸部22を基準にミラー部20を回動させることもできる。
詳説すると、保持部25の撓み変形により枠軸部24のねじれ変形が生じ、ミラー部20が可動枠部23とともにY軸回りに回動、つまり垂直方向に駆動する。また、保持部25の撓み変形による可動枠部23のX軸回りの回動と、圧電素子26への印加電圧の周波数に応じた共振によるミラー軸部22のX軸回りの回動とにより、ミラー部20が水平方向に駆動する。
次に、角度検出部21、マスク28(28a、28b)、及び遮光板29について詳説する。
角度検出部21は、ミラー部20の裏面に対向し、ミラー部20の水平方向の傾き(角度)を検出するフォトリフレクタ(第1フォトリフレクタ)31と、可動枠部23の裏面に対向し、可動枠部23の垂直方向の傾き(角度)、つまりミラー部20の垂直方向の傾き(角度)を検出するフォトリフレクタ(第2フォトリフレクタ)32とを有している。
そして、フォトリフレクタ31は、ミラー部20の裏面に対向する面に発光部31aと受光部31bとを有し、フォトリフレクタ32は、可動枠部23の裏面に対向する面に発光部32aと受光部32bとを有している。これらフォトリフレクタ31、32は発光部31a、32aからミラー部20の裏面又は可動枠部23の裏面に向けて発光し、ミラー部20の裏面又は可動枠部23の裏面で反射された光を受光部31b、32bで検出する。そして角度検出部21の制御部(不図示)で、その検出値からミラー部20の角度を算出する。
なお、フォトリフレクタ31において、発光部31aと受光部31bとがミラー軸部22の軸方向に垂直な方向、つまりY方向に並んでおり、受光部31aのX方向の長さが、発光部31bのX方向の長さより長くなっている。これは、ミラー部20が垂直方向に傾いた状態でも受光部31bが反射した発光部31aからの光を無駄なく受光できるようにするためである。これにより、フォトリフレクタ31は、ミラー部20の垂直方向の傾きの影響を受けずに、ミラー部20の水平方向の傾きを高精度に検出することができる。
また、フォトリフレクタ31において、発光部31aと受光部31bとの中間点(発光部31aと受光部31bとのX方向の中間線とY方向の中間線との交点)が、ミラー部20の中央に重なっている。これにより、光源13からの漏れ光がフォトリフレクタ31に照射されにくくなり、漏れ光によるノイズを軽減することができる。
また、フォトリフレクタ32において、発光部32aと受光部32bとがミラー軸部22の軸方向(枠軸部24の軸方向に垂直な方向)、つまりX方向に並んでいる。仮にY方向に並んでいる場合だと、フォトリフレクタ32は可動枠部23との距離の変化だけを検出することになるが、X方向に並べることで、距離の変化だけでなく、可動枠部23の角度変化も検出することになり、受光部32bで受光するエネルギー量の変化が大きく現れるので、検出精度が向上する。
図5Aは、図4のA−A線断面図であり、図5Bは、図5Aのミラー部20が水平方向に駆動した状態を示す図である。また、図6Aは、図4のB−B線断面図であり、図6Bは、図6Aのミラー部20が垂直方向に駆動した状態を示す図である。
マスク28aは、ミラー部20と受光部31bとの間に設けられた板状の遮光部材であり、マスク28bは、可動枠部23と受光部32bとの間に設けられた板状の遮光部材であり、それぞれミラー部20の回動量に応じて受光部31a、32aへの入射光量を減衰させる反射光減衰手段として機能する。また、マスク28には光源13からの漏れ光を遮る役割もあり、漏れ光によるノイズを軽減することができる。マスク28の材料としては、樹脂や金属などを用いることができ、その表面は反射を抑制するつや消し処理されていることが好ましい。
マスク28は、発光部31a、32aからの光が反射するまでは遮らず、且つ反射光をミラー部20の回動量に応じて一部遮る位置に設ける必要がある。したがって、受光部31b、32bを完全に覆う位置又は受光部31b、32bの発光部31a、32a側の一部を除いて覆う位置に設ければよい。
例えば、図5A又は図6Aの状態では、反射光がマスク28a、28bによってあまり遮光されないので、反射光の多くが受光部31b、32bに入射する。一方、図5B又は図6Bの状態では、反射光の多くがマスク28a、28bによって遮光されるので、残りの一部の反射光だけが受光部31b、32bに入射する。
したがって、ミラー部20の裏面に配設されたフォトリフレクタ31は、ミラー部20の回動による変位量が小さくてミラー部20との距離の変化が小さいにも関わらず、マスク28aの作用と、発光部31aと受光部31bとがY方向に並んでいることとにより、受光部31bが受光する光量の最大値と最小値の差が大きい(感度が高い)ので、高精度に検出することができる。
また、可動枠部23の裏面に配設されたフォトリフレクタ32は、マスク28bによる遮光の効果に加え、可動枠部23の変位量が大きいことによっても感度が高くなるので、高精度に検出することができる。そして、この可動枠部23の変位量は、枠軸部24付近よりも、枠軸部24からX方向に離れるほど大きくなる。よって、フォトリフレクタ32は、枠軸部24からX方向へなるべく離れた位置に設けることが好ましい。また、フォトリフレクタ32は枠軸部24からX方向へ離れるにしたがってミラー部20からも離れることになるので、漏れ光の影響が小さくなり検出精度が向上するという利点もある。さらに、フォトリフレクタ32がフォトリフレクタ31にぶつかるような配置になることも回避できる。
また、マスク28aによればノイズとなる反射光の垂直方向成分が一定量遮光され、マスク28bによればノイズとなる反射光の水平方向成分が一定量遮光されるのでS/N比が向上し、水平方向の信号と垂直方向の信号とのクロストークを軽減することができる。
遮光板29は、フォトリフレクタ31とフォトリフレクタ32との間に設けられた板状の遮光部材であり、その材料としてはマスク28と同様のものを用いることができる。遮光板29により、フォトリフレクタ31とフォトリフレクタ32との間で遮光されるので、それぞれのフォトリフレクタ31、32が他方のフォトリフレクタ32、31からの漏れ光の影響を受けることなく検出できるので、検出精度が向上する。
〈第2実施形態〉
図7は、第2実施形態の光走査装置12bの要部構成を示す平面図であり、図8は、図7のC−C線断面図である。第1実施形態の光走査装置12aと同様の部材については同符号を付してその詳細な説明は省略する。光走査装置12bは、電磁駆動方式を採用しており、可動枠部23上にコイル40が設けられており、コイル40の配線40a、40bは外部の電源(不図示)に繋がっている。固定枠27の外側には、固定枠27の4辺に沿って4つの磁石(不図示)が設けられている。
このような構成により、コイル40に所定の電圧を印加すると、枠軸部24を基準にミラー部20が回動(揺動)したり、ミラー軸部22を基準にミラー部20が回動したりする。ミラー部20の回動の様子は第1実施形態と同様である。
また、マスク28a、28b、遮光板29、フォトリフレクタ31、32の配置は第1実施形態と同様であるので、この第2実施形態においても第1実施形態と同様の効果、つまりミラー部20の角度を高精度で検出できるという効果が得られる。
〈第3実施形態〉
図9は、第3実施形態の光走査装置12cの要部構成を示す平面図である。図10Aは、図9のD−D線断面図であり、図10Bは、図10Aのミラー部20が水平方向に駆動した状態を示す図である。図11Aは、図9のE−E線断面図であり、図11Bは、図11Aのミラー部20が垂直方向に駆動した状態を示す図である。
この光走査装置12cは、第1実施形態の光走査装置12aにおいて、マスク28aをスリット50aを有するマスク50に置き換え、フォトリフレクタ31をフォトリフレクタ32と同形状のフォトリフレクタ51に置き換えたものである。その他の構成は第1実施形態の光走査装置12aと同様であるので同符号を付してその詳細な説明は省略する。
マスク50は、ミラー部20とフォトリフレクタ51との間に設けられた板状の遮光部材であり、ミラー部20の回動量に応じて受光部51aへの入射光量を減衰させる反射光減衰手段として機能する。また、マスク50には光源13からの漏れ光を遮る役割もあり、漏れ光によるノイズを軽減することができる。スリット50aは、発光部51a上から受光部51b上に亘って設けられている。マスク50の材料としては、マスク28と同様のものを用いることができる。
フォトリフレクタ51は、その発光部51aと受光部51bとがミラー軸部22の軸方向、つまりX方向に並んでいる。
例えば、図10Aの状態では、反射光の多くがスリット50aを通って受光部51bに入射する。一方、図10Bの状態では、反射光の多くがマスク50によって遮光されるので、残りの一部の反射光だけがスリット50aを通って受光部51bに入射する。
したがって、ミラー部20の裏面に配設されたフォトリフレクタ51は、ミラー部20の回動による変位量が小さくてミラー部20との距離の変化が小さいにも関わらず、マスク50の作用により、受光部51bが受光するエネルギーの最大値と最小値の差が大きい(感度が高い)ので、高精度に検出することができる。また、ミラー部20が水平な状態を中心として、ミラー部20の左右への傾き動作に応じて、検出されるエネルギーも左右対称となるので、角度検出の制御が容易である。なお、他の構成による効果は第1実施形態と同様である。
上記第1〜第3実施形態において、遮光板29は各部材を保持するホルダと一体であってもよい。図12にホルダの斜視図を示す。図12では例えば第1実施形態に適用した場合について図示する。ホルダ60は、樹脂や金属などを成形したものであり、中央付近に貫通穴60aが形成され、貫通穴60aの紙面手前側の側壁が遮光板29となっている。
そして、ホルダ60の上部には遮光板29を挟んでマスク28a、28bが取り付けられ、ホルダ60の下部には遮光板を挟んでフォトリフレクタ31、32が取り付けられる。そして、ホルダ60及びマスク28a、28bの上に基板(不図示)が取り付けられる。
このように、遮光板29をホルダ60と一体成型することで部品点数を減らすことができ、コスト削減に繋がる。
〈第4実施形態〉
第4実施形態は、第1〜第3の実施形態において、マスクの代わりにミラー部20の裏面又は可動枠部23の裏面の反射率を部分的に変えることでマスクと同等の効果を得るものである。その他の構成は第1〜第3の実施形態と同様である。以下ではミラー部20に適用した場合について説明するが、可動枠部23についても同様に適用できる。
図13は、第4実施形態に係るミラー部の平面図である。図13は、第1又は第2実施形態において、マスク28aの代わりにミラー部20の裏面の左半分(上から見た場合)を鏡面20aとし、右半分を非鏡面20bとしたものである。鏡面20aは金やアルミニウム等の反射膜を設けることで形成される。非鏡面20bは、表面処理していない基板そのものとしたり、反射を抑制するつや消し処理をしたりすればよい。
この構成により、非鏡面20bが反射光減衰手段としてマスク28aと同等の役割を果たし、第1又は第2実施形態と同様の効果を得ることができる。
図14は、第4実施形態の他の例に係るミラー部の平面図である。図14は、第3実施形態において、マスク50の代わりにミラー部20の裏面の中央部分を鏡面20cとし、左部分及び右部分を非鏡面20dとしたものである。
この構成により、非鏡面20dが反射光減衰手段としてマスク50と同等の役割を果たし、鏡面20cがスリット50aと同等の役割を果たすので、第3実施形態と同様の効果を得ることができる。
次に、上記実施形態における反射光減衰手段の効果についてシミュレーション結果を用いて説明する。シミュレーションには光線追跡ソフト(LightTools(R))を用い、フォトリフレクタの発光部から出た光が反射して受光部に戻るエネルギー量を計算した。
ここでは、5つのシミュレーションS1〜S5を行った。S1は、第3実施形態の構成からマスク50を除いた構成において、フォトリフレクタ51について計算した。図15は、シミュレーションS1時の要部構成の配置を示す断面図である。ミラー部20とフォトリフレクタ51との距離(L1)は1mmとした。
S2は、第1実施形態の構成において、フォトリフレクタ31について計算した。図16は、シミュレーションS2時の要部構成の配置を示す断面図である。L1=1mm、ミラー部20とマスク28aとの距離(L2)は0.2mm、発光部31aと受光部31bとの中点からマスク28aの端までの距離(L3)は0.2mmとした。S3は、S2においてL2=0.5mmとしたものである。
S4は、第3実施形態の構成において、フォトリフレクタ51について計算した。図17は、シミュレーションS4時の要部構成の配置を示す断面図である。L1=1mm、L2=0.2mm、スリット50aの幅(L4)は0.4mmとした。S5は、S4においてL2=0.5mmとしたものである。
図18は、S1〜S5について、フォトリフレクタの発光部から出た光が反射して受光部に戻るエネルギー量(相対強度)を計算した結果をグラフに表したものであり、図19は、その結果のデータを表にしたものである。図19では感度(エネルギー量の最小値に対する最大値の比)も算出している。各シミュレーションS1〜S5では、ミラー部20の角度が水平方向に−8°、−4°、0°、4°、8°傾いた状態(垂直方向は0°)についてそれぞれ計算した。
その結果、マスクがないS1の場合、ミラー部の角度変化によるエネルギー量の変化がほとんどなく、感度は約1倍であった。つまり、どのミラー部の角度でもほぼ同じエネルギー量が検出され、ミラー部の角度検出精度が非常に悪いことを示している。
次にS2の場合、エネルギー量の最大値はS1の場合と同等であり、ミラー部の角度が小さくなるにしたがってエネルギー量も小さくなり、感度は約2.5倍であった。また、S3の場合もS2と同様にミラー部の角度が小さくなるにしたがってエネルギー量も小さくなっており、感度は約5倍であった。但し、S3はS2よりL2が大きいので、より多くの反射光が遮光され、エネルギー量の値は相対的に小さくなっている。
このように、S2、S3によれば、感度が非常に高いので十分な分解能がとれ、ミラー部の角度を高精度に検出することができる。また、S2とS3の比較からわかるように、ミラー部とマスクとの距離が近い方が、大きなエネルギー量が検出されるので、ノイズの影響が小さくなり、より高精度に検出することができる。
次にS4及びS5の場合、図18に示すように、0°を軸に左右対称な山型のグラフとなっている。そして、S4の感度は1.1倍、S5の感度は1.07倍となっている。但し、S5はS4よりL2が大きいので、より多くの反射光が遮光され、エネルギー量の値は相対的に小さくなっている。
このように、S4、S5によれば、感度は十分な分解能がとれ、ミラー部の角度を高精度に検出することができる。また、ミラー部の動作と同じように、0°を軸に左右対称なエネルギー量が検出されるので、角度検出の制御が容易である。また、S4とS5の比較からわかるように、ミラー部とマスクとの距離が近い方が、大きなエネルギー量が検出されるので、ノイズの影響が小さくなり、より高精度に検出することができる。
なお、S2とS3、S4とS5の関係から、ミラー部とマスクとの距離が近い方が好ましいが、具体的には、マスクがミラー部にぶつからなければ、より近い方が好ましいといえる。
本発明の光走査装置はMEMSミラーとして、画像投影装置をはじめ、画像をスキャンするスキャナ装置、レーザプリンタ、複写機などに利用することができる。
10 画像投影装置
12 光走査装置
13 光源
14 光走査装置制御部
15 光源駆動回路
16 画像信号制御部
20 ミラー部
22 ミラー軸部(第1軸部)
23 可動枠部
24 枠軸部(第2軸部)
28、50 マスク(反射光減衰手段)
31、32、51 フォトリフレクタ

Claims (9)

  1. 互いに異なる軸方向を有する第1軸部及び第2軸部と、
    前記第1軸部の回動によって回動するとともに、前記第2軸部の回動によって回動するミラー部と、
    前記ミラー部及び前記第1軸部を囲み、前記第2軸部の回動によって回動する可動枠部と、
    前記ミラー部の裏面に対向し、前記ミラー部の裏面を反射面とする第1フォトリフレクタと、
    前記可動枠部の裏面に対向し、前記可動枠部の裏面を反射面とする第2フォトリフレクタとを備えたことを特徴とする光走査装置。
  2. 前記第1フォトリフレクタの発光部と受光部とが前記第1軸部の軸方向に垂直な方向に並んでおり、
    前記発光部と前記受光部との中間点が、前記ミラー部の中央に重なっていることを特徴とする請求項1記載の光走査装置。
  3. 前記第1フォトリフレクタの発光部と受光部とが前記第1軸部の軸方向に垂直な方向に並んでおり、
    前記受光部の前記第1軸部の軸方向の長さが、前記発光部の前記第1軸部の軸方向の長さより長いことを特徴とする請求項1記載の光走査装置。
  4. 前記第2フォトリフレクタの発光部と受光部とが前記第2軸部の軸方向に垂直な方向に並んでいることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の光走査装置。
  5. 前記第2フォトリフレクタは、前記ミラー部に重ならない位置に設けることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の光走査装置。
  6. 前記第1フォトリフレクタと前記第2フォトリフレクタとの間に遮光部材を備えたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の光走査装置。
  7. 前記ミラー部の回動量に応じて前記第1フォトリフレクタへの入射光量を減衰させる第1反射光減衰手段を備えたことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の光走査装置。
  8. 前記可動枠部の回動量に応じて前記第2フォトリフレクタへの入射光量を減衰させる第2反射光減衰手段を備えたことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の光走査装置。
  9. 請求項1〜8の何れかに記載の光走査装置と、該光走査装置の駆動制御を行う光走査装置制御部と、前記ミラー部へ照射する光源と、該光源を駆動する光源駆動回路と、画像信号に基づき前記光源駆動回路を介して前記光源の制御を行う画像信号制御部とを備えた画像投影装置。
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