JP2010265809A - 車両用熱交換モジュール - Google Patents
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Abstract
【解決手段】矩形状の熱交換器と、熱交換器を取り囲んでその下流側に設けられている環状開口5を有するファンシュラウド4と、ファンシュラウド4の環状開口5内に設けられている軸流ファンとを備えている車両用熱交換モジュールにおいて、ファンシュラウド4の熱交換器と対向する内面側に、環状開口5の周縁からファンシュラウド4の外周辺へと延び、それによって仕切られる複数の吸込みエリア8から軸流ファンに吸い込まれる空気流の周方向の流速分布を均一化する複数のガイドリブ7が設けられている。
【選択図】図2
Description
すなわち、本発明にかかる車両用熱交換モジュールは、矩形状の熱交換器と、該熱交換器を取り囲んでその下流側に設けられている環状開口を有するファンシュラウドと、該ファンシュラウドの前記環状開口内に設けられている軸流ファンとを備えている車両用熱交換モジュールにおいて、前記ファンシュラウドの前記熱交換器と対向する内面側に、前記環状開口の周縁から前記ファンシュラウドの外周辺へと延び、それによって仕切られる複数の吸込みエリアから前記軸流ファンに吸い込まれる空気流の周方向の流速分布を均一化する複数のガイドリブが設けられていることを特徴とする。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図1ないし図3を用いて説明する。
図1には、本発明の第1実施形態に係る車両用熱交換モジュール1の縦断面図が示されている。ここでの車両用熱交換モジュール1は、空調装置用のコンデンサ2とエンジン用のラジエータ3とが前後に配設されている、CRFMと称される車両用熱交換モジュール1とされている。
軸流ファン6が回転されることにより、コンデンサ2およびラジエータ3を通して空気が流通され、コンデンサ2において冷媒、ラジエータ3においてエンジン冷却水がそれぞれ空気との熱交換によって冷却される。コンデンサ2およびラジエータ3を通過した空気は、ファンシュラウド4の内面側に導かれ、該ファンシュラウド4を介して環状開口5内に設けられている軸流ファン6へと導風される。この空気流は軸流ファン6に吸い込まれた後、その回転によって下流側へと排出される。
次に、本発明の第2実施形態について、図4を用いて説明する。
本実施形態は、上記した第1実施形態に対して、ガイドリブ7Aを湾曲させている点が異なっている。その他の点については、第1実施形態と同様であるので説明は省略する。
本実施形態では、ガイドリブ7Aを、図4に示されるように、湾曲させ、軸流ファン6に吸い込まれる空気流に対して、軸流ファン6の回転方向Nに対向する方向への旋回流が与えられる構成としている。
次に、本発明の第3実施形態について、図5を用いて説明する。
本実施形態は、上記した第1実施形態に対して、ガイドリブ7Bに適宜数の貫通穴9を設けた構成としている点が異なる。その他の点については、第1実施形態と同様であるので説明は省略する。
本実施形態では、ファンシュラウド4に設けられる環状開口5および該環状開口5内に設置される軸流ファン6が、コンデンサ2およびラジエータ3の中心部から偏心した位置に設けられている。かかる構成は、エンジンルーム内が過密化し、軸流ファン6をコンデンサ2やラジエータ3の中心部に配置することが困難となった場合に採用されている。
次に、本発明の第4実施形態について、図6を用いて説明する。
本実施形態は、上記した第3実施形態と同様、軸流ファン6が偏心されている仕様の熱交換モジュール1にかかるものであるが、ガイドリブ7Cの構成が異なっている。その他の点については、第1および第3実施形態と同様であるので説明は省略する。
本実施形態では、複数のガイドリブ7Cの一部を、ファンシュラウド4の環状開口5および軸流ファン6がコンデンサ2およびラジエータ3の中心部から偏心して設けられることによって空気流の流量が多くなる(面積が大きくなる)吸込みエリア8B側に張り出させるように設けている。
2 コンデンサ(熱交換器)
3 ラジエータ(熱交換器)
4 ファンシュラウド
5 環状開口
6 軸流ファン
7,7A,7B,7C ガイドリブ
8,8A,8B 吸込みエリア
9 貫通穴
Φ 軸流ファン中心
O 代表点
C 交点
N 軸流ファンの回転方向
Claims (8)
- 矩形状の熱交換器と、該熱交換器を取り囲んでその下流側に設けられている環状開口を有するファンシュラウドと、該ファンシュラウドの前記環状開口内に設けられている軸流ファンとを備えている車両用熱交換モジュールにおいて、
前記ファンシュラウドの前記熱交換器と対向する内面側に、前記環状開口の周縁から前記ファンシュラウドの外周辺へと延び、それによって仕切られる複数の吸込みエリアから前記軸流ファンに吸い込まれる空気流の周方向の流速分布を均一化する複数のガイドリブが設けられていることを特徴とする車両用熱交換モジュール。 - 前記ガイドリブは、前記軸流ファン中心と前記ファンシュラウドの外周辺上の複数の代表点とを結ぶ線分が前記環状開口の周縁となす交点から前記ファンシュラウドの外周辺へと延長されるように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両用熱交換モジュール。
- 前記ガイドリブは、前記ファンシュラウドと一体に成形されていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用熱交換モジュール。
- 前記ガイドリブは、前記ファンシュラウドの補強用リブを兼ねた構成とされていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の車両用熱交換モジュール。
- 前記ガイドリブは、前記軸流ファンに吸い込まれる空気流に対して、前記軸流ファンの回転方向に対向する方向への旋回流が与えられるように湾曲されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の車両用熱交換モジュール。
- 前記環状開口および前記軸流ファンは、前記熱交換器の中心部から偏心して設けられ、前記ガイドリブには、前記環状開口および前記軸流ファンが偏心して設けられることによる空気流の流量アンバランスを是正する貫通穴が設けられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の車両用熱交換モジュール。
- 前記環状開口および前記軸流ファンは、前記熱交換器の中心部から偏心して設けられ、前記ガイドリブは、前記環状開口および前記軸流ファンが偏心して設けられることによって空気流の流量が多くなる前記吸込みエリア側に張り出させて設けられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の車両用熱交換モジュール。
- 前記熱交換器は、車両に搭載されているエンジン用のラジエータおよび/または空調装置用のコンデンサとされていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の車両用熱交換モジュール。
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