JP2010263421A - ネットワークシステム - Google Patents

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Tomoyasu Ishikawa
智康 石川
Keiichi Tanaka
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Abstract

【課題】ECUに適正な応答情報生成時間を設定する。
【解決手段】ゲートウェイ装置1Bの第1時間送出部13は、ゲートウェイ装置1Aから取得された遅延時間DTに、最長時間記憶部12に格納された最長処理時間PTBを、加算して得られた和を、遅延時間DT情報として、ゲートウェイ装置1Bの下流側のバス21Cに接続されたECU22Cに対して出力する。また、ECU22Cの応答時間設定部222は、応答情報生成時間RTを、タイムアウト時間MTから遅延時間DTの2倍を減じた差に設定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、少なくとも1つのノードがそれぞれ接続された3階層以上のバスを有し、上層側のバスと下層側のバスとを相互に通信可能に接続して前記ノード間のデータを中継する複数のゲートウェイ装置を含むネットワークシステムに関する。特に、本発明は、例えば、車両に搭載されるネットワークシステムに関する。
車両に搭載された種々の機器は、ECU(Electronic Control Unit)によって制御されている。また、近年、車両に搭載される各種機器における制御の高度化、複雑化に伴い、車両に搭載されるECUの個数が増大しており、各ECUの故障を診断する必要性が増大している。そこで、従来、各ECUの故障を診断する種々の装置、及び、方法等提案されている(例えば、特許文献1参照)。
例えば、特許文献1の車両診断装置は、通常モードと故障モードとを選択的に切り換えるモード切換手段と、通常モード時に車両の故障状態を検出する故障状態検出手段と、検出した故障状態を故障コードに置き換えて外部に出力する出力手段と、故障モード時に外部から故障コードを入力する入力手段と、入力した故障コードから車両の故障状態を再現する故障状態再現手段と、を備えたECU、及び、ECUのモードを通常モード又は故障モードに切り換えさせるモード切換指令手段と、ECUから故障コードを受信する故障コード受信手段と、取得した故障コードの中から任意の故障コードを選択する故障コード選択手段と、選択した故障コードをECUに送信する故障コード送信手段と、を備えた故障診断テスタからなる。特許文献1に記載の車両診断装置によれば、車両の故障状態をECUによって容易に再現させることができるので、故障原因の特定が容易になる。
特開2006−273112号公報
また、特許文献1に車両診断装置では、各ECUによって検出された故障状態に対応する故障コードに基づいて、故障原因が特定されるが、該車両診断装置と各ECUとの通信機能によって、各ECUに対して予め設定されたタイムアウト時間に基づいて各ECUの故障を診断することも可能である。
すなわち、前記車両診断装置(以下、「テスタ」という)から、各ECUに対して、返信を要求する情報を送信し、予め設定されたタイムアウト時間内に、各ECUから返信が有るか否かに基づいて、各ECUの故障を診断するもの(以下、「タイムアウト診断」という)である。しかしながら、各ECUの接続されたバスが、ゲートウェイ装置によって通信可能に接続されている場合には、ゲートウェイ装置の処理時間による通信の遅延によって、タイムアウト診断を適正に行うことができない虞がある。
例えば、テスタが接続されるバスである上層側のバスに接続されていたECUが、設計変更等によって、下層側のバスに接続されることになった場合には、該ECUが正常である場合であっても、テスタによって、タイムアウト時間内に返信情報が受信されず、異常であると診断される虞がある。すなわち、上層側のバスと、下層側のバスとを接続するゲートウェイ装置の処理時間による通信の遅延によって、タイムアウト時間内に返信情報が受信されない事態が発生するのである。
また、同様に、上層側のバスと、下層側のバスとを接続するゲートウェイ装置の処理時間による通信の遅延によって、上層側から送信されるメッセージ情報に含まれる時刻情報(いわゆる、「タイムスタンプ」情報)が、下層側に接続されたECUで受信される時点では、正確な時刻を示していないという課題も発生する虞がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、ゲートウェイ装置の処理時間による通信の遅延に伴う課題を解消することの可能なネットワークシステムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の特徴を有している。第1の発明は、少なくとも1つのノードがそれぞれ接続された3階層以上のバスを有し、上層側のバスと下層側のバスとを相互に通信可能に接続して前記ノード間のデータを中継する複数のゲートウェイ装置を含み、最上層のバスに接続された診断装置から送出された診断情報に対する応答情報が、前記診断装置に対して、予め設定された所定時間内に前記各ノードから前記診断装置で受信されるか否かに基づいて、前記各ノードが正常であるか否かが判定されるネットワークシステムであって、
前記各ゲートウェイ装置は、それぞれ、該ゲートウェイ装置の上層側のバスから前記診断情報が入力された時点から、入力された診断情報が、該ゲートウェイ装置の下流側のバスに接続された各ノードに対して出力される時点までに要する最長の時間である最長処理時間情報を予め格納する最長時間記憶手段と、該ゲートウェイ装置が、最上層のバスに接続されていない場合に、該ゲートウェイ装置の上層側のバスに接続されている上層側のゲートウェイ装置から、最上層のバスに入力された前記診断情報が前記上層側のゲートウェイ装置から出力されるまでに要する最長の時間である遅延時間情報を取得する第1時間取得手段と、該ゲートウェイ装置が、最上層のバスに接続されている場合に、前記最長時間記憶手段に格納された最長処理時間を、前記遅延時間情報として、該ゲートウェイ装置の下流側のバスに接続された各ノードに対して出力すると共に、前記第1時間取得手段によって前記遅延時間情報が取得された場合に、取得された遅延時間に、前記最長時間記憶手段に格納された最長処理時間を、加算して得られた和を、前記遅延時間情報として、該ゲートウェイ装置の下流側のバスに接続された各ノードに対して出力する第1時間送出手段と、該ゲートウェイ装置が、最下層のバスに接続されていない場合に、前記遅延時間取得手段によって前記遅延時間情報が取得されたときに、取得された遅延時間に、前記最長時間記憶手段に格納された最長処理時間を、加算して得られた和を、前記遅延時間情報として、該ゲートウェイ装置の下流側のバスに接続され、該ゲートウェイ装置の下流側のゲートウェイ装置に対して出力する第2時間送出手段と、を備え、
前記各ノードは、それぞれ、該ノードが接続されたバスを、下流側のバスとして接続されたゲートウェイ装置から前記遅延時間情報を取得する第2時間取得手段と、前記第2時間取得手段によって取得された遅延時間情報に基づいて、前記診断情報が受信された時点から前記応答情報を出力する時点までに許容される時間である応答情報生成時間を設定する応答時間設定手段と、を備える。
第2の発明は、少なくとも1つのノードがそれぞれ接続された3階層以上のバスを有し、上層側のバスと下層側のバスとを相互に通信可能に接続して前記ノード間のデータを中継する複数のゲートウェイ装置を含み、最上層のバスに接続された時刻出力装置から時刻情報を含むメッセージ情報を前記各ノードへ送信し、前記各ノードにメッセージ情報を記録するネットワークシステムであって、
前記各ゲートウェイ装置は、それぞれ、該ゲートウェイ装置の上層側のバスから前記メッセージ情報が入力された時点から、入力されたメッセージ情報を、該ゲートウェイ装置の下流側のバスに接続された各ノードに対して出力する時点までに要する平均時間である平均処理時間情報を予め格納する平均時間記憶手段と、該ゲートウェイ装置が、最上層のバスに接続されていない場合に、該ゲートウェイ装置の上層側のバスに接続され、該ゲートウェイ装置の上層側のゲートウェイ装置から、最上層のバスに入力された前記メッセージ情報が、前記上層側のゲートウェイ装置から出力されるまでに要する平均時間である遅延時間情報を取得する第3時間取得手段と、該ゲートウェイ装置が、最上層のバスに接続されている場合に、前記平均時間記憶手段に格納された平均処理時間を、前記遅延時間情報として、該ゲートウェイ装置の下流側のバスに接続された各ノードに対して出力すると共に、前記第3時間取得手段によって前記遅延時間情報が取得された場合に、取得された遅延時間に、前記平均時間記憶手段に格納された平均処理時間を、加算して得られた和を、前記遅延時間情報として、該ゲートウェイ装置の下流側のバスに接続された各ノードに対して出力する第3時間送出手段と、該ゲートウェイ装置が、最下層のバスに接続されていない場合に、前記遅延時間取得手段によって前記遅延時間情報が取得されたときに、取得された遅延時間に、前記平均時間記憶手段に格納された平均処理時間を、加算して得られた和を、前記遅延時間情報として、該ゲートウェイ装置の下流側のバスに接続された下流側のゲートウェイ装置に対して出力する第4時間送出手段と、を備え、
前記各ノードは、該ノードが接続されたバスを、下流側のバスとして接続されたゲートウェイ装置から前記遅延時間情報を取得する第4時間取得手段と、前記第4時間取得手段によって取得された前記遅延時間情報に基づいて、前記時刻出力装置から送出された前記メッセージ情報に含まれる時刻情報を補正する時刻補正手段と、を備える。
上記第1の発明によれば、ネットワークシステムは、少なくとも1つのノードがそれぞれ接続された3階層以上のバスを有し、上層側のバスと下層側のバスとを相互に通信可能に接続して前記ノード間のデータを中継する複数のゲートウェイ装置を含む。また、最上層のバスに接続された診断装置から送出された診断情報に対する応答情報が、前記診断装置に対して、予め設定された所定時間内に前記各ノードから前記診断装置で受信されるか否かに基づいて、前記各ノードが正常であるか否かが判定される。
更に、前記各ゲートウェイ装置においては、該ゲートウェイ装置の上層側のバスから前記診断情報が入力された時点から、入力された診断情報が、該ゲートウェイ装置の下流側のバスに接続された各ノードに対して出力される時点までに要する最長の時間である最長処理時間情報が最長時間記憶手段に、予め格納されている。そして、該ゲートウェイ装置が、最上層のバスに接続されていない場合に、該ゲートウェイ装置の上層側のバスに接続されている上層側のゲートウェイ装置から、最上層のバスに入力された前記診断情報が前記上層側のゲートウェイ装置から出力されるまでに要する最長の時間である遅延時間情報が取得される。更に、該ゲートウェイ装置が、最上層のバスに接続されている場合に、前記最長時間記憶手段に格納された最長処理時間が、前記遅延時間情報として、該ゲートウェイ装置の下流側のバスに接続された各ノードに対して出力されると共に、前記遅延時間情報が取得された場合に、取得された遅延時間に、前記最長時間記憶手段に格納された最長処理時間を、加算して得られた和が、前記遅延時間情報として、該ゲートウェイ装置の下流側のバスに接続された各ノードに対して出力される。加えて、該ゲートウェイ装置が、最下層のバスに接続されていない場合に、前記遅延時間情報が取得されたときに、取得された遅延時間に、前記最長時間記憶手段に格納された最長処理時間を、加算して得られた和が、前記遅延時間情報として、該ゲートウェイ装置の下流側のバスに接続され、該ゲートウェイ装置の下流側のゲートウェイ装置に対して出力される。
また、前記各ノードでは、該ノードが接続されたバスを、下流側のバスとして接続されたゲートウェイ装置から前記遅延時間情報が取得される。そして、取得された遅延時間情報に基づいて、前記診断情報が受信された時点から前記応答情報を出力する時点までに許容される時間である応答情報生成時間が設定される。従って、前記各ノードにおいて適正な応答情報生成時間を設定することができるので、前記ゲートウェイ装置の処理時間による通信の遅延によって、タイムアウト時間内に返信情報が受信されない事態の発生を防止することができる。
すなわち、最上層から2層目のバスに接続されているノードに対しては、最上層のバスに接続されているゲートウェイ装置から、前記最長時間記憶手段に格納された最長処理時間が、前記遅延時間情報として出力される。また、最上層から2層目より下層側のバスに接続されているノードに対しては、該ノードが接続されているバスが、下層側のバスとして接続されているゲートウェイ装置から、該下層側のバスと、最上層のバスとの間に接続されている全てのゲートウェイ装置における前記最長処理時間の総和が前記遅延時間情報として出力される。すなわち、各ノードで取得される遅延時間は、該ノードが接続されたバスの上流側に接続された全てのゲートウェイ装置における前記最長処理時間の総和である。
従って、例えば、前記診断情報が受信された時点から前記応答情報を出力する時点までに許容される時間である応答情報生成時間を、前記所定時間(=タイムアウト時間)から、前記遅延時間の2倍(=前記ゲートウェイ装置での往復の処理に要する最長時間)を減じた差に設定することによって、適正な応答情報生成時間を設定することができるのである。
上記第2の発明によれば、ネットワークシステムは、少なくとも1つのノードがそれぞれ接続された3階層以上のバスを有し、上層側のバスと下層側のバスとを相互に通信可能に接続して前記ノード間のデータを中継する複数のゲートウェイ装置を含む。また、最上層のバスに接続された時刻出力装置からから時刻情報を含むメッセージ情報が前記各ノードへ送信され、前記各ノードにメッセージ情報が記録される。
更に、前記各ゲートウェイ装置においては、該ゲートウェイ装置の上層側のバスから前記メッセージ情報が入力された時点から、入力されたメッセージ情報を、該ゲートウェイ装置の下流側のバスに接続された各ノードに対して出力する時点までに要する平均時間である平均処理時間情報が平均時間記憶手段に予め格納されている。そして、該ゲートウェイ装置が、最上層のバスに接続されていない場合に、該ゲートウェイ装置の上層側のバスに接続され、該ゲートウェイ装置の上層側のゲートウェイ装置から、最上層のバスに入力された前記メッセージ情報が、前記上層側のゲートウェイ装置から出力されるまでに要する平均時間である遅延時間情報が取得される。更に、該ゲートウェイ装置が、最上層のバスに接続されている場合に、前記平均時間記憶手段に格納された平均処理時間が、前記遅延時間情報として、該ゲートウェイ装置の下流側のバスに接続された各ノードに対して出力されると共に、前記遅延時間情報が取得された場合に、取得された遅延時間に、前記平均時間記憶手段に格納された平均処理時間を、加算して得られた和が、前記遅延時間情報として、該ゲートウェイ装置の下流側のバスに接続された各ノードに対して出力される。加えて、該ゲートウェイ装置が、最下層のバスに接続されていない場合に、前記遅延時間情報が取得されたときに、取得された遅延時間に、前記平均時間記憶手段に格納された平均処理時間を、加算して得られた和が、前記遅延時間情報として、該ゲートウェイ装置の下流側のバスに接続された下流側のゲートウェイ装置に対して出力される。
また、前記各ノードでは、該ノードが接続されたバスを、下流側のバスとして接続されたゲートウェイ装置から前記遅延時間情報が取得される。そして、取得された前記遅延時間情報に基づいて、前記時刻出力装置から送出された前記メッセージ情報に含まれる時刻情報が補正される。前記各ノードにおいて前記メッセージ情報に含まれる時刻情報を、正確な時刻に補正することができる。
すなわち、最上層から2層目のバスに接続されているノードに対しては、最上層のバスに接続されているゲートウェイ装置から、前記平均時間記憶手段に格納された平均処理時間が、前記遅延時間情報として出力される。また、最上層から2層目より下層側のバスに接続されているノードに対しては、該ノードが接続されているバスが、下層側のバスとして接続されているゲートウェイ装置から、該下層側のバスと、最上層のバスとの間に接続されている全てのゲートウェイ装置における前記平均処理時間の総和が前記遅延時間情報として出力される。すなわち、各ノードで取得される遅延時間は、該ノードが接続されたバスの上流側に接続された全てのゲートウェイ装置における前記平均処理時間の総和である。
従って、例えば、前記メッセージ情報に含まれる時刻情報に、前記遅延時間(=最上層のバスに入力されたメッセージ情報が、前記各ノードに到達するまでに要する時間の平均値)を加算した和を、時刻情報として補正することによって、前記各ノードにおいて前記メッセージ情報に含まれる時刻情報を、正確な時刻に補正することができるのである。
第1実施形態に係るネットワークシステムの構成の一例を示すブロック図 ゲートウェイ装置及びECUの機能構成の一例を示すブロック図 ゲートウェイ装置の動作の一例を示すフローチャート ECUの動作の一例を示すフローチャート ECUに設定される応答情報生成時間の一例を示す説明図 第2実施形態に係るネットワークシステムの構成の一例を示すブロック図 ゲートウェイ装置及びECUの機能構成の一例を示すブロック図 ゲートウェイ装置の動作の一例を示すフローチャート ECUの動作の一例を示すフローチャート ECUにおいて補正される時刻の一例を示す説明図
<第1実施形態>
以下、図面を参照して本発明の第1実施形態に係るネットワークシステムについて説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係るネットワークシステムの構成の一例を示すブロック図である。第1実施形態では、本発明に係るネットワークシステムが、車両に搭載されている場合について説明する。図1に示すように、本発明に係るネットワークシステム100は、少なくとも1つのECUがそれぞれ接続された3階層以上(ここでは、4階層)のバス21A〜21Dを有し、上層側のバスと下層側のバスとを相互に通信可能に接続してECU間のデータを中継する複数の(ここでは、3つの)ゲートウェイ装置1(1A、1B、1C)を備えている。また、最上層のバス21Aには、各ECUが正常であるか否かを判定する診断装置3が接続されている。
最上層のバス21Aは、ECU22A、23Aに接続されている。ECU22A、23A(ノードに相当する)は、いわゆるECU(Electronic Control Unit)であって、車両に搭載されたエンジン、ブレーキ等の種々の機器の動作を制御するものである。また、ECU22A、23Aは、バス21Aを介して、ゲートウェイ装置1Aと通信可能に接続されている。
上層側から2層目のバス21Bは、ECU22Bに接続されている。ECU22B(ノードに相当する)は、いわゆるECUであって、車両に搭載されたエンジン、ブレーキ等の種々の機器の動作を制御するものである。また、ECU22Bは、バス21Bを介して、ゲートウェイ装置1A、及び、ゲートウェイ装置1Bと通信可能に接続されている。
上層側から3層目のバス21Cは、ECU22Cに接続されている。ECU22C(ノードに相当する)は、いわゆるECUであって、車両に搭載されたエンジン、ブレーキ等の種々の機器の動作を制御するものである。また、ECU22Cは、バス21Cを介して、ゲートウェイ装置1B、及び、ゲートウェイ装置1Cと通信可能に接続されている。
最下層のバス21Dは、ECU22Dに接続されている。ECU22D(ノードに相当する)は、いわゆるECUであって、車両に搭載されたエンジン、ブレーキ等の種々の機器の動作を制御するものである。また、ECU22Dは、バス21Dを介して、ゲートウェイ装置1C、及び、ゲートウェイ装置1Dと通信可能に接続されている。
ゲートウェイ装置1Aは、バス21Aを介して、ECU22A、23Aと通信可能に接続されると共に、バス21Bを介して、ECU22Bと通信可能に接続され、ECU22A、23Aと、ECU22Bと、の間のデータを中継するものである。また、ゲートウェイ装置1Aは、バス21Bを介して、ゲートウェイ装置1Bと通信可能に接続され、ゲートウェイ装置1Bを介して、ECU22A、23Aと、ECU22Cとの間のデータを中継するものである。更に、ゲートウェイ装置1Aは、バス21B、ゲートウェイ装置1B及びバス21Cを介して、ゲートウェイ装置1Cと通信可能に接続され、ECU22A、23Aと、ECU22Dとの間のデータを中継するものである。
ゲートウェイ装置1Bは、バス21Bを介して、ECU22Bと通信可能に接続されると共に、バス21Cを介して、ECU22Cと通信可能に接続され、ECU22Bと、ECU22Cと、の間のデータを中継するものである。また、ゲートウェイ装置1Bは、バス21Bを介して、ゲートウェイ装置1Aと通信可能に接続され、ゲートウェイ装置1Aを介して、ECU22Cと、ECU22A、23Aとの間のデータを中継するものである。更に、ゲートウェイ装置1Bは、バス21Cを介して、ゲートウェイ装置1Cと通信可能に接続され、バス21C、ゲートウェイ装置1C及びバス21Dを介して、ECU22Bと、ECU22Dとの間のデータを中継するものである。
ゲートウェイ装置1Cは、バス21Cを介して、ECU22Cと通信可能に接続されると共に、バス21Dを介して、ECU22Dと通信可能に接続され、ECU22Cと、ECU22Dと、の間のデータを中継するものである。また、ゲートウェイ装置1Cは、バス21Cを介して、ゲートウェイ装置1Bと通信可能に接続され、ゲートウェイ装置1Bを介して、ECU22Bと、ECU22Dとの間のデータを中継するものである。更に、ゲートウェイ装置1Cは、バス21C、ゲートウェイ装置1B及びバス21Bを介して、ゲートウェイ装置1Aと通信可能に接続され、ゲートウェイ装置1Aを介して、ECU22A、23Aと、ECU22Dとの間のデータを中継するものである。
なお、ゲートウェイ装置1A、1B、1Cは、略同一の構成を有するため、以下の説明において、各ゲートウェイ装置1A、1B、1Cを区別する必要が無い場合には、ゲートウェイ装置1と総称する。同様に、ECU22A、23A、22B、22C、22Dは、略同一の構成を有するため、以下の説明において、各ECU22A、23A、22B、22C、22Dを区別する必要が無い場合には、ECU22と総称する。また、ECU22A、23A、ECU22B、ECU22C及びECU22Dの間の通信は、例えば、CAN(Controller Area Network)プロトコルを介して行われる。
診断装置3は、最上層のバス21Aに接続され、各ECU(=ECU22A、23A、ECU22B、ECU22C及びECU22D)に対して、応答情報を返信する旨の指示情報である診断情報を送出し、予め設定された所定時間(=タイムアウト時間MT:ここでは、1000msec)内に各ECUから前記応答情報が受信されるか否かに基づいて、各ECUが正常であるか否かを判定する装置である。すなわち、診断装置3は、最上層のバス21Aに診断情報を送出してから、タイムアウト時間MT内に応答情報が受信されたECUを正常であると判定し、タイムアウト時間MT内に応答情報が受信されないECUを故障であると判定する。
次に、図2を用いて、ゲートウェイ装置1及びECU22の機能構成について説明する。図2は、ゲートウェイ装置1及びECU22の機能構成の一例を示すブロック図である。なお、ここでは、便宜上、ゲートウェイ装置1B及びECU22Cについて説明する。ゲートウェイ装置1Bは、機能的に、第1時間取得部11、最長時間記憶部12、第1時間送出部13、及び、第2時間送出部14を備えている。ECU22Cは、機能的に、第2時間取得部221、及び、応答時間設定部222を備えている。
なお、ゲートウェイ装置1Bは、ゲートウェイ装置1Bの適所に配設されたマイクロコンピュータに、ゲートウェイ装置1Bの適所に配設されたROM(Read Only Memory)等に予め格納された制御プログラムを実行させることにより、当該マイクロコンピュータを、第1時間取得部11、最長時間記憶部12、第1時間送出部13、第2時間送出部14等の機能部として機能させる。同様に、ECU22Cは、ECU22Cの適所に配設されたマイクロコンピュータに、ECU22Cの適所に配設されたROM等に予め格納された制御プログラムを実行させることにより、当該マイクロコンピュータを、第2時間取得部221、応答時間設定部222等の機能部として機能させる。
第1時間取得部11(第1時間取得手段に相当する)は、ゲートウェイ装置1Bの上層側のバス21Bに接続されている上層側のゲートウェイ装置1Aから、最上層のバス21Aに入力された診断情報が上層側のゲートウェイ装置1Aから出力されるまでに要する最長の時間である遅延時間DT情報を取得する機能部である。ここでは、ゲートウェイ装置1Aは、最上層のバス21Aに接続され、ゲートウェイ装置1Aに入力された診断情報が、ゲートウェイ装置1Aから出力される時点までに要する最長の時間である最長処理時間PTAは100msecであるため、遅延時間DTは「100msec」である。
最長時間記憶部12(最長時間記憶手段に相当する)は、ゲートウェイ装置1Bの上層側のバス21Bから診断情報が入力された時点から、入力された診断情報が、ゲートウェイ装置1Bの下流側のバス21Cに接続されたECU22Cに対して出力される時点までに要する最長の時間である最長処理時間PTB(ここでは、PTB=50msec)情報を予め格納する機能部である。
第1時間送出部13(第1時間送出手段に相当する)は、ゲートウェイ装置1Aから取得された遅延時間DT(=PTA)に、最長時間記憶部12に格納された最長処理時間PTBを、加算して得られた和(=PTA+PTB)を、遅延時間DT(=150msec)情報として、ゲートウェイ装置1Bの下流側のバス21Cに接続されたECU22Cに対して出力する機能部である。
第2時間送出部14(第2時間送出手段に相当する)は、ゲートウェイ装置1Aから取得された遅延時間DT(=PTA)に、最長時間記憶部12に格納された最長処理時間PTBを、加算して得られた和(=PTA+PTB)を、遅延時間DT(=150msec)情報として、ゲートウェイ装置1Bの下流側のバス21Cに接続され、ゲートウェイ装置1Bの下流側のゲートウェイ装置1Cに対して出力する機能部である。
第2時間取得部221(第2時間取得手段に相当する)は、ECU22Cが接続されたバス21Cを、下流側のバス21Cとして接続されたゲートウェイ装置1Bから遅延時間DT情報を取得する機能部である。
応答時間設定部222(応答時間設定手段に相当する)は、第2時間取得部221によって取得された遅延時間DT情報に基づいて、前記診断情報が受信された時点から前記応答情報を出力する時点までに許容される時間である応答情報生成時間RTを設定する機能部である。具体的には、応答時間設定部222は、例えば、前記診断情報が受信された時点から前記応答情報を出力する時点までに許容される時間である応答情報生成時間RTを、前記所定時間(=タイムアウト時間MT)から、遅延時間DTの2倍(=ゲートウェイ装置1A、1Bでの往復の処理に要する最長時間)を減じた差に設定する。すなわち、応答時間設定部222は、次の(1)式によって、応答情報生成時間RTを設定する。
RT=MT−DT×2 (1)
例えば、タイムアウト時間MTが、1000msecである場合には、遅延時間DTが150msecであるため、応答情報生成時間RTとして、700msec(=1000−150×2)が設定される(図5参照)。
図3は、ゲートウェイ装置1Bの動作の一例を示すフローチャートである。まず、第1時間取得部11によって、ゲートウェイ装置1Aから遅延時間DT(ここでは、DT=100msec)が取得される(S101)。そして、第1時間送出部13によって、最長時間記憶部12に格納された最長処理時間PTB(ここでは、50msec)が読み出される(S103)。次いで、ステップS101で取得された遅延時間DT(=100msec)に、ステップS103で読み出された最長処理時間PTB(=50msec)が加算されて、遅延時間DT(=150msec)が更新される(S105)。そして、ステップS105で求められた遅延時間DT(=150msec)が、第1時間送出部13によってECU22Cに対して出力されると共に、第2時間送出部14によって、ゲートウェイ装置1Cに対して出力され(S107)、処理が終了される。
図4は、ECU22Cの動作の一例を示すフローチャートである。まず、第2時間取得部221によって、ゲートウェイ装置1Bから遅延時間DT(=150msec)が取得される(S201)。そして、応答時間設定部222によって、タイムアウト時間MTが読み出される(S203)。次いで、応答時間設定部222によって、ステップS203で読み出されたタイムアウト時間MTから、遅延時間DTの2倍を減じた差に、応答情報生成時間RTが設定され(S205)、処理が終了される。
図5は、各ECU(ここでは、ECU22A、23A、22B、22C、22D)に設定される応答情報生成時間RTの一例を示す説明図である。ECU22A、23Aは、最上層のバス21Aに接続されているため、応答情報生成時間RTとして、タイムアウト時間MT(=1000msec)が設定される。ここで、ゲートウェイ装置1Aの最長処理時間PTAは、100msecである。そこで、ゲートウェイ装置1Aの下流側のバス21Bに接続されているECU22Bでは、遅延時間DTとして、最長処理時間PTA(=100msec)が取得され、応答情報生成時間RTとして、800msec(=MT−DT×2)が設定される。
また、ゲートウェイ装置1Bの最長処理時間PTBは、50msecである。そこで、ゲートウェイ装置1Bの下流側のバス21Cに接続されているECU22Cでは、遅延時間DTとして、最長処理時間(PTA+PTB=100+50=150msec)が取得され、応答情報生成時間RTとして、700msec(=MT−DT×2)が設定される。更に、ゲートウェイ装置1Cの最長処理時間PTCは、100msecである。そこで、ゲートウェイ装置1Cの下流側のバス21Dに接続されているECU22Dでは、遅延時間DTとして、最長処理時間(PTA+PTB+PTC=100+50+100=250msec)が取得され、応答情報生成時間RTとして、500msec(=MT−DT×2)が設定される。
そこで、例えば、最上層のバス21Aに接続されているECU23Aが、設計変更等に伴って、最下層のバス21Dに接続された場合(図の破線で示すECU23Dの位置に接続された場合)には、応答情報生成時間RTは、1000msecから500msecに設定変更される。
このようにして、各ECUで取得される遅延時間DTは、該ECUが接続されたバス21B〜21Dの上流側に接続された全てのゲートウェイ装置1A〜1Cにおける最長処理時間PTA、PTB、PTCの総和である。従って、応答情報生成時間RTを、タイムアウト時間MTから、遅延時間DTの2倍(=ゲートウェイ装置1A〜1Cでの往復の処理に要する最長時間)を減じた差に設定することによって、適正な応答情報生成時間RTを設定することができる。
第1実施形態では、応答時間設定部222が、応答情報生成時間RTをタイムアウト時間MTから、遅延時間DTの2倍を減じた差に設定する場合について説明したが、応答時間設定部222が、応答情報生成時間RTを、遅延時間DTに基づいて設定する形態であれば良い。例えば、診断装置3がリトライ機能を有する場合には、応答情報生成時間RTを、タイムアウト時間MTから、遅延時間DTの1.5倍(2倍未満の値)を減じた差に設定する形態でも良い。この場合には、応答情報生成時間RTの制限が緩和されるため、ECUの負荷が軽減される。
<第2実施形態>
以下、図面を参照して本発明の第2実施形態に係るネットワークシステムについて説明する。図6は、本発明の第2実施形態に係るネットワークシステムの構成の一例を示すブロック図である。第2実施形態では、本発明に係るネットワークシステムが、車両に搭載されている場合について説明する。図6に示すように、本発明に係るネットワークシステム400は、少なくとも1つのECUがそれぞれ接続された3階層以上(ここでは、4階層)のバス51A〜51Dを有し、上層側のバスと下層側のバスとを相互に通信可能に接続してECU間のデータを中継する複数の(ここでは、3つの)ゲートウェイ装置4(4A、4B、4C)を備えている。また、最上層のバス51Aには、時刻情報を含むメッセージ情報を各ECUへ送信するメッセージ出力装置6が接続されている。
最上層のバス51Aは、ECU52Aに接続されている。ECU52A(ノードに相当する)は、いわゆるECU(Electronic Control Unit)であって、車両に搭載されたエンジン、ブレーキ等の種々の機器の動作を制御するものである。また、ECU52Aは、バス51Aを介して、ゲートウェイ装置4Aと通信可能に接続されている。
上層側から2層目のバス51Bは、ECU52Bに接続されている。ECU52B(ノードに相当する)は、いわゆるECUであって、車両に搭載されたエンジン、ブレーキ等の種々の機器の動作を制御するものである。また、ECU52Bは、バス51Bを介して、ゲートウェイ装置4A、及び、ゲートウェイ装置4Bと通信可能に接続されている。
上層側から3層目のバス51Cは、ECU52Cに接続されている。ECU52C(ノードに相当する)は、いわゆるECUであって、車両に搭載されたエンジン、ブレーキ等の種々の機器の動作を制御するものである。また、ECU52Cは、バス51Cを介して、ゲートウェイ装置4B、及び、ゲートウェイ装置4Cと通信可能に接続されている。
最下層のバス51Dは、ECU52D、53Dに接続されている。ECU52D、53D(ノードに相当する)は、いわゆるECUであって、車両に搭載されたエンジン、ブレーキ等の種々の機器の動作を制御するものである。また、ECU22D、53Dは、バス51Dを介して、ゲートウェイ装置4C、及び、ゲートウェイ装置4Dと通信可能に接続されている。
ゲートウェイ装置4Aは、バス51Aを介して、ECU52Aと通信可能に接続されると共に、バス51Bを介して、ECU52Bと通信可能に接続され、ECU52Aと、ECU52Bと、の間のデータを中継するものである。また、ゲートウェイ装置4Aは、バス51Bを介して、ゲートウェイ装置4Bと通信可能に接続され、ゲートウェイ装置4Bを介して、ECU52Aと、ECU52Cとの間のデータを中継するものである。更に、ゲートウェイ装置4Aは、バス51B、ゲートウェイ装置4B及びバス51Cを介して、ゲートウェイ装置4Cと通信可能に接続され、ECU52Aと、ECU52Dとの間のデータを中継するものである。
ゲートウェイ装置4Bは、バス51Bを介して、ECU52Bと通信可能に接続されると共に、バス51Cを介して、ECU52Cと通信可能に接続され、ECU52Bと、ECU52Cと、の間のデータを中継するものである。また、ゲートウェイ装置4Bは、バス51Bを介して、ゲートウェイ装置4Aと通信可能に接続され、ゲートウェイ装置4Aを介して、ECU52Cと、ECU52Aとの間のデータを中継するものである。更に、ゲートウェイ装置4Bは、バス51Cを介して、ゲートウェイ装置4Cと通信可能に接続され、バス51C、ゲートウェイ装置4C及びバス51Dを介して、ECU52Bと、ECU52D、53Dとの間のデータを中継するものである。
ゲートウェイ装置4Cは、バス51Cを介して、ECU52Cと通信可能に接続されると共に、バス51Dを介して、ECU52D、53Dと通信可能に接続され、ECU52Cと、ECU52Dと、の間のデータを中継するものである。また、ゲートウェイ装置4Cは、バス51Cを介して、ゲートウェイ装置4Bと通信可能に接続され、ゲートウェイ装置1Bを介して、ECU52Bと、ECU52D、53Dとの間のデータを中継するものである。更に、ゲートウェイ装置4Cは、バス51C、ゲートウェイ装置4B及びバス51Bを介して、ゲートウェイ装置4Aと通信可能に接続され、ゲートウェイ装置4Aを介して、ECU52Aと、ECU52D、53Dとの間のデータを中継するものである。
なお、ゲートウェイ装置4A、4B、4Cは、略同一の構成を有するため、以下の説明において、各ゲートウェイ装置4A、4B、4Cを区別する必要が無い場合には、ゲートウェイ装置1と総称する。同様に、ECU52A、52B、52C、52D、53Dは、略同一の構成を有するため、以下の説明において、各ECU52A、52B、52C、52D、53Dを区別する必要が無い場合には、ECU52と総称する。また、ECU52A、ECU52B、ECU52C、ECU52D及びECU53Dの間の通信は、例えば、CAN(Controller Area Network)プロトコルを介して行われる。
メッセージ出力装置6(時刻出力装置に相当する)は、最上層のバス51Aに接続され、各ECU(=ECU52A、ECU52B、ECU52C、ECU52D及びECU53D)に対して、時刻情報を含むメッセージ情報を送出し、該メッセージ情報を各ECUに書き込む装置である。
次に、図7を用いて、ゲートウェイ装置4及びECU52の機能構成について説明する。図7は、ゲートウェイ装置4及びECU52の機能構成の一例を示すブロック図である。なお、ここでは、便宜上、ゲートウェイ装置4B及びECU52Cについて説明する。ゲートウェイ装置4Bは、機能的に、メッセージ送受信部41、第3時間取得部42、平均時間記憶部43、第3時間送出部44、及び、第4時間送出部45を備えている。ECU52Cは、機能的に、メッセージ受信部521、第4時間取得部522、及び、時刻補正部523を備えている。
なお、ゲートウェイ装置4Bは、ゲートウェイ装置4Bの適所に配設されたマイクロコンピュータに、ゲートウェイ装置1Bの適所に配設されたROM(Read Only Memory)等に予め格納された制御プログラムを実行させることにより、当該マイクロコンピュータを、メッセージ送受信部41、第3時間取得部42、平均時間記憶部43、第3時間送出部44、第4時間送出部45等の機能部として機能させる。同様に、ECU52Cは、ECU52Cの適所に配設されたマイクロコンピュータに、ECU52Cの適所に配設されたROM等に予め格納された制御プログラムを実行させることにより、当該マイクロコンピュータを、メッセージ受信部521、第4時間取得部522、時刻補正部523等の機能部として機能させる。
メッセージ送受信部41は、ゲートウェイ装置4Aを介して、メッセージ出力装置6から送出されたメッセージ情報を受信する機能部である。また、メッセージ送受信部41は、受信されたメッセージ情報を、ECU52C及びゲートウェイ装置4Cに対して送出する。
第3時間取得部42(第3時間取得手段に相当する)は、ゲートウェイ装置4Bの上層側のバス51Bに接続されている上層側のゲートウェイ装置4Aから、最上層のバス51Aに入力されたメッセージ情報が上層側のゲートウェイ装置4Aから出力されるまでに要する平均時間である遅延時間ET情報を取得する機能部である。ここでは、ゲートウェイ装置4Aは、最上層のバス51Aに接続され、ゲートウェイ装置4Aに入力された診断情報が、ゲートウェイ装置4Aから出力される時点までに要する平均の時間である平均処理時間QTAは50msecであるため、遅延時間ETは「50msec」である。
平均時間記憶部43(平均時間記憶手段に相当する)は、ゲートウェイ装置4Bの上層側のバス51Bからメッセージ情報が入力された時点から、入力されたメッセージ情報が、ゲートウェイ装置4Bの下流側のバス51Cに接続されたECU52Cに対して出力される時点までに要する平均の時間である平均処理時間QTB(ここでは、QTB=25msec)情報を予め格納する機能部である。
第3時間送出部44(第3時間送出手段に相当する)は、ゲートウェイ装置4Aから取得された遅延時間ET(=QTA)に、平均時間記憶部43に格納された平均処理時間QTBを、加算して得られた和(=QTA+QTB)を、遅延時間ET(=75msec)情報として、ゲートウェイ装置4Bの下流側のバス51Cに接続されたECU52Cに対して出力する機能部である。
第4時間送出部45(第4時間送出手段に相当する)は、ゲートウェイ装置4Aから取得された遅延時間ET(=QTA)に、平均時間記憶部53に格納された平均処理時間QTBを、加算して得られた和(=QTA+QTB)を、遅延時間DT(=75msec)情報として、ゲートウェイ装置4Bの下流側のバス51Cに接続され、ゲートウェイ装置4Bの下流側のゲートウェイ装置4Cに対して出力する機能部である。
メッセージ受信部521は、メッセージ出力装置6から送出されたメッセージ情報を、ゲートウェイ装置4A、4Bを介して、受信する機能部である。
第4時間取得部522(第4時間取得手段に相当する)は、ECU52Cが接続されたバス51Cを、下流側のバス51Cとして接続されたゲートウェイ装置4Bから遅延時間DT情報を取得する機能部である。
時刻補正部523(時刻補正手段に相当する)は、第4時間取得部522によって取得された遅延時間ET情報に基づいて、メッセージ出力装置6から送出されたメッセージ情報に含まれる時刻情報を補正する機能部である。具体的には、時刻補正部523は、例えば、メッセージ受信部521によって取得されたメッセージ情報に含まれる時刻TMに、第4時間取得部522によって取得された遅延時間ETを加算した和を、補正された時刻TMとして更新する。すなわち、時刻補正部523は、次の(2)式によって、時刻TMを補正する。
TM←TM+DT (2)
例えば、メッセージ情報に含まれる時刻TMが、2時50分75.000秒である場合には、遅延時間DTが75msecであるため、時刻TMが、2時50分75.075秒(←2時50分75.000秒+0.075秒)に補正される(図10参照)。
図8は、ゲートウェイ装置4Bの動作の一例を示すフローチャートである。まず、メッセージ送受信部41によって、メッセージ情報が取得される(S301)。そして、第3時間取得部42によって、ゲートウェイ装置4Aから遅延時間ET(ここでは、ET=50msec)が取得される(S303)。次いで、第3時間送出部44によって、平均時間記憶部43に格納された平均処理時間QTB(ここでは、25msec)が読み出される(S305)。次に、ステップS303で取得された遅延時間ET(=50msec)に、ステップS305で読み出された平均処理時間QTB(=25msec)が加算されて、遅延時間ET(=75msec)が更新される(S307)。そして、ステップS307で求められた遅延時間ET(=75msec)が、第3時間送出部44によってECU52Cに対して出力されると共に、第4時間送出部45によって、ゲートウェイ装置4Cに対して出力される(S309)。次いで、メッセージ送受信部41によって、ECU52C及びゲートウェイ装置4Cに対して、メッセージ情報が出力され(S311)、処理が終了される。
図9は、ECU52Cの動作の一例を示すフローチャートである。まず、メッセージ受信部521によって、ゲートウェイ装置4Bからメッセージ情報が取得される(S401)。そして、第4時間取得部522によって、ゲートウェイ装置1Bから遅延時間ET(=75msec)が取得される(S403)。次いで、時刻補正部523によって、ステップS401において取得されたメッセージ情報から時刻TM情報が読み出される(S405)。次に、時刻補正部523によって、ステップS405において読み出された時刻TMに、ステップS403において取得された遅延時間ETが加算されて、時刻TMが補正され、メッセージ情報に補正された時刻TMが書き込まれて(S407)、処理が終了される。
図10は、各ECU(ここでは、ECU52A、52B、52C、52D、53D)において補正される時刻TMの一例を示す説明図である。ECU52Aは、最上層のバス51Aに接続されているため、時刻TMは補正されない。ここで、ゲートウェイ装置4Aの平均処理時間QTAは、50msecである。そこで、ゲートウェイ装置4Aの下流側のバス51Bに接続されているECU52Bでは、遅延時間ETとして、平均処理時間QTA(=50msec)が取得され、取得された遅延時間ETが加算されて時刻TMが、補正される(TM←TM+50)。
また、ゲートウェイ装置4Bの平均処理時間QTBは、25msecである。そこで、ゲートウェイ装置4Bの下流側のバス51Cに接続されているECU52Cでは、遅延時間ETとして、平均処理時間(QTA+QTB=50+25=75msec)が取得され、取得された遅延時間ETが加算されて時刻TMが、補正される(TM←TM+75)。更に、ゲートウェイ装置4Cの平均処理時間QTCは、50msecである。そこで、ゲートウェイ装置4Cの下流側のバス51Dに接続されているECU52D、53Dでは、遅延時間ETとして、平均処理時間(QTA+QTB+QTC=50+25+50=125msec)が取得され、取得された遅延時間ETが加算されて時刻TMが、補正される(TM←TM+125)。
このようにして、各ECUで取得される遅延時間ETは、該ECUが接続されたバス51B〜51Dの上流側に接続された全てのゲートウェイ装置4A〜4Cにおける平均処理時間QTA、QTB、QTCの総和である。従って、メッセージ情報に含まれる時刻TM情報に、遅延時間ET(=最上層のバス51Aに入力されたメッセージ情報が、各ECUに到達するまでに要する時間の平均値)を加算した和(=TM+ET)を、時刻TM情報として補正する(TM←TM+ET)ことによって、各ECUにおいてメッセージ情報に含まれる時刻TM情報を、正確な時刻TMに補正することができるのである。
第2実施形態では、時刻補正部523が、遅延時間ETを加算することによって時刻TMを補正する場合について説明したが、時刻補正部523が、時刻TMを、遅延時間ETに基づいて補正する形態であれば良い。例えば、時刻補正部523が、遅延時間ET、及び、予め設定された所定時間ΔTを加算して、時刻TMを補正する形態でも良い。ここで、例えば、所定時間ΔTを、バス51A〜51Dでの平均的な通信時間に設定することによって更に適正に補正することができる。
第2実施形態では、メッセージ出力装置6が、最上層のバス51Aに接続されている場合について説明したが、診断装置3が、その他のバス51B〜51Dに接続されている形態でも良い。この場合には、メッセージ出力装置6が接続されているバスを基準として、ゲートウェイ装置4(4A、4B、4C)を経由する度に、ゲートウェイ装置4での処理時間の平均値を遅延時間ETに加算して、遅延時間ETを更新すれば良い。すなわち、本発明においては、メッセージ出力装置6が接続されているバス(例えば、バス51B)を、最上層のバスであると規定して、2方向(例えば、バス51Aの方向、及び、バス51C、51Dの方向)にゲートウェイ装置4を介してメッセージ情報が伝送されると考えれば良い。
なお、本発明に係るネットワークシステムは、上記第1実施形態、第2実施形態に係るネットワークシステム100、400に限定されず、下記の形態でも良い。また、本発明に係るノードは、上記第1実施形態、第2実施形態に係るECU22、ECU52に限定されず、下記の形態でも良い。
(A)第1実施形態、及び、第2実施形態では、ネットワークシステム100、400が、車両に搭載されている場合について説明するが、ネットワークシステム100、400が、船舶、飛行機等の他の乗り物に搭載されている形態でも良い。更に、ネットワークシステム100、400が、屋内に配設されている形態でも良い。
また、第1実施形態、及び、第2実施形態では、ネットワークシステム100、400が、4つの階層のバス21A〜21D、51A〜51Dを備えている場合について説明するが、3つ以上の階層のバスを備えている形態であれば良い。更に、第1実施形態、及び、第2実施形態では、バス21A〜21D、51A〜51Dが、それぞれ、2つ、1つ、1つ、1つ(又は、1つ、1つ、1つ、2つ)のECUを備える場合について説明するが、バス21A〜21D、51A〜51Dが、少なくとも1つのECUに接続されている形態であれば良い。
(B)第1実施形態においては、ゲートウェイ装置1が、機能的に、第1時間取得部11、最長時間記憶部12、第1時間送出部13、第2時間送出部14等を備える場合について説明したが、第1時間取得部11、最長時間記憶部12、第1時間送出部13、及び、第2時間送出部14の内、少なくとも1つの機能部が、電気回路等のハードウェアによって構成されている形態でも良い。また、第1実施形態においては、ECU22が、機能的に、第2時間取得部221、応答時間設定部222等を備える場合について説明したが、第2時間取得部221、及び、応答時間設定部222の内、少なくとも1つの機能部が、電気回路等のハードウェアによって構成されている形態でも良い。
同様に、第2実施形態においては、ゲートウェイ装置4が、機能的に、メッセージ送受信部41、第3時間取得部42、平均時間記憶部43、第3時間送出部44、第4時間送出部45等を備える場合について説明したが、メッセージ送受信部41、第3時間取得部42、平均時間記憶部43、第3時間送出部44、及び、第4時間送出部45の内、少なくとも1つの機能部が、電気回路等のハードウェアによって構成されている形態でも良い。また、第2実施形態においては、ECU52が、機能的に、メッセージ受信部521、第4時間取得部522、時刻補正部523等を備える場合について説明したが、メッセージ受信部521、第4時間取得部522、及び、時刻補正部523の内、少なくとも1つの機能部が、電気回路等のハードウェアによって構成されている形態でも良い。
本発明は、例えば、少なくとも1つのノードがそれぞれ接続された3階層以上のバスを有し、上層側のバスと下層側のバスとを相互に通信可能に接続して前記ノード間のデータを中継する複数のゲートウェイ装置を含むネットワークシステムに適用することができる。特に、本発明は、例えば、車両に搭載されるネットワークシステムに適用することができる。
100 ネットワークシステム
1(1A、1B、1C) ゲートウェイ装置
11 第1時間取得部(第1時間取得手段)
12 最長時間記憶部(最長時間記憶手段)
13 第1時間送出部(第1時間送出手段)
14 第2時間送出部(第2時間送出手段)
21A、21B、21C、21D バス
22(22A、23A、22B、22C、22D) ECU
221 第2時間取得部(第2時間取得手段)
222 応答時間設定部(応答時間設定手段)
3 診断装置
400 ネットワークシステム
4(4A、4B、4C) ゲートウェイ装置
41 メッセージ送受信部
42 第3時間取得部(第3時間取得手段)
43 平均時間記憶部(平均時間記憶手段)
44 第3時間送出部(第3時間送出手段)
45 第4時間送出部(第4時間送出手段)
51A、51B、51C、51D バス
52(52A、52B、52C、52D、53D) ECU
521 メッセージ受信部
522 第4時間取得部(第4時間取得手段)
523 時刻補正部(時刻補正手段)
6 メッセージ出力装置(時刻出力装置)

Claims (2)

  1. 少なくとも1つのノードがそれぞれ接続された3階層以上のバスを有し、上層側のバスと下層側のバスとを相互に通信可能に接続して前記ノード間のデータを中継する複数のゲートウェイ装置を含み、最上層のバスに接続された診断装置から送出された診断情報に対する応答情報が、前記診断装置に対して、予め設定された所定時間内に前記各ノードから前記診断装置で受信されるか否かに基づいて、前記各ノードが正常であるか否かが判定されるネットワークシステムであって、
    前記各ゲートウェイ装置は、それぞれ、
    該ゲートウェイ装置の上層側のバスから前記診断情報が入力された時点から、入力された診断情報が、該ゲートウェイ装置の下流側のバスに接続された各ノードに対して出力される時点までに要する最長の時間である最長処理時間情報を予め格納する最長時間記憶手段と、
    該ゲートウェイ装置が、最上層のバスに接続されていない場合に、該ゲートウェイ装置の上層側のバスに接続されている上層側のゲートウェイ装置から、最上層のバスに入力された前記診断情報が前記上層側のゲートウェイ装置から出力されるまでに要する最長の時間である遅延時間情報を取得する第1時間取得手段と、
    該ゲートウェイ装置が、最上層のバスに接続されている場合に、前記最長時間記憶手段に格納された最長処理時間を、前記遅延時間情報として、該ゲートウェイ装置の下流側のバスに接続された各ノードに対して出力すると共に、
    前記第1時間取得手段によって前記遅延時間情報が取得された場合に、取得された遅延時間に、前記最長時間記憶手段に格納された最長処理時間を、加算して得られた和を、前記遅延時間情報として、該ゲートウェイ装置の下流側のバスに接続された各ノードに対して出力する第1時間送出手段と、
    該ゲートウェイ装置が、最下層のバスに接続されていない場合に、前記遅延時間取得手段によって前記遅延時間情報が取得されたときに、取得された遅延時間に、前記最長時間記憶手段に格納された最長処理時間を、加算して得られた和を、前記遅延時間情報として、該ゲートウェイ装置の下流側のバスに接続され、該ゲートウェイ装置の下流側のゲートウェイ装置に対して出力する第2時間送出手段と、を備え、
    前記各ノードは、それぞれ、
    該ノードが接続されたバスを、下流側のバスとして接続されたゲートウェイ装置から前記遅延時間情報を取得する第2時間取得手段と、
    前記第2時間取得手段によって取得された遅延時間情報に基づいて、前記診断情報が受信された時点から前記応答情報を出力する時点までに許容される時間である応答情報生成時間を設定する応答時間設定手段と、を備えるネットワークシステム。
  2. 少なくとも1つのノードがそれぞれ接続された3階層以上のバスを有し、上層側のバスと下層側のバスとを相互に通信可能に接続して前記ノード間のデータを中継する複数のゲートウェイ装置を含み、最上層のバスに接続された時刻出力装置から時刻情報を含むメッセージ情報を前記各ノードへ送信し、前記各ノードにメッセージ情報を記録するネットワークシステムであって、
    前記各ゲートウェイ装置は、それぞれ、
    該ゲートウェイ装置の上層側のバスから前記メッセージ情報が入力された時点から、入力されたメッセージ情報を、該ゲートウェイ装置の下流側のバスに接続された各ノードに対して出力する時点までに要する平均時間である平均処理時間情報を予め格納する平均時間記憶手段と、
    該ゲートウェイ装置が、最上層のバスに接続されていない場合に、該ゲートウェイ装置の上層側のバスに接続され、該ゲートウェイ装置の上層側のゲートウェイ装置から、最上層のバスに入力された前記メッセージ情報が、前記上層側のゲートウェイ装置から出力されるまでに要する平均時間である遅延時間情報を取得する第3時間取得手段と、
    該ゲートウェイ装置が、最上層のバスに接続されている場合に、前記平均時間記憶手段に格納された平均処理時間を、前記遅延時間情報として、該ゲートウェイ装置の下流側のバスに接続された各ノードに対して出力すると共に、
    前記第3時間取得手段によって前記遅延時間情報が取得された場合に、取得された遅延時間に、前記平均時間記憶手段に格納された平均処理時間を、加算して得られた和を、前記遅延時間情報として、該ゲートウェイ装置の下流側のバスに接続された各ノードに対して出力する第3時間送出手段と、
    該ゲートウェイ装置が、最下層のバスに接続されていない場合に、前記遅延時間取得手段によって前記遅延時間情報が取得されたときに、取得された遅延時間に、前記平均時間記憶手段に格納された平均処理時間を、加算して得られた和を、前記遅延時間情報として、該ゲートウェイ装置の下流側のバスに接続された下流側のゲートウェイ装置に対して出力する第4時間送出手段と、を備え、
    前記各ノードは、
    該ノードが接続されたバスを、下流側のバスとして接続されたゲートウェイ装置から前記遅延時間情報を取得する第4時間取得手段と、
    前記第4時間取得手段によって取得された前記遅延時間情報に基づいて、前記時刻出力装置から送出された前記メッセージ情報に含まれる時刻情報を補正する時刻補正手段と、を備えるネットワークシステム。
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