JP2010262897A - 有機半導体装置 - Google Patents

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【課題】内部への酸素や水分の侵入を抑制し、且つ基板の割れを防止できるフレキシブルな有機半導体装置を提供する。
【解決手段】プラスティック膜11とガラス板12を積層してなり、ガラス板12の端面120がプラスティック膜11の端面110よりも内側にある基板10と、基板10上に配置され、有機半導体層22を有する積層体20とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、有機半導体層を有する有機半導体装置に関する。
近年、有機半導体中に注入された電子と正孔の再結合を利用して発光する有機エレクトロルミネセンス(有機EL)素子等の、有機半導体層を有する半導体装置(以下において、「有機半導体装置」という。)が実用化されている。
プラスティック膜からなる基板上に半導体層を積層して有機半導体装置を形成することにより、曲げることが可能な可撓性を有するフレキシブルな有機半導体装置を実現できる。しかし、プラスティック膜を基板に用いた場合には、有機半導体装置内部への酸素や水分の侵入を防ぐことができず、有機半導体層が変質する等して有機半導体装置の品質が劣化する。
一方、ガラス板を基板に使用した場合には、上記のような酸素や水分の侵入による有機半導体装置の品質の劣化を防止できる(例えば、特許文献1参照。)。ただし、フレキシブルな有機半導体装置を実現するためには、基板であるガラス板の厚さを薄くする必要がある。
特開2007−103048号公報
しかしながら、薄いガラス板を基板に用いた有機半導体装置に外部から衝撃が加わった場合に、ガラス板が割れやすいという問題がある。これは、ガラス板の微小な傷(クラック)を起因として、ガラス板が割れるためである。このクラックは、ガラス板の端部に多く存在することが分かっている。つまり、有機半導体装置を曲げた時や落下時等に、ガラス板の端部のクラックに応力が集中することでガラス板が割れると推定される。
上記問題点に鑑み、本発明は、内部への酸素や水分の侵入を抑制し、且つ基板の割れを防止できるフレキシブルな有機半導体装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、プラスティック膜とガラス板を積層してなり、ガラス板の端面がプラスティック膜の端面よりも内側にある基板と、基板上に配置され、有機半導体層を有する積層体とを備える有機半導体装置が提供される。
本発明によれば、内部への酸素や水分の侵入を抑制し、且つ基板の割れを防止できるフレキシブルな有機半導体装置を提供できる。
本発明の第1の実施形態に係る有機半導体装置の構成を示す模式的な断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る有機半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図である(その1)。 本発明の第1の実施形態に係る有機半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図である(その2)。 本発明の第1の実施形態に係る有機半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図である(その3)。 本発明の第1の実施形態に係る有機半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図である(その4)。 本発明の第2の実施形態に係る有機半導体装置の構成を示す模式的な断面図である。
次に、図面を参照して、本発明の第1及び第2の実施形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。又、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
又、以下に示す第1及び第2の実施形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の実施形態は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の実施形態は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係る有機半導体装置1は、図1に示すように、プラスティック膜11とガラス板12を積層してなり、ガラス板12の端面120がプラスティック膜11の端面110よりも内側にある基板10と、基板10上に配置され、有機半導体層22を有する積層体20とを備える。ここで、「内側」とは、図1からも明らかなように、基板10の主面方向に沿って基板10の主面の中心側である。基板10の主面方向とは、基板10の厚さ方向と垂直な方向である。
有機半導体装置1では、基板10のガラス板12上に積層体20が形成されている。ガラス板12によって積層体20への酸素や水分の侵入を防ぐため、積層体20に近い位置にガラス板12を配置することが好ましいためである。なお、詳細は後述するが、図1に示した有機半導体装置1は、基板10から外部に光Lを出射する有機EL素子である。
図1に示すように、ガラス板12の端面120は、プラスティック膜11の端面110より、基板10の主面方向に沿って距離t1だけ基板10の主面の中心方向に後退させられている。これにより、ガラス板12の端面120がプラスティック膜11の端面110よりも内側に位置している。
上記のように、プラスティック膜11の端面110がガラス板12の端面120よりも外側、即ち基板10の主面方向に沿って基板10の外縁側に位置しているため、例えば有機半導体装置1が落下したり外部の物体に衝突したりした場合等において、有機半導体装置1の横方向からの衝撃はプラスティック膜11の端部に加わる。このため、プラスティック膜11の端部がクッションの役割を果たし、ガラス板12の端部に加わる応力が緩和される。
既に説明したように、ガラス板12の割れる原因は、ガラス板12の端部に多く存在するクラックに応力が集中するためである。したがって、ガラス板12の端部に加わる応力が緩和されるため、図1に示した有機半導体装置1においてはガラス板12の割れが防止される。
有機半導体装置1の積層体20の上方にはカバー膜30が配置され、有機半導体装置1の上方からの衝撃によってガラス板12の端部に加わる応力が緩和される。
更に、図1に示したように、有機半導体装置1の側面方向から見て、カバー膜30の端面300の上端E3とプラスティック膜11の端面110の上端E1とを結ぶ破線で示した仮想直線Dよりも、ガラス板12の端面120を内側に配置する。つまり、ガラス板12の端面120を基板10の主面の中心方向に後退させて、仮想直線Dとガラス板12が交差しないようにする。上記のようにカバー膜30を配置することにより、上方や斜め上方から有機半導体装置1に加わる衝撃に対してカバー膜30及びプラスティック膜11がクッションの役割を果たし、ガラス板12の端部に加わる応力が緩和される。
プラスティック膜11の端面110とガラス板12の端面120間の基板10の主面方向に沿った距離t1は、積層体20の膜厚やガラス板12の厚さ等に応じて設定されるが、例えば10μm程度である。
また、有機半導体装置1が可撓性を有するため、有機半導体装置1が曲げられたりひねられたりした場合に、基板10においては端部よりも中心部に近い領域で曲げ半径は大きい。このため、ガラス板12の端部に加わる応力が緩和される。有機半導体装置1が可撓性を有するためには、ガラス板12の厚さは100μm以下であることが好ましく、ガラス板12の厚さが50μm以下であることがより好ましい。なお、ガラス板12を安定して形成するためには、一般的にガラス板12の厚さは30μm以上程度である。
また、図1に示したように、端面120の上端の角を削るようにガラス板12の端部は面取りされており、ガラス板12の厚さ方向に対して端面120は傾斜している。このようにガラス板12がテーパー形状を有するため、有機半導体装置1に外部から衝撃が加わった際に、ガラス板12の端部が欠けることを防止できる。
プラスティック膜11には、ポリエチレンナレフタレート(PEN)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンサクシネート(PES)等が採用可能である。ガラス板12には種々のガラスが使用可能であるが、例えば安価なアルカリガラスが使用可能である。
図1に示した有機半導体装置1は有機EL素子であり、積層体20は、透明電極層21、有機半導体層22、金属電極層23を順に積層した構造である。透明電極層21及び金属電極層23は、有機半導体層22にキャリアを供給する電極層である。有機半導体装置1では、透明電極層21をアノード電極とし、金属電極層23をカソード電極として有機半導体層22にキャリアを供給し、有機半導体層22で光を発生させる。
透明電極層21には、酸化インジウムスズ(ITO)或いは酸化インジウム・酸化亜鉛(IZO)等の酸化物系透明電極が採用可能である。また、金属電極層23には、マグネシウム−銀の合金(MgAg)膜、アルミニウム(Al)膜等が採用可能である。
有機半導体層22は、例えば正孔輸送層と電子輸送層とが積層された構造である。この場合、正孔輸送層にジフェニルナフチルジアミン(NPD)膜等が採用可能であり、電子輸送層にキノリノールアルミ錯体(Alq3)膜等が採用可能である。なお、正孔輸送層と電子輸送層の間に発光層を配置してもよい。更に、有機半導体層22が、正孔注入層、電子注入層等を備えてもよい。
例えば有機半導体層22が正孔輸送層と電子輸送層との積層体である場合、透明電極層21から正孔輸送層に正孔が供給され、金属電極層23から電子輸送層に電子が供給される。そして、正孔と電子の再結合を利用して発生した光が有機半導体層22から放出され、透明電極層21及び基板10を透過して、有機半導体装置1の外部に光Lが出射される。正孔輸送層にNPD膜、電子輸送層にAlq3膜をそれぞれ採用した場合には、電子輸送層から光Lが出射される。
金属電極層23上には、パッシベーション膜24が配置されている。ガラス板12が基板10方向からの酸素や水分の浸入を防止するのに対して、パッシベーション膜24は、カバー膜30方向からの酸素や水分の浸入を防止する。パッシベーション膜24には、シリコン酸窒化(SiON)膜、シリコン窒化(SiN)膜、或いはアルミナ(Al23)膜等の無機絶縁膜が採用可能である。
カバー膜30は、接着材25を介して積層体20上及びパッシベーション膜24上に配置されている。カバー膜30には、PEN、PET、PES等のプラスティック若しくはステンレス、銅(Cu)等の金属、又はこれらのプラスティックと金属の複合材が採用可能である。接着材25の材料は、カバー膜30の材質等に応じて選択されるが、エポキシ樹脂等が使用される。例えば、カバー膜30がPETからなる場合、光硬化性エポキシ樹脂が接着材25に使用可能である。
なお、カバー膜30に金属膜を使用する等してカバー膜30方向から積層体20への酸素や水分の浸入が防止される場合には、必ずしもパッシベーション膜24を配置しなくてもよい。
図1に示したように、金属電極層23の一部が接着材25の外部において基板10上に配置されている。また、透明電極層21に接続する引き出し電極211の一部が、接着材25の外部において基板10上に配置されている。このため、透明電極層21及び金属電極層23に、有機半導体装置1の外部から電圧又は電流を印加できる。引き出し電極211には、例えば金属電極層23と同様に、MgAg膜やAl膜等が採用可能である。
以上に説明したように、本発明の第1の実施形態に係る有機半導体装置1では、基板10がプラスティック膜11と薄いガラス板12からなるため、有機半導体装置1内部への酸素や水分の侵入を防止すると共に、有機半導体装置1に可撓性を持たせることができる。また、ガラス板12を薄くすることにより、有機半導体装置1の重量を軽くできる。そして、ガラス板12の端面120をプラスティック膜11の端面110よりも内側にすることにより、有機半導体装置1の製造時や製造後にガラス板12の端部に加わる応力の集中が緩和されて、ガラス板12が割れることを防止できる。その結果、図1に示した有機半導体装置1によれば、内部への酸素や水分の侵入を抑制し、且つ基板10の割れを防止できるフレキシブルな有機半導体装置を実現することができる。
図2〜図5を参照して、本発明の第1の実施形態に係る有機半導体装置1の製造方法を説明する。なお、以下に述べる有機半導体装置1の製造方法は一例であり、この変形例を含めて、これ以外の種々の製造方法により実現可能であることは勿論である。
(イ)図2に示すように、プラスティック膜11とガラス板12を張り合わせた基板10を用意する。プラスティック膜11の厚さは100μm〜200μm程度である。ガラス板12の厚さは100μm以下、好ましくは50μm以下である。
(ロ)ガラス板12上の全面にフォトレジスト膜400を形成し、フォトリソグラフィ技術を用いてフォトレジスト膜400を所定のパターンに形成する。その後、図3に示すように、フォトレジスト膜400をエッチングマスクにして、フッ化水素(HF)等を用いてガラス板12の周辺領域をエッチングする。これにより、ガラス板12の端面120がプラスティック膜11の端面110よりも内側になる。なお、等方性エッチングによってガラス板12をエッチングすることにより、図3に示したようにガラス板12の端部がテーパー形状をなすようにガラス板12はエッチングされる。このため、ガラス板12の端面120は傾斜し、ガラス板12はテーパー形状を有する。
(ハ)フォトレジスト膜400を除去した後、基板10上に透明電極層21を形成する。例えば、透明電極層21としてITOをスパッタ法等により厚さ100nm程度形成する。その後、図4に示したように、フォトリソグラフィ技術を用いて透明電極層21を所望のパターンに形成する。例えば透明電極層21がITO膜である場合、王水等の薬液を用いて透明電極層21をエッチングする。
(ニ)次いで、蒸着法等によって有機半導体層22を形成する。例えば、シャドーマスクを用いて有機半導体を蒸着することにより、有機半導体層22を所望の形状に形成する。その後、金属電極層23と引き出し電極211を形成する。例えば、全面に形成したAl膜を、フォトリソグラフィ技術を用いて所望の形状にパターニングすることによって、金属電極層23と引き出し電極211を同時に形成する。更に、スパッタ法や化学気相成長(CVD)法等により膜厚100nm程度で形成した無機絶縁膜を、積層体20の上方に残すようにフォトリソグラフィ技術を用いてパターニングしてパッシベーション膜24を形成し、図5の構造断面図を得る。
(ニ)次に、接着材25によってカバー膜30を基板10に張り合わせることにより、図1に示した有機半導体装置1が完成する。例えば、接着材25の膜厚は20μm〜30μm程度、カバー膜30の膜厚は50μm〜100μm程度である。
なお、既に述べたように、カバー膜30に金属膜を使用した場合には、必ずしもパッシベーション膜24を形成しなくてもよい。
上記のような本発明の第1の実施形態に係る有機半導体装置1の製造方法によれば、ガラス板12の端面120をプラスティック膜11の端面110よりも内側にすることにより、ガラス板12の端部に加わる応力の集中が緩和されて、ガラス板12が割れることを防止できる。このため、内部への酸素や水分の侵入を抑制し、且つ基板10の割れを防止できるフレキシブルな有機半導体装置1を提供することができる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係る有機半導体装置1を図6に示す。図6に示す有機半導体装置1では、ガラス板12の端面120が、基板10の主面方向に沿って距離t2だけカバー膜30の端面300よりも内側に配置されている。図6に示す有機半導体装置1のその他の構成については、図1に示した第1の実施形態と同様である。
図6に示した有機半導体装置1では、カバー膜30の端部がガラス板12の端部に対してオーバーラップした形状であるため、有機半導体装置1の上方や斜め上方からの衝撃に対してカバー膜30がクッションの役割を果たし、ガラス板12の端部に加わる応力が緩和される。更に、有機半導体装置1の横方向からの衝撃に対して、プラスティック膜11の端部とカバー膜30の端部がクッションの役割を果たす。このため、有機半導体装置1の製造時や製造後にガラス板12の端部に加わる応力が緩和される。
ガラス板12の端面120に対してカバー膜30の端面300をオーバーラップさせる距離t2は任意に設定可能であるが、例えば距離t2は5μm程度に設定される。
図6に示すように、ガラス板12の端部に対してカバー膜30の端部がオーバーラップしているため、積層体20全体が接着材25に覆われる。このため、有機半導体層22にキャリアを供給するために、金属電極層23と引き出し電極211のそれぞれ一部が接着材25の外側まで延伸している。つまり、金属電極層23と引き出し電極211それぞれは、ガラス板12上からプラスティック膜11のガラス板12が配置されていない周辺領域上に渡って連続的に配置されている。これにより、プラスティック膜11上で金属電極層23と引き出し電極211の一部が有機半導体装置1の外部に露出し、有機半導体装置1の外部から積層体20に電圧又は電流を印加できる。
図6に示した有機半導体装置1によれば、ガラス板12の端面120をカバー膜30の端面300よりも内側に配置することによって、ガラス板12の端部に加わる応力の集中が緩和されて、ガラス板12が割れることを防止できる。他は、第1の実施形態と実質的に同様であり、重複した記載を省略する。
以上に説明したように、本発明の第2の実施形態に係る有機半導体装置1によれば、内部への酸素や水分の侵入を抑制し、且つ基板10の割れを防止できるフレキシブルな有機半導体装置を実現することができる。
(その他の実施形態)
上記のように、本発明は第1及び第2の実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
既に述べた第1及び第2の実施形態においては、有機半導体装置1が有機EL素子である場合を例示的に説明したが、有機EL素子以外の有機半導体層を有する半導体装置であってもよい。例えば、有機半導体装置1が有機薄膜層をチャネル領域として使用する有機薄膜トランジスタ(有機TFT)の場合に、本発明は適用可能である。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明の有機半導体装置は、有機半導体層を有する半導体装置を製造する製造業を含む電子機器産業に利用可能である。
L…光
1…有機半導体装置
10…基板
11…プラスティック膜
12…ガラス板
20…積層体
21…透明電極層
22…有機半導体層
23…金属電極層
24…パッシベーション膜
25…接着材
30…カバー膜
110、120、300…端面
211…引き出し電極
400…フォトレジスト膜

Claims (9)

  1. プラスティック膜とガラス板を積層してなり、前記ガラス板の端面が前記プラスティック膜の端面よりも内側にある基板と、
    前記基板上に配置され、有機半導体層を有する積層体と
    を備えることを特徴とする有機半導体装置。
  2. 前記積層体の上方に配置されたカバー膜を更に備え、前記カバー膜の端面の上端と前記プラスティック膜の端面の上端とを結ぶ直線よりも前記ガラス板の端面が内側にあることを特徴とする請求項1に記載の有機半導体装置。
  3. 前記ガラス板の端面が、前記カバー膜の端面よりも内側にあることを特徴とする請求項2に記載の有機半導体装置。
  4. 前記積層体が前記有機半導体層にキャリアを供給する電極層を有し、前記ガラス板上から前記プラスティック膜の前記ガラス板が配置されていない周辺領域上に渡り前記電極層が連続的に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の有機半導体装置。
  5. 前記カバー膜が、プラスティック若しくは金属、又はプラスティックと金属の複合材からなることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の有機半導体装置。
  6. 前記ガラス板の端部が面取りされ、前記ガラス板がテーパー形状を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の有機半導体装置。
  7. 前記プラスティック膜が、ポリエチレンナレフタレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンサクシネートのいずれかからなることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の有機半導体装置。
  8. 前記積層体が、透明電極層、前記有機半導体層、金属電極層を順に積層した構造であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の有機半導体装置。
  9. 前記有機半導体層が、正孔輸送層と電子輸送層を有することを特徴とする請求項8に記載の有機半導体装置。
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