JP2010259584A - プライズゲーム機における可動景品陳列台 - Google Patents
プライズゲーム機における可動景品陳列台 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】プライズゲーム機の景品フロア4に設置されている可動景品陳列台10は、左右に略小判形に回転するタイミングベルトに多数の陳列棒が水平に掛け渡れて構成されている。景品は各陳列棒に吊り下げ具によって陳列される。多数の景品が陳列された陳列棒は水平状態で上から下に向かって移動する。この移動する景品を狙って弾を発射し当てることにより景品を落下させ獲得することができる。
【選択図】図1
Description
この種のプライズゲーム機の景品陳列方法として景品落としゲーム機が提案されている(特許文献1)。これはゲーム機筐体の中心に、数段に渡って景品を外周部に引っかけた回転体を回転させるものであり、回転体の側方に位置して昇降可能であるとともに上下方向に沿う軸線の回りで回動される引掛けバーをプレイヤが操作し景品を吊持フックから外して落下させるものである。
また、段は予め決めた間隔であり、その間隔より小さい景品であるならば、その段に吊り下げることができるが、所定以上のサイズの景品は吊るすことができない。これは、多種類の大きさの景品を陳列するには不便であり、陳列のレイアウトに制約が生じる。
左右の前記回転長尺部材の間に水平に適宜陳列棒を掛け渡して景品を吊り下げ、前記駆動部を駆動し前記回転長尺部材に回転力を伝えることにより、前記陳列棒を上方向または下方向に回転させ景品を上方向または下方向に移動させることを特徴とする。
本発明の請求項2は請求項1記載の発明において前記案内回転部材はベルト回転ガイドギアであり、前記回転長尺部材は前記ベルト回転ガイドギアに噛合する歯を有するタイミングベルトであることを特徴とする。
本発明の請求項3は請求項1または2記載の発明において前記駆動部はゲーム待機状態から可動景品陳列台を駆動していることを特徴とする。
本発明の請求項4は請求項1,2または3記載の発明において前記回転長尺部材が掛け渡されて作る閉形状は、略小判形であることを特徴とする。
図1は、本発明によるプライズゲーム機における可動景品陳列台を用いたプライズゲーム機の外観斜視図である。
可動景品陳列台10は、景品フロア4内の中央部より若干後側に配置されている。景品を当てて落とすための弾発射装置はプライズゲーム機1の前部に設けられているが、この図では省略されている。プライズゲーム機1内部は周辺透明ウインドウ5によって外部と遮蔽され、プレイヤは各方向から内部を見ることができる。前面にコンパネ部2が配置され、その下に景品取出口3が設けられている。弾発射装置で発射された弾が可動景品陳列台10に陳列されている景品に当たり落下すれば、落下した景品は景品取出口3より取り出すことができる。
内部ガイド板12,13の両端にベルト回転ガイドギア(図2参照)が回動可能に設けられている。内部ガイド板12,13の両端のベルト回転ガイドギアの間にタイミングベルト14,14が掛け渡されている。タイミングベルト14,14の間に複数の陳列棒15が掛け渡され、この陳列棒15に各景品が吊り下げられる。
タイミングベルト14,14はプライズゲーム機1の筐体の上方向または下方向に回転させられ、それに従って景品も上方向または下方向に移動する。
左側のタイミングベルト側の機構を示すもので、右側のタイミングベルト側の機構も向きが異なるだけで左側のタイミングベルト側の機構と同じ構成である。なお右側のタイミングベルト側の機構には駆動部分の機構が設置されていない。
支持フレーム11がプライズゲーム機1の筐体の左側に垂直方向に取り付けられている。支持フレーム11の上部と下部に水平方向に、両端にベルト回転ガイドギア20,20,21,21が回動可能に取り付けられた内部ガイド板12,13が取り付けられている。ベルト回転ガイドギア20,20,21,21の間に、内側に平歯が設けられているタイミングベルト14が掛け渡され、タイミングベルト14の平歯と各ベルト回転ガイドギア20,20,21,21が噛合し、小判形状の回転体が形成される。
プライズゲーム機1の筐体に駆動ギア16が設けられ、駆動ギア16はタイミングベルト14の歯に噛合させられている。
駆動ギア16の軸16aに伝達ギア29が固定され、伝達ギア29はギア17に噛合している。駆動部はプライズゲーム機1の筐体に固定され、モータ18,モータ18の出力を減速するギア群19およびギア群19の出力に取り付けられたギア17より構成されている。
タイミングベルト14に形成されている平歯14aにベルト回転ガイドギア20,20,21,21が噛合してタイミングベルト14の回転を案内する。
モータ18を一方向に回転させてギア17を反時計方向に回転させると、駆動ギア16は時計方向に回転するため、タイミングベルト14は矢印28に示すように回転し、景品陳列台の陳列棒はプレイヤに対し上から下へと動く。
可動景品陳列台10を構成する陳列棒15に各種類の景品が吊り下げられる。この例は2個の猫のぬいぐるみ22,人形23および犬のぬいぐるみ25が吊り下げられている。
各景品を吊り下げ具は図4(b)に示すようなものが使用される。
吊り下げ具26の引掛部26aは直線傾斜形状であり、景品が所定以上の圧力で押されると外れやすいものである。
吊り下げ具27の引掛部27aはU字形状であり、景品が所定以上の圧力で押され続けられないと、外れにくいものである。
吊り下げ具28の引掛部28aは波形状であり、景品を外すには最初から連続して所定以上の力が加わることが必要である。
吊り下げ具29の引掛部29aは山の字形状であり、上記形状のものに比較し、比較的弱い力でも簡単に外れるものである。
CPU37は弾を発射し景品に当てて落下させることにより景品を獲得するゲーム機のソフトをROM38より読み出し実行することによりゲーム制御部37aが実現され、ゲーム制御部37aは待機状態で駆動回路を31を制御してモータ18を駆動している。モータ18の駆動により、可動景品陳列台10のプレイヤに向き合った部分はゲーム機の上から下に向けて移動をしている。コンパネ部2にコイン投入部33,操作部32および液晶表示部41が設置されている。
プレイヤは図示しない弾発射装置を動作させる操作部32を操作することにより、各種類の景品が吊り下げられている陳列棒が水平に上から下に向けて移動するように回転している可動景品陳列台10のいずれかの景品に狙いを定め、弾を発射させることができる。
可動景品陳列台10の陳列棒が上から下に移動しているためプレイヤは景品の動いている位置を考慮して狙いを定めタイミングを図って発射ボタンを押すという操作を行うこととなる。
また、この実施の形態ではタイミングベルトを小判形に回転させているが、上下の内部ガイド板12と13の長さを異なるようにすれば、例えば、図5(a)に示すような、なす型形状で回転させることができる。かかる場合には、陳列棒が下降するに従って手前に徐々に迫り出すような動きとなる。
さらに上下の内部ガイド板12と13の間にもう1本、ガイド板12,13より寸法が長い内部ガイド板を取り付ければ、タイミングベルトは図5(b)に示すように小判形の形状に中央部分が突出した形状で回転し、下降する陳列棒は中央部分に近づくと前方に少しずつ迫り出し、中央部分で最も突出し、さらに下降すると少しずつ後ろに移動し最下降部分に至る動きとなり、従来にない景品の動きを作ることができる。
さらには回転形状が楕円形になるように内部ガイド板を配置することにより楕円形で回転させることもできる。
2 コンパネ部
3 景品取出口
4 景品フロア
5 周辺透明ウインドウ
10 可動景品陳列台
11 支持フレーム
12,13 内部ガイド板
14 タイミングベルト
16 駆動ギア
17,29 ギア,
18 モータ
19 ギア群
20,21 ベルト回転ガイドギア
22 猫のぬいぐるみ
23 人形
25 犬のぬいぐるみ
26,27,28,29 景品吊り下げ具
Claims (4)
- 垂直方向に立設された左右の支持フレームと、
左右の支持フレームに交差するように取り付けられた複数の内部ガイド板と、
各内部ガイド板の両端に設けた案内回転部材と、
駆動部と、
前記左右の支持フレームに取り付けられた各内部ガイド板の案内回転部材間に掛け渡され、前記駆動部の回転出力が伝達される閉ループ形状の左右の回転長尺部材と、
前記回転長尺部材に複数の陳列棒を係止する複数の係止部と、
を備え、
左右の前記回転長尺部材の間に水平に適宜陳列棒を掛け渡して景品を吊り下げ、前記駆動部を駆動し前記回転長尺部材に回転力を伝えることにより、前記陳列棒を上方向または下方向に回転させ景品を上方向または下方向に移動させることを特徴とするプライズゲーム機における可動景品陳列台。 - 前記案内回転部材はベルト回転ガイドギアであり、
前記回転長尺部材は前記ベルト回転ガイドギアに噛合する歯を有するタイミングベルトであることを特徴とする請求項1記載のプライズゲーム機における可動景品陳列台。 - 前記駆動部はゲーム待機状態から可動景品陳列台を駆動していることを特徴とする請求項1または2記載のプライズゲーム機における可動景品陳列台。
- 前記回転長尺部材が掛け渡されて作る閉形状は、略小判形であることを特徴とする請求項1,2または3記載のプライズゲーム機における可動景品陳列台。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN106730806A (zh) * | 2016-12-07 | 2017-05-31 | 徐光� | 举娃娃机 |
KR102084211B1 (ko) * | 2018-08-23 | 2020-03-03 | 하명호 | 경품 제공 사격장치 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2971466B1 (ja) * | 1998-11-18 | 1999-11-08 | 朴 世載 | 空圧銃を用いたゲームシステム |
JPH11319303A (ja) * | 1998-05-21 | 1999-11-24 | Snk:Kk | ゲーム機及びゲーム方法 |
-
2009
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