JP2010258882A - 移動体通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】通信相手との通話が途中で切れたときに、通話が切れた理由をユーザが容易に知ることができる「移動体通信装置」を提供すること。
【解決手段】
通信網を介して無線通信を行う移動体通信装置であって、通信網に接続する通信手段と、通信に係る情報を入力する情報入力手段と、通信相手の通信状況を出力する情報出力手段と、通信相手との通話が正常に終了されず突発的に通信が切断されたと判定したとき(S12〜S14)、通信相手との通話が切れた理由を説明する旨の案内を情報出力手段を介して行う(S15)制御手段とを有する。制御手段は、通信手段の通信状態が良好な状態において、通信相手から通話終了を示す信号の受信がなく、情報入力手段を介して通話終了の指示がされていないとき、通信が突発的に切断されたと判定する。
【選択図】図5

Description

本発明は、インターネットなどの通信網を介して通信を行う移動体通信装置に関する。
近年、車載用ナビゲーション装置に携帯電話機等の通信装置を接続して、インターネット上の配信サイトから音楽などの情報をダウンロードしたり、ハンズフリー機能によって車両の走行中であっても無線通話することが可能となってきている。
このような移動中に通話が可能な移動体通信装置においては、通話中に自車が通信可能なエリアから外れたり、通信相手が通信可能なエリアから外れることによって、通話が途中で切れてしまうことがある。
このような問題に対し、特許文献1には、移動体通信装置において、携帯電話機の通信可能な地域のデータ及び通信不可能な地域のデータを含む地図データを記憶しておき、通信可能な地域が表示された地図画像上に通信先の車両の現在位置マークを表示することにより、通話が途絶えることを予測可能とする技術が記載されている。
特開2000−295652号公報
上述したように通信相手との通話ができなくなった要因として、通信相手が通信不可能なエリアに入ったことを確認することが可能である。
しかし、通信相手が通信不可能な地域に入っているときには、地図画像上で通信相手の存在を確認することができない。このため、通信相手が通信不可能な地域に進入したために通話が切れたのか、正常に通話終了の操作が行われたために通話が切れたのか、ユーザは判断することができない。
本発明は、かかる従来技術における課題に鑑み創作されたもので、通信相手との通話が途中で切れたときに、通話が切れた理由をユーザが容易に知ることができる移動体通信装置を提供することを目的とする。
上記の従来技術の課題を解決するために、本発明の基本形態によれば、通信網を介して無線通信を行う移動体通信装置であって、前記通信網に接続する通信手段と、通信に係る情報を入力する情報入力手段と、通信相手の通信状況を出力する情報出力手段と、前記通信相手との通話が正常に終了されず突発的に通信が切断されたと判定したとき、前記通信相手との通話が切れた理由を説明する旨の案内を前記情報出力手段を介して行う制御手段とを有することを特徴とする移動体通信装置が提供される。
この形態に係る移動体通信装置において、前記制御手段は、前記通信手段の通信状態が良好な状態において、前記通信相手から通話終了を示す信号の受信がなく、前記情報入力手段を介して通話終了の指示がされていないとき、前記通信が突発的に切断されたと判定するようにしてもよい。
また、この形態に係る移動体通信装置において、さらに地図データを記憶する地図データ記憶手段を有し、前記制御手段は、前記通信が突発的に切断されたときの前記通信相手の位置データを取得し、前記地図データ記憶手段に記憶した地図データを基に前記位置データに対応する施設名又は地名を検出し、当該施設名又は地名による切断位置の案内を前記情報手段を介して行うようにしてもよい。
更に、この形態に係る移動体通信装置において、前記制御手段は、前記通信相手から通話終了を示す信号の受信があったとき、前記情報入力手段を介して通話終了の指示がされたとき、又は、前記通信手段の通信状態が良好な状態でないとき、前記通信が突発的に切断されていないと判定し、前記通信相手との通話が切れた理由を説明する旨の案内を行わないようにしてもよい。
本発明においては、通信相手との通話が正常に終了されず突発的に通信が切断されたと判定したときに(例えば、通信手段の通信状態が良好な状態において、通信相手から通話終了を示す信号の受信がなく、情報入力手段を介して通話終了の指示がされていないと判定したときに)、通信相手との通話が切れた理由を説明する旨の案内を情報出力手段を介して行う。これにより、通信相手との通話が途中で切れた理由をユーザが容易に知ることができる。
また、本発明においては、通信が突発的に切断されたときの通信相手の位置データを取得し、地図データ記憶手段に記憶した地図データを基に当該位置データに対応する施設名又は地名を検出し、当該施設名又は地名による切断位置の案内を情報手段を介して行う。これにより、通信相手との通話が途中で切れた理由をユーザが容易に知ることができるとともに、どの位後に通信相手に電話をかけ直せばよいのか、あるいはどの位後に通信相手から電話がかかってくるのかを予測することができる。
更に、本発明においては、通信相手から通話終了を示す信号の受信があったとき、情報入力手段を介して通話終了の指示がされたとき、又は、通信手段の通信状態が良好な状態でないときに、通信が突発的に切断されていないと判定し、通信相手との通話が切れた理由を説明する旨の案内(例えば、通信相手の通信装置において通話終了が指示されたので通話が切れたことを説明する旨の案内)を行わない。このように、本発明では不必要な案内は行われないので、ユーザは煩わしさを感じずに済む。
本発明の第1の実施形態に係る車載用ナビゲーション装置(移動体通信装置)の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態の車載用ナビゲーション装置とその外部の通信装置(携帯電話機)との間の接続の概要を示す図である。 表示装置に表示される電話番号入力画面の一例を示す図である。 表示装置に表示される通話に係る情報画面の一例を示す図である。 第1の実施形態の車載用ナビゲーション装置の制御部において行う通話相手の通信装置との通話が途中で切れたときの処理の一例を示すフロー図である。 第1の実施形態の車載用ナビゲーション装置の表示装置に表示される通話が切れた理由を説明する旨の案内画像の一例を示す図である。 第2の実施形態の車載用ナビゲーション装置の制御部において行う通話相手の通信装置との通話が途中で切れたときの処理の一例を示すフロー図である。 第2の実施形態の車載用ナビゲーション装置の表示装置に表示される通話が切れた理由を説明する旨の案内画像の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る車載用ナビゲーション装置(移動体通信装置)の構成を示すブロック図である。
本実施形態の車載用ナビゲーション装置20において、1はDVDドライブを示し、このDVDドライブ1によって駆動されるDVD(DVD−ROM)1aには、各縮尺レベル(1/12500、1/25000、1/50000等)に応じて適当な大きさの経度幅及び緯度幅に区切られた地図データが格納されている。この地図データには、地図上に存在する各種施設(デパート、ビル、地下街、駅等)に関するデータ(名称、位置、住所等の各種情報)の他に、経路探索やマップマッチング等の各種処理に必要な道路ユニットのデータと、交差点や分岐など複数の道路が交わる点に対応するノード(経緯度で表現された点)と、各ノード間を結ぶ道路や車線等に対応するリンクとを含んでいる。本実施形態では、地図データを格納する媒体としてDVD−ROMを使用しているが、これに代えて、CD−ROMやHDD等の他の記憶媒体を使用してもよい。
2は後述するナビゲーション装置本体を操作するための操作部を示し、例えば、後述する表示装置の前面に設けられたタッチパネルの形態を有している。この操作部(タッチパネル)2は、ユーザが指等で触れたときに接触位置に応じた信号を出力する。なお、タッチパネルに代えて、操作部2を、後述する表示装置の画面上の各種メニュー、各種項目等を選択したり、選択したメニュー等を実行させるための各種操作ボタン、ジョイスティック等が設けられたリモコン送信機の形態を有していてもよい。
3はGPS衛星から送られてくるGPS信号を受信して自車の現在位置の経度や緯度を検出するGPS受信機、4は自車の進行方位を検出するためのジャイロ等の角度センサや、一定の走行距離毎にパルスを発生する距離センサ等を備えた自立航法センサを示す。
5はIP(Internet Protocol)電話回線(インターネット)を介して車載用ナビゲーション装置20外部の通信装置(例えば、携帯電話機)と接続して通信を行うIP電話回線用通信装置である。図2に示すように、IP電話回線40は、基地局(図2の例では、基地局A41及び基地局B42)を介して通信端末と接続される。IP電話回線40の基地局A41と車載用ナビゲーション装置20のIP電話回線用通信装置5との間は無線で接続されて、無線LAN(Local Area Network)や無線MAN(Metropolitan Area Network)が形成される。一方、IP電話回線40の基地局B42と携帯電話機30との間も無線で接続されて、無線LANや無線MANが形成される。これにより、車載用ナビゲーション装置20と携帯電話機30との間が接続されて、両者の間で通信可能となる。
7はユーザが発声した音声を集音し、これを電気信号(音声信号)に変換して出力するマイクロホンである。
8は液晶表示(LCD)パネルや有機ELパネル等からなり、地図画像や案内情報等の種々の情報を表示する表示装置を示す。
ナビゲーション装置本体10において、11はDVDドライブ1を介してDVD1aから読み出した地図データを一時的に格納するバッファメモリ、12はマイクロコンピュータ等により構成された制御部を示す。
制御部12は、基本的には、GPS受信機3から出力される信号に基づいて自車の現在位置を検出したり、自立航法センサ4から出力される信号に基づいて自車の走行速度を算出したり、DVDドライブ1を制御して表示させたい地図のデータをDVD―ROM1aからバッファメモリ11に読み出したり、その読み出した地図データを用いて設定された探索条件で出発地(例えば、自車の現在位置)から目的地までの誘導経路を探索したりするなど、ナビゲーションに係る種々の処理を実行する。
また、制御部12は、IP電話回線用通信装置5を介して接続された車載用ナビゲーション装置20外部の通信装置との通話に係る種々の処理を行う。更に、制御部12は、外部の通信装置との通話が途中で切れた場合に、所定の条件を満たしていると判定したときに通話が途中で切れた理由を説明する旨の案内を行う。
13はバッファメモリ11に読み出された地図データを用いて地図画像の描画処理を行う地図描画部を示す。
14は動作状況に応じて各種メニュー画面(操作画面)及び自車位置マーク、カーソル等の各種マークを生成する操作画面・マーク発生部を示す。
15は誘導経路に関するデータを格納しておくための誘導経路記憶部を示す。この誘導経路記憶部15には、制御部12によって探索された誘導経路の出発地から目的地までの全てのノード(経緯度で表現された点の座標)に関するデータが記憶される。16は誘導経路描画部を示し、制御部12からの制御に基づいて、誘導経路記憶部15から誘導経路のデータを読み出し、当該誘導経路を他の道路とは異なる表示態様(例えば、色を変える、線幅を太くするなど)で描画する機能を有している。
18は画像合成部を示し、制御部12からの制御に基づいて、地図描画部13で描画された地図画像に、誘導経路描画部16で描画された誘導経路、操作画面・マーク発生部14で生成された各種メニュー画面及び各種マーク等を重ね合わせて、表示装置8の画面に表示させる機能を有している。19は音声出力部を示し、制御部12からの制御に基づいて音声信号(例えば、ナビゲーションに係る案内情報)をスピーカ9に出力する。
以下、本実施形態の車載用ナビゲーション装置20の動作について説明する。
まず、本実施形態の車載用ナビゲーション装置20の制御部12において行う電話をかけるときの動作に係る処理について、図3の電話番号入力画面の一例を参照しながら説明する。なお、前提条件として、車載用ナビゲーション装置20及び外部の通信装置(携帯電話機30)がIP電話回線40と接続可能な状態になっているものとする。
本実施形態の車載用ナビゲーション装置20に電源が投入されて、表示装置8の画面(タッチパネル)に触れると、メインメニュー(図示せず)が表示され、メインメニューの項目のうち「電話をかける」という項目を選択すると、表示装置8に電話番号入力画面が表示される。
図3は、表示装置8の画面に表示される電話番号入力画面の一例を示す図である。図3に示すように、電話番号入力画面70には、電話番号を入力するための数字・記号キー71と、入力した数字又は記号を1つ削除するための削除キー72と、入力した電話番号による発信を指示するための発信キー73と、通信状態を示すマーク74とが含まれている。通信状態を示すマーク74は、長さの異なる縦方向の線の数によって通信状態の程度を示している。例えば、通信状態を示すマーク74の縦方向の線が3本、2本及び1本のときにはそれぞれ通信状態が良好、やや悪い及び悪いことを示し、縦方向の線がないときには通信不可の状態であることを示す。なお、通信状態を示すマーク74の左側には「IP」と表示されている。これは、IP電話回線40を介して外部の通信装置との通話を行うように設定されていることを示している。
この電話番号入力画面70において、ユーザが数字・記号キー71(及び削除キー72)を用いて電話番号を入力して、さらに発信キー73を選択すると、入力された電話番号の発信処理を行う。これにより、車載用ナビゲーション装置20は、入力された電話番号に対応する相手先の通信装置とIP電話回線40を介して接続される。
携帯電話機30が呼び出しに応じて、携帯電話機30との通話が行われているときには、図4に示すような通話に係る情報画面80が表示装置8に表示される。通話に係る情報画面80には、通話相手の情報(名前、電話番号)、通話時間、送話音量の大きさを設定するためのキー81a,81b、受話音量の大きさを設定するためのキー82a,82b、通話終了を指示するための通話終了キー83が含まれている。
次に、本実施形態の車載用ナビゲーション装置20の制御部12において行う携帯電話機30との通話が途中で切れたときの処理について、その処理フローの一例を示す図5と、通話が切れた理由を説明する旨の案内画像の一例を示す図6とを参照しながら説明する。
最初のステップS11では、携帯電話機30との通話が途中で切れた(YES)か否(NO)かを判定する。このステップS11では、携帯電話機30からの音声信号が受信できなくなったとき、通話が切れたと判定する。判定結果がYESの場合にはステップS12に移行し、判定結果がNOの場合にはステップS11の判定処理を継続する。
次のステップS12では、操作部2を介して通話終了が指示されていない(YES)か否(NO)かを判定する。このステップS12では、図3の通話に係る情報画面80においてユーザが通話終了キー83を選択したときに、通話終了が指示されたと判定する。判定結果がYESの場合にはステップS13に移行し、判定結果がNOの場合には本処理を終了する。
次のステップS13では、携帯電話機30との通話で使用しているIP電話回線40の基地局と通信可能な状態である(YES)か否(NO)かを判定する。このステップS13では、当該基地局(図2の例では、基地局A41)との通信状態を示す縦方向の線が1本以上表示されているときに、通信可能な状態であると判定する。判定結果がYESの場合にはステップS14に移行し、判定結果がNOの場合には本処理を終了する。
次のステップS14では、携帯電話機30において通話終了が指示されていない(YES)か否(NO)かを判定する。携帯電話機30において通話終了が指示されたときには、当該携帯電話機30から通話終了信号が出力される。この場合、携帯電話機30の通話終了信号は、携帯電話機30との通話で使用しているIP電話回線40の基地局から出力される。このステップS14では、IP電話回線用通信装置5を介して携帯電話機30の通話終了信号を受信したときに、携帯電話機30において通話終了が指示されたと判定する。判定結果がYESの場合には、通信相手の携帯電話機30において通話が正常に終了されず突発的に通信が切断されたと判定される。判定結果がYESの場合にはステップS15に移行し、判定結果がNOの場合には本処理を終了する。
次のステップS15では、携帯電話機30との通話が切れた理由を説明する旨の案内を行う。このステップS15では、車載用ナビゲーション装置20側及び通話相手の携帯電話機30側で通話を終了していなく、かつ、車載用ナビゲーション装置20側の通信状態は悪くないので、携帯電話機30側の通信状態が悪くなったと判断する。これにより、制御部12からの制御に基づき、操作画面・マーク発生部14において、図6に示すように「通話相手が電波の届かないエリアに入りましたので、通話が切れました」というメッセージの画像85を描画し、この画像85を含む通話状況を示す画面80を表示装置8に表示させると共に、音声出力部19において、このメッセージの音声信号を生成し、この音声をスピーカ9から出力させる。その後、携帯電話機30との通話が切れた理由を説明する旨の案内に係る処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態の車載用ナビゲーション装置20は、通信相手の携帯電話機30との通話が途中で切れたときに、通信状態が良好な状態で、車載用ナビゲーション装置20側で通話終了が指示されていなく、かつ、携帯電話機30において通話終了が指示されていないと判定したときに、通話相手が電波の届かないエリアに入ったために通話が切れたことを説明する旨の案内を行う。これにより、車載用ナビゲーション装置20のユーザは、通信相手との通話が途中で切れた理由を知ることができる。
また、本実施形態の車載用ナビゲーション装置20は、車載用ナビゲーション装置20側で通話終了が指示されている、通信状態が良好な状態でないとき、又は、携帯電話機30において通話終了が指示されていると判定したときには、通信相手との通話が切れた理由を説明する旨の案内(例えば、携帯電話機30において通話終了が指示されたために通話が切れたことを説明する旨の案内)を行わない。このように、本実施形態の車載用ナビゲーション装置20では不必要な案内は行われないので、ユーザは煩わしさを感じずに済む。
なお、本実施形態においては、本発明をIP電話回線用通信装置5を備えた車載用ナビゲーション装置20に適用した例について説明したが、適用例がこれに限定されないことはもちろんである。例えば、本発明を携帯型のIP電話機に適用してもよい。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態では、第1の実施形態で説明した通話途中の突発的な切断であるときに、通信相手の場所をわかりやすく提示する。なお、移動体通信装置の構成は第1の実施形態と同様であるため説明を省略する。
本実施形態の車載用ナビゲーション装置20の制御部12において行う外部の通信装置(携帯電話機30)との通話が途中で切れたときの処理について、その処理フローの一例を示す図7と、通話が途中で切れた理由を説明する旨の案内画像の一例を示す図8とを参照しながら説明する。なお、前提条件として、車載用ナビゲーション装置20と携帯電話機30との間でIP電話回線40を介して通話が行われているとともに、携帯電話機30から車載用ナビゲーション装置20に携帯電話機30の位置データが送信されているものとする。
最初のステップS21では、携帯電話機30の位置データ(緯度・経度)を取得し、その位置データをメモリに取得した順に格納する。
次のステップS22では、携帯電話機30との通話が途中で切れた(YES)か否(NO)かを判定する。このステップS22では、携帯電話機30からの音声信号が受信できなくなったときに、通話が途中で切れたと判定する。判定結果がYESの場合にはステップS23に移行し、判定結果がNOの場合にはステップS21の位置データ取得処理を継続する。
次のステップS23では、操作部2を介して通話終了が指示されていない(YES)か否(NO)かを判定する。このステップS23では、通話に係る情報画面(図4参照)においてユーザが通話終了キーを選択したときに、通話終了が指示されたと判定する。判定結果がYESの場合にはステップS24に移行し、判定結果がNOの場合には本処理を終了する。
次のステップS24では、携帯電話機30との通話で使用しているIP電話回線40の基地局と通信可能な状態である(YES)か否(NO)かを判定する。このステップS24では、当該基地局との通信状態を示す縦方向の線が1本以上表示されているときに、通信可能な状態であると判定する。判定結果がYESの場合にはステップS25に移行し、判定結果がNOの場合には本処理を終了する。
次のステップS25では、携帯電話機30において通話終了が指示されていない(YES)か否(NO)かを判定する。携帯電話機30において通話終了が指示されたときには、当該携帯電話機30から通話終了信号が出力される。この場合、携帯電話機30の通話終了信号は、携帯電話機30との通話で使用しているIP電話回線40の基地局から出力される。このステップS25では、IP電話回線用通信装置5を介して携帯電話機30の通話終了信号を受信したときに、携帯電話機30において通話終了が指示されたと判定する。判定結果がYESの場合にはステップS26に移行し、判定結果がNOの場合には本処理を終了する。
次のステップS26では、携帯電話機30の位置データに対応する施設名又は地名を検出する。このステップS26では、DVD−ROM1aに記憶した地図データを参照して、最新の携帯電話機30の位置データに対応する施設名(例えば、ビル名)又は地名(地点名(例えば、いわき市平付近)、海・山名、トンネル名など)を検出する。
次のステップS27では、携帯電話機30との通話が切れた理由を説明する旨の案内を行う。このステップS27では、車載用ナビゲーション装置20側及び通話相手の携帯電話機30側で通話を終了していなく、かつ、車載用ナビゲーション装置20側の通信状態が悪くないので、携帯電話機30側の通信状態が悪くなったと判断する。これにより、制御部12からの制御に基づき、操作画面・マーク発生部14において、図8に示すように「通話相手が△△トンネル内に入りましたので、通話が切れました」というS26で検出した施設名又は地名を含むメッセージの画像185を描画し、この画像185を含む通話状況を示す画面180を表示装置8に表示させると共に、音声出力部19において、このメッセージの音声信号を生成し、この音声をスピーカ9から出力させる。
その後、携帯電話機30との通話が切れた理由を説明する旨の案内に係る処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態の車載用ナビゲーション装置20は、通信相手の携帯電話機30との通話が途中で切れたときに、通信状態が良好な状態で、車載用ナビゲーション装置20側で通話終了が指示されていなく、かつ、携帯電話機30において通話終了が指示されていないと判定したときに、通話相手が電波の届かない施設内又は地域内に入ったために通話が途中で切れたことを説明する旨の案内を行う。これにより、車載用ナビゲーション装置20のユーザは、通信相手との通話が途中で切れた理由を知ることができるとともに、通話相手がいる場所を知ることができるので、どの位後に電話をかけ直せばよいか、あるいはどの位後に通話相手から電話がかかってくるのかある程度予測することができる。
また、本実施形態の車載用ナビゲーション装置20は、車載用ナビゲーション装置20側で通話終了が指示されている、通信状態が良好な状態でないとき、又は、携帯電話機30において通話終了が指示されていると判定したときには、通信相手との通話が切れた理由を説明する旨の案内を行わない。このように、本実施形態の車載用ナビゲーション装置20では不必要な案内は行われないので、ユーザは煩わしさを感じずに済む。
なお、本実施形態においては、通話が途中で切れた理由として施設名又は地名を説明しているが、施設名又は地名に加え、その施設又は地点が電波が届かないエリアであることも説明するようにしてもよい。例えば、通話が途中で切れた理由を説明するメッセージの内容を「通話相手がいわき市平付近に入り、電波が届かなくなりましたので、通話が切れました」とするようにしてもよい。
1a…DVD−ROM(地図データ記憶手段)、
2…操作部(情報入力手段)、
5…IP電話回線用通信装置(通信手段)、
8…表示装置(情報出力手段)、
9…スピーカ(情報出力手段)、
12…制御部(制御手段)、
20…車載用ナビゲーション装置(移動体通信装置)、
40…IP電話回線(通信網)。

Claims (5)

  1. 通信網を介して無線通信を行う移動体通信装置であって、
    前記通信網に接続する通信手段と、
    通信に係る情報を入力する情報入力手段と、
    通信相手の通信状況を出力する情報出力手段と、
    前記通信相手との通話が正常に終了されず突発的に通信が切断されたと判定したとき、前記通信相手との通話が切れた理由を説明する旨の案内を前記情報出力手段を介して行う制御手段と
    を有することを特徴とする移動体通信装置。
  2. 前記制御手段は、前記通信手段の通信状態が良好な状態において、前記通信相手から通話終了を示す信号の受信がなく、前記情報入力手段を介して通話終了の指示がされていないとき、前記通信が突発的に切断されたと判定することを特徴とする請求項1に記載の移動体通信装置。
  3. さらに地図データを記憶する地図データ記憶手段を有し、
    前記制御手段は、前記通信が突発的に切断されたときの前記通信相手の位置データを取得し、前記地図データ記憶手段に記憶した地図データを基に前記位置データに対応する施設名又は地名を検出し、当該施設名又は地名による切断位置の案内を前記情報手段を介して行うことを特徴とする請求項2に記載の移動体通信装置。
  4. 前記制御手段は、前記通信相手から通話終了を示す信号の受信があったとき、前記情報入力手段を介して通話終了の指示がされたとき、又は、前記通信手段の通信状態が良好な状態でないとき、前記通信が突発的に切断されていないと判定し、前記通信相手との通話が切れた理由を説明する旨の案内を行わないことを特徴とする請求項2に記載の移動体通信装置。
  5. 前記通信網は、IP電話回線であることを特徴とする請求項1に記載の移動体通信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH10200957A (ja) * 1997-01-14 1998-07-31 Saitama Nippon Denki Kk デジタル無線電話装置

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