JP2010258858A - フィードフォワード型agc回路 - Google Patents

フィードフォワード型agc回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2010258858A
JP2010258858A JP2009107571A JP2009107571A JP2010258858A JP 2010258858 A JP2010258858 A JP 2010258858A JP 2009107571 A JP2009107571 A JP 2009107571A JP 2009107571 A JP2009107571 A JP 2009107571A JP 2010258858 A JP2010258858 A JP 2010258858A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
pin diode
circuit
operational amplifier
log
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009107571A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Sogabe
秀幸 曽我部
Masato Ishino
正人 石野
Hideji Aoyama
秀次 青山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2009107571A priority Critical patent/JP2010258858A/ja
Publication of JP2010258858A publication Critical patent/JP2010258858A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Abstract

【課題】フィードフォワード型AGC回路において、制御電圧発生回路のトランジスタで生成した逆LOG電圧と、可変減衰回路のPINダイオードのLOG特性とが一致し難い。
【解決手段】本発明のフィードフォワード型AGC回路は、π型アッテネータをPINダイオードで構成し、RF信号の減衰量を調整する可変減衰回路14と、光電変換電圧を生成する光電流検出兼電圧補正回路16と、前記PINダイオードと同じPINダイオードを用いて、前記PINダイオードが有するLOG特性と逆のLOG特性を有する電圧を光電変換電圧から生成し、減衰量をリニアに制御する逆LOG制御電圧生成回路17と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、光受信装置に搭載されるフィードフォワード型AGC回路に関するものである。
アクセス系ネットワークシステムにおいて、従来LAN(ローカルエリアネットワーク)ケーブル、ケーブルテレビ用の同軸ケーブル、ISDN(総合サービスデジタル網)やADSL(非対称デジタル加入者線)用の電話線等により構築された端末網が光ファイバで
置き換えられる動き、すなわちFTTH(Fiber To The Home)化が加速している。メディアコンバータやPON(Passive Optical Network)のようなベースバンドのデジタルを用いたインターネットを中心とする高速データ伝送を可能とするFTTHが急速に普及する中、RF多重信号が主体の映像系のFTTHも同時に普及しつつある。このような光伝送システムに用いられる光受信装置では、一般的に受信端の受光レベルが機器の運用時に変動する際に光受信装置の利得を変化させてRF出力レベルの安定化を実現している。
通常RF出力レベルを安定化する手段として、伝送しようとする周波数帯域以外の周波数帯にパイロット信号を設定して受信側でパイロット信号を一定にする様に減衰度を制御する方法が良く知られている。この方法では送信側にパイロット信号を付加する装置と受信側にパイロット信号のみを周波数弁別する急峻な選択度特性を持つBPF(Band Path Filter)が必要であるために設備或いは機器の大型化とコストアップが避けられなかった。そのため映像系のFTTHに用いられる光受信装置では、パイロット信号を用いない方法により小型化と低価格化を目的としたフィードフォワード型のAGC(Auto Gain Control)回路が使用されている。
従来のフィードフォワード型AGC回路は、受信した平均光電流を検出してフィードフォワードの形で検出電圧に応じた利得制御電圧を発生させている(例えば非特許文献1参照)。
以下、図面を参照しながら、従来のフィードフォワード型AGC回路について説明する。
図5は、従来の光受信装置10のシステムブロック図である。
図6、図7は、従来の光受信装置10のフィードフォワード型AGC回路の一構成要素である可変減衰回路とその減衰特性図、図8、図9は、従来の光受信装置10のフィードフォワード型AGC回路の一構成要素である制御電圧発生回路とその制御電圧特性を示すものである。
従来の光受信装置10は、光受信部11、インピーダンス整合回路12、プリアンプ13、可変減衰回路14、ポストアンプ15、光電流検出兼電圧補正回路16、制御電圧発生回路27により構成される。
プリアンプ13、ポストアンプ15は通常SiもしくはGaAsのトランジスタから成り、可変減衰回路14は複数個のPINダイオードで構成される。
光受信部11は、PD(フォトダイオード)を含み、アナログ変調されたRF信号が多重化され重畳された光信号を受信すると、PDにはRF多重信号が重畳された光電流が流れ、光電変換された後、インピーダンス整合回路12及び光電流検出兼電圧補正回路16に出力される。
インピーダンス整合回路12は、光受信部11とプリアンプ13のインピーダンス整合を行う。
プリアンプ13は、光受信部11で光電変換されてインピーダンス整合回路12でインピーダンス整合されたRF信号を増幅する。
可変減衰回路14は、プリアンプ13から出力されるRF信号のレベルを調整する。
ポストアンプ15は、可変減衰回路14から出力されるRF信号を増幅し、後段の分配回路やチューナ回路等(図示せず)に出力する。
光電流検出兼電圧補正回路16は、光受信部11のPDに流れる光電流のDC成分を検出し、ある任意の電圧に補正を行った後、制御電圧発生回路27に当該補正した電圧(光電変換電圧)を与える。
制御電圧発生回路27は、光電変換電圧を逆LOG特性(逆LOG電圧)に変換して制御電圧とし、可変減衰回路14の減衰量を制御する。
図6は、従来の光受信装置10のフィードフォワード型AGC回路の一構成要素である可変減衰回路14の具体的な構成を示すブロック図である。
可変減衰回路14は、一般的なπ型アッテネータの抵抗部をPINダイオード201〜204に置き換えた構成を基本としている。
PINダイオード201、202側には定電圧Vcc2が印加され、PINダイオード203、204側には制御電圧Vgc1が印加されることにより、4つのPINダイオード201〜204に流れる順方向電流を変化させてインピーダンスを可変することで入力端子205から入力されたRF信号のレベルを調整して出力端子206から次段のポストアンプ15に供給することで光受信装置10の利得制御を行っている。
ここで、バイアス抵抗211〜215はPINダイオード201〜204のバイアス電流決定用、バイパスコンデンサ221〜224は高周波成分除去用、チョークコイル231〜233はRF信号の漏れ防止用である。
ところで、PINダイオードの順方向電流に対するインピーダンスは大電流バイアスで小さく、小電流バイアスで大きくなり、その依存性はインピーダンスの対数と比例関係にある。
制御電圧Vgc1が高くなるに従い、PINダイオード201、202は小電流バイアス状態となってインピーダンスが大きくなるのに対し、PINダイオード203、204は大電流バイアス状態になってインピーダンスが小さくなり、その結果RF信号の減衰量も小さくなる。
逆に制御電圧Vgc1が低くなるに従い、PINダイオード201、202は大電流バイアス状態となってインピーダンスが小さくなるのに対し、PINダイオード203、204は小電流バイアス状態となってインピーダンスが大きくなり、その結果としてRF信号の減衰量が大きくなる。
また制御電圧Vgc1に対するRF信号の減衰量の変化は指数関数的に増大するため、制御電圧Vgc1が入力されたRF信号に応じてリニアに増加または減少した場合、当該制御電圧Vgc1に対するRF信号の減衰量の変化特性は大きな非直線性を有することになる。
図7は、入力されたRF信号に応じてリニアに増加または減少する制御電圧Vgc1に対するRF信号の減衰量を示したものであり、可変減衰回路14の減衰特性はLOGカーブを有している。
次に、図8は、従来の光受信装置10のフィードフォワード型AGC回路の一構成要素である制御電圧発生回路27の具体的な構成を示すブロック図である。
制御電圧発生回路27は、オペアンプ301、トランジスタ321で逆LOG電圧を発生させ、オペアンプ302、トランジスタ322でトランジスタ321側の温度補償を行い、抵抗315、可変抵抗316で逆LOG電圧の倍率を決定している。定電圧Vcc3、Vcc4はオペアンプ301、302の正負の駆動用電源である。
制御電圧発生回路27は、可変減衰回路14の減衰特性がLOGカーブを有していることから、可変減衰回路14の制御信号として逆LOG電圧を生成し、可変減衰回路14の減衰特性のLOGカーブをリニアに補正するためのものである。
図9は、制御電圧発生回路27で生成する光電変換電圧に対する逆LOG電圧の制御電圧特性を示している。
この制御電圧特性により光信号の変化に対する可変減衰回路14の減衰特性が良好な直線性を有する関係になり、この簡易な構成は光電流検知のフィードフォワードAGC回路として、多くのV−ONU機器で用いられている。
発明協会公開技報公技番号2004−501317号
しかしながら前記従来の光受信装置10のフィードフォワード型AGC回路の構成では、その一構成要素である制御電圧発生回路27は、使用しているトランジスタのベースエミッタ電圧とコレクタ電流がLOG特性を有していることを利用しているため、逆LOG電圧を発生するための構成要素であるトランジスタ321のLOG特性と可変減衰回路27に使用されるPINダイオード201〜204の順方向電圧対順方向電流の関係であるLOG特性とが一致し難いという課題を有していた。
また、同一特性を有する2つのトランジスタを確保しにくにため、2つのトランジスタ321、322間の温度による変動を抑制することが難しいという課題を有していた。
また、オペアンプ301、302の駆動用電源が正負両方(Vcc3、Vcc4)必要なために回路規模が大きくなるという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、可変減衰回路に使用するPINダイオードの順方向電圧対順方向電流がLOG特性を有することを利用するもので、PINダイオードのLOG特性と逆カーブとなる逆LOG特性を有する電圧を可変減衰回路に使用するPINダイオードと同じPINダイオードを用いて生成し可変減衰回路の制御電圧に用いることで、RF信号のレベルを直線性良く調整することが出来るとともに単一電源による動作が可能となり、良好な直線性を持ったRF信号の減衰特性を得ることができるとともに回路の小型化を実現することができるフィードフォワード型AGC回路を提供することを目的とする。
また、可変減衰回路の制御電圧の生成に用いるPINダイオードにデュアルタイプを用いることで、温度変動に対しても精度良くRF信号の減衰特性を補償することができるフィードフォワード型AGC回路を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のフィードフォワード型AGC回路は、π型アッテネータをPINダイオードで構成し、RF信号のレベルを調整する可変減衰回路と、光電変換電圧を生成する光電流検出兼電圧補正回路と、前記PINダイオードと同じPINダイオードを用いて、前記PINダイオードが有するLOG特性と逆のLOG特性を有する電圧を前記光電変換電圧から生成し、前記減衰量をリニアに制御する逆LOG制御電圧生成回路と、を備える。
本発明のフィードフォワード型AGC回路によれば、可変減衰回路に使用するPINダイオードの順方向電圧対順方向電流がLOG特性を有することを利用するもので、PINダイオードのLOG特性と逆カーブとなる逆LOG特性を有する電圧を可変減衰回路に使用するPINダイオードと同じPINダイオードを用いて生成し可変減衰回路の制御電圧に用いることで、RF信号のレベルを直線性良く調整することが出来るとともに単一電源による動作が可能となり、良好な直線性を持ったRF信号の減衰特性を得ることができるとともに回路の小型化を実現することができる。
また、可変減衰回路の制御電圧の生成に用いるPINダイオードにデュアルタイプを用いることで、温度変動に対しても精度良くRF信号の減衰特性を補償することができる。
また、可変減衰回路の制御電圧の生成に用いるPINダイオードの両端電圧を2つの抵抗で分圧しオペアンプのマイナス入力端子にフィードバックすることにより抵抗の比率に応じてオペアンプの増幅度の微調整ができるので、可変減衰回路においてRF信号のレベルをより直線性良く調整することが可能となり、フィードフォワード型AGC回路はより良好な直線性を持ったRF信号の減衰特性を得ることが出来る。
本発明の実施例1における光受信装置のシステムブロック図 本発明の実施例1におけるフィードフォワード型AGC回路における逆LOG制御電圧発生回路のブロック図 本発明の実施例1における光信号、光電変換電圧を反転増幅した電圧、逆LOG特性を有する電圧と時間との関係を示す図 本発明の実施例2におけるフィードフォワード型AGC回路における逆LOG制御電圧発生回路のブロック図 従来の光受信装置のシステムブロック図 従来のフィードフォワード型AGC回路における可変減衰回路図 従来の可変減衰回路の減衰特性図 従来のフィードフォワード型AGC回路における制御電圧発生回路図 従来の制御電圧発生回路の光電変換電圧に対する逆LOG電圧の制御電圧特性図
以下本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施例1に係わる光受信装置1のシステムブロック図である。逆LOG制御電圧発生回路17(後述)以外は、従来の光受信装置10と同様の構成であるため、詳細な説明は割愛する。
図2は、本発明の実施例1に係わる光受信装置1のフィードフォワード型AGC回路の一構成要素である逆LOG制御電圧発生回路17の具体的な構成を示すブロック図である。
図2において、オペアンプ113は、光電流検出兼電圧補正回路16から出力された光電変換電圧を反転増幅し、オペアンプ111のプラス端子に出力する。
PINダイオード101は、101aと101bの2つのPINダイオードで構成され、可変減衰回路14で使用するPINダイオード201〜204と同じPINダイオードである。
オペアンプ111とPINダイオード101a、抵抗121〜124は可変減衰回路14を制御するための逆LOG特性を有する電圧の生成用、オペアンプ112とPINダイオード101b、抵抗125、基準端子Vref1はPINダイオード101a側の温度補償用、バイパスコンデンサ130は高周波成分除去用である。
以上のように構成されたフィードフォワード型AGC回路の一構成要素である逆LOG制御電圧発生回路17の動作について、図3のタイムチャート(a)〜(c)を用いて以下にその動作を説明する。
図3(a)は、光受信部11に入力される光信号の一例を示すタイムチャートである。
図3(b)は、光電流検出兼電圧補正回路16が出力した光電変換電圧をオペアンプ113で反転増幅させた電圧のタイムチャートである。
図3(c)は、逆LOG制御電圧発生回路17が出力する逆LOG特性を有する電圧のタイムチャートである。
受信部11に入力される光信号が例えば、(a)に示した様に変化したとする。
受信部11に入力された光信号は、光電流検出兼電圧補正回路16で、光受信部11のPDに流れる光電流のDC成分が検出され、ある任意の電圧に補正が行われた光電変換電圧が逆LOG制御電圧発生回路17に与えられる。
逆LOG制御電圧発生回路17に与えられた光電変換電圧は、オペアンプ113で反転増幅され、(b)に示す電圧がオペアンプ111のプラス入力端子に印加される。
オペアンプ111の出力には(b)に示す電圧と同じ形の電圧が現れるが、ここでオペアンプ111の出力に接続されたPINダイオード101aの両端電圧をオペアンプ111のマイナス入力端子にフィードバックすると、PINダイオード101aに流れる順方向電流と順方向電圧の関係はLOG特性を示すため、オペアンプ111の出力をフィードバック制御した場合、オペアンプ111の出力には(c)に示す逆LOG特性を示す電圧が現れ、制御電圧Vgc1として可変減衰回路14に入力される。この電圧はPINダイオード101aのLOG特性の逆カーブになっている。
ここで、4つのPINダイオード201〜204から成る可変減衰回路14は、PINダイオードに流れる順方向電流とPINダイオードのインピーダンスが反比例することを利用しており、プリアンプ13から入力されるRF信号の減衰量と制御電圧の関係はLOG特性が成立している。
従って前述の逆LOG特性を有する電圧(c)を可変減衰回路の制御電圧Vgc1として使えば、可変減衰回路14の減衰特性をリニアに補正することが可能となる。
また、逆LOG制御電圧発生回路17によって生成された逆LOG特性を有する電圧は、可変減衰回路14に使用しているPINダイオード201〜204と同じ素子を用いて逆特性のカーブを取得しているため、RF信号の減衰特性は、制御電圧発生回路27にトランジスタ321を用いる場合に比べ、より良好な直線性を得ることが可能となる。
また、逆LOG制御電圧発生回路17のPINダイオード101aは、デュアルタイプの一方を使用しているため、もう一方のPINダイオード101bと温度特性は一致し、且つ温度結合も同一パッケージ内であるため理想的と言え、二つのPINダイオード101aと101bのバイアスを調整してやることで温度補償が良好に機能する。
また、トランジスタ321の代わりにPINダイオード101aを用いることで、単一電源での回路構成が可能となる。
本実施例1に係わるフィードフォワード型AGC回路によれば、可変減衰回路に使用するPINダイオードの順方向電圧対順方向電流がLOG特性を有することを利用するもので、PINダイオードのLOG特性と逆カーブとなる逆LOG特性を有する電圧を可変減衰回路に使用するPINダイオードと同じPINダイオードを用いて生成し可変減衰回路の制御電圧に用いることで、RF信号のレベルを直線性良く調整することが出来るとともに単一電源による動作が可能となり、良好な直線性を持ったRF信号の減衰特性を得ることが出来るとともに回路の小型化を実現することができる。
また、可変減衰回路の制御電圧の生成に用いるPINダイオードにデュアルタイプを用いることで、温度変動に対しても精度良く減衰特性を補償することができる。
図4は、本発明の実施例2の逆LOG制御電圧発生回路17の具体的な構成を示すブロック図である。
図4において、図2と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図4において、抵抗128は抵抗122とでPINダイオード101aの両端電圧を分圧してオペアンプ111のマイナス入力端子にフィードバックする構成をしている。そのため抵抗122/抵抗128の比率に応じてオペアンプ111の増幅度の微調整を行うことが出来る。
これにより、可変減衰回路においてRF信号のレベルをより直線性良く調整することが可能となり、フィードフォワード型AGC回路は、より良好な直線性を持ったRF信号の減衰特性を得ることが出来る。
本実施例2に係わるフィードフォワード型AGC回路によれば、可変減衰回路に使用するPINダイオードの順方向電圧対順方向電流がLOG特性を有することを利用するもので、PINダイオードのLOG特性と逆カーブとなる逆LOG特性を有する電圧を可変減衰回路に使用するPINダイオードと同じPINダイオードを用いて生成し可変減衰回路の制御電圧に用いることで、RF信号のレベルを直線性良く調整することが出来るとともに単一電源による動作が可能となり、良好な直線性を持ったRF信号の減衰特性を得ることが出来るとともに回路の小型化を実現することができる。
また、可変減衰回路の制御電圧の生成に用いるPINダイオードにデュアルタイプを用いることで、温度変動に対しても精度良く減衰特性を補償することができる。
また、可変減衰回路の制御電圧の生成に用いるPINダイオードの両端電圧を2つの抵抗で分圧しオペアンプのマイナス入力端子にフィードバックすることにより抵抗の比率に応じてオペアンプの増幅度の微調整ができるので、可変減衰回路においてRF信号のレベルをより直線性良く調整することが可能となり、フィードフォワード型AGC回路はより良好な直線性を持ったRF信号の減衰特性を得ることが出来る。
本発明のフィードフォワード型AGC回路は、簡単な回路構成で直線性の良好なRF信号の減衰特性を得ることが可能になるので、光受信装置等に有用である。
1、10 光受信装置
11 光受信部
12 インピーダンス整合回路
13 プリアンプ
14 可変減衰回路
15 ポストアンプ
16 光電流検出兼電圧補正回路
17 逆LOG制御電圧発生回路
27 制御電圧発生回路
101、201〜204 PINダイオード
111〜113、301、302 オペアンプ
121〜128、211〜215、311〜315 抵抗
130、221〜224 バイパスコンデンサ
205 入力端子
206 出力端子
231〜233 チョークコイル
316 可変抵抗
321、322 トランジスタ

Claims (4)

  1. 光受信装置において、光電流を検出し前記光電流を光電変換した電圧でRF信号の減衰量をリニアに制御するフィードフォワード型AGC回路において、
    π型アッテネータをPINダイオードで構成し、前記RF信号の減衰量を調整する可変減衰回路と、
    前記光電変換電圧を生成する光電流検出兼電圧補正回路と、
    前記PINダイオードと同じPINダイオードを用いて、前記PINダイオードが有するLOG特性と逆のLOG特性を有する電圧を前記光電変換電圧から生成し、前記RF信号の減衰量をリニアに制御する逆LOG制御電圧生成回路と、
    を備えるフィードフォワード型AGC回路。
  2. 前記逆LOG制御電圧生成回路は、
    前記光電変換電圧をプラス入力端子に入力するオペアンプと、
    前記オペアンプに直列に接続されたPINダイオード及び抵抗と、
    を備え、
    前記オペアンプに直列に接続されたPINダイオードの両端に発生する電圧を前記オペアンプのマイナス入力端子にフィードバックすることを特徴とする請求項1記載のフィードフォワード型AGC回路。
  3. 前記オペアンプに直列に接続されたPINダイオードは、デュアルタイプのPINダイオードであることを特徴とする請求項2記載のフィードフォワード型AGC回路。
  4. 前記オペアンプに直列に接続されたPINダイオードの両端に発生する電圧を分圧して前記オペアンプのマイナス入力端子にフィードバックすることを特徴とする請求項1記載のフィードフォワード型AGC回路。
JP2009107571A 2009-04-27 2009-04-27 フィードフォワード型agc回路 Pending JP2010258858A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009107571A JP2010258858A (ja) 2009-04-27 2009-04-27 フィードフォワード型agc回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009107571A JP2010258858A (ja) 2009-04-27 2009-04-27 フィードフォワード型agc回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010258858A true JP2010258858A (ja) 2010-11-11

Family

ID=43319253

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009107571A Pending JP2010258858A (ja) 2009-04-27 2009-04-27 フィードフォワード型agc回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010258858A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106940396A (zh) * 2017-05-04 2017-07-11 贵州电网有限责任公司 一种光纤电压互感器
CN106970254A (zh) * 2017-05-04 2017-07-21 贵州电网有限责任公司 一种光纤电流互感器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106940396A (zh) * 2017-05-04 2017-07-11 贵州电网有限责任公司 一种光纤电压互感器
CN106970254A (zh) * 2017-05-04 2017-07-21 贵州电网有限责任公司 一种光纤电流互感器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3502264B2 (ja) 受信装置
US7525391B2 (en) Linear transimpedance amplifier with multiplexed gain stage
CN102946233B (zh) 使用高增益放大器和均衡电路的高灵敏度光学接收器
JP5630325B2 (ja) 利得可変差動増幅回路
US7557333B2 (en) Optical signal receiving circuit and optical signal receiving apparatus
US10171057B1 (en) Automatic gain control loop
KR101356862B1 (ko) 광통신 시스템에서 광수신기용 전치 증폭기 회로
JP5305932B2 (ja) 前置増幅器
US11309845B2 (en) Reconfigurable optical receivers for extended maximum input signals
CN113659949A (zh) 一种跨阻放大器电路的自动增益控制电路及方法
JPWO2014112051A1 (ja) 前置増幅器、光受信器、光終端装置及び光通信システム
JP2007036329A (ja) 増幅回路およびトランスインピーダンスアンプ
JP2006174474A (ja) 光通信システムにおける受光器の利得調節装置及び利得調節方法、並びにその光通信システム
CN113517874B (zh) 用于跨阻放大器的快速响应自动增益控制电路
US8836423B2 (en) Method and apparatus for automatically adjusting the bandwidth of an electronic amplifier
JP2010258858A (ja) フィードフォワード型agc回路
US7221229B2 (en) Receiver circuit having an optical reception device
CA2528260C (en) Optical receiver having an open loop automatic gain control circuit
JP5456162B2 (ja) バースト等化増幅器
JP5651266B1 (ja) 光受信器のagc回路とagc回路を備えた光受信器
US20040052537A1 (en) Thermal noise reduction technique for optical receivers using identical amplifier circuits
JP2008022249A (ja) 増幅器
JP2005020642A (ja) レベル偏差抑制機能付き光端末装置