JP2010257304A - 診療情報提供システムおよび携帯端末の診療情報取得プログラム - Google Patents

診療情報提供システムおよび携帯端末の診療情報取得プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】患者の携帯端末を用いて診療情報を簡単(何時でも、何処に居ても)に問い合わせて入手することができる医療情報提供システムを提供する。
【解決手段】
診療情報の情報提供の申し込み、照会番号の取得、診療情報の情報提供の要求および診療情報を取得する個人用携帯端末100と、サービスを希望する患者の診療情報を記録するデータベース220を有し、個人用携帯端末から診療情報の情報提供の申し込みを受信したとき、当該患者の診療情報の提供を照会するための照会番号を個人用携帯端末に送信し、個人用携帯端末から照会番号を含む要求を受信したとき、データベースに記録した当該患者の診療情報を編集して個人用携帯端末に送信する情報提供サーバ200とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、医療機関より患者が罹った疾病或いは受けた予防接種などの情報を取得する診療情報提供システムおよび携帯端末の診療情報取得プログラムに関する。
病院・診療所等の医療現場にコンピュータシステムが導入され、電子カルテ等によって簡単に患者の過去の病歴或いは診察・治療・入院情報が管理されるようになっている。しかしながら、そのシステムの活用は、医療サービス提供側(医師、看護師等の病院職員)であって、サービスを受ける側の患者が実感することは少ない。
例えば、中規模或いは大規模の病院・診療所であっても、外来患者は受付にて問診表が手渡され、患者が毎回問診表に手書きしているのが現状である。
問診表を書かされる患者は、
・毎回同じこと(住所、生年月日など)を書かされている
・前回記述した内容が生かされていない。例えば、前回に受診したのはいつですか?そのときの病気は何ですか? 出生時体重? 予防接種? 既往歴?
・病名、症状など、読めるけど書けない字があるため、記述しない事項が発生している。などの不満を抱いている。
一方、医療機関側も、
・問診データは手書きであるため、システムへの入力の手間が発生する
・手書きされた問診とシステムとを見比べながら診断するのは困難、字が読めない場合もある
・必要な情報が全て書かれているとは限らないため、再度質問する必要がある(患者は書いた内容を医師が読んでいないと思い不信感を抱く)。などの問題がある。
ところで、小児科の診療では、問診表の中に幼児時代に受けたワクチン・予防接種について、実施状況の記入を求められることが多い。ワクチン・予防接種の情報は、医療機関の受付時以外にも、地域での検診時、或いは学校などの教育機関への提出書類などにも記載しなければならず、小さい子供がいる家庭では年に数回、同じことを書類に記載することがある。
しかしながら、ワクチン・予防接種について、何のワクチン及び何の予防接種を何時受けたかは、保護者の記憶、或いは残された母子手帳の記録等でしか知る方法がないのが現状である。また、抗体をもっているかどうかは(発症したかどうか)、一生必要となる情報であるが、対象年齢が低いため覚えていない人が殆どである。また、子供の成長と共に保護者の記憶も薄れ、ワクチン・予防接種の情報を明確に覚えている人は極めて少ない。
ところで、登録者が罹った疾病の履歴及び受けた予防接種の履歴に関する情報を当該登録者個人に関連付けて記憶し、疾病履歴及び予防接種履歴に基づく所定条件を満たす登録者について当該登録者又はその家族等の関係者に対して所定の通知をするための処理を行うように構成したものが発明されている(例えば、特許文献1参照)。
また、保健所の行政サービスとして行われる「健診」と「予防接種」を受けた結果を「結果データベース」に格納し、個人(住民)の受診履歴を管理するシステム、および総合窓口サーバから受け取った個人情報をもとに上記の結果と履歴データベースを参照し、該個人の履歴を総合窓口サーバに出力する受診履歴情報移動処理方法、および総合窓口サーバから受け取った個人情報をもとに該個人の履歴を「結果データベース」に格納する受診履歴情報移動処理方法が発明されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001− 92895号公報 特開2002−373223号公報
しかしながら、特許文献1の発明では、登録者が罹った疾病の履歴及び受けた予防接種の履歴に関する情報を当該登録者個人に関連付けて、例えば、保育園の健康管理システムのサーバコンピュータに記憶するものであるが、個人が罹患したことのある疾病のデータソースは、保護者から母子手帳の記載事項に基づいて提出ものであり、自動化されたものではない。また、予防接種に至っては、クライアントコンピュータから予防接種名と接種年月日をいちいち入力しなければならない。よって、登録者が罹った疾病の履歴及び受けた予防接種の履歴をデータベースに登録するまでに、多くの時間と手間が必要となる問題がある。
また、特許文献2では、保険所の行政サービスとして行われるもので、そのような行政システムを採用していない市町村では適用を受けることができないものである。また、「健診」と「予防接種」の案内、申し込み、医療機関への予約等が郵送によって行われるものであり、自動化されたシステムになっていない。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、医療機関が保有している患者(個人)の罹った疾病及び受けた予防接種に関する情報を有効に活用して、患者が罹った疾病或いは受けた予防接種に関する情報を取得する診療情報提供システムおよび携帯端末の診療情報取得プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の診療情報提供システムは、診療情報の情報提供の申し込み、照会番号の取得、前記診療情報の情報提供の要求および前記診療情報を取得する個人用携帯端末と、サービスを希望する患者の診療情報を記録するデータベースを有し、前記個人用携帯端末から前記診療情報の情報提供の申し込みを受信したとき、当該患者の診療情報の提供を照会するための前記照会番号を前記個人用携帯端末に送信し、前記個人用携帯端末から前記照会番号を含む要求を受信したとき、前記データベースに記録した当該患者の診療情報を編集して前記個人用携帯端末に送信する情報提供サーバと、を有することを特徴とする。
また、本発明の携帯端末の診療情報取得プログラムは、サービスを希望する患者の診療情報を記録するデータベースを有し、患者の診療情報の提供を照会するための照会番号の送信、および前記データベースに記録した当該患者の診療情報を編集して送信する情報提供サーバに接続可能な携帯端末の診療情報取得プログラムであって、少なくとも診察券番号とパスワードを用いて前記情報提供サーバへ自分の診療情報の提供の申し込みを行なう機能と、前記情報提供サーバから送信された前記照会番号を受信する機能と、受信した前記照会番号と、前記診察券番号および前記パスワードを用いて前記自分の診療情報の提供を前記情報提供サーバへ要求する機能と、前記情報提供サーバから送信された前記編集された診療情報を受信する機能と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、携帯端末を利用して、医療機関が保有している患者(個人)の罹った疾病及び又は受けた予防接種に関する情報を有効に活用して、閲覧入手することができるようになる。このため、問診表への記入又は医師からの問診に対して正確に答えることができる。
本発明に係る第1の実施形態の診療情報提供システムの構成を示すブロック図。 第1の実施形態の情報提供申し込み画面の一例を示す図。 第1の実施形態の提供先情報画面の一例を示す図。 第1の実施形態の情報提供の表示例を示す図。 実施形態の携帯端末の診療情報取得プログラムによって実行される診療情報の請求を行う画面例の図。 実施形態の携帯端末の診療情報取得プログラムによって実行される診療情報の受け取り画面例の図。 本発明に係る第2の実施形態の診療情報提供システムの構成を示すブロック図。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
(実施例)
図1は、本発明に係る第1の実施形態の診療情報提供システムの構成を示すブロック図である。
実施形態に係る診療情報提供システムは、個人用携帯端末100と、診療情報提供サービスブロック200とで構成される。この診療情報提供サービスブロック200は、公開Webサーバ&メールサーバ210と、情報提供用サーバ220と、病院情報システム230で構成されている。病院情報システム230は、医療機関の電子カルテなどの患者情報が管理運用されるコンピュータシステムである。
個人用携帯端末100は、送信手段100aと受信手段100bとを有している。送信手段100aは図示しない制御部と連携して、少なくとも診察券番号とパスワードを用いて情報提供用サーバ220へ自分の診療情報の提供の申し込みを行なう機能と、情報提供用サーバ220から送信された照会番号と、前記診察券番号およびパスワードとを用いて自分の診療情報の提供を情報提供用サーバ220へ要求する機能を持つ。また、受信手段100bは図示しない制御部と連携して、情報提供用サーバ220から送信された照会番号、編集された診療情報を受信する機能と持つ。
また、個人用携帯端末100は、診療情報提供サービスブロック200の公開Webサーバ&メールサーバ210と無線又はネットワークによって接続されている。また、病院情報システム230は、情報提供用サーバ220とローカルエリアネットワークLANによって接続されている。個人用携帯端末100は、携帯電話機が特に望ましいが、他の情報端末PDAであってもよい。
個人用携帯端末100は、公開Webサーバ&メールサーバ210とメール交信することで、情報提供用サーバ220をアクセスすることができる。
そして、情報提供用サーバ220のデータベースには、病院情報システム230からの診療情報が書き込まれて、保存される。
次に、図2乃至図7を参照して、診療情報提供システムの運用について説明する。
<サービスの申し込み>
患者(又は保護者)は、自分が受けている病院・診療所などの医療機関の窓口で、図2に示す「情報提供申し込み書」により診療情報提供システムのサービス提供を申し込む。ここでは、「情報提供申し込み書」の印刷物に記入する方法としたが、当該医療機関のネットワーク接続による申し込みを可能とする。また、患者としては、幼児が多数を占めるため、保護者による申し込みを許可する。
図2に示すように、「情報提供申し込み書」の届出事項は、診察券番号、パスワード、患者氏名、保護者氏名、連絡先メールアドレス等を少なくとも含むものである。
病院・診療所などの医療機関は、これにより診察券番号とは異なる「情報管理ID」を発番し、図3に示すように、その提供先情報としては、診察券番号、メールアドレス、情報管理IDが専用に管理される。医療機関は、保有する病院情報システム230にそれらの提供先情報を反映する。なお、医療機関では、メールアドレスと情報管理IDとは、それぞれ異なる方式にて暗号化することが望ましい。
<診療情報の引き出し>
医療機関の病院情報システム230は、患者を診察・診療した当日の最後に、サービスを申請して提供先情報として登録されている診察券番号を持つ患者の当該データ(後述する書き出し対象)を抽出し、情報提供用サーバ220に書き出す。この行為は、緊急性を要しないため、日次、周次の作業で充分である。
図4は、当日に予防接種を受けた患者(上2行)、および発症・感染を診察した患者(下2行)の書き出し例を示す。
ワクチン・予防接種情報として、日付、情報区分(=予防接種)、場所(=医療機関名)、医師名(=施行医)、種別、ロット番号、結果/反応を含む項目とする。
種別(書き出し対象)は、ツベルクリン反応、BCG摂取、DPT(百日ゼキ、ジフテリア、破傷風)、二種混合(ジフテリア、破傷風)、ポリオ、麻疹、水痘、日本脳炎、おたふくかぜ、を対象項目の一部をとする。
発症・感染情報としては、日付、情報区分(=発症)、場所(=医療機関名)、医師名(=診察医)、種別、結果/反応を含む項目とする。
種別(書き出し対象)は、麻疹、水痘、おたふくかぜ、風疹、伝染病紅斑、足手口病、を対象項目の一部とする。
<診療情報の申請(申し込み)>
図5は、携帯端末100の診療情報取得プログラムによって実行される診療情報の申請(申し込み)工程を示した画面の表示例を示している。
先ず、患者(若しくは保護者)は、携帯している携帯端末100の送信手段100aから、医療機関の公開Webサーバ&メールサーバ210によって公開されるホームページHPにアクセスする。そして、携帯端末100に表示されたメニューの中から、「メール情報提供」を選択する(図5(a))。登録済みのアドレスを変更する場合は、先に「アドレス変更」を選択して、変更処理を実行する。
次に、「メール情報提供」の選択によって、携帯端末100に表示されたメニューの中から、「ワクチン・予防接種」又は「感染・発症」のどちらかを選択する。図5では、「ワクチン・予防接種」が選択された例を示している(図5(b))。
次に、「ワクチン・予防接種」の選択によって、携帯端末100に表示されたメニューの中から、「申し込み」を選択する(図5(c))。
次に、「申し込み」の選択によって、携帯端末100に表示された診察券番号の欄、およびパスワード欄に、サービス申し込み時と同じ診察券番号およびパスワードを入力して、送信手段100aから公開Webサーバ&メールサーバ210を介して情報提供用サーバ220に送信する(図5(d))。そして、公開Webサーバ&メールサーバ210から電子メールが送られて来るのを待つ。
情報提供用サーバ220は、照会番号(ワンタイムパスワード)を発行して、提供先情報として管理しているアドレスの照会番号を公開Webサーバ&メールサーバ210を介して携帯端末100の送信手段100aに送信する(図5(e))。
なお、図5(d)において、ある一定時間経過して電子メールが送信されない場合は、登録アドレスの間違いと判断して「アドレス変更」処理を行う。また、図5(e)において、登録した時のアドレスが誰かと重複しているような場合、第三者に「照会番号」の電子メールが届く虞がある。しかしながら、「照会番号」以外の他の情報、例えば氏名、診察券番号など患者個人の特定に繋がる情報が一切送信されないことから、個人情報が漏れる心配はない。
<診療情報の請求(受け取り)>
図6は、携帯端末100携帯端末100の診療情報取得プログラムによって実行される診療情報の申請(受け取り)工程を示した画面の表示例を示している。
上述の手順により照会番号を受け取った患者は、携帯している携帯端末100の送信手段100aから、公開Webサーバ&メールサーバ210のホームページHPにアクセスする。そして、携帯端末100に表示されたメニューの中から、「メール提供情報」を選択する(図6(a))。
次に、「メール提供情報」の選択により、携帯端末100に表示されたメニューの中から、「ワクチン・予防接種」又は「感染・発症」のどちらかを選択する(図6(b))。ここでは、図5の申し込み時に選択した「ワクチン・予防接種」を選ぶ。
次に、「ワクチン・予防接種」の選択により、携帯端末100に表示されたメニューの中から、「情報照会」を選択する(図6(c))。
次に、「情報照会」の選択により、携帯端末100に表示された各入力欄に「診察券番号」、「パスワード」、図5で受信した「照会番号」をそれぞれ入力して、携帯端末100の送信手段100aから公開Webサーバ&メールサーバ210へ送信する(図6(d))。
情報提供用サーバ220は、公開Webサーバ&メールサーバ210を介して受信した「診察券番号」、「パスワード」、「照会番号」の整合性をチェックし、問題がなければ当該患者の診療情報を提供情報に編集して、提供先情報として管理している携帯端末100の受信手段100bのアドレスに電子メール送信する。
情報提供用サーバ220は、提供情報の送信を終えると照会番号(ワンタイムパスワード)を無効とする。
患者は、携帯端末100の受信手段100bにて受け取った提供情報が記入された電子メールを参照することにより、簡単に診療情報を得ることができる(図6(e))。図6(e)では、図4に示した書き出し提供情報の、上2行の「予防接種」の情報が取得され、携帯端末100に表示された状態を示している。図6(f)は、同様に図4に示した書き出し提供情報の、下2行の「感染・発症」の情報が取得され、携帯端末100に表示された状態を示している。
なお、図6(d)において、整合性が確認できなかった場合、提供先情報として管理しているアドレスに「情報提供エラー:照会番号は無効になりました。必要な場合は再度申し込みを操作からお願いいたします」のメッセージを送信する。また、一つの照会番号で複数の情報を取得できないようにすることが望ましい。更に、「照会番号」は、有効期限が切れた場合も無効となるように設計されている。
図7は、本発明の診療情報提供システムの第2の実施形態を示すブロック図である。
この第2の実施形態では、医療機関Aで運用されている病院情報システム300,医療機関Bで運用されている病院情報システム400、保健所システム500が情報提供用サーバ220に接続される構成である。第1の実施形態と同様に、病院情報システム300、400、および保健所システム500から書き出されたサービスを希望する患者の診療情報が情報提供用サーバ220に記録される。この場合、病院情報システム300,400、および保健所システム500から書き出される診療情報は、共通のフォーマットで行うようにする。ここでは、保健所システム500との接続を示したが、これ以外にも小学校、保育所などとも共同運用しても良い。
この場合、情報提供用サーバ220は病院情報システム300、400、および保健所システム500によって共用される別個に設けられたサーバであっても良いし、例えば病院情報システム300に接続される既存のサーバであっても良い。第2の実施形態の動作は、第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。
以上、本発明によれば、患者の携帯端末を用いて診療情報を簡単(何時でも、何処に居ても)に問い合わせて入手することができる。また、医療機関の医療情報システムに記録されている診療情報から、サービスを求めた患者のものを抽出してデータベースに書き出すだけで良いので、安価に構成することができる。また、取得した照会番号を用いて診療情報の取得要求を行うため、セキュリティ面での配慮も十分である。なお、実施形態では、「ワクチン・予防接種」、「感染・発症」に情報提供を例にしたが、通院履歴や治療薬などの情報の取得にも適用することができる。
本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜設計変更可能である。また、各実施形態を適宜組み合わせても良い。
100‥個人用携帯端末
100a‥送信手段
100b‥受信手段
200‥医療情報提供サービスブロック
210‥公開Webサーバ&メールサーバ
220‥情報提供用サーバ
230‥病院情報システム

Claims (7)

  1. 診療情報の情報提供の申し込み、照会番号の取得、前記診療情報の情報提供の要求および前記診療情報を取得する個人用携帯端末と、
    サービスを希望する患者の診療情報を記録するデータベースを有し、前記個人用携帯端末から前記診療情報の情報提供の申し込みを受信したとき、当該患者の診療情報の提供を照会するための前記照会番号を前記個人用携帯端末に送信し、前記個人用携帯端末から前記照会番号を含む要求を受信したとき、前記データベースに記録した当該患者の診療情報を編集して前記個人用携帯端末に送信する情報提供サーバと
    を有することを特徴とする診療情報提供システム。
  2. 診療情報の情報提供の申し込み、照会番号の取得、前記診療情報の情報提供の要求および前記診療情報を取得する個人用携帯端末と、
    複数の医療機関で運用されている複数の病院情報システムと、
    前記複数の病院情報システムから書き出されたサービスを希望する患者の診療情報を記録するデータベースを有し、前記個人用携帯端末から前記診療情報の情報提供の申し込みを受信したとき、当該患者の診療情報の提供を照会するための前記照会番号を前記個人用携帯端末に送信し、前記個人用携帯端末から前記照会番号を含む要求を受信したとき、前記データベースに記録した当該患者の診療情報を編集して前記個人用携帯端末に送信する情報提供サーバと
    を有することを特徴とする診療情報提供システム。
  3. 前記診療情報は、ワクチン・予防接種情報又は感染・発症情報であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の診療情報提供システム。
  4. 前記診療情報の情報提供の申し込みは少なくとも診察券番号およびパスワード照会で行い、前記診療情報の情報提供要求は少なくとも前記照会番号、前記診察券番号、および前記パスワードで行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の診療情報提供システム。
  5. 前記個人用携帯端末と前記情報提供サーバとの間で手続される前記診療情報の情報提供の申し込み、前記照会番号の取得、前記診療情報の情報提供の要求、および前記診療情報の提供を取得は、Web接続で行われることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の診療情報提供システム。
  6. サービスを希望する患者の診療情報を記録するデータベースを有し、患者の診療情報の提供を照会するための照会番号の送信、および前記データベースに記録した当該患者の診療情報を編集して送信する情報提供サーバに接続可能な携帯端末の診療情報取得プログラムであって、
    少なくとも診察券番号とパスワードを用いて前記情報提供サーバへ自分の診療情報の提供の申し込みを行なう機能と、
    前記情報提供サーバから送信された前記照会番号を受信する機能と、
    受信した前記照会番号と、前記診察券番号および前記パスワードを用いて前記自分の診療情報の提供を前記情報提供サーバへ要求する機能と、
    前記情報提供サーバから送信された前記編集された診療情報を受信する機能と
    を有することを特徴とする携帯端末の診療情報取得プログラム。
  7. 前記診療情報は、ワクチン・予防接種情報又は感染・発症情報であることを特徴とする請求項6に記載の携帯端末の診療情報取得プログラム。
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