JP2007128290A - 医療機関における受診方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】極めて効率の良い受診システムを構築することで、受付から受診するまでの待ち時間の短縮や最初の診療内容を充実させることができ、女性外来においてもきめ細かで効率の良い受診が可能になる医療機関における受診方法を提供する。
【解決手段】受診日予約の申し込みが済んだ受診者に、受診相談担当者の端末4から電子メールにて予め問診を行い電子カルテQに入力する電子カルテ作成ステップを有する。受診日に、当日の受診相談担当者と受診者との直接の問診により、問診情報を補充する電子カルテ補充ステップを有する。受診者と医師との直接の問診により診断する医師診断ステップを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、医療機関における受診システムに係り、特に女性が受診するのに好適な医療機関における受診方法に関する。
医療機関にパソコンやインターネットを利用することで、効率的な診療や手続きを行うシステム等が引用文献1乃至3に記載されている。
特許文献1は、健康診断による検査データを容易に管理し、検査結果の概要を一見して知ることができる健康診断処理方法に関するものである。この特許文献では、検査結果の概要を一見できるように、光カード記憶媒体に記憶した検査データをマトリクスの表形式でコンピュータに出力するものである。
特許文献2は、診察、面談、フィットネスなどで使用される自動問診装置に関するもので、タッチスクリーンを備えたCRTなどを含むコンピュータを利用して、問診内容データ及び回答パターンデータをCRTに表示し、そのタッチスクリーン上で利用者が回答番号をタッチし、この内容を記憶する装置である。
特許文献3は、医療の受診カードを用いたシステムに関するものである。この特許文献3では、医療機関で使用する受信者カードに、予め診療施設側のコンピュータに登録してある情報を読み出し、投薬情報や医療費、処方箋などの医療事務処理を行えるようにしたものである。
一方、前述の如き効率的な診療や手続き等を行うシステムの一部が現実に導入されていても、現在の総合病院や大学病院などの外来では、受付から診療を受けるまでに3〜4時間待った挙句、診療時間は僅か10分程度といった状況は変わっていない。現状では、流れ作業のような短い診療時間が一般的であることから、受診する患者が症状を十分に説明することが困難になり、医師の診断に十分な信頼を寄せることが難しい状況になっている。
特許第2505780号公報 特公平7−4386号公報 特開2004−164095号公報
前述の各特許文献に記載されているシステム等は、いずれも医療機関がわの手続きを簡略化するのに好適であるとしても、受診者がわの便宜、たとえば受付から受診までの待ち時間の短縮や、受診しようとする患者が十分に納得した状態で受診を受けるようにすることは考慮されていなかった。
すなわち、特許文献1では、検査データを管理し、検査結果の概要を知る処理方法であるから、既に受診が済んだ後のデータ処理が合理化の対象になっている。したがって、受診者が受付から受診するまでの待ち時間の短縮や実際の診療を充実させることはできない。
また、特許文献2によると、問診内容データ及び回答パターンデータをCRTに表示し、そのタッチスクリーン上で利用者が回答番号をタッチした内容を記憶する装置である。したがって、この装置を受診前に利用すると、実際の診療に事前のデータを使用することが可能になる。ところが、この装置では、タッチスクリーン上でタッチした内容を記憶する装置であるから、利用者は、この装置を備えた場所へ行かなければ利用できない不都合がある。しかも、利用者全てが装置の前に集まることから、一人の利用者が問診を行っている際に、他の多くの利用者が順番を待つことも予想され、病院などの患者が多い施設では、極めて多くの装置が必要になる。また、問診内容データ及び回答パターンデータをCRTに表示する装置なので、基本的な問診内容に適していても、専門的、あるいは各個人の症状や状況に即した問診内容を表示することは極めて困難である。
特許文献3は、予め診療施設側のコンピュータに登録してある情報を受信者カードに読み出して、投薬情報や医療費、処方箋などの医療事務処理を行えるようにしたものである。そのため、投薬情報や医療費、処方箋などの医療事務処理を行う際に利用することは可能でも、全てが診療後の事務処理に関するものであるから、受付から受診するまでの待ち時間の短縮や診療の内容を充実させることはできない。
一方、特に女性患者は、男性患者と比較して診療における相談時間が長くなる傾向があるといわれている。これは、男女の体の構造に明らかな性差があることが原因とされている。すなわち、女性患者は、内科や外科などの共通の診療科のほかに、婦人科といった女性独自の診療科が存在する。しかも、女性にとってこれらの診療科は独立したものではなく、他の診療科と相互に影響している場合が少なくなく、いわば心と体が総合的に影響しているケースが多いとも言われている。そのため、昨今では、女性の心と体を総合的に診察する、所謂女性外来といった新しい診療科を備えた医療施設が増えている。
この女性外来の特徴は、診療スタッフと患者が全て女性であるという点が挙げられる。女性外来は、現在、民間の医療施設のみならず、国立病院でも外来の一部として設置されており、女性外来を診療かに掲げる施設は全国で数百にも及ぶものである。ところが、増加する施設に伴って女性の医師が慢性的に不足しており、受診までに数ヶ月の予約が必要なケースも生じている。
そこで本発明は、上述の課題を解消すべく創出されたもので、極めて効率の良い受診方法を構築することで、受付から受診するまでの待ち時間の短縮や最初の診療内容を充実させることができ、女性外来においてもきめ細かで効率の良い受診が可能になる医療機関における受診方法の提供を目的とするものである。
本発明の第1の手段は、受診予約の申し込みが済んだ受診者に、医療機関1の受診相談担当者の端末4から電子メールの送受信にて予め問診を行い、該問診情報を電子カルテQに入力して医療サーバー2に記憶する電子カルテ作成ステップ50と、受診日に、受診者のIDコード、パスワードで特定される電子カルテQを当日の受診相談担当者の端末5に表示し、受診者と受診相談担当者との直接の問診により問診情報を補充して再び医療サーバー2に保存する電子カルテ補充ステップ60と、医師の端末6に医療サーバー2からIDコード、パスワードで特定される電子カルテQを表示し、受診者と医師との直接の問診により診断する医師診断ステップ70と、医師の診断内容を電子カルテQに入力して医療サーバー2に保存し、該電子カルテQの診断情報を、検査室、薬局、会計の端末7において共有する診断情報共有ステップ80と、から成ることにある。
第2の手段は、医療機関1のホームページに表示されている自己診断問診表Rに受診者が受診者の仮パスワードと共に記入して医療機関1の医療サーバー2に送信する初期送信ステップ10と、自己診断問診表Rの記入から選定された受診科、検査項目と共に、医療機関1が付与する仮IDコードを医療サーバー2からメールにて返信する仮IDコード返信ステップ20と、仮IDコード及び仮パスワードを持つ受診者が、個人情報を送信すると共に受診予約表の日時から受診予約を申し込む予約申し込みステップ30と、受診の予約申し込みがあった受診者に、医療サーバー2から改めて正式なIDコード、パスワードをメールにて送信し予約を確認する予約確認ステップ40と、を経た後に前記電子カルテ作成ステップ50に至る受診方法である。
第3の手段は、前記受診者を女性に限定すると共に、前記電子カルテ補充ステップ60における受診相談担当者及び前記医師診断ステップ70における担当医師を女性に限定し、受診者の受診科を女性外来に特定する。
第4の手段は、前記電子カルテ補充ステップ60において、受診日に、受診者の電子カルテQに表示されたIDコード、パスワード、個人情報を登録すると共に、受診者本人の指紋又は静脈を読み取る個人確認手段を有する受診者カードを作成し、該受診者カードを診療、検査、投薬時等の個人確認に使用することを課題解消のための手段とする。
本発明の電子カルテ作成ステップ50により、受診者は、自宅のくつろいだ環境で受診相談担当者との問診を電子メールで行うことができることから、自身の症状を正確に伝えることが可能になる。しかも、受診相談担当者が問診を行うことで、形式的な問診にとどまらず、受診者個人の症状に関連する情報を的確に取得できる。たとえば、従来の内科や外科のような受診科だけでは扱いにくい女性外来に属する問診においても、対面では話し難い女性特有のデリケートな情報をきめ細かく収集することが可能になる。
また、受診日における電子カルテ補充ステップ60により、受診者の現在状況の情報が補えるので、極めて正確な情報が電子カルテQに記録されることになる。そして、医師診断ステップ70により、この正確な情報が記録された電子カルテQに基づいて医師が診断を行うので、診断が的確に行われると共に、診断時間を短縮化することも可能である。この結果、男性の診断より診断時間が長いと言われている女性の診断においても診断時間を合理化することが可能になり、受付から受診するまでの待ち時間の短縮を図ることができる。
更に、初期送信ステップ10、仮IDコード返信ステップ20、予約申し込みステップ30、予約確認ステップ40を経た後に、電子カルテ作成ステップ50となるので、医療機関1側では電子カルテQの不正使用や悪戯防止を行うことができる。また、受診者にとっても個人情報が医療機関1のホームページに表示されることがないので、安心して問診に答えることができる。
そして、受診者を女性に限定すると共に、前記電子カルテ補充ステップ60における受診相談担当者及び前記医師診断ステップ70における担当医師を女性に限定することで、問診内容や診断が複雑になる女性外来の患者に対して、きめ細かで効率の良い診断が可能になるものである。
また、受診者の電子カルテQに表示されたIDコード、パスワード、個人情報を登録すると共に、受診者本人の指紋又は静脈を読み取る個人確認手段を有する受診者カードを作成し、該受診者カードを診療、検査、投薬時等の個人確認に使用することにより、例えば、輸血や投薬時等の本人確認が徹底するので、患者を違えるなどといった医療ミスを根絶することが可能になる。
このように、本発明によると、正確な診断を極めて効率良く行うことが可能になり、受付から受診するまでの待ち時間の短縮や最初の診療内容を充実させることができ、女性外来においてもきめ細かで効率の良い受診が可能になるなどといった有益な種々の効果を奏するものである。
本発明の最良の形態は、医療機関1における受診方法において次のステップを有するものである。初期送信ステップ10として、医療機関1のホームページに表示されている自己診断問診表Rに受診者が受診者の仮パスワードと共に記入して医療機関1の医療サーバー2に送信するステップ。仮IDコード返信ステップ20として、自己診断問診表Rの記入から選定された受診科、検査項目と共に、想定される病名及び医療機関1が付与する仮IDコードを医療サーバー2からメールにて返信するステップ。予約申し込みステップ30として、仮IDコード及び仮パスワードを持つ受診者が、個人情報を送信すると共に受診予約表の日時から受診予約を申し込むステップ。予約確認ステップ40として、受診の予約申し込みがあった受診者に、医療サーバー2から改めて正式なIDコード、パスワードをメールにて送信し予約を確認するステップ。電子カルテ作成ステップ50として、受診者が受診予約及び受診相談担当者との問診を電子メールの送受信にて行い、該問診情報を医療機関1が受診者に付与するIDコード及びパスワードと共に、医療機関1の端末に表示される電子カルテQに入力して医療サーバー2に記憶するステップ。電子カルテ補充ステップ60として、受診日に、受診者のIDコード、パスワードで特定される電子カルテQを端末画面に表示し、受診者と受診相談担当者との直接の問診により問診情報を補充して再び医療サーバー2に保存するステップ。医師診断ステップ70として、医師の端末画面に医療サーバー2からIDコード、パスワードで特定される電子カルテQを表示し、受診者と医師との直接の問診により診断するステップ。診断情報共有ステップ80として、医師の診断内容を電子カルテQに入力して医療サーバー2に保存し、該電子カルテQの診断情報を、検査室、薬局、会計において共有するステップ。これらのステップを有するものである。そして、前記受診者を女性に限定し、前記電子カルテ補充ステップ60における受診相談担当者及び前記医師診断ステップ70における担当医師を女性に限定する。受診者の電子カルテQに表示されたIDコード、パスワード、個人情報を登録すると共に、受診者本人の指紋又は静脈を読み取る個人確認手段を有する受診者カードを作成して本人確認に使用することで当初の目的を達成するものである。
本発明の基本的な受診方法は、大別すると受診者が電子メールを利用して受診日を予約するまでのステップと、受診日当日に受付から診断に至るステップとからなるものである。
受診者が受診日を予約するまでのステップは、初期送信ステップ10から、仮IDコード返信ステップ20、予約申し込みステップ30、予約確認ステップ40、電子カルテ作成ステップ50までとなる(図3参照)。
初期送信ステップ10は、医療機関1のホームページに表示されている自己診断問診表Rに受診者の端末Pで記入して医療機関1の医療サーバー2に送信するステップである。すなわち受信者は、医療機関1のホームページにアクセスし、このホームページに表示されている自己診断問診表Rに基づいて自己の症状を入力すると共に、受診者自身が特定した仮パスワードを医療サーバー2に送信する(図1参照)。このとき、自己診断問診表Rは、たとえば、年齢、性別、身長、体重、メールアドレス、何時から、どの部分が、どのような変調を来しているかなど、基本的な症状についての問診内容を問うものである(図2参照)。たとえば、熱はあるか(何度)、お腹は痛いか、下痢はしているか(下痢の状態)、筋肉痛はあるか、喉の痛みはあるかなどである。この自己診断問診表Rの内容は、医療機関1によって自由に変更することが可能である。
仮IDコード返信ステップ20は、自己診断問診表Rの記入から選定された受診科、検査項目と共に、仮IDコードを医療機関1の医療サーバー2からメールにて返信するステップである。この返信は、自己診断問診表Rの記入内容に基づいて、医療サーバー2が自動的に行うものであっても良い。更に、仮IDコードに基づいて、医療サーバー2に電子カルテQが自動作成されるようにする。また、医療機関1の受付担当者が端末3に電子メールを表示し、この受付担当者が返信することも可能である。この場合、更に簡単な問診や相談を希望する受診者は、受付担当者に対して電子メールのやり取りを続けることが可能になる(図2参照)。このときの受付担当者は看護士の資格のある者が望ましい。
予約申し込みステップ30は、仮IDコード、パスワードにより、受診者の個人情報と共に、予約表から受診日の予約を申し込むステップである。予約日は、電子メールに添付した予約表にて行われる。また、この予約表と共に、受診者の個人情報、すなわち、住所、氏名、生年月日、電話番号、メールアドレスなどを記入した状態で予約を申し込むことになる。
予約確認ステップ40は、受診日の予約申し込みがあった受診者に、医療サーバー2から電子メールにて改めて正式なIDコード、パスワードを送信して予約日を確認するステップである。この時点で、予約日が決定され、次の電子カルテ作成ステップ50に移行する。
電子カルテ作成ステップ50は、正式なIDコード、パスワードと予約日が確定した受診者に対して、受診相談担当者が電子メールの送受信にて問診を行うステップである。このステップでは、前記初期送信ステップ10における自己診断問診表Rに記入された内容に基づいて、受診相談担当者の端末4にて詳細な問診を行う。この場合、該当する受診科の看護士が受診相談担当者となって問診するのが好適である。また、受診者を女性に限定し、女性外来が適用される場合には、婦人科の女性看護士が受診相談担当者となり、女性特有の症状を問診するのが好ましい。そして、これらの詳細な問診による症状や関係のあると思われる情報を電子カルテQに入力して医療サーバー2に保存する(図2参照)。
次に、受診日当日に受付から診断に至るステップとしては、電子カルテ補充ステップ60と、医師診断ステップ70などがある(図3参照)。
電子カルテ補充ステップ60は、受診日の当日、受診時の相談担当者の端末5に医療サーバー2からIDコード、パスワードにより特定された電子カルテQを表示し、受診者と受診相談担当者との直接の問診により情報を補充した電子カルテQを再び医療サーバー2に保存するステップである。受診相談担当者の端末5に表示された電子カルテQには、既に多くの情報が記録されているので、ここでは、今現在に至るまでの状況などを補充することになる(図2参照)。また、受診者は、既に十分な問診に答えているが、この時点で、伝え忘れていた症状や、新たな疑問点などを受診相談担当者に、改めて伝えることが可能になる。また、受診者が女性外来の場合は、ここでも婦人科の女性看護士が受診相談担当者となるものである。
また、電子カルテ補充ステップ60において、受診日に、受診者の電子カルテQに表示されたIDコード、パスワード、個人情報を登録すると共に、受診者本人の指紋又は静脈を読み取る個人確認手段を有する受診者カードを作成し(図示せず)、該受診者カードを診療、検査、投薬時等の個人確認に使用することもできる。そして、この受診者カードによる本人確認がなければ、レントゲン検査やMRI検査、血液検査等の各種検査や、輸血や投薬等の処置が行えないようにすることも可能である。また、入館時の身分証明としても使用できる。受診者カードは、例えばICカード等を用い、カードリーターで読み取ると共に、本人確認後にバーコードをプリントして検体に張るように使用することも可能である。更に、この受診者カードを各種費用の支払いに使用できるようにすることで、毎回の支払いの煩わしさを軽減することができるものである。そのため、この受診者カードに記録する個人情報として、例えば、電子カルテQの個人情報のほか、施設付与の会員番号、保険証番号、保険証発行元、本人指定のパスワード、決済口座等の登録や、本人の指紋又は静脈等を光学読取で登録するものである。
医師診断ステップ70は、受診者と医師との直接の問診により診断するステップである。この医師診断ステップ70では、医師の端末6に医療サーバー2からIDコード、パスワードにより特定された電子カルテQを表示して医師が診断を行うものである(図2参照)。この電子カルテQには、診断に必要な多くの情報が既に記録されているので、医師の診断は、受診者の様子や顔色の判断、触診など、一般的な診断手法でもより詳細な診断が可能になる。
このとき、受診者が女性外来の場合、当該医師も女性に限定する。また、婦人科外来の場合でも、既に、多くの問診から症状の詳細が明らかにされているので、必要な検査の種類や内容なども容易に選択可能になっている。したがって、医師診断ステップ70での診断は、極めて速やかに行なわれるものである。しかも、受診者においても、デリケートな問診などについて、時間をかけて十分な回答をすることができているので、安心且つ、信頼のおける診療を受けることができる。
診断情報共有ステップ80は、医師の診断内容を電子カルテQに入力して医療サーバー2に保存し、該電子カルテQの診断後の情報を、検査室、薬局、会計等の端末7に表示して共有するステップである(図2参照)。このステップにより、電子カルテQに記録された検査情報や治療情報、投薬情報などに基づいて、検査室、薬局、会計における手続きや作業、あるいは会計などを合理的に行うものである。
尚、本発明における 電子メールは、テキストデータの転送を基本とし、MIMEにより画像などのバイナリデータを転送する電子メールを使用する。すなわち、本発明では、悪意のある第三者による悪戯を防止するため、WWWブラウザだけで再生することができるWebメールは使用しないものとする。
本発明における構成の一実施例を示す説明図である。 本発明の電子カルテの情報を入力する流れを示す説明図である。 本発明の方法を示すブロック図である。
符号の説明
P 端末(受診者)
Q 電子カルテ
R 自己診断問診表
1 医療機関
2 医療サーバー
3 端末(受付担当者)
4 端末(受診相談担当者)
5 端末(受診時の相談担当者)
6 端末(医師)
7 端末(検査室、薬局、会計等)
10 初期送信ステップ
20 仮IDコード返信ステップ
30 予約申し込みステップ
40 予約確認ステップ
50 電子カルテ作成ステップ
60 電子カルテ補充ステップ
70 医師診断ステップ
80 診断情報共有ステップ

Claims (4)

  1. 医療機関における受診方法において、
    受診日予約の申し込みが済んだ受診者に、医療機関の受診相談担当者の端末から電子メールの送受信にて予め問診を行い、該問診情報を電子カルテに入力して医療サーバーに記憶する電子カルテ作成ステップと、
    受診日に、受診者のIDコード、パスワードで特定される電子カルテを当日の受診相談担当者の端末に表示し、受診者と受診相談担当者との直接の問診により問診情報を補充して再び医療サーバーに保存する電子カルテ補充ステップと、
    医師の端末に医療サーバーからIDコード、パスワードで特定される電子カルテを表示し、受診者と医師との直接の問診により診断する医師診断ステップと、
    医師の診断内容を電子カルテに入力して医療サーバーに保存し、該電子カルテの診断情報を、検査室、薬局、会計の端末において共有する診断情報共有ステップと、から成ることを特徴とする医療機関における受診方法。
  2. 前記電子カルテ作成ステップに至る前に、医療機関のホームページに表示されている自己診断問診表に受診者が受診者の仮パスワードと共に記入して医療機関の医療サーバーに送信する初期送信ステップと、
    自己診断問診表の記入から選定された受診科、検査項目と共に、医療機関が付与する仮IDコードを医療サーバーからメールにて返信する仮IDコード返信ステップと、
    仮IDコード及び仮パスワードを持つ受診者が、個人情報を送信すると共に受診予約表の日時から受診予約を申し込む予約申し込みステップと、
    受診の予約申し込みがあった受診者に、医療サーバーから改めて正式なIDコード、パスワードをメールにて送信し予約を確認する予約確認ステップと、
    を有する請求項1記載の医療機関における受診方法。
  3. 前記受診者を女性に限定すると共に、前記電子カルテ補充ステップにおける受診相談担当者及び前記医師診断ステップにおける担当医師を女性に限定し、受診者の受診科を女性外来に特定する請求項1又は2記載の医療機関における受診方法。
  4. 前記電子カルテ補充ステップにおいて、受診日に、受診者の電子カルテに表示されたIDコード、パスワード、個人情報を登録すると共に、受診者本人の指紋又は静脈を読み取る個人確認手段を有する受診者カードを作成し、該受診者カードを診療、検査、投薬時等の個人確認に使用する請求項1又は2記載の医療機関における受診方法。
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