JP2010257110A - 自動販売機の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】イニシャルプルダウン時の商品や庫内の温度が高い状態において、蒸発温度の上昇を低減して圧縮機にかかる負荷を減らし、圧縮機の強制停止を防止する。さらに、商品を所定の温度まで冷却する時間を短縮して、夏場の暑いときにも大量販売に対応する。
【解決手段】自動販売機1が高負荷状態に蒸発温度を低減するための蒸発温度上昇低減手段100と、蒸発温度上昇低減手段100の動作終了後に、商品収容庫を所定の温度に素早く冷却するためのイニシャルプルダウン短縮手段300とを備えたものであり、高負荷状態でのイニシャルプルダウン時において、蒸発温度上昇の低減により圧縮機にかかる負荷を減らし、圧縮機の強制停止を防止することができる。さらに、イニシャルプルダウン時間(商品を所定の温度まで冷却するのにかかる時間)を短縮することができ、夏場の暑いときにも大量販売に対応することができる。
【選択図】図6

Description

本発明は自動販売機の冷却システムの制御装置に関するものである。
従来、この種の自動販売機は、電磁弁のオン/オフ制御を行うことで圧縮機にかかる負荷を低減している(例えば、特許文献1参照)。
図11は、特許文献1に記載された従来の自動販売機の冷却装置および制御装置を示すものである。図11に示すように、冷却装置50は、コンプレッサ51、凝縮器(コンデンサ)52、ディストリビュータ53、2本のキャピラリチューブ54A、54B及び2個の電磁弁55A、55Bを備えて構成されている。各電磁弁55A、55Bには、それぞれキャピラリチューブ54A、54Bを介して蒸発器(エバポレータ)56A、56Bが接続されている。各蒸発器56A、56Bは冷媒管及びアキュームレータ65を介してコンプレッサ51に接続されている。また、電磁弁55A、55Bのオン/オフ状態を制御するための制御プログラム及び制御データを記憶し、制御を実行するためのコントローラ58を備えた構成となっている。
以上のように構成された自動販売機の制御装置について、以下その動作を説明する。まず、自動販売機の周囲温度または当該周囲温度に基づく温度を検出して温度データとしてコントローラ58に出力する。コントローラ58は、温度データに基づいて周囲温度が所定温度以上になった場合に、少なくとも一の電磁弁(例えば電磁弁55A)を閉状態とするとともに少なくとも一の電磁弁(例えば電磁弁55B)を開状態とする。以上のように、閉状態にある電磁弁55Aに接続されている蒸発器56Aは休止状態となるのでコンプレッサ51の負荷を低減することができるとともに、開状態にある電磁弁55Bに接続されている蒸発器56Bは冷却動作を継続することとなる。
特開平8−212448号公報
しかしながら、上記従来の構成では、イニシャルプルダウン時といった商品や庫内の温度が高い状態において、一時的に冷却を停止するタイミングが発生する。冷却を停止すると庫内温度は上昇するので、再度冷却を開始した直後、蒸発温度も上昇する。蒸発温度が上昇すれば圧縮機(コンプレッサ11)の軸動力も増加するといった圧縮機の特性がある。圧縮機の軸動力が増えることで、圧縮機にかかる負荷が増加し、過負荷保護装置が働き、圧縮機が強制停止するという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、イニシャルプルダウン時といった商品や庫内の温度が高い状態において、蒸発温度の上昇を低減して圧縮機にかかる負荷を減らし、圧縮機の強制停止を防止することを目的とする。
さらに、イニシャルプルダウン時間(商品を所定の温度まで冷却するのにかかる時間)を短縮して、夏場の暑いときにも大量販売に対応することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の自動販売機の制御装置は、冷媒を圧縮するための圧縮機と、前記冷媒を凝縮するための凝縮器と、商品収容庫を冷却するための複数の蒸発器とを備えた自動販売機において、前記自動販売機が高負荷状態に蒸発温度を低減するための蒸発温度上昇低減手段と、前記蒸発温度上昇低減手段の動作終了後に、前記商品収容庫を所定の温度に素早く冷却するためのイニシャルプルダウン短縮手段とを備えたものである。
これによって、高負荷状態でのイニシャルプルダウン時において、各庫内の蒸発器へ一定時間、連続して冷媒を流すことで、庫内の温度上昇を防止し、蒸発温度の上昇を低減できるとともに、各庫内の蒸発器へ均等に冷媒を流すことで、イニシャルプルダウン時間を短縮することができる。
本発明の自動販売機の制御装置は、高負荷状態でのイニシャルプルダウン時において、蒸発温度上昇の低減により圧縮機にかかる負荷を減らし、圧縮機の強制停止を防止することができる。
さらに、イニシャルプルダウン時間(商品を所定の温度まで冷却するのにかかる時間)を短縮することができ、夏場の暑いときにも大量販売に対応することができる。
本発明の実施の形態1における自動販売機内部の概要構成図 本発明の実施の形態1における自動販売機の冷却システムの概要構成図 本発明の実施の形態1ないし2における自動販売機の制御装置の構成図 本発明の実施の形態1における自動販売機の制御装置の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態2における自動販売機の制御装置の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態3ないし4における自動販売機の制御装置の構成図 本発明の実施の形態3ないし4における自動販売機の制御装置の構成図 本発明の実施の形態3ないし4における状態記憶部の構成図 本発明の実施の形態3における自動販売機の制御装置の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態4における自動販売機の制御装置の動作を示すフローチャート 従来の自動販売機の冷却システムの冷却装置および制御装置を示す図
請求項1に記載の発明は、冷媒を圧縮するための圧縮機と、前記冷媒を凝縮するための凝縮器と、商品収容庫を冷却するための複数の蒸発器とを備えた自動販売機において、前記自動販売機が高負荷状態に蒸発温度を低減するための蒸発温度上昇低減手段と、前記蒸発温度上昇低減手段の動作終了後に、前記商品収容庫を所定の温度に素早く冷却するためのイニシャルプルダウン短縮手段とを備えたものであり、高負荷状態でのイニシャルプルダウン時において、蒸発温度上昇の低減により圧縮機にかかる負荷を減らし、圧縮機の強制停止を防止することができる。さらに、イニシャルプルダウン時間(商品を所定の温度まで冷却するのにかかる時間)を短縮することができ、夏場の暑いときにも大量販売に対応することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記イニシャルプルダウン短縮手段は、冷媒流量が少ない特定庫内または任意庫内を優先的に冷却するための優先運
転制御部としたものであり、高負荷状態でのイニシャルプルダウン時において、蒸発温度上昇の低減により圧縮機にかかる負荷を減らし、圧縮機の強制停止を防止することができる。さらに、イニシャルプルダウン時間(商品を所定の温度まで冷却するのにかかる時間)を短縮することができ、夏場の暑いときにも大量販売に対応することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記優先運転制御部は、冷媒流量が少ない特定庫内を選択するための特定庫内選択部を備え、前記特定庫内を優先的に冷却するための特定庫内優先運転制御部としたものであり、高負荷状態でのイニシャルプルダウン時において、蒸発温度上昇の低減により圧縮機にかかる負荷を減らし、圧縮機の強制停止を防止することができる。さらに、イニシャルプルダウン時間(商品を所定の温度まで冷却するのにかかる時間)を短縮することができ、夏場の暑いときにも大量販売に対応することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記優先運転制御部は、冷媒流量が少ない任意庫内を選択するための任意庫内選択部を備え、前記任意庫内を優先的に冷却するための任意庫内優先運転制御部としたものであり、高負荷状態でのイニシャルプルダウン時において、蒸発温度上昇の低減により圧縮機にかかる負荷を減らし、圧縮機の強制停止を防止することができる。さらに、任意の庫内を優先的に冷却するために販売状況に応じてイニシャルプルダウン時間(商品を所定の温度まで冷却するのにかかる時間)を短縮することができ、夏場の暑いときにも大量販売に対応することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記イニシャルプルダウン短縮手段は、冷媒流量が少ない特定庫内または任意庫内のイニシャルプルダウンの制御温度を調整するためのイニシャルプルダウン制御温度調整部を備えたものであり、高負荷状態でのイニシャルプルダウン時において、蒸発温度上昇の低減により圧縮機にかかる負荷を減らし、圧縮機の強制停止を防止することができる。さらに、イニシャルプルダウン時間(商品を所定の温度まで冷却するのにかかる時間)を短縮することができ、夏場の暑いときにも大量販売に対応することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記イニシャルプルダウン制御温度調整部は、冷媒流量が少ない特定庫内を選択するための特定庫内選択部を備え、前記特定庫内のイニシャルプルダウンの制御温度を調整するための特定庫内イニシャルプルダウン制御温度調整部としたものであり、高負荷状態でのイニシャルプルダウン時において、蒸発温度上昇の低減により圧縮機にかかる負荷を減らし、圧縮機の強制停止を防止することができる。さらに、イニシャルプルダウン時間(商品を所定の温度まで冷却するのにかかる時間)を短縮することができ、夏場の暑いときにも大量販売に対応することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記イニシャルプルダウン制御温度調整部は、冷媒流量が少ない任意庫内を選択するための任意庫内選択部を備え、前記任意庫内のイニシャルプルダウンの制御温度を調整するための任意庫内イニシャルプルダウン制御温度調整部としたものであり、高負荷状態でのイニシャルプルダウン時において、蒸発温度上昇の低減により圧縮機にかかる負荷を減らし、圧縮機の強制停止を防止することができる。さらに、任意の庫内を優先的に冷却するために販売状況に応じてイニシャルプルダウン時間(商品を所定の温度まで冷却するのにかかる時間)を短縮することができ、夏場の暑いときにも大量販売に対応することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明するが、従来例または先に説明した実施の形態と同一構成については同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における自動販売機内部の概要構成図である。図2は、本発明の実施の形態1における自動販売機の冷却システムの概要構成図を示す。図3は、本発明の実施の形態1における自動販売機の制御装置の構成図である。図4は、本発明の実施の形態1における自動販売機の制御装置の動作を示すフローチャートである。
図1において、自動販売機1は、断熱隔壁2により区画された庫内A、庫内Bを備え、それぞれに商品収納コラム3a、商品収納コラム3bを有する。さらに、各商品収納コラム3a、各商品収納コラム3b内には、温度を測定するコラム内温度測定センサ91a、コラム内温度測定センサ91bを有し、自動販売機1の周囲温度を測定する外気温度測定センサ91cを有する。そして、自動販売機全体を制御するためのコントローラ7、圧縮機等の冷却装置及び商品排出機構等が内蔵された機構部6とを備えて構成されている。
図2において、冷却システムは、圧縮機92b、凝縮器(コンデンサ)12、三方弁92a、キャピラリチューブ14a、14b、蒸発器16a、16bを備え、三方弁92aの一方は、キャピラリチューブ14bと蒸発器16bと蒸発器16aにつながる冷媒流路を形成し、三方弁92aの他方は、キャピラリチューブ14aと蒸発器16aにつながる冷媒流路を形成しており、それぞれ選択的に制御される。
図3において、制御装置の主制御部200は、蒸発温度上昇低減手段100として、特定庫内または任意庫内を強制的に冷却するための強制運転制御部110と、特定庫内または任意庫内の制御温度を調整するための制御温度調整部120とを備えている。また、圧縮機92bにかかる負荷の状態を判定するための高負荷状態判定部100aと、コラム内温度測定センサ91a、コラム内温度測定センサ91bそして外気温度測定センサ91cとを備えた温度検知部91と、三方弁92aと圧縮機92bとを制御するための負荷制御部92とを備えている。
本発明の実施の形態1の蒸発温度上昇低減手段100としての強制運転制御部110は、強制冷却する特定庫内を記憶するための特定庫内記憶部111aを備え、特定庫内を強制冷却するための特定庫内強制運転制御部111としている。さらに、強制冷却する任意庫内を選択するための任意庫内選択部112aを備え、任意庫内を強制的に冷却するための任意庫内強制運転制御部112としている。
以上のように構成された自動販売機の制御装置について、以下その動作、作用を説明する。
図4において、まず、コラム内温度測定センサ91a、コラム内温度測定センサ91b、外気温度測定センサ91cが全て所定温度(例えば30℃)以上の場合、高負荷状態判定部100aが高負荷状態と判定し下記の動作を行う。
まず、特定庫内記憶部111aに記憶された庫内を確認し、庫内Aと庫内Bが該当する場合(ステップ11)、庫内Aと庫内Bの冷却を開始する(ステップ12)。このとき、庫内Aと庫内Bに冷媒が流れるように三方弁92aを開く。具体的には、三方弁92aからキャピラリチューブ14bと蒸発器16bと蒸発器16aにつながる冷媒流路を形成する。そして、庫内Aと庫内Bの冷却を開始したときから高負荷運転が開始するものとし経過時間を測定する(ステップ13)。
経過時間が所定の時間未満(例えば高負荷運転開始5時間未満)の場合、ステップ14で庫内Aのコラム内温度測定センサ91aが冷却停止温度に到達しても庫内Aの冷却を継
続し(ステップ15)、ステップ16で庫内Bのコラム内温度測定センサ91bが冷却停止温度に到達しても庫内Bの冷却を継続する(ステップ17)。
庫内Aのコラム内温度測定センサ91aと庫内2のコラム内温度測定センサ91bが冷却停止温度に到達すれば圧縮機92bを止めて冷却を停止する(ステップ19)。ステップ20で、庫内Aのコラム内温度測定センサ91aまたは庫内Bのコラム内温度測定センサ91bが冷却動作温度に到達するまで冷却を停止し、冷却動作温度に到達すれば圧縮機92bを動かして冷却を開始する(ステップ21)。ステップ19で冷却を停止しているが、この場合、庫内の負荷が小さくなり、冷却する必要がない状態であるので、冷却を停止して問題ない。つまり、圧縮機92bが動作している高負荷状態で、庫内Aまたは庫内Bいずれかの冷却の停止と開始を繰返さないこととする。
ステップ22で経過時間が所定の時間以上(例えば5時間以上)になれば通常制御に戻し(ステップ23)、処理を終了する。通常制御とは、例えばコラム内温度測定センサ91aが冷却停止温度に到達すれば冷却を停止し、コラム内温度測定センサ91aが冷却動作温度に到達すれば冷却を開始するものである。
ここで、強制運転制御部110を、強制冷却する任意庫内を選択するための任意庫内選択部112aを備えた任意庫内強制運転制御部112としてもよい。
その動作は、図4において、コラム内温度測定センサ91aの温度がコラム内温度測定センサ91bの温度よりも所定の温度(例えば5℃でこれに限定されるものではない)以上の場合、任意庫内選択部112aが庫内Aを選択し、庫内Aの冷却を開始する。庫内Aの冷却動作はステップ13以降と同じであり説明を省略する。庫内Bについて、所定の時間(5時間)未満の場合、動作温度に達しても冷却を開始しない。
尚、高負荷状態の判定条件としてコラム内温度測定センサ91a・コラム内温度測定センサ91b・外気温度測定センサ91aが全て30℃以上としたが、30℃に限定されるものでなく、また、判定手段もこれらの温度測定センサの組合せに限定されるものではない。
また、庫内数は2に限定されるものでなく、3以上においても該当する。また、ステップ18で所定時間経過後としたが、時間に限定されるものでなく、温度測定センサの検知温度から判定してもよい。さらに所定時間も5時間に限定されるものではない。
また、蒸発器16aまたは蒸発器16bへ冷媒を流す手段は、三方弁92aに限定されるものではない。
以上のように、本実施の形態においては、強制運転制御部110(蒸発温度上昇低減手段100)を、強制冷却する特定庫内を記憶するための特定庫内記憶部111aを備え、特定庫内を強制的に冷却するための特定庫内強制運転制御部111とすることにより、高負荷状態でのイニシャルプルダウン時において、蒸発温度上昇の低減により圧縮機92bにかかる負荷を減らし、圧縮機92bの強制停止を防止することができる。
また、強制運転制御部110(蒸発温度上昇低減手段100)を、強制冷却する任意庫内を選択するための任意庫内選択部112aを備え、任意庫内を強制的に冷却するための任意庫内強制運転制御部112とすることにより、高負荷状態でのイニシャルプルダウン時において、蒸発温度上昇の低減により圧縮機92bにかかる負荷を減らし、圧縮機92bの強制停止を防止することができる。さらに、温度の高い庫内を優先的に冷却するため、イニシャルプルダウン時間を短縮することができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2における自動販売機の制御装置の構成図である。図5は、本発明の実施の形態2における自動販売機の制御装置の動作を示すフローチャートである。なお、実施の形態1と同一構成については、詳細な説明を省略する。
図3において、本発明の実施の形態2の制御温度調整部120(蒸発温度上昇低減手段100)は、制御温度を調整する特定庫内を記憶するための特定庫内記憶部121aを備え、特定庫内の制御温度を調整するための特定庫内制御温度調整部121としている。また、制御温度調整部120(蒸発温度上昇低減手段100)を、制御温度を調整する任意庫内を選択するための任意庫内選択部122aを備え、任意庫内の制御温度を調整するための任意庫内制御温度調整部122としている。
以上のように構成された自動販売機の制御装置について、以下その動作、作用を説明する。
図5において、まず、コラム内温度測定センサ91a・コラム内温度測定センサ91b・外気温度測定センサ91cが全て30℃以上の場合、高負荷状態判定部100aが高負荷状態と判定し下記の動作を行う。
まず、特定庫内記憶部121aに記憶された庫内を確認し、庫内Aと庫内Bが該当する場合(ステップ11)、庫内Aと庫内Bの冷却を開始する(ステップ12)。このとき、庫内Aと庫内Bに冷媒が流れるように三方弁92aを開く。具体的には、三方弁92aからキャピラリチューブ14bと蒸発器16bと蒸発器16aにつながる冷媒流路を形成する。そして、庫内Aと庫内Bの冷却を開始したときから高負荷運転が開始するものとし経過時間を測定する(ステップ13)。
経過時間が所定の時間未満(例えば高負荷運転開始5時間未満)の場合、庫内Aと庫内Bの冷却停止温度をシフトダウンする(ステップ21)。例えば、庫内Aと庫内Bの冷却停止温度がそれぞれ1℃と2℃のとき、5℃シフトダウンして、−4℃と−3℃とする。冷却停止温度とは、コラム内温度測定センサ91aまたはコラム内温度測定センサ91bがこの温度になったときに冷却を停止するものである。
ステップ18で経過時間が所定の時間(例えば5時間)以上になれば、庫内Aと庫内Bの冷却停止温度のシフトダウンを解除して、元に戻す(庫内A:−4℃→1℃、庫内B:−3℃→2℃)(ステップ22)。
ここで、制御温度調整部110を、制御温度を調整する任意庫内を選択するための任意庫内選択部122aを備えた任意庫内の制御温度を調整するための任意庫内制御温度調整部122としてもよい。
その動作は、コラム内温度測定センサ91aの温度がコラム内温度測定センサ91bの温度よりも所定の温度(例えば5℃でこれに限定されるものではない)以上の場合、任意庫内選択部122aが庫内Aを選択し、庫内Aの冷却停止温度を−5℃シフトダウンし、庫内Bの冷却停止温度を−3℃シフトダウンする。その他の動作は図5の内容と同じであるため説明を省略する。
尚、シフトダウンする温度は、−5℃や−3℃に限定されるものでなく、任意に設定することも可能である。また、蒸発器16aまたは蒸発器16bへ冷媒を流す手段は、三方弁92aに限定されるものではない。
以上のように、本実施の形態においては、制御温度調整部120(蒸発温度上昇低減手段100)を、制御温度を調整する特定庫内を記憶するための特定庫内記憶部121aを備え、特定庫内の制御温度を調整するための特定庫内制御温度調整部121とすることにより、高負荷状態でのイニシャルプルダウン時において、蒸発温度上昇の低減により圧縮機92bにかかる負荷を減らし、圧縮機92bの強制停止を防止することができる。また、制御温度を調整できるので、各自動販売機に適した制御を実施することができる。
また、制御温度調整部120(蒸発温度上昇低減手段100)を、制御温度を調整する任意庫内を選択するための任意庫内選択部122aを備え、任意庫内の制御温度を調整するための任意庫内制御温度調整部122とすることにより、高負荷状態でのイニシャルプルダウン時において、蒸発温度上昇の低減により圧縮機92bにかかる負荷を減らし、圧縮機92bの強制停止を防止することができる。また、制御温度を調整できるので、各自動販売機に適した制御を実施することができる。さらに、温度の高い庫内の冷却時間を長くすることで、イニシャルプルダウン時間を短縮することができる。
(実施の形態3)
図6、図7は、本発明の実施の形態3における自動販売機の制御装置の構成図である。図8は、本発明の実施の形態3における状態記憶部の構成図である。図9は、本発明の実施の形態3における自動販売機の制御装置の動作を示すフローチャートである。なお、実施の形態1と同一構成については、詳細な説明を省略する。
図6において、制御装置の主制御部400は、イニシャルプルダウン短縮手段300として、特定庫内または任意庫内を優先的に冷却するための優先運転制御部310と、特定庫内または任意庫内のイニシャルプルダウン制御温度を調整するためのイニシャルプルダウン制御温度調整部320とを備えている。
本発明の実施の形態3のイニシャルプルダウン短縮手段300としての優先運転制御部310は、優先的に冷却する特定庫内を記憶するための特定庫内選択部311aを備え、特定庫内を優先的に冷却するための特定庫内優先運転制御部311としている。さらに、優先的に冷却する任意庫内を選択するための任意庫内選択部312aを備え、任意庫内を優先的に冷却するための任意庫内優先運転制御部312としている。
図7において、イニシャルプルダウン短縮手段300は、自動販売機1が高負荷状態で運転しているときの蒸発温度の上昇を低減するための蒸発温度上昇低減手段100の動作終了後にイニシャルプルダウン時間を決定するためのタイマー決定部301と、蒸発器16aと蒸発器16bにどちらに多く冷媒が流れたかを認識するための冷媒流量認識部302と、キャピラリチューブ14a・キャピラリチューブ14bの2次圧の値、第2のイニシャルプルダウン時間を記憶するための状態記憶部303とを備えている。
以上のように構成された自動販売機の制御装置について、以下その動作、作用を説明する。
図9において、まず、蒸発温度上昇低減手段100の動作が終了(ステップ31)した後、イニシャルプルダウン時間を決定する(ステップ32)。
ここで、状態記憶部303の構成について説明する。1列目に現状と各パターン名、2列目に庫内Aのキャピラリチューブ2次圧の値、3列目に庫内Bのキャピラリチューブ2次圧の値、4列目に第2のイニシャルプルダウン時間の値を格納している。そして、1行目に現状の設定値、2行目以降に各キャピラリチューブ2次圧に該当する第2のイニシャ
ルプルダウン時間の値を格納している。
ステップ32において、タイマー決定部301は状態記憶部303の現状の庫内Aと庫内Bのキャピラリチューブ2次圧の値を読取り、それらが各パターンのいずれに該当するかを識別する。例えば、庫内Aのキャピラリチューブ14aの2次圧の値が0.42、庫内Bのキャピラリチューブ14bの2次圧の値が0.49の場合、パターンAに該当するので、パターンAの第2のイニシャルプルダウン時間の値(3)を現状の第2のイニシャルプルダウン時間の値に設定する。
次に、庫内Aの蒸発器16aまたは庫内Bの蒸発器16bのどちらに多くの冷媒が流れたかを認識する(ステップ33)。冷媒流量認識部302は、状態記憶部303の現状の庫内Aと庫内Bのキャピラリチューブ2次圧の値を読取り、それらの大小を比較する。キャピラリチューブ2次圧とは冷媒の流れにくさを示す値であり、値が小さいほど流れる冷媒量は多くなる。庫内Aのキャピラリチューブ14aの2次圧の値が0.42、庫内Bのキャピラリチューブ14bの2次圧の値が0.49の場合、庫内A<庫内Bとなり、冷媒流量は、蒸発器16a(庫内A)>蒸発器16b(庫内B)となる。よって、優先的に冷却する特定庫内を庫内Bとして特定庫内選択部311aに記憶する。
特定庫内優先運転制御部311は、特定庫内選択部311aにされている庫内Bを優先的に冷却する。まず、庫内Aの冷却を停止し、庫内Bを冷却する(ステップ34)。それと同時に第2のイニシャルプルダウンのカウントをスタートする(ステップ35)。
ステップ36で庫内Aのコラム内温度測定センサ91aが冷却動作温度に到達しても冷却停止を継続する(ステップ37)。
ステップ38で庫内Bのコラム内温度測定センサ91bが冷却停止温度に到達すれば庫内Bの冷却を停止し(ステップ39)、ステップ40で再び冷却動作温度に到達すれば庫内Bの冷却を開始する(ステップ41)。
ステップ36からステップ41の動作を所定の時間経過(イニシャルプルダウン時間の3h)まで継続し、それ以降は通常制御とする(ステップ43)。
ここで、優先運転制御部310を、優先的に冷却する任意庫内を選択するための任意庫内選択部312aを備えた任意庫内優先運転制御部312としてもよい。
その動作は、図9のステップ33において、庫内Aの蒸発器16aまたは庫内Bの蒸発器16bのどちらに多くの冷媒が流れたかを認識するために、冷媒流量認識部302は、庫内Aのコラム内温度測定センサ91aの温度と庫内Bのコラム内温度測定センサ91bの温度を読取り、それらの大小を比較する。コラム内温度測定センサ91aの温度<コラム内温度測定センサ91bの温度の場合、冷媒流量は、蒸発器16a(庫内A)>蒸発器16b(庫内B)となる。よって、優先的に冷却する任意庫内を庫内Bとして任意庫内選択部312aに記憶する。
以下、任意庫内優先運転制御部312が任意庫内選択部312aに記憶されている庫内Bを優先的に冷却する動作は、特定庫内優先運転制御部311と同じであるので、説明を省略する。
尚、冷媒流量の大小を、キャピラリチューブ14aとキャピラリチューブ2次圧の値やコラム内温度測定センサ91aの温度とコラム内温度測定センサ91bの温度で比較したが、これらに限定されるものではない。
以上のように、本実施の形態においては、優先運転制御部310(イニシャルプルダウン短縮手段300)を、優先的に冷却する特定庫内を記憶するための特定庫内選択部311aを備え、特定庫内を優先的に冷却するための特定庫内優先運転制御部311とすることにより、高負荷状態でのイニシャルプルダウン時において、蒸発温度上昇の低減により圧縮機92bにかかる負荷を減らし、圧縮機92bの強制停止を防止することができる。さらに、イニシャルプルダウン時間(商品を所定の温度まで冷却するのにかかる時間)を短縮することができ、夏場の暑いときにも大量販売に対応することができる。
また、優先運転制御部310(イニシャルプルダウン短縮手段300)を、優先的に冷却する任意庫内を選択するための任意庫内選択部312aを備え、任意庫内を優先的に冷却するための任意庫内優先運転制御部312とすることにより、高負荷状態でのイニシャルプルダウン時において、蒸発温度上昇の低減により圧縮機92bにかかる負荷を減らし、圧縮機92bの強制停止を防止することができる。さらに、任意の庫内を優先的に冷却するために販売状況に応じてイニシャルプルダウン時間(商品を所定の温度まで冷却するのにかかる時間)を短縮することができ、夏場の暑いときにも大量販売に対応することができる。
(実施の形態4)
図6、図7は、本発明の実施の形態4における自動販売機の制御装置の構成図である。図8は、本発明の実施の形態4における状態記憶部の構成図である。図10は、本発明の実施の形態4における自動販売機の制御装置の動作を示すフローチャートである。なお、実施の形態1と同一構成については、詳細な説明を省略する。
図6において、本発明の実施の形態3のイニシャルプルダウン短縮手段300としてのイニシャルプルダウン制御温度調整部320は、優先的にイニシャルプルダウン時の制御温度を調整する特定庫内を記憶するための特定庫内選択部321aを備え、特定庫内のイニシャルプルダウン時の制御温度を優先的に調整するための特定庫内イニシャルプルダウン制御温度調整部321としている。さらに、優先的にイニシャルプルダウン時の制御温度を調整する任意庫内を選択するための任意庫内選択部322aを備え、任意庫内のイニシャルプルダウン時の制御温度を優先的に調整するための任意庫内イニシャルプルダウン制御温度調整部322としている。
以上のように構成された自動販売機の制御装置について、以下その動作、作用を説明する。
図10において、ステップ31からステップ35までの処理は実施の形態3と同じであるため説明を省略する。
ステップ33で、冷媒流量が、蒸発器16a(庫内A)>蒸発器16b(庫内B)で、優先的にイニシャルプルダウン時の制御温度を調整する特定庫内を庫内Bとして特定庫内選択部321aに記憶する。
そして、所定の時間(イニシャルプルダウン時間の3h)が経過するまで、特定庫内イニシャルプルダウン制御温度調整部321は、特定庫内選択部321aに記憶されている庫内Bのイニシャルプルダウン時の冷却停止温度を、通常より3℃低くする(ステップ51)。
ステップ42で、所定の時間(イニシャルプルダウン時間の3h)が経過すれば、特定庫内イニシャルプルダウン制御温度調整部321は、庫内Bのイニシャルプルダウン時の
冷却停止温度を元に戻し(ステップ52)、処理を終了する。
ここで、イニシャルプルダウン制御温度調整部320を、優先的にイニシャルプルダウン時の制御温度を調整する任意庫内を選択するための任意庫内選択部322aを備えた任意庫内イニシャルプルダウン制御温度調整部322としてもよい。
その動作は、図10のステップ33において、庫内Aの蒸発器16aまたは庫内Bの蒸発器16bのどちらに多くの冷媒が流れたかを認識するために、冷媒流量認識部302は、庫内Aのコラム内温度測定センサ91aの温度と庫内Bのコラム内温度測定センサ91bの温度を読取り、それらの大小を比較する。コラム内温度測定センサ91aの温度<コラム内温度測定センサ91bの温度の場合、冷媒流量は、蒸発器16a(庫内A)>蒸発器16b(庫内B)となる。よって、優先的に冷却する任意庫内を庫内Bとして任意庫内選択部322aに記憶する。
以下、任意庫内イニシャルプルダウン制御温度調整部322が任意庫内選択部322aに記憶されている庫内Bを優先的に冷却する動作は、特定庫内イニシャルプルダウン制御温度調整部321と同じであるので、説明を省略する。
尚、イニシャルプルダウン時の冷却停止温度のシフト温度は3℃に限定されるものではない。
以上のように、本実施の形態においては、イニシャルプルダウン制御温度調整部320(イニシャルプルダウン短縮手段300)を、優先的にイニシャルプルダウン時の制御温度を調整する特定庫内を記憶するための特定庫内選択部321aを備え、特定庫内のイニシャルプルダウン時の制御温度を優先的に調整するための特定庫内イニシャルプルダウン制御温度調整部321とすることにより、高負荷状態でのイニシャルプルダウン時において、蒸発温度上昇の低減により圧縮機92bにかかる負荷を減らし、圧縮機92bの強制停止を防止することができる。さらに、イニシャルプルダウン時間(商品を所定の温度まで冷却するのにかかる時間)を短縮することができ、夏場の暑いときにも大量販売に対応することができる。
また、イニシャルプルダウン制御温度調整部320(イニシャルプルダウン短縮手段300)を、優先的にイニシャルプルダウン時の制御温度を調整する任意庫内を選択するための任意庫内選択部322aを備え、任意庫内のイニシャルプルダウン時の制御温度を優先的に調整するための任意庫内イニシャルプルダウン制御温度調整部322とすることにより、高負荷状態でのイニシャルプルダウン時において、蒸発温度上昇の低減により圧縮機92bにかかる負荷を減らし、圧縮機92bの強制停止を防止することができる。さらに、任意の庫内を優先的に冷却するために販売状況に応じてイニシャルプルダウン時間(商品を所定の温度まで冷却するのにかかる時間)を短縮することができ、夏場の暑いときにも大量販売に対応することができる。
以上のように、本発明にかかる自動販売機の制御装置は、圧縮機にかかる負荷を低減して強制停止を防止することができるので、高負荷状態で使用するあらゆる自動販売機器等の用途にも適用できる。
1 自動販売機
3a、3b 商品収容コラム
7 コントローラ
12 凝縮器
16a、16b 蒸発器
92b 圧縮機
100 蒸発温度上昇低減手段
100a 高負荷状態判定部
110 強制運転制御部
111 特定庫内強制運転制御部
111a 特定庫内記憶部
112 任意庫内強制運転制御部
112a 任意庫内選択部
120 制御温度調整部
121 特定庫内制御温度調整部
121a 特定庫内記憶部
122 任意庫内制御温度調整部
122a 任意庫内選択部
300 イニシャルプルダウン短縮手段
301 タイマー決定部
302 冷媒流量認識部
303 状態記憶部
310 優先運転制御部
311 特定庫内優先運転制御部
311a 特定庫内選択部
312 任意庫内優先運転制御部
312a 任意庫内選択部
320 イニシャルプルダウン制御温度調整部
321 特定庫内イニシャルプルダウン制御温度調整部
321a 特定庫内選択部
322 任意庫内イニシャルプルダウン制御温度調整部
322a 任意庫内選択部

Claims (7)

  1. 冷媒を圧縮するための圧縮機と、前記冷媒を凝縮するための凝縮器と、商品収容庫を冷却するための複数の蒸発器とを備えた自動販売機において、前記自動販売機が高負荷状態に蒸発温度を低減するための蒸発温度上昇低減手段と、前記蒸発温度上昇低減手段の動作終了後に、前記商品収容庫を所定の温度に素早く冷却するためのイニシャルプルダウン短縮手段とを備えたことを特徴とする自動販売機の制御装置。
  2. 前記イニシャルプルダウン短縮手段は、冷媒流量が少ない特定庫内または任意庫内を優先的に冷却するための優先運転制御部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機の制御装置。
  3. 前記優先運転制御部は、冷媒流量が少ない特定庫内を選択するための特定庫内選択部を備え、前記特定庫内を優先的に冷却するための特定庫内優先運転制御部としたことを特徴とする請求項2に記載の自動販売機の制御装置。
  4. 前記優先運転制御部は、冷媒流量が少ない任意庫内を選択するための任意庫内選択部を備え、前記任意庫内を優先的に冷却するための任意庫内優先運転制御部としたことを特徴とする請求項2に記載の自動販売機の制御装置。
  5. 前記イニシャルプルダウン短縮手段は、冷媒流量が少ない特定庫内または任意庫内のイニシャルプルダウンの制御温度を調整するためのイニシャルプルダウン制御温度調整部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機の制御装置。
  6. 前記イニシャルプルダウン制御温度調整部は、冷媒流量が少ない特定庫内を選択するための特定庫内選択部を備え、前記特定庫内のイニシャルプルダウンの制御温度を調整するための特定庫内イニシャルプルダウン制御温度調整部としたことを特徴とする請求項5に記載の自動販売機の制御装置。
  7. 前記イニシャルプルダウン制御温度調整部は、冷媒流量が少ない任意庫内を選択するための任意庫内選択部を備え、前記任意庫内のイニシャルプルダウンの制御温度を調整するための任意庫内イニシャルプルダウン制御温度調整部としたことを特徴とする請求項5に記載の自動販売機の制御装置。
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