JP2010257068A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】利用状況に応じて自機に搭載されている機能の利用をユーザに推奨する。
【解決手段】利用履歴収集処理部53は、近接無線通信処理部52により近距離無線通信する通信機器と自機の機種情報(機種名)とを含む利用履歴登録メッセージM1を作成して、利用履歴Webサーバ42に送信する。利用履歴Webサーバ42は、利用履歴データベース60において利用履歴を記録する。また、利用履歴検索処理部54は、USB通信処理部51によりUSB通信をする通信機器と自機の機種情報とを含む利用履歴検索メッセージM2を作成して利用履歴Webサーバ42に送信して、利用履歴データベース60に対する検索を実行させる。利用履歴検索処理部54は、検索結果を含む利用履歴検索結果メッセージM3を受信し、検索結果に基づいて近距離無線通信の利用をユーザに推奨するための出力を行う。
【選択図】図3
Description
本発明は、他の通信機器と通信を行う電子機器に関する。
一般に、パーソナルコンピュータなどの電子機器において、新たに開発された新機能が搭載された場合には、ユーザがその新機能の存在を知らない可能性がある。特に、新機能の普及初期には、新機能の存在を知らないユーザが多いと予想される。新機能の存在を知らないユーザは、新機能が搭載された電子機器を所有しているにもかかわらず、新機能を利用することによる利便性を得ることができないことになる。
例えば、新たに購入したパーソナルコンピュータとデジタルカメラの両方に、簡単な操作によって無線により高速にデータ通信が可能な新規の通信機能が搭載されていたものとする。ユーザは、この新規の通信機能が搭載されていることを知らなければ、既存の通信機能、例えばUSB(Universal Serial Bus)を利用したデータ通信を利用することになる。USBを利用したデータ通信では、例えばケーブルによってパーソナルコンピュータとデジタルカメラとを接続し、新規の通信機能よりも低速なデータ通信によって、デジタルカメラに記録された写真データをパーソナルコンピュータに送信することになる。
特許文献1には、プロトコル・医用画像登録システムが記載されている。特許文献1のシステムは、高度な医用画像診断装置において、スキャン時に設定する必要がある複雑な撮影条件(プロトコル)を、多数の利用者端末の共有資源として利用できるようにする。このシステムでは、ベンダー端末において、操作者によりプロトコル及び同プロトコルに対応する医用画像の新規登録または更新登録が指示された場合に、新規登録要求または更新登録要求をプロトコル管理サーバに送信する。プロトコル管理サーバは、登録要求を受け取ったら、データベースにベンダー端末から送られたプロトコル及び医用画像を新規登録するかまたは更新登録する。
従来では、パーソナルコンピュータなどの電子機器に新規の通信機能が搭載された場合、ユーザが自らマニュアルなどを読んで、電子機器に搭載されていることを把握する必要があった。また、新規の通信機能が電子機器に搭載されていることをユーザが認識していたとしても、どのような状況で使用することが可能であるか分からない場合があった。例えば、ユーザは、自機に新規の通信機能が搭載されていることを認識していたとしても、通信相手とする電子機器に同様の新規の通信機能が搭載されているか否か、また通信相手とする電子機器との間で通信機能を利用してどのような処理(アプリケーション)を実行可能であるか把握することが困難となっていた。
本発明は上述の事情を考慮してなされたものであり、利用状況に応じて自機に搭載されている機能の利用をユーザに推奨することが可能な電子機器を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明は、通信機器と通信を行う第1の通信処理手段と、前記第1の通信処理手段により通信を行う前記通信機器を識別する第1の機種情報を前記通信機器から受信する第1機種情報受信手段と、前記第1機種情報受信手段により受信された前記第1の機種情報と自機を識別する第2の機種情報とを含む利用履歴登録メッセージを作成して、ネットワークを介して接続されたサーバに記録させるために送信する第1送信手段と、前記第1の通信処理手段による通信とは異なる方式により通信機器と通信を行う第2の通信処理手段と、前記第2の通信処理手段により前記通信機器との通信を行う前記通信機器を識別する第3の機種情報を前記通信機器から受信する第2機種情報受信手段と、前記第2機種情報受信手段により受信された前記第3の機種情報と自機を識別する第2の機種情報とを含む利用履歴検索メッセージを作成して、前記第3の機種情報と前記第2の機種情報との組合せに該当する情報の検索要求のために前記サーバに対して送信する第2送信手段と、前記第2送信手段により送信された前記利用履歴検索メッセージに対する前記サーバからの検索結果を受信する検索結果受信手段と、前記検索結果受信手段により受信された検索結果に基づいて、前記第1の通信処理手段による前記通信機器との通信をユーザに推奨するための出力を行う出力手段とを具備する。
本発明によれば、利用状況に応じて自機に搭載されている機能の利用をユーザに推奨することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
まず、図1及び図2を参照して、本発明の実施形態に係る電子機器の構成について説明する。本実施形態の電子機器は、例えば、図1に示すノートブック型のパーソナルコンピュータ10により実現されているものとする。
まず、図1及び図2を参照して、本発明の実施形態に係る電子機器の構成について説明する。本実施形態の電子機器は、例えば、図1に示すノートブック型のパーソナルコンピュータ10により実現されているものとする。
なお、本実施形態における電子機器は、パーソナルコンピュータ10に限るものではなく、例えば携帯電話機、PDA(personal digital assistant)、携帯型オーディオ/ビデオプレイヤ、デジタルビデオカメラ、携帯型カーナビゲーション装置など、プログラムを実行するプロセッサが搭載され、ネットワーク(インターネット)に接続可能な機器であれば良い。
図1は、パーソナルコンピュータ10のディスプレイユニットを開いた状態における斜視図である。パーソナルコンピュータ10は、コンピュータ本体11と、ディスプレイユニット12とから構成されている。ディスプレイユニット12には、LCD(Liquid Crystal Display)17から構成される表示装置が組み込まれている。
ディスプレイユニット12は、コンピュータ本体11に対し、コンピュータ本体11の上面が露出される開放位置とコンピュータ本体11の上面を覆う閉塞位置との間を回動自在に取り付けられている。コンピュータ本体11は薄い箱形の筐体を有しており、その上面にはキーボード13、パワーオン/パワーオフするためのパワーボタン14、入力操作パネル15、タッチパッド16、及びスピーカ18A,18Bなどが配置されている。
入力操作パネル15は、押されたボタンに対応するイベントを入力する入力装置であり、複数の機能をそれぞれ起動するための複数のボタンを備えている。
また、コンピュータ本体11の側面には、USB(Universal Serial Bus)コネクタ20が設けられている。パーソナルコンピュータ10は、USBコネクタ20を介して他の電子機器が接続されることにより、USB規格に従うデータ通信を実行する。
さらに、コンピュータ本体11の上面部には、近接無線通信用アンテナ21が配設されている。パーソナルコンピュータ10には、他の電子機器と近接させた状態(例えば3cm以内)で無線通信を行う近接無線通信機能が搭載されており、近接無線通信用アンテナ21を通じて他の電子機器、例えば図1に示すデジタルカメラ25とのデータ通信を実行する。
図1に示すデジタルカメラ25は、パーソナルコンピュータ10と近接させた状態で無線通信を行う近接無線通信機能が搭載されている。デジタルカメラ25には、例えば裏面側筐体(通常、ディスプレイが設けられた側)に近接無線通信用アンテナ26が配設されている。デジタルカメラ25は、近接無線通信用アンテナ26がパーソナルコンピュータ10の近接無線通信用アンテナ21と近接されることにより、パーソナルコンピュータ10との間で近接無線通信を実行する。
図2は、本実施形態におけるパーソナルコンピュータ10の主要なモジュール構成を示すブロック図である。
図2に示すように、パーソナルコンピュータ10には、CPU30、ROM31、RAM32、NVRAM(Non-volatile RAM)33、表示制御部34、ディスプレイ35、近接無線通信部36(近接無線通信用アンテナ21)、USB通信部37、ネットワーク通信部38、入力制御部39、及び記録部40が設けられている。
図2に示すように、パーソナルコンピュータ10には、CPU30、ROM31、RAM32、NVRAM(Non-volatile RAM)33、表示制御部34、ディスプレイ35、近接無線通信部36(近接無線通信用アンテナ21)、USB通信部37、ネットワーク通信部38、入力制御部39、及び記録部40が設けられている。
CPU30は、プログラムに従って装置全体の制御を司る。CPU30は、通信処理プログラムを実行することで近距離無線通信やUSB通信などの通信処理を実行し、またレコメンデーションプログラムを実行することで利用履歴Webサーバ42(後述する)を利用した一種のソーシャルフィルタリングにより近距離無線通信の利用を推奨することができる。
ROM31は、各種プログラムやデータが記録される。
RAM32(メインメモリ)は、CPU30により実行される各種プログラムやデータが一時的に記録される。RAM32に記録されるプログラムには、オペレーティングシステム(OS)32a、各種のアプリケーションを実行するためのアプリケーションプログラム32b、近距離無線通信やUSB通信を含む各種通信を制御する通信制御プログラム32c、本実施形態におけるレコメンデーション処理を実行するレコメンデーションプログラム32dが含まれる。レコメンデーション処理には、他の電子機器(デジタルカメラ25)との間で近距離無線通信を実行した場合に、その近距離無線通信の実行履歴を利用履歴Webサーバ42において収集させるための利用履歴収集処理と、利用履歴Webサーバ42に登録された他のユーザにより実行された近距離無線通信の実行履歴を受信して、ユーザに近距離無線通信の利用を推奨する利用履歴検索処理が含まれる。
RAM32(メインメモリ)は、CPU30により実行される各種プログラムやデータが一時的に記録される。RAM32に記録されるプログラムには、オペレーティングシステム(OS)32a、各種のアプリケーションを実行するためのアプリケーションプログラム32b、近距離無線通信やUSB通信を含む各種通信を制御する通信制御プログラム32c、本実施形態におけるレコメンデーション処理を実行するレコメンデーションプログラム32dが含まれる。レコメンデーション処理には、他の電子機器(デジタルカメラ25)との間で近距離無線通信を実行した場合に、その近距離無線通信の実行履歴を利用履歴Webサーバ42において収集させるための利用履歴収集処理と、利用履歴Webサーバ42に登録された他のユーザにより実行された近距離無線通信の実行履歴を受信して、ユーザに近距離無線通信の利用を推奨する利用履歴検索処理が含まれる。
NVRAM33は、各種設定データや各種プログラムにより処理されるデータが記録される。
表示制御部34は、CPU30の制御のもとで、ディスプレイ35における表示を制御する。
表示制御部34は、CPU30の制御のもとで、ディスプレイ35における表示を制御する。
ディスプレイ35は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)により構成され、パーソナルコンピュータ10による通常の処理に伴う情報が表示される。
近接無線通信部36は、CPU30の制御(近接無線通信制御機能)のもとで、他の機器との間で近接無線通信を実行する。近接無線通信部36による近接無線通信は、例えばP2P(peer-to-peer)に特化した高速無線通信を実行する、例えば「TransferJet」と称される通信方式を用いることができる。近接無線通信部36は、筐体に実装された近接無線通信用アンテナ21と他の機器に設けられたアンテナとの通信距離が、例えば30mm以内にある場合に無線通信を実行可能とする。近接無線通信用アンテナ21は、誘導電界を用いた無線アンテナである。誘導電界を用いた無線アンテナは、近距離では高い利得を得ることができ、離れると急激に利得が減衰する特徴を有する。
USB通信部37は、CPU30の制御のもとで、USB(Universal Serial Bus)規格により、他の機器との間で通信を実行する。
ネットワーク通信部38は、CPU30の制御のもとで、ネットワーク44(インターネット)を介して利用履歴Webサーバ42等との通信を実行する。
入力制御部39は、キーボード13、タッチパッド16、各種ボタンからの入力を制御する。
記録部40は、ハードディスク装置などにより構成されるもので、各種プログラムやデータが記録される。
(第1実施形態)
図3は、第1実施形態におけるレコメンデーションシステムのモジュール構成を示すブロック図である。
第1実施形態におけるレコメンデーションシステムは、パーソナルコンピュータ10などの電子機器と利用履歴Webサーバ42とが、インターネットを含むネットワーク44を介して接続されることにより構成される。
図3は、第1実施形態におけるレコメンデーションシステムのモジュール構成を示すブロック図である。
第1実施形態におけるレコメンデーションシステムは、パーソナルコンピュータ10などの電子機器と利用履歴Webサーバ42とが、インターネットを含むネットワーク44を介して接続されることにより構成される。
パーソナルコンピュータ10は、図3に示すように、オペレーティングシステム50、USB通信処理部51、近接無線通信処理部52、利用履歴収集処理部53、及び利用履歴検索処理部54のモジュールが設けられる。
オペレーティングシステム50(32a)は、パーソナルコンピュータ10の全体の制御を司る。オペレーティングシステム50は、利用履歴検索処理部54による処理結果に応じて、ディスプレイ35に近距離無線通信の利用をユーザに推奨するためのメッセージ等の表示を行う。
USB通信処理部51(第2の通信処理手段)は、USBコネクタ20を介して接続された通信機能が実装された他の電子機器(通信機器)との間でUSB規格に従うデータ通信を実行する。
近接無線通信処理部52(第1の通信処理手段)は、近接無線通信部36を通じて、他の電子機器との近距離無線通信を実行する。
利用履歴収集処理部53と利用履歴検索処理部54は、レコメンデーションプログラム32dをCPU30により実行することにより実現される。利用履歴収集処理部53は、近接無線通信処理部52により他の通信機器(例えばデジタルカメラ25)と近距離無線通信が実行された場合に、近接無線通信処理部52を通じて、通信機器を識別する機種情報(例えば、機種名)を通信機器から受信し、この受信された機種情報と自機を識別する機種情報とを含む利用履歴登録メッセージM1を作成して、ネットワーク44を介して接続された利用履歴Webサーバ42に記録させるために送信する。なお、利用履歴収集処理部53は、近距離無線通信による利用履歴だけでなく、USB通信処理部51によるUSB通信などの他の通信による利用履歴についても同様にして、利用履歴登録メッセージM1によって利用履歴Webサーバ42に記録させることもできる。
利用履歴検索処理部54は、USB通信処理部51により通信機器との通信が実行された場合に、通信機器を識別する第3の機種情報をUSB通信処理部51を通じて通信機器から受信し、この受信された機種情報と自機を識別する機種情報とを含む利用履歴検索メッセージM2を作成して、通信機器の機種情報と自機の機種情報との組合せに該当する情報の検索要求のために利用履歴Webサーバ42に対して送信する。また、利用履歴検索処理部54は、利用履歴検索メッセージM2に対する利用履歴Webサーバ42からの検索結果とする利用履歴検索結果メッセージM3を受信し、この受信された検索結果に基づいて、通信機器に対して近接無線通信処理部52により通信することをユーザに推奨するための出力を、オペレーティングシステム50を通じて行う。
一方、利用履歴Webサーバ42には、利用履歴データベース60、データベース登録WebAPI処理部61、データベース検索WebAPI処理部62のモジュールが設けられる。利用履歴Webサーバ42は、レコメンデーションプログラムをプロセッサにより実行することにより、各モジュールを実現する。
利用履歴Webサーバ42は、例えばWebサービスとして、近接無線通信を実行可能な様々な電子機器における近距離無線通信の利用履歴を一元的に利用履歴データベース60において集計し、この利用履歴データベース60に集計された利用履歴をもとに、近距離無線通信を実行可能な電子機器を利用するユーザに対して、近距離無線通信の利用を推奨するレコメンデーション機能を有する。
データベース登録WebAPI処理部61は、パーソナルコンピュータ10からの利用履歴登録メッセージM1を受信し、利用履歴登録メッセージM1に含まれるパーソナルコンピュータ10の機種情報と、パーソナルコンピュータ10と近距離無線通信を実行する通信機器の機種情報とを利用履歴データベース60に記録する。
データベース検索WebAPI処理部62は、パーソナルコンピュータ10からの利用履歴検索メッセージM2を受信し、利用履歴登録メッセージM1に含まれるパーソナルコンピュータ10と他の通信機器の機器情報との組合せに該当する利用履歴データベース60に記録された情報を検索する。また、データベース検索WebAPI処理部62は、利用履歴データベース60に対する検索結果を通知する利用履歴検索結果メッセージM3を作成し、パーソナルコンピュータ10に対して送信する。
次に、第1実施形態におけるレコメンデーションシステムの動作について説明する。
図4は、パーソナルコンピュータ10(ユーザPC)における利用履歴収集処理を示すフローチャート、図5は、利用履歴Webサーバ42における利用履歴登録処理を示すフローチャートである。
図4は、パーソナルコンピュータ10(ユーザPC)における利用履歴収集処理を示すフローチャート、図5は、利用履歴Webサーバ42における利用履歴登録処理を示すフローチャートである。
ここでは、あるユーザAが、機種名PC1のパーソナルコンピュータ10(以下、パーソナルコンピュータPC1と称する)を使用中に、機種名DSCXのデジタルカメラ25(以下、デジタルカメラDSCXと称する)との間で近距離無線通信によりデータ通信を行ったとする(ステップA1、Yes)。
パーソナルコンピュータPC1の近接無線通信処理部52は、その通信相手とするデジタルカメラDSCXの「機種名DSCX」を近接無線プロトコルにより取得し、利用履歴収集処理部53に出力する。
利用履歴収集処理部53は、近接無線通信処理部52から通信相手とする通信機器の「機種名DSCX」を受信すると(ステップA2)、「機種名DSCX」と自機の機種名「PC1」をもとに、図6に示すような、HTTPリクエストメッセージ(利用履歴登録メッセージM1)を作成し(ステップA3)、インターネットプロトコルを通じて、利用履歴Webサーバ42に送信する(ステップA4)。ここでは、利用履歴Webサーバ42のドメイン名が「database.foo.com」であるものとしている。利用履歴登録メッセージM1には、図6に示すように、userパラメータ「User」、localdeviceパラメータ「PC1」、remotedeviceパラメータ「DSCX」、及びprotocolパラメータ「TransferJet」が含まれている。
利用履歴Webサーバ42のデータベース登録WebAPI処理部61は、利用履歴登録メッセージM1を受信すると(ステップB1、Yes)、userパラメータ、localdeviceパラメータ、remotedeviceパラメータ及びprotocolパラメータの値を取得し(ステップB2)、利用履歴データベース60に新たなレコードを作成して、それらのパラメータをそのレコードに記録する(ステップB3)。
利用履歴Webサーバ42の利用履歴データベース60では、さまざまなユーザからの利用履歴データ(利用履歴登録メッセージM1から取得されるデータ)を、一元的にデータベース化して記憶する。
図7には、利用履歴データベース60に記録されるレコードの例を示している。図7に示す例では、図6に示す利用履歴登録メッセージM1により記録されたレコード(record No.0001)の他に、ユーザBがパーソナルコンピュータ「機種名PC2」と携帯電話機「機種名MobilePhone1」との間でBluetooth(登録商標)により通信を行ったことを示すレコード、ユーザCがパーソナルコンピュータ「機種名PC1」とデジタルカメラ「機種名DSCX」との間で近距離無線通信により通信したことを示すレコードが記録されている。
図8は、パーソナルコンピュータ10(ユーザPC)における利用履歴検索処理を示すフローチャート、図9は、利用履歴Webサーバ42における利用履歴検索処理を示すフローチャートである。
ここでは、別のユーザXが、パーソナルコンピュータPC1を使用中に、デジタルカメラDSCXをUSBコネクタ20に接続したものとする(ステップC1、Yes)。
パーソナルコンピュータPC1のUSB通信処理部51は、デジタルカメラDSCXから受信されるUSBデバイスデスクリプタの中にある製品名フィールドの値を取得し、利用履歴検索処理部54に出力する。ここで、製品名フィールドの値は「機種名DSCX」となる。デジタルカメラDSCXは、近距離無線通信が可能な通信機器である。
利用履歴検索処理部54は、USB通信処理部51から通信相手の「機種名DSCX」を受信すると(ステップC2)、「機種名DSCX」と自機の機種名「PC1」をもとに、図10に示すような、HTTPリクエストメッセージ(利用履歴検索メッセージM2)を作成し(ステップC3)、インターネットプロトコルを通じて、利用履歴Webサーバ42に送信する(ステップC4)。利用履歴検索メッセージM2には、図10に示すように、localdeviceパラメータ「PC1」及びremovtedeviceパラメータ「DSCX」が含まれている。
利用履歴Webサーバ42のデータベース検索WebAPI処理部62は、利用履歴検索メッセージM2を受信すると(ステップD1、Yes)、利用履歴検索メッセージM2からlocaldeviceパラメータ及びremovtedeviceパラメータの値を取得し(ステップD2)、localdeviceパラメータとremovtedeviceパラメータとの組が一致するレコードを利用履歴データベース60から検索する(ステップD3)。この結果、データベース検索WebAPI処理部62は、利用履歴データベース60に対する検索結果として、Record No.0001とRecord No.0003の2つのレコードを得る。
データベース検索WebAPI処理部62は、利用履歴データベース60に対する検索結果を用いて、図11に示すようなHTTPレスポンスメッセージ(利用履歴検索結果メッセージM3)を作成して(ステップD4)、パーソナルコンピュータPC1に送信する(ステップD5)。
ユーザPCの利用履歴検索処理部54は、利用履歴検索結果メッセージM3を受信すると(ステップC5)、利用履歴検索結果メッセージM3の内容を解釈する(ステップC6)。その内容を解釈した結果、利用履歴検索処理部54は、localdeviceパラメータとremovtedeviceパラメータとの組が一致するレコードとして2つのレコードが存在していることを判別する(RecordCountが2)。その結果として、利用履歴検索処理部54は、デジタルカメラDSCXとの通信には近距離無線通信を利用することをユーザに推奨するべきであると判断する(ステップC7、Yes)。この場合、利用履歴検索処理部54は、オペレーティングシステム50を通じて、ユーザに近距離無線通信の利用を推奨するための画面をディスプレイ35において表示させる(ステップC8)。
図12には、近距離無線通信の利用を推奨するメッセージの表示例を示している。なお、図12に示すように、画面表示によりメッセージをユーザに通知するだけでなく、音声によるメッセージなど、他の形式によってメッセージをユーザに対して出力するようにしても良い。
一方、利用履歴検索結果メッセージM3の内容を解釈した結果、localdeviceパラメータとremovtedeviceパラメータとの組が一致する近接無線利用履歴レコードがなかった場合(RecordCountが0)でった場合には、利用履歴検索処理部54は、デジタルカメラDSCXとの通信には近接無線通信を利用することをユーザに推奨しないと判断する。この場合、利用履歴検索処理部54は、オペレーティングシステム50に対してメッセージの出力を要求しない。
このようにして、第1実施形態では、利用履歴Webサーバ42の利用履歴データベース60には、多くのユーザによる近距離無線通信が搭載された電子機器の利用履歴(機種名の組合せ)が一元的に集計されるので、利用履歴データベース60を利用してユーザに対して近距離無線通信の利用を推奨することができる。すなわち、利用履歴データベース60には、多くのユーザが実際に近距離無線通信を行った電子機器の組合せを示すエントリが蓄積されるため、近距離無線通信が搭載された電子機器についての情報を独自にサーバに蓄積する必要が無い。
本実施形態におけるレコメンデーションシステムでは、近距離無線通信が可能な電子機器に対して、USBにより通信をしようとした場合に、USBよりも簡単な操作によって高速にデータ通信が可能な近距離無線通信の利用をユーザに対して推奨されるので、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。
なお、前述した説明では、利用履歴検索メッセージM2によって利用履歴Webサーバ42に通知した、localdeviceパラメータとremovtedeviceパラメータとの組が一致するエントリが2であった場合に、近距離無線通信の利用を推奨すべきと判断しているが、該当するエントリが1つあれば良い。
また、利用履歴データベース60に記録されたlocaldeviceパラメータとremovtedeviceパラメータとの組が一致するエントリの数が、予め設定された規定数より多い場合に、近距離無線通信の利用を推奨すべきと判断するようにしても良い。すなわち、エントリの数が規定数より多い場合には、多くのユーザが利用しているデータ通信形態であることを示すため、信頼性があるものとして近距離無線通信の利用を推奨することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。
第1実施形態では、近距離無線通信を行う機器の機器情報を利用履歴として利用履歴Webサーバ42に登録するものとしているが、第2実施形態では、第1実施形態に加えて、さらに近距離無線通信による他の通信機器とのデータ通信において実行されるアプリケーションについても、利用履歴として利用履歴データベース60に記録しておくことで、同じ組合せの電子機器の間で近距離無線通信によるデータ通信を実行する場合に、利用可能なアプリケーションを推奨できるようにする。
次に、第2実施形態について説明する。
第1実施形態では、近距離無線通信を行う機器の機器情報を利用履歴として利用履歴Webサーバ42に登録するものとしているが、第2実施形態では、第1実施形態に加えて、さらに近距離無線通信による他の通信機器とのデータ通信において実行されるアプリケーションについても、利用履歴として利用履歴データベース60に記録しておくことで、同じ組合せの電子機器の間で近距離無線通信によるデータ通信を実行する場合に、利用可能なアプリケーションを推奨できるようにする。
図13は、第2実施形態におけるレコメンデーションシステムのモジュール構成を示すブロック図である。
図13に示すように、パーソナルコンピュータ10は、オペレーティングシステム50、USB通信処理部51、近接無線通信処理部52、利用履歴収集処理部53、利用履歴検索処理部54、アプリケーションランチャ部55、フォトビューア部56、及びカレンダー部57の機能が設けられている。なお、第1実施形態とほぼ同じ動作を実行するモジュールについては、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図13に示すように、パーソナルコンピュータ10は、オペレーティングシステム50、USB通信処理部51、近接無線通信処理部52、利用履歴収集処理部53、利用履歴検索処理部54、アプリケーションランチャ部55、フォトビューア部56、及びカレンダー部57の機能が設けられている。なお、第1実施形態とほぼ同じ動作を実行するモジュールについては、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
アプリケーションランチャ部55は、オペレーティングシステム50の制御もとで、パーソナルコンピュータ10に搭載されたアプリケーションを起動する機能である。
フォトビューア部56とカレンダー部57は、アプリケーションプログラム32bをCPU30により実行することにより実現されるアプリケーションモジュールである。フォトビューア部56は、例えば、通信相手機器である携帯電話機やデジタルカメラ25などから受信した写真データを再生表示する。カレンダー部57は、例えば、通信相手機器である携帯電話機などに搭載されたスケジュール機能に記録されたデータとの整合性をとるための処理を実行する。
次に、第2実施形態におけるレコメンデーションシステムの動作について説明する。
図14は、パーソナルコンピュータ10(ユーザPC)における利用履歴収集処理を示すフローチャート、図15は、利用履歴Webサーバ42における利用履歴登録処理を示すフローチャートである。
図14は、パーソナルコンピュータ10(ユーザPC)における利用履歴収集処理を示すフローチャート、図15は、利用履歴Webサーバ42における利用履歴登録処理を示すフローチャートである。
ここでは、あるユーザAが、機種名PC1のパーソナルコンピュータを使用中に、機種名MobilePhone1(以下、携帯電話種MobilePhone1と称する)との間で近距離無線通信により接続したとする(ステップE1、Yes)。
パーソナルコンピュータPC1の近接無線通信処理部52は、その通信相手とする携帯電話機MobilePhone1の「機種名MobilePhone1」を近接無線プロトコルにより取得し、アプリケーションランチャ部55に対して、MobilePhone1と接続したことを通知する。
アプリケーションランチャ部55は、近接無線通信処理部52から「機種名MobilePhone1」を受信すると(ステップE2)、図16に示すような、プログラム起動用のウインドウをオペレーティングシステム50を通じて表示する(ステップE3)。このウインドウでは、ユーザが実行対象とするプログラム名を入力することで、該当するアプリケーションを起動させることができる。ここで、例えばユーザが、フォトビューア部56を起動させるために「PhotoViewer」と入力したとする(ステップE4)。
すると、アプリケーションランチャ部55は、実行させるアプリケーションを判別し、アプリケーションのフォトビューア部56を起動すると共に(ステップE5)、利用履歴収集処理部53に対し、携帯電話機MobilePhone1との接続において、フォトビューア部56(PhotoViewerアプリケーション)が選択されたという情報を出力する。
利用履歴収集処理部53は、アプリケーションランチャ部55からの入力をもとに、図17に示すようなHTTPリクエストメッセージ(利用履歴登録メッセージM1)を作成し(ステップE6)、インターネットプロトコルを通じて、利用履歴Webサーバ42に送信する(ステップE7)。ここでは、利用履歴Webサーバ42のドメイン名が「database.foo.com」であるものとしている。利用履歴登録メッセージM1には、図17に示すように、userパラメータ「User」、localdeviceパラメータ「PC1」、remotedeviceパラメータ「DSCX」、protocolパラメータ「TransferJet」、及びapplicaitonパラメータ「PhotoViewer」が含まれている。
利用履歴Webサーバ42のデータベース登録WebAPI処理部61は、図17に示す利用履歴登録メッセージM1を受けると(ステップF1、Yes)、userパラメータ、localdeviceパラメータ、remotedeviceパラメータ、protocolパラメータ及びapplicaitonパラメータの値を取得し、データベースに新たなレコードを作成して、それらのパラメータをそのレコードに記録する(ステップF2)。
利用履歴Webサーバ42のデータベースは、さまざまなユーザからの利用履歴データ(利用履歴登録メッセージM1から取得されるデータ)を、一元的にデータベース化して記憶する。
図18には、第2実施形態において、利用履歴データベース60に記録されるレコードの例を示している。図18に示す例では、図17に示す利用履歴登録メッセージM1により記録されたレコード(record No.0001)の他に、record No.0002にはユーザBがパーソナルコンピュータ「機種PC2」と携帯電話機「機種名MobilePhone1」をBluetooth(登録商標)により接続し、DialUpアプリケーションプログラムを利用したことを示すレコードが記録され、record No.0003にはユーザCがパーソナルコンピュータPC1と携帯電話機MobilePhone1を近距離無線通信により接続し、カレンダーアプリケーションを利用したことを示すレコードが記録され、record No.0004にはユーザDがパーソナルコンピュータPC1と携帯電話機種MobilePhone1を近距離無線通信により接続し、PhotoViewerアプリケーションを利用したことを示すレコードが記録されている。
次に、第2実施形態における利用検索処理について説明する。なお、パーソナルコンピュータPC1において実行される利用履歴検索処理、利用履歴Webサーバ42において実行される利用履歴検索処理については、それぞれ第1実施形態において示した図8及び図9に示すフローチャートと同様に実行されるものとしてフローチャートの提示を省略する。
ここでは、別のユーザXが、パーソナルコンピュータPC1を使用中に、携帯電話機種MobilePhone1を近距離無線通信により接続したとする(ステップC1において近距離無線通信による接続があったものと判別する)。
パーソナルコンピュータPC1の近接無線通信処理部52は、その通信相手とする携帯電話機MobilePhone1の「機種名MobilePhone1」を近接無線プロトコルにより取得し、利用履歴検索処理部54に出力する。
利用履歴検索処理部54は、近接無線通信処理部52から「機種名MobilePhone1」を受信すると、図19に示すような、HTTPリクエストメッセージ(利用履歴検索メッセージM2)を作成し、インターネットプロトコルを通じて、利用履歴Webサーバ42に送信する。
利用履歴Webサーバ42のデータベース検索WebAPI処理部62は、利用履歴検索メッセージM2を受信すると、localdeviceパラメータ及びremovtedeviceパラメータの組と一致するレコードを利用履歴データベース60から検索する。データベース検索WebAPI処理部62は、利用履歴データベース60に対する検索結果として、Record No.0001、Record No.0003、Record No.0004の、3つのレコードを得る。
データベース検索WebAPI処理部62は、利用履歴データベース60に対する検索結果を用いて、図20に示すようなHTTPレスポンスメッセージ(利用履歴検索結果メッセージM3)を作成して、パーソナルコンピュータPC1に送信する。
ユーザPCの利用履歴検索処理部54は、図20に示す利用履歴検索結果メッセージM3を受信すると、利用履歴検索結果メッセージM3の内容を解釈する。その内容を解釈した結果、利用履歴検索処理部54は、localdeviceパラメータ及びremovtedeviceパラメータの組と一致するレコードとして2つのPhotoViewerアプリケーションが利用されたことを示すレコードと、1つのカレンダーアプリケーションが利用されたことを示すレコードが存在していることを判別する。その結果として、利用履歴検索処理部54は、携帯電話機MobilePhone1とのデータ通信によって、PhotoViewerアプリケーションとカレンダーアプリケーションの利用を推奨すべきと判断する。また、レコード数の大きい順に、PhotoViewerアプリケーションを第1に、カレンダーアプリケーションを第2に推奨すべきアプリケーションとして判断する。この場合、利用履歴検索処理部54は、オペレーティングシステム50を通じて、ユーザに近距離無線通信を利用して実行すべきアプリケーションを推奨するための画面をディスプレイ35において表示させる
図21には、アプリケーションの利用を推奨するメッセージの表示例を示している。なお、図21に示すように、画面表示によりメッセージをユーザに通知するだけでなく、音声によるメッセージなど、他の形式によってメッセージをユーザに対して出力するようにしても良い。
図21には、アプリケーションの利用を推奨するメッセージの表示例を示している。なお、図21に示すように、画面表示によりメッセージをユーザに通知するだけでなく、音声によるメッセージなど、他の形式によってメッセージをユーザに対して出力するようにしても良い。
図21に示す表示画面からは、起動対象とするアプリケーションをユーザが任意に指定することができる。アプリケーションランチャ部55は、アプリケーション名が指定されると該当するアプリケーションプログラム、すなわちフォトビューア部56あるいはカレンダー部57を起動する。これにより、近接無線通信処理部52により実行される近距離無線通信により送受信されるデータに対して、起動されたアプリケーションにより処理を実行することができる。
このようにして、第2実施形態では、第1実施形態に加えて、多くのユーザによる近距離無線通信を利用したアプリケーションの実行を利用履歴として利用履歴Webサーバ42の利用履歴データベース60に一元敵に集計されるので、利用履歴データベース60を利用してユーザに対して近距離無線通信を用いる場合に使用するアプリケーションを推奨することができる。従って、ユーザは、近距離無線通信を用いて他の電子機器と通信をする際に、利用可能なアプリケーションを知らなくても、容易に適切なアプリケーションを選択して起動することができる。ユーザの利便性を向上させることが可能となる。
なお、前述した説明では、パーソナルコンピュータ10は、利用履歴Webサーバ42から利用履歴データベース60に記録されたレコードに対する検索結果を受信して、その受信結果をもとに近距離無線通信の利用を推奨する画面を表示するか否かを判別しているが、利用履歴Webサーバ42において、利用履歴データベース60に記録されたレコードに対する検索結果をもとに近距離無線通信の利用を推奨するか否かを判別するようにしても良い。パーソナルコンピュータ10は、利用履歴Webサーバ42における判別結果を表すメッセージを受信し、近距離無線通信の利用を推奨すると判別された場合に、近距離無線通信の利用を推奨する画面を表示する。
また、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に構成要素を適宜組み合わせてもよい。
また、前述した実施の形態において記載した処理は、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、例えば磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリなどの記録媒体に書き込んで各種装置に提供することができる。また、通信媒体により伝送して各種装置に提供することも可能である。コンピュータは、記録媒体に記録されたプログラムを読み込み、または通信媒体を介してプログラムを受信し、このプログラムによって動作が制御されることにより、上述した処理を実行する。
10…パーソナルコンピュータ、21…近接無線通信用アンテナ、25…デジタルカメラ、30…CPU、36…近接無線通信部、37…USB通信部、38…ネットワーク通信部、39…入力制御部、40…記録部、42…利用履歴Webサーバ、50…オペレーティングシステム、51…USB通信処理部51、52…近接無線通信部、53…利用履歴収集処理部、54…利用履歴検索処理部54、55…アプリケーションランチャ部、56…フォトビューア部、57…カレンダー部、60…利用履歴データベース、61…データベース登録WebAPI処理部、62…データベース検索WebAPI処理部、M1…利用履歴登録メッセージ、M2…利用履歴検索メッセージ、M3…利用履歴検索結果メッセージ。
Claims (6)
- 通信機器と通信を行う第1の通信処理手段と、
前記第1の通信処理手段により通信を行う前記通信機器を識別する第1の機種情報を前記通信機器から受信する第1機種情報受信手段と、
前記第1機種情報受信手段により受信された前記第1の機種情報と自機を識別する第2の機種情報とを含む利用履歴登録メッセージを作成して、ネットワークを介して接続されたサーバに送信する第1送信手段と、
前記第1の通信処理手段による通信とは異なる方式により通信機器と通信を行う第2の通信処理手段と、
前記第2の通信処理手段により前記通信機器との通信を行う前記通信機器を識別する第3の機種情報を前記通信機器から受信する第2機種情報受信手段と、
前記第2機種情報受信手段により受信された前記第3の機種情報と自機を識別する第2の機種情報とを含む利用履歴検索メッセージを作成して、前記第3の機種情報と前記第2の機種情報との組合せに該当する情報の検索要求のために前記サーバに対して送信する第2送信手段と、
前記第2送信手段により送信された前記利用履歴検索メッセージに対する前記サーバからの検索結果を受信する検索結果受信手段と、
前記検索結果受信手段により受信された検索結果に基づいて、前記第1の通信処理手段による前記通信機器との通信を推奨する旨のメッセージを出力する出力手段とを具備したことを特徴とする電子機器。 - 前記第1の通信処理手段は、近接無線通信により通信を行うことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
- 前記第1の通信手段により通信を行う前記通信機器に対して実行するアプリケーションを判別する判別手段をさらに具備し、
前記第1送信手段は、前記判別手段により判別されたアプリケーションを示す情報を含む前記利用履歴登録メッセージを作成して前記サーバに送信し、
前記出力手段は、前記検索結果受信手段によって受信される前記検索結果に含まれるアプリケーションを示す情報に基づいて、アプリケーションの利用を推奨する旨のメッセージを出力することを特徴とする請求項1記載の電子機器。 - 前記検索結果受信手段により受信される検索結果には、前記第2送信手段により送信した利用履歴検索メッセージに含まれる前記第3の機種情報と前記第2の機種情報との組に該当する情報の数を含み、
前記出力手段は、前記情報の数が予め設定された規定数を越える場合に、前記第1の通信処理手段による前記通信機器との通信をユーザに推奨するための出力を行うことを特徴とする請求項1記載の電子機器。 - 通信機器と通信を行う通信処理手段と、
前記通信処理手段により通信を行う前記通信機器を識別する第1の機種情報を前記通信機器から受信する第1機種情報受信手段と、
前記第1の通信手段により通信を行う前記通信機器に対して実行するアプリケーションを判別する判別手段と、
前記第1機種情報受信手段により受信された前記第1の機種情報と自機を識別する第2の機種情報、及び前記判別手段により判別されたアプリケーションを示す情報とを含む利用履歴登録メッセージを作成して、ネットワークを介して接続されたサーバに送信する第1送信手段と、
前記第2の通信処理手段により前記通信機器との通信を行う前記通信機器を識別する第3の機種情報と自機を識別する第2の機種情報とを含む利用履歴検索メッセージを作成して、前記第3の機種情報と前記第2の機種情報と前記アプリケーションを示す情報との組合せに該当する情報の検索要求のために前記サーバに対して送信する第2送信手段と、
前記第2送信手段により送信された前記利用履歴検索メッセージに対する前記サーバからの検索結果を受信する検索結果受信手段と、
前記検索結果受信手段により受信された検索結果に基づいて、前記通信処理手段による前記通信機器との通信において実行するアプリケーションを推奨する旨のメッセージを出力する出力手段とを具備したことを特徴とする電子機器。 - 前記検索結果受信手段により受信される検索結果には、前記第2送信手段により送信した利用履歴検索メッセージに含まれる前記第3の機種情報と前記第2の機種情報と前記アプリケーションを示す情報との組に該当する、前記アプリケーション別の情報の数を含み、
前記出力手段は、前記アプリケーション別の情報の数の順番で、前記通信処理手段による前記通信機器との通信において実行するアプリケーションを推奨する旨のメッセージを出力することを特徴とする請求項5記載の電子機器。
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