JP2010256444A - 焦点調整装置、焦点調整方法及びプログラム - Google Patents

焦点調整装置、焦点調整方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】焦点調整を行う場合であっても、焦点の合った画像の表示を行う。
【解決手段】撮像装置100であって、レンズの焦点距離が固定された状態で撮像された第1画像を所定の更新間隔で更新して表示する表示部8と、レンズの焦点距離を第1画像を撮像した際の焦点距離と異ならせて撮像された第2画像のコントラストが第1画像のコントラストよりも良いと判定部5bによって判定された場合に、第1画像の撮像の際のレンズの焦点距離を第2画像を撮像した際の焦点距離に変更する変更制御部6aとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、焦点調整装置、焦点調整方法及びプログラムに関する。
従来、コントラストAF方式によりレンズの合焦位置を調整するデジタルカメラでは、焦点切り替えに時間がかかるため1画面ごとに焦点を切り替えている。具体的には、1画面ごとに近焦点から遠焦点まで焦点を切り替えた画像を順番に取得し、各画像のコントラストを計算することで合焦位置を特定する(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−352459号公報
しかしながら、上記特許文献1の方法では、近焦点から遠焦点まで焦点を変えるため、表示画面に表示される画像が一瞬ぼやけてしまう。このために焦点調整を常に行うことができず、焦点調整を行うのはユーザが所定の調整用ボタンを押すなど意識して調整を実行した場合のみとなる。この結果、焦点の合った画像を撮るのに時間がかかってしまい、撮像タイミングを逃してしまう虞がある。
そこで、本発明の課題は、焦点調整を行う場合であっても、焦点の合った画像の表示を行うことができる焦点調整装置、焦点調整方法及びプログラムを提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の焦点調整装置は、
レンズの焦点距離が固定された状態で撮像された第1画像を複数取得する第1取得手段と、前記複数の第1画像を所定の更新間隔で更新して表示する表示手段と、レンズの焦点距離を前記第1画像を撮像した際の焦点距離と異ならせて撮像された第2画像を取得する第2取得手段と、前記第1画像及び前記第2画像のコントラストをそれぞれ算出して、比較判定する判定手段と、前記判定手段により前記第2画像のコントラストが前記第1画像のコントラストよりも良いと判定された場合に、前記第1画像の撮像の際のレンズの焦点距離を前記第2画像を撮像した際の焦点距離に変更する変更手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の焦点調整装置において、
前記第2取得手段は、レンズの焦点距離を変化させながら焦点調整用の第2画像を複数取得し、前記表示手段は、前記焦点調整用の第2画像を表示することなく、前記複数の第1画像を所定の更新間隔で更新して表示することを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の焦点調整装置において、
前記第2取得手段により取得された前記複数の第2画像のコントラストを比較することにより焦点調整を行う焦点調整手段を更に備えたことを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の焦点調整装置において、
撮像により画像フレームを順次生成する撮像手段を更に備え、前記第1取得手段及び前記第2取得手段は、前記撮像手段により生成された各画像フレームを構成する複数の画素からなる所定方向の各ラインを所定の取得規則に従って前記第1画像及び前記第2画像としてそれぞれ順次取得することを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の焦点調整装置において、
前記判定手段は、前記第1画像としてのラインの所定方向のコントラストと前記第2画像としてのラインの所定方向のコントラストとを比較判定することを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の焦点調整装置において、
撮像により画像フレームを順次生成する撮像手段を更に備え、前記第1取得手段及び前記第2取得手段は、前記撮像手段により生成された各画像フレームを所定の取得規則に従って前記第1画像及び前記第2画像としてそれぞれ順次取得することを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、請求項4〜6の何れか一項に記載の焦点調整装置において、
前記撮像手段に撮像された前記第2画像の表示タイミングで前記表示手段に表示される画像を当該第2画像の前後の第1画像から補間生成する画像生成手段を更に備えることを特徴としている。
請求項8に記載の発明は、請求項4〜7の何れか一項に記載の焦点調整装置において、
前記変更手段は、静止画撮像モードにて、前記表示手段に前記複数の第1画像を順次更新して表示中に、前記第1画像の撮像の際のレンズの焦点距離を前記第2画像を撮像した際の焦点距離に変更し、前記撮像手段は、レンズの焦点距離を固定した状態で本画像の撮像を行うことを特徴としている。
請求項9に記載の発明は、請求項4〜8の何れか一項に記載の焦点調整装置において、
前記複数の第1画像からなる動画像を記録する動画像記録手段を更に備え、前記変更手段は、動画撮像モードにて、前記動画像記録手段による前記動画像の記録中に、前記第1画像の撮像の際のレンズの焦点距離を前記第2画像を撮像した際の焦点距離に変更することを特徴としている。
請求項10に記載の発明は、請求項1〜9の何れか一項に記載の焦点調整装置において、
前記第1取得手段による前記第1画像の取得及び前記第2取得手段による前記第2画像の取得を交互に順次行うことを特徴としている。
請求項11に記載の発明は、請求項1〜10の何れか一項に記載の焦点調整装置において、
前記レンズは、印加電圧に応じて焦点を変化させる可変焦点レンズであり、前記可変焦点レンズの焦点を変化させることによって、前記第1画像及び前記第2画像を撮像する際の焦点距離を変化させることを特徴としている。
請求項12に記載の発明は、請求項1〜11の何れか一項に記載の焦点調整装置において、
前記第1画像及び前記第2画像を撮像する際の焦点距離に係る第1管理情報及び第2管理情報を記憶する管理手段を更に備え、前記管理手段は、前記判定手段により前記第2画像のコントラストが前記第1画像のコントラストよりも良いと判定された場合に、前記第1管理情報の内容を前記第2画像を撮像した際の焦点距離に変更することを特徴としている。
請求項13に記載の発明の焦点調整方法は、
焦点調整装置に、レンズの焦点距離が固定された状態で撮像された第1画像を複数取得する処理と、前記複数の第1画像を所定の更新間隔で更新して表示する処理と、レンズの焦点距離を前記第1画像を撮像した際の焦点距離と異ならせて撮像された焦点調整用の第2画像を取得する処理と、前記第1画像及び前記第2画像のコントラストをそれぞれ算出して、比較判定する処理と、前記第2画像のコントラストが前記第1画像のコントラストよりも良いと判定された場合に、前記第1画像の撮像の際のレンズの焦点距離を前記第2画像を撮像した際の焦点距離に変更する処理と、を実行させることを特徴としている。
請求項14に記載の発明のプログラムは、
焦点調整装置のコンピュータを、レンズの焦点距離が固定された状態で撮像された第1画像を複数取得する第1取得手段、前記複数の第1画像を所定の更新間隔で更新して表示する表示制御手段、レンズの焦点距離を前記第1画像を撮像した際の焦点距離と異ならせて撮像された焦点調整用の第2画像を取得する第2取得手段、前記第1画像及び前記第2画像のコントラストをそれぞれ算出して、比較判定する判定手段、前記判定手段により前記第2画像のコントラストが前記第1画像のコントラストよりも良いと判定された場合に、前記第1画像の撮像の際のレンズの焦点距離を前記第2画像を撮像した際の焦点距離に変更する変更手段、として機能させることを特徴としている。
本発明によれば、焦点調整を行う場合であっても、レンズの焦点距離が固定された状態で撮像された焦点の合った画像の表示を行うことができる。
本発明を適用した一実施形態の撮像装置の概略構成を示すブロック図である。 図1の撮像装置の撮像部による画像の撮像を説明するための図である。 図1の撮像装置による静止画撮像処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図1の撮像装置による動画撮像処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図1の撮像装置によるライブビュー表示処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図1の撮像装置による焦点調整の一例を説明するための図である。 図1の撮像装置による焦点調整の一例を説明するための図である。 変形例の撮像装置によるライブビュー表示処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1は、本発明を適用した一実施形態の撮像装置100の概略構成を示すブロック図である。
本実施形態の撮像装置100は、レンズの焦点距離が固定された状態で撮像された第1画像(同じ焦点距離で撮像された複数画像の1つである第1画像)を所定の更新間隔で更新してライブビュー表示し、レンズの焦点距離を変化させながら撮像された第2画像(第1画像を撮像した際の焦点距離と異ならせて撮像された複数画像の1つである第2画像)を用いて焦点調整を行い、第2画像のコントラストが第1画像のコントラストよりも良いと判定された場合に、第1画像の撮像の際のレンズの焦点距離を第2画像を撮像した際の焦点距離に変更する。
具体的には、図1に示すように、撮像装置100は、撮像部1と、撮像制御部2と、画像データ生成部3と、メモリ4と、画像処理部5と、情報管理部6と、表示処理部7と、表示部8と、記録媒体9と、操作入力部10と、CPU11とを備えている。
撮像部1は、撮像手段として、被写体を撮像して画像フレームを生成する。具体的には、撮像部1は、レンズ部1aと、電子撮像部1bを備えている。
レンズ部1aは、例えば、複数のレンズを備えて構成され、具体的には、印加電圧に応じて焦点を変化させる可変焦点レンズ(図示略)を備えている。可変焦点レンズとしては、例えば、液体レンズが挙げられる。
液体レンズは、所定の容器内に、互いに混合せず、且つ、屈折率の異なる二つの液体(例えば、所定の水溶液と油等)が密封された構造をなしている。また、容器の所定位置には電極が付設され、当該電極に対して撮像制御部2の電圧制御部2a(後述)から電圧が印加されることで、二つの液体の界面がレンズのように湾曲してレンズ機能を実現する。また、電圧制御部2aから印加される電圧レベルが変化することで、二つの液体の界面の曲率が変化して、この結果、液体レンズの焦点距離が変化する。
即ち、液体レンズの特長としては、印加する電圧レベルに応じてレンズ曲率を変化する点、レンズ曲率の変化スピードが高速である点、物理的な可動部がないため耐久性が高い点、電圧レベルは高電圧だが電流が流れないため消費電力が少ない点等が挙げられる。
電子撮像部1bは、例えば、CMOS(Complementary Metal-oxide Semiconductor)等のイメージセンサを備え、レンズ部1aの各種レンズを通過した被写体像を二次元の画像信号に変換する。
撮像制御部2は、図示は省略するが、タイミング発生器、ドライバなどを備えている。そして、撮像制御部2は、タイミング発生器、ドライバにより電子撮像部1bを走査駆動して、所定周期毎に光学像を電子撮像部1bにより二次元の画像信号に変換させ、当該電子撮像部1bの撮像領域から1画面分ずつ画像フレームを読み出して出力させる。
ここで、電子撮像部1bのCMOSイメージセンサによる画像の撮像について説明する。
CMOSイメージセンサは、CCDイメージセンサとは異なり、画像フレームの所定方向(例えば、水平方向)のラインごとに露光や転送を行う。即ち、CMOSイメージセンサは、当該センサの最上部から下方向に順次1ラインずつ画像信号の転送を行い、最下部のライン転送を終えることで1フレーム分の転送となり、その後、再び最上部のラインから順次転送を行う。具体的には、CMOSイメージセンサは、各画像フレームのデータを同期させるフレーム同期信号、各画像フレームのラインのデータの出力タイミングに同期したライン同期信号、出力データとそれに同期するためのクロック(図示略)を撮像制御部2に出力する(図2(a)参照)。
そして、撮像制御部2は、電子撮像部1bから出力された各ラインのデータをフレーム同期信号及びライン同期信号に同期しながら受信して画像データ生成部3に出力する。
また、撮像制御部2は、液体レンズの電極に対する印加電圧を制御する電圧制御部2aを備えている。
電圧制御部2aは、電子撮像部1bから出力されたライン同期信号を受信すると、それに同期して、焦点調整テーブル6b(後述)に規定されている第1管理情報及び第2管理情報の焦点距離に従ってPWM(Pulse Width Modulation)比率を変更して、液体レンズに印加される駆動電圧を変化させる。例えば、図2(a)に示すように、電圧制御部2aは、一ライン毎に駆動電圧を焦点位置Aに対応する「High」と焦点位置Bに対応する「Low」とに切り替える。これにより、液体レンズの二つの液体の界面の曲率を変化させて当該液体レンズの焦点距離(焦点位置)を変化させる。この結果、電子撮像部1bから出力されるデータは、一ライン毎に焦点距離が異なることとなる。例えば、図2(b)に示すように、奇数ラインのキャプチャデータは、液体レンズの焦点位置が焦点位置Aで取得された画像(例えば、表示用画像)を構成する一方で、偶数ラインのキャプチャデータは、液体レンズの焦点位置が焦点位置Bで取得された画像(例えば、焦点調整用画像)を構成する。
なお、図2(b)にあっては、焦点位置Aで取得された画像としてピントがあっている画像を例示し、焦点位置Bで取得された画像としてピントがあっていない画像を例示したが、これらに限られるものではない。
また、撮像制御部2は、AE(自動露出処理)、AWB(自動ホワイトバランス)等の被写体を撮像する際の条件の調整制御を行う。
画像データ生成部3は、電子撮像部1bから転送された画像データのアナログ値の信号に対してRGBの各色成分毎に適宜ゲイン調整した後に、サンプルホールド回路(図示略)でサンプルホールドしてA/D変換器(図示略)でデジタルデータに変換し、カラープロセス回路(図示略)で画素補間処理及びγ補正処理を含むカラープロセス処理を行った後、デジタル値の輝度信号Y及び色差信号Cb,Cr(YUVデータ)を生成する。
カラープロセス回路から出力される輝度信号Y及び色差信号Cb,Crは、図示しないDMAコントローラを介して、バッファメモリとして使用されるメモリ4にDMA転送される。
メモリ4は、例えば、DRAM等により構成され、画像処理部5やCPU11等によって処理されるデータ等を一時記憶する。
画像処理部5は、撮像部1及び撮像制御部2による被写体の撮像によって画像データ生成部3により生成された画像データ(YUVデータ)を取得する画像取得部5aを具備している。
画像取得部5aは、ライブビュー表示処理(後述)にて、各画像フレームにおける奇数ラインの画像データの取得及び偶数ラインの画像データの取得を交互に(所定の取得規則に従って)順次行う。
即ち、画像取得部5aは、液体レンズの焦点位置を焦点位置Aとした状態における被写体の撮像によって、画像データ生成部3により生成された各画像フレームにおける奇数ラインの画像データ(例えば、表示用画像の画像データ)を順次取得する。具体的には、電圧制御部2aは、例えば、第1管理情報に基づいて液体レンズの駆動電圧を制御して、当該液体レンズの焦点距離を表示用焦点距離(液体レンズの焦点位置を焦点位置A)とする。そして、液体レンズを通過した被写体像が電子撮像部1bにより光電変換されて、当該電子撮像部1bから出力された各画像フレームにおける奇数ラインのデータに基づいて、画像データ生成部3により表示用画像(焦点位置Aで取得された画像;図2(b)参照)の画像データが生成される。画像取得部5aは、画像データ生成部3により生成された表示用画像の画像データを取得する。
また、画像取得部5aは、液体レンズの焦点距離を焦点位置Bとした状態における被写体の撮像によって、画像データ生成部3により生成された各画像フレームにおける偶数ラインの画像データ(例えば、焦点調整用画像の画像データ)を順次取得する。具体的には、電圧制御部2aは、例えば、第2管理情報に基づいて液体レンズの駆動電圧を制御して、当該液体レンズの焦点距離をAF用焦点距離(液体レンズの焦点位置を焦点位置B)とする。そして、液体レンズを通過した被写体像が電子撮像部1bにより光電変換されて、当該電子撮像部1bから出力された各画像フレームにおける偶数ラインのデータに基づいて、画像データ生成部3により焦点調整用画像(焦点位置Bで取得された画像;図2(b)参照)の画像データが生成される。画像取得部5aは、画像データ生成部3により生成された焦点調整用画像の画像データを取得する。
なお、焦点調整用画像を取得するための液体レンズのAF用焦点距離は、所定の焦点距離に固定されていないため、画像取得部5aは、ピントが合っていない焦点調整用画像の画像データとピントが合っている焦点調整用画像を順次取得する。
つまり、表示用画像の取得に係る液体レンズの焦点位置Aは、被写体にピントを合わせた後に固定されるので、被写体の距離が変化しない間は常にピントがあっている状態になるが、被写体の距離が変化したときには、一時的に(過渡的に)ピントが合わない状態も生じる。一方、焦点調整用画像の取得に係る液体レンズの焦点位置Bは、距離の変化する被写体にピントを合わせるために常に変化しているので、ピントが合っていない状態とピントが合っている状態とに変動する。
ここで、画像取得部5aは、液体レンズの焦点距離が所定の焦点距離(例えば、表示用焦点距離)に固定された状態で撮像された第1画像(例えば、表示用画像)を複数取得する第1取得手段を構成している。また、画像取得部5aは、液体レンズの焦点距離を第1画像を撮像した際の焦点距離と異なる焦点距離(例えば、AF用焦点距離)で撮像された第2画像(例えば、焦点調整用画像)を表示フレームレート(更新間隔)よりも短い間隔で取得する第2取得手段を構成している。また、画像取得部5aは、液体レンズの焦点距離を変化させながら焦点調整用の第2画像(例えば、焦点調整用画像)を複数取得する。
また、画像処理部5は、第1画像(例えば、表示用画像)と第2画像(例えば、焦点調整用画像)のコントラストをそれぞれ算出して、比較判定する判定部5bを具備している。
判定部5bは、第1画像及び第2画像の各々の画像データに基づいて、当該画像を構成する複数の画素における輝度の最大値及び最小値を特定して、その差を当該画像のコントラスト値として算出する。そして、判定部5bは、算出された第1画像及び第2画像のコントラスト値どうしを比較判定する。例えば、判定部5bは、表示用画像としての奇数ラインの画像データのコントラスト値と、焦点調整用画像としての偶数ラインの画像データのコントラスト値をそれぞれ算出して、これらのコントラスト値どうしを比較判定する。
また、画像処理部5は、補間画像を生成する補間画像生成部5cを具備している。
補間画像生成部5cは、第2画像の表示タイミングで表示部8に表示される画像として、当該第2画像の前後の第1画像から補間画像を生成する。具体的には、補間画像生成部5cは、各画像フレームの偶数ラインの画像(例えば、焦点調整用画像)に替えて、当該偶数ラインの画像の上下の奇数ラインの画像データを加算平均等することで補間画像の画像データを生成する。
ここで、補間画像生成部5cは、第2画像の表示タイミングで表示部8に表示される画像を当該第2画像の前後の第1画像から補間生成する画像生成手段を構成している。
情報管理部6は、レンズの焦点距離を管理する焦点調整テーブル6bの内容を変更する変更制御部6aを具備している。
焦点調整テーブル6bは、管理手段として、表示用画像(第1画像)及び焦点調整用画像(第2画像)を撮像する際の焦点距離に係る第1管理情報及び第2管理情報を記憶している。例えば、第1管理情報としては、焦点位置を焦点位置Aとする表示用焦点距離が挙げられ、第2管理情報としては、焦点位置を焦点位置BとするAF用焦点距離が挙げられる。
そして、変更制御部6aは、画像処理部5の判定部5bにより焦点調整用画像のコントラスト値が表示用画像のコントラスト値よりも良いと判定された場合に、表示用焦点距離を管理する第1管理情報の内容を焦点調整用画像を撮像した際の焦点距離に変更する。これにより、表示用画像(第1画像)の撮像の際の液体レンズの焦点距離が、焦点調整用画像(第2画像)を撮像した際の焦点距離に変更される。
ここで、変更制御部6aは、判定部5bにより焦点調整用画像(第2画像)のコントラストが表示用画像(第1画像)のコントラストよりも良いと判定された場合に、表示用画像の撮像の際の液体レンズの焦点距離を焦点調整用画像を撮像した際の焦点距離に変更する変更手段として機能する。
表示処理部7は、メモリ4に一時的に記憶されている表示用の画像データを読み出して表示部8に表示させる制御を行う。
具体的には、表示処理部7は、VRAM、VRAMコントローラ、デジタルビデオエンコーダなどを備えている。そして、デジタルビデオエンコーダは、CPU11の制御下にてメモリ4から読み出されてVRAM(図示略)に記憶されている輝度信号Y及び色差信号Cb,Crを、VRAMコントローラを介してVRAMから定期的に読み出して、これらのデータを元にビデオ信号を発生して表示部8に出力する。
表示部8は、例えば、液晶表示装置であり、表示処理部7からのビデオ信号に基づいて電子撮像部1bにより撮像された画像などを表示画面に表示する。具体的には、表示部8は、静止画撮像モードや動画撮像モードにて、撮像部1及び撮像制御部2による被写体の撮像により生成された複数の画像フレームを所定のフレームレートで逐次更新しながらライブビュー画像を表示する。また、表示部8は、静止画として記録される画像(レックビュー画像)を表示したり、動画として記録中の画像を表示する。
記録媒体9は、例えば、不揮発性メモリ(フラッシュメモリ)等により構成され、画像処理部5の符号化部(図示略)により所定の圧縮形式で符号化された記録用の静止画像データや複数の画像フレームからなる動画像データを記憶する。
操作入力部10は、当該撮像装置100の所定操作を行うためのものである。具体的には、操作入力部10は、被写体の撮影指示に係るシャッタボタン、撮像モードや機能等の選択指示に係る選択決定ボタン、ズーム量の調整指示に係るズームボタン等を備え(いずれも図示略)、これらのボタンの操作に応じて所定の操作信号をCPU11に出力する。
CPU11は、撮像装置100の各部を制御するものである。具体的には、CPU11は、撮像装置100用の各種処理プログラム(図示略)に従って各種の制御動作を行うものである。
次に、撮像装置100による静止画撮像処理について、図3を参照して説明する。
図3は、静止画撮像処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
静止画撮像処理は、ユーザによる操作入力部10の選択決定ボタンの所定操作に基づいて、メニュー画面に表示された複数の撮像モードの中から静止画撮像モードが選択指示された場合に実行される処理である。また、当該静止画撮像処理におけるライブビュー表示処理については、図5を参照して後述する。
先ず、CPU11は、焦点調整テーブル6bの第1管理情報及び第2管理情報の各焦点距離を管理する変数を情報管理部6に初期化させる(ステップS1A)。具体的には、情報管理部6は、焦点調整テーブル6bの第1管理情報の初期値として所定の焦点距離Aを設定するとともに、第2管理情報の初期値として所定の焦点距離Bを設定する。
次に、CPU11は、第1画像及び第2画像として取得するラインの位置に係るライン位置を初期化することで、第1画像として取得するライン位置をライン位置A(例えば、奇数ライン)とするとともに、第2画像として取得するライン位置をライン位置B(例えば、偶数ライン)とする(ステップS2A)。
次に、CPU11は、撮像部1及び撮像制御部2による被写体の撮像により生成された複数の画像フレームに基づいてライブビュー画像を表示部8の表示画面に表示させるライブビュー表示処理を行う(ステップS3A;図5参照、詳細後述)。
そして、CPU11は、ライブビュー表示処理中に、ユーザによる操作入力部10のシャッタボタンの所定操作に基づいて静止画撮像指示が入力されたか否かを判定する(ステップS4A)。
ここで、静止画撮像指示が入力されていないと判定された場合には(ステップS4A;NO)、ステップS4Aにて、静止画撮像指示が入力されたと判定されるまで(ステップS4A;YES)、CPU11は処理をステップS3Aに移行させて、ライブビュー表示処理を繰り返し行わせる。
そして、静止画撮像指示が入力されたと判定されると(ステップS4A;YES)、CPU11は、撮像制御部2に、焦点調整テーブル6bに基づいて液体レンズの焦点距離を表示用焦点距離(焦点距離A)に変更させ(ステップS5A)、露出条件(シャッター速度、絞り、増幅率等)やホワイトバランス等の条件を調整させて、被写体の光学像を所定の条件で電子撮像部1bにより撮像させる。
その後、CPU11は、画像データ生成部3に、電子撮像部1bから転送された静止画像の記録用の画像フレームのYUVデータを生成させて、当該画像のYUVデータを記録媒体9の所定の記憶領域に保存させる(ステップS6A)。
これにより、静止画撮像処理を終了する。
次に、撮像装置100による動画撮像処理について、図4を参照して説明する。
図4は、動画撮像処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
動画撮像処理は、ユーザによる操作入力部10の選択決定ボタンの所定操作に基づいて、メニュー画面に表示された複数の撮像モードの中から動画撮像モードが選択指示された場合に実行される処理である。また、当該動画撮像処理におけるライブビュー表示処理については、図5を参照して後述する。
先ず、CPU11は、焦点調整テーブル6bの第1管理情報及び第2管理情報の各焦点距離を管理する変数を情報管理部6に初期化させる(ステップS1B)。具体的には、情報管理部6は、焦点調整テーブル6bの第1管理情報の初期値として所定の焦点距離Aを設定するとともに、第2管理情報の初期値として所定の焦点距離Bを設定する。
次に、CPU11は、第1画像及び第2画像として取得するラインの位置に係るライン位置を初期化することで、第1画像として取得するライン位置をライン位置A(例えば、奇数ライン)とするとともに、第2画像として取得するライン位置をライン位置B(例えば、偶数ライン)とする(ステップS2B)。
次に、CPU11は、撮像部1及び撮像制御部2による被写体の撮像により生成された複数の画像フレームに基づいてライブビュー画像を表示部8の表示画面に表示させるライブビュー表示処理を行う(ステップS3B;図5参照、詳細後述)。
そして、CPU11は、ライブビュー表示処理中に、ユーザによる操作入力部10のシャッタボタンの所定操作に基づいて動画撮像開始指示が入力されたか否かを判定する(ステップS4B)。
ここで、動画撮像開始指示が入力されていないと判定された場合には(ステップS4B;NO)、ステップS4Bにて、動画撮像開始指示が入力されたと判定されるまで(ステップS4B;YES)、CPU11は処理をステップS3Bに移行させて、ライブビュー表示処理を繰り返し行わせる。
そして、動画撮像開始指示が入力されたと判定されると(ステップS4B;YES)、CPU11は、露出条件(シャッター速度、絞り、増幅率等)やホワイトバランス等の条件を撮像制御部2に調整させて、所定の条件で電子撮像部1bにより撮像された被写体の第1画像に係る画像フレームのYUVデータを画像データ生成部3に生成させて、メモリ4に動画像を構成する画像フレームとして追加記録させる(ステップS5B)。
次に、CPU11は、ユーザによる操作入力部10のシャッタボタンの所定操作に基づいて動画撮像終了指示が入力されたか否かを判定する(ステップS6B)。
ここで、動画撮像終了指示が入力されていないと判定された場合には(ステップS6B;NO)、ステップS6Bにて、動画撮像終了指示が入力されたと判定されるまで(ステップS6B;YES)、CPU11は処理をステップS3Bに移行させて、ライブビュー表示処理以降の処理を繰り返し行わせる。
そして、動画撮像終了指示が入力されたと判定されると(ステップS6B;YES)、CPU11は、メモリ4に記録されている複数の画像フレームからなる動画像を記録媒体9の所定の記憶領域に保存させる(ステップS7B)。
これにより、動画撮像処理を終了する。
次に、静止画撮像処理及び動画撮像処理におけるライブビュー表示処理について図5を参照して説明する。
図5は、ライブビュー表示処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
ライブビュー表示処理は、静止画撮像処理にて実行される処理内容と動画撮像処理にて実行される処理内容とで略同様となっており、以下にまとめて説明する。
図5に示すように、先ず、CPU11は、撮像制御部2の電圧制御部2aに、焦点調整テーブル6bの第1管理情報の焦点距離Aに従ってPWM比率を変更させて、液体レンズに印加される駆動電圧(例えば、「High」)を設定させる。そして、電圧制御部2aは、設定された駆動電圧を電極に印加して、液体レンズの二つの液体の界面の曲率を変化させて当該液体レンズの焦点距離を焦点距離Aに変更させる(ステップS11)。液体レンズを通過した被写体像が電子撮像部1bにより光電変換されて、当該電子撮像部1bから出力されたライン位置Aに対応する奇数ラインのデータが画像データ生成部3に入力されると、画像データ生成部3は、当該奇数ラインのデータからYUVデータを生成する。そして、画像取得部5aは、画像データ生成部3により生成された奇数ラインの画像データを取得する(ステップS12)。
次に、CPU11は、撮像制御部2の電圧制御部2aに、焦点調整テーブル6bの第2管理情報の焦点距離Bに従ってPWM比率を変更させて、液体レンズに印加される駆動電圧(例えば、「Low」)を設定させる。そして、電圧制御部2aは、設定された駆動電圧を電極に印加して、液体レンズの二つの液体の界面の曲率を変化させて当該液体レンズの焦点距離を焦点距離Bに変更させる(ステップS13)。液体レンズを通過した被写体像が電子撮像部1bにより光電変換されて、当該電子撮像部1bから出力されたライン位置Bに対応する偶数ラインのデータが画像データ生成部3に入力されると、画像データ生成部3は、当該偶数ラインのデータからYUVデータを生成する。そして、画像取得部5aは、画像データ生成部3により生成された偶数ラインの画像データを取得する(ステップS14)。
その後、CPU11は、撮像制御部2に、第1画像の取得に係るライン位置Aを次のラインに変更させるとともに、第2画像の取得に係るライン位置Bを次のラインに変更させる(ステップS15)。
次に、CPU11は、画像取得部5aに、第1画像及び第2画像を1フレーム分取得したか否かを判定させる(ステップS16)。ここで、1フレーム分取得していないと判定されると(ステップS15;NO)、CPU11は、処理をステップS11に移行させる。
上記の処理を、ステップS16にて1フレーム分取得したと判定されるまで(ステップS16;YES)、繰り返すことで、画像取得部5aは、1フレーム分の第1画像及び第2画像を取得する。
次に、CPU11は、コントラストの算出モードに応じて処理を分岐させる(ステップS17)。具体的には、CPU11は、画像処理部5の判定部5bに、コントラストの算出モードが通常モードである場合には、第2画像のAF領域(合焦箇所)内の縦横全ての画素のコントラスト値を算出させる一方で(ステップS18)、コントラストの算出モードが横方向モードである場合には、第2画像のAF領域内の横方向のラインの画素のコントラスト値を算出させる(ステップS19)。
その後、CPU11は、判定部5bに、算出されたコントラスト値と直前の画像フレームにおける第2画像のコントラスト値とを比較させる。そして、当該比較結果に基づいて、情報管理部6は、コントラストが良くなるようにコントラスト値が良い方の焦点距離を採用して第2管理情報の焦点距離Bを更新する(ステップS20)。これにより、次の第2画像の撮像の際には、電圧制御部2aは、焦点調整テーブル6bの第2管理情報の焦点距離Bに従って液体レンズに印加される駆動電圧を設定して、液体レンズの電極に印加することで、液体レンズの焦点調整を行うことができる。
このように、CPU11、画像処理部5の判定部5b、情報管理部6及び電圧制御部2aは、画像取得部5aにより取得された複数の第2画像のコントラストを比較することにより焦点調整を行う焦点調整手段を構成している。
続けて、CPU11は、補間画像生成部5cに、偶数ラインの前後の奇数ラインから補間画像を生成させた後、表示処理部7に、第1画像及び補間画像の画像データに基づいて、表示用の画像を表示部8の表示画面に表示させる(ステップS21)。
ライブビュー表示処理中は、表示部8による表示用の画像の表示が繰り返し行われる。即ち、表示部8は、焦点調整用の第2画像を表示することなく、複数の第1画像及び補間画像からなる表示用の画像を所定の更新間隔で更新しながら表示する。
次に、CPU11は、判定部5bに、設定されているコントラストの算出モードに応じて第1画像のAF領域のコントラスト値を算出させて、算出されたコントラスト値と第2画像のコントラスト値とを比較させる。そして、当該比較結果に基づいて、情報管理部6は、第1画像のコントラストが良くなるようにコントラスト値が良い方の焦点距離を採用して第1管理情報の焦点距離Aを更新する(ステップS22)。
これにより、ライブビュー表示処理を終了する。
上記の静止画撮像処理や動画撮像処理においては、例えば、図6(a)〜図6(c)に示すように、中央重点AFで被写体として物体A及び物体Bを撮像中に、物体Aが画角内の略中央部にある場合には、物体AがAF対象として選択されて物体Aに焦点があった状態となる。このとき、焦点調整テーブル6bに規定されている第1管理情報及び第2管理情報の焦点距離A(表示用焦点距離)と焦点距離B(AF用焦点距離)は、等しくなっている(図6(a)参照)。
ここで、撮像装置100の向きを代えて物体Bを画角内の略中央部に入れると、物体BがAF領域内に入ってくるため、物体BがAF対象として選択される。すると、液体レンズの焦点距離A(表示用焦点距離)は固定した状態で、焦点調整テーブル6bに規定されている第2管理情報の焦点距離B(AF用焦点距離)を変更することで、液体レンズの焦点距離Bを変化させて物体Bに焦点を合わせるAF動作を行う(図6(b)参照)。
そして、焦点距離A(表示用焦点距離)で撮像した第1画像のコントラストと焦点距離B(AF用焦点距離)で撮像した第2画像のコントラストとを比較判定する。当該判定の結果、焦点距離Bで撮像した第2画像のコントラストの方が焦点距離Aで撮像した第1画像のコントラストよりも高くなった場合には、焦点調整テーブル6bに規定されている第1管理情報の焦点距離Aを第2管理情報の焦点距離Bに変更して、焦点距離A(表示用焦点距離)と焦点距離B(AF用焦点距離)とを等しくさせる(図6(c)参照)。
また、上記の静止画撮像処理や動画撮像処理においては、例えば、図7(a)〜図7(c)に示すように、マルチエリアAFで被写体として所定の物体を撮像中では、焦点調整テーブル6bに規定されている第1管理情報及び第2管理情報の焦点距離A(表示用焦点距離)と焦点距離B(AF用焦点距離)は、等しくなっている(図7(a)参照)。
ここで、画角内に背景の物体よりも優先度の高い人(人物登録されているか否かは問わない)が入ってきた場合に、液体レンズの焦点距離A(表示用焦点距離)は固定した状態で、焦点調整テーブル6bに規定されている第2管理情報の焦点距離B(AF用焦点距離)を変更することで、液体レンズの焦点距離Bを変化させて人に焦点を合わせるAF動作を行う(図7(b)参照)。
そして、焦点距離A(表示用焦点距離)で撮像した第1画像のコントラストと焦点距離B(AF用焦点距離)で撮像した第2画像のコントラストとを比較判定する。当該判定の結果、焦点距離Bで撮像した第2画像のコントラストの方が焦点距離Aで撮像した第1画像のコントラストよりも高くなった場合には、焦点調整テーブル6bに規定されている第1管理情報の焦点距離Aを第2管理情報の焦点距離Bに変更して、焦点距離A(表示用焦点距離)と焦点距離B(AF用焦点距離)とを等しくさせる(図7(c)参照)。
なお、この例では、カメラを固定した状態で画角内に背景の物体よりも優先度の高い人が入ってきた場合で説明したが、カメラをパーンすることによって、画角の中央部に設けられたAF領域内の被写体が変化した場合(即ち、物体から人への変化のほか、物体から物体への変化や人から人への変化等)でも同様である。
以上のように、本実施形態の撮像装置100によれば、液体レンズの焦点距離が固定された状態で撮像された表示用の画像を所定の更新間隔で更新してライブビュー表示することができ、液体レンズの焦点距離を変化させながら(第1画像を撮像した際の焦点距離と異ならせて)撮像された焦点調整用の第2画像を用いて焦点調整を行うことができ、第2画像のコントラストが第1画像のコントラストよりも良いと判定部5bによって判定された場合に、変更制御部6aによって、第1画像の撮像の際の液体レンズの焦点距離を第2画像を撮像した際の焦点距離に変更することができる。
即ち、従来の焦点調整レンズでは、移動速度が遅いため画像フレームごとに焦点を変化させる必要があり、そのため、シャッタボタンの半押しなどにより焦点調整のシーケンスを実行する場合は、焦点確認ポイント数ぶんの画像フレームの取得時間が必要となる。また、焦点調整処理中は画像表示もそれに合わせて変化してしまうため、画像がボヤけてしまっていた。それに対して、本実施形態の撮像装置100では、可変焦点レンズとして液体レンズを用いて、その焦点を変化させることによって、第1画像及び第2画像を撮像する際の焦点距離を素早く変化させることができる。これにより、焦点が固定された第1画像を常に表示しておき、その裏で(時分割で並行して)焦点調整用の第2画像を取得するので、画像表示を変えることなく裏で焦点調整を行うことができ、焦点の合う焦点距離が見つかったときだけ表示用の第1画像の焦点距離を変化させるため、ユーザの操作感の低下を防止することができる。さらに、継続して焦点調整処理を行うことができるため、シャッタボタンの半押しなどの焦点調整用アクションが必要なくなって、ユーザから見ると常に焦点が合った第1画像を表示することができる。
従って、液体レンズの焦点距離が固定された状態で撮像された画像のみを表示させることができるため、焦点調整を行う場合であっても、コントラスト方式による焦点位置の調整中の一時的な画像のボケを低減して、現象的には焦点の合った画像の表示を常に行うことができる。
なお、焦点が固定された第1画像を表示する裏で行われる焦点調整用の第2画像の取得動作は、一定時間毎に(短時間で)繰り返し行うようにしてもよいし、間欠的に(非定期に)行うようにしてもよい。
ここで、焦点調整用の第2画像の取得を一定時間毎に繰り返し行う場合には、取得された複数の第2画像間のコントラストを比較することによりコンティニュアスな自動焦点調整を裏で実行するようにしてもよい。また、焦点調整用の第2画像の取得を間欠的に行う場合には、裏でコンティニュアスな自動焦点調整を実行することなく、第1画像と第2画像のコントラスト比較によって、ダイレクトに焦点調整を実行するようにしてもよい。
また、静止画撮像モードにて、表示部8に複数の第1画像を順次更新して表示中に、第1画像の撮像の際の液体レンズの焦点距離を第2画像を撮像した際の焦点距離に変更し、液体レンズの焦点距離を固定した状態で本画像の撮像を行うことができ、表示部8には、焦点調整用の第2画像を表示させることなく焦点距離が合った第1画像のみを表示させることができるとともに、静止画像として焦点が合った画像を撮像することができる。
また、動画撮像モードにて、複数の画像フレームからなる動画像の記録中に、第1画像の撮像の際の液体レンズの焦点距離を第2画像を撮像した際の焦点距離に変更することができ、動画像として、焦点距離が合った画像を撮像することができる。
従って、コントラスト方式による焦点位置の調整中の一時的な画像のボケを低減して、焦点調整及び焦点の合った画像の表示を常に行うことができる。
また、電子撮像部1bをCMOSイメージセンサから構成して、画像取得部5aは、各画像フレームの各ラインを交互に第1画像及び第2画像としてそれぞれ順次取得して、判定部5bは、第1画像としてのラインの所定方向のコントラストと第2画像としてのラインの所定方向のコントラストとを比較判定するので、当該判定結果に従って、第1画像の撮像の際の液体レンズの焦点距離を第2画像を撮像した際の焦点距離に変更することができ、焦点調整用の第2画像に係るラインの取得を画像フレームの更新表示間隔よりも短い間隔で行うことができることとなって、焦点調整をより迅速に行うことができる。
このとき、第2画像に係るラインの表示タイミングで表示部8に表示される画像を当該第2画像の前後の第1画像に係るラインから補間生成するので、第2画像に対応するラインも表示することができ、第1画像に係る複数のラインから構成される表示画像の解像度が低下することを防止することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、ライブビュー表示処理の内容は適宜任意に変更することができ、図8に示すように、電子撮像部1bをCMOSイメージセンサから構成した場合には、第1画像及び第2画像として各ラインの画像データを取得する毎にコントラストの比較判定や焦点距離の変更を行っても良い。
即ち、図8に示すライブビュー表示処理にあっては、図5に示すライブビュー表示処理と同様に、奇数ライン及び偶数ラインの画像データの取得を行ってライン位置A、Bの変更を行った後(ステップS11〜S15)、判定部5bは、第2画像のライン位置Bの画素のコントラスト値を算出する(ステップS51)。その後、判定部5bは、算出されたコントラスト値と直前の画像フレームにおける同じライン位置のコントラスト値とを比較して、当該比較結果に基づいて、情報管理部6は、コントラストが良くなるようにコントラスト値が良い方の焦点距離を採用して第2管理情報の焦点距離Bを更新する(ステップS52)。
次に、判定部5bは、第1画像のライン位置Aの画素のコントラスト値を算出して、算出されたコントラスト値と第2画像のコントラスト値とを比較して、当該比較結果に基づいて、情報管理部6は、第1画像のコントラストが良くなるようにコントラスト値が良い方の焦点距離を採用して第1管理情報の焦点距離Aを更新する(ステップS53)。
続けて、CPU11は、画像の表示更新タイミングであるか否かを判定する(ステップS54)。ここで、表示更新タイミングではないと判定されると(ステップS54;NO)、CPU11は、処理をステップS11に移行させる。
上記の処理を、ステップS54にて表示更新タイミングであると判定されるまで(ステップS54;YES)、繰り返すことで、情報管理部6は、第1画像のコントラストが良くなるように第1管理情報の焦点距離Aの更新を継続する。
そして、表示更新タイミングであると判定されると(ステップS54;YES)、CPU11は、補間画像生成部5cに、偶数ラインの前後の奇数ラインから補間画像を生成させた後、表示処理部7に、第1画像及び補間画像の画像データに基づいて、表示用の画像を表示部8の表示画面に表示させる(ステップS55)。
これにより、ライブビュー表示処理を終了する。
従って、電子撮像部1bをCMOSイメージセンサから構成した場合にあっては、画像フレームの全てのラインを取得することなく焦点調整を適正に行うことができ、焦点調整処理を軽減することができる。
さらに、上記実施形態では、電子撮像部1bをCMOSイメージセンサから構成するようにしたが、CCDイメージセンサから構成しても良く、この場合にも、第2画像の表示タイミングで表示部8に表示される画像を当該第2画像の前後の第1画像から補間生成することで、表示画像のフレームレートが低下することを防止することができる。
なお、第1画像と第2画像のコントラスト比較によって、第2画像の方がコントラストが良いと判定された場合には、第2画像(液体レンズの焦点距離を変化させながら撮像された画像)を表示させるようにしても良い。即ち、焦点の合った画像の表示を行う上で、液体レンズの焦点距離が固定された状態で撮像された第1画像を常に表示させる必要はなく、コントラストの高い焦点の合った第2画像を表示させるようにしても良い。
また、撮像装置100の構成は、上記実施形態に例示したものは一例であり、これに限られるものではない。即ち、焦点調整装置として、撮像装置100を例示したが、これに限られるものではい。例えば、第1画像及び第2画像の撮像は、当該撮像装置100とは異なる撮像装置にて行い、この撮像装置から転送された画像データのみを記録して、焦点調整処理のみを実行する焦点調整装置であっても良い。
加えて、上記実施形態にあっては、第1取得手段、表示手段、第2取得手段、判定手段、変更手段としての機能を、CPU11の制御下にて、画像処理部5の画像取得部5a、判定部5b、情報管理部6の変更制御部6a、表示部8が駆動することにより実現される構成としたが、これに限られるものではなく、CPU11によって所定のプログラム等が実行されることにより実現される構成としても良い。
即ち、プログラムを記憶するプログラムメモリ(図示略)に、第1取得処理ルーチン、表示制御処理ルーチン、第2取得処理ルーチン、判定処理ルーチン、変更処理ルーチンを含むプログラムを記憶しておく。そして、第1取得処理ルーチンによりCPU11に、レンズの焦点距離が固定された状態で撮像された第1画像を複数取得させるようにしても良い。また、表示制御処理ルーチンによりCPU11に、複数の第1画像を所定の更新間隔で更新して表示させるようにしても良い。また、第2取得処理ルーチンによりCPU11に、レンズの焦点距離を第1画像を撮像した際の焦点距離と異ならせて撮像された第2画像を取得した合成動画を生成させるようにしても良い。また、判定処理ルーチンによりCPU11に、第1画像及び第2画像のコントラストをそれぞれ算出して、比較判定させるようにしても良い。また、変更処理ルーチンによりCPU11に、第2画像のコントラストが第1画像のコントラストよりも良いと判定された場合に、第1画像の撮像の際のレンズの焦点距離を第2画像を撮像した際の焦点距離に変更させるようにしても良い。
100 撮像装置
1 撮像部
1a レンズ部
1b 電子撮像部
5 画像処理部
5a 画像取得部
5b 判定部
5c 補完画像生成部
6 情報管理部
6a 変更制御部
6b 焦点調整テーブル
8 表示部
11 CPU

Claims (14)

  1. レンズの焦点距離が固定された状態で撮像された第1画像を複数取得する第1取得手段と、
    前記複数の第1画像を所定の更新間隔で更新して表示する表示手段と、
    レンズの焦点距離を前記第1画像を撮像した際の焦点距離と異ならせて撮像された第2画像を取得する第2取得手段と、
    前記第1画像及び前記第2画像のコントラストをそれぞれ算出して、比較判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記第2画像のコントラストが前記第1画像のコントラストよりも良いと判定された場合に、前記第1画像の撮像の際のレンズの焦点距離を前記第2画像を撮像した際の焦点距離に変更する変更手段と、
    を備えたことを特徴とする焦点調整装置。
  2. 前記第2取得手段は、
    レンズの焦点距離を変化させながら焦点調整用の第2画像を複数取得し、
    前記表示手段は、
    前記焦点調整用の第2画像を表示することなく、前記複数の第1画像を所定の更新間隔で更新して表示することを特徴とする請求項1に記載の焦点調整装置。
  3. 前記第2取得手段により取得された前記複数の第2画像のコントラストを比較することにより焦点調整を行う焦点調整手段を更に備えたことを特徴とする請求項2に記載の焦点調整装置。
  4. 撮像により画像フレームを順次生成する撮像手段を更に備え、
    前記第1取得手段及び前記第2取得手段は、
    前記撮像手段により生成された各画像フレームを構成する複数の画素からなる所定方向の各ラインを所定の取得規則に従って前記第1画像及び前記第2画像としてそれぞれ順次取得することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の焦点調整装置。
  5. 前記判定手段は、
    前記第1画像としてのラインの所定方向のコントラストと前記第2画像としてのラインの所定方向のコントラストとを比較判定することを特徴とする請求項4に記載の焦点調整装置。
  6. 撮像により画像フレームを順次生成する撮像手段を更に備え、
    前記第1取得手段及び前記第2取得手段は、
    前記撮像手段により生成された各画像フレームを所定の取得規則に従って前記第1画像及び前記第2画像としてそれぞれ順次取得することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の焦点調整装置。
  7. 前記撮像手段に撮像された前記第2画像の表示タイミングで前記表示手段に表示される画像を当該第2画像の前後の第1画像から補間生成する画像生成手段を更に備えることを特徴とする請求項4〜6の何れか一項に記載の焦点調整装置。
  8. 前記変更手段は、
    静止画撮像モードにて、前記表示手段に前記複数の第1画像を順次更新して表示中に、前記第1画像の撮像の際のレンズの焦点距離を前記第2画像を撮像した際の焦点距離に変更し、
    前記撮像手段は、
    レンズの焦点距離を固定した状態で本画像の撮像を行うことを特徴とする請求項4〜7の何れか一項に記載の焦点調整装置。
  9. 前記複数の第1画像からなる動画像を記録する動画像記録手段を更に備え、
    前記変更手段は、
    動画撮像モードにて、前記動画像記録手段による前記動画像の記録中に、前記第1画像の撮像の際のレンズの焦点距離を前記第2画像を撮像した際の焦点距離に変更することを特徴とする請求項4〜8の何れか一項に記載の焦点調整装置。
  10. 前記第1取得手段による前記第1画像の取得及び前記第2取得手段による前記第2画像の取得を交互に順次行うことを特徴とする請求項1〜9の何れか一項に記載の焦点調整装置。
  11. 前記レンズは、
    印加電圧に応じて焦点を変化させる可変焦点レンズであり、
    前記可変焦点レンズの焦点を変化させることによって、前記第1画像及び前記第2画像を撮像する際の焦点距離を変化させることを特徴とする請求項1〜10の何れか一項に記載の焦点調整装置。
  12. 前記第1画像及び前記第2画像を撮像する際の焦点距離に係る第1管理情報及び第2管理情報を記憶する管理手段を更に備え、
    前記管理手段は、
    前記判定手段により前記第2画像のコントラストが前記第1画像のコントラストよりも良いと判定された場合に、前記第1管理情報の内容を前記第2画像を撮像した際の焦点距離に変更することを特徴とする請求項1〜11の何れか一項に記載の焦点調整装置。
  13. 焦点調整装置に、
    レンズの焦点距離が固定された状態で撮像された第1画像を複数取得する処理と、
    前記複数の第1画像を所定の更新間隔で更新して表示する処理と、
    レンズの焦点距離を前記第1画像を撮像した際の焦点距離と異ならせて撮像された焦点調整用の第2画像を取得する処理と、
    前記第1画像及び前記第2画像のコントラストをそれぞれ算出して、比較判定する処理と、
    前記第2画像のコントラストが前記第1画像のコントラストよりも良いと判定された場合に、前記第1画像の撮像の際のレンズの焦点距離を前記第2画像を撮像した際の焦点距離に変更する処理と、
    を実行させることを特徴とする焦点調整方法。
  14. 焦点調整装置のコンピュータを、
    レンズの焦点距離が固定された状態で撮像された第1画像を複数取得する第1取得手段、
    前記複数の第1画像を所定の更新間隔で更新して表示する表示制御手段、
    レンズの焦点距離を前記第1画像を撮像した際の焦点距離と異ならせて撮像された焦点調整用の第2画像を取得する第2取得手段、
    前記第1画像及び前記第2画像のコントラストをそれぞれ算出して、比較判定する判定手段、
    前記判定手段により前記第2画像のコントラストが前記第1画像のコントラストよりも良いと判定された場合に、前記第1画像の撮像の際のレンズの焦点距離を前記第2画像を撮像した際の焦点距離に変更する変更手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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