JP2010255944A - ガスタービンエンジンの燃料噴霧装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置を重量化、複雑化させることなく、コーキングを防ぐことのできるガスタービンエンジンの燃料噴霧装置を提供する。
【解決手段】拡散燃焼のための燃料PFを噴霧するパイロット部3と、パイロット部3を囲むように設けられ、高負荷時のみに予混合気を噴射するメイン部4と、メイン部4の燃料噴出孔35よりも上流側の空気をパージエアPAとして取り込み、燃料噴出孔35からの燃料だれLFをメイン部4のメイン空気通路37,42へ飛ばすパージエア通路PAを形成するシールド体60とを備え、シールド体60を挟んで、燃料噴出孔35に連なるメイン燃料通路45と反対側に、パージエア通路70が形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、拡散燃焼方式および希薄燃焼方式の2系統の燃焼方式を組み合わせた複合型燃焼噴射弁を備えたガスタービンエンジンの燃料噴霧装置に関するものである。
近年、環境への配慮からガスタービンから排出されるNOx(窒素酸化物)などの有害物質を低減することが求められている。一方、ガスタービン、特に航空機用のエンジンでは、上空での再着火性に関する要求が高く、これら低NOx燃焼と着火を含む安定燃焼の両立が重視されている。そこで、安定燃焼性を確保するための拡散燃焼方式と低NOx化のための希薄燃焼方式を1つの燃料噴射弁内に組み合わせた複合型燃焼噴射弁が用いられている。複合型燃焼噴射弁は、パイロットとメインの燃料系統を有し、低負荷時にはパイロット部のみから燃料を供給して拡散燃焼による安定した燃焼を行い、高負荷時にはメイン部にも燃料を供給して希薄燃焼による低NOx化を図るものである。
このような複合型燃焼噴射弁を備えたガスタービンでは、高負荷から低負荷に移行すると、メイン燃料がカットされパイロット燃料のみが供給される。その際、圧縮機からの高温空気によりメイン燃料通路に残った燃料が炭化(コーキング)しないように、メイン燃料通路が形成された燃料通路部をシュラウドで覆って燃料通路部とシュラウドとの間に空気断熱層を設けたり、常時燃料が流れる燃料回路を設けて、この燃料回路によってメイン燃料通路内の燃料を冷却したりしているが(特許文献1)、コーキング防止には十分といえない。すなわち、メイン燃料通路に残った燃料がメイン燃料通路内に侵入した空気に押されて、周辺の部材内、例えば空気断熱層を形成するシュラウド内に漏出することがある。シュラウド内に漏出した燃料は、高温のシュラウドとの接触により炭化する。さらに燃料の漏出が続き炭化した燃料が多くなると、炭化した燃料により燃料通路部とシュラウドとがつながって、空気断熱層による冷却効果が弱まり、メイン燃料通路内の停止燃料まで炭化して(コーキング)、次回のメイン燃料噴射に支障をきたす恐れがある。そこで、メイン燃料をカットするのと同時にメイン燃料通路に、例えばパージエアのような流体を供給して、意図しない部位に燃料が侵入するのを防ぐことが考えられる。
特開2007−183094号公報
しかしながら、パージエアを導入するためには、専用の高圧ポンプ、配管、バルブ等が必要となり、部品点数が増加して、装置が重量化および複雑化する。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、装置を重量化、複雑化させることなく、コーキングを防ぐことのできるガスタービンエンジンの燃料噴霧装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係るガスタービンエンジンの燃料噴霧装置は、拡散燃焼のための燃料を噴霧するパイロット部と、前記パイロット部を囲むように設けられ、高負荷時のみに予混合気を噴射するメイン部と、前記メイン部の燃料噴出孔よりも上流側の空気をパージエアとして取り込み、前記燃料噴出孔からの燃料だれを前記メイン部のメイン空気通路へ飛ばすパージエア通路を形成するシールド体とを備え、前記シールド体を挟んで、前記燃料噴出孔に連なるメイン燃料通路と反対側に、前記パージエア通路が形成されている。
この構成によれば、高負荷から低負荷に移行する際に、メイン燃料通路へのメイン燃料を停止したとき、燃料噴射孔から漏れた燃料だれを、パージエアでメイン空気通路へ飛ばしているので、燃料漏れによるコーキングを効果的に抑えることができる。また、燃料噴出孔よりも上流側の空気をパージエアとして取り込んでいるから、パージエアを導入するための専用の機器が不要になるので、部品点数の増加を抑えて、装置の軽量化および簡略化を図ることができる。さらに、シールド体によりメイン燃料通路がパージエア通路に対して断熱されるので、高温のパージエアであっても、それによりメイン燃料通路内の残留燃料が炭化することがない。
本発明において、前記メイン燃料通路を覆うシュラウドに前記パージエアの取込口と放出口とを形成し、前記シュラウドの外周壁の内面と前記シールド体との間に前記パージエア通路が形成されていることが好ましい。この構成によれば、シュラウドの外周壁の内面とシールド体との間に、パージエア通路を容易に形成できる。
さらに、前記パージエアの取込口の通路面積が、前記放出口の通路面積よりも大きいことが好ましい。この構成によれば、パージエア通路内の流速が上がり、漏れた燃料を効果的に飛ばすことができる。
本発明において、さらに、前記メイン部の燃料噴出孔の下流に設けられたガイドチューブを備え、前記ガイドチューブからの燃料だれを前記パージエアにより飛ばすことが好ましい。この構成によれば、高負荷時に、ガイドチューブによって燃料噴射孔からの燃料が周囲に漏れることなく円滑に導出される。
本発明において、前記ガイドチューブは前記メイン燃料通路における環状の下流部の外周に配置され、前記シールド体はばね性があり、前記ガイドチューブを前記メイン燃料通路の外周面にばね力で押さえることが好ましい。この構成によれば、シールド体のばね力よってガイドチューブがメイン燃料通路の外周面に押さえつけられるので、ガイドチューブ支持のための支持部材を別途設ける必要がなく、部品点数の増加を抑えて装置の軽量化および簡略化を図ることができる。
本発明において、前記メイン燃料通路に近接してパイロット燃料通路を配置することにより、パイロット燃料でメイン燃料を冷却することが好ましい。この構成によれば、常時供給されるパイロット燃料でメイン燃料を冷却するので、別途冷却手段が不要となり、部品点数の増加を抑えることができる。
本発明のガスタービンエンジンの燃料噴霧装置によれば、高負荷から低負荷に移行する際に、メイン燃料通路へのメイン燃料を停止したとき、燃料噴射孔から漏れた燃料だれを、パージエアでメイン空気通路へ飛ばしているので、燃料漏れによるコーキングを効果的に抑えることができる。また、燃料噴出孔よりも上流側の空気をパージエアとして取り込んでいるから、パージエアを導入するための専用の機器が不要になるので、部品点数の増加を抑えて、装置の軽量化および簡略化を図ることができる。さらに、シールド体によりメイン燃料通路が遮断されるので、高温のパージエアであっても、それによりメイン燃料通路内の残留燃料が炭化することがない。
本発明の一実施形態に係る燃料噴霧装置を備えたガスタービンエンジンの燃焼器を示す概略正面図である。 図1のII−II線に沿った拡大断面図である。 図2の燃料噴霧装置を詳細に示した拡大縦断面図である。 同上燃料噴霧装置の燃料通路を示した展開図である。 同上燃料噴霧装置のメイン部を詳細に示した拡大縦断面図である。 同上燃料噴霧装置におけるインナーヒートシールドの変形例の側面図である。 図6のVII−VII線断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る燃料噴射装置2を備えたガスタービンエンジンの燃焼器1の頭部を示している。この燃焼器1は、ガスタービンエンジンの図示しない圧縮機から供給される圧縮空気に燃料を混合して燃焼させ、その燃焼により発生する高温・高圧の燃焼ガスをタービンに送ってタービンを駆動するものである。
燃焼器1はアニュラー型であり、環状のアウタケーシング7の内側に環状のインナケーシング8が同心状に配置されて、環状の内部空間を有する燃焼器ハウジング6を構成している。この燃焼器ハウジング6の環状の内部空間には、環状のアウタライナ10の内側に環状のインナライナ11が同心状に配置されてなる燃焼筒9が、燃焼器ハウジング6と同心円状に配置されている。燃焼筒9は内部に環状の燃焼室12が形成されており、この燃焼筒9の頂壁9aに、燃焼室12内に燃料を噴射する複数(この実施形態では14個)の燃料噴射装置2が、燃焼筒9と同心の単一の円上に等間隔に配設されている。各燃料噴射装置2は、パイロット部(パイロット燃料噴射ノズル)3と、このパイロット3の外周を囲むようにパイロット部3と同心状に設けられたメイン部(メイン燃料噴射ノズル)4とを備えている。パイロット部3およびメイン部4の詳細についは後述する。
アウタケーシング7およびアウタライナ10を貫通して、着火を行うための2つの点火栓13が、燃焼筒9の径方向を向き、かつ先端が燃料噴射装置2に近接する配置で設けられている。したがって、この燃焼器1では、2つの点火栓13に近接する2つの燃料噴射装置2からの可燃混合気が先ず着火され、この燃焼による火炎が、その高温ガスによって、隣接する各燃料噴射装置2からの可燃混合気に次々に火移りしながら伝播して、全ての燃料噴射装置2からの可燃混合気に着火される。
図2は図1のII−II線に沿った拡大断面図である。前記燃焼器ハウジング6の環状の内部空間には、圧縮機から送給される圧縮空気CAが複数の空気取入管14を介して導入され、この導入された圧縮空気CAは、燃料噴射装置2に供給されるとともに、燃焼筒9のアウタライナ10およびインナライナ11にそれぞれ複数形成された空気導入口17から燃焼室12内に供給される。前記パイロット部3に拡散燃焼のための燃料を供給する第1燃料供給系統F1および前記メイン部4に希薄予混合燃焼のための燃料を供給する第2燃料供給系統F2を形成する燃料配管ユニット18が、アウタケーシング7に支持され、燃焼筒9の基部19に接続されている。燃料噴射装置2は、その外周部に設けたフランジ5Aと、アウタライナ10に設けた支持体5Bとを介してアウタライナ10に支持され、ステム部16を介してこのアウタライナ10がライナ固定ピンPでアウタケーシング7に支持されている。燃焼筒9の下流端部にはタービンの第1段ノズルTNが接続される。
図3は図2の燃料噴射装置2を詳細に示した縦断面図である。燃料噴射装置2の中央部に設けられたパイロット部3は、第1燃料供給系統F1からの拡散燃焼用の燃料PFを噴霧する有底円筒状の本体20と、この本体20に外嵌された筒状内周壁21と、この筒状内周壁21の外方で同心円状に配置された筒状中間壁22と、この筒状中間壁22の外方で同心円状に配置されたベンチュリーノズル状のノズル体23と、筒状内周壁21と筒状中間壁22との間に配設された第1インナスワーラ24と、筒状中間壁22とノズル体23との間に配設された第1アウタスワーラ27とを備えている。
前記本体20の下流側端部には、本体20の内部に供給された燃料PFを径方向外方へ噴射する複数の燃料噴射孔25が放射状に形成されている。筒状内周壁21における前記燃料噴射孔25に対応する箇所には、筒状内周壁21と筒状中間壁22との間に形成された一次微粒化通路28内に燃料PFを導入する燃料導入孔26が形成されており、一次微粒化通路28内に導入された燃料PFは下流端の微粒化燃料噴射口28aから噴出される。
前記微粒化燃料噴射口28a、つまり筒状内周壁21および筒状中間壁22の各々の下流端は、ノズル体23における内径が最小となる絞り部23aと燃焼器1の軸心方向(図の左右方向)のほぼ同一位置に設けられており、ノズル体23の絞り部23aから下流側の拡径部23bは、所定の広がり角を有する末広がり形状に形成されている。このパイロット部3は、上流端からノズル体23の絞り部23aまでの部分により燃料微粒化部3aが形成され、絞り部23aからノズル体23の下流端23cまでの部分、つまりノズル体23の拡径部23bにより拡散通路部3bが形成されている。燃料微粒化部3aは、前記一次微粒化通路28を構成する筒状内周壁21および筒状中間壁22の各々の下流部21a,22aが、ノズル体23の対向箇所の形状に対応して先細りの円錐台形状に形成されて、一次微粒化通路28からの燃料PFおよび第1アウタスワーラ27からの圧縮空気CAをそれぞれ本体20の中心軸に向けて斜めに層状に噴射する。この燃料微粒化部3aの下流側の拡散通路部3bは、燃料PFと圧縮空気CAを拡散させながら前記拡径部23bにより規定された噴射角度で燃料室12内に噴射する。
このパイロット部3では、始動時および低負荷時(全負荷の50%以下)から高負荷時(全負荷の50%以上)までの全ての負荷範囲において第1燃料供給系統F1から拡散燃焼用の燃料PFが供給され、燃料微粒化部3aにおいて圧縮空気CAで一次微粒化されたのちに、拡散通路部3b内で第1アウタスワーラ27からの旋回気流によりさらに二次微粒化され、霧状として燃焼室12内に噴霧されて、燃焼室12に拡散燃焼領域PCを形成する。
つぎに、パイロット部3の外周を囲う形状のメイン部4について説明する。このメイン部4は、ノズル体23の外方で同心円状に配置された環状のシュラウド29と、このシュラウド29の外方で同心円状に配置された筒状中間壁32と、この筒状中間壁32の外方で同心円状に配置された筒状外周壁33と、筒状中間壁32と筒状外周壁33との間を仕切る円筒状仕切壁34と、筒状中間壁32と円筒状仕切壁34との間に形成された予混合予備室37の入口に配設された第2インナスワーラ38と、円筒状仕切壁34と筒状外周壁33との間に配設された第2アウタスワーラ39とを備えている。前記シュラウド29は、軸心を含む縦断面がほぼ矩形であり、ノズル本体23の外周面と径方向に対向する内周壁30と、筒状中間壁32の内周面と径方向に対向する外周壁31とを備え、前記ステム部16に連結されている。
ステム部16および前記矩形のシュラウド29内には、燃料配管ユニット18に取り付けられた燃料通路部40が収納されており、燃料通路部40とシュラウド29との間には隙間が存在する。すなわち、シュラウド29は、空気断熱層として機能する断熱空間Sを介して燃料通路部40を覆っている。
図4に示すように、燃料通路部40には、第1燃料供給系統F1につながるパイロット燃料通路44と、第2燃料供給系統F2につながるメイン燃料通路45とが形成されている。パイロット燃料通路44は、燃料噴射装置2の軸方向に沿って直線状に延びたパイロット導入通路44a、その下流のパイロット環状通路44b、およびパイロット導入通路44aと平行な直線状の戻り通路44cを有し、パイロット環状通路44bが図3のパイロット部3の周囲をほぼ1周して、図4の戻り通路44cにつながっている。戻り通路44cの下流端44dは、図3の導出通路44eに接続され、この導出通路44eからパイロット部3の燃料噴射孔25に燃料PFが供給される。
メイン燃料通路45は、燃料噴射装置2の軸方向に沿って直線状に延びたメイン燃料導入通路45aと、その下流のメイン環状通路45bとを有し、メイン環状通路45bが図3のメイン部3の周囲をほぼ1周するように形成されている。メイン燃料通路45の下流部を形成するメイン環状通路45bの中途に複数(例えば8個)の燃料噴出孔35が開口している。パイロット導入通路44aとメイン燃料導入通路45a、およびパイロット環状通路44bとメイン環状通路45bは互いに近接して配置され、低負荷時、すなわちメイン燃料MFの供給が停止された時に、メイン燃料通路45に残留したメイン燃料MFを、パイロット環状通路44b内のパイロット燃料PAによって冷却している。
図3に戻って、周方向に等間隔で形成された前記燃料噴射孔35は、メイン部4の径方向に穿設されており、その出口となる径方向外端にガイドチューブ50が配置されている。このガイドチューブ50は径方向に向いた通路を形成しており、その出口である径方向外端部がシュラウド29の外周壁31に設けた導出口41に進入している。前記筒状中間壁32には、ガイドチューブ50から噴射された燃料MFを予混合予備室37に導入する燃料導入孔52が設けられている。こうして、燃料噴射孔35から噴射された燃料MFは、ガイドチューブ50、導出口41および燃料導入孔52を通って予混合予備室37まで案内される。ガイドチューブ50の支持方法については後述する。
前記筒状中間壁32は、シュラウド29の外周壁31の下流側のほぼ半分を覆うとともに、その下流側端32cの軸方向位置がパイロット部3のノズル体23の下流側端23cよりも下流側に突出して、円筒状仕切壁34の下流側で、筒状外周壁33との間に予混合室42を形成している。ノズル体23の下流側端23cと筒状中間壁32の下流側端32cとの間は、パイロット部3による拡散燃焼領域PCと、メイン部4による予混合燃焼領域MCとを分離するための分離部54となっている。
円筒状仕切壁34は、その上流側端の軸方向位置が筒状中間壁32の上流側端と一致しているとともに、下流側端34cが燃料導入孔52よりも所定距離だけ下流側に位置するようにその軸方向長さが設定されている。筒状外周壁33は、その上流側端の軸方向位置が円筒状仕切壁34の上流側端よりも下流側に位置し、下流側端33cの軸方向位置が筒状中間壁32の下流側端32cとほぼ一致するよう設定されている。
シュラウド29の外周壁31の内面と燃料通路部40の外周面との間に環状のシールド体を形成するインナーヒートシールド60が配置され、このインナーシールド60とシュラウド29の外周壁31との間にパージエア通路70が形成されている。つまり、メイン燃料通路45を内蔵した燃料通路部40とインナーヒートシールド60とがシュラウド29により覆われて、シュラウド29の内側に、インナーヒートシールド60を挟んで、メイン燃料通路45と反対側にパージエア通路70が形成されている。
図5に詳細を示すように、インナーヒートシールド60は、円筒状の本体61の上流側端部と下流側端部に、径方向外方へ突出する突部62,62が形成され、燃料噴射孔35に対応する箇所に、ガイドチューブ50を貫通させる貫通孔66が形成されている。インナーヒートシールド60は、例えばばね鋼のようなばね性を有する金属からなっている。ただし、インナーヒートシールド60の材質は、使用される温度などの環境条件により変わり、これに限定されない。インナーヒートシールド60は、突部62をシュラウド29の外周壁31の内面に接触させ、貫通孔66内にガイドチューブ50の先端部を進入させた状態で、そのばね弾性力によりガイドチューブ50の上流端の鍔部51を燃料通路部40の外周面に強固に押し付けている。この状態で、シュラウド29の外周壁31とインナーヒートシールド60の本体61との間に、突部62で上下流端を閉じられたパージエア通路70が形成されている。
シュラウド29の外周壁31の上流側にはパージエア通路70への空気取込口63が形成されている。空気取込口63は、シュラウド29の外周壁31の下流側に形成される導出口41と周方向の同一位置に設けられる。導出口41の内周面とガイドチューブ50の外周面との間には環状の隙間があり、この隙間が空気を放出する放出口64を形成している。ガイドチューブ50を用いない場合は、導出口41の全体が放出口64となる。空気取込口63はスワラー38(図3)よりも上流側に位置し、放出口64はスワラー38よりも下流側に位置している。空気取込口63および導出口41は、円形の貫通孔からなる。空気取込口63の通路面積S1が環状の放出口64の通路面積S2よりも大きく設定されており、好ましくは取込口43の通路面積S1は放出口41の通路面積S2の1.5〜3.0倍である。貫通孔の形状は円形に限定されず、例えば一方が多角形状、あるいは両方が多角形状であってもよい。
図2に示すメイン部4には、全負荷に対し50%以上の高負荷時にのみ第2燃料供給系統F2から燃料MFが供給され、この燃料MFが図3のメイン燃料導入通路45aおよびメイン環状通路45bを通って燃料噴出孔35、ガイドチューブ50、導出口41および燃料導入孔52から予混合予備室37内に噴射され、この噴射された燃料MFが第2インナスワーラ38からの圧縮空気CAと混合され、その混合気が、予混合室42内で第2アウタスワーラ39からの旋回空気流によりさらに混合されることにより、燃料Fと圧縮空気CAとが予め十分に混合された予混合気が生成され、この予混合気が図2の燃焼室12内に供給されて燃焼することにより、予混合燃焼領域MC(図2)が形成される。
メイン部4に燃料Fが供給されない低負荷時には、スワラー38,39を通って、圧縮空気CAが予混合予備室37および予混合室42に導入されるので、予混合予備室37および予混合室42はメイン空気通路となる。この圧縮空気CAの流れにより、スワラー38の上流側と下流側との間に圧力差が生じている。この圧力差により、図5に示すように、高圧である上流側の空気がパージエアPAとしてシュラウド29の空気取込口63から取り込まれ、インナーヒートシールド60とシュラウド29との間のパージエア通路70を通過して、シュラウド29の導出口41から図3に示すメイン空気通路37,42に流れ込んだ後、スワラー38,39を通過した圧縮空気CAとともに燃焼室12に供給される。
パイロット部3のノズル体23と筒状中間壁32との間は空気貯留室49となっており、この空気貯留室49に、分離部54の空気孔46が連通している。空気孔46から、空気貯留室49の圧縮空気CAを前記拡散燃焼領域PCと予混合燃焼領域MCとの間に噴出し、両燃焼領域PC,MCの分離を促進している。
上記構成において、燃焼器1の始動時および低負荷時には、第1燃料供給系統F1から燃料噴射装置2の内側のパイロット部3にのみ燃料PFが供給され、このパイロット部3における末広がり形状の拡散通路部3bにより燃料PFと圧縮空気CAとが拡散され、かつ広がりながら燃焼室12内に噴射される。これにより、燃え易くなって拡散燃焼領域PCでの燃焼安定性が得られる。高負荷時には、パイロット部3とメイン部4の両方にパイロット燃料PFとメイン燃料MFがそれぞれ供給される。メイン部4では、図5に示すように、燃料噴射孔35の下流にガイドチューブ50を設けているので、メイン燃料MFが空気断熱層S内に漏れることなく、ガイドチューブ50を通って円滑に予混合予備室37内に噴射される。
高負荷時から低負荷時に移行する際に、メイン部4へのメイン燃料MFの供給を停止すると、メイン燃料通路45内に侵入した空気のために、燃料噴射孔35からガイドチューブ50を経てメイン燃料MFが漏出して、シュラウド29の外周壁31の内面に燃料だれLFを発生させ、これが周囲の高温により炭化することがある。燃料だれLFは、メイン部4の上部の燃料噴射孔35(図5は下部の燃料噴射孔35を示す)では、重力によってパージエア通路70内に進入する。このパージエア通路70内に入った燃料だれLFをパージエアPAでメイン空気通路37,42(図3)へ飛ばして除去しているので、燃料だれLFの炭化を効果的に防止することができる。燃料だれLFの炭化物LF1がパージエア通路70内に堆積すると、炭化物LF1を介してシュラウド29の外周壁31とインナーヒートシールド60とが接触するので、パージエア通路70内の高温のパージエアPAによって燃料通路部40が高温化し、メイン環状通路45b内の停止したメイン燃料MFにコーキング(炭化)が発生する恐れがある。前記燃料漏れLFの除去により、このコーキングの発生が防止される。
また、燃料噴出孔35よりも上流側の空気をパージエアPAとして取り込んでいるから、パージエアPAを導入するための専用の機器が不要になるので、部品点数の増加を抑えて、装置の軽量化および簡略化を図ることができる。さらに、インナーヒートシールド60によりメイン燃料通路45が熱遮断されるので、高温のパージエアPAであっても、それによりメイン燃料通路45内の残留燃料MFを炭化させるコーキングの発生を防止できる。
ここで、メイン燃料通路45およびインナーヒートシールド60を覆うシュラウド29に、パージエアPAの取込口63と放出口64とが形成され、シュラウド29の外周壁31の内面とインナーヒートシールド60との間にパージエア通路70が形成されているので、シュラウド29の外周壁31の内面とインナーヒートシールド60との間に、パージエア通路70を容易に形成できる。
また、パージエアPAの取込口63の通路面積S1が、放出口64の通路面積S2よりも大きいので、パージエア通路70内でパージエアPAの流速が上がり、燃料だれLFを効果的に飛ばすことができる。
インナーヒートシールド60のばね力よってガイドチューブ50がメイン燃料通路45の外周面に押さえつけられるので、ガイドチューブ50支持のための支持部材を別途設ける必要がなく、部品点数の増加を抑えて装置の軽量化および簡略化を図ることができる。
さらに、燃料通路部40において、常時供給されるパイロット燃料PFでメイン燃料MFを冷却しているので、別途冷却手段が不要となり、部品点数の増加を抑えることができる。
本発明の効果を確認するために目視による検証実験を行った。検証実験はパイロット部3とメイン部4の両方に燃料を供給した状態から、メイン部4への燃料供給を停止したときのメイン燃料MFの燃料だれLFの有無を目視により確認した。
シュラウド29内にパージエアPAを導入しない比較モデルでは、メイン部4への燃料供給を停止した後にシュラウド内に燃料だれLFが確認された。これに対し、上記第1実施形態のモデルでは、パージエアPAにより燃料だれLFが飛ばされ、燃料だれLFは確認されなかった。
図6は、インナーヒートシールド60の変形例の側面図で、図7は図6のVII−VII線断面図である。この変形例では、インナーヒートシールド60とガイドチューブ50とが一体に形成されている。この変形例によれば、部品点数がさらに減少されるから、構造が簡単になり、組立工数および製造コストを抑えることができる。
以上のとおり、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で、種々の追加、変更または削除が可能である。したがって、そのようなものも本発明の範囲内に含まれる。
2 燃料噴霧装置
3 パイロット部
4 メイン部
29 シュラウド
35 燃料噴射孔
37 予混合予備室(メイン空気通路)
42 予混合室(メイン空気通路)
44 パイロット燃料通路
45 メイン燃料通路
45b メイン環状通路(メイン燃料通路の下流部)
50 ガイドチューブ
60 インナーヒートシールド(シールド体)
63 空気取込口
64 放出口
70 パージエア通路
F 燃料
MF メイン燃料
PF パイロット燃料
PA パージエア
S1 空気取込口通路面積
S2 放出口通路面積

Claims (6)

  1. 拡散燃焼のための燃料を噴霧するパイロット部と、
    前記パイロット部を囲むように設けられ、高負荷時のみに予混合気を噴射するメイン部と、
    前記メイン部の燃料噴出孔よりも上流側の空気をパージエアとして取り込み、前記燃料噴出孔からの燃料だれを前記メイン部のメイン空気通路へ飛ばすパージエア通路を形成するシールド体と、を備え、
    前記シールド体を挟んで、前記燃料噴出孔に連なるメイン燃料通路と反対側に、前記パージエア通路が形成されているガスタービンエンジンの燃料噴霧装置。
  2. 請求項1において、さらに、前記メイン燃料通路およびシールド体を覆うシュラウドを有し、前記シュラウドに前記パージエアの取込口と放出口とを形成し、前記シュラウドの外周壁の内面と前記シールド体との間に前記パージエア通路が形成されているガスタービンエンジンの燃料噴霧装置。
  3. 請求項2において、前記パージエアの取込口の通路面積が、前記放出口の通路面積よりも大きいガスタービンエンジンの燃料噴霧装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項において、さらに、前記メイン部の燃料噴出孔の下流に設けられたガイドチューブを備え、前記ガイドチューブからの燃料だれを前記パージエアにより飛ばすガスタービンエンジンの燃料噴霧装置。
  5. 請求項4において、前記ガイドチューブは前記メイン燃料通路における環状の下流部の外周に配置され、前記シールド体はばね性があり、前記ガイドチューブを前記メイン燃料通路の外周面にばね力で押さえるガスタービンエンジンの燃料噴霧装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項において、前記メイン燃料通路に近接してパイロット燃料通路を配置することにより、パイロット燃料でメイン燃料を冷却するガスタービンエンジンの燃料噴霧装置。
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