JP2010255502A - エンジンのオイル供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジン負荷が低い時、単に油圧を下げるだけでなく、滑り軸受部(クランクジャーナル)によるオイルの引込み力を有効に活かして、滑り軸受部とメタル軸受の軸受クリアランスのばらつきの影響を抑制して、油量を有効に低減でき、滑り軸受部での油膜温度を高め、オイルの粘性低下により、クランク軸の回転抵抗の軽減を図るエンジンのオイル供給装置を提供する。
【解決手段】クランク軸系油路11のオイルギャラリ23の上流側に、エンジン負荷が低い時、エンジン負荷が高い時に比較して油量を減少させる流量制御手段25を設け、オイルギャラリ23に対する供給油量が少ない時に、オイルギャラリ23を油路外に開放し、オイルギャラリ23内をクランクケース内圧状態にする弁手段40を設けたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、機械式または電動式のオイルポンプ(油圧ポンプ)により汲上げたオイルを、クランク軸系油路と動弁系油路とに分岐して供給し、クランク軸系油路からのオイルを、オイルギャラリを介してクランク軸の滑り軸受部に給油し、該クランク軸系油路に供給する油量をエンジンの状況により増減制御するようなエンジンのオイル供給装置に関する。
従来、エンジンの回転系、特に、クランク軸においては、そのジャーナル部を軸支する滑り軸受としてのメタル軸受を利用し、該メタル軸受の気筒列方向の比較的幅広い摺動面により、ピストンに作用する爆発荷重を受けながら、クランク軸のジャーナル部とメタル軸受の軸受面との間に強制的にオイルを供給し、このオイルによる油膜を介した支持形態がとられている。
近年、クランク軸の回転抵抗を軽減して、燃費の改善を図る試みが行なわれている。
エンジンのオイル供給装置のオイルの供給形態は、機械式のオイルポンプが一般的であるが、任意にオイル供給量を制御し得る電動式のオイルポンプを用いる場合もある。機械式のオイルポンプの場合には、該オイルポンプで汲上げたオイルを圧力調整手段としてのリリーフ弁により所定圧に調整して供給する。また、電動式のオイルポンプの場合には、該オイルポンプの回転数を調整することにより、所定圧に調整して供給するものである。
エンジンのオイルの給油先としては、シリンダヘッド側の動弁系油路と、シリンダブロック側のクランク軸系油路とに大別され、オイルポンプで汲上げたオイルは、これら動弁系油路とクランク軸系油路とに分配供給されるが、通常は何れかの要求油圧力または要求オイル流量を満たすように設定されている。
上述のクランク軸においては、動弁系油路と分岐したクランク軸系油路に対して、油圧力を伴うオイルが相応の流量で供給されるが、必ずしも適正な量ではなく、むしろ過剰ぎみである。
上述のメタル軸受では、エンジン本体の油路(オイルギャラリ)からのオイルが、クランクジャーナル部との隙間に供給されるが、このオイルは所定圧力を伴っている関係上、メタル軸受とジャーナル部との隙間に長く留まることなく、メタル軸受の両サイドから早く排出して逃げる(サイドフロー)傾向にあり、充分にオイルの温度が高まっていないエンジンの運転状況下においては、クランク軸の回転によるそのジャーナル部の摺動時に、オイルのせん断摩擦による昇温化が図れず、クランク軸のジャーナル部とメタル軸受との間の油膜の温度が高くなりにくい傾向になり、オイルの粘性が低くならないため、クランク軸の回転抵抗の軽減に寄与していない。
クランク軸系油路に供給する油量を減少させると、クランク軸のジャーナル部とメタル軸受との間に供給されたオイルがメタル軸受の側方から逃げるサイドフローの低減を図ることができるが、所定油圧力によるオイルの供給では、その低減は不充分であった。
すなわち、クランク軸系油路は、気筒列方向に延びるオイルギャラリと、該オイルギャラリから各メタル軸受に向けてシリンダブロック内を上下方向に延びる分配油路が閉空間となっており、単にオイルの流量を制限しても、オイルが所定圧力を伴っている状況に変わりはなく、依然としてサイドフローが多く、油膜の温度上昇を充分に行なうことができず、結果的にクランク軸の回転抵抗の軽減を図ることができない問題点があった。
一方、特許文献1には、クランクジャーナル部の温度が焼付きの恐れのない温度の上限値より低く、かつ焼付きの恐れのないエンジン回転数の上限値より低い状況の時に、流量制御弁でクランクジャーナルに供給するオイルの供給油量を減少させるエンジンのオイル供給装置が開示されているが、該オイルは所定油圧力にて供給される関係上、上述同様の問題点がある。
特開2004−340066号公報
そこで、この発明は、クランク軸系油路のオイルギャラリの上流側に、エンジン負荷が低い時、エンジン負荷が高い時に比較してクランク軸系油路に供給する油量を減少させる流量制御手段を設け、上記オイルギャラリに対する供給油量が少ない時に、該オイルギャラリを油路外に開放し、オイルギャラリ内をクランクケース内圧状態にする弁手段を設けることで、エンジン負荷が低い時、単に油圧を下げるだけでなく、滑り軸受部(クランクジャーナル)によるオイルの引込み力を有効に活かして、滑り軸受部とメタル軸受の軸受クリアランスのばらつきの影響を抑制して、油量を有効に低減でき、滑り軸受部での油膜温度を高め、オイルの粘性低下により、クランク軸の回転抵抗の軽減を図ることができるエンジンのオイル供給装置の提供を目的とする。
この発明によるエンジンのオイル供給装置は、複数気筒を列状に有するエンジンにおいて、ポンプ手段により汲上げたオイルを、クランク軸系油路と動弁系油路とに分岐して供給し、上記クランク軸系油路からのオイルをクランク軸の滑り軸受部に給油し、該クランク軸系油路に供給する油量をエンジンの状況により増減制御するエンジンのオイル供給装置であって、上記クランク軸系油路のオイルギャラリの上流側に、エンジン負荷が低い時、エンジン負荷が高い時に比較して上記油量を減少させる流量制御手段を設け、上記オイルギャラリに対する供給油量が少ない時に、該オイルギャラリを油路外に開放し、オイルギャラリ内をクランクケース内圧状態にする弁手段を設けたものである。
上述の流量制御手段は、可変オリフィス(可変絞り)に設定してもよい。
上記構成によれば、オイルギャラリに対するオイルの供給油量が少ない時(つまり、エンジン負荷が低い時)に、上述の弁手段が該オイルギャラリを油路外に開放し、このオイルギャラリ内を大気圧と略等しいクランクケース内圧状態にする。
このため、クランク軸の滑り軸受部(ジャーナル部)に給油されるオイルに対して所定圧力が付勢されていなくても、該クランク軸の滑り軸受部の回転時の引込み力で、滑り軸受部(ジャーナル部)とメタル軸受との間にオイルを引込むことができ、滑り軸受部とメタル軸受の軸受クリアランスのばらつきの影響を抑制して、油量を有効に低減することができる。
このようにして、クランク軸の滑り軸受部とメタル軸受との間の油量が少量となるうえ、オイルギャラリ内はクランクケース内圧状態となるため、サイドフローを抑制し、滑り軸受部での油膜温度上昇を図ることができる。
上記油膜の温度上昇により、オイルの粘性が低下し、この結果、クランク軸の回転抵抗の軽減を図り、延いては、燃費の改善を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記弁手段は、上記オイルギャラリの上部を油路外に開放するものである。
上記構成によれば、弁手段がオイルギャラリの上部を油路外に開放するので、オイルギャラリ上部のオイルはクランクケース内のオイルパンにドレンするが、オイルギャラリ内の上部以外の他部には充分なオイルを確保することができ、クランク軸の滑り軸受部とメタル軸受との間には必要油量を確保することができる。
この発明の一実施態様においては、上記弁手段は、バックアップスプリングに付勢され上記オイルギャラリ内の油圧減少により該オイルギャラリ内に突入する可動弁体を有し、該可動弁体には、その突入時にオイルギャラリ上部とクランクケース内とを連通する連通孔が設けられたものである。
上記構成によれば、電気信号を受けて作動する高価、かつ複雑な電磁弁などを用いることなく、簡単な構造の弁手段により、オイルギャラリ内の油圧減少時に可動弁体をオイルギャラリ内に突入させて、その連通孔によりオイルギャラリ上部とクランクケース内とを連通させて、該オイルギャラリの上部を油路外に開放することができる。
この発明の一実施態様においては、上記流量制御手段は、油路面積を増減制御する可変オリフィスであることを特徴とする。
上記構成によれば、油路面積を増減制御する可変オリフィス(つまり、可変絞り)により、エンジン負荷が低い時は、エンジン負荷が高い時に比較してオイルギャラリに対するオイルの供給油量を減少させることができる。
この発明の一実施態様においては、上記オイルギャラリからクランク軸の各滑り軸受部に連通する分岐油路を備え、上記分岐油路の少なくともオイルギャラリ側が油路面積の大きいチャンバに形成されたものである。
上記構成によれば、分岐油路の少なくともオイルギャラリ側に上記チャンバを形成したので、該チャンバが実質的な油溜めとなり、この油溜めによる水頭圧にて、オイルを安定してクランク軸の滑り軸受部とメタル軸受との間に作用させることができる。
この発明によれば、クランク軸系油路のオイルギャラリの上流側に、エンジン負荷が低い時、エンジン負荷が高い時に比較してクランク軸系油路に供給する油量を減少させる流量制御手段を設け、上記オイルギャラリに対する供給油量が少ない時に、該オイルギャラリを油路外に開放し、オイルギャラリ内をクランクケース内圧状態にする弁手段を設けたので、エンジン負荷が低い時、単に油圧を下げるだけでなく、滑り軸受部(クランクジャーナル)によるオイルの引込み力を有効に活かして、滑り軸受部とメタル軸受の軸受クリアランスのばらつきの影響を抑制して、油量を有効に低減でき、滑り軸受部での油膜温度を高め、オイルの粘性低下により、クランク軸の回転抵抗の軽減を図ることができる効果がある。
本発明のエンジンのオイル供給装置を示す系統図 弁手段の一例を示す断面図 可動弁体の突入状態を示す説明図 (a)は図2のA−A線に沿って可動弁体の断面構造を示す断面図、(b)は可動弁体の他の実施例を示す断面図 クランク軸系油路を模式的に示す斜視図 各チャンバの必要油量の差異を示す説明図 エンジン回転数およびエンジン負荷に対応する可変オリフィスの制御範囲を示す特性図 オイルパン内のオイルの温度とエンジン回転に対する可変オリフィスの絞り率を示す特性図
エンジン負荷が低い時、単に油圧を下げるだけでなく、滑り軸受部(クランクジャーナル)によるオイルの引込み力を有効に活かして、滑り軸受部とメタル軸受の軸受クリアランスのばらつきの影響を抑制し、油量を有効に低減し、滑り軸受部での油膜温度を上昇させて、オイルの粘性低下により、クランク軸の回転抵抗の軽減を図るという目的を、複数気筒を列状に有するエンジンにおいて、ポンプ手段により汲上げたオイルを、クランク軸系油路と動弁系油路とに分岐して供給し、上記クランク軸系油路からのオイルをクランク軸の滑り軸受部に給油し、該クランク軸系油路に供給する油量をエンジンの状況により増減制御するエンジンのオイル供給装置であって、上記クランク軸系油路のオイルギャラリの上流側に、エンジン負荷が低い時、エンジン負荷が高い時に比較して上記油量を減少させる流量制御手段を設け、上記オイルギャラリに対する供給油量が少ない時に、該オイルギャラリを油路外に開放し、オイルギャラリ内をクランクケース内圧状態にする弁手段を設けるという構成にて実現した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面はエンジンのオイル供給装置を示し、系統図で示す図1において、複数気筒の一例として4気筒#1,#2,#3,#4を列状に有するエンジン(直列4気筒エンジン)において、クランク軸1を設けている。
このクランク軸1は、各気筒#1〜#4のシリンダボア部に対応する複数のクランクピン2,2…と、クランクピン2の両サイドに設けられたクランクアーム3またはバランスウエイト4と、各気筒#1,#2間、#2,#3間、#3,#4間および気筒#1,#4端部に設けられた滑り軸受部としてのジャーナル部5,5…と、を図示のように気筒列方向に一体形成したものである。
上述の各ジャーナル部5,5…は、それぞれ半割り構造の半円弧状の上下2部材から成るメタル軸受6,6を介して、シリンダブロック7(図2参照)の気筒端部および気筒間の下部に、キャップ(図示せず)を用いて軸支されている。
上述のクランクピン2には、図示しないコネクティングロッドを介して各気筒のピストンがそれぞれ連結され、ピストンに作用する爆発荷重を、上述のメタル軸受6の気筒列方向に比較的広い摺動面で受けつつ、クランク軸1のジャーナル部5とメタル軸受6の軸受面との間にオイル8を供給して、これら両者5,6間に油膜を介した支持形態となるように構成している。
なお、図示しないが半割り構造の上側のメタル軸受6には、該軸受6を貫通するオイル供給孔が形成されると共に、上下の各メタル軸受6,6の内周面には、その円弧状に沿った凹溝が形成されている。
ところで、図1に示すように、ポンプ手段としての油圧ポンプ10により汲上げたオイル8を、クランク軸系油路11と動弁系油路12とに分岐して供給し、クランク軸系油路11からのオイル8をクランク軸1のジャーナル部6に給油し、該クランク軸系油路11に供給する油量をエンジンの状況により増減制御するエンジンのオイル供給装置13を備えている。
このエンジンのオイル供給装置13を構成する油圧回路の構造について説明すると、上述のオイル8を貯溜したオイルパン14(油圧回路のタンクに相当)を設ける一方、油圧ポンプ10のサクション側にはオイルストレーナ15およびサクションライン16(吸上げ流路)を設けている。
油圧ポンプ10の吐出側には、主流ラインとしての吐出ライン17(吐出流路)を設け、この吐出ライン17にはオイルフィルタ18を介設すると共に、該オイルフィルタ18上流の吐出ライン17と、オイルパン14との間にはリリーフ弁19(圧力制御弁)を接続して、油圧回路の圧力(吐出ライン17の油圧力)が予め設定した圧力以上になるのを防止すべく構成している。
また、上述のオイルフィルタ18下流の分岐部20において、油圧回路をクランク軸系油路11と、動弁系油路12とに分岐している。
上述の動弁系油路12は、上記分岐部20よりも下流の分岐部21でさらに2つに分岐(12a,12b参照)され、分岐ライン12a(分岐流路)はカム軸潤滑部へオイル8を供給し、分岐ライン12b(分岐流路)にはオイルコントロールバルブ22が介設されて、例えば、油圧式位相可変機構(いわゆるVVT)にオイル8を供給し、必要に応じて吸排気弁のオーバラップ量を制御する。
さらに、上述のクランク軸系油路11は、エンジンのシリンダブロック7内に気筒列方向に延びるオイルギャラリ23を備えている。このオイルギャラリ23の上流側と上述の分岐部20との間はインレット流路24により接続されると共に、このインレット流路24には、エンジン負荷が低い時、エンジン負荷が高い時に比較して、オイルギャラリ23に供給する油量を減少させる流量制御手段としての可変オリフィス25を介設している。
すなわち、上述のクランク軸系油路11のオイルギャラリ23の上流側に可変オリフィス25を設けたものであって、この可変オリフィス25(可変絞りのこと)は、油路面積を増減制御する絞り手段である。
また、上述のオイルギャラリ23からクランク軸1の各ジャーナル部5に連通するそれぞれの分岐油路31,32,33,34,35を、シリンダブロック7の上下方向に形成している。
ここで、分岐油路31は第1気筒#1の端部に対応し、分岐油路32は第1気筒#1と第2気筒#2との気筒間に対応し、分岐油路33は第2気筒#2と第3気筒#3との気筒間に対応し、分岐油路34は第3気筒#3と第4気筒#4との気筒間に対応し、分岐油路35は第4気筒#4の端部に対応して、シリンダブロック7に縦方向に形成されたものである。
また、上述の各分岐油路31,32,33,34,35の少なくともオイルギャラリ23側には、その油路面積が大きいチャンバ31C,32C,33C,34C,35Cがそれぞれ形成されている。
しかも、上述のオイルギャラリ23の一部と連通するように、この実施例では、オイルギャラリ23の下流側と連通するように弁手段40を設け、この弁手段40で、オイルギャラリ23に対する供給油量が少ない時に、該オイルギャラリ23を油路外に開放し、このオイルギャラリ23内部を大気圧と略等しいクランクケース内圧状態にすべく構成している。
上述の弁手段40の具体的構造を、図2、図3、図4を参照して詳述する。
上述のオイルギャラリ23の下流側延長線上に、隔壁7aを介して、該オイルギャラリ23と略同一径のスプリング室41を形成し、上述の隔壁7aには開口部7bを形成している。
そして、該開口部7bに可動弁体としてのスプール42を摺動可能に配設すると共に、このスプール42にはスプリング室41に設けたバックアップスプリング43のバネ力を付勢している。
また、該バックアップスプリング43の反スプール側は、ドレン孔44aをもったスプリングリテーナ44により保持している。ここで、該スプリングリテーナ44によりバックアップスプリング43の付勢力を調整するように構成してもよい。
上述のスプール42はバックアップスプリング43で付勢されオイルギャラリ23内の油圧減少により、図3に示すように、該オイルギャラリ23内に突入する可動弁体であって、このスプール42には、その突入時(図3参照)にオイルギャラリ23の上部とクランクケース内とを連通する略L字状の連通孔45が設けられており、該スプール42の突入時にオイルギャラリ23の上部を油路外に開放すべく構成している。オイルギャラリ23の上部のみを油路外に開放することにより、オイルギャラリ23の下部には常に必要なオイル8が存在し得るように構成したものである。
図2、図3に示すように、この実施例では上述の連通孔45におけるオイルギャラリ23側の開口端45aは、スプール42の上面に開口形成されている。
この開口端45aの位置がスプール42の摺動によって不所望に変化することを防止する目的で、図4の(a)または図4の(b)に示す構造を採用している。
図4の(a)に示す構造は、隔壁7aの開口部7bを方形状とし、スプール42の断面形状を方形状の開口部7bと対応する方形状と成して、開口端45aの位置を一定に保つものである。
図4の(b)に示す構造は、隔壁7aの開口部7bを円形とし、スプール42の断面形状を円状の開口部7bと対応する円形に成すと共に、スプール42に設けたキー46を、隔壁7a側のキー溝7cに沿って摺動する構造となして、開口端45aの位置を一定に保つものである。
図2に示す状態は、可変オリフィス25を絞り制御していない状態であって、オイルギャラリ23には油圧ポンプ10のオイル供給圧、詳しくは、リリーフ弁19の設定圧に等しい油圧が作用し、このオイルギャラリ23内の油圧力と、スプリング室41のバックアップスプリング43の付勢力とにより、スプール42は図2に示すように、隔壁7aで連通孔45の開口端45aが閉止された状態となり、オイルギャラリ23内のオイル8はドレンしない。
図3に示す状態は、可変オリフィス25を絞り制御した状態であって、この可変オリフィス25の絞りにより、オイルギャラリ23に対する供給油量を減少させると、該オイルギャラリ23内の油圧力が低下するので、スプール42はバックアップスプリング43で押されて、該スプール42がオイルギャラリ23内に突入し、このスプール42の突入により、連通孔45の開口端45aがオイルギャラリ23内の上部に位置するので、オイルギャラリ23の上部な油路外に開放され、オイルギャラリ23内においてその上部のオイル8が連通孔45、スプリング室41、ドレン孔44aを介してクランクケース内にドレンし、オイルギャラリ23内は、大気圧と略等しいクランクケース内圧となる。
要するに、上述のスプール42とバックアップスプリング43とを備えた弁手段40は、オイルギャラリ23に対する供給油量が少ない時に、該オイルギャラリ23を油路外(クランクケース内)に開放して、オイルギャラリ23内をクランクケース内圧(大気圧とほぼ等しい圧力)状態にするものであって上述のバックアップスプリング43は上記条件を満たすバネ力に設定されている。
ここで、図2に示すオイルギャラリ23内の油圧(リリーフ弁19の設定圧)は相対的に高く、図3に示すオイルギャラリ23内の油圧は相対的低いものとなり、スプール42の突入により図3に示すオイルギャラリ23内の油圧はクランクケース内圧となる。
そこで、エンジン負荷が低い時、可変オリフィス25でオイルギャラリ23へのオイル8の流量を減少させ、この減少時に弁手段40により図3に示すように、上記オイルギャラリ23を油路外としてのクランクケース内に開放すると、オイルギャラリ23内はクランクケース内圧状態となる。
この場合、クランク軸1の回転によりオイルをジャーナル部5とメタル軸受6との間に引込むことができるので、油量を有効に低減することができ、またメタル軸受6の両サイドからオイル8が逃げるサイドフローを抑制して、上記両者5,6間に形成される油膜の温度上昇を図り、オイル8の粘性を低下させて、クランク軸1の回転抵抗の軽減を図ることができる。
ところで、図1に示すように、ECU(エンジン・コントロール・ユニット)などから成る制御手段50を設け、この制御手段50には、エンジン回転数、アクセル開度、オイルパン14に貯溜されたオイル8の温度つまり油温などが入力され、該制御手段50はこれらの入力を演算処理して、可変オリフィス25を絞り制御する。
図7、図8は上述の制御手段50による可変オリフィス25の絞り制御の一例を示すものである。
図7は横軸にエンジン回転数Neをとり、縦軸にエンジン負荷をとって可変オリフィス25を絞り制御する絞り領域αと、可変オリフィス25を絞り制御しない領域βとに区分した制御特性図であって、エンジン回転数Neがアイドルから極低回転数Ne1で、かつエンジン負荷をとって、可変オリフィス25を絞り制御する絞り領域αと、可変オリフィス25を絞り制御しない領域βとに区分した制御特性図であって、エンジン回転数Neがアイドルから極低回転数Ne1で、かつエンジン負荷が無負荷から極低負荷aまでの領域においては、エンジンの回転速度が低く、クランク軸1のジャーナル部5とメタル軸受6との間に形成される油膜の温度が過度に上昇しないように、オイル8の最低流量を確保する。
これは、エンジンの回転速度が低いため油膜温度が上がり過ぎると、油膜が切れる恐れがあり、この油膜切れを防止するためである。
エンジン回転数Neが高回転数(Ne2〜Ne3の範囲)で、かつエンジン負荷が高負荷bの領域においては、エンジン回転数Neが高いため、クランク軸1のジャーナル部5とメタル軸受6との間に形成される油膜の温度(油膜温度)が上がっても、油膜が切れにくいので、オイル8の流量増加は行なわない。
エンジン回転数NeがNe1〜Ne2までの低回転数で、かつエンジン負荷がa〜bまでの部分負荷の領域においては、高回転高負荷の領域に対して、クランク軸系油路11内のオイル8の流量を減少させるように可変オリフィス25を制御する。
図7において図示の便宜上、ハッチングを施して示す領域が可変オリフィス25の絞り領域αであり、この絞り領域αにおいて可変オリフィス25を絞り制御しても、該可変オリフィス25は分岐部20で分岐された該分岐部20下流のインレット流路24に介設したものであるから、動弁系油路12の油量を減少させるものではなく、油圧式位相可変機構(いわゆるVVT)やカム軸潤滑部に対するオイル供給に支障を及ぼすものではない。
図8は横軸にオイルパン14内のオイル8の温度つまり油温をとり、縦軸に可変オリフィス25の絞り率、換言すればオイルギャラリ23に供給するオイル8の流量をとった制御特性図であって、油温が極低温t1以下の場合と、高油温t2以上の場合とを除いて、可変オリフィス25を絞り制御するものである。
つまり、油温が極低温t1〜高油温t2までの間で、上述の可変オリフィス25を絞ることで、オイルギャラリ23に供給するオイル8の流量低減制御を実行するものである。
油温が高油温t2から20℃前後に低下する程、可変オリフィス25の絞り率を大きくして、オイルギャラリ23に供給されるオイル8の流量を順次減少させるが、油温が20℃前後からさらに低下すると、オイル粘性が大きくなることを考慮(粘性が大きいオイル8を送るために相応する油圧力が必要となることを考慮)して、可変オリフィス25の絞り率を順次小さくして、オイルギャラリ23に供給されるオイル8の流量が増加傾向となるように制御する。
この場合、エンジン回転数Neが低い状態では、クランク軸1のジャーナル部5とメタル軸受6との間に形成される油膜の油膜切れの可能性があることを考慮して、この油膜切れを防止する目的で、エンジン回転数Neが高い状態に対して、可変オリフィス25の絞り率を小さくし、オイルギャリ23に供給されるオイル8の流量が増加傾向となるように制御する。
図5はオイルギャラリ23から各分岐油路31〜35を介して上側のメタル軸受6に至る油路と、該分岐油路31〜35のオイルギャラリ23側に形成された油路面積が大きいチャンバ31C〜35Cの容積の差異とを模式的に示す斜視図であって、図1、図5に示すように、各気筒#2,#3間に位置する分岐油路33に対応したジャーナル部5には、該ジャーナル部5の両側にクランクピン2,2が位置し、これらの各クランクピン2,2には、ピストンおよびコネクティングロッドを介して爆発荷重が作用するため、該分岐油路33に形成されるチャンバ33Cの上下方向長さは最も長く設定されている。
一方、気筒#1端部および気筒#4端部に位置する分岐油路31,35に対応したジャーナル部5には、該ジャーナル部5の片側のみにクランクピン2が位置し、該クランクピン2にもピストンおよびコネクティングロッドを介して爆発荷重が作用するが、このクランクピン2はジャーナル部5の片側のみに位置するので、これら分岐油路31,35に形成されるチャンバ31C,35Cの上下方向長さは最も短く設定されている。
また、気筒#1,#2間および気筒#3,#4間に位置する分岐油路32,34に形成されるチャンバ32C,34Cの上下方向長さは、上述のチャンバ33Cの上下方向長さと、チャンバ31C,35Cの上下方向長さとの中間の長さに設定されている。
図6は各チャンバ31C,32C,33C,34C,35Cの必要油量の差異を示す説明図であって、図6から明らかなように各チャンバ31C〜35Cの必要油量は、対応するジャーナル部5およびメタル軸受6に付勢される軸受負荷の差異に対応するものである。
軸受負荷が最も大きい気筒#2,#3間のジャーナル部5に対応するチャンバ33Cの必要油量が多く、軸受負荷が最も小さい気筒端部のジャーナル部5,5に対応するチャンバ31C,35Cの必要油量が少なく、各気筒#1,#2間のジャーナル部5、および各気筒#3,#4間のジャーナル部に対応するチャンバ32C,34Cの必要油量は、これらの中間の油量となる。
そこで、図1、図5に示すように、各チャンバ31C〜35Cの上下方向長さを上述の如く設定することにより、図6に示す必要油量を確保するものであり、オイルギャラリ23の下部にはこれら必要油量に対応したオイル8が常時存在するように構成したものである。
なお、図5においては、図示の便宜上、オイル8が貯溜されている領域にハッチングを施している。但し、図5は弁手段40のスプール42がオイルギャラリ23内に突入した図3の状態に対応するものである。
このように、上記実施例のエンジンのオイル供給装置は、複数気筒#1〜#4を列状に有するエンジンにおいて、ポンプ手段(油圧ポンプ10参照)により汲上げたオイル8を、クランク軸系油路11と動弁系油路12とに分岐して供給し、上記クランク軸系油路11からのオイル8をクランク軸1の滑り軸受部(ジャーナル部5参照)に給油し、該クランク軸系油路11に供給する油量をエンジンの状況により増減制御するエンジンのオイル供給装置であって、上記クランク軸系油路11のオイルギャラリ23の上流側に、エンジン負荷が低い時、エンジン負荷が高い時に比較して上記油量を減少させる流量制御手段(可変オリフィス25参照)を設け、上記オイルギャラリ23に対する供給油量が少ない時に、該オイルギャラリ23を油路外(クランクケース内参照)に開放し、オイルギャラリ23内をクランクケース内圧状態にする弁手段40を設けたものである(図1参照)。
この構成によれば、オイルギャラリ23に対するオイル8の供給油量が少ない時(つまり、エンジン負荷が低い時)に、上述の弁手段40が該オイルギャラリ23を油路外(クランクケース内参照)に開放し、このオイルギャラリ23内を大気圧と略等しいクランクケース内圧状態にする。
このため、クランク軸1の滑り軸受部(ジャーナル部5参照)に給油されるオイル8に対して所定圧力が付勢されていなくても、該クランク軸1の滑り軸受部(ジャーナル部5参照)の回転時の引込み力で、滑り軸受部(ジャーナル部5参照)とメタル軸受6との間にオイル8を引込むことができ、滑り軸受部(ジャーナル部5参照)とメタル軸受6の軸受クリアランスのばらつきの影響を抑制して、油量を有効に低減することができる。
このようにして、クランク軸1の滑り軸受部(ジャーナル部5参照)とメタル軸受6との間の油量が少量となるうえ、オイルギャラリ23内はクランクケース内圧状態となるため、サイドフローを抑制し、滑り軸受部(ジャーナル部5参照)での油膜温度上昇を図ることができる。
上記油膜の温度上昇により、オイル8の粘性が低下し、この結果、クランク軸1の回転抵抗の軽減を図り、延いては、燃費の改善を図ることができる。
また、上記弁手段40は、上記オイルギャラリ23の上部を油路外(クランクケース内参照)に開放するものである(図2、図3参照)。
この構成によれば、弁手段40がオイルギャラリ23の上部を油路外に開放するので、オイルギャラリ23上部のオイル8はクランクケース内のオイルパン14にドレンするが、オイルギャラリ23内の上部以外の他部には充分なオイル8を確保することができ、クランク軸1の滑り軸受部(ジャーナル部5参照)とメタル軸受6との間には必要油量を確保することができる。
さらに、上記弁手段40は、バックアップスプリング43に付勢され上記オイルギャラリ23内の油圧減少により該オイルギャラリ23内に突入する可動弁体(スプール42参照)を有し、該可動弁体(スプール42参照)には、その突入時にオイルギャラリ23上部とクランクケース内とを連通する連通孔45が設けられたものである(図2、図3参照)。
この構成によれば、電気信号を受けて作動する高価、かつ複雑な電磁弁などを用いることなく、簡単な構造の弁手段40により、オイルギャラリ23内の油圧減少時に可動弁体(スプール42参照)をオイルギャラリ23内に突入させて、その連通孔45によりオイルギャラリ23上部とクランクケース内とを連通させて、該オイルギャラリ23の上部を油路外(クランクケース内参照)に開放することができる。
また、上記流量制御手段は、油路面積を増減制御する可変オリフィス25であることを特徴とする(図1参照)。
この構成によれば、油路面積を増減制御する可変オリフィス25(つまり、可変絞り)により、エンジン負荷が低い時は、エンジン負荷が高い時に比較してオイルギャラリ23に対するオイル8の供給油量を減少させることができる。
さらに、上記オイルギャラリ23からクランク軸1の各滑り軸受部(ジャーナル部5参照)に連通する分岐油路31〜35を備え、上記分岐油路31〜35の少なくともオイルギャラリ23側が油路面積の大きいチャンバ31C,32C,33C,34C,35Cに形成されたものである(図1、図5参照)。
この構成によれば、分岐油路31〜35の少なくともオイルギャラリ23側に上記チャンバ31C〜35Cを形成したので、該チャンバ31C〜35Cが実質的な油溜めとなり、この油溜めによる水頭圧にて、オイル8を安定してクランク軸1の滑り軸受部(ジャーナル部5参照)とメタル軸受6との間に作用させることができる。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の複数気筒を列状に有するエンジンは、実施例の直列4気筒エンジンに対応し、
以下同様に、
ポンプ手段は、油圧ポンプ10に対応し、
クランク軸の滑り軸受部は、ジャーナル部5(いわゆるクランクジャーナル)に対応し、
流量制御手段は、可変オリフィス25に対応し、
可動弁体は、スプール42に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
例えば、直列4気筒エンジンに代えて、他の直列多気筒エンジンやV型エンジンの少なくとも一方のバンクに上記構成のオイル供給装置を適用してもよく、また弁手段40を設ける位置は、オイルギャラリ23の下流端に代えて、オイルギャラリ23に連通する他の箇所であってもよい。
1…クランク軸
5…ジャーナル部(滑り軸受部)
10…油圧ポンプ(ポンプ手段)
11…クランク軸系油路
12…動弁系油路
23…オイルギャラリ
25…可変オリフィス(流量制御手段)
31〜35…分岐油路
31C〜35C…チャンバ
40…弁手段
42…スプール(可動弁体)
43…バックアップスプリング
45…連通孔

Claims (5)

  1. 複数気筒を列状に有するエンジンにおいて、
    ポンプ手段により汲上げたオイルを、クランク軸系油路と動弁系油路とに分岐して供給し、
    上記クランク軸系油路からのオイルをクランク軸の滑り軸受部に給油し、
    該クランク軸系油路に供給する油量をエンジンの状況により増減制御するエンジンのオイル供給装置であって、
    上記クランク軸系油路のオイルギャラリの上流側に、エンジン負荷が低い時、エンジン負荷が高い時に比較して上記油量を減少させる流量制御手段を設け、
    上記オイルギャラリに対する供給油量が少ない時に、該オイルギャラリを油路外に開放し、オイルギャラリ内をクランクケース内圧状態にする弁手段を設けた
    エンジンのオイル供給装置。
  2. 上記弁手段は、上記オイルギャラリの上部を油路外に開放する
    請求項1記載のエンジンのオイル供給装置。
  3. 上記弁手段は、バックアップスプリングに付勢され上記オイルギャラリ内の油圧減少により該オイルギャラリ内に突入する可動弁体を有し、
    該可動弁体には、その突入時にオイルギャラリ上部とクランクケース内とを連通する連通孔が設けられた
    請求項2記載のエンジンのオイル供給装置。
  4. 上記流量制御手段は、油路面積を増減制御する可変オリフィスである
    請求項1〜3の何れか1に記載のエンジンのオイル供給装置。
  5. 上記オイルギャラリからクランク軸の各滑り軸受部に連通する分岐油路を備え、
    上記分岐油路の少なくともオイルギャラリ側が油路面積の大きいチャンバに形成された
    請求項1〜4の何れか1に記載のエンジンのオイル供給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012117456A (ja) * 2010-12-01 2012-06-21 Mazda Motor Corp エンジンの給油装置
JP2013122201A (ja) * 2011-12-12 2013-06-20 Fuji Heavy Ind Ltd エンジンの潤滑装置
JP2017150358A (ja) * 2016-02-23 2017-08-31 マツダ株式会社 エンジンのオイル供給装置

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