JP2010253028A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技者にとって斬新な視覚効果のある電飾装置を備えた遊技機を提供すること。
【解決手段】遊技機1は、遊技状態に応じて発光するLED基板260と、LED基板260の前面側に配置されている回動可能な拡散レンズ210と、拡散レンズ210を回動させるための駆動モータ270等からなる駆動手段と、前記LED基板260と前記拡散レンズ210の間に配置され、前記LED基板260から照射された光を前記拡散レンズ210に向けて透過するギアレンズ220と、該ギアレンズ200の側面に設けられている側面部材250とからなる駆動発光装置を備えている。
【選択図】図5

Description

本発明はパチンコ遊技機等の遊技機に関する。
従来、パチンコ遊技機等の遊技機は、遊技を演出する目的で液晶表示装置等の可変表示装置やスピーカーあるいは可動演出装置とともに発光ダイオード等を光源とする電飾装置を遊技盤に備えている。このような遊技機として、大当たり状態やリーチ状態などの特定の遊技状態になった場合に、電飾装置による光の演出によって遊技者の気分を盛り上げ、遊技者を楽しませるものが公知である(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献1に記載の遊技機の電飾装置は、発光体と、遊技状態に応じて駆動源により回転する傾斜反射板を備えている。傾斜反射板には、傾斜反射板から反射された光の進行方向前面及び側面を囲む拡散レンズが一体化して設けられている。よって電飾装置において、発光体から照射された光は傾斜反射板で反射され、反射された光は拡散レンズを透過して拡散されて遊技者に届くように構成されている。
特開2002−346064号公報
しかしながら、従来の遊技機は、電飾装置による演出が、発光体の点灯、点滅、消灯や、発光体から照射された光を反射板に当てることによる光の反射、あるいは、発光体から照射された光や反射板で反射された光を単純な構成の拡散レンズに透過させることによる光の拡散によるものがほとんどであり、演出に斬新さがなく遊技者に与える視覚効果に乏しいという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、駆動手段による駆動と光の演出を組み合わせて、遊技者にとって斬新な視覚効果のある光の演出を行うことが可能な駆動発光装置を備えた遊技機を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、本発明遊技機は、請求項1に記載のように、
遊技状態に応じて駆動し発光する駆動発光装置を備えた遊技機において、
前記駆動発光装置は、遊技状態に応じて発光する光源と、
前記光源の前面側に配置されていて回動可能な第1の透過部材と、
前記第1の透過部材を回動させるための駆動手段と、
前記光源と前記第1の透過部材の間に配置され、前記光源から照射された光を前記第1の透過部材に向けて透過する第2の透過部材と、
前記第2の透過部材の側面に設けられている側面部材とを備え、
前記第2の透過部材の、外周あるいは前記側面部材の内周の一方に複数の凸部を形成すると共に他方に前記凸部と嵌合可能な複数の凹部を形成し、
前記第1の透過部材は、裏面側に、前記駆動手段に連結されて前記第1の透過部材を回動させる回転軸と、前記第2の透過部材を回動自在に軸支するための軸支部が設けられ、前記回転軸と前記軸支部は異なる位置に設けられており、
前記第2の透過部材は、前記軸支部に軸支され、前記第1の透過部材の回動に伴い前記軸支部が変位するのに追随して変位すると共に、前記凸部と前記凹部が嵌合することによって、前記軸支部を回転軸として前記第1の透過部材の回動方向と異方向に回動することを要旨とするものである。
また本発明遊技機は、請求項2に記載のように、請求項1に係り、
前記第1の透過部材及び第2の透過部材は略円形に形成されると共に、前記第2の透過部材の直径は前記第1の透過部材の半径よりも小さく形成され、
前記軸支部は前記第1の透過部材の半径中心よりも外周側に設けられていることを要旨とするものである。
また本発明遊技機は、請求項3に記載のように、請求項1又は2に係り、
前記軸支部が、前記回転軸を中心とした所定の円周上に設けられ、
各軸支部に前記第2の透過部材が回動自在に軸支されていることを要旨とするものである。
また本発明遊技機は、請求項4に記載のように、請求項2又は3に係り、
前記軸支部は、前記第2の透過部材の外周の一部が前記第1の透過部材の外周の一部と略同一になるような位置に設けられていることを要旨とするものである。
また本発明遊技機は、請求項5に記載のように、請求項1〜4のいずれか1項に係り、
前記側面部材は、前記第1の透過部材の回動に伴い前記軸支部が変位するのに追随して前記第2の透過部材が変位する場合の前記第2の透過部材の変位軌跡の外周側面を覆う大きさに形成されていることを要旨とするものである。
また本発明遊技機は、請求項6に記載のように、請求項1〜5のいずれか1項に係り、
前記第2の透過部材の回動中は、少なくとも1組の前記凸部と前記凹部が常に嵌合するように前記凸部と前記凹部を形成したことを要旨とするものである。
また本発明遊技機は、請求項7に記載のように、請求項1〜6のいずれか1項に係り、
前記光源は、複数の発光体を基板に設置して構成されることを要旨とするものである。
また本発明遊技機は、請求項8に記載のように、請求項1〜7のいずれか1項に係り、
前記第1の透過部材に、前記光源から照射された光を集束して透過させる集束部が設けられ、
前記光源が、前記集束部の回動軌跡上に設置されていることを要旨とするものである。
また本発明遊技機は、請求項9に記載のように、請求項1〜8のいずれか1項に係り、
前記光源と前記第2の透過部材の間に透明板が設けられていることを要旨とするものである。
請求項1の本発明遊技機は、遊技状態に応じて駆動し発光する駆動発光装置を備えた遊技機において、前記駆動発光装置は、遊技状態に応じて発光する光源と、前記光源の前面側に配置されていて回動可能な第1の透過部材と、前記第1の透過部材を回動させるための駆動手段と、前記光源と前記第1の透過部材の間に配置され、前記光源から照射された光を前記第1の透過部材に向けて透過する第2の透過部材と、前記第2の透過部材の側面に設けられている側面部材とを備え、前記第2の透過部材の、外周あるいは前記側面部材の内周の一方に複数の凸部を形成すると共に他方に前記凸部と嵌合可能な複数の凹部を形成し、前記第1の透過部材は、裏面側に、前記駆動手段に連結されて前記第1の透過部材を回動させる回転軸と、前記第2の透過部材を回動自在に軸支するための軸支部が設けられ、前記回転軸と前記軸支部は異なる位置に設けられており、前記第2の透過部材は、前記軸支部に軸支され、前記第1の透過部材の回動に伴い前記軸支部が変位するのに追随して変位すると共に、前記凸部と前記凹部が嵌合することによって、前記軸支部を回転軸として前記第1の透過部材の回動方向と異方向に回動するものであり、前記光源による光の照射と第1の透過部材の回動と第2の透過部材の回動及び変位を組み合わせて複雑な光の強弱を演出し、遊技者にとって斬新な視覚効果のある演出を行うことが可能になる。
請求項2の本発明遊技機は、前記第1の透過部材及び前記第2の透過部材が略円形に形成され、前記第2の透過部材の直径が前記第1の透過部材の半径よりも小さく形成されると共に、前記軸支部が前記第1の透過部材の半径中心より外周側に設けられていることにより、前記第2の透過部材が、前記第1の透過部材の回動に伴う前記軸支部の変位に追随して変位する際に、前記第2の透過部材と前記第1の透過部材が互いに干渉することを抑制できる。
請求項3の本発明遊技機は、前記軸支部が前記回転軸を中心とした所定の円周上に設けられ、各軸支部に前記第2の透過部材が軸支されていることにより、前記第1の透過部材の回動と前記第2の透過部材の回動及び変位の組合わせが数多くなることで、より美観の優れた万華鏡のような視覚効果のある演出を行うことができる。
請求項4の本発明遊技機は、前記軸支部は、前記第2の透過部材の外周の一部が前記第1の透過部材の外周の一部と略同一になるような位置に設けられていることによって、前記第2の透過部材は、常にその外周の一部と前記第1の透過部材の外周の一部が略同一となる状態で、前記第1の透過部材の回動に伴う前記軸支部の変位に追随して回動しながら変位する。それ故に、前記第1の透過部材の回動と前記第2の透過部材の回動及び変位が一体感を持って演出される。
請求項5の本発明遊技機は、前記側面部材が、前記第1の透過部材の回動に伴い前記軸支部が変位するのに追随して前記第2の透過部材が変位する場合の前記第2の透過部材の変位軌跡の外周側面を覆う大きさに形成されていることによって、前記第2の透過部材が前記軸支部の変位に追随して変位している場合であっても前記凸部と前記凹部が嵌合する。それ故に、前記第2の透過部材は、前記軸支部が変位するのに追随して変位している場合であっても前記軸支部を中心として回動することができる。
請求項6の本発明遊技機は、前記第2の透過部材の回動中は、少なくとも1組の前記凸部と前記凹部が常に嵌合するように前記凸部と前記凹部が形成されていることにより、前記第2の透過部材は、前記第1の透過部材の回動に伴い前記軸支部が変位するのに追随して変位する間、常に回動することになる。
請求項7の本発明遊技機は、前記光源が複数の発光体を基板に設置して構成されていることにより、発光体の設置位置を変えて最適な発光状態に容易にすることができる。また、発光体毎に発光色や発光のタイミング等を変えれば演出の幅を広げることができる。
請求項8の本発明遊技機は、前記光源から照射された光を集束して透過させる集束部が前記第1の透過部材に設置され、前記光源が前記第1の透過部材が回動する際の前記集束部の回動軌跡上に設置されていることにより、前記第1の透過部材に設置された前記集束部が前記光源上を通過する際には前記第1の透過部材を透過する光が強くなり、前記集束部以外の前記第1の透過部材の部分が前記光源上を通過する際には前記第1の透過部材を通過する光が前記集束部よりも弱くなるため、前記第1の透過部材を透過する光に強弱を持たせる演出を行うことができる。
請求項9の本発明遊技機は、前記透明板が前記光源と前記第2の透過部材の間に配置されていることによって、前記光源から照射された光を遮断することなく、前記第2の透過部材が前記軸支部から外れにくくして、前記第2の透過部材をスムーズに回動させることができる。
本発明遊技機の一例のパチンコ遊技機を示す正面図である。 図2は図1のパチンコ遊技機の遊技盤の正面図である。 図3は図1のパチンコ遊技機のセンター役物のフレームと万華鏡駆動役物と文字駆動役物を示す正面図である。 図4は万華鏡駆動役物と文字駆動役物を示す外観斜視図である。 図5は図4の万華鏡駆動役物の一部を分解した分解斜視図である。 図6は図5を後方から見た分解斜視図である。 図7は万華鏡駆動役物の分解斜視図である。 図8は図7を後方から見た分解斜視図である。 図9は拡散レンズとギアレンズの位置関係を示す説明図である。 図10は万華鏡駆動役物から拡散レンズを取り除いた状態を示す正面図である。 図11は側面部材の内周全面に内歯が設けられた万華鏡駆動役物と文字駆動役物を示す正面図である。 図12は文字駆動役物の第1可動部材が第2位置に移動した状態を示す斜視図である。 図13は文字駆動役物の第2可動部材が第2位置に移動した状態を示す斜視図である。 図14は図4の万華鏡役物と文字駆動役物を裏面側から見た斜視図である。 図15は万華鏡駆動役物の動作のタイミングを示すフローチャートである。 図16は所定の条件で図15から分岐した場合の万華鏡駆動役物と文字駆動役物の動作のタイミングを示すフローチャートである。
以下に本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明遊技機の一例を示す正面図である。図1に示すように、本実施例の遊技機はパチンコ遊技機1である。パチンコ遊技機1(以下、遊技機ということもある)は、所要の奥行を有する額縁形状に形成された機枠2の前面側に、左側縁が軸着されて前方に開閉可能に組付けられた前面枠3が取り付けられ、該前面枠3に対して左側縁が軸着されて前面側に開閉可能に形成されたガラス枠4が取り付けられている。前面枠3及びガラス枠4は鍵5により施錠可能である。
なお、本発明において、遊技機1の前面とは遊技機正面側のことであり、遊技機1の裏面或いは後方とは遊技機1の背面側のことである。また遊技機1の左側、右側、上側、下側とは、遊技機を前面から見た場合の左側、右側、上側、下側のことである。また、遊技機を構成する各構成部材においても、表側、裏側、前側、後側等という場合、特に断りがない限り、遊技機に装着された状態での表側、裏側、前側、後側方向等である。
図1に示すように、ガラス枠4には、遊技盤7の位置にガラス板又はプラスチック板等の透明板が嵌め込まれている。ガラス枠4は、透明板を通して前面側から遊技盤7の遊技領域10を視認可能である。ガラス枠4には、遊技領域10へ発射するための遊技球を入れる上皿12が一体に形成されている。上皿12には、貯留されている遊技球を下皿15に流下するための上皿操作部17や、貸し出し可能な貸し球を払い出すための球貸し操作部18等が設けられている。またガラス枠4の上部左右両側には、スピーカー13、13が取り付けられ、遊技盤の上方に装飾ランプ14が設けられている。
図1に示すように、前面枠3のガラス枠4の下方には、左側縁が軸着されて前面枠3に対して開閉可能に下皿15が組付けられている。また前面枠3の右下には、遊技球を発射操作するためのタッチスイッチを備える発射ハンドル8が設けられている。下皿15は、払い出された遊技球で上皿12に入りきらない遊技球を貯めることが可能である。下皿15には、遊技球を下方に落下させるための下皿球抜き操作部16等が設けられている。
図2は図1の遊技盤を示す正面図である。遊技盤7は、前面枠3に脱着可能に取り付けられている。図2に示すように、遊技盤7の周縁には、発射装置から発射された遊技球をガイドするための内側ガイドレール9aと外側ガイドレール9bとからなるガイドレール9が、略円形に設けられている。遊技盤7の内側ガイドレール9a及び外側ガイドレール9bの一部によって囲まれた部分が遊技領域10として形成されている。遊技領域10の略中央から上方には、センター役物30が配設されている。センター役物30の略中央には、開口部が設けられ、該開口部に図柄等を変動表示することが可能な図柄表示装置としての液晶パネル21が配設されている。センター役物30の液晶パネル21の周囲には、一部液晶パネル21の表面を覆うように、ランプ等の装飾部材28等が設けられ、液晶パネル21の周囲を装飾している。
更にセンター役物30には、駆動役物として、センター役物30の右下に万華鏡駆動役物(装飾装置)200と文字駆動装置(連動装置)100が設けられ、上方に刀駆動役物300が設けられ、右側には竹駆動役物400が設けられている。これらの駆動役物100〜400は、遊技機1の遊技状態に応じて動くことで、遊技を演出するものである。万華鏡駆動役物200が、本発明の遊技機における遊技状態に応じて駆動し発光する駆動発光装置である(図5参照、詳細は後述する)。文字駆動役物100は、可動部材が遊技状態に応じて駆動手段により動く駆動役物である。また刀駆動役物300と竹駆動役物400は、刀や竹の形状の部材が遊技状態に応じて駆動手段により動く駆動役物である。
また遊技盤7の遊技領域10のセンター役物30以外の部分には、電動チューリップからなる始動入賞装置22、長方形の開口部を開閉可能に覆っている蓋からなるアタッカー形式の特別入賞装置23、通過ゲート24、風車25等が配置され、複数の釘26が起立している。また遊技領域10の特別入賞装置23の左側にはサイドランプ27が設けられている。
また特に図示しないが、遊技機1の裏面側には、枠用外部端子基板、図柄制御基板、主制御基板、音声制御基板、ランプ制御基板、払出制御基板、発射装置制御基板、電源基板等の各種基板、カードインターフェース接続部、球寄せ、タンク、タンクレール、払出装置、発射装置等が設けられている。
パチンコ遊技機1は、発射ハンドル8の操作により発射装置から遊技領域10に遊技球を発射すると、遊技球が遊技盤7の遊技領域10の表面を転動しながら落下し、始動入賞装置22、特別入賞装置23等の入賞装置に入ると、所定の賞球遊技球が球払出口から払出されるようになっている。また遊技領域10に発射された遊技球が、始動入賞装置22に入ったり、通過ゲート24を通過することにより、所定の遊技が行われる。
図3はセンター役物30のフレームに万華鏡駆動役物200と文字駆動役物100を取付けた状態を示す正面図である。センター役物30は、液晶パネルの周囲を囲むように形成されている額縁状の枠体からなるフレーム31を備えている。図3に示すようにフレーム31の所定の位置には、万華鏡駆動役物200と文字駆動役物100が装着されている。尚、フレーム31には、刀駆動役物300、竹駆動役物400や装飾部材28等の他の部品も装着されるが、図3ではこれらの記載を省略した。
フレーム31には、周囲の額縁部分に各種の部品を取付けることが可能に形成されている取付部33と、中央の部分の液晶パネルが見える開口部32が設けられている。取付部33には、万華鏡駆動役物200及び文字駆動役物100等を取付けて固定することができる。万華鏡駆動役物200や文字駆動役物100はネジ等でフレーム31の取付部33に固定されている。図1及び図2に示すように、遊技盤7にセンター役物30を取付けた状態では、万華鏡駆動役物200は、発光面が遊技機1の前面の遊技者から見えるように配置されている。文字駆動役物100は、通常の状態では遊技機1の前面の遊技者から見えない位置にあり、遊技状態が変化して位置が変わると遊技者から見える位置に取付けられている。
図4は、万華鏡駆動役物200と文字駆動役物100を示す外観斜視図である。図5は、図4の万華鏡駆動役物200の一部分を分解した分解斜視図であり、図6は、図5を後方から見た分解斜視図である。また図7は、万華鏡駆動役物200の分解斜視図であり、図8は、図7を後方から見た分解斜視図である。以下に、万華鏡駆動役物200について説明する。図4〜図8に示すように、万華鏡駆動役物200は、遊技状態に応じて発光する光源としてのLED基板260と、LED基板260の前面側に配置されている回動可能な第1の透過部材としての拡散レンズ210と、拡散レンズ210を回動させるための駆動モータ270等からなる駆動手段と、LED基板260と拡散レンズ210の間に配置され、LED基板260から照射された光を拡散レンズ210に向けて透過する第2の透過部材としての3つのギアレンズ220と、該ギアレンズの側面に設けられている側面部材250とを備えている。図5及び図6に示すように、ギアレンズ220とLED基板260との間には、透明板230が設けられている。また上記3つのギアレンズ220は、同一の形状に形成されている。
万華鏡駆動役物200の拡散レンズ210は、透明プラスチックを用いて円板状に形成されている。拡散レンズ210は、図4及び図5に示すように、表面側にクモの巣のような凸凹模様が施されており、背面のLED基板260から照射された光を凸凹模様部分で屈折させて拡散するように形成されている。また、拡散レンズ210には、図4及び図5に示すように、肉厚半球レンズ211が所定の半径を有する円周上に等間隔に6個設けられている。肉厚半球レンズ211は、半球状の凸部として形成されていて、背面のLED基板260から照射された光を集束して透過させるレンズ機能を有する。そのため、肉厚半球レンズ211を透過した光は、それ以外の部分を透過した光と比較して、指向性が強く鋭いものとなるので、肉厚半球レンズ211とそれ以外の拡散レンズ210の部分を透過する光とで強弱を持たせた演出を行うことができる。尚、肉厚半球レンズ211は、本発明の集束部に相当する。
また、拡散レンズ210の裏面側には、図6及び図8に示すように、その中心に、後方に突出する筒状体からなり、駆動手段に連結されて該拡散レンズ210自体を回動させるための回転軸212が設けられている。更に、拡散レンズ210の裏面側には、回転軸212と異なる位置に、3つの軸支部213が設けられている。回転軸212は、図7に示すように、透明板230の中心穴231、前カバー部材280aの貫通穴282及びLED基板260の開口部262を通って、連動部材291の軸受け292に連結される長さに形成されている。
次に、図6及び図8に示すように、拡散レンズ210の裏面側には、後方に突出する棒状体からなり、ギアレンズ220を回動自在に軸支するための軸支部213が3つ設けられている。軸支部213は、拡散レンズ210の中心以外の位置に設けられ、回転軸212と異なる位置に設けられている。軸支部213は、拡散レンズ210の外周を3等分する120°の間隔の放射線上に設けられており、この軸支部213が設けられている半径方向の位置は、拡散レンズ210の半径中心より外周側で、かつ、ギアレンズ220の外周の一部と拡散レンズの外周の一部が略同一になる所定の円周上である。
図9は、拡散レンズ210とギアレンズ220の位置関係を示す説明図である。前記所定の円周とは、図9に示すように、回転軸212を中心として、拡散レンズ210の半径R1からギアレンズ220の半径R2を引いた大きさR3=R1−R2を半径とする円周40のことであり、半径0.5R1の円周41と拡散レンズ210の外周42の間にある。
また、図6に示すように、軸支部213の後方に突出する長さは、回転軸212の長さより短く形成されている。軸支部213の後方に突出する長さは、ギアレンズ220の貫通孔222に挿通された軸支部213の先端が、透明板230に設けられた支持穴232に挿入されて支持される長さである。
ギアレンズ220は、透明プラスチックの円板からなり、中心に貫通孔222が設けられ、外周の少なくとも一部に凸部としての歯221が設けられた歯車として形成されている。ギアレンズ220の直径は、拡散レンズ210の半径よりも小さく形成されている。また、ギアレンズ220は、図5、図7及び図10等に示すように、表面側に、複数の円をずらして重ねた線の部分が凸状となる凹凸模様が形成されており、背面のLED基板260から照射された光を凹凸模様部分で屈折させて、拡散レンズ210に向けて透過する拡散レンズとして構成されている。
さらに、ギアレンズ220は、図5〜図8に示すように、外周の少なくとも一部に凸部221が設けられた外歯車として形成されて、内周に内歯が設けられた側面部材250(後述する)の内歯からなる凹部と嵌合するように形成されている。図5〜図8に示すように、ギアレンズ220の中央の貫通孔222は、拡散レンズ210の裏面側に設けられた軸支部213が挿通されて自由に回動できるように、軸支部213の直径よりも若干大き目の内径に形成されている。尚、3つのギアレンズ220は、いずれも3つの軸支部213にそれぞれ回動自在に軸支されている。
ギアレンズ220の裏面側に設置される透明板230は、拡散レンズ210とほぼ同じ大きさの透明プラスチックの円板として形成されている。透明板230は、図6及び図8に示すように、中央に拡散レンズ210の回転軸212を挿通する中心穴231が設けられている。更に、透明板230には、中心穴231を中心とする半径R3の円周上(図9参照)に、3つの軸支部213を挿入して支持するための3つの支持穴232が等間隔に設けられている。
すなわち、3つの支持穴232は拡散レンズ210の軸支部213の位置に対応する位置に設けられている。支持穴232に、ギアレンズ220の貫通孔222を通過した軸支部213の先端が挿入され、ギアレンズ220は拡散レンズ210と透明板230に挟まれた状態で回動可能に保持される。透明板230は、ギアレンズ220を間に介した状態で、拡散レンズ210の回転軸212と軸支部213が、それぞれ中心穴231と支持穴232に挿通され、拡散レンズ210が回動すると一緒に回動する。この時、ギアレンズ220は、挿通されている軸支部213から外れにくくなり、ギアレンズ220をスムーズに回動させることができる。なお、透明板230は透明プラスチックを用いて形成されているので、LED基板260から前方に照射される光を遮断せずギアレンズ220及び拡散レンズ210に向けて透過させることができる。
図4〜図8に示すように、側面部材250は、内径が拡散レンズ210の外径とほぼ同じ大きさに形成されたリング状であり、内周に欠歯状の内歯251が設けられ、ギアレンズ220の側面側に設けられている外歯221と噛み合う内歯車として形成されている。すなわち、側面部材250には、ギアレンズ220の複数の凸部221としての外歯と嵌合可能な複数の凹部としての内歯251を備えている。この内歯251は、等間隔に離れた3ヵ所の位置に設けられている。内歯251が設けられている位置は、上方向を0時として、0時、4時、8時の位置である。内歯251のピッチは、ギアレンズ220の外歯221のピッチに対応している。
側面部材250は、拡散レンズ210の回動に伴い、軸支部213が変位するのに追随してギアレンズ220が変位する場合の、ギアレンズ220の変位軌跡の外周側面を覆う大きさに形成されている。ここで、ギアレンズ220の変位軌跡とは、図9に示すように、万華鏡駆動役物200を正面視した際の、拡散レンズ210の外周42の線とほぼ同一の線になる。
ギアレンズ220は、拡散レンズ210の回動に伴い、軸支部213が変位するのに追随して変位すると共に、側面部材250の内歯251とギアレンズ220の外歯221は凹凸が嵌合して噛み合い、軸支部213を回転軸として、ギアレンズ220自体も回動する。このギアレンズ220の回動は、側面部材250の内歯251と噛み合う部分で行われる。
側面部材250は、内歯251が3ヵ所に設けられていて内周全面に設けられていないが、図11のように内歯251は内周全面に設けられていても良い。側面部材250の内歯251が内周全面に設けられていると、拡散レンズ210が回動している間は、ギアレンズ220は常に軸支部213を回転軸として回動しながら変位するよう構成することができる。また、ギアレンズ220の外歯221と側面部材250の内歯251が嵌合して噛み合って回動したり、噛み合わずに回動しなかったりする状態があるように外歯221または内歯251を設けてもよいし、常にギアレンズ220の外歯221と側面部材250の内歯251が嵌合して噛み合うように側面部材250の複数の位置に適宜内歯251を設けてもよい(図示せず)。
さらに、側面部材250は、図5〜図8に示すように、側面部材250の外周にネジ穴が設けられた固定部252が3ヵ所に外方に突出するように形成されている。側面部材250は、前カバー部材280aと後カバー部材280bにネジ止めされて固定されている。拡散レンズ210等が駆動手段により回動しても、側面部材250はカバー体280に固定されているので回動しない。
透明板230の裏面側には、図7及び図8に示すように、前カバー部材280aと後カバー部材280bから構成されるカバー体280が設けられている。カバー体280の内部には、光源としてのLED基板260と該LED基板の後方に駆動手段の一部を構成する大歯車からなる連動部材291と小歯車からなる回動体290とが保持される。さらに、後カバー部材280bには電気的駆動源としてのモータ270が固定されている。
前カバー部材280aと後カバー部材280bは、図7及び図8に示すように、外周にネジ穴が数カ所に形成されており、前カバー部材280aと後カバー部材280bは合わせてネジ止めされて固定され、一つのカバー体280となる。カバー体280は、図6に示すように、上部円形部分287と下部円形部分288とから構成される。上部円形部分287は、拡散レンズ210の大きさとほぼ同じ大きさに形成されており、上部円形部分287の内部にはLED基板260と連動部材291が保持されている。前カバー部材280aの上部円形部分287aと後カバー部材280bの上部円形部分287bの中心には貫通孔282と283が形成されている。一方、カバー体280の下部円形部分288の内部には回動体290が保持されている。また、前カバー部材280aは、透明プラスチックで形成されていて、LED基板260から照射された光を拡散レンズ210及びギアレンズ220に向けて透過させるとともに、LED基板260の保護カバーにもなっている。
カバー体280の上部円形部分287の内部に保持されるLED基板260は、図7に示すように、円板状の基板263の前面側にLED261が全体に分散して配設されている。LED261のうちの一定数は、肉厚半球レンズ211の回動軌跡と重なる円周上に並べて設けている。基板263の大きさはカバー体280の上部円形部分287よりやや小さく形成されている。LED基板260は、複数のLED261が基板263全体に分散して配設されて構成されていることにより、各LEDの発光色や発光タイミング等を変えることで、幅広い演出を行うことができる。また、LED261の設置場所を変えることで簡単に最適な発光状態にすることもできる。
ここで、拡散レンズ210が回動する際の肉厚半球レンズ211の回動軌跡と重なる基板263の円周上に一定数のLEDが配設されているので、肉厚半球レンズ211がLED261の前面を通過した場合は、指向性の強く鋭い光が拡散レンズ210を透過することになる。一方、肉厚半球レンズ211以外の拡散レンズ部分がLED261の前面を通過した場合は、レンズの凹凸に沿って全体的に照射された指向性の弱い光が拡散レンズ210を透過することになる。よって、光の強弱を演出することができる。尚、LED基板260の中心には、図7〜8に示すように、連動部材291の軸受け292を通す開口部262が形成されている。
LED基板260は、基板の右側面に突出するコネクタ取付部264が設けられている。コネクタ取付部264に、コネクタが設けられ、コネクタに制御基板等からの電気的配線が接続される。LED基板260の複数のLEDは、接続されている制御基板の制御回路によって発光を制御することができる。LED261の発光は、全体を一体として発光することもできるし、個々のLED261のそれぞれの発光を制御することも可能である。
LED基板260は、コネクタ取付部264がカバー体280の上部円形部287の外に露出するよう、カバー体280に取付けられ、固定される。LED基板260は、カバー体280の内部で駆動手段の連動部材291が回動しても、所定の位置に固定されていて、回動しない。
図4〜図8に示す万華鏡駆動役物200(駆動発光装置)における駆動手段は、駆動モータ270と、回動体290と、連動部材291とが連動するように構成されている。
連動部材291は、カバー体上部の内部でLED基板260の裏面側に保持されており、外周の歯が回動体290の歯と噛み合い回動する。また、連動部材291の表面側の中心には軸受け292が形成されており、該軸受け292内に拡散レンズ210の回転軸212が挿入され、裏面側からネジにより回転軸212がネジ止めされて、連動部材291と拡散レンズ210は一体に回動するように形成されている。
回動体290は、カバー体280の下部円形部分288の内部で、外周の歯が連動部材291の歯と噛み合う位置に保持されている。そして、回動体290の中心の軸孔293に、後カバー部材280bの裏面側に固定された駆動モータ270の回転軸273が接続される。
後カバー部材280bの裏面側に固定された駆動モータ270は、図7〜図8及び図14に示すように、その外周にネジ穴が形成されており、後カバー部材の下部円形部分288bの裏面側にネジ止めされ、カバー体280に固定されている。
駆動モータ270は、特に図示しないが、制御基板等に配線により電気的に接続されている。駆動モータ270が回転すると、回転軸273に接続された回動体290が回転する。回動体290が回転すると、歯が噛み合っている連動部材291が回転する。連動部材291が回転すると、軸受け292に回転軸212が固定されている拡散レンズ210が回動する。
尚、駆動モータ270の回転は、逆回転も可能であり、拡散レンズ210も時計回り、反時計回りのいずれの方向も回動可能に構成されている。駆動モータ270の回転は、制御基板等の制御回路でそのオンオフを制御することができる。
拡散レンズ210が回動すると、拡散レンズ210の裏面側に設けられた軸支部213も、拡散レンズ210の回動に伴い拡散レンズ210の回動方向と同方向へ変位する。ギアレンズ220は、軸支部213に軸支されているので、軸支部213が変位するとそれに追随して軸支部213と同方向へ変位する。よって、拡散レンズ210が回動すると、ギアレンズ220は、拡散レンズ210の回動方向と同方向へ変位する。
ギアレンズ220が拡散レンズ210の回動方向へ変位すると、図10に示すように、側面部材250の内歯251が形成されている部分で、ギアレンズ220の外周に形成された外歯221と、側面部材250の内歯251が噛み合い、ギアレンズ220は変位とは逆方向に回動する。よって、ギアレンズ220は、駆動モータ270により駆動された拡散レンズ210が回動すると、拡散レンズ210の回動と同方向へ変位しながら、側面部材250の内歯251が形成されている部分で、拡散レンズ210の回動方向とは異なる逆方向へ回動する。
ギアレンズ220が変位及び回動する際は、常に、ギアレンズ220の外周の一部が拡散レンズ210の外周の一部と略同一になるよう構成されているので、ギアレンズ220は拡散レンズ210の外周に沿うように変位しつつ回動しているように見え、拡散レンズ210の回動とギアレンズ220の回動及び変位が一体感を持って演出される。
尚、本実施例の構成によれば、1つの駆動モータで拡散レンズ210を回動させると共に、ギアレンズ220を変位及び回動させることができる。そのため、駆動モータを複数設ける必要がないので、狭いスペースと少ない部品点数で万華鏡駆動役物200を構成することができる。また、駆動モータ270の回転方向や回転速度を変えるだけで、拡散レンズ210及びギアレンズ220の回転方向や回転速度を容易に制御することができる。
以下、図1に示す遊技機の遊技の流れを説明する。まず、遊技領域10に向けて遊技球発射装置56から発射された遊技球が始動入賞装置22へ入賞すると、乱数が取得され、取得された乱数置に基づいて表示装置21において図柄が変動する。
図柄が変動して、遊技状態が疑似連続予告やノーマルリーチ等の状態になると、遊技機に取付けられている発光制御回路等がLED261を発光する命令を発生させる。LED261を発光する命令が発生すると、発光制御回路は、遊技状態に合わせてLED261の点灯・点滅や、発光色の変更をする。
また、図柄が変動して、遊技状態がスーパーリーチ状態になると、遊技機に取付けられている駆動制御回路等が、駆動モータ270を回転させる命令や回転速度を変更する命令を発生させる。駆動モータ270を回転させる命令や回転速度を変更する命令が発生すると、駆動制御回路は、駆動モータ270を回転させたり、回転速度を変更したりする。このとき駆動モータ270は、正転(遊技機正面側に向かって時計周りの回転)と逆転(反時計回りの回転)をして、装飾効果を向上する演出を行う。
駆動モータ270が時計回りに回転すると、回動体290も時計回りに回転し、回動体290と噛み合う連動部材291は反時計回りに回転する。よって、連動部材291に連結されている拡散レンズ210も反時計回りに回転し、それに伴いギアレンズ220も反時計回りに変位しつつ、側面部材250の内歯251が形成されている部分で、軸支部213を回転軸として時計回りに回動する。一方、駆動モータ270が反時計回りに回転すると、回動体290も反時計回りに回転し、回動290と噛み合う連動部材291は時計回りに回転する。よって連動部材291に連結されている拡散レンズ210は時計回りに回動し、それに伴いギアレンズ220も時計回りに変位しつつ、側面部材250の内歯251が形成されている部分で、軸支部213を回転軸として反時計回りに回動する。
さらに、遊技状態がノーマルリーチからスーパーリーチへと発展する時間帯では、文字駆動役物100が駆動する。ここで、文字駆動役物100は、図12〜図14に示すように、第1可動部材110と第2可動部材120とケース体130と駆動モータ140から構成されている。第1可動部材110は、図4に示す第1位置と図12に示す第2位置との間を移動可能に形成されており、第2可動部材120は、図4に示す第1位置と図13に示す第2位置との間を移動可能に形成されている。第1可動部材又は第2可動部材は、遊技状態に応じ、駆動モータ140により駆動されて、第1位置と第2位置の間を遊技盤7に対して平行に回動する。
第1可動部材110と第2可動部材120は、透明プラスチックで形成されており、第1可動部材110と第2可動部材120の先端の円板状の演出部111、121は、万華鏡駆動役物200の拡散レンズ210とほぼ同じ大きさに形成されている。演出部111の表面側には「忍」の文字112が彫刻されており、演出部121の表側には「前」の文字122が彫刻されている。遊技状態に応じて、第1可動部材110又は第2可動部材120が回動して第2位置に移動すると、演出部111又は121又は万華鏡駆動役物200の前面に重なり、LED基板260から照射される光を透過させる。よって、文字112又は文字122はLED基板60から照射される光により演出されて、斬新な視覚効果が得られる。
次に、図15〜図16のフローチャートを用いて、万華鏡駆動役物200を発光及び駆動させる制御基板が行う遊技機の流れの処理について説明する。図15に示すように、まず、液晶パネルに、始動入賞装置への遊技球の入賞を起因とした、図柄の変動表示がされているか否かを判断する(S110)。S110で変動中でない場合(N)は、液晶パネルが待機画面か否かを判断する(S120)。S120で待機画面である場合(Y)は、そのまま本処理を終了する。S120で待機画面でない場合(N)は、液晶パネルを待機画面に設定し(S130)、発光体(本発明のLED261)を消灯して(S140)、本処理を終了する。
S110で変動中である場合(Y)は、図柄の変動が疑似連続予告を示しているか否か判断する(S210)。S210で疑似連続予告を示している場合(Y)は、疑似連続予告の連続回数に合わせて発光体の発光色を変更し(S220)、本処理を終了する。
S210で疑似連続予告を示していない場合(N)は、液晶パネルの図柄がノーマルリーチとなっているか否かを判断する(S310)。S310でノーマルリーチ中であれば(Y)、スイッチの入力受付時間中に遊技者が遊技スイッチを押したか否かを判断する(S320)。S320で遊技者が遊技スイッチを押していない場合(N)は、そのまま本処理を終了する。S320で遊技者が遊技スイッチを押している場合(Y)は、発光体の発光色を例えば赤から青などに変更し(S330)、本処理を終了する。
一方、S310でノーマルリーチ中でない場合(N)は、図16に示すように、液晶パネルの図柄がノーマルリーチからスーパーリーチへと発展しているタイミングか否かを判断する(S410)。S410でスーパーリーチへと発展しているタイミングである場合(Y)は、文字駆動役物が駆動しているか否かを判断する(S420)。S420で文字駆動役物が駆動中である場合(Y)は、ノーマルリーチからスーパーリーチへと発展するタイミングが終了したか否かを判断する(S450)。S450でスーパーリーチへと発展するタイミングが終了している場合(Y)は、文字駆動役物を元の位置に戻し(S460)、本処理を終了する。S450でスーパーリーチへと発展するタイミングが終了していない場合(N)は、そのまま本処理を終了する。S420で文字駆動役物が駆動中でない場合(N)は、文字駆動役物の駆動抽選に当選したか否かを判断する(S430)。S430で駆動抽選に当選した場合(Y)は、文字駆動役物を駆動させ(S440)、S450、S460を行って本処理を終了する。S430で駆動抽選に当選していない場合(N)は、そのまま本処理を終了する。
S410でスーパーリーチへと発展するタイミングでない場合(N)は、液晶パネルの図柄がスーパーリーチ中か否かを判断する(S510)。S510でスーパーリーチ中の場合(Y)は、万華鏡駆動役物の駆動モータの正転(時計回りの回転)と逆転(反時計回りの回転)の予め定めた回数の回転や所定の回転角度の変更を繰り返し行った(S520)後、万華鏡駆動役物の回転速度を変更し(S530)、本処理を終了する。S510でスーパーリーチ中でない場合(N)は、発光体を白色に点灯させ(S540)、本処理を終了する。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
例えば、上記実施例において、万華鏡駆動役物は、同じ大きさのギアレンズを3つ備えているが、ギアレンズの個数は3つに限定されず、1つ又は2つでも良いし、4つ以上でも良い。ギアレンズの個数が多ければ、拡散レンズとより多く組み合わさり、より複雑な万華鏡のような演出をすることができる。
ギアレンズを2つ以上備える場合は、ギアレンズは同じ大きさに限定されず、異なる大きさのギアレンズを備えても良い。尚、ギアレンズを2つ以上備える場合は、軸支部の個数をギアレンズの個数に合わせて設ける必要がある。また、本実施例では、複数の軸支部を回転軸を中心とした所定の半径を有する円周上に等間隔に設置しているが、設置場所は等間隔に限定されないし、所定の半径を有する円周上にも限定されない。ギアレンズの大きさや軸支する場所を変えることで、容易に演出の幅を広げることができる。
さらに、本実施例では、回転軸及び軸支部を拡散レンズの裏面側に設けているが、回転軸及び軸支部を連動部材に設けてもよい。
上記実施例は、パチンコ遊技機を例として説明したが、本発明遊技機は、パチンコ遊技機に限らず、スロットマシン等に適用しても良い。
1 パチンコ遊技機(遊技機)
7 遊技盤
30 センター役物
100 文字駆動役物(装飾装置)
131 回動体
132 第1連動部材
133 第2連動部材
200 万華鏡駆動役物(連動装置)
210 拡散レンズ
220 ギアレンズ
230 透明板
250 側面部材
252 固定部
253 ネジ
260 LED基板
270 駆動モータ
271 ネジ穴
272 ネジ
273 回転軸
280 カバー体
280a 前カバー部材
280b 後カバー部材
284 ネジ穴
285 ネジ穴
290 回動体
291 連動部材
293 軸孔




















Claims (9)

  1. 遊技状態に応じて駆動し発光する駆動発光装置を備えた遊技機において、
    前記駆動発光装置は、遊技状態に応じて発光する光源と、
    前記光源の前面側に配置されていて回動可能な第1の透過部材と、
    前記第1の透過部材を回動させるための駆動手段と、
    前記光源と前記第1の透過部材の間に配置され、前記光源から照射された光を前記第1の透過部材に向けて透過する第2の透過部材と、
    前記第2の透過部材の側面に設けられている側面部材とを備え、
    前記第2の透過部材の、外周あるいは前記側面部材の内周の一方に複数の凸部を形成すると共に他方に前記凸部と嵌合可能な複数の凹部を形成し、
    前記第1の透過部材は、裏面側に、前記駆動手段に連結されて前記第1の透過部材を回動させる回転軸と、前記第2の透過部材を回動自在に軸支するための軸支部が設けられ、前記回転軸と前記軸支部は異なる位置に設けられており、
    前記第2の透過部材は、前記軸支部に軸支され、前記第1の透過部材の回動に伴い前記軸支部が変位するのに追随して変位すると共に、前記凸部と前記凹部が嵌合することによって、前記軸支部を回転軸として前記第1の透過部材の回動方向と異方向に回動することを特徴とする遊技機。
  2. 前記第1の透過部材及び第2の透過部材は略円形に形成されると共に、前記第2の透過部材の直径は前記第1の透過部材の半径よりも小さく形成され、
    前記軸支部は前記第1の透過部材の半径中心よりも外周側に設けられていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記軸支部が、前記回転軸を中心とした所定の円周上に設けられ、
    各軸支部に前記第2の透過部材が回動自在に軸支されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記軸支部は、前記第2の透過部材の外周の一部が前記第1の透過部材の外周の一部と略同一になるような位置に設けられていることを特徴とする請求項2又は3記載の遊技機。
  5. 前記側面部材は、前記第1の透過部材の回動に伴い前記軸支部が変位するのに追随して前記第2の透過部材が変位する場合の前記第2の透過部材の変位軌跡の外周側面を覆う大きさに形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の遊技機。
  6. 前記第2の透過部材の回動中は、少なくとも1組の前記凸部と前記凹部が常に嵌合するように前記凸部と前記凹部を形成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の遊技機。
  7. 前記光源は、複数の発光体を基板に設置して構成されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の遊技機。
  8. 前記第1の透過部材に、前記光源から照射された光を集束して透過させる集束部が設けられ、
    前記光源が、前記集束部の回動軌跡上に設置されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の遊技機。
  9. 前記光源と前記第2の透過部材の間に透明板が設けられていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の遊技機。
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