JP2010251296A - コネクタの製造方法、コネクタ及び照明装置 - Google Patents

コネクタの製造方法、コネクタ及び照明装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010251296A
JP2010251296A JP2009285277A JP2009285277A JP2010251296A JP 2010251296 A JP2010251296 A JP 2010251296A JP 2009285277 A JP2009285277 A JP 2009285277A JP 2009285277 A JP2009285277 A JP 2009285277A JP 2010251296 A JP2010251296 A JP 2010251296A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
terminal
component
housing
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009285277A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5535605B2 (ja
Inventor
Shinji Mochizuki
信二 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2009285277A priority Critical patent/JP5535605B2/ja
Priority to US12/659,290 priority patent/US8277093B2/en
Priority to DE102010002580A priority patent/DE102010002580A1/de
Priority to CN201010129963A priority patent/CN101834399A/zh
Publication of JP2010251296A publication Critical patent/JP2010251296A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5535605B2 publication Critical patent/JP5535605B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】ハウジングに埋設される一対の端子金具の部品接続部間の間隔を確実に所定距離以上にできるコネクタの製造方法、コネクタ及び照明装置を提供する。
【解決手段】LED3の正極と接続される部品接続部11を有した端子金具10Aと、LED3の負極と接続される部品接続部11を有した端子金具10Bと、これら端子金具10A、10Bを埋設したハウジング20と、を備えたコネクタ1を、インサート成形によって製造する。端子金具10A、10Bを、互いに接離自在な下型と上型の間に設けられてコネクタ1の外形に沿ったキャビティ内に、部品接続部11同士が同一平面上に互いに間隔をあけて並ぶように配する。これら部品接続部11間に上型に設けられた突部を位置付けた後に、キャビティ内に溶融した合成樹脂を充填してハウジング20を成形する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、移動体としての自動車の乗員室等に配置され、発光するLED等が接続されるコネクタの製造方法、コネクタ及び照明装置に関する。
例えば、移動体としての自動車の乗員室内等には、当該乗員室内の照明用の室内照明装置が取り付けられている。室内照明装置としては、例えば、LED(Light Emitting Diode)を光源としたLEDランプモジュールが用いられる(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載されたLEDランプモジュールは、LEDと、LEDを保持するホルダとを一体に備えている。LEDは、LEDチップと、一端部がLEDチップに接続されかつ他端部が電線と接続される一対のリード端子と、LEDチップを封止する樹脂レンズとを一体に備えている。
前述したLEDランプモジュールを製造する際には、まず、導電性の板金等にプレス加工を施して、複数のリード端子が連結部によって連結された連鎖体を成形する。その後、複数のリード端子のうち1つのLEDを構成する一対のリード端子の一端部にそれぞれLEDチップを接続し、これらリード端子の一端部とLEDチップとを複数のキャビティを有した金型の各キャビティ内に位置付けてこれらを埋設した樹脂レンズを成形し、互いに連なった複数のLEDを製造する。
その後、これら複数のLEDを複数のキャビティを有した金型の各キャビティ内に位置付けて当該LEDを埋設したホルダを成形し、互いに連なった複数のLEDランプモジュールを製造する。最後に、連鎖体の連結部を切り離して、各LEDランプモジュールを得る。
こうして製造されたLEDランプモジュールは、LEDチップとリード端子と樹脂レンズとホルダとを一体に備えているので、組立工程数が減少する。しかしながら、自動車のグレード等が変更されてLED(LEDチップ)の品番が変更された際に、これらの形状も変更されて、樹脂レンズやホルダを成形する金型を変更しなければならないことがあり、製造コストがかかるといった問題があった。
そこで、例えば、ホルダにLEDと接続される一対の端子金具を埋設しておき、後工程でこれら端子金具にLEDを接続することが考えられる。一方の端子金具はLEDの正極と接続され、他方の端子金具はLEDランプの負極と接続される。
特開2005−93900号公報
前述したようにホルダに埋設された一対の端子金具に後工程でLEDを接続する際には、LEDを確実に接続するために、これら端子金具をそれぞれLEDの正極及び負極に接続可能な位置に埋設する必要がある。このとき、端子金具間の距離が近すぎると、LEDを接続する際にLEDの正極(または負極)が一対の端子金具の双方と接続してしまい、端子金具間が短絡する虞があった。特に、LEDが所謂チップ型のLEDの場合、正極及び負極の接続部位への接触面積が大きいので、前述した短絡が起こりやすくなるといった問題があった。
本発明は、このような問題を解決することを目的としている。即ち、本発明は、ハウジングに埋設される一対の端子金具の部品接続部間の間隔を確実に所定距離以上にできるコネクタの製造方法、コネクタ及び照明装置を提供することを目的としている。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、電子部品の正極と接続される部品接続部を有した一方の端子金具と、前記電子部品の負極と接続される部品接続部を有した他方の端子金具と、これら一対の端子金具を埋設したハウジングと、を備えたコネクタを、インサート成形によって製造するコネクタの製造方法において、互いに接離自在な複数の金型間に設けられかつ前記コネクタの外形に沿ったキャビティ内に、前記一対の端子金具を前記部品接続部同士が同一平面上に互いに間隔をあけて並ぶように配し、これら部品接続部間に位置決め部材を位置付けた後に、前記キャビティ内に溶融した合成樹脂を充填して前記ハウジングを成形することを特徴としたコネクタの製造方法である。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載されたコネクタの製造方法において、前記位置決め部材が、前記複数の金型のうちいずれか一つの金型と一体に設けられたことを特徴としたコネクタの製造方法である。
請求項3に記載された発明は、請求項1または請求項2に記載されたコネクタの製造方法において、前記位置決め部材が、円柱状に形成されたことを特徴としたコネクタの製造方法である。
請求項4に記載された発明は、請求項1ないし請求項3のうちいずれか一項に記載されたコネクタの製造方法において、前記位置決め部材が、間隔をあけて複数設けられたことを特徴としたコネクタの製造方法である。
請求項5に記載された発明は、請求項1ないし請求項4のうちいずれか一項に記載されたコネクタの製造方法において、前記複数の金型のうちいずれか一つの金型に、前記部品接続部同士の互いに離れた表面と密着する密着面が設けられたことを特徴としたコネクタの製造方法である。
請求項6に記載された発明は、請求項1ないし請求項5のうちいずれか一項に記載されたコネクタの製造方法で製造されたコネクタであって、前記位置決め部材によって前記部品接続部間に形成され、前記ハウジングの表面から凹の孔が設けられたことを特徴としたコネクタである。
請求項7に記載された発明は、請求項5に記載されたコネクタの製造方法で製造されたコネクタであって、前記密着面によって前記ハウジングに形成され、前記部品接続部の前記表面を外部に露出する露出部が設けられたことを特徴としたコネクタである。
請求項8に記載された発明は、請求項6または請求項7に記載されたコネクタにおいて、前記電子部品がLEDとされ、前記一対の端子金具のうちいずれか一方が、前記部品接続部に加え、この部品接続部と回路部品を介して接続される電源接続部と、を備えたことを特徴としたコネクタである。
請求項9に記載された発明は、請求項6ないし請求項8のうちいずれか一項に記載されたコネクタと、前記電子部品としてのLEDと、バルブの一対の電極それぞれと接続する電気接触部を有した一対の端子部を備えたバルブ用コネクタと、を備えた照明装置であって、前記一対の端子金具が、それぞれ、前記一対の端子部の前記電気接触部と接続する端子接続部を備えたことを特徴とした照明装置である。
請求項10に記載された発明は、請求項9に記載された照明装置において、前記端子接続部が、底板部と、前記底板部から立設した圧接刃と、を備え、前記底板部に向かって折り曲げられた前記圧接刃が前記電気接触部と接続することを特徴とした照明装置である。
請求項1に記載された発明によれば、一対の端子金具が部品接続部間に位置決め部材を位置付けた状態でハウジングに埋設される。したがって、部品接続部間の間隔を確実に所定距離以上にできる。これによって、端子金具間に電子部品を接続する際に、電子部品による端子金具間の短絡を防止できる。また、部品接続部同士が同一平面上に並んでいるので、部品接続部に電子部品を容易に接続できる。
請求項2に記載された発明によれば、複数の金型を互いに近づけて密着させることによって部品接続部間に位置決め部材が位置付けられる。したがって、部品接続部間に位置決め部材を位置付ける作業を別途行う必要がなく、作業性を向上させることができる。
請求項3に記載された発明によれば、位置決め部材が円柱状に形成されているので、部品接続部との接触面積が小さくなる。したがって、位置決め部材を部品接続部間に円滑に位置付けることができる。
請求項4に記載された発明によれば、部品接続部は、複数の位置決め部材と接触するので位置決め部材に対して回転することがない。したがって、部品接続部間の間隔をさらに確実に所定距離以上にできる。
請求項5に記載された発明によれば、一対の端子金具が部品接続部の互いに離れた表面を金型の密着面と密着させた状態でハウジングに埋設される。したがって、部品接続部同士が離れすぎることがなく、部品接続部間の間隔を確実に所定距離にできる。
請求項6に記載された発明によれば、一対の端子金具が部品接続部間に位置決め部材を位置付けた状態でハウジングに埋設されているので、ハウジングに孔が形成されている。したがって、部品接続部間の間隔を確実に所定距離以上にできる。これによって、端子金具間に電子部品を接続する際に、電子部品による端子金具間の短絡を防止できる。また、部品接続部同士が同一平面上に並んでいるので、部品接続部に電子部品を容易に接続できる。
請求項7に記載された発明によれば、一対の端子金具が部品接続部の互いに離れた表面を金型の密着面と密着させた状態でハウジングに埋設されているので、ハウジングに露出部が形成されている。したがって、部品接続部同士が離れすぎることがなく、部品接続部間の間隔を確実に所定距離にできる。
請求項8に記載された発明によれば、一対の端子金具のいずれか一方が、部品接続部と回路部品を介して接続される電線接続部を備えているので、コネクタを回路部品の接続された回路に接続する必要がない。したがって、コネクタの接続する回路を簡素化できる。
請求項9に記載された発明によれば、端子金具が端子接続部を備えているので、コネクタをバルブ用コネクタに接続でき、LEDをバルブ用コネクタに接続できる。したがって、照明装置の光源としてバルブとLEDを選択することができ、照明装置の汎用性を向上させることができる。
請求項10に記載された発明によれば、圧接刃を折り曲げないときは端子接続部に電線を接続できるので、電線と接続可能なコネクタをバルブ用コネクタに接続できる。
本発明の第1の実施形態にかかるコネクタを備えた室内照明装置の分解斜視図である。 図1に示された室内照明装置が組み立てられた状態を示す斜視図である。 図1に示された端子金具とハウジングとを別体で示す斜視図である。 (a)図3に示された一方の端子金具の展開図である。(b)図3に示された他方の端子金具の展開図である。 図1に示されたコネクタの底面図である。 図1に示されたLEDの底面図である。 図1に示されたコネクタを製造する金型装置の下型と上型とが開放位置に位置付けられた状態を示す、図1中のVII−VII線に沿った断面図である。 図7に示された下型と上型とが密着位置に位置付けられた状態を示す断面図である。 図8に示された下型と上型とが再び開放位置に位置付けられた状態を示す断面図である。 図7に示された金型装置の下型と上型とが開放位置に位置付けられた状態を示す、図1中のX−X線に沿った断面図である。 図10に示された下型と上型とが密着位置に位置付けられた状態を示す断面図である。 図11に示された下型と上型とが再び開放位置に位置付けられた状態を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態にかかるコネクタを備えた室内照明装置の分解斜視図である。 図13に示された他方の端子金具を示す斜視図である。 図13に示された室内照明装置が組み立てられた状態を示す斜視図である。 本発明の第3の実施形態にかかる照明装置としての室内照明装置の斜視図である。 図16に示されたコネクタを示す斜視図である。 図16に示されたバルブ用コネクタを示す斜視図である。 図17に示されたコネクタが端子部と接続した状態を示す斜視図である。 図19中のXX−XX線に沿った断面図である。
以下、本発明の第1の実施形態にかかるコネクタ1を図1ないし図12を参照して説明する。本発明の第1の実施形態にかかるコネクタ1は、図1及び図2に示す室内照明装置(照明装置)2を構成する。
室内照明装置2は、例えば、移動体としての自動車の乗員室内を照明する装置である。室内照明装置2は、図1に示すように、コネクタ1と、電子部品としてのLED(Light Emitting Diode)3と、カバー4とを備えている。コネクタ1は、自動車のルーフパネルに取り付けられる。コネクタ1は、一対の端子金具10A、10Bと、これら一対の端子金具10A、10Bを埋設したハウジング20とを備えている。
一方の端子金具(以下、単に端子金具という)10Aは、導電性の板金にプレス加工が施されて得られる。端子金具10Aは、図3及び図4(a)に示すように、部品接続部11と、電線接続部12と、これら部品接続部11と電線接続部12とを連結する連結部13とを一体に備えている。なお、図3は、ハウジング20に埋設される端子金具10A、10Bを、埋設される向きのままハウジング20の上方に配して描画した斜視図である。
部品接続部11は、上板部11aと、側板部11bと、支持部11cとを一体に備えている。上板部11aは、長方形板状に形成されている。側板部11bは、長方形板状に形成され、上板部11aの幅方向一方の外縁略全長に連なり、前記外縁から立設している。支持部11cは、上板部11aの連結部13寄りの外縁と、連結部13から離れた外縁とのそれぞれから側板部11bと同方向に立設し、2つ設けられている。支持部11cの先端には、錨形状の抜け防止片が設けられている。
前述した部品接続部11の上板部11aは、図1に示すように、一方の表面が外部に露出された状態でハウジング20に埋設される。上板部11aの前記一方の表面にLED3の正極31が重ねられて、部品接続部11がLED3の正極31と接続される。また、側板部11bは、上板部11aの前記一方の表面に連なる一方の表面(部品接続部11同士の互いに離れた表面、に相当する)が外部に露出された状態で、ハウジング20に埋設される。
電線接続部12は、図3及び図4(a)に示すように、底板部12aと、圧接刃12bとを一体に備えている。底板部12aは、長方形板状に形成され、連結部13を介して上板部11aと平行に配されている。圧接刃12bは、一対設けられ、底板部12aの幅方向両端から互いに同方向に立設している。圧接刃12bには、前述したルーフパネルに配索されるワイヤハーネスの電線7aが圧接される。端子金具10Aは、電線7aと、LED3の正極31とを電気的に接続する。
電線7a及び後述する電線7bは、所謂被覆電線であり、導電性の芯線と、芯線を被覆した絶縁性の被覆部とを備えている。電線7a、7bは、断面形状が円形状に形成されている。電線7aは前述した自動車に搭載されたバッテリの正極に接続され、他方の電線7bは前記バッテリの負極に接続されている。
前述した電線接続部12の底板部12aは、図1に示すように、部品接続部11の上板部11aの前記一方の表面と同じ側の一方の表面の大部分が外部に露出された状態で、ハウジング20に埋設される。また、圧接刃12bは、ハウジング20の表面から立設した状態でハウジング20外に露出する。
連結部13は、図3及び図4(a)に示すように、長方形板状に形成され、長手方向一端が部品接続部11の上板部11aの長手方向一端に連なり、長手方向他端が電線接続部12の底板部12aの長手方向一端に連なって、部品接続部11と電線接続部12とを互いに連結している。連結部13は、上板部11aと底板部12aの双方と直交している。連結部13は、全体がハウジング20に埋設される。
他方の端子金具(以下、単に端子金具という)10Bは、導電性の板金にプレス加工が施されて得られる。端子金具10Bは、図3及び図4(b)に示すように、部品接続部11と、電線接続部12と、連結部13とを備え、端子金具10Aと略鏡像対称に形成されている。端子金具10Bの部品接続部11と電線接続部12と連結部13の構成は、電線接続部12の圧接刃12bが端子金具10Aの圧接刃12bよりも連結部13から離れた位置に設けられている以外は、前述した端子金具10Aと等しいので、同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
前述した端子金具10Bの部品接続部11の上板部11aは、端子金具10A、10Bがハウジング20に埋設されると、端子金具10Aの上板部11aと同一平面上に互いに間隔をあけて配される。端子金具10Bの部品接続部11の上板部11aの一方の表面にLED3の負極32が重ねられて、前記部品接続部11がLED3の負極32と接続される。また、端子金具10Bの圧接刃12bには、電線7bが圧接される。端子金具10Bは、電線7bと、LED3の負極32とを電気的に接続する。
ハウジング20は、絶縁性の合成樹脂で構成されている。ハウジング20は、図1及び図3に示すように、長方形板状の底壁21と、底壁21の長手方向一端側の表面から突出した箱状の端子収容部22とを備えている。ハウジング20は、前述した端子金具10A、10Bを、当該端子金具10A、10Bの長手方向が底壁21の長手方向と平行になるような向きで並べた状態で埋設している。また、ハウジング20は、これら端子金具10A、10Bの部品接続部11を、同一平面上に互いに間隔をあけて並べた状態で埋設している。ハウジング20は、底壁21の長手方向一端側に端子金具10A、10Bの部品接続部11を配し、他端側に端子金具10A、10Bの電線接続部12を配している。
底壁21の長手方向他端側は、電線接続部12の底板部12aの一方の表面を外部に露出した状態で、底板部12aを埋設している。そして、底壁21の他端部側の表面には、圧接刃12bが突出している。また、底壁21の前記表面には、底壁21の幅方向に沿って延びて設けられ、圧接刃12bに圧接された電線7をガイドするガイドリブ21aが設けられている。また、底壁21には、後述する下型52の突部52c、52dによって形成される複数の孔21b(図5)が設けられている。
端子収容部22は、底壁21の長手方向一端部側の外縁から立設した3つの周壁23a、23b、23cと、底壁21の中央から立設し周壁23a、23cに連なる1つの周壁23dと、周壁23a、23cを互いに連結する隔壁24(図3)と、これら周壁23a、23b、23c、23d及び隔壁24と連なる上壁25とを備え、外形が長方形箱状に形成されている。周壁23a、23cは互いに間隔をあけて互いに平行に設けられ、周壁23b、23dと隔壁24は互いに間隔をあけて互いに平行に設けられている。上壁25は、周壁23及び隔壁24と直交し、かつ底壁21と平行に設けられている。
周壁23a、23cは、それぞれ、一対の端子金具10A、10Bの側板部11bの前述した一方の表面を外部に露出した状態で、側板部11bを埋設している。側板部11bは、露出孔(露出部に相当する)26を通して外部に露出している。露出孔26は、周壁23a、23cのそれぞれに設けられ、平面形状が長方形状に形成されている。露出孔26は、側板部11bの前記一方の表面が後述する上型53と密着することで、ハウジング20に形成される。
また、前述した露出孔26の近傍には、カバー4と係合するロック突起27が突出している。周壁23bは、端子金具10A、10Bの一方の支持部11cを埋設している。周壁23dは、端子金具10A、10Bの連結部13全体を埋設している。
上壁25は、端子金具10A、10Bの上板部11aの前述した一方の表面を外部に露出した状態で、上板部11aを埋設している。上板部11aは、露出孔28を通して外部に露出している。露出孔28は、一対設けられ、平面形状が上板部11aの一方の表面の外形と略同一形状に形成されている。露出孔28は、前述した露出孔26と連通している。露出孔28は、1つの上板部11aを露出する。
また、一対の露出孔28の間には、後述する上型53の突部54によって形成される一対の孔29が貫通している。孔29は、平面形状が円形状に形成され、上壁25の表面即ちハウジング20の表面から凹に形成され、上壁25を貫通している。一対の孔29は、上壁25の長手方向、即ちハウジング20の長手方向に沿って、互いに間隔をあけて並んで設けられている。
前述したコネクタ1は、端子金具10A、10Bをハウジング20に埋設している。従来、前述した圧接刃12bを有する圧接端子と、圧接端子が取り付けられるコネクタハウジングとを備えたコネクタが知られている。このコネクタハウジングには、圧接端子を取り付けるための、例えば溝状の端子収容部が複数設けられている。しかしながら、これらすべての端子収容部に圧接端子を取り付けることはなく、目的(用途)に応じて一部の端子収容部に圧接端子を取り付けている。
このように、前述した従来のコネクタでは、使用される圧接端子が決まっていないので、圧接端子を埋設することができない。一方、本実施形態のような室内照明装置2に用いられるコネクタ1においては、LED3の正極31と接続される端子金具10Aと、LED3の負極32と接続される端子金具10Bとが必ず使用されるので、これら端子金具10A、10Bをハウジング20に埋設することができる。
LED3は、表面実装型のLEDである。LED3は、図1及び図6に示すように、LEDチップを埋設したLED本体30と、正極31及び負極32(図6にのみ示す)とを備えている。LED本体30は、平面形状が略正方形状の厚肉板状に形成されている。LED本体30は、LEDチップと正極31及び負極32とを封止している。
正極31及び負極32は、一端部がLEDチップと接続され、他端部がそれぞれ端子金具10A、10Bと接続される。正極31及び負極32の他端部側の端面31a、32aは、図6に示すように、LED本体30の一つの表面(図1中下面)から外部に露出している。これら端面31a、32aは、互いに間隔をあけて配されている。また、これら端面31a、32aは、互いに同一平面上に配され、かつ平坦に形成されている。
前述した構成のLED3は、LEDチップの光を、LED本体30を通して前記一つの表面の反対側の他の表面(図1中上面)からレンズ41に向かって発する。また、LED3は、正極31及び負極32の前述した端面31a、32aが、それぞれ端子金具10A、10Bの部品接続部11の上板部11aの前記一方の表面に重ねられて半田付けされて、部品接続部11に接続される。
カバー4は、図1及び図2に示すように、カバー本体40と、レンズ41とを一体に備え、二色成形等の射出成形によって形成されている。カバー本体40は、遮光性の合成樹脂で構成されている。カバー本体40は、略長方形板状の上壁42と、上壁42の外縁から立設した複数の周壁43とを備え、一方向(図1中下方向)に開口した箱状に形成されている。
複数の周壁43のうち上壁42の幅方向両端に連なる一対の周壁43には、それぞれ、電線通し溝44が2つずつ設けられている。電線通し溝44は、周壁43の端部から上壁42に向かって当該周壁43を切り欠いて形成され、互いに間隔をあけて設けられている。また、前記一対の周壁43の長手方向中央には、コネクタ1のロック突起27と係合するロック孔45が貫通している。
レンズ41は、透光性の合成樹脂で構成され、半球状に形成されている。レンズ41は、上壁42の電線通し溝44から離れた一端側に埋設され、上壁42の外面から突出している。レンズ41は、コネクタ1に接続されたLED3と相対し、LED3が発する光をカバー4外に導く。
前述した構成のコネクタ1は、射出成形機5を用いて、インサート成形によって製造される。射出成形機5は、図7ないし図12に示すように、金型装置50と、射出機(図7ないし図9にのみ示し、図10ないし図12では省略する)60と、図示しない制御装置等を備えている。金型装置50は、ベース部51と、一対の金型(複数の金型)52、53と、位置決め部材としての突部54と、昇降シリンダ55とを備えている。ベース部51は、工場のフロア等に設置され、上面が平坦に形成されている。
一対の金型52、53のうち一方の金型(以下、下型という)52は、ベース部51の上面に取り付けられている。下型52は、箱状に形成された本体部52aと、本体部52aの他方の金型(以下、上型という)53と相対する表面から凹に形成された凹部52bとを備えている。凹部52bの形状は、コネクタ1の図1中下側の外形に沿っている。凹部52b内には、一対の端子金具10A、10Bが並べられる。
凹部52bの端子金具10A、10Bが並ぶ方向の幅は、図10等に示すように、端子金具10A、10Bの幅よりも広く形成されている。このため、凹部52b内(即ち後述するキャビティ56内)には、端子金具10A、10B同士(即ち端子金具10A、10Bの部品接続部11同士)を互いに間隔をあけた状態で並べることができる。
さらに、凹部52b内には、図7等に示すように、凹部52bの内面(底面)から複数の突部52c、52dが突出している。突部52cは、複数(図示例では2つ)設けられ、凹部52bの長手方向に沿って互いに間隔をあけて設けられている。これら突部52cの先端面は、互いに同一平面上に配されるように形成されている。突部52cの先端面には、それぞれ、端子金具10A、10Bの部品接続部11の上板部11aが重ねられる。
突部52dは、複数(図示例では4つ)設けられている。突部52dは、凹部52bの長手方向に沿って互いに間隔をあけて2つ設けられ、かつ、凹部52bの幅方向に沿って互いに間隔をあけて2列設けられている。これら突部52dの先端面は、互いに同一平面上に配されるように形成されている。突部52dの先端面には、端子金具10A、10Bの電線接続部12の底板部12aが重ねられる。突部52c、52d(特に突部52c)によって、凹部52b内(即ちキャビティ56内)には、端子金具10A、10B同士(即ち端子金具10A、10Bの部品接続部11同士)を同一平面上に並べることができる。
上型53は、箱状に形成された本体部53aと、本体部53aの下型52と相対する表面から凹に形成された凹部53bとを備えている。凹部53bの形状は、コネクタ1の図1中上側の形状に沿っている。上型53は、下型52の上方に配されて、昇降自在、即ち下型52に接離自在に設けられている。
上型53の凹部53bの内面(内周面)の一部は、図11等に示すように、端子金具10A、10Bの側板部11bの前述した一方の表面(即ち、部品接続部11の互いに離れた表面)と密着する密着面53cとされている。密着面53cと各側板部11bの前記一方の表面とが密着することによって、キャビティ56内の端子金具10A、10B同士が所定距離よりも離れることを防止する。また、上型53の凹部53bの内面の一部は、端子金具10A、10Bの上板部11aや底板部12aの前述した一方の表面と密着することができるように形成されている。
また、上型53には、凹部53bに連なるスプルーランナー53dと、スプルーランナー53dに連通した注入孔53eとが設けられている。スプルーランナー53dは、上型53の本体部53aを貫通した孔である。注入孔53eは、上型53の下型52から離れた表面に開口し、スプルーランナー53dに連なった孔である。
前述した下型52と上型53間には、キャビティ56が設けられている。キャビティ56は、下型52と上型53とが互いに近づいた際に、下型52の凹部52bと上型53の凹部53bとが連通して形成される空間であり、これら下型52と上型53間に形成される空間である。
キャビティ56の形状は、前述したコネクタ1の外形に沿っている。キャビティ56は、成形材料としての合成樹脂が充填されることで、ハウジング20を成形する。下型52と上型53とは、後述する昇降シリンダ55のロッド55aが伸縮することで、キャビティ56を密閉する密閉位置(図8、図11)とキャビティ56を開放する開放位置(図7、図9、図10、図12)とに亘って、互いに接離自在に設けられている。
突部54は、図7ないし図12に示すように、上型53と一体に形成され、上型53の凹部53bの内面から突出して下型52に向かって延びている。突部54は、円柱状に形成され、上型53の長手方向に沿って互いに間隔をあけて複数(図示例では2つ)設けられている。突部54の外径は、前述した下型52の凹部53bの幅と一対の端子金具10A、10Bの幅との差分と略等しい(僅かに小さい)。
前述した突部54は、上型53と下型52とが互いに近づくと、図11に示すように、下型52内に並べられた一対の端子金具10A、10Bの部品接続部11の上板部11a間に挿入される(位置付けられる)。突部54は、それぞれの上板部11aの互いに相対する外縁と密着し、キャビティ56内の端子金具10A、10B同士が所定距離よりも近づくことを防止する。
昇降シリンダ55は、図示しないシリンダ本体と、このシリンダ本体から伸縮自在なロッド55aとを備えている。シリンダ本体は、ベース部51の上面から立設した支持柱等によってベース部51に取り付けられ、上型53の上方に配されている。ロッド55aは、上型53に取り付けられている。昇降シリンダ55は、ロッド55aが伸縮することで、上型53を下型52に対して接離させる。昇降シリンダ55は、ロッド55aを伸長させると上型53を下型52に近づけ、ロッド55aを縮めると上型53を下型52から離す。前述した下型52と上型53とは、昇降シリンダ55のロッド55aが伸縮することで、互いに接離自在に設けられている。
射出機60は、加熱シリンダ61と、スクリュー62と、押圧シリンダ63等を備えている。加熱シリンダ61は、筒状に形成され、その長手方向が、上型53が下型52に接離する方向と平行に配されている。加熱シリンダ61の一端部は、加熱シリンダ61の先端に向かうにしたがって徐々に細くなるようにテーパ状に形成されている。加熱シリンダ61は、一端部の開口61aが上型53の注入孔53e内に進入した状態で、上型53に取り付けられている。なお、加熱シリンダ61の一端部と注入孔53eの内面とは、互いに密着している。
前述した加熱シリンダ61は、内側にスクリュー62を収容する。加熱シリンダ61の表面には、加熱用ヒータが複数取り付けられている。また、加熱シリンダ61には、筒状のホッパ61bが取り付けられている。加熱シリンダ61は、ホッパ61bを介して、成形材料としてのチップ状の合成樹脂が充填される。加熱シリンダ61は、充填されたチップ状の合成樹脂を溶融する。このように、加熱シリンダ61は、溶融された合成樹脂が充填される。また、加熱シリンダ61は、前述した一端部の開口61aを通して、溶融した合成樹脂を注入孔53e、スプルーランナー53dを介してキャビティ56内に射出可能になっている。
スクリュー62は、棒状に形成され、加熱シリンダ61内に収容されている。スクリュー62は、加熱シリンダ61内に収容されると、その長手方向が加熱シリンダ61の長手方向と平行に配される。また、スクリュー62は、加熱シリンダ61の長手方向に沿って移動自在に設けられている。スクリュー62の外周面には、螺旋状の突起が設けられている。スクリュー62は、加熱シリンダ61の長手方向に沿って移動することで、加熱シリンダ61内の合成樹脂を加熱シリンダ61の一端部に向かって移動させて、加熱シリンダ61内の溶融した合成樹脂を注入孔53eに向かって射出する。
押圧シリンダ63は、シリンダ本体と、このシリンダ本体から伸縮自在なロッド63aとを備えている。ロッド63aは、スクリュー62に取り付けられている。押圧シリンダ63は、ロッド63aを伸縮することで、スクリュー62を加熱シリンダ61の長手方向に沿って移動させる。押圧シリンダ63は、ロッド63aを伸長することでスクリュー62を加熱シリンダ61の一端部の開口61aに近づけ、ロッド63aを縮めることでスクリュー62を前記開口61aから離す。
前述した構成の射出機60は、押圧シリンダ63のロッド55aを伸縮することで、加熱シリンダ61の長手方向に沿ってスクリュー62を移動させて、加熱シリンダ61内の溶融した合成樹脂を注入孔53e及びスプルーランナー53dを介してキャビティ56内に射出(充填)する。
制御装置は、周知のRAM、ROM、CPUなどを備えたコンピュータである。制御装置は、射出成形機5を動作させるためのプログラムを記憶している。制御装置は、金型装置50や射出機60等と接続しており、前述したプログラムに基づいてこれらを制御して射出成形機5全体の制御をつかさどる。
前述した射出成形機5を用いてコネクタ1を製造する際には、まず、上型53と下型52とを離して開放位置に位置付けて、下型52内に端子金具10A、10Bを並べる(図7、図10)。このとき、端子金具10A、10Bを、互いに同じ向きかつ互いに平行に並べ、さらに、部品接続部11同士が同一平面上かつ互いに間隔をあけるように並べる(図3に示すような状態)。
そして、スクリュー62を加熱シリンダ61の開口61aから遠ざけた状態で加熱シリンダ61内に溶融した合成樹脂を充填し、制御装置が昇降シリンダ55のロッド55aを伸長して、上型53と下型52とを密着させて密閉位置に位置付けてキャビティ56を閉じる。その後、制御装置は、押圧シリンダ63のロッド63aを伸長して、加熱シリンダ61内の溶融した合成樹脂を、注入孔53eとスプルーランナー53dを介してキャビティ56内に射出する。すると、キャビティ56内の殆どに溶融した合成樹脂が充填される(図8、図11)。
そして、制御装置は、キャビティ56内に合成樹脂が充填されたことを確認すると、所定時間、押圧シリンダ63のロッド63aを伸長したままに保つ。そして、この所定時間が経過する間にキャビティ56内の合成樹脂が硬化して、端子金具10A、10Bを埋設したハウジング20が成形される。所定時間が経過すると、制御装置は、押圧シリンダ63のロッド63aを縮めるとともに昇降シリンダ55のロッド55aを縮めて、上型53を開放位置に向かって移動させる(図9、図12)。その後、下型52上のコネクタ1を取り出す。こうして、コネクタ1が製造される。
その後、コネクタ1の外面に露出した一対の端子金具10A、10Bの部品接続部11の上板部11aに、それぞれLED3の正極31と負極32を重ねて半田付けし、端子金具10A、10BとLED3とを接続する。また、端子金具10Aの電線接続部12に電線7aを圧接し、端子金具10Bの電線接続部12に電線7bを圧接して、端子金具10A、10Bと電線7a、7bとを接続する。最後に、LED3を覆うようにコネクタ1にカバー4を近づけてロック突起27とロック孔45とを係合させ、コネクタ1にカバー4を取り付ける。以上のようにして、図2に示す室内照明装置2が組み立てられる。
本実施形態によれば、一対の端子金具10A、10Bが部品接続部11間に突部54を位置付けた状態でハウジング20に埋設される。したがって、部品接続部11間の間隔を確実に所定距離以上にできる。これによって、端子金具10A、10B間にLED3を接続する際に、LED3による端子金具10A、10B間の短絡を防止できる。また、端子金具10A、10Bの部品接続部11の上板部11aがそれぞれ板状に形成されかつ同一平面上に並んでいるので、部品接続部11にLED3を容易に接続できる。
また、上型53を下型52に近づけて上型53と下型52とを密着させることによって、部品接続部11間に突部54が位置付けられる。したがって、部品接続部11間に突部54を位置付ける作業を別途行う必要がなく、作業性を向上させることができる。
また、突部54が円柱状に形成されているので、部品接続部11との接触面積が小さくなる。したがって、突部54を部品接続部11間に円滑に位置付けることができる。
また、部品接続部11は、複数の突部54と接触するので突部54に対して回転することがない。したがって、部品接続部11間の間隔をさらに確実に所定距離以上にできる。
また、一対の端子金具10A、10Bが部品接続部11の互いに離れた表面を金型の密着面53cと密着させた状態でハウジング20に埋設される。したがって、部品接続部11同士が離れすぎることがなく、部品接続部11間の間隔を確実に所定距離にできる。
前述した実施形態においては、電子部品がLED3とされていたが、他の電子部品であってもよい。また、コネクタ1は、室内照明装置2に用いられていたが、他の用途に用いられるコネクタ1であってもよい。
また、前述した実施形態においては、突部54は、上型53と一体に設けられていたが、下型52と一体に設けられていてもよい。また、上型53と一体に設けられた突部54と下型52と一体に設けられた突部54の双方があってもよい。また、突部54は、上型53と下型52の双方と別体で設けられていてもよい。
また、前述した実施形態においては、突部54は円柱状に形成されていたが、多角柱状であってもよい。また、突部54は2つ設けられていたが、3つ以上であってもよく、複数が好ましいが1つであってもよい。
次に、本発明の第2の実施形態にかかるコネクタ101を、図13ないし図15を参照して説明する。なお、前述した第1の実施形態と同一構成部分には、同一符号を付して説明を省略する。
本発明の第2の実施形態にかかるコネクタ101は、図13に示す室内照明装置(照明装置)102を構成する。室内照明装置102は、コネクタ101と、電子部品としてのLED3と、回路部品としての抵抗33と、カバー6(図13には図示せず)とを備えている。
コネクタ101は、一対の端子金具10A、110Bと、これら一対の端子金具10A、110Bを埋設したハウジング20とを備えている。端子金具110Bは、端子金具10Bを、部品接続部11の連結部13側の端部で切断したものである。端子金具110Bは、図14に示すように、部品接続部111と、電源接続部112と、を別体で備えている。
部品接続部111は、端子金具10Bでの上板部11aよりも若干短い上板部111aを備えている点以外は、部品接続部11と同一形状である。部品接続部111の電源接続部112側の端部は、抵抗33が接続される抵抗接続部113とされている。抵抗接続部113のハウジング20から露出する図14中で上方の表面には、抵抗33の一方の電極35が重ねられて半田付けされる。
電源接続部112は、端子金具10Bでの上板部11aの連結部13側の一部と底板部12aと連結部13が連なる底板部112aと、圧接刃12bとを備えている。電源接続部112の部品接続部111側の端部は、抵抗33が接続される抵抗接続部114とされている。抵抗接続部114のハウジング20から露出する図14中で上方の表面は、部品接続部111の前述した表面と面一となっている。抵抗接続部114の前記表面には、抵抗33の他方の電極35が重ねられて半田付けされる。
抵抗33は、バッテリからの12Vの電圧をLED3に適した電圧(一般的には3.3V)に変圧する抵抗値を有するものである。抵抗33は、扁平な箱状の本体部34と、本体部34の互いに平行な一対の側面からそれぞれ突出した一対の電極35と、を備えている。一対の電極35は、それぞれ、一端部が本体部34と接続され、他端部が抵抗接続部113、114と接続される。
一対の電極35の本体部34の底面側の端面は、それぞれ平坦に形成され、かつ同一平面上に配されている。また、電極35の前記端面は、本体部34の前記底面と面一となっている。抵抗33は、電極35の前記端面がそれぞれ抵抗接続部113、114に重ねられて、抵抗接続部113、114に接続される。抵抗33を介して、部品接続部111と電源接続部112とが接続される。
前述した構成のコネクタ101は、射出成形機5を用いてコネクタ1と同様に製造される。製造されたコネクタ101は、端子金具10Aの部品接続部11と端子金具110Bの部品接続部111の間の間隔が所定距離以上になっている。
前述した構成の室内照明装置102を組み立てる際には、端子金具110Bの抵抗接続部113、114にそれぞれ抵抗33の電極35を重ねて半田付けし、部品接続部111と電源接続部112を抵抗33を介して接続する。また、第1の実施形態と同様に、端子金具10A、110Bの部品接続部11、111にLED3を半田付けし、端子金具10Aの電線接続部12に電線7aを圧接し、端子金具110Bの電源接続部112に電線7bを圧接する(図15)。最後に、コネクタ101にカバー4を取り付ける。
本実施形態によれば、端子金具110Bが、部品接続部111と抵抗33を介して接続される電源接続部112を備えているので、コネクタ101を抵抗の接続された回路に接続せずに直接電線7a、7bに接続することができる。したがって、コネクタ101の接続する回路を簡略化できる。
前述した実施形態においては、コネクタ1の端子金具10Bを端子金具110Bとしていたが、端子金具10Aを端子金具110A(図示せず)としてもよい。端子金具110Aは、端子金具110Bと鏡像対称であるので、詳細な説明は省略する。また、前述した実施形態においては、回路部品が抵抗33とされていたが、定電流ダイオードであってもよい。
次に、本発明の第3の実施形態にかかる照明装置としての室内照明装置202を、図16ないし図20を参照して説明する。なお、前述した第1及び第2の実施形態と同一構成部分には、同一符号を付して説明を省略する。
本発明の第3の実施形態にかかる室内照明装置202は、図16に示すように、コネクタ201と、電子部品としてのLED3と、回路部品としての抵抗33と、バルブ用コネクタ8とを備えている。
コネクタ201は、図17に示すように、一対の端子金具210A、210Bと、これら一対の端子金具210A、210Bを埋設したハウジング20とを備えている。
端子金具210Aは、端子金具10Aでの電線接続部12の代わりに、バルブ用コネクタ8と接続する端子接続部212を備えたものである。端子接続部212は、底板部12aと、底板部12aから立設した圧接刃12cとを備えている。圧接刃12cは、底板部12aに向かって折り曲げられている。
端子金具210Bは、端子金具110Bでの電源接続部112の代わりに端子接続部213を備えたものである。端子接続部213は、底板部112aと、底板部112aから立設した圧接刃12cとを備えている。圧接刃12cは、底板部112aに向かって折り曲げられている。
バルブ用コネクタ8は、図18に示すように、一対の端子部80A、80Bと、これら一対の端子部80A、80Bが取り付けられたハウジング部90と、を備えている。
端子部80Aは、導電性の板金にプレス加工が施されて得られる。端子部80Aは、図19に示すように、電気接触部81と、電線接続部82とを一体に備えている。なお、図19は、図16中のハウジング部90を省略し、端子部80A、80Bに電線7a、7bを接続した状態を示す図である。
電気接触部81は、互いに間隔をあけて相対した一対の長方形板状の挟持片81aと、これら一対の挟持片81aの長手方向の一端部同士を連結した連結片81bとを備えている。一対の挟持片81aは、互いに近づく方向に凸に湾曲し、中央部が互いに接離する方向に弾性変形自在に設けられている。電気接触部81は、一対の挟持片81aの間にバルブの一方の電極(図示せず)を挟んで、前記一方の電極と接続可能となっている。なお、本実施形態では、電気接触部81は、端子金具210Aの端子接続部212を挟んで、端子金具210Aと接続する。
電線接続部82は、底板部82aと、圧接刃82bとを一体に備えている。底板部82aは、長方形板状に形成され、長手方向の一端部が連結片81bに連なっている。圧接刃82bは、底板部82aの長手方向の他端部に連なっている。圧接刃82bは、一対設けられ、底板部82aの幅方向両端から互いに同方向に立設している。圧接刃82bには、電線7aが圧接される。
端子部80Bは、導電性の板金にプレス加工が施されて得られる。端子部80Bは、電気接触部81と、電線接続部82とを一体に備え、端子部80Aと略鏡像対称に形成されている。端子部80Bは、圧接刃82bが端子部80Aの圧接刃82bよりも電気接触部81から離れた位置に設けられている以外は端子部80Aと同じ構成であるので、同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
ハウジング部90は、絶縁性の合成樹脂で構成されている。ハウジング部90は、図18に示すように、ハウジング本体91と、カバー部92と、ハウジング本体91とカバー部92とを連結するヒンジ部93と、を備えている。
ハウジング本体91は、箱状に形成されている。ハウジング本体91には、端子部80A、80Bを収容する端子収容部94と、端子部80A、80Bに接続された電線7a、7bを収容する電線収容部95とが設けられている。
端子収容部94は、ハウジング本体91の上面91aから凹に形成され、ハウジング本体91の幅方向(矢印Y方向)中央に当該ハウジング本体91の長手方向(矢印X方向)に沿って延びている。端子収容部94の両端は、ハウジング本体91の前面91b及び背面に開口している。端子収容部94の底面には、圧接刃82bを支持する支持片94aが複数突出している。
前述した端子収容部94は、端子部80A、80B同士を絶縁された状態で収容する。端子収容部94は、前面91b側に電気接触部81を収容し、背面側に電線接続部82を収容する。また、端子収容部94の前面91b側の開口94bを通して、端子収容部94内にバルブの電極が挿入可能となっている。なお、本実施形態では、開口94bを通してコネクタ201が挿入される。
電線収容部95は、ハウジング本体91の上面91aから凹に形成されている。電線収容部95は、ハウジング本体91の幅方向(矢印Y方向)に沿って延びており、端子収容部94と直交している。電線収容部95は、電線7a、7bの電線接続部82に接続された部分周辺を収容する。電線収容部95の両端部は、電線収容部95の中央部(端子収容部94と交差した部分)よりも深く形成されている。電線収容部95の両端部の内側面には、カバー部92と係合するロック凹部95aが複数設けられている。
カバー部92は、電線収容部95の平面形状と略等しい長方形板状の壁部96と、壁部96の両端から立設した電線押さえ部97とを備えている。電線押さえ部97には、電線収容部95のロック凹部95aと係合するロックアーム97aが複数設けられている。ヒンジ部93は、肉薄板状に形成され、一端がハウジング本体91の背面に連なり、他端がカバー部92の壁部96に連なっている。
前述したカバー部92は、ヒンジ部93を曲げることで電線収容部95内に収容され、ロックアーム97aがロック凹部95aに係合して、電線収容部95内に係止する。このとき、壁部96が電線収容部95の上面91a側の開口を覆うとともに、電線押さえ部97が電線収容部95の両端部に収容される。電線押さえ部97は、電線収容部95の両端部の底面との間に電線7a、7bを挟んで電線収容部95内の電線7a、7bを屈曲した状態で保持し、電線7a、7bが当該電線の長手方向に沿ってずれる(抜け出る)ことを防止する。
前述した構成の室内照明装置202を組み立てる際には、コネクタ201の端子接続部212、213側とバルブ用コネクタ8の開口94bとを相対させ、コネクタ201を開口94b内に挿入していく。すると、端子金具210Aの端子接続部212とハウジング20の底壁21が、端子部80Aの一対の挟持片81aの間に挿入されて当該挟持片81aに挟持される。同様に、端子金具210Bの端子接続部213とハウジング20の底壁21が、端子部80Bの一対の挟持片81aの間に挿入されて当該挟持片81aに挟持されて、図16に示すようにコネクタ201がバルブ用コネクタ8に取り付けられる。
このとき、図20(電線7a、7bは省略している)に示すように、端子金具210Aの図20中で右側の圧接刃12cの表面と、一方の挟持片81aの表面とが密着して、端子金具210Aの端子接続部212と端子部80Aの電気接触部81が接続する。同様に、端子金具210Bの端子接続部213と端子部80Bの電気接触部81が接続する。即ち、コネクタ201とバルブ用コネクタ8が接続する。
その後、カバー部92を開いて、端子部80Aの電線接続部82に電線7aを圧接し、端子部80Bの電線接続部82に電線7bを圧接して、端子部80A、80Bと電線7a、7bとを接続する。最後に、カバー部92を電線収容部95内に係止する。
本実施形態によれば、端子金具210A、210Bが端子接続部212、213を備えているので、コネクタ201をバルブ用コネクタ8に接続でき、LED3をバルブ用コネクタ8に接続できる。したがって、室内照明装置202の光源としてバルブとLED3を選択することができ、室内照明装置202の汎用性を向上させることができる。
また、圧接刃12cを折り曲げないときは端子接続部212、213に電線7a、7bを接続できるので(第2の実施形態)、電線7a、7bと接続可能なコネクタ201をバルブ用コネクタ8に接続できる。また、圧接刃12cの表面が挟持片81aの表面と接触するので、圧接刃12bと電気接触部81が線接触する。したがって、コネクタ201とバルブ用コネクタ8の接続信頼性を向上させることができる。
前述した実施形態においては、室内照明装置202がコネクタ201を備えていたが、コネクタ201を、圧接刃12bを折り曲げたコネクタ1としてもよい。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 コネクタ
3 LED(電子部品)
8 バルブ用コネクタ
10A 一方の端子金具
10B 他方の端子金具
11 部品接続部
12c 圧接刃
20 ハウジング
26 露出孔(露出部)
29 孔
31 正極
32 負極
33 抵抗(回路部品)
52 下型(一方の金型)
53 上型(他方の金型)
53c 密着面
54 突部(位置決め部材)
56 キャビティ
80A 端子部
80B 端子部
81 電気接触部
101 コネクタ
110B 端子金具
111 部品接続部
112 電源接続部
112a 底板部
201 コネクタ
202 室内照明装置(照明装置)
212 端子接続部
213 端子接続部

Claims (10)

  1. 電子部品の正極と接続される部品接続部を有した一方の端子金具と、前記電子部品の負極と接続される部品接続部を有した他方の端子金具と、これら一対の端子金具を埋設したハウジングと、を備えたコネクタを、インサート成形によって製造するコネクタの製造方法において、
    互いに接離自在な複数の金型間に設けられかつ前記コネクタの外形に沿ったキャビティ内に、前記一対の端子金具を前記部品接続部同士が同一平面上に互いに間隔をあけて並ぶように配し、これら部品接続部間に位置決め部材を位置付けた後に、前記キャビティ内に溶融した合成樹脂を充填して前記ハウジングを成形することを特徴とするコネクタの製造方法。
  2. 前記位置決め部材が、前記複数の金型のうちいずれか一つの金型と一体に設けられたことを特徴とする請求項1に記載のコネクタの製造方法。
  3. 前記位置決め部材が、円柱状に形成されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコネクタの製造方法。
  4. 前記位置決め部材が、間隔をあけて複数設けられたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のうちいずれか一項に記載のコネクタの製造方法。
  5. 前記複数の金型のうちいずれか一つの金型に、前記部品接続部同士の互いに離れた表面と密着する密着面が設けられたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のうちいずれか一項に記載のコネクタの製造方法。
  6. 請求項1ないし請求項5のうちいずれか一項に記載されたコネクタの製造方法で製造されたコネクタであって、前記位置決め部材によって前記部品接続部間に形成され、前記ハウジングの表面から凹の孔が設けられたことを特徴とするコネクタ。
  7. 請求項5に記載されたコネクタの製造方法で製造されたコネクタであって、前記密着面によって前記ハウジングに形成され、前記部品接続部の前記表面を外部に露出する露出部が設けられたことを特徴とするコネクタ。
  8. 前記電子部品がLEDとされ、
    前記一対の端子金具のうちいずれか一方が、前記部品接続部に加え、この部品接続部と回路部品を介して接続される電源接続部と、を備えたことを特徴とする請求項6または請求項7に記載のコネクタ。
  9. 請求項6ないし請求項8のうちいずれか一項に記載されたコネクタと、
    前記電子部品としてのLEDと、
    バルブの一対の電極それぞれと接続する電気接触部を有した一対の端子部を備えたバルブ用コネクタと、を備えた照明装置であって、
    前記一対の端子金具が、それぞれ、前記一対の端子部の前記電気接触部と接続する端子接続部を備えたことを特徴とする照明装置。
  10. 前記端子接続部が、底板部と、前記底板部から立設した圧接刃と、を備え、
    前記底板部に向かって折り曲げられた前記圧接刃が前記電気接触部と接続することを特徴とする請求項9に記載の照明装置。
JP2009285277A 2009-03-09 2009-12-16 コネクタの製造方法、コネクタ及び照明装置 Active JP5535605B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009285277A JP5535605B2 (ja) 2009-03-25 2009-12-16 コネクタの製造方法、コネクタ及び照明装置
US12/659,290 US8277093B2 (en) 2009-03-09 2010-03-03 Connector, LED unit, and method for producing connector
DE102010002580A DE102010002580A1 (de) 2009-03-09 2010-03-04 Stecker, LED-Einheit und Verfahren zum Herstellen des Steckers
CN201010129963A CN101834399A (zh) 2009-03-09 2010-03-09 连接器、led单元和生产连接器的方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009073128 2009-03-25
JP2009073128 2009-03-25
JP2009285277A JP5535605B2 (ja) 2009-03-25 2009-12-16 コネクタの製造方法、コネクタ及び照明装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010251296A true JP2010251296A (ja) 2010-11-04
JP5535605B2 JP5535605B2 (ja) 2014-07-02

Family

ID=43313386

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009285277A Active JP5535605B2 (ja) 2009-03-09 2009-12-16 コネクタの製造方法、コネクタ及び照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5535605B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011159557A (ja) * 2010-02-03 2011-08-18 Yazaki Corp バスバ取付体及びそれを備えた車両用ルームランプ
JP2012109162A (ja) * 2010-11-18 2012-06-07 Yazaki Corp 電子部品の接続構造
JP2013033596A (ja) * 2011-08-01 2013-02-14 Yazaki Corp カバー一体型の基板内蔵型コネクタユニット及びその製造方法
JP2014137963A (ja) * 2013-01-18 2014-07-28 Mitsubishi Electric Corp Ledモジュール、led点灯装置および車載用灯具
JP2015510226A (ja) * 2012-01-27 2015-04-02 セム・メヒ・エセ・ア・デ・セー・ウベ Led照明器具モジュール
JP2018097981A (ja) * 2016-12-09 2018-06-21 豊田合成株式会社 照明装置
CN114246018A (zh) * 2019-09-12 2022-03-25 欧姆龙株式会社 电子机器、非接触开关以及光电传感器

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09102670A (ja) * 1995-10-04 1997-04-15 Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd 基板への金属端子板固定方法及び電子部品と基板のモールド方法
JP2003217749A (ja) * 2002-01-21 2003-07-31 Sumitomo Wiring Syst Ltd エアバッグ用コネクタ
JP2003272798A (ja) * 2002-03-18 2003-09-26 Yazaki Corp 電子部品内蔵プラグの組み付け方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09102670A (ja) * 1995-10-04 1997-04-15 Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd 基板への金属端子板固定方法及び電子部品と基板のモールド方法
JP2003217749A (ja) * 2002-01-21 2003-07-31 Sumitomo Wiring Syst Ltd エアバッグ用コネクタ
JP2003272798A (ja) * 2002-03-18 2003-09-26 Yazaki Corp 電子部品内蔵プラグの組み付け方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011159557A (ja) * 2010-02-03 2011-08-18 Yazaki Corp バスバ取付体及びそれを備えた車両用ルームランプ
JP2012109162A (ja) * 2010-11-18 2012-06-07 Yazaki Corp 電子部品の接続構造
JP2013033596A (ja) * 2011-08-01 2013-02-14 Yazaki Corp カバー一体型の基板内蔵型コネクタユニット及びその製造方法
JP2015510226A (ja) * 2012-01-27 2015-04-02 セム・メヒ・エセ・ア・デ・セー・ウベ Led照明器具モジュール
US9565722B2 (en) 2012-01-27 2017-02-07 Cemm Mex, S.A. De C.V. Module for an LED lamp that allows for two different types of connections to power with sufficient heat dissipation capacity
JP2014137963A (ja) * 2013-01-18 2014-07-28 Mitsubishi Electric Corp Ledモジュール、led点灯装置および車載用灯具
JP2018097981A (ja) * 2016-12-09 2018-06-21 豊田合成株式会社 照明装置
CN114246018A (zh) * 2019-09-12 2022-03-25 欧姆龙株式会社 电子机器、非接触开关以及光电传感器
CN114246018B (zh) * 2019-09-12 2023-08-01 欧姆龙株式会社 电子机器、非接触开关以及光电传感器
US11798754B2 (en) 2019-09-12 2023-10-24 Omron Corporation Electronic apparatus, contactless switch, and photoelectric sensor comprising a housing with a substrate holding part for fixing one or more substrates to a predetermined position

Also Published As

Publication number Publication date
JP5535605B2 (ja) 2014-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5535605B2 (ja) コネクタの製造方法、コネクタ及び照明装置
US8277093B2 (en) Connector, LED unit, and method for producing connector
EP1908150B1 (en) Led string light engine
CN104167370B (zh) 半导体装置制造方法及半导体装置
US10944230B2 (en) Circuit board connector
US20100155135A1 (en) Illumination unit
CN112186447B (zh) 防水型电子零件及其组装方法
JP2008010656A (ja) 半導体装置
JP2005093900A (ja) Ledランプモジュール及びその製造方法
JP7041133B2 (ja) Led照明ユニット
JP2008166133A (ja) 接続部材及び該部材を用いたハーネス接続体
CN102954375A (zh) 用于生产照明装置的方法以及相应的照明装置
WO2013137483A1 (en) Illuminating unit
US6919221B2 (en) Electronic module having a plastic housing with conductive tracks and method of its production
US10973137B2 (en) Circuit device, method for manufacturing circuit device and connector
JP4597082B2 (ja) 車両用燈体
WO2002038357A1 (fr) Moulage par injection, procede de moulage par injection et moule destine au moulage par injection
EP2802812B1 (en) Illuminating device and manufacturing method thereof
CN103403828A (zh) Smd型的电开关元件
CN109920682A (zh) 开关
KR20120103133A (ko) Hdmi 커넥터 및 이를 제조하는 방법
US11135971B2 (en) Illuminating device
CN112352475A (zh) 具有插头连接件的电子模块
US20170136945A1 (en) Illumination device
KR101672990B1 (ko) 차량 램프용 터미널

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121112

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131001

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140401

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140423

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5535605

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250