JP2010251279A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な工程で、複数の燃料電池セルのバイパス処理を良好に遂行する。
【解決手段】複数のセル20(セルブロック72)に対して並列に配されるスイッチユニット68を備え、スイッチユニット68は、第1寄生ダイオード111を有する第1MOSFET101及び第2寄生ダイオード112を有する第2MOSFET102が正極側から順に直列に配置され、かつ、第1及び第2寄生ダイオード111、112は、互いにカソードが対向するように配置されている。少なくとも1個のセル20の電圧が、例えば0[V]より低下(転極)したことを検出したとき、第1MOSFET101をオンにして、該当するセルブロック72をバイパスさせる。
【選択図】図4

Description

この発明は、カソード側電極に酸化剤ガスを供給する一方、アノード側電極に燃料ガスを供給し、前記酸化剤ガス及び前記燃料ガスの電気化学反応により発電する燃料電池セル(セル)が積層された燃料電池に関し、特に、セルをバイパス可能な回路を備えた燃料電池システムに関する。
燃料電池は、燃料ガス(主に水素を含有するガス)及び酸化剤ガス(主に酸素を含有するガス)をアノード側電極及びカソード側電極に供給して電気化学的に反応させることにより、直流の電気エネルギを得るシステムである。
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる電解質膜の両側に、それぞれアノード側電極及びカソード側電極を設けた電解質膜・電極構造体(MEA)を、セパレータによって挟持した発電セルを備えている。この種の発電セルは、通常、電解質膜・電極構造体及びセパレータを所定数だけ交互に積層することにより、燃料電池スタックとして使用されている。
この種の燃料電池では、各セルのセル電圧が検出され、積層されているセル中、1個のセルが転極(正負反転)したことを検出した場合、そのセル及び残りのセルを保護するために、各セル毎にMOSFETを並列に接続し、転極が発生したセルに並列接続されているMOSFETをオンにすることで、転極を発生したセルをオンにされたMOSFETでバイパスし、残りのセルにより燃料電池を使用に供する燃料電池システムが提案されている(特許文献1)。
米国特許第6677066号明細書(図5)
しかしながら、MOSFETには、ドレイン−ソース間に逆方向に寄生ダイオードが存在し、転極したセルの電圧が、前記寄生ダイオードの順方向降下電圧より大きい場合に、MOSFETのスイッチングに拘わらず、バイパス電流が流れてしまう、すなわち意図しない電流通路が発生してしまうという問題がある。
また、燃料電池においては、セルの劣化を防止するために、セルに残っている電荷(電圧)を放電したいという要求がある。
この発明はこの種の課題を考慮してなされたものであり、セル電圧が変化しても、意図したときのみバイパス電流を通流させることを可能とする簡易な構成の燃料電池システムを提供することを目的とする。
また、この発明はこの種の課題を考慮してなされたものであり、意図したときのみセルに残っている電荷を放電することを可能とする燃料電池システムを提供することを目的とする。
この項では、理解の容易化のために添付図面中の符号例を付けて説明する。したがって、この項に記載した内容がその符号を付けたものに限定して解釈されるものではない。
この発明に係る燃料電池システムは、以下の特徴(1)〜(8)を有する。
(1)例えば、図1及び図5に示すように、複数のセル20が直列接続された燃料電池12と、複数の前記セル20中、少なくとも1個のセル20に対して並列に配されるセルバイパス回路66aと、を備え、前記セルバイパス回路66aは、第1寄生ダイオード111を並列に有し少なくとも1個の前記セル20の負極側から正極側への一方向のみに電流を通流可能な第1半導体スイッチ101と、前記第1半導体スイッチ101に対して前記第1寄生ダイオード111の電流通流方向と逆方向に直列に接続されるダイオード素子122とを備えるスイッチユニット68aと、少なくとも1個の前記セル20の電圧が、閾値より低下したことを検出したとき、前記第1半導体スイッチ101をオンにし、前記スイッチユニット68aを通じて、少なくとも1個の前記セル20をバイパスさせる制御装置70と、を有することを特徴とする。
この発明によれば、制御装置は、少なくとも1個のセルの電圧が、閾値より低下したことを検出したとき、第1半導体スイッチをオンにすることで、スイッチユニット(ダイオード素子及び前記第1半導体スイッチ)を通じて、少なくとも1個の前記セルをバイパスさせることができる。
そして、セル電圧が変化しても、セル電圧が閾値より低下したという意図したときのみバイパス電流を通流させることができる。
(2)上記の特徴(1)を有する発明において、前記ダイオード素子122は、図1、図2、図4、図10A〜図10D等に示すように、第2寄生ダイオード112、112pを並列に有する第2半導体素子102、102pであって、前記第1寄生ダイオード111、111p及び前記第2寄生ダイオード112、112pは、アノード端子同士(図10B、図10C)又はカソード端子同士(図4、図10A、図10D)が対向するように配置され、前記制御装置70は、少なくとも1個の前記セル20の電圧が、前記閾値より低下したことを検出したとき、前記第1又は第2半導体スイッチ101をオンにして、少なくとも1個の前記セル20をバイパスさせることを特徴とする。
この特徴(2)を備える発明によれば、スイッチユニット68、68x、68y、68zは、第1寄生ダイオード111、111pを並列に有する第1半導体スイッチ101、101pと、第2寄生ダイオード112、112pを有する第2半導体スイッチ102、102pとが、直列接続された回路となるので、少なくとも1個の前記セル20に対して並列に接続されるスイッチユニット68、68x、68y、68zが、その少なくとも1個の前記セル20に対して回路的に対称に形成される。
そして、極性が逆で直列に接続される寄生ダイオード111、112又は111p、112p同士の電流通流方向が反対方向となるため、第1半導体スイッチ101、101p及び第2半導体スイッチ102、102pのどちらもオフ(OFF)のときには、スイッチユニット68、68x、68y、68zのどちらの方向にも電流が流れない。したがって、第1半導体スイッチ101をオン(図10A、図10B)又は第2半導体スイッチ102p、102p(図10C、図10D)をオンしたときのみ以外の意図しない電流が流れることがない。
なお、例えば、スイッチユニット68、68x、68y、68zを形状的に線対称に形成することで、スイッチユニット68、68x、68y、68zを組み付ける際に、極性を考慮しないで基板等に組み付けることができる。
(3)上記の特徴(2)を有する燃料電池システムにおいて、直列に接続される前記第1及び第2半導体スイッチ101、102又は101p、102pに、さらに、直列に抵抗200(図8、図11A〜図11D参照)を接続し、前記制御装置70は、図11A、図11Bに示すように、前記第1半導体スイッチ101をオフにするとともに前記第2半導体スイッチ102をオンにし、又は図11C、図11Dに示すように、前記第1半導体スイッチ101pをオンにするとともに前記第2半導体スイッチ102pをオフにし、前記抵抗200を通じて、少なくとも1個の前記セル20を放電させることを特徴とする。
この発明によれば、セルバイパス回路を放電回路として利用(兼用)することができ、意図したときのみセルに残っている電荷を放電することができる。
(4)上記の特徴(1)を有する発明において、第1半導体スイッチ101はMOSFETとすることができる。
(5)上記の特徴(2)〜(4)のいずれかを有する発明において、前記第1及び第2半導体スイッチ101、102は、NチャネルMOSFET同士(図10A、図10B、図11A、図11B)又はPチャネルMOSFET同士(図10C、図10D、図11C、図11D)とすることができる。このようにすれば、スイッチユニット68、68b、68x、68y、68z、68bx、68by、68bzのIC化が容易である。
(6)上記の特徴(4)を有する発明において、前記制御装置は、前記MOSFETが所定温度以上になったときに、前記MOSFETをオフにすることを特徴とする。
(7)上記の特徴(5)を有する発明において、前記制御装置は、前記第1及び第2MOSFET中、少なくとも1個のMOSFETが、所定温度以上となったときに、前記第1及び第2MOSFETの両方ともオフにすることを特徴とする。
上記の特徴(6)、(7)を有する発明によれば、前記MOSFETを保護することができる。
(8)上記の特徴(1)〜(7)のいずれかを有する発明において、前記スイッチユニット68、68bの前記正極側にフューズ82を設けることで、スイッチユニットに過大電流が流れることを防止することができる。
この発明によれば、セル電圧が変化しても、意図したときのみバイパス電流を通流させることができる。
また、この発明によれば、意図したときのみセルに残っている電荷を放電することができる。
この発明に係る燃料電池システムの一実施形態の概略構成図である。 図1中、セルバイパス回路の詳細構成全体図である。 燃料電池システムの起動方法を説明するフローチャートである。 セルバイパス回路の動作状態を示す回路説明図である。 セルバイパス回路の他の構成例を示す回路説明図である。 セル電圧の特性図である。 放電回路を含むセルバイパス回路の詳細構成図である。 放電回路の動作状態を示す回路説明図である。 セルバイパス回路と放電回路の兼用回路の他の例の回路説明図である。 図10Aは、図2のNチャンネルMOSFETを用いたスイッチユニットを再掲したセルバイパス時の回路説明図、図10Bは、図10Aのスイッチユニットを構成する第1MOSFETと第2MOSFETの並びを入れ替えたセルバイパス時の回路説明図、図10Cは、PチャンネルMOSFETを用いたスイッチユニットのセルバイパス時の回路説明図、図10Dは、図10Cのスイッチユニットを構成する第1MOSFETと第2MOSFETの並びを入れ替えたセルバイパス時の回路説明図である。 図11Aは、スイッチユニットにNチャンネルMOSFETを用いた放電回路の放電時の回路説明図、図11Bは、図10Aのスイッチユニットを構成する第1MOSFETと第2MOSFETの並びを入れ替えた放電時の回路説明図、図11Cは、PチャンネルMOSFETを用いたスイッチユニットの放電時の回路説明図、図11Dは、図11Cのスイッチユニットを構成する第1MOSFETと第2MOSFETの並びを入れ替えた放電時の回路説明図である。
図1は、この発明の第1実施形態に係る燃料電池システム10の概略構成図である。
燃料電池システム10は、燃料電池スタック12と、前記燃料電池スタック12に酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給装置14と、前記燃料電池スタック12に燃料ガスを供給する燃料ガス供給装置16と、前記燃料電池システム10全体の制御を行う統括コントローラ18とを備える。
燃料電池スタック12は、複数の燃料電池セル(セル)20を矢印A方向に積層して構成される。各セル20は、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸された固体高分子電解質膜22をカソード側電極24とアノード側電極26とで挟持した電解質膜・電極構造体28を備え、前記電解質膜・電極構造体28を一対のセパレータ30a、30bで挟持する。
カソード側電極24及びアノード側電極26は、カーボンペーパ等からなるガス拡散層(図示せず)と、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子が前記ガス拡散層の表面に一様に塗布して形成される電極触媒層(図示せず)とを有する。電極触媒層は、固体高分子電解質膜22の両面に形成される。
電解質膜・電極構造体28とセパレータ30aとの間には、カソード側電極24に酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス流路32が形成されるとともに、前記電解質膜・電極構造体28とセパレータ30bとの間には、アノード側電極26に燃料ガスを供給する燃料ガス流路34が形成される。
燃料電池スタック12の積層方向一端部(マニホールド側)には、エンドプレート35aが配設される。このエンドプレート35aには、空気(酸素含有ガス)等の酸化剤ガスを酸化剤ガス流路32に供給するための酸化剤ガス入口連通孔36aと、水素含有ガス等の燃料ガスを燃料ガス流路34に供給するための燃料ガス入口連通孔38aとが形成される。
燃料電池スタック12の積層方向他端部(反マニホールド側)には、エンドプレート35bが配置される。このエンドプレート35bには、酸化剤ガスを酸化剤ガス流路32から排出するための酸化剤ガス出口連通孔36bと、燃料ガスを燃料ガス流路34から排出するための燃料ガス出口連通孔38bとが形成される。なお、燃料電池スタック12内には、各セル20間又は複数のセル20毎に冷却媒体を流す冷却媒体流路(図示せず)が設けられる。
酸化剤ガス供給装置14は、大気からの空気を圧縮して供給するエアコンプレッサ40を備え、前記エアコンプレッサ40が空気供給流路42に配設される。空気供給流路42には、必要に応じてバルブ44が配設されるとともに、前記空気供給流路42は、燃料電池スタック12の酸化剤ガス入口連通孔36aに連通する。
酸化剤ガス供給装置14は、酸化剤ガス出口連通孔36bに連通する空気排出流路46を備える。この空気排出流路46には、エアコンプレッサ40から空気供給流路42を通って燃料電池スタック12に供給される空気の圧力を調整するための開度調整可能なバルブ(背圧制御弁)48が設けられる。
燃料ガス供給装置16は、高圧水素(水素含有ガス)を貯留する水素タンク50を備え、この水素タンク50は、水素供給流路52を介して燃料電池スタック12の燃料ガス入口連通孔38aに連通する。この水素供給流路52には、バルブ54とエゼクタ56とが設けられる。水素供給流路52と空気供給流路42とは、連結流路58を介して連通可能であり、この連結流路58には、バルブ60が配設される。
燃料ガス出口連通孔38bには、オフガス流路62が連通する。オフガス流路62には、水素循環路64が連通するとともに、前記水素循環路64は、エゼクタ56に連通する。オフガス流路62には、燃料ガスを外部に排出する際に開放されるパージ弁65が配設される。
エゼクタ56は、水素タンク50から供給される水素ガスを、水素供給流路52を通って燃料電池スタック12に供給するとともに、燃料電池スタック12で使用されなかった未使用の水素ガスを含む排ガスを、水素循環路64から吸引して、再度、前記燃料電池スタック12に燃料ガスとして供給する。
燃料電池スタック12には、所定数(少なくとも1個)のセル20からなる燃料電池セルブロック(セルブロックという。)72毎にセルバイパス回路66が設けられる(図2参照)。
図2に示すように、各セルバイパス回路66は、スイッチユニット68と、スイッチユニットコントローラ70(制御装置)と、セルブロック72の正極側とスイッチユニット68との間に挿入されるフューズ82を備える。フューズ82は、セルブロック72の高圧側に距離的になるべく近い方に挿入することが好ましい。フューズ82が溶断したときに、スイッチユニット68(セルバイパス回路66)側を高圧側から遮断することができる。
各スイッチユニット68は、各セルブロック72に対して並列に配され、直列接続された第1及び第2半導体スイッチとしての第1及び第2MOSFET101、102と、前記第1及び第2MOSFET101、102のそれぞれに対して逆方向に(カソード電極が対向して)並列に配される第1及び第2寄生ダイオード111、112と、を有する。なお、第1及び第2寄生ダイオード111、112は、第1及び第2MOSFET101、102のドレイン−ソース間に等価的に内蔵されているダイオードである。
各スイッチユニット68は、各スイッチユニットコントローラ70から出力される駆動信号Sd1、Sd2により第1及び第2MOSFET101、102のオン(ゲート開)、オフ(ゲート閉)が制御される。なお、図2は、簡略的に描いているが、実際上、第1MOSFET101をオンする際には、周知のように、ソース端子に対してゲート端子に正電圧(NMOSFETの場合)を印加する必要がある点に留意する。
スイッチユニットコントローラ70にはセル電圧検出部80が接続される。
セル電圧検出部80は、各セル20のセル電圧を検出するとともに、各セルバイパス回路66が接続されるセルブロック72内の平均セル電圧又は最低セル電圧を検出する。
セル電圧検出部80による各セル20のセル電圧の検出結果に基づき、各スイッチユニットコントローラ70は、対応する各スイッチユニット68の第1MOSFET101のオンオフ(開閉)を制御する。
このように構成される燃料電池システム10の動作について、図3に示すフローチャートに基づいて説明する。
一般に、燃料電池システム10の運転停止時には、電解質膜・電極構造体28の劣化等を防止するために、後述するように、酸化剤ガス流路32及び燃料ガス流路34が、酸化剤ガス(以下、空気ともいう)により満たされている。
そこで、ステップS1において、統括コントローラ18に、燃料電池システム10の起動信号、例えば、イグニッションオン(ON)信号が入力されると、ステップS2において、統括コントローラ18は、スイッチユニットコントローラ70を通じて各セルバイパス回路66をオンオフ(開閉)するスイッチユニット68を開く。すなわち、第1及び第2駆動信号Sd1、Sd2をオフ信号とすることで、第1及び第2MOSFET101、102がオフ状態(ゲートが閉状態){スイッチユニット68がオフ(OFF)状態、すなわちセルバイパス回路66がオフ状態}とされる。
そして、ステップS3、S4において、酸化剤ガス供給装置14及び燃料ガス供給装置16が駆動されて、燃料電池スタック12に空気及び燃料ガスが供給される。具体的には、バルブ60が閉塞される一方、バルブ44、54が開放される。このため、酸化剤ガス供給装置14では、エアコンプレッサ40を介して空気供給流路42に空気が送られる。この空気は、燃料電池スタック12内の各セル20に設けられている酸化剤ガス流路32に供給される。
一方、燃料ガス供給装置16では、水素タンク50から水素供給流路52に燃料ガスが供給される。この燃料ガスは、燃料電池スタック12内のセル20に設けられている燃料ガス流路34に供給される。
これにより、カソード側電極24に供給される空気と、アノード側電極26に供給される燃料ガスとが、電気化学的に反応して発電が行われる。
各セル20のセル電圧は、セル電圧検出部80を通じて統括コントローラ18により検出されており、この統括コントローラ18は、各セルバイパス回路66が接続されるセルブロック72内の平均セル電圧又は最低セル電圧を検出する。
次いで、ステップS5において、セル電圧検出部80で検出された平均セル電圧又は最低セル電圧が、閾値を上回る値、例えば、閾値=0として、正であるか否かが判断される。
そして、いずれかのセルブロック72内の平均セル電圧又は最低セル電圧が、負であると判断されると(ステップS5、NO)、負であると判断されたセルブロック72内のセル20が転極していると判断し、ステップS6に進んで、このセルブロック72に接続されるセルバイパス回路66のスイッチユニット68が閉じられる(セルバイパス回路66をオン)。
このとき、図4に示すように、平均セル電圧又は最低セル電圧が負であると判断した該当のセルブロック72に並列に接続されるスイッチユニット68を構成する第1及び第2MOSFET101に供給される第1駆動信号Sd1をオン信号(Sd1=ON)にし、第2駆動信号Sd2をオフ信号(Sd2=OFF)とすることで、第1MOSFET101がオン状態とされ、第2MOSFET102がオフ状態とされる。
この場合、図4中、太い実線の矢印で示すように、下側の低圧側のセルブロック72のセル20(の正極側)から流出する電流Iが、スイッチユニット68の第2寄生ダイオード112及び第1MOSFET101を通じ、フューズ82を介して上側のセルブロック72のセル20(の負極側)へと流れ込むことで、転極している(転極しようとしている)中央のセルブロック72をバイパスして流れることになる。
このため、起動時に、セル20に転極が発生することを確実に防止することができ、簡単な手順で、アノード側電極26を構成する電極触媒の劣化を可及的に阻止することが可能になる。
ここで、セルブロック72をバイパスさせる動作において、第2MOSFET102が、常にオフ状態に保持されることを考慮すれば、第2MOSFET102及び第2寄生ダイオード112を、図5に示すように1本のダイオード素子122に代替したスイッチユニット68aとするセルバイパス回路66aとして構成することもできる。これによりコストを低減することができる。
その一方、図4に示したスイッチユニット68の回路構成によれば、スイッチユニット68を形状的・回路的に線対称に形成することができるので、スイッチユニット68(セルバイパス回路)を燃料電池システム10に組み付ける際に、極性を考慮しないで組み付けるようにすることができるという利点がある。
ここで、図1に示すように、燃料電池スタック12では、複数のセル20が矢印A方向に積層されている。そのため、反マニホールド側であるエンドプレート35b側に配置されるセル20では、マニホールド側であるエンドプレート35a側に配置されるセル20に比べ、燃料ガス流路34に供給される燃料ガスに遅れが発生し易い。このため、エンドプレート35b側に配置されているセル20では、燃料ガスの供給遅れによる転極が発生し易い。
実際上、セル電圧は、燃料電池システムの起動時に、図6に示すように、ガス導入側(エンドプレート35a側)のセル20(1枚目)側が、正電圧領域となり、ガス導入口から最も遠い側(エンドプレート35b側)のセル20(N枚目とする。)側が、負電圧領域となり、中間部でゼロ[V]になる特性100を有する。
この場合、所定数のセル20(セルブロック72)毎にセルバイパス回路66が設けられるとともに、各セル20のセル電圧が統括コントローラ18により検出されている。従って、検出されたセル電圧が負となるセル20を含む負電圧領域のセルブロック72では、統括コントローラ18の制御下にスイッチユニットコントローラ70を駆動して、当該セルブロック72に接続されているセルバイパス回路66のスイッチユニット68を閉じることにより、図4に示したように、セルブロック72がバイパスされ前記セル20の転極を有効に阻止することができる。
その際、全てのセル20のセル電圧を検出する必要はなく、例えば、積層方向略中央部からエンドプレート35b側に配置されているセル20のセル電圧を検出するようにしてもよい。燃料ガス供給遅れによる転極は、エンドプレート35b側のセル20に発生し易いからである。
一方、ステップS5において、セル電圧検出部80で検出された平均セル電圧又は最低セル電圧が、正(閾値=0)であると判断されると(ステップS5、YES)、第1及び第2駆動信号Sd1、Sd2がそれぞれオフ信号とされ、ステップS7に進んで、そのセルブロック72に接続されるセルバイパス回路66のスイッチユニット68が開かれる(セルバイパス回路66がオフ、スイッチユニット68が開かれていた場合には、そのまま)。
これにより、燃料電池システム10は、通常発電運転となり、所望の負荷に電力を供給することができる。
なお、図6に示したように、燃料電池システム10の起動時には、ガス導入側(エンドプレート35a側)のセル20が正電圧領域となるが、その正電圧領域のセル20を放電し、セル電圧を下げることでセル20の劣化を抑制することができてより好ましい。起動時に放電する時間は、周囲温度等に依存するが、シミュレーション或いは実験的に最適な時間(通常、数秒から数十秒以内の時間である。)を設定することができる。
ところで、燃料電池スタック12による発電が停止される際には、図1に示したバルブ54が閉塞されるとともに、バルブ60が開放される。このため、エアコンプレッサ40を介して空気供給流路42に供給される空気は、燃料電池スタック12内の酸化剤ガス流路32に供給される一方、一部が連結流路58を通って水素供給流路52から前記燃料電池スタック12内の燃料ガス流路34に供給される。従って、酸化剤ガス流路32及び燃料ガス流路34は、空気によりパージされて燃料電池システム10の運転が停止される。
スイッチユニット68は、上述したセルバイパス回路66として機能させることができる他、以下に説明するように、抵抗(放電抵抗)を追加するだけで放電回路としても機能させることもできる。
この場合、スイッチユニット68bに直列に{第1MOSFET101の第1寄生ダイオード111のアノード端子の接続点とセルブロック72の正極側(フューズ82)との間に直列に、図7に示すように第1MOSFET101の第1寄生ダイオード111のカソード端子の接続点と第2MOSFET102の第2寄生ダイオード112のカソード端子の接続点との間に直列に、又は第2MOSFET102の第2寄生ダイオード112のアノード端子の接続点とセルブロック72の負極との間に直列に}、抵抗200を接続する。
このように構成したセルバイパス・放電兼用回路66bによりセルブロック72を放電する際には、スイッチユニットコントローラ70は、図8に示すように、第1駆動信号Sd1をオフ信号(Sd1=OFF)とし第2駆動信号Sd2をオン信号(Sd2=ON)にすることで、第2MOSFET102をオンにし、セルブロック72を構成するセル20を放電することができる。この場合、放電電流Idchは、図8中、太い実線で示すように第1寄生ダイオード111及び第2MOSFET102を通じて流れる。
なお、図8に示したセルバイパス・放電兼用回路66bによりセルバイパス動作をさせようとする場合において、抵抗200と放電電流Idchによる電圧降下が発生することを回避するために、図9のセルバイパス・放電兼用回路66cに示すように、ダイオード素子122を配するスイッチユニット68cの構成にすればよい。
ダイオード素子122は、第2寄生ダイオード112のアノード端子と第1寄生ダイオード111のカソード端子間に、第1寄生ダイオード111の極性と逆極性となるように接続すればよい。
図9に示すセルバイパス・放電兼用回路66cは、セルバイパス回路として機能させる際には、換言すれば、セルブロック72をバイパスする際には、スイッチユニットコントローラ70により、第1駆動信号Sd1をSd1=ON、第2駆動信号Sd2をSd2=OFFとすることで、第1MOSFET101がオン状態となり、破線に示す経路(ダイオード素子122から第1MOSFET101へ至る経路)でバイパス電流Ibpを流すことができる。
その一方、放電回路として機能させる際には、換言すれば、セルブロック72を放電する際には、スイッチユニットコントローラ70により、第1駆動信号Sd1をSd1=OFF、第2駆動信号Sd2をSd2=ONとすることで、第2MOSFET102をオン状態とし、実線に示す経路(第1寄生ダイオード111から抵抗200を経て第2MOSFET102へ至る経路)で放電電流Idchを流すことができる。
図10Aは、図4に示したセルバイパス回路66を構成するスイッチユニット68bを再掲した図である。この場合、図10Aから分かるように、スイッチユニット68bを構成する第1寄生ダイオード111付き第1MOSFET101と、第2寄生ダイオード112付き第2MOSFET102とが直列に接続されていることを考慮すれば、図10Bに示すスイッチユニット68xの回路構成のように、上下を逆にし、第1寄生ダイオード111と第2寄生ダイオード112のアノード端子が対向するように接続を変更することができる。図10A例では、第1寄生ダイオード111と第2寄生ダイオード112のカソード端子が対向している。
図10A、図10B例では、Nチャンネルの第1及び第2MOSFET101、102を使用した例を示しているが、図10C、図10Dに示すように、PチャンネルのMOSFET(第1MOSFET101p、第1寄生ダイオード111p付き第1MOSFET101p、第2寄生ダイオード112p付き第2MOSFET102p)を使用したスイッチユニット68y、68zを構成することもできる。
図10A、図10B例のNチャンネルの第1及び第2MOSFET101、102を用いたスイッチユニット68、68xでは、第1MOSFET101のゲート駆動信号Sd1をオンとすることでバイパス電流Ibpを流すことができ、図10C、図10D例のPチャンネルMOSFET101p、102pを用いたスイッチユニット68y、68zでは、第2MOSFET102pのゲート駆動信号Sd2をオンとすることでバイパス電流Ibpを流すことができる。
次に、図11Aは、図8に示したセルバイパス・放電兼用回路66cを構成するスイッチユニット68bを再掲した図である。この場合、図11Aから分かるように、スイッチユニット68bを構成する第1寄生ダイオード111付き第1MOSFET101と、第2寄生ダイオード112付き第2MOSFET102とが直列に接続されていることを考慮すれば、図11Bに示すスイッチユニット68bxの回路構成のように、上下を逆にし、第1寄生ダイオード111と第2寄生ダイオード112のアノード端子が対向するように接続を変更することができる。図11A例では、第1寄生ダイオード111と第2寄生ダイオード112のカソード端子が対向している。
図11A、図11B例では、Nチャンネルの第1及び第2MOSFET101、102を使用した例を示しているが、図11C、図11Dに示すように、PチャンネルのMOSFET(第1MOSFET101p、第1寄生ダイオード111p、第2MOSFET102p、第2寄生ダイオード112p)を使用してスイッチユニット68by、68bzを構成することもできる。
図11A、図11B例のNチャンネルの第1及び第2MOSFET101、102を用いたスイッチユニット68b、68bxでは、第1MOSFET101のゲート駆動信号Sd1をオンとすることで放電電流Idchを流すことができ、図11C、図11D例のPチャンネルMOSFET101p、102pを用いたスイッチユニット68by、68bzでは、第2MOSFET102pのゲート駆動信号Sd2をオンとすることで放電電流Idchを流すことができる。
以上説明したように上述した燃料電池システム10は、複数のセル20が直列接続された燃料電池スタック12(燃料電池)と、複数の前記セル20中、少なくとも1個のセル20に対して(図5に示すように、簡素化・効率化の観点からは、複数のセル20からなるセルブロック72毎に対して)並列に配される例えば図5に示すセルバイパス回路66aとを備え、前記セルバイパス回路66を構成するスイッチユニット68aは、第1寄生ダイオード111を並列に有し少なくとも1個の前記セル20の負極側から正極側への一方向のみに電流を通流可能なように接続された第1MOSFET101(第1半導体スイッチ)と、前記第1MOSFET101(第1半導体スイッチ)に対して前記第1寄生ダイオード111の電流通流方向と逆方向に直列に接続されるダイオード素子122とを備えて構成される。
ホスト制御装置としての統括コントローラ18は、制御装置(駆動制御装置)としてのスイッチユニットコントローラ70を通じて、少なくとも1個のセル20の電圧が、閾値、例えば0[V]より低下したことを検出したとき、第1MOSFET101をオンにし、セルバイパス回路66aのスイッチユニット68aを通じて、少なくとも1個のセル20をバイパスさせる。
この図5例の実施形態によれば、スイッチユニットコントローラ70は、少なくとも1個のセル20の電圧が、閾値より低下したことを検出したとき、第1MOSFET101をオンにすることで、ダイオード素子122及び第1MOSFET101を通じて、少なくとも1個のセル20をバイパスさせることができる。
この場合、セル電圧が変化しても、セル電圧が閾値より低下したという意図したときのみセルバイパス回路を通流させることができる。
また、第1MOSFET101がオフのときには、少なくとも1個のセル20に対して、カソード端子が対向するように第1寄生ダイオード111及びダイオード素子122が配置されているので、セルバイパス回路はオフ状態に保持される。
スイッチユニットを有するセルバイパス回路としては、図5例のセルバイパス回路66aの他、図1、図2、図4、図10B〜図10Dに示したように、第1寄生ダイオード111、111pを有する第1MOSFET101、101pと第2寄生ダイオード112、112pを有する第2MOSFET102、102pを第1及び第2寄生ダイオード111(111p)、112(112p)のカソード端子が対向するように(図10A、図10D)又は第1及び第2寄生ダイオード111(111p)、112(112p)のアノード端子が対向するように(図10B、図10C)直列に接続し、直列接続したスイッチユニット68、68x、68y、68zをセルブロック72間に並列に配置し、第1MOSFET101、101pをオン・オフ又は第2MOSFET102、102pをオン・オフするように構成することもできる。
セルバイパス・放電兼用回路としては、例えば、図7、図8、図9、図11A〜図11Dに示したように、抵抗200をスイッチユニット68b、68c、68bx、68by、68bzに直列に接続することで達成することができる。
なお、この発明は、上述した実施形態に限らず、この明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10…燃料電池システム 12…燃料電池スタック
14…酸化剤ガス供給装置 16…燃料ガス供給装置
18…統括コントローラ 20…セル
22…固体高分子電解質膜 24…カソード側電極
26…アノード側電極 28…電解質膜・電極構造体
30a、30b…セパレータ 32…酸化剤ガス流路
34…燃料ガス流路 40…エアコンプレッサ
42…空気供給流路 46…空気排出流路
50…水素タンク 52…水素供給流路
56…エゼクタ 62…オフガス流路
66、66a…セルバイパス回路
66b、66c…セルバイパス・放電兼用回路
68、68a、68b、68bx、68by、68bz、68c、68x、68y、68z…スイッチユニット
70…スイッチユニットコントローラ 200…抵抗

Claims (8)

  1. 複数のセルが直列接続された燃料電池と、
    複数の前記セル中、少なくとも1個のセルに対して並列に配されるセルバイパス回路と、を備え、
    前記セルバイパス回路は、
    第1寄生ダイオードを並列に有し少なくとも1個の前記セルの負極側から正極側への一方向のみに電流を通流可能な第1半導体スイッチと、前記第1半導体スイッチに対して前記第1寄生ダイオードの電流通流方向と逆方向に直列に接続されるダイオード素子とを備えるスイッチユニットと、
    少なくとも1個の前記セルの電圧が、閾値より低下したことを検出したとき、前記第1半導体スイッチをオンにし、前記スイッチユニットを通じて、少なくとも1個の前記セルをバイパスさせる制御装置と、を
    有することを特徴とする燃料電池システム。
  2. 請求項1記載の燃料電池システムにおいて、
    前記ダイオード素子は、第2寄生ダイオードを並列に有する第2半導体素子であって、
    前記第1寄生ダイオード及び前記第2寄生ダイオードは、アノード端子同士又はカソード端子同士が対向するように配置され、
    前記制御装置は、
    少なくとも1個の前記セルの電圧が、前記閾値より低下したことを検出したとき、前記第1又は第2導体スイッチをオンにして、少なくとも1個の前記セルをバイパスさせる
    ことを特徴とする燃料電池システム。
  3. 請求項2記載の燃料電池システムにおいて、
    直列に接続される前記第1及び第2半導体スイッチに、さらに、直列に抵抗を接続し、
    前記制御装置は、
    前記第1半導体スイッチ又は前記第2半導体スイッチをオンにして、少なくとも1個の前記セルを放電させる
    ことを特徴とする燃料電池システム。
  4. 請求項1記載の燃料電池システムにおいて、
    前記第1半導体スイッチは、MOSFETである
    ことを特徴とする燃料電池システム。
  5. 請求項2〜4のいずれか1項に記載の燃料電池システムにおいて、
    前記第1及び第2半導体スイッチは、NチャネルMOSFET同士又はPチャネルMOSFET同士である
    ことを特徴とする燃料電池システム。
  6. 請求項4記載の燃料電池システムにおいて、
    前記制御装置は、
    前記MOSFETが、所定温度以上となったときに、前記MOSFETをオフにする
    ことを特徴とする燃料電池システム。
  7. 請求項5記載の燃料電池システムにおいて、
    前記制御装置は、
    前記第1及び第2MOSFET中、少なくとも1個のMOSFETが、所定温度以上となったときに、前記第1及び第2MOSFETの両方ともオフにする
    ことを特徴とする燃料電池システム。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の燃料電池システムにおいて、
    前記スイッチユニットの前記正極側にフューズを設ける
    ことを特徴とする燃料電池システム。
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