JP2010251247A - 分割コネクタ用保護キャップ付きサブコネクタ及び分割コネクタの製造方法 - Google Patents

分割コネクタ用保護キャップ付きサブコネクタ及び分割コネクタの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】分割コネクタ用保護キャップ付きサブコネクタにおいて、治具などを用いずに端子金具の挿入の適否を検知する。
【解決手段】タブ32を備えた雄端子金具30と、サブハウジング40と、雄端子金具30の挿入を許容する退避位置から挿入後の雄端子金具30を抜け止めする係止位置に向けて差し込み可能なリテーナ60と、タブ32を保護する保護キャップ80と、を備えたサブコネクタ11において、サブハウジング40は、保護キャップ80の一方の開口面から挿入されて収容されるとともに、他方の開口面から取り出し可能となっており、かつ保護キャップ80の内面における取り出し端側には、リテーナ60が退避位置にあるときには、リテーナ60の後端に当接してサブハウジング40の取り出しを規制する一方、リテーナ60が係止位置にあるときには、サブハウジング40の取り出しを許容する検知部88が設けられていることを特徴とする。
【選択図】図20

Description

本発明は、分割コネクタ用保護キャップ付きサブコネクタ及び分割コネクタの製造方法に関する。
従来、サブハウジングに雄端子金具をそれぞれ挿入し、サブコネクタとした後、複数のサブコネクタをフレームに組み付けてなる分割コネクタが知られている(下記特許文献1)。下記文献の分割コネクタにおけるサブコネクタは、フレームに組み付けられるまでは、サブハウジングから雄端子金具のタブ部が露出する構成となっている。このためサブコネクタには露出したタブを保護するための保護キャップが装着され、運搬時のタブの変形を防止している。なお、保護キャップはフレーム組み付け時にサブコネクタから取り外される。
特開2004−348989号公報
一方、この種の分割コネクタの組み付けを能率良く行うには、各サブコネクタが組み付けられた時点で、雄端子金具が正規にサブハウジング内に挿入されていることが望ましく、そのため従来では、サブコネクタが組み付けられる毎に、治具を用いて雄端子金具の挿入の適否を検知しており、それだけ工数が多くなるという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、分割コネクタ用保護キャップ付きサブコネクタにおいて、治具などを用いずに端子金具の挿入の適否を検知することを目的とする。
本発明の分割コネクタ用保護キャップ付きサブコネクタは、電線の端末に接続され、タブを備えた雄端子金具と、前記雄端子金具が挿入されるサブハウジングと、前記サブハウジングの側面に装着され前記雄端子金具の挿入を許容する退避位置から挿入後の前記雄端子金具を抜け止めする係止位置に向けて差し込み可能なリテーナと、前記タブを保護する保護キャップと、を備えた分割コネクタ用保護キャップ付きサブコネクタにおいて、前記保護キャップは、前後両面に開口した形状をなし、前記サブハウジングは、前記保護キャップの一方の開口面から挿入されて収容されるとともに、他方の開口面から取り出し可能となっており、かつ前記保護キャップの内面における取り出し端側には、前記サブハウジングに装着された前記リテーナが前記退避位置にあるときには、前記リテーナの後端に当接して前記サブハウジングの取り出しを規制する一方、前記リテーナが前記係止位置にあるときには、同リテーナとの干渉が回避されて前記サブハウジングの取り出しを許容する検知部が設けられていることに特徴を有する。
本発明の分割コネクタ用保護キャップ付きサブコネクタおいては、保護キャップ内にサブハウジングを収容することでタブを保護し、この状態で次工程に運搬した後、保護キャップ内からサブハウジングを取り出す。ここで、保護キャップからサブハウジングを取り出す作業の際に、リテーナが退避状態にある場合はリテーナの後端が検知部に当接する。このため、サブハウジングを保護キャップから取り出すことが規制される。これにより、サブハウジングの取出し作業によって、リテーナが係止位置に正しく装着されているかを確認できる。
本発明の分割コネクタの製造方法は、電線の端末に接続され、タブを備えた雄端子金具と、前記雄端子金具が挿入されるサブハウジングと、前記サブハウジングの側面に装着され前記雄端子金具の挿入を許容する退避位置から挿入後の前記雄端子金具を抜け止めする係止位置に向けて差し込み可能なリテーナと、前記サブハウジングを組み付けるフレームと、前後両面に開口した筒状をなし、前記サブハウジングを収容することで前記タブを保護するとともに、内面における前記サブハウジングの取り出し端側に検知部を設けた保護キャップと、を備えた分割コネクタの製造方法であって、前記保護キャップの一方の開口面から、前記退避位置で前記リテーナが装着された前記サブハウジングを挿入し、これを前記保護キャップ内に収容するサブハウジング収容工程と、前記保護キャップ内に収容された前記サブハウジングに前記雄端子金具を挿入する雄端子金具挿入工程と、前記保護キャップに形成された操作窓を通じて、前記リテーナを前記係止位置に押し込むリテーナ挿入工程と、前記保護キャップの他方の開口面から前記サブハウジングを取り出す過程において、前記検知部によって、前記リテーナが前記係止位置にあるか否かを検知するリテーナ半挿入検知工程を兼ねたサブハウジング取り出し工程と、前記保護キャップから取り出された前記サブハウジングを前記フレームに組み付けるフレーム組み付け工程と、を備えたことに特徴を有する。
本発明の分割コネクタの製造方法では、保護キャップ内にサブハウジングを収容した後、サブハウジングに雄端子金具を挿入している。このようにすれば、雄端子金具が挿入された状態のサブハウジングを保護キャップに収容するのと比較して、保護キャップ内へのサブハウジングの収容作業が容易となる。
本発明の実施態様として、以下の構成とすることが好ましい。
(1)前記保護キャップには、前記リテーナの基部と対向する壁部を開口して操作窓が形成されている。このような構成とすれば、リテーナが退避位置にあるサブハウジングを保護キャップに収容した場合において、操作窓を通じてリテーナを係止位置に押し込むことが可能となる。
(2)前記サブハウジングの側壁のうち、前記リテーナの側壁と対向する箇所を開口することで前記リテーナを側方から目視可能とする確認窓が形成されている。このような構成とすれば、確認窓を通じてリテーナの側方を目視できるので、保護キャップ内に収容されたサブハウジングのリテーナを係止位置に押し込む作業が容易となる。
本発明によれば、分割コネクタ用保護キャップ付きサブコネクタにおいて、リテーナが係止位置にあることを確認できる。リテーナが係止位置にあるときは、雄端子金具はリテーナによって抜け止めされ、正しく挿入された位置にある。この結果、治具などを用いずに雄端子金具の挿入の適否を検知できる。
本発明の一実施形態に係るフレームにサブコネクタを組み付ける動作を示す一部切欠側面図(フレームは図2のA−A線断面図を図示) フレームの平面図 サブコネクタの組み付け動作を示す一部切欠側面図(図15のB−B線断面図) リテーナが退避位置にあるサブコネクタを示す側断面図(図17のC−C線断面図) 図4におけるリテーナの付近の拡大図 リテーナが係止位置にあるサブコネクタを示す断面図 図6におけるリテーナの付近の拡大図 サブハウジングと保護キャップを示す側面図 サブハウジングと保護キャップを示す上面図 図9のD−D線断面図 図8のE−E線断面図 保護キャップをサブハウジングとの嵌合方向の後方から視た図 雄端子金具の挿入動作を示す側面図 図13のF−F線断面図 雄端子金具の挿入作業を示す平面図 リテーナが退避位置にある状態のサブコネクタを示す側面図 サブコネクタを示す平面図 保護キャップからサブハウジングを取り出した状態の側面図 保護キャップからサブハウジングを取り出した状態の平面図 リテーナの半挿入を検知した状態の側断面図
<実施形態>
(1)構成
本発明の実施形態を図1ないし図20によって説明する。本実施形態では、雌側の分割コネクタ(不図示)と嵌合可能な雄側の分割コネクタ10を示す。分割コネクタ10は、図1に示すように、フレーム20と、フレーム20内に収容される複数(図では一個のみ図示)のサブコネクタ11から構成される。サブコネクタ11は、フレーム20に組みつけられる前の状態では、保護キャップ80に収容されて運搬されるキャップ付きのサブコネクタである(図4)。なお、以下の説明では、分割コネクタ10の嵌合方向(図1の左側)を前方、嵌合方向と逆方向(図1の右側)を後方とし、図1の上下を上下方向とする。
フレーム20は、合成樹脂製であって、図1及び図2に示すように略箱形状をなしている。フレーム20の前部にはフード部21が前方へ開口して形成されている。フード部21には、後述する雄端子金具30のタブ32が収容される。フレーム20の後部は、後方に開口されており、仕切壁23によって仕切られることで図1の上下方向に整列した計4個の収容室22が形成されている。各収容室22は、フード部21に連通して前後に貫通した略長方形状をなしており、後述するサブコネクタ11のサブハウジング40が収容可能な大きさに設定されている。
図3に示すように、サブコネクタ11は、電線Wの端末に接続された雄端子金具30と、雄端子金具30を挿抜可能なサブハウジング40と、サブハウジング40に装着されるリテーナ60と、から構成される。
雄端子金具30は導電性に優れた金属板により形成され、角筒状をなす本体部31の先端からタブ32が突設され、後端側に設けられたバレル33をかしめることで電線Wの端末に固着されている。本体部31の前側は、下面を開口してランス孔34が形成されている。本体部31の後端部には、リテーナ60が係止される係止段部35が形成されている。この係止段部35には、リテーナ60が係止可能な突部36が叩き出して形成されている。
サブハウジング40は、合成樹脂製とされ、略ブロック状に形成される。サブハウジング40の上壁の前端部には、凹設して係合凹部48が形成されている(図9参照)。この係合凹部48は、前述したフレーム20の仕切壁23から突出する係合突部23Aに係合することで、収容室22にサブハウジング40を固定する機能を担っている。サブハウジング40の両側壁49には、外側に突出した位置決め突部51がそれぞれ形成されている。位置決め突部51は前後方向に沿って形成されている。
図4に示すように、サブハウジング40の内部を前後方向に沿って貫通することでキャビティ41が形成されている(破線で図示)。キャビティ41は上下2段、幅方向に複数室ずつ整列して配設されており、後方から各キャビティ41に対応する雄端子金具30をそれぞれ挿入可能となっている。
キャビティ41の前端は、サブハウジング40の前壁を貫通しており、タブ32がサブハウジング40の前方へ突出する構成となっている。また、キャビティ41の前端には、前方に下降傾斜する前止まり部42が形成されている。雄端子金具30の挿入時には、前止まり部42に雄端子金具30の本体部31の前端部が当接することで雄端子金具30の前方への移動が規制される。
各キャビティ41の下面からは前方へ片持ち状に延出してランス43が形成されている。ランス43は上下方向(雄端子金具30の挿抜方向と交差する方向)に弾性変形可能とされている。ランス43の前端はL字型に切り欠かれ係止受け43Aをなしている。ランス43が弾性変形しない状態(図4の状態)にあるときには、係止受け43Aは雄端子金具30のランス孔34に対して後方から係止(一次係止)し得る高さで設定されている。なお、図6、図20、図21においてはランス43は図示省略してある。
サブハウジング40においてランス43の後方位置には、サブハウジング40の下壁(側面の一例)を開口して、各キャビティ41に連通するリテーナ装着部45が形成されている。図5に示すように、リテーナ装着部45の前側の上縁には、後側に突出して形成された突起状をなす仮係止受け部46が形成されている。仮係止受け部46の下面は、後側に向かって上昇傾斜した当接面46Aとなっている。リテーナ装着部45の後側の上縁であって、仮係止受け部46より少し高い位置には、前側に突出して形成された突起状をなす本係止受け部47が形成されている。本係止受け部47の下面は、前側に向かって上昇傾斜した当接面47Aとなっている。
リテーナ60は、サブハウジング40内に挿入された雄端子金具30を抜け止め(二次係止)するもので、リテーナ装着部45の入口に嵌合される基板部61と、この基板部61から立設された本体部62と、基板部61の左右両端に立設された一対の側板部65とを主体に構成され、全体として概箱状をなしている。
図5にて示すように各側板部65の前後には、前後一対で上方に延出された仮係止アーム66と本係止アーム68とが、互いに背中合わせの姿勢で撓み変形可能に形成されている。仮係止アーム66の上端には、リテーナ装着部45の仮係止受け部46と係止可能な仮係止突部67が形成されており、仮係止突部67の上面は、後側(図5における右側)に向かって上昇傾斜する当接面67Aとなっている。
本係止アーム68の上端には、リテーナ装着部45の本係止受け部47と係止可能な本係止突部69が形成されており、本係止突部69の上面は、後側に向かって下降傾斜する当接面69Aとなっている。また、仮係止突部67と本係止突部69は同じ高さで配置されている。
リテーナ60はサブハウジング40のリテーナ装着部45に浅く嵌合して雄端子金具30の挿抜を許容する退避位置と、リテーナ装着部45に深く嵌合して雄端子金具30に二次係止する係止位置との間で上下方向に移動可能とされる。具体的には、図5で示すようにリテーナ装着部45に下方からリテーナ60が差し込まれて、仮係止突部67が仮係止受け部46に係止されたところが退避位置である。リテーナ60が退避位置にあるときには、リテーナ60の下部(具体的には側板部65の一部及び基板部61、以後露出部と呼ぶ)がサブハウジング40の下方から突き出して露出する構成となっている。
一方、リテーナ60が退避位置から、さらに差し込まれ、本係止突部69が本係止受け部47に係止されたところが係止位置である(図6及び図7参照)。リテーナ60が係止位置にあるときには、リテーナ60の底面61Aがサブハウジング40の底面40Aと面一となる。
本体部31のうち、下段側のキャビティ41に対応する箇所には、前後方向に貫通して、窓枠63が形成されている(図4の破線)。各窓枠63は、リテーナ60が退避位置において、サブハウジング40の下段のキャビティ41と連通可能に形成されており、雄端子金具30の挿抜を許容する機能を担っている。
そして、各窓枠63の下部及び、本体部31のうち上段側のキャビティ41に対応する箇所には、それぞれ、上方に突出する係止突部64(破線で図示)が各キャビティ41に対応して(キャビティ41と同数)形成されている。各係止突部64はリテーナ60が退避位置にあるときには各キャビティ41から下方に退避して配されることでキャビティ41への雄端子金具30の挿抜を許容し得るようになっている(図4)。一方、各係止突部64はリテーナ60が係止位置にあるときには各キャビティ41内に進入するとともに雄端子金具30の本体部31の係止段部35に対面して、これを後方から係止可能とされる(図6)。
保護キャップ80はサブハウジング40の前方から突出されたタブ32を保護するもので、サブコネクタ11の運搬時などに、タブ32が変形することを防止している。なお、保護キャップ80はフレーム20にサブコネクタ11を収容させる作業の前に、サブハウジング40から取り外される。
図8及び図10で示すように、保護キャップ80は合成樹脂製とされ、角筒状をなしている。保護キャップ80の前後方向の長さは雄端子金具30を装着した状態のサブハウジング40を収容可能な大きさで設定されている。
保護キャップ80の前後両面は開口され、前側の内部は雄端子金具30のタブ32を取り囲んで保護するタブ収容室85となっている。後側の内部はサブハウジング40が収容されるハウジング収容室86となっている。タブ収容室85とハウジング収容室86とは、保護キャップ80内部で連通されている。これにより、サブハウジング40を、保護キャップ80の前側(一方の開口面)から挿入するとともに、後側(他方の開口面)から取出し可能となっている。
図11に示すように保護キャップ80の前側の側壁81間の対向距離B2はサブハウジング40の幅B1より大きく設定されている。保護キャップ80の両側壁81のうち、後方かつ下側の箇所は、側壁81の他の部分より対向距離が小さく設定されており嵌合壁83とされる。両嵌合壁83の対向距離B3は、サブハウジング40の幅B1(前述した位置決め突部51を除いた長さ)と、ほぼ同じで設定されている。また、両嵌合壁83は、その前端側がわずかに弾性変形可能とされる。
両嵌合壁83の前端側には、それぞれ内側に突出して係合突部84が形成されている。この係合突部84は、サブハウジング40の側壁49を凹設して形成された係合凹部50に係合可能となっている(図8及び図11参照)。これにより、保護キャップ80内において、サブハウジング40を前後方向に規制することで、正規位置(図6の位置)に固定可能な構成となっている。
図10に示すように、タブ収容室85の上下方向の長さA3は退避位置にあるリテーナ60を含んだサブハウジング40の高さA2(サブハウジング40の高さA1とリテーナの露出部の高さA5とを合わせた長さ)より若干大きく設定されている。
図12に示すように、保護キャップ80の上壁93は幅方向の両端側がそれぞれ段差形状をなしており、上壁93は、中央側の内壁面93Aより幅方向の両端側の内壁面93Bが低くなるように形成されている。図10に示すように、ハウジング収容室86の後端の底壁(内面における取り出し端側)は、前側(タブ収容室85側)の底壁に比べて上方に配置された検知部88とされる。保護キャップ80の内壁面93Bと検知部88との対向距離A4は、退避位置にあるリテーナ60を含んだサブハウジング40の高さA2より小さく設定されるとともに、サブハウジング40の高さA1よりわずかに大きく設定されている。
検知部88の前方の底壁を上下方向に貫通して操作窓90が形成されている。操作窓90は、サブハウジング40が正規位置(図6の位置)にあるときの、リテーナ60の底面61Aに対応する箇所を略矩形状に開口することで形成されている。これにより、操作窓90を通じて、退避位置にある状態のリテーナ60を、下方から押し込むことが可能となっている。また、検知部88の前端側は、サブハウジング40の挿入方向に直交するように切り立ったリテーナ当接面88Aとされる。
図13に示すように、保護キャップ80の一方の側壁のうち、リテーナ60の側壁と対応する箇所には、確認窓82が形成されている。具体的には、確認窓82は操作窓90の幅方向の一端と連通して、上方に開口されている。確認窓82の開口長さは、確認窓82の上面82Aが、検知部88の上面と同じ高さになる大きさで設定されている。これにより、確認窓82を通して退避位置にあるリテーナ60の露出部を保護キャップ80の側方から目視可能となる。
保護キャップ80の上壁の後端側は、上方に開口され上壁開口部91が形成されている。これにより、サブハウジング40を正規位置に収容した際に、サブハウジング40の上壁の後端部が上壁開口部91から露出する構成となっている。
図10に示すように、保護キャップ80の各側壁81の内面側には、内側に突出する受け部92が、それぞれ形成されている。受け部92は、前後方向に沿って形成され、サブハウジング40の位置決め突部51を受け部92の上面92Aで支持する機能を担っている。受け部92の高さは、サブハウジング40の位置決め突部51を受け部92で支持した状態において、サブハウジング40の底面40Aが検知部88の上面よりわずかに高くなるように設定されている(図6参照)。
(2)分割コネクタ10の製造方法
本実施形態の分割コネクタ10は、(2−1)サブハウジング収容工程、(2−2)雄端子金具挿入工程、(2−3)リテーナ挿入工程、(2−4)サブハウジング取り出し工程、(2−5)フレーム組み付け工程の5工程を経て製造される。以下、各工程について詳しく説明する。
(2−1)サブハウジング収容工程
まず、リテーナ60が退避位置で組みつけられた状態のサブハウジング40(図8及び図10)を保護キャップ80の前側から挿入する。このとき、サブハウジング40の位置決め突部51を保護キャップ80の受け部92で支持させた状態としつつ、保護キャップ80に対して、サブハウジング40を後方に移動させてゆく。
サブハウジング40を後方に移動させてゆくと、保護キャップ80の各係合突部84がサブハウジング40の各側壁49にそれぞれ押され、嵌合壁83の前端側がわずかに外側に弾性変形する。さらに、サブハウジング40を後方に移動させてゆき、各係合突部84が各係合凹部50に達すると、各嵌合壁83の前端側は弾性復帰する。これにより、各係合突部84が各係合凹部50にそれぞれ係合し、保護キャップ80内において、サブハウジング40が正規位置で位置決めされる(図14参照)。
(2−2)雄端子金具挿入工程
次に、正規位置で位置決めされたサブハウジング40の各キャビティ41に対して、対応する雄端子金具30を後方から挿入する。挿入過程ではランス43が雄端子金具30の本体部31前端の下面に当接することによって下方へ弾性変位する。そして、本体部31の前端部が前止まり部42に当接する正規挿入位置まで挿入されると、ランス43の係止受け43Aが本体部31前端の下面から外れ、ランス43が弾性復帰する。これにより、係止受け37Aがランス孔34と係止する。この結果、雄端子金具30がサブハウジング40から離脱する後方への移動が規制される(一次係止)。これと同時にタブ32がサブハウジング40の前方から突出し、保護キャップ80のタブ収容室85内に収容された状態となる(図4参照)。
(2−3)リテーナ挿入工程
すべてのキャビティ41に雄端子金具30を、それぞれ一次係止させた後、操作窓90を通じてリテーナ60を退避位置から、さらに上方に押し込んでやる。すると、本係止受け部47の当接面47Aが、本係止突部69の当接面69Aを前方に押し込む結果、本係止アーム68は、その基端を支点として弾性変形し前方に撓む。そして本係止突部69が本係止受け部47の上方に至ると、本係止アーム68が後方に弾性復帰する。
これにより、図7に示すように本係止突部69が本係止受け部47に係止され、リテーナ60が退避位置側へ戻ることが規制されて係止位置で保持される。係止位置ではリテーナ60の各係止突部64が対応するキャビティ41内に突入し、各雄端子金具30の係止段部35及び突部36に係止した状態となる(図6)。これにより雄端子金具30の二次係止がされる。また、リテーナ60は、リテーナ装着部45内に完全に収容される。以上の工程により、サブコネクタ11が完成する(図17参照)。
また、上記リテーナ60の挿入作業中には、確認窓82を通じてリテーナ60の側方を目視できるので(図16参照)、リテーナ60を係止位置に押し込む作業が容易となる。上記の(2−1)〜(2−3)の工程を繰り返して、複数個のサブコネクタ11を組み立てた後、複数個のサブコネクタ11は、まとめて次の工程(サブハウジング取り出し工程)へ運搬される。このとき、タブ32は保護キャップ80に覆われて保護されている。このため、運搬時にサブコネクタ11のタブ32が変形することを防止できる。
(2−4)サブハウジング取り出し工程
次に、保護キャップ80の後方からサブハウジング40を引き出すようにすると、保護キャップ80の各係合突部84がサブハウジング40の各係合凹部50の前面壁にそれぞれ押され、嵌合壁83の前端側がわずかに外側に弾性変形する。これにより、係合突部84と係合凹部50との係合が解除され、保護キャップ80に対して、サブハウジング40を後方へ動かすことが可能となる。
この時点で、保護キャップ80内においては、サブハウジング40の位置決め突部51が、保護キャップ80の受け部92に支持されており、サブハウジング40の底面40Aは、検知部88の上面よりわずかに高くなっている。そして、リテーナ60は係止位置にあり、リテーナ装着部45内に収容された状態となっている。このため、サブハウジング40を後方へ動かしても、リテーナ60と検知部88とは干渉が回避され、保護キャップ80から取り出すことができる(図18及び図19参照)。
ここで、仮に、雄端子金具挿入工程で雄端子金具30が正規位置まで挿入されていない場合は、リテーナ60の係止突部64が雄端子金具30に干渉するから、リテーナ60は正しく係止位置まで挿入されず退避位置にある。リテーナ60が退避位置にある状態で、サブハウジング40を保護キャップ80の後方から取り出そうとすると、リテーナ60の側板部65の後端(露出部の後端)が、検知部88のリテーナ当接面88Aに当接する(図20参照)。このため、サブハウジング40の取り出しが規制される。これにより、リテーナ60又は雄端子金具30が半挿入であることを確認できる。すなわち、このサブハウジング取り出し工程では、サブハウジング40を取り出す過程において、リテーナが係止位置にあるか否かを検知している(リテーナ半挿入検知工程)。
なお、サブハウジング40の取り出しが規制された場合は、雄端子金具30を正規位置まで挿入した後、操作窓90から、リテーナ60を係止位置まで押し込んでやればよい。これにより、リテーナ60と検知部88との干渉が回避される状態となるから、保護キャップ80からサブハウジング40を取り出すことができる。
(2−5)フレーム組み付け工程
保護キャップ80から取り出されたサブコネクタ11は、図1に示すように、フレーム20の後方から収容室22に挿入させる。これにより、仕切壁23から突出する係合突部23Aと、サブハウジング40の係合凹部48とが係合する。これと同時に、サブコネクタ11のタブ32はフレーム20のフード部21内に収容される。上記のようにして、各収容室22に各サブコネクタ11をそれぞれ組み付けてゆき、分割コネクタ10の組み付けが完了する。
(3)効果
以上述べたように、本実施形態の分割コネクタ10では、保護キャップ80からサブハウジング40を取り出す際に、リテーナ60が退避位置にある場合、リテーナ60の露出部が検知部88に当接することで、サブハウジング40の取出しを規制する。このため、サブハウジング40の取出し作業によって、リテーナ60の半挿入を確認でき、治具などを用いずに雄端子金具30の挿入の適否を検知できる。
また、本実施形態の保護キャップ80は、タブ収容室85とハウジング収容室86が形成され、タブ32だけでなく、サブハウジング40の全体を覆う構成となっている。このため、従来のタブだけを主に覆うことを目的とした保護キャップより、サブハウジング40との接触箇所が大きくなる。この結果、保護キャップ80のガタ付きや、運搬時に保護キャップ80がサブハウジング40から外れてしまうことを抑制できる。
また、本実施形態の分割コネクタの製造方法では、保護キャップ80内にサブハウジング40を収容した後、サブハウジング40に雄端子金具30を挿入している。このようにすれば、雄端子金具30が挿入された状態のサブハウジング40を保護キャップ80に収容するのと比較して、保護キャップ80内へのサブハウジング40の収容作業が容易となる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態においては、保護キャップ80の底壁の一部を検知部88としたが、これに限定されない。例えば、検知部88はリテーナ60の底面61Aと対向する保護キャップ80の壁部から、リテーナの露出部に干渉する高さで突出した突部であってもよく。この突部がサブハウジング40の取出しを規制する構成としてもよい。
(2)上記実施形態の分割コネクタ10の製造方法においては、リテーナ60を退避位置した状態のサブハウジング40を保護キャップ80内に収容し、雄端子金具30を挿入した後、リテーナ60を係止位置とする構成としたが、これに限定されない。例えば、雄端子金具30を挿入し、リテーナ60を係止位置にした状態のサブハウジング40を保護キャップ80内に収容する構成としてもよい。このような構成とすれば、保護キャップ80内でリテーナ60を係止位置に押し込む必要がないので、操作窓90を省略することも可能である。操作窓90を省略した構成において、仮に、リテーナ60が退避位置で保護キャップ80内に収容されている場合は、保護キャップ80の前側から、サブハウジング40を取り出し、その後、リテーナ60を係止位置に押し込んでやればよい。
10…分割コネクタ
20…フレーム
30…雄端子金具
32…タブ
40…サブハウジング
60…リテーナ
80…保護キャップ
82…確認窓
88…検知部
90…操作窓
W…電線

Claims (4)

  1. 電線の端末に接続され、タブを備えた雄端子金具と、前記雄端子金具が挿入されるサブハウジングと、前記サブハウジングの側面に装着され前記雄端子金具の挿入を許容する退避位置から挿入後の前記雄端子金具を抜け止めする係止位置に向けて差し込み可能なリテーナと、前記タブを保護する保護キャップと、を備えた分割コネクタ用保護キャップ付きサブコネクタにおいて、
    前記保護キャップは、前後両面に開口した筒状をなし、前記サブハウジングは、前記保護キャップの一方の開口面から挿入されて収容されるとともに、他方の開口面から取り出し可能となっており、
    かつ前記保護キャップの内面における取り出し端側には、前記サブハウジングに装着された前記リテーナが前記退避位置にあるときには、前記リテーナの後端に当接して前記サブハウジングの取り出しを規制する一方、前記リテーナが前記係止位置にあるときには、同リテーナとの干渉が回避されて前記サブハウジングの取り出しを許容する検知部が設けられていることを特徴とする分割コネクタ用保護キャップ付きサブコネクタ。
  2. 請求項1に記載の分割コネクタ用保護キャップ付きサブコネクタであって、
    前記保護キャップには、前記リテーナの底面と対向する壁部を開口して操作窓が形成されていることを特徴とする分割コネクタ用保護キャップ付きサブコネクタ。
  3. 請求項2に記載の分割コネクタ用保護キャップ付きサブコネクタであって、
    前記保護キャップの壁部のうち、前記リテーナの側壁と対向する箇所を開口することで、前記退避位置にある前記リテーナを側方から目視可能とする確認窓が形成されていることを特徴とする分割コネクタ用保護キャップ付きサブコネクタ。
  4. 電線の端末に接続され、タブを備えた雄端子金具と、前記雄端子金具が挿入されるサブハウジングと、前記サブハウジングの側面に装着され前記雄端子金具の挿入を許容する退避位置から挿入後の前記雄端子金具を抜け止めする係止位置に向けて差し込み可能なリテーナと、前記サブハウジングを組み付けるフレームと、前後両面に開口した筒状をなし、前記サブハウジングを収容することで前記タブを保護するとともに、内面における前記サブハウジングの取り出し端側に検知部を設けた保護キャップと、を備えた分割コネクタの製造方法であって、
    前記保護キャップの一方の開口面から、前記退避位置で前記リテーナが装着された前記サブハウジングを挿入し、これを前記保護キャップ内に収容するサブハウジング収容工程と、
    前記保護キャップ内に収容された前記サブハウジングに前記雄端子金具を挿入する雄端子金具挿入工程と、
    前記保護キャップに形成された操作窓を通じて、前記リテーナを前記係止位置に押し込むリテーナ挿入工程と、
    前記保護キャップの他方の開口面から前記サブハウジングを取り出す過程において、前記検知部によって、前記リテーナが前記係止位置にあるか否かを検知するリテーナ半挿入検知工程を兼ねたサブハウジング取り出し工程と、
    前記保護キャップから取り出された前記サブハウジングを前記フレームに組み付けるフレーム組み付け工程と、を備えた分割コネクタの製造方法。
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