JP2010251160A - 開閉器のインターロック装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】開閉器の開閉が操作途中であることを容易に判定できる手動操作の簡素化した操作機構を提供する。
【解決手段】開閉器に連結される回動自在の連結シャフト1と、連結シャフト1に固定されたインターロックレバー2と、インターロックレバー2に固定された突起3、(4)と、突起3、(4)に係止されるシャッター7に設けられたインターロック板14と、シャッター7で塞がれるとともに、連結シャフト1を回動させる手動ハンドルを挿入する挿入口6とを備え、開閉器を開閉させるためにインターロックレバー2を回動させる操作途中では突起3、(4)にインターロック板14が当接し、手動ハンドルを取外しても挿入口6が開放されることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】開閉器に連結される回動自在の連結シャフト1と、連結シャフト1に固定されたインターロックレバー2と、インターロックレバー2に固定された突起3、(4)と、突起3、(4)に係止されるシャッター7に設けられたインターロック板14と、シャッター7で塞がれるとともに、連結シャフト1を回動させる手動ハンドルを挿入する挿入口6とを備え、開閉器を開閉させるためにインターロックレバー2を回動させる操作途中では突起3、(4)にインターロック板14が当接し、手動ハンドルを取外しても挿入口6が開放されることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、断路器や接地開閉器などの開閉器の開閉操作時における誤操作を防止する開閉器のインターロック装置に関する。
従来、電極間距離の長い開閉器においては、固定側電極と接離する可動側電極を移動させるリンク機構が長くなり、このリンク機構の機械的応力を低減させるためや操作機構を簡素化するためなどから、低速度で可動側電極を移動させる手動操作による開閉が行われている(例えば、特許文献1参照。)。
上記の従来の手動操作の開閉器においては、次のような問題がある。例えば、入位置から切位置までの操作途中には、中間位置検出機構を設ける必要があり、操作機構の簡素化が困難となっていた。これは、可動側電極が操作途中であることを表示して操作員の誤操作を防止するとともに、操作途中では固定側と可動側との電極間距離が所定の絶縁距離に達せず、絶縁破壊を招くためである。
これを解決するために、可動側電極を高速で移動させるトグル機構を付加させるものがある。しかしながら、電極にバネ機構などを連結しなければならず、操作機構の簡素化には逆行するものであった。
このため、手動操作による操作機構の簡素化を図るとともに、可動側電極の位置が操作途中であることを容易に判定でき、誤操作を防止できる操作機構が望まれていた。
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、手動操作によって操作機構を簡素化し、開閉器の開閉が操作途中であることを容易に判定できる開閉器のインターロック装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の開閉器のインターロック装置は、開閉器に連結される回動自在の連結シャフトと、前記連結シャフトに固定されたインターロックレバーと、前記インターロックレバーに固定された突起と、前記突起に係止されるシャッターに設けられたインターロック板と、前記シャッターで塞がれるとともに、前記連結シャフトを回動させる手動ハンドルを挿入する挿入口とを備え、前記開閉器の開閉操作途中には前記突起に前記インターロック板が当接し、前記挿入口が開放されることを特徴とする。
本発明によれば、開閉器の開閉操作途中では手動ハンドルの挿入口を開放するようにしているので、簡素化された操作機構で操作途中が容易に判定でき、操作員の誤操作を防止することができる。
以下、図面を参照して本発明を実施例を説明する。
本発明の実施例に係る開閉器のインターロック装置を図1〜図6を参照して説明する。なお、開閉器は、入位置、切位置、接地位置を有する3ポジション開閉器を用いて説明する。
入位置の状態を示す図1、図2に示すように、図示しない開閉器の可動側電極には、回動自在の連結シャフト1が連結されている。連結シャフト1には、扇状のインターロックレバー2の要部が固定されている。インターロックレバー2の扇状の部分は窪んだ凹部2aとなっており、凹部2aの半径方向の中間部に、突出した円弧状の第1の突起3と第2の突起4とが所定の間隔を保って設けられている。
インターロックレバー2の扇状の部分はL字状のシャッター取付板5で覆われており、開閉器を手動操作するための図示しない手動ハンドルを挿入する挿入口6が設けられている。また、シャッター取付板5には、後述するシャッター7を移動させるための図示左右方向に長円状の開口孔8が設けられ、その図示上下方向にシャッター7を貫通する2本の固定ピン9が固定されている。また、スイッチ10が固定されている。
シャッター7には、開口孔8を移動する操作レバー11が固定され、その端部がシャッター取付板5外に導出されている。また、図示左右方向に長円状の開口孔12が略平行に2本設けられ、固定ピン9が移動できるようになっている。スイッチ10と対向する面には、シャッター7の移動によりスイッチ10を動作させるスイッチ板13が固定されている。
インターロックレバー2の扇状の部分のシャッター7端は、L字状に折り曲げられたインターロック板14に形成されており、凹部2a内に位置している。即ち、インターロック板14は、シャッター7の移動やインターロックレバー2の回動により、凹部2a内を移動自在に移動することができる。
シャッター7とシャッター取付板5間には、シャッター7を図示左方向に移動させて、挿入口6をシャッター7で塞ぐように付勢された復帰バネ15が設けられている。
次に、開閉器の開閉操作を図3、図4を参照して説明する。
図3、図4に示すように、操作レバー11を図示右方向に移動させると、シャッター7が図示右方向に移動し、挿入口6が開放される。インターロック板15も図示右方向に移動し、インターロックレバー2の凹部2aの内周部から外周部に移動する。スイッチ10は、スイッチ板13により動作する。これにより、挿入口6に図示しない手動ハンドルを挿入することができ、連結シャフト1を回動させると、入位置から切位置または接地位置に開閉操作することができる。スイッチ10では、挿入口6が開放されたことを表示することができる。
次に、入位置から切位置に操作する途中を図5、図6を参照して説明する。
図5、図6に示すように、挿入口6に図示しない手動ハンドルを挿入し、連結シャフト1を反時計方向に回動させると、インターロックレバー2も同様に回動する。ここで、手動ハンドルを挿入口6から引き抜くと、シャッター7が復帰バネ15によって図示左方向に少し移動し、インターロック板14が第1の突起3に当接する。このため、シャッター7の移動は停止し、挿入口6が開放された状態となる。
第1の突起3と第2の突起4間の凹部2aまでインターロックレバー2を回動させると、インターロック板14は図示左方向に移動して停止し、挿入口6をシャッター7で塞ぐことができる。この位置が、切位置となる。即ち、操作途中においては、挿入口6が開放された状態となる。
なお、切位置から接地位置の操作途中においては、インターロック板14が第2の突起4に当接し、挿入口6が開放された状態になる。インターロックレバー2を約90度回動させ、インターロック板14を凹部2aの内周部に位置させると、挿入口6がシャッター7で塞がれ、接地位置となる。
これらのことより、第1の突起3は、入位置から切位置までの間に形成され、シャッター7の移動を阻止するものである。また、第2の突起4は、切位置から接地位置までの間に形成され、シャッター7の移動を阻止するものである。そして、インターロック板14が第1の突起3および第2の突起4に係止される範囲においては、挿入口6を開放状態にし、操作途中であることを操作員に知らせるものである。
また、インターロックレバー2の扇状の部分を凹部2aとし、凹部2a内に第1の突起3と第2の突起4を設けているので、インターロック板14が凹部2a内から外れ出ることがない。このため、シャッター7の移動を確実なものとすることができる。
上記実施例の開閉器のインターロック装置によれば、開閉器の開閉操作途中ではシャッター7に設けたインターロック板14が第1の突起3および第2の突起4に係止され、挿入口6が開放されるようにしているので、簡素化された操作機構で開閉操作が途中であることを容易に判定でき、操作員の誤操作を防止することができる。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施することができる。上記実施例では、開閉器を3ポジション開閉器で説明したが、入位置と切位置を有する断路器、および切位置と接地位置を有する接地開閉器に用いることができる。断路器、接地開閉器とも開閉操作の途中に、インターロック板14が係止される突起3、(4)をインターロックレバー2に設ければよい。
1 連結シャフト
2 インターロックレバー
2a 凹部
3 第1の突起
4 第2の突起
5 シャッター取付板
6 挿入口
7 シャッター
8、12 開口孔
9 固定ピン
10 スイッチ
11 操作レバー
13 スイッチ板
14 インターロック板
15 復帰バネ
2 インターロックレバー
2a 凹部
3 第1の突起
4 第2の突起
5 シャッター取付板
6 挿入口
7 シャッター
8、12 開口孔
9 固定ピン
10 スイッチ
11 操作レバー
13 スイッチ板
14 インターロック板
15 復帰バネ
Claims (4)
- 開閉器に連結される回動自在の連結シャフトと、
前記連結シャフトに固定されたインターロックレバーと、
前記インターロックレバーに固定された突起と、
前記突起に係止されるシャッターに設けられたインターロック板と、
前記シャッターで塞がれるとともに、前記連結シャフトを回動させる手動ハンドルを挿入する挿入口とを備え、
前記開閉器の開閉操作途中には前記突起に前記インターロック板が当接し、前記挿入口が開放されることを特徴とする開閉器のインターロック装置。 - 前記シャッターの移動で動作するスイッチを設けたことを特徴とする請求項1に記載の開閉器のインターロック装置。
- 前記開閉器は3ポジション開閉器であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の開閉器のインターロック装置。
- 前記開閉器は断路器もしくは接地開閉器であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の開閉器のインターロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009100336A JP2010251160A (ja) | 2009-04-16 | 2009-04-16 | 開閉器のインターロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009100336A JP2010251160A (ja) | 2009-04-16 | 2009-04-16 | 開閉器のインターロック装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010251160A true JP2010251160A (ja) | 2010-11-04 |
Family
ID=43313270
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009100336A Pending JP2010251160A (ja) | 2009-04-16 | 2009-04-16 | 開閉器のインターロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010251160A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012063412A1 (en) | 2010-11-09 | 2012-05-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Unit moving device and image forming apparatus |
CN104576166A (zh) * | 2013-10-16 | 2015-04-29 | Ls产电株式会社 | 一种用于真空断路器的变压器室的门互锁装置 |
CN105065354A (zh) * | 2015-07-15 | 2015-11-18 | 淮南矿业(集团)有限责任公司 | 联锁装置 |
CN113936940A (zh) * | 2021-10-19 | 2022-01-14 | 江苏大烨智能电气股份有限公司 | 一种直动式上隔离断路器下门联锁 |
-
2009
- 2009-04-16 JP JP2009100336A patent/JP2010251160A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012063412A1 (en) | 2010-11-09 | 2012-05-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Unit moving device and image forming apparatus |
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US9732543B2 (en) | 2013-10-16 | 2017-08-15 | Lsis Co., Ltd. | Door interlock device for transformer room of vacuum circuit breaker |
CN105065354A (zh) * | 2015-07-15 | 2015-11-18 | 淮南矿业(集团)有限责任公司 | 联锁装置 |
CN113936940A (zh) * | 2021-10-19 | 2022-01-14 | 江苏大烨智能电气股份有限公司 | 一种直动式上隔离断路器下门联锁 |
CN113936940B (zh) * | 2021-10-19 | 2024-04-26 | 江苏大烨智能电气股份有限公司 | 一种直动式上隔离断路器下门联锁 |
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RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20111205 |