JP2010250235A - 転写材搬送装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】転写材を吸引搬送しても、転写材しわの発生を抑制して良好な画像形成を行う。
【解決手段】転写材を転写材搬送方向の第1の方向に吸引し、搬送する転写材搬送部を有し、転写材搬送部は、転写材の第1の方向に延設されて転写材を吸引する第1の吸引孔44b1と、第1の吸引孔44b1から第1の方向と直交または略直交する第2の方向に離間して第1の方向に延設されて転写材を吸引する第2の吸引孔44b1と、第1の吸引孔44b1から第2の方向で第2の吸引孔44b1と反対側に離間して第1の方向に延設されて転写材を吸引する第3の吸引孔とを備え、第1の吸引孔44b1の第1の方向の始端位置が第2の吸引孔44b1の第1方向の始端位置および第3の吸引孔44b1の第1の方向の始端位置より第1の方向の中間転写ベルト側である転写材搬送装置である。
【選択図】図3
【解決手段】転写材を転写材搬送方向の第1の方向に吸引し、搬送する転写材搬送部を有し、転写材搬送部は、転写材の第1の方向に延設されて転写材を吸引する第1の吸引孔44b1と、第1の吸引孔44b1から第1の方向と直交または略直交する第2の方向に離間して第1の方向に延設されて転写材を吸引する第2の吸引孔44b1と、第1の吸引孔44b1から第2の方向で第2の吸引孔44b1と反対側に離間して第1の方向に延設されて転写材を吸引する第3の吸引孔とを備え、第1の吸引孔44b1の第1の方向の始端位置が第2の吸引孔44b1の第1方向の始端位置および第3の吸引孔44b1の第1の方向の始端位置より第1の方向の中間転写ベルト側である転写材搬送装置である。
【選択図】図3
Description
本発明は、転写材搬送部に配設された複数の吸引孔により、転写紙等の転写材を吸引しながら搬送する転写材搬送装置および画像形成装置に関する。
従来の電子写真方式の画像形成装置において、転写材搬送ベルトに配設された複数の吸引孔により、転写後の紙等の転写材を吸引しながら定着部に搬送する転写材搬送装置を有する画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。転写材搬送ベルトで転写材を定着部に吸引搬送することで、良好な転写材搬送性が得られる。
ところで画像形成装置においては、一般に、図5(a)および(b)に示すように転写部aの転写ローラーbにより像担持体cのトナー像が転写材dにされた後、転写材dは、転写材搬送方向と直交方向または略直交方向の転写材bの中央部d1が像担持体cに貼り
付くようになり、先に同方向の転写材dの両端部d2が像担持体cから剥離する傾向とな
る。このため、転写材dの両端部d2は同方向の中央部d1側に湾曲する状態になる。そして、転写後の転写材dがこの状態で前述の転写材搬送装置eに吸着されると、転写材dの両端部d2は、湾曲しない平坦な状態の両端が本来位置する正規位置fから同方向中央部
寄りの位置gで転写材搬送装置eに吸着されるようになる。その結果、同方向の転写材dの両端部d2側に転写材dのたるみhが生じてしまう。
付くようになり、先に同方向の転写材dの両端部d2が像担持体cから剥離する傾向とな
る。このため、転写材dの両端部d2は同方向の中央部d1側に湾曲する状態になる。そして、転写後の転写材dがこの状態で前述の転写材搬送装置eに吸着されると、転写材dの両端部d2は、湾曲しない平坦な状態の両端が本来位置する正規位置fから同方向中央部
寄りの位置gで転写材搬送装置eに吸着されるようになる。その結果、同方向の転写材dの両端部d2側に転写材dのたるみhが生じてしまう。
しかしながら、このように転写材dの両端部d2側にたるみhが生じた状態で、定着部
で定着が行われると、転写材しわが発生し、良好な画像形成が行われなくおそれが考えられる。
で定着が行われると、転写材しわが発生し、良好な画像形成が行われなくおそれが考えられる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、転写材を吸引搬送しても、転写材しわの発生を抑制して良好な画像形成を行うことのできる転写材搬送装置および画像形成装置を提供することである。
前述の課題を解決するために、本発明に係る転写材搬送装置および画像形成装置では、転写材搬送方向である第1の方向に延設されて転写材を吸引する第1の吸引孔と、第1の吸引孔から第1の方向と直交または略直交する第2の方向に離間して第1の方向に延設されて転写材を吸引する第2の吸引孔と、第1の吸引孔から第2の方向で第2の吸引孔と反対側に離間して第1の方向に延設されて転写材を吸引する第3の吸引孔とを備えている。そして、第1の吸引孔の第1の方向の始端位置を第2の吸引孔の第1の方向の始端位置より第1の方向の像担持体側にするとともに第3の吸引孔の第1の方向の始端位置より第1の方向の像担持体側にしている。これにより、第1の吸引孔で転写材の転写材搬送方向と直交方向の中央部の吸着を早く行うとともに、第2の吸引孔および第3の吸引孔で転写材の同方向の両端部の吸着を転写材の中央部の吸着より遅れて行っている。つまり、転写材搬送部による転写材の吸着のタイミングを転写材の中央部と両端部とで異ならせている。
したがって、転写材の第2の方向の中央部での吸引を基準として転写材の第2の方向の両側端部に向かって転写材を引き伸ばすことが可能となる。これにより、転写材の第2の方向の両端部が先に像担持体から剥離することで発生したこれらの両端部の湾曲変形を矯正して軽減できる。その結果、転写材のこれらの両端部をほぼ平坦状にして転写材搬送部の前述の正規位置に吸着できる。これにより、転写材に発生するしわを抑制でき、良好な画像形成を行うことができる。
特に、第2の方向の中央の第1の吸引孔の吸引力を最も大きくするとともに第2の方向の両側端の第2の吸引孔および第3の吸引孔の吸引力を小さくしているので、転写材を前述の引き伸ばし方向に、より効果的に引き伸すことができる。したがって、転写材搬送部は転写材の両端部をより高度に平坦状にして転写材を吸引可能となる。
このようにして、転写材を吸引搬送しても、転写材しわの発生を抑制して良好な画像形成を行うことのできる転写材搬送装置および画像形成装置を実現することができる。
このようにして、転写材を吸引搬送しても、転写材しわの発生を抑制して良好な画像形成を行うことのできる転写材搬送装置および画像形成装置を実現することができる。
以下、図面を用いて本発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本発明にかかる転写材搬送装置を備える画像形成装置の実施の形態の一例の一部を模式的にかつ部分的に示す図である。
図1は、本発明にかかる転写材搬送装置を備える画像形成装置の実施の形態の一例の一部を模式的にかつ部分的に示す図である。
図1に示すように、この第1例の画像形成装置1は、水平またはほぼ水平にタンデムに配置されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)およびブラック(K)の像担持体である感光体2Y,2M,2C,2Kを備えている。ここで、各感光体2Y,2M,2C,2Kにおいて、2Yはイエローの感光体、2Mはマゼンタの感光体、2Cはシアンの感光体、2Kはブラックの感光体を表す。また、他の部材についても同じように、部材の符号にそれぞれ各色のY,M,C,Kを添えて各色の部材を表す。
各感光体2Y,2M,2C,2Kの周囲には、それぞれ、帯電部3Y,3M,3C,3Kが設けられている。また、各帯電部3Y,3M,3C,3Kから、それぞれ、各感光体2Y,2M,2C,2Kの回転方向に向かって、順に、露光部4Y,4M,4C,4K、現像部5Y,5M,5C,5K、および一次転写部6Y,6M,6C,6Kが配設されている。
また、画像形成装置1は、転写ベルトである無端状の中間転写ベルト8(像担持体に相当)を備えている。この中間転写ベルト8は、各感光体2Y,2M,2C,2Kの上方に配
置されている。そして、中間転写ベルト8は各一次転写部6Y,6M,6C,6Kで各感光
体2Y,2M,2C,2Kに圧接されている。
置されている。そして、中間転写ベルト8は各一次転写部6Y,6M,6C,6Kで各感光
体2Y,2M,2C,2Kに圧接されている。
図示しないが、中間転写ベルト8は、例えば樹脂等の可撓性の基材と、この基材の表面に形成されたゴム等の弾性層と、この弾性層の表面に形成された表層とを有する3層構造
の比較的柔らかい弾性ベルトに形成されている。もちろん、これに限定されることはない。中間転写ベルト8は図示しないモーターの駆動力が伝達される中間転写ベルト駆動ローラー9および中間転写ベルトテンションローラー11に巻き掛けられている。そして、中間転写ベルト8はテンションを付与された状態で、矢印方向に回転するようにされている。
なお、各色Y、M、C、Kに対応する感光体等の部材の配置順は、図1に示す例に限定されることはなく、任意に設定することができる。また、一次転写後の各感光体2Y,2
M,2C,2Kの表面は、図示しない感光体クリーニング部でクリーニングされる。
の比較的柔らかい弾性ベルトに形成されている。もちろん、これに限定されることはない。中間転写ベルト8は図示しないモーターの駆動力が伝達される中間転写ベルト駆動ローラー9および中間転写ベルトテンションローラー11に巻き掛けられている。そして、中間転写ベルト8はテンションを付与された状態で、矢印方向に回転するようにされている。
なお、各色Y、M、C、Kに対応する感光体等の部材の配置順は、図1に示す例に限定されることはなく、任意に設定することができる。また、一次転写後の各感光体2Y,2
M,2C,2Kの表面は、図示しない感光体クリーニング部でクリーニングされる。
各一次転写部6Y,6M,6C,6Kより中間転写ベルト8の回転方向(矢印で図示)に
進んだ各一次転写部6Y,6M,6C,6Kの近傍の中間転写ベルト8の位置には、それぞ
れ、中間転写ベルトスクイーズ装置12Y,12M,12C,12Kが配設されている。更
に、中間転写ベルト8の中間転写ベルト駆動ローラー9側には二次転写部13が設けられている。
進んだ各一次転写部6Y,6M,6C,6Kの近傍の中間転写ベルト8の位置には、それぞ
れ、中間転写ベルトスクイーズ装置12Y,12M,12C,12Kが配設されている。更
に、中間転写ベルト8の中間転写ベルト駆動ローラー9側には二次転写部13が設けられている。
二次転写部13は、二次転写ローラー14および二次転写ローラークリーニング部15を備えている。二次転写ローラー14は回転軸14aを中心に矢印で示す方向に回転する。この二次転写ローラー14は、中間転写ベルト駆動ローラー9に巻き掛けられる中間転写ベルト8に圧接される。このとき、中間転写ベルト駆動ローラー9は二次転写ローラー14の押圧に対するバックアップローラーとして機能する。
更に、二次転写ローラー14は、基材14bの円弧部の外周面に巻かれたシート状の弾性部材14cを有している。この弾性部材14cにより二次転写ローラー14の円弧部の外周面に抵抗層が形成されている。そして、図1に示すように中間転写ベルト8と二次転写ローラー14の弾性部材14cとの間に二次転写ニップ13aが形成される。
更に、二次転写ローラー14は、中間転写ベルト8に転写されたトナー像を、転写紙等の転写材に転写させる転写バイアスが印加される。そして、二次転写ローラー14は、中間転写ベルト8の矢印方向の回転時に矢印方向に回転するとともに転写バイアスが印加されることにより、二次転写ニップ13aで中間転写ベルト8のトナー像を転写材33に転写する。
また、二次転写ローラー14は、凹部17を有している。この凹部17内には、転写材把持部材としてのグリッパ18、グリッパ18が着座する転写材把持部材受け部材であるグリッパ支持部19、および転写材剥離部材としての突き出し爪34が配設されている。
そして、ゲートローラー40から転写材供給ガイド41を介して給送されてくる転写材33の先端部を、グリッパ18がグリッパ支持部19,19aとの間に把持する。そして
、中間転写ベルト8に担持されているトナー像が、グリッパ18で把持された転写材33の転写面3dに二次転写部13の二次転写ニップ13aで転写される。
、中間転写ベルト8に担持されているトナー像が、グリッパ18で把持された転写材33の転写面3dに二次転写部13の二次転写ニップ13aで転写される。
二次転写ニップ13aを通過した転写材33は、グリッパ18による把持から解放される。この転写材33の把持解放に前後して、突き出し爪34が二次転写ローラー14の凹部17から突出して転写材33の背面(転写面33dの反対側の面)を突き出す。これにより、転写材33は二次転写ローラー14から剥離される。
二次転写ローラークリーニング部15は、クリーニングブレード等のクリーニング部材15aと液体現像剤回収容器15bとを有する。クリーニング部材15aは、二次転写ローラー14の弾性部材14cの外周面に当接してこの弾性部材14cに付着する液体現像剤を除去する。液体現像剤回収容器15bは、クリーニング部材15aで除去された液体
現像剤を回収して貯留する。
現像剤を回収して貯留する。
更に、図1に示すように画像形成装置1は、第1の気流発生装置42、第2の気流発生装置43、転写材搬送部(転写材搬送部)44、第3の気流発生装置45、および定着部46を備えている。そして、第1の気流発生装置42により、エアーが矢印で示すようにグリッパ18の把持から解放された転写材33の先端部33a(図2に図示)に向かって吹き付けられる。これにより、転写材33の先端部33aが中間転写ベルト8と一緒に連れ動くことが防止される。
図1および図2に示すように、第2の気流発生装置43はダクト状の吸引部材43aとファン等の気流発生部43bとを有する。吸引部材43aはガイド面43a1とこのガイ
ド面43a1に配設された複数の吸引孔43a2とを有する。図示しないが、これらの吸引孔43a2は、転写材搬送方向(以下、第1の方向とも表記する)と直交方向または略直
交方向(以下、代表して第2の方向とも表記する)に整列して配設される。各吸引孔43a2の第1の方向の長さは同じかまたは略同じである。その場合、各吸引孔43a2の始端位置および終端位置は、いずれも第1の方向に同じかまたは略同じである。
ド面43a1に配設された複数の吸引孔43a2とを有する。図示しないが、これらの吸引孔43a2は、転写材搬送方向(以下、第1の方向とも表記する)と直交方向または略直
交方向(以下、代表して第2の方向とも表記する)に整列して配設される。各吸引孔43a2の第1の方向の長さは同じかまたは略同じである。その場合、各吸引孔43a2の始端位置および終端位置は、いずれも第1の方向に同じかまたは略同じである。
気流発生部43bの駆動で、吸引部材43aが各吸引孔43a2を通して矢印で示す方
向にエアーを吸引する。その場合、エアー吸引が各吸引孔43a2で同時または略同時に
開始される。そして、二次転写ローラー14から剥離された転写材33が、その背面を第2の気流発生装置43により鉛直上方に吸引されながら、吸引部材43aのガイド面43a1に沿ってガイドされる。なお、転写材33は中間転写ベルト8と二次転写ローラー1
4の回転力で転写材搬送部44の方へ移動する。
向にエアーを吸引する。その場合、エアー吸引が各吸引孔43a2で同時または略同時に
開始される。そして、二次転写ローラー14から剥離された転写材33が、その背面を第2の気流発生装置43により鉛直上方に吸引されながら、吸引部材43aのガイド面43a1に沿ってガイドされる。なお、転写材33は中間転写ベルト8と二次転写ローラー1
4の回転力で転写材搬送部44の方へ移動する。
転写材搬送部44は転写材搬送ベルト44a、ダクト状の吸引部材44b、および気流発生部44cを有する。転写材搬送ベルト44aは、多数の吸引孔44a1を有する無端
ベルトに形成されて3つの巻架ローラー44dに巻き掛けられる。図示しないが、多数の吸引孔44a1は、第1の方向および第2の方向のいずれにも整列されている。
ベルトに形成されて3つの巻架ローラー44dに巻き掛けられる。図示しないが、多数の吸引孔44a1は、第1の方向および第2の方向のいずれにも整列されている。
図3(a)および(b)に示すように、吸引部材44bは、転写材搬送ベルト44aと対向する対向面に多数の吸引孔44b1を有する。これらの吸引孔44b1の第1の方向の両端部は三角形状に形成される。そして、気流発生部44cの駆動で、エアーが転写材搬送ベルト44aの吸引孔44a1および吸引部材44bの吸引孔44b1を通して矢印で示す方向に吸引される。
図3(a)に示すように、各吸引孔44b1は、第2の方向に整列されている。また、
吸込側において吸引部材44bの第2の方向の中央の吸引孔44b1(第1の吸引孔:以
下、単に吸引孔44b1と表記した場合は吸込み側の吸引孔44b1をいう)の第1の方向の長さが最も長く、吸引部材44bの第2の方向の両端に向かって徐々に短くされている。その場合、各吸引孔44b1の終端位置は、いずれも第2の歩行で同じ位置にされてい
る。したがって、各吸引孔44b1の第1の方向の始端位置は、第2の方向の中央で最も
二次転写ローラー14側に位置する。また、この中央の吸引孔44b1以外の他の吸引孔
44b1(第2の吸引孔)は、中央の吸引孔44b1から両端の吸引孔44b1に向かって
、順次徐々に二次転写ローラー14から直線状に遠ざけられている。なお、吸引孔44b1の始端位置を二次転写ローラー14から遠ざけるにあたっては、直線状である必要はな
く、湾曲状に遠ざけることもできる。
吸込側において吸引部材44bの第2の方向の中央の吸引孔44b1(第1の吸引孔:以
下、単に吸引孔44b1と表記した場合は吸込み側の吸引孔44b1をいう)の第1の方向の長さが最も長く、吸引部材44bの第2の方向の両端に向かって徐々に短くされている。その場合、各吸引孔44b1の終端位置は、いずれも第2の歩行で同じ位置にされてい
る。したがって、各吸引孔44b1の第1の方向の始端位置は、第2の方向の中央で最も
二次転写ローラー14側に位置する。また、この中央の吸引孔44b1以外の他の吸引孔
44b1(第2の吸引孔)は、中央の吸引孔44b1から両端の吸引孔44b1に向かって
、順次徐々に二次転写ローラー14から直線状に遠ざけられている。なお、吸引孔44b1の始端位置を二次転写ローラー14から遠ざけるにあたっては、直線状である必要はな
く、湾曲状に遠ざけることもできる。
更に、吸引部材44bの第2の方向の中央の吸引孔44b1の幅(第2の方向の長さ)
が最も小さく、吸引部材44bの同方向の両端に向かって徐々に大きくされている。例えば、同方向中央の吸引孔44b1の幅は2mm〜3mm程度であり、また同方向両端の吸
引孔44b1の幅は10mm〜15mm程度である。
その場合、各吸引孔44b1の吸込側開口端の断面積(流路面積)A1ないしA11は、第2の方向で吸引部材44bの中央位置の断面積(流路面積)A1で最も小さく、第2の方
向で吸引部材44bの両側端方向にいくに従って順次徐々に大きい(A6<A5,A7<A4,A8<A3,A9<A2,A10<A1,A11)。なお、この例では、A1=A11、A2=A10、A3=A9、A4=A8、A5=A7にされている。一方、各吸引孔44b1の吐出側開口端の断面積(流路面積)は、すべての吸引孔44b1について同じ断面積(流路面積)Bにされてい
る。したがって、第2の方向の中央の吸引部材44bの吸引力が最も大きく、同方向の両側端にいくに従って順次徐々に小さくなる。
が最も小さく、吸引部材44bの同方向の両端に向かって徐々に大きくされている。例えば、同方向中央の吸引孔44b1の幅は2mm〜3mm程度であり、また同方向両端の吸
引孔44b1の幅は10mm〜15mm程度である。
その場合、各吸引孔44b1の吸込側開口端の断面積(流路面積)A1ないしA11は、第2の方向で吸引部材44bの中央位置の断面積(流路面積)A1で最も小さく、第2の方
向で吸引部材44bの両側端方向にいくに従って順次徐々に大きい(A6<A5,A7<A4,A8<A3,A9<A2,A10<A1,A11)。なお、この例では、A1=A11、A2=A10、A3=A9、A4=A8、A5=A7にされている。一方、各吸引孔44b1の吐出側開口端の断面積(流路面積)は、すべての吸引孔44b1について同じ断面積(流路面積)Bにされてい
る。したがって、第2の方向の中央の吸引部材44bの吸引力が最も大きく、同方向の両側端にいくに従って順次徐々に小さくなる。
更に、図3(a)に二点鎖線で示すように各吸引孔44b1は、それらのすべてがこの
画像形成装置1で使用される最大サイズの転写材33に対向するように配設されている。なお、最大サイズの転写材33が転写材搬送ベルト44aで吸引搬送されるとき、第2の方向に位置する吸引孔44a1はすべてこの最大サイズの転写材33に対向するように配
設される。更に、転写材33の第2の方向の中心、転写材搬送ベルト44aの第2の方向の中心、および吸着部材44bの第2の方向の中心は、いずれも一致するようにされている。
画像形成装置1で使用される最大サイズの転写材33に対向するように配設されている。なお、最大サイズの転写材33が転写材搬送ベルト44aで吸引搬送されるとき、第2の方向に位置する吸引孔44a1はすべてこの最大サイズの転写材33に対向するように配
設される。更に、転写材33の第2の方向の中心、転写材搬送ベルト44aの第2の方向の中心、および吸着部材44bの第2の方向の中心は、いずれも一致するようにされている。
気流発生部44cの駆動で、吸引部材44bが各吸引孔44b1を通して矢印で示す方
向にエアーを吸引する。その場合、エアー吸引が各吸引孔44b1で同時または略同時に
開始される。そして、第2の気流発生装置43から移動してきた転写材33が、その背面を各吸引孔44a1および各吸引孔44b1を通して吸引されながら、転写材搬送ベルト44aによって第3の気流発生装置45の方へ背面搬送される。このとき、転写材33は転写材搬送ベルト44aに鉛直上方に吸引されるとともに、転写材の転写面33dが鉛直下方に向くように吸引される。
向にエアーを吸引する。その場合、エアー吸引が各吸引孔44b1で同時または略同時に
開始される。そして、第2の気流発生装置43から移動してきた転写材33が、その背面を各吸引孔44a1および各吸引孔44b1を通して吸引されながら、転写材搬送ベルト44aによって第3の気流発生装置45の方へ背面搬送される。このとき、転写材33は転写材搬送ベルト44aに鉛直上方に吸引されるとともに、転写材の転写面33dが鉛直下方に向くように吸引される。
その場合、転写材33が転写材搬送部44に搬送されてくると、まず最初に、転写材33の第2の方向の中央部が吸引される。そして、転写材33が移動するにつれて、転写材33は第2の方向の両端部に向かって順次吸引される。このように、転写材33の第2の方向の中央部の吸着が早く行われるとともに、転写材33の同方向の両端部の吸着が転写材33の中央部の吸着より遅れて行われ、転写材搬送部44による転写材33の吸着のタイミングが転写材33の中央部と両端部とで異なる。
したがって、転写材33は第2の方向の中央部での吸引を基準として二点鎖線の矢印で示すように第2の方向の両側端部に向かって引き伸ばされる。これにより、転写材33の第2の方向の両端部が先に二次転写ローラー14から剥離することで発生したこれらの両端部の湾曲変形が矯正されて軽減される。その結果、転写材の同両端部はほぼ平坦状にされ、転写材搬送部44の転写材搬送ベルト44aの前述の正規位置に吸着される。特に、第2の方向の中央の吸引部材44bの吸引力が最も大きく、同方向の両側端にいくに従って順次徐々に小さくなることから、転写材33が前述の引き伸ばし方向により効果的に引き伸される。したがって、転写材の同両端部はより高度に平坦状にされる。
なお、第2の気流発生装置43からガイドされてきた転写材33の先端部33aが転写材搬送ベルト44aに移動したとき、転写材33の中間部が第2の気流発生装置43のガイド面43aに当接するとともに、転写材33の後端部が二次転写ローラーの弾性部材14cに二次転写ローラーの弾性部材14cに当接している。
第3の気流発生装置45は、ダクト状の吸引部材45aとファン等の気流発生部45bとを有する。吸引部材45aはガイド面45a1とこのガイド面45a1に配設された多数の吸引孔45a2とを有する。これらの吸引孔45a2は、いずれも前述の吸引孔43a2
と同様にまたは略同様に配設される。
と同様にまたは略同様に配設される。
気流発生部45bの駆動で、吸引部材45aが各吸引孔45a2を通して矢印で示す方
向にエアーを吸引する。その場合、エアー吸引が各吸引孔45a2で同時または略同時に
開始される。そして、転写材搬送ベルト44aから搬送された転写材33は、吸引部材45aにより鉛直上方に吸引されながら、吸引部材45aのガイド面45a1に沿って定着
部46の方へガイドされる。
向にエアーを吸引する。その場合、エアー吸引が各吸引孔45a2で同時または略同時に
開始される。そして、転写材搬送ベルト44aから搬送された転写材33は、吸引部材45aにより鉛直上方に吸引されながら、吸引部材45aのガイド面45a1に沿って定着
部46の方へガイドされる。
定着部46は、加熱ローラー46aとこの加熱ローラー46aに圧接される加圧ローラー46bとを含む定着ローラーを有している。そして、転写材33のトナー像がこれらの加熱ローラー46aおよび加圧ローラー46bにより加熱加圧されて定着される。その場合、前述のように両端部が平坦状にされた転写材33が定着されるので、定着後の転写材33のしわの発生が抑制される。その後、転写材は図示しない排出トレイに排出される。
この第1例の画像形成装置1の他の構成および他の画像形成動作は、液体現像剤を用いた従来の画像形成装置と同様であるので、その説明は省略する。
この第1例の画像形成装置1の他の構成および他の画像形成動作は、液体現像剤を用いた従来の画像形成装置と同様であるので、その説明は省略する。
この例の転写材搬送部44を有する画像形成装置1によれば、転写材33を吸引する複数の吸引孔44b1を有している。これらの吸引孔44b1は、いずれも第1の方向に延設されるとともに第1の方向と直交または略直交する第2の方向に間隔を置いて配設される。そして、第2の方向の中央に位置する吸引孔44b1の第1の方向の始端位置が第1の
方向に関し最も二次転写ローラー14側にされる。更に、他の吸引孔44b1の第1の方
向の始端位置がこの中央の吸引孔44b1から吸引部材44bの第2の方向の両端側に向
かって順次徐々に二次転写ローラー14から第1の方向に遠ざかる。これにより、転写材33の第2の方向の中央部の吸着を早く行うとともに、転写材33の第2の方向の両端部の吸着を転写材33の中央部の吸着より遅れて行う。つまり、転写材搬送部44による転写材33の吸着のタイミングを転写材33の第2の方向の中央部と両端部とで異ならせている。
方向に関し最も二次転写ローラー14側にされる。更に、他の吸引孔44b1の第1の方
向の始端位置がこの中央の吸引孔44b1から吸引部材44bの第2の方向の両端側に向
かって順次徐々に二次転写ローラー14から第1の方向に遠ざかる。これにより、転写材33の第2の方向の中央部の吸着を早く行うとともに、転写材33の第2の方向の両端部の吸着を転写材33の中央部の吸着より遅れて行う。つまり、転写材搬送部44による転写材33の吸着のタイミングを転写材33の第2の方向の中央部と両端部とで異ならせている。
したがって、転写材33は第2の方向の中央部での吸引を基準として第2の方向の両側端部に向かって引き伸ばすことが可能となる。これにより、転写材33の第2の方向の両端部が先に二次転写ローラー14から剥離することで発生したこれらの両端部の湾曲変形を矯正して軽減できる。その結果、転写材33の同両端部をほぼ平坦状にして、転写材搬送部44の転写材搬送ベルト44aの前述の正規位置に吸着できる。そして、この状態で、転写材33を定着部46に吸引搬送して定着を行うことにより、定着後に転写材33に発生するしわを抑制でき、良好な画像形成を行うことができる。
特に、第2の方向の中央の吸引孔44b1の吸引力を最も大きくするとともに第2の方
向の両端側の吸引孔44b1に向かう従って順次徐々に小さくしているので、転写材33
を前述の引き伸ばし方向により効果的に引き伸ばすことができる。したがって、転写材の同両端部をより高度に平坦状にして、転写材33を吸引可能となる。
このようにして、転写材33を吸引搬送しても、定着後の転写材しわの発生を抑制して良好な画像形成を行うことのできる転写材搬送装置および画像形成装置を実現することができる。
向の両端側の吸引孔44b1に向かう従って順次徐々に小さくしているので、転写材33
を前述の引き伸ばし方向により効果的に引き伸ばすことができる。したがって、転写材の同両端部をより高度に平坦状にして、転写材33を吸引可能となる。
このようにして、転写材33を吸引搬送しても、定着後の転写材しわの発生を抑制して良好な画像形成を行うことのできる転写材搬送装置および画像形成装置を実現することができる。
図4は本発明にかかる画像形成装置の実施の形態の他の例を模式的にかつ部分的に示す、図3(a)と同様の図である。
図4に示すようにこの例の画像形成装置1では、前述の図3(a)に示す吸引孔44b1において、すべての吸引孔44b1の第2の方向の幅が同じにされている。また、吸引孔44b1の数は、前述の例より多い。そして、吸込側の吸引孔44b1の断面積(流路面積)は、第2の方向の中央部が最も大きく、同方向両端部に向かって徐々に小さくなる。こ
れにより、この例では、前述の例の吸引孔44b1の断面積(流路面積)が中央部で最大
でかつ両端部で最小となる構成に基づく作用効果は得られない。この例の他の構成および他の作用効果は、前述の例と同じである。
図4に示すようにこの例の画像形成装置1では、前述の図3(a)に示す吸引孔44b1において、すべての吸引孔44b1の第2の方向の幅が同じにされている。また、吸引孔44b1の数は、前述の例より多い。そして、吸込側の吸引孔44b1の断面積(流路面積)は、第2の方向の中央部が最も大きく、同方向両端部に向かって徐々に小さくなる。こ
れにより、この例では、前述の例の吸引孔44b1の断面積(流路面積)が中央部で最大
でかつ両端部で最小となる構成に基づく作用効果は得られない。この例の他の構成および他の作用効果は、前述の例と同じである。
なお、本発明の転写材搬送装置および画像形成装置は、前述の実施の形態の各例に限定されることはない。例えば前述の各例において、各吸引孔43a2の大小関係および配置
位置と各吸引孔45a2の大小関係および配置位置は前述の各吸引孔44b1のそれらと同様または略同様に形成することもできる。その場合、各吸引孔43a2の断面積(流路面
積)および各吸引孔45a2の断面積(流路面積)の絶対値の大きさのみ、それぞれ各吸
引孔44b1と異なるように形成することもできる。これにより、転写材33は、まず第
2の方向の中央部の背面が各吸引部材43a,45aにより鉛直上方に吸引されるととも
に、順次同方向の両端部に向かう背面が各吸引部材43a,45aにより鉛直上方に吸引
される。こうして、転写材33は吸引されながら、各吸引部材43a,45aのガイド面
43a1,45a1に沿ってガイドされる。したがって、この場合には各吸引孔43a2,4
5a2によっても、吸引孔44b1と同様に転写材33の第2の方向の両端部の湾曲変形が矯正される。したがって、定着後の転写材33のしわが更に効果的に抑制することができる。
位置と各吸引孔45a2の大小関係および配置位置は前述の各吸引孔44b1のそれらと同様または略同様に形成することもできる。その場合、各吸引孔43a2の断面積(流路面
積)および各吸引孔45a2の断面積(流路面積)の絶対値の大きさのみ、それぞれ各吸
引孔44b1と異なるように形成することもできる。これにより、転写材33は、まず第
2の方向の中央部の背面が各吸引部材43a,45aにより鉛直上方に吸引されるととも
に、順次同方向の両端部に向かう背面が各吸引部材43a,45aにより鉛直上方に吸引
される。こうして、転写材33は吸引されながら、各吸引部材43a,45aのガイド面
43a1,45a1に沿ってガイドされる。したがって、この場合には各吸引孔43a2,4
5a2によっても、吸引孔44b1と同様に転写材33の第2の方向の両端部の湾曲変形が矯正される。したがって、定着後の転写材33のしわが更に効果的に抑制することができる。
また、吸引孔44b1の形状は、端部の形状が図示例のような三角形状に限定されるこ
とはなく、長方形、楕円形、長円形とすることもできる。
更に、第2の気流発生装置43および第3の気流発生装置45の少なくとも一方を省略することもできる。
とはなく、長方形、楕円形、長円形とすることもできる。
更に、第2の気流発生装置43および第3の気流発生装置45の少なくとも一方を省略することもできる。
更に、像担持体として中間転写ベルト8を用いているが、中間転写ドラムを用いることもできるし、像担持体として感光体とすることもできる。像担持体に感光体を用いる場合は、感光体のトナー像が転写材に直接転写されることは言うまでもない。更に、前述の各例の画像形成装置では、タンデム型の画像形成装置としているが、他の形式の画像形成装置でもよいし、単色の画像形成装置でもよい。要は、本発明は特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で種々の設計変更が可能である。
1…画像形成装置、2Y,2M,2C,2K…感光体、5Y,5M,5C,5K…現像部、6Y,6M,6C,6K…一次転写部、8…中間転写ベルト、9…ベルト駆動ローラー、13…
二次転写部、14…二次転写ローラー、33…転写材、33a…先端部、34…突き出し爪、43…第2の気流発生装置、43a…吸引部材、43a1…ガイド面、43a2…吸引孔、44…転写材搬送部(転写材搬送装置)、44a…転写材搬送ベルト、44a1…吸
引孔、44b…吸引部材、44b1…吸引孔、45…第3の気流発生装置、45a…吸引
部材、45a1…ガイド面、45a2…吸引孔、46…定着部
二次転写部、14…二次転写ローラー、33…転写材、33a…先端部、34…突き出し爪、43…第2の気流発生装置、43a…吸引部材、43a1…ガイド面、43a2…吸引孔、44…転写材搬送部(転写材搬送装置)、44a…転写材搬送ベルト、44a1…吸
引孔、44b…吸引部材、44b1…吸引孔、45…第3の気流発生装置、45a…吸引
部材、45a1…ガイド面、45a2…吸引孔、46…定着部
Claims (6)
- 像担持体に担持された像が転写される転写部と、
前記像が転写される転写材を第1の方向に吸引、搬送する転写材搬送部を有し、
前記転写材搬送部は、
前記第1の方向に延設されて前記転写材を吸引する第1の吸引孔と、
前記第1の吸引孔から前記第1の方向と直交または略直交する第2の方向に離間して前記第1の方向に延設されて前記転写材を吸引する第2の吸引孔と、
前記第1の吸引孔に対して前記第2の方向に前記第2の吸引孔と反対側に離間して前記第1の方向に延設されて、前記転写材を吸引する第3の吸引孔と、
を備え、
前記第1の吸引孔の前記第1の方向の始端位置は、前記第2の吸引孔の前記第1の方向の始端位置より前記第1の方向の前記像担持体側であるとともに、前記第3の吸引孔の前記第1の方向の始端位置より前記第1の方向の前記像担持体側であることを特徴とする転写材搬送装置。 - 前記第1の吸引孔の前記吸引圧力は前記第2の吸引孔の前記吸引圧力より大きいとともに、前記第3の吸引孔の前記吸引圧力より大きい請求項1に記載の転写材搬送装置。
- 前記転写材搬送部は、前記転写材を鉛直上方に吸引する請求項1または2に記載の転写材搬送装置。
- 像を担持する像担持体と、
前記像担持体に担持された前記像を転写材に転写する転写部と、
前記像が転写された前記転写材を第1の方向に吸引し、搬送する転写材搬送部と、
前記転写材搬送部により搬送された前記転写材を定着する定着部と、
を有し、
前記転写材搬送部は、
前記転写材の前記第1の方向に延設されるとともに、前記転写材を吸引する第1の吸引孔と、
前記第1の吸引孔から前記第1の方向と直交または略直交する第2の方向に離間して設けられるとともに、前記転写材を第2の吸引孔と、
前記第1の吸引孔から前記第2の方向で前記第2の吸引孔と反対側に離間して設けられるとともに、前記転写材を吸引する第3の吸引孔と、
を備え、
前記第1の吸引孔の前記第1の方向の始端位置は、前記第2の吸引孔の前記第1の方向始端位置より前記第1の方向の前記像担持体側であるとともに、前記第3の吸引孔の前記第1の方向の始端位置より前記第1の方向の前記像担持体側であることを特徴とする画像形成装置。 - 前記第1の吸引孔の前記吸引圧力は、前記第2の吸引孔の前記吸引圧力より大きいとともに、前記第3の吸引孔の前記吸引圧力より大きい請求項4に記載の画像形成装置。
- 前記転写材搬送部は、前記転写部で前記像が転写された前記転写材の転写面が鉛直下方に向くように吸引する請求項4または5に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009102139A JP2010250235A (ja) | 2009-04-20 | 2009-04-20 | 転写材搬送装置および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009102139A JP2010250235A (ja) | 2009-04-20 | 2009-04-20 | 転写材搬送装置および画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010250235A true JP2010250235A (ja) | 2010-11-04 |
Family
ID=43312602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009102139A Pending JP2010250235A (ja) | 2009-04-20 | 2009-04-20 | 転写材搬送装置および画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010250235A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3020559A1 (en) * | 2014-11-13 | 2016-05-18 | OCE-Technologies B.V. | Transport mechanism and method for transporting a print medium in a printing system |
-
2009
- 2009-04-20 JP JP2009102139A patent/JP2010250235A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP3020559A1 (en) * | 2014-11-13 | 2016-05-18 | OCE-Technologies B.V. | Transport mechanism and method for transporting a print medium in a printing system |
US9616689B2 (en) | 2014-11-13 | 2017-04-11 | Océ-Technologies B.V. | Transport mechanism and method for transporting a print medium in a printing system |
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