JP2010250218A - 画像表示装置および画像表示方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明のプロジェクター1は、光を射出する光源7と、複数の画素がマトリクス状に配置され、光源からの光を変調する液晶ライトバルブ3R,3G,3B(光変調素子)と、光変調素子によって変調された光をスクリーン28上に投射する投射レンズ5と、被投射面上に投射される光変調素子の画素の像の位置を移動させる光透過板30(画素像移動手段)と、光変調素子と画素像移動手段とを制御する制御部32と、を備え、制御部は、画素像移動手段により画素の像の位置が移動している途中である過渡期間において光変調素子を黒表示とする。
【選択図】図1
Description
この構成によれば、駆動手段によって投射光学系の光軸に垂直な面に対する光透過板の傾きを変えることによって画素像を移動させるため、画素像移動手段をそれ程大型化することなく実現が可能である。
この構成によれば、駆動手段によって光透過板が間欠的に駆動され、光透過板の動作のシーケンスが上記の第1の保持期間、第2の保持期間、第1の過渡期間、第2の過渡期間に明確に区別できる。そのため、第1の過渡期間、第2の過渡期間に同期して光変調素子を黒表示とすればよく、制御が比較的容易になる。
この構成によれば、前記角度が最小角度と最大角度との間でなだらかに変化するように、駆動手段が光透過板を連続的に駆動するため、光透過板を駆動するに際して駆動手段に多大な負荷が掛かることを回避できる。
この構成によれば、駆動手段によって回転板を回転させることで光が回転板を透過する際の光の屈折率もしくは屈折量が時間的に変化し、画素像を移動させるため、例えば回転板は一定速度で回転していれば良く、駆動手段の制御を複雑にすることなく実現が可能である。
この構成によれば、回転板が一定速度で回転している場合、回転板の1回転に要する時間のうち、光透過領域の境界線が変調光の照射領域を横切る過渡期間が占める割合が判るので、光変調素子を黒表示とする制御を容易に行うことができる。
以下、本発明の第1実施形態について図1〜図5を用いて説明する。
本実施形態の画像表示装置は、3枚の液晶ライトバルブを備えた、いわゆる3板式のプロジェクターの構成例である。
図1は、本実施形態のプロジェクターの概略構成図である。図2は、光透過板を駆動したときの光軸シフトの様子を示す図である。図3は、画素像の位置をずらしたイメージを示す図である。図4は、光透過板の傾き角度を説明するための図である。図5は、傾き角度と液晶ライトバルブへの印加電圧との関係を示すタイミングチャートである。
なお、以下の各図面においては、構成要素を見やすくするため、構成要素に応じて寸法の比率や縮尺を異ならせることがある。
偏光変換素子9は、その詳細な構造を図示しないが、偏光ビームスプリッターアレイ(PBSアレイ)と1/2波長板アレイとを有している。フライアイレンズアレイ8からPBSアレイに入射した光のうち、第1の偏光方向の直線偏光がPBSアレイ内の偏光分離膜(PBS膜)を透過するとともに、第2の偏光方向の直線偏光がPBSアレイ内のPBS膜で反射する。反射した偏光は、1/2波長板アレイによって偏光方向が第1の偏光方向に変化して射出される。このように偏光変換素子9は、光源光の光量を損なうことなく光源光の偏光方向を一方向に揃えるように構成されている。
本実施形態では、光透過板30を間欠的に駆動する構成を説明したが、この構成に代えて、光透過板30を連続的に駆動する構成としても良い。
以下、その例について説明する。
例えば、光透過板30を駆動部31により共振周波数で振動させることにより、所定の角度範囲を高速に往復回動運動させる構成とする。この場合、光透過板30が最大の傾き角度θmaxと最小の傾き角度θminとなる点、すなわち往復の折り返し点で速度が0になり、光透過板30が一瞬停止する以外、光透過板30は連続的に駆動される。この動作をタイミングチャートとして示したのが図6の上段である。この場合は上記実施形態の図5の場合と異なり、傾き角度が完全に一定に保持される期間がなく、最小傾き角度θminと最大傾き角度θmaxとの間でなだらかに曲線的に変化する。したがって、この構成では、上記実施形態で言う保持期間と過渡期間とが明確に区別できない。
以下、本発明の第2実施形態について図7〜図11を用いて説明する。
本実施形態の画像表示装置も3板式のプロジェクターの構成例であり、その基本構成は第1実施形態と同様である。
図7は、本実施形態のプロジェクターの概略構成図である。図8、図9は、回転板の具体例を示す側面図である。図10は、回転板の回転角度を説明するための図である。図11は、回転角度と液晶ライトバルブへの印加電圧との関係を示すタイミングチャートである。
図7において第1実施形態の図1と共通の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図8に示す回転板43Aには、光の屈折量の異なる2つの光透過領域C1,C2が、円板を周方向に2分割した形で設けられている。2つの光透過領域C1,C2は同一の材料で形成されており、同一の屈折率を有しているが、板厚が異なることで光の屈折量が異なっている。クロスダイクロイックプリズム4から射出された光Lは回転板43Aの回転軸44を外れた領域に照射されるが、照射領域が板厚の厚い領域に位置するときには屈折量が大きいために光軸の移動量ΔXが大きい。これに対し、図8に示す状態から回転板43Aが回転し、照射領域が板厚の薄い領域に位置するときには屈折量が小さいために光軸の移動量ΔXが小さくなる。よって、回転板43Aが60Hzで回転すると、第1フィールドの画素像の位置と第2フィールドの画素像の位置とが120Hzで切り換わる。
Claims (7)
- 光を射出する光源と、
複数の画素がマトリクス状に配置され、前記光源からの光を変調する光変調素子と、
前記光変調素子によって変調された光を被投射面上に投射する投射光学系と、
前記被投射面上に投射される前記光変調素子の前記画素の像の位置を移動させる画素像移動手段と、
前記光変調素子と前記画素像移動手段とを制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記画素像移動手段により前記画素の像の位置が移動している途中である過渡期間において前記光変調素子を黒表示とするように制御することを特徴とする画像表示装置。 - 前記画素像移動手段が、前記光変調手段と前記投射光学系との間の光路上に設けられた光透過板と、前記光透過板の光入射面と前記投射光学系の光軸に垂直な面とのなす角度が時間的に変化するように前記光透過板を駆動する駆動手段と、により構成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
- 前記光透過板は、前記角度が第1の角度に保持された第1の保持期間と、前記角度が前記第1の角度と異なる第2の角度に保持された第2の保持期間と、前記角度が前記第1の角度から前記第2の角度に変化する第1の過渡期間と、前記角度が前記第2の角度から前記第1の角度に変化する第2の過渡期間と、を有するように、前記駆動手段によって間欠的に駆動され、
前記制御手段は、前記第1の過渡期間および前記第2の過渡期間において、前記光変調素子を黒表示とするように制御することを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。 - 前記光透過板は、前記角度が最小角度と最大角度との間でなだらかに変化するように、前記駆動手段によって連続的に駆動され、
前記制御手段は、前記角度が、前記最小角度と前記最大角度との間に設定された第1の角度と第2の角度との間を変化する過渡期間において、前記光変調素子を黒表示とするように制御することを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。 - 前記画素像移動手段が、前記光変調手段と前記投射光学系との間の光路上に光入射面が前記投射光学系の光軸に垂直な面に対して傾いた姿勢で配置され、光の屈折率もしくは屈折量が異なる複数の光透過領域を有する回転板と、前記回転板を前記光入射面と垂直な回転軸周りに回転させる駆動手段と、により構成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
- 前記制御手段は、前記回転板の複数の光透過領域の境界線が前記光変調素子によって変調された光の照射領域を横切っている過渡期間において、前記光変調素子を黒表示とするように制御することを特徴とする請求項5に記載の画像表示装置。
- 光を射出する光源と、複数の画素がマトリクス状に配置され、前記光源からの光を変調する光変調素子と、前記光変調素子によって変調された光を被投射面上に投射する投射光学系と、前記被投射面上に投射される前記光変調素子の前記画素の像の位置を移動させる画素像移動手段と、を備えた画像表示装置を用いた画像表示方法であって、
前記画素像移動手段により前記画素の像が移動している途中である過渡期間において前記光変調素子を黒表示とすることを特徴とする画像表示方法。
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JP2014211622A (ja) * | 2013-03-27 | 2014-11-13 | パナソニック株式会社 | 投写型映像表示装置 |
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2009
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