JP2010249599A - 温度センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストであり、しかも応答性に優れる温度センサを提供することを目的とする。
【解決手段】温度センサ10の素子部20を収容するケース30において、ケース本体31のサーミスタ21に対応した位置に流通孔40を形成し、キャップ32の頭面32aに流通孔41を形成した。これら流通孔40、41は、ケース30において互いに異なる面に設けられ、サーミスタ21の近傍においてATFの流れを生じさせる。これら流通孔40、41は、それぞれ、導出孔33A、33Bの内周面と、導出孔33A、33Bに挿通されたリード線24A、24Bの外周面との空隙の断面積の合計よりも十分に大きな開口面積を有するものとした。
【選択図】図1

Description

本発明は、液体等の流体中に浸漬されて用いられる温度センサに関する。
周知のように、温度センサにおいて温度を検出する素子としてサーミスタが多用されている。自動車等において、各種の液体の温度を測定する温度センサは、サーミスタを樹脂中に封入した構成が一般的である(例えば、特許文献1、2参照。)。
特開平9−223601号公報 特開2005−24344号公報
しかしながら、上記したような構成の温度センサは、製造工程において射出成形によりサーミスタを樹脂中に封入しなければならず、射出成形用の金型がサーミスタを保持する機構を有する等して特殊なものとなるため、製造コストが掛かるという問題がある。
また、サーミスタを樹脂中に封入した構成では、液体の温度変化がサーミスタに伝搬されるのに時間が掛かり、応答性が悪いと言う問題もある。
これに対し、本出願人は、中空の樹脂ケース中にサーミスタを収容した温度センサを既に提供している。この温度センサは、サーミスタの両端側に接続された一対のリード線を樹脂ケース外に導出するための導出孔が樹脂ケースに形成された構成となっている。このようなセンサを、温度検出対象の液体中に樹脂ケースごと浸漬すると、リード線導出用の導出孔から液体が樹脂ケース内に侵入することで、液体の温度をサーミスタで直接検出できる構成となっている。
上記したような本出願人が提供している温度センサでは、サーミスタを樹脂ケース中に収容する簡易な構成であり、樹脂ケースも通常の射出成形により安価に大量生産できるため、温度センサを低価格で提供できると言うメリットを有している。
また、樹脂ケース内に侵入した液体の温度をサーミスタで直接検出するため、樹脂中に封入されたサーミスタを有する温度センサに比較し、応答性にも優れる。
しかしながら、上記本出願人提供の温度センサにおいても、液体の温度変化が生じた場合、樹脂ケース外の液体から、導出孔を通して樹脂ケース内の液体に熱が伝搬された時点で、サーミスタによりその温度変化が検出される。したがって、応答性については改善の余地があるのが実情である。
本発明は、このような技術的課題に基づいてなされたもので、低コストであり、しかも応答性に優れる温度センサを提供することを目的とする。
かかる目的のもとになされた本発明は、流体中に浸漬されて流体の温度を検出する温度センサであって、温度を検出するサーミスタと、サーミスタの両極に接続された第一の線材および第二の線材と、第一の線材及び第二の線材にそれぞれ接合された二本のリード線と、サーミスタ、第一の線材及び第二の線材を収容するとともに、二本のリード線を外部に導出する導出孔が形成されたケースと、を備える。そして、ケースに、このケースに流体を流入・流出させるため、少なくとも二つの流通孔が形成され、流通孔が導出孔とリード線との間の隙間の断面積より大きな断面積を有していることを特徴とする。
このように、ケースに形成された少なくとも二つの流通孔により、この温度センサが流体中に浸漬されると、主に一方の流通孔を通して流体がケース内に流入し、主に他方の流通孔を通して流体がケース外に流出する。これにより、ケース内のサーミスタの部分において流体に流れが生じ、ケース外の流体の温度変化が、高い応答性でケース内のサーミスタに伝達される。
ここで、流通孔は、ケース内のサーミスタの部分において流体に流れを生じさせることができるのであれば、いかなる位置に形成しても良い。
例えば、流通孔は、ケースにおいて互いに異なる面に形成するのが好ましい。同一面に複数の流通孔を形成しても、これらの流通孔を通って流体が流入・流出しにくくなるからである。
また、流通孔は、ケース内のサーミスタに対応した位置とサーミスタから離間した位置とに形成するのが好ましい。これにより、サーミスタの対応した位置において流体に流れを確実に生じさせることができる。
流通孔は、ケース内のサーミスタを挟む少なくとも二カ所に形成することもできる。
ところで、流通孔を通しての流体の流れを阻害しないよう、流通孔は、温度センサの設置面および温度センサを設置面に固定する固定部材に干渉しない位置に形成するのが好ましい。
このような温度センサにおいて、ケース内に収容される第一の線材、第二の線材、サーミスタは、いかなる配置としても良い。例えば、第一の線材がストレート部と当該ストレート部に連続する湾曲部とからなる略J字状とされ、第二の線材がストレート部より短い直線状とされ、サーミスタは、第一の線材の湾曲部と第二の線材との間に配置された構成とすることができる。
また、第一の線材および第二の線材と、二本のリード線との接合部に、導出孔の内径よりも大きな外径を有したコマ部が設けられ、コマ部が導出孔のケース内方側の端部に突き当たることで、第一の線材および第二の線材とサーミスタとがケース外に出るのを阻止することができる。
この場合、ケース内にて、第一の線材および第二の線材とサーミスタとが、コマ部が導出孔のケース内方側の端部に突き当たった状態から、導出孔のケース内方側の端部から離間する側に移動可能とされるのが好ましい。そして、コマ部が導出孔のケース内方側の端部から離間した状態で、コマ部と導出孔のケース内方側の端部との隙間からケース内のサーミスタが収容された空間に流体が流入するようにする。このとき、流通孔は、導出孔とリード線との隙間の断面積よりも大きな開口面積を有しているので、流体は、主に流通孔を通してケース内外を流通する。
ケースについても、いかなる構成としても良いが、例えば、ケース本体内に第一の線材および第二の線材とサーミスタとを収容するための挿入口を有し、かつ、導出孔が形成されたケース本体と、ケース本体の挿入口に嵌合されるキャップと、から構成することができる。
このようなケースを用いることで、温度センサの組立を容易に行うことができ、低コスト化を図ることができる。
本発明によれば、ケースに形成された少なくとも二つの流通孔により、この温度センサが流体中に浸漬されると、流通孔を通して流体がケース内に流入するとともに、流通孔を通して流体がケース外に流出する。これにより、ケース内のサーミスタの部分において流体に流れが生じ、ケース外の流体の温度変化がケース内のサーミスタに迅速に伝達され、温度センサを応答性に優れるものとすることができる。
また、サーミスタを射出成形により樹脂に封入する必要がなく、ケースに収容するのみで良いため、低コストで本発明の温度センサを提供できる。
本実施の形態における温度センサを示す図であって、(a)はキャップ側から見た温度センサの側面図、(b)は温度センサの平面図、(c)は温度センサの側面図である。 温度センサの断面図である。 本発明の温度センサに対する比較検討例を示す図である。 本発明の温度センサと比較例の温度センサとの熱時定数の差を示す図である。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいてこの発明を詳細に説明する。
図1は、本実施の形態における温度センサの構成を説明するための図である。
図1に示すように、温度センサ10は、サーミスタ21を備えた素子部20と、素子部20を収容するケース30と、から構成されている。
図2に示すように、素子部20は、温度を検出するサーミスタ21と、サーミスタ21の両極にそれぞれ接続されたデュメット線(第一の線材、第二の線材)22A、22Bと、を備えている。
一方のデュメット線22Aは、直線状のストレート部22aに連続して、略U字状に湾曲した湾曲部22bが形成されて、全体として略J字状をなしている。他方のデュメット線22Bは直線状で、ストレート部22aよりも短く形成されている。サーミスタ21は、デュメット線22Aの湾曲部22b側の端部22cと、デュメット線22Bの一方の端部22dとの間に接続されている。これにより、素子部20は、デュメット線22B側にサーミスタ21が配置された略U字状をなしている。
デュメット線22Aのストレート部22a側の端部22eと、デュメット線22Bの他方の端部22fには、それぞれ、接続子(コマ部)23を介してリード線24A、24Bが接続されている。
ここで、デュメット線22A、22Bとリード線24A、24Bとは、抵抗溶接等によりそれぞれ接続子23に溶接されている。
接続子23は、略円柱状をなしており、その外径はリード線24A、24Bの外径よりも大きく設定されている。
ケース30は、一方に開口部(挿入口)31aを有した筒状のケース本体31と、開口部31aを塞ぐキャップ32とから構成されている。
ケース本体31内には、開口部31aと対向する側に、素子部20のリード線24A、24Bをケース本体31外に導出させる二つの導出孔33A、33Bが貫通形成されている。導出孔33A、33Bの内径は、リード線24A、24Bの外径よりも大きく、かつ接続子23よりも小さく形成されている。
これにより、素子部20を、ケース本体31に対し開口部31a側から挿入すると、リード線24A、24Bが導出孔33A、33Bに挿通される。そして、接続子23、23が導出孔33A、33Bの開口部31a側の端部に突き当たることで、素子部20のケース本体31への挿入量が規制される。
さらに、ケース本体31には、このようにして素子部20が挿入された状態で、一方のデュメット線22Aのストレート部22aと、他方のデュメット線22Bおよびサーミスタ21との間を仕切る(絶縁する)仕切壁34が形成されている。仕切壁34の開口部31a側の先端34aは、接続子23、23が導出孔33A、33Bの開口部31a側の端部に突き当たった状態で、デュメット線22Aの湾曲部22bに干渉しない位置に設定されている。
このようなケース本体31の開口部31aに装着されるキャップ32が、ケース本体31に装着した後は脱落しないよう、ケース本体31に形成された係止爪31bがキャップ32に形成された係止凹部32bに嵌め合うようになっている。
キャップ32をケース本体31に装着した状態のケース30内において、導出孔33A、33Bの開口部31a側の端部とキャップ32の頭面32aの内周面との間隔Sは、素子部20の接続子23の端部とデュメット線22Aの湾曲部22bの頂部との寸法Lよりも一定寸法大きく設定されている。これにより、素子部20は、ケース30内で、ケース30に対する素子部20の挿入方向に沿って移動可能となっている。その結果、導出孔33A、33Bの開口部31a側の端部から接続子23が離れ、導出孔33A、33Bとリード線24A、24Bの外周面との間の空隙と、素子部20の収容空間とが連通可能とされている。
また、ケース30には、少なくとも二カ所に、流通孔40、41が形成されている。本実施形態においては、ケース本体31において、サーミスタ21に対応した位置に流通孔40が形成され、キャップ32の頭面32aに流通孔41が形成されている。
ここで、本実施形態における流通孔40は、ケース本体31において、温度センサ10を所定位置に設置した状態で上方に位置する上面31cと、上面31cに隣接する側面31dとにわたって連続して形成されている。
キャップ32に形成された流通孔41は、二個一対で、これにより二つの流通孔41、41間に、ケース30内に収容される素子部20がケース30外に出るのを阻止するストッパ部43が形成されている。
これら流通孔40、41は、ケース30において互いに異なる面に設けるのが好ましい。これは、後に説明するように、サーミスタ21の近傍においてATF(オートマティックトランスミッション液:流体)の流れを生じさせるためである。
これら流通孔40、41は、それぞれ、導出孔33A、33Bの内周面と、導出孔33A、33Bに挿通されたリード線24A、24Bの外周面との空隙の断面積の合計よりも十分に大きな開口面積を有している。
このような構成の温度センサ10は、オートマティックトランスミッションのケース内に、例えばブラケットを介して設置される。温度センサ10は、ブラケットに対しては、結束ベルトや、その他の適宜の固定部材により固定される。
温度センサ10の流通孔40、41は、ブラケットに固定された状態で、ブラケットや結束ベルト等の固定手段によって閉塞されないようになっている。
オートマティックトランスミッションのケース中に設置される温度センサ10において、流通孔40、41を通してATFがケース30内に流れ込む。このとき、流通孔40、41は、ケース30において互いに異なる面に設けられているので、ケース30内のサーミスタ21の近傍においてATFの流れを生じ、これによってATFの温度変化を応答よく検出できる。
なお、ケース30中には、従来と同様、導出孔33A、33Bの内周面と、導出孔33A、33Bに挿通されたリード線24A、24Bの外周面との空隙を通して、ATFが侵入するが、流通孔40、41の開口面積の方がこれらの空隙の断面積よりも十分に大きいため、この空隙を通してのATFの流量は遙かに少ない。
なお、上記実施の形態では、流通孔40、41を、ケース本体31において、サーミスタ21に対応した位置と、キャップ32の頭面32aとに形成する構成としたが、これに限るものではなく、サーミスタ21の部分においてATFの流れを生じさせることができるのであれば、適宜他の場所に設けてもよい。
例えば、流通孔40を、サーミスタ21に対応した近傍位置ではなく、ケース30において、サーミスタ21を挟んで流通孔41と互いに対向する離間位置に形成しても良い。もちろん、その形成位置はこれに限るものではない。
このような観点から、ケース30において、同じ平面に流通孔40、41を形成するのは好ましいとは言えない。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。
ここで、本発明の効果を確認するために実証実験を行ったのでその結果を示す。
図1に示したようなケース30において、ケース本体31のサーミスタ21に対応した部分に幅4.4mm、高さ2.75mm、長さ6mmの流通孔40を形成し、キャップ32の頭面32aに、3mmの間隔でφ2mmの流通孔41を形成した。また、導出孔33A、33Bの内径はφ1.9mmとし、この導出孔33A、33Bにφ1.7mmのリード線24A、24Bを挿通させた。
比較のため、上記と同形状のケース30に、図3(a)のように、流通孔40、41を形成しない場合(比較例1)、図3(b)のように、流通孔40のみをケース本体31の上面31cに形成した場合、図1の温度センサ10と同様、図3(c)のように流通孔40のみをケース本体31の上面31cと側面31dとに連続して形成した場合(比較例3)について、それぞれ比較検討用の温度センサを用意した。
上記の各温度センサを、室温25℃の大気中から、攪拌液体恒温槽において100℃に温度調整した約10Lのシリコーン油の中に浸漬させた。このとき、各温度センサのケース30内には事前にシリコンオイルを充填しておいた。
そして、このときの温度センサの熱時定数τを測定した。熱時定数τは、各温度センサを、100℃のシリコーン油に入れた時点T0から、温度センサの検出温度が、25℃から100℃への温度変化幅75℃に対して変化率63.2%となる温度72.4℃(=(100−25)×63.2/100+25)に達する時点T1までに要する時間τ=T1−T0(s)である。
その結果を図4に示す。
図4に示すように、流通孔40、41を形成しない比較例1(現行品に対応)に対し、本発明の流通孔40、41を形成した温度センサ10においては、熱時定数τが半分以下となっており、応答性が2倍以上向上していることが確認された。これに対し、図3(b)、(c)の比較例2、3は、比較例1に比較すれば熱時定数τはそれぞれ向上しているものの、本発明の構成に比較すれば応答性の向上効果は低い。
10…温度センサ、20…素子部、21…サーミスタ、22A、22B…デュメット線(第一の線材、第二の線材)、22a…ストレート部、22b…湾曲部、23…接続子(コマ部)、24A、24B…リード線、30…ケース、31…ケース本体、31a…開口部(挿入口)、32…キャップ、33A、33B…導出孔、34…仕切壁、40、41…流通孔、43…ストッパ部

Claims (9)

  1. 流体中に浸漬されて前記流体の温度を検出する温度センサであって、
    温度を検出するサーミスタと、
    前記サーミスタの両極に接続された第一の線材および第二の線材と、
    前記第一の線材及び前記第二の線材にそれぞれ接合された二本のリード線と、
    前記サーミスタ、前記第一の線材及び前記第二の線材を収容するとともに、前記二本のリード線を外部に導出する導出孔が形成されたケースと、を備え、
    前記ケースに、当該ケース内に前記流体を流入・流出させるため、少なくとも二つの流通孔が形成され、前記流通孔が前記導出孔と前記リード線との隙間の断面積より大きな断面積を有していることを特徴とする温度センサ。
  2. 前記流通孔は、前記ケースにおいて互いに異なる面に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の温度センサ。
  3. 前記流通孔は、前記ケース内の前記サーミスタに対応した位置と前記サーミスタから離間した位置とに形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の温度センサ。
  4. 前記流通孔は、前記ケース内の前記サーミスタを挟む少なくとも二カ所に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の温度センサ。
  5. 前記流通孔は、前記温度センサの設置面および前記温度センサを前記設置面に固定する固定部材に干渉しない位置に形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の温度センサ。
  6. 前記第一の線材がストレート部と当該ストレート部に連続する湾曲部とからなる略J字状とされ、
    前記第二の線材が前記ストレート部より短い直線状とされ、
    前記サーミスタは、前記第一の線材の前記湾曲部と前記第二の線材との間に配置されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の温度センサ。
  7. 前記第一の線材および前記第二の線材と、二本の前記リード線との接合部に、前記導出孔の内径よりも大きな外径を有したコマ部が設けられ、
    前記コマ部が前記導出孔の前記ケース内方側の端部に突き当たることで、前記第一の線材および前記第二の線材と前記サーミスタとが前記ケース外に出るのを阻止することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の温度センサ。
  8. 前記ケース内にて、前記第一の線材および前記第二の線材と前記サーミスタとが、前記コマ部が前記導出孔の前記ケース内方側の端部に突き当たった状態から、前記導出孔の前記ケース内方側の端部から離間する側に移動可能とされ、
    前記コマ部が前記導出孔の前記ケース内方側の端部から離間した状態で、前記コマ部と前記導出孔の前記ケース内方側の端部との隙間から前記ケース内の前記サーミスタが収容された空間に前記流体が流入することを特徴とする請求項7に記載の温度センサ。
  9. 前記ケースは、前記ケース本体内に前記第一の線材および前記第二の線材と前記サーミスタとを収容するための挿入口を有し、かつ、前記導出孔が形成されたケース本体と、
    前記ケース本体の前記挿入口に嵌合されるキャップと、
    から構成されることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の温度センサ。
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