JP2010249500A - ライナを有するタービン・エンジン - Google Patents
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Abstract
【課題】タービン・エンジンを適切に冷却する。
【解決手段】一実施形態においては、タービン・システムの燃焼器が、燃焼器の内部に配置されたライナを備えていても良い。ライニング要素は、ある軸に沿って延びる装着スタッドを有する熱遮蔽と、熱遮蔽に向かって配向された内面を有するシェルとを備えていても良い。シェルは、装着スタッドを受け取るように構成された通路を備えていても良く、装着スタッドは、熱遮蔽を装着スタッドの軸に沿ってシェルの内面から離れて保持するように構成された構造を備えていても良い。
【選択図】図5
【解決手段】一実施形態においては、タービン・システムの燃焼器が、燃焼器の内部に配置されたライナを備えていても良い。ライニング要素は、ある軸に沿って延びる装着スタッドを有する熱遮蔽と、熱遮蔽に向かって配向された内面を有するシェルとを備えていても良い。シェルは、装着スタッドを受け取るように構成された通路を備えていても良く、装着スタッドは、熱遮蔽を装着スタッドの軸に沿ってシェルの内面から離れて保持するように構成された構造を備えていても良い。
【選択図】図5
Description
本明細書で開示する主題はガス・タービン・エンジンに関し、より具体的には、燃焼器に付随する熱遮蔽に関する。
一般的に、ガス・タービン・エンジンは、圧縮空気と燃料との混合物を燃焼させて、高温燃焼ガスを生成する。たとえば、燃料ノズルの組を用いて、空気および燃料(たとえばプロパン、天然ガス、またはジェット燃料)を燃焼器内に噴射する場合がある。理解されるように、ガス・タービン・エンジンは、構成部品を燃焼熱から保護するために種々の冷却システムを備えている。これらの冷却システムは、冷媒経路および/または熱遮蔽を備えている場合がある。
しかしながら、冷媒経路はガス・タービン・エンジンのすべての領域を適切に冷却するわけではない場合がある。たとえば、ある構成部品においては高温箇所が存在する場合がある。
当初に請求される発明と範囲において見合っているある実施形態を以下にまとめる。これらの実施形態は、請求される発明の範囲を限定することは意図しておらず、むしろこれらの実施形態は、本発明の可能な形態の簡単な概要を与えることのみを意図している。実際には、本発明は、以下に述べる実施形態と同様の場合も異なる場合もある種々の形態を包含する場合がある。
一実施形態において、タービン・システムは、タービン、圧縮機、燃焼器、および燃焼器の内部に配置されたライナを備えていても良い。ライナは、ある軸に沿って延びる装着スタッドを備える熱遮蔽と、熱遮蔽に向かって配向された内面を備えるシェルであって、装着スタッドを受け取るように構成された通路を備えるシェルと、装着スタッド上に配置され、熱遮蔽を装着スタッドの軸に沿ってシェルの内面からある距離だけ離して保持するように構成された構造体と、を備えていても良い。
別の実施形態においては、燃焼器用のライニング・アセンブリが、複数の装着スタッドを備える熱遮蔽と、熱遮蔽に向かって配向された内面を備える支持構造であって、装着スタッドを受け取るように構成された複数の通路を備える支持構造と、各装着スタッドから外側に延び、装着スタッドの軸に沿って支持構造の内面から離間に配置されたスタンドオフ構造と、を備えていても良い。
別の実施形態においては、タービン・システムは熱遮蔽を備えていても良い。熱遮蔽は、ある軸に沿って熱遮蔽から延びる装着スタッドと、装着スタッド上に配置され、少なくとも一部は実質的に軸に直交するスタンドオフ構造とを備えていても良い。
本発明のこれらおよび他の特徴、態様、および優位性は、以下の詳細な説明を添付図面を参照して読むことでより良好に理解される。添付図面では、同様の文字は図面の全体に渡って同様の部分を表わす。
以下、本発明の1つまたは複数の具体的な実施形態について説明する。これらの実施形態についての簡潔な説明を与えるために、本明細書では実際の具体化のすべての特徴については説明しない場合がある。次のことを理解されたい。すなわち、任意のこのような実際の具体化を開発する際には、任意のエンジニアリングまたはデザイン・プロジェクトの場合と同様に、開発者の具体的な目標(たとえばシステム関連およびビジネス関連の制約と適合すること)を達成するために、具体化に固有の多数の決定を行なわなければならない。具体的な目標は具体化ごとに変わる場合がある。また、このような開発努力は、複雑で時間がかかる場合があるが、それでも、本開示の利益を受ける当業者にとってはデザイン、作製、および製造の日常的な取り組みであろうことも理解されたい。
本発明の種々の実施形態の要素を導入するとき、冠詞「a」、「an」、「the」、および「前記」は、要素の1つまたは複数が存在することを意味することが意図されている。用語「備える(comprising)」、「含む(including)」、および「有する(having)」は、包含的であることが意図されており、列記された要素以外の付加的な要素が存在していても良いことを意味する。
以下に詳細に説明するように、燃焼器ライナの種々の実施形態を用いて、タービン・エンジン・システムの性能が向上する場合がある。タービン・エンジン・システムは、1つまたは複数の燃焼器(たとえば環状缶型の燃焼器)を備えていても良い。タービン・エンジン燃焼器は、長手軸を有する略円筒型のケーシングであって、互いに対して固定された前部および後部部分を有し、全体としてタービン・ケーシングに固定されたケーシングを備えていても良い。また各燃焼器は、流れスリーブと、流れスリーブ内に実質的に同心円状に配置された燃焼器ライナとを備えていても良い。流れスリーブおよび燃焼器ライナは両方とも、それらの下流端における移行部片と、それらの上流端における燃焼器キャップ・アセンブリ(燃焼器の上流部分内に配置される)との間を延びている。流れスリーブは燃焼器ケーシングに直接取り付けられ、一方でキャップ・アセンブリがライナを支持している。キャップ・アセンブリは燃焼器ケーシングに固定されている。
実施形態においては、燃焼器ライナ(キャップを含む)は、多層構造であって、1つまたは複数の熱遮蔽からなる第1の層を備え、第1の層は第2の層の「高温」側、ライナのシェル部分に配置されていても良い多層構造であっても良い。熱遮蔽は、シェルを燃焼室の熱から保護して、ライナの寿命を延ばしても良い。ライナは、高価でありおよび/または交換が複雑な場合がある。熱遮蔽をシェルに、複数の装着スタッドを介して取り付けても良い。装着スタッドは、燃焼器ライナおよびキャップ・アセンブリ上の対応する通路において受け取られるように構成されている。
熱遮蔽を燃焼器ライナのシェルに取り付けるある配置の場合には、シェルと熱遮蔽との間に小さい間隔を設けると、冷却用空気が間隔内に流れ込むことができる場合があり、その結果、燃焼器ライナに対する熱伝達が遅くなる場合がある。しかし、ライナと熱遮蔽との間隔の冷却効果にもかかわらず、このような配置にはある問題が付随する場合がある。燃焼器ライナに沿って熱遮蔽の正確な位置合わせを行なうことが複雑となる場合がある。たとえば、ライナと熱遮蔽との間の距離が燃焼器ライナの長さに沿って変わると、結果として冷却効果が変化するため、温度勾配および/または別個の高温箇所が燃焼器ライナの部分上に生じる場合があり、その結果、燃焼器ライナの寿命が短くなる場合がある。他の配置では、熱遮蔽が、シェルに向かって配向されたピンまたはカラーを備えて、燃焼器ライナのシェルから所定の距離に熱遮蔽を保持する場合がある。しかしこれらの配置は、温度勾配が形成される一因となる場合もあり、その結果、構成部品の寿命が短くなる場合がある。
ある実施形態においては、以下に詳細に説明するように、熱遮蔽は、スタンドオフ構造を伴う装着スタッドを備えていても良い。スタンドオフ構造は、燃焼器ライナのシェルと熱遮蔽との間に実質的に均一な間隙が実現されるように熱遮蔽を保持するかまたは位置合わせするように構成されている。本実施形態のスタンドオフ構造を装着スタッド上に取り入れて、熱遮蔽が、間隙内の空気流に対する障壁を低減することによって燃焼器ライナの冷却を向上させる優位性をもたらすようにしても良い。さらに、障害物のない空気流を装着スタッドの周りに与えることによって、装着スタッド内またはスタッド上に高温箇所が形成されることを低減しても良く、その結果、一般的に熱遮蔽および燃焼器ライナの寿命が向上する場合がある。したがって、ある実施形態においては、熱遮蔽には、スタンドオフ構造を取り入れた装着スタッドから離れるように熱遮蔽の面から延びる付加的な要素がなくても良い。このような実施形態においては、シェルに面する熱遮蔽の表面は、装着スタッド間で実質的に平面であるかまたは滑らかであっても良い。
次に図面を参照し、最初に図1を参照して、タービン・システム10の実施形態のブロック図が例示されている。図には、燃料ノズル12、燃料供給14、および燃焼器16が含まれている。図示したように、燃料供給14から液体燃料またはガス燃料(たとえば天然ガス)がタービン・システム10に、燃料ノズル12を通って燃焼器16内に送られる。加圧空気と混合した後に(矢印18によって示す)、燃焼器16において点火が行なわれ、結果として生じる排気ガスによってタービン20内のブレードが回転する。タービン20におけるブレードとシャフト22との間で結合していることによって、シャフト22の回転が生じる。シャフト22はまた、例示するようにタービン・システム10の全体に渡って複数の構成部品に結合されている。たとえば、例示したシャフト22は、圧縮機24および負荷26に駆動結合されている。理解されるように、負荷26は、タービン・システム10の回転出力を介してパワーを発生させ得る任意の好適な装置であっても良く、たとえば発電所または車両である。
空気供給28から空気が導管を介して空気取り入れ口30に送られても良い。空気取り入れ口30は次に、空気を圧縮機24内に送る。圧縮機24は、シャフト22に駆動結合された複数のブレードを備える結果、空気取り入れ口30からの空気を圧縮して、燃料ノズル12および燃焼器16に送る。これを矢印32によって示す。燃料ノズル12は次に、加圧空気と燃料とを混合して(数字18によって示す)、燃焼(たとえば燃料をより完全に燃焼させて、燃料を無駄にすることも余分な排出を生じさせることもない燃焼)に対する最適な混合比を形成しても良い。タービン20を通った後に、排気ガスはシステムを排気口34から出る。以下に詳細に説明するように、タービン・システム10の実施形態は、ある燃焼器ライナ構造および配置を含んでいる。たとえば、ライナ構造は、層間に間隔を伴う2層の燃焼ライナ44を備えていても良い。層は、燃焼器ライナ44の熱遮蔽層上で、1つまたは複数の構造を介して離間に配置されていても良い。
図2に、複数の燃料ノズル12を有する燃焼器16の実施形態の切り欠き側面図を示す。ある実施形態においては、燃焼器16の先端部35が端部カバー38を備えている。キャップ・アセンブリ36が、燃焼室40を封鎖し、燃料ノズル12を収容している。燃料ノズル12によって、燃料、空気、および他の流体が燃焼器16に送られる。たとえば、燃焼器キャップ・アセンブリ36は、1つまたは複数の燃料ノズル・アセンブリと各燃料ノズル12に対する加圧ガスとを受け取る。各燃料ノズル12によって、加圧空気と燃料との混合物が燃焼器16の燃焼室40内へ促進される。空気燃料混合気は次に、燃焼器16において燃焼し、その結果、高温加圧排気ガスが形成される。高温加圧排気ガスによって、タービン20内のブレードの回転が駆動される。燃焼器16は、流れスリーブ42と燃焼器ライナ44とを備え、これらは燃焼室40を形成している。ある実施形態においては、流れスリーブ42とライニング44とは、互いに同軸または同心であり、中空の環状空間39を画定している。中空の環状空間39によって、燃焼ゾーン40を冷却し燃焼ゾーン40内に入るために空気が通過することが可能になる場合がある。たとえば、空気は、スリーブ42における穿孔を通って中空の環状空間39内に流れ、端部36に向かって下流に流れ、燃料ノズル12内に入り、整流器を通り、そして下流に流れて燃料ノズル12を通って燃焼室40内に入っても良い。さらなる例として、空気が燃焼室内に、スリーブ42における穿孔と1つまたは複数のライナ層44における穿孔とを通って流れ込んでも良い。またライナ44を、空気燃料混合気および高温排気ガスの流量および速度を、先端部35に向かう方向41における上流において制御するようにデザインしても良い。加えて、ライナ44を熱遮蔽と整合するように構成しても良い。これについては、以下でより詳細に説明する。一実施形態においては、ライナ・アセンブリ44を、流れスリーブ42の代わりに用いても良い。言い換えれば、流れスリーブ42を用いなくても良い。
図3を参照して、装着スタッド46、支持体シェル48、および熱遮蔽50を有する燃焼器ライナ44の実施形態の側面図である。支持体シェル48は、実施形態において、任意の好適な数の軸方向および周方向に分配された熱遮蔽50を支持しても良い。熱遮蔽50は、概ねシェル48の輪郭に従うように形作られたパネルまたはセグメントという形を取っても良い。たとえば、複数のセグメントを、燃焼室40の周りの一周を規定するように周方向に配置しても良い。さらなる例として、複数のセグメントを軸方向(たとえば、下流方向41)に次々に配置しても良い。ネジ山の付いた複数の装着スタッド46が、各熱遮蔽50の一方の側から突き出て、シェル48内の通路52を貫通していても良い。通路52は、装着スタッド46を収容するのに十分に大きいある特定の開口部寸法53(たとえば、直径または他の寸法)を有していても良い。ナット54およびワッシャ55が各スタッド46上に装着されて、各熱遮蔽50が支持体シェル48に固定される結果、熱遮蔽50がシェル48に対して実質的に平行になっている。このように組み立てた場合、熱遮蔽50の一方の側(高温側56と言われる)は燃焼室40に面している。他方の側(低温側58と言われる)は、支持体シェル48に面している。一実施形態においては、支持体シェル48および熱遮蔽50内にそれぞれ設けられた穿孔65および63によって、冷却用空気が冷却経路61をたどることができる。
図示したように、装着スタッド46は、装着スタッド46の基部47に沿って低温側58から距離64の位置に配置されたスタンドオフ部分60を備えていても良い。スタンドオフ部分60のサイズおよび形状は概ね、装着スタッド46が通路52を通って直交して動くことを停止させるように取られている。このような構成によって、熱遮蔽50が支持体シェル48から所定の距離67よりも近くに引っ張られることが阻まれる。ナット54およびワッシャ55を装着スタッド46のネジ山の付いた末端部62に適用した後で、熱遮蔽50を支持シェル48から半径方向に距離67だけ離して配置する。実施形態においては、熱遮蔽50と支持シェル48との間の距離67はおよそ、距離64にスタンドオフ部分60の厚さを足した値である。装着スタッド46のスタンドオフ部分60は、装着スタッド46の動きを停止させるのに好適な任意のサイズまたは形状であっても良い。実施形態においては、スタンドオフ部分60および装着スタッド46は単に、熱遮蔽50の表面58から延びる構造であっても良い。したがって、表面58と、装着スタッド46から直交して延びるスタンドオフ部分60の縁部との間に、介在構造がなくても良い。言い換えれば、表面58は、装着スタッド46の基部47まで途切れることなくそのまま延びていても良い。こうして、冷媒流(たとえば、空気流)が、熱遮蔽50を表面58全体に沿ってそのまま基部47まで途切れることなく冷却して、冷却の向上を図っても良い。その結果、スタンドオフ部分60によって支持体シェル48と熱遮蔽50との間に所望の距離67が得られ、スタッド46の付近に高温箇所が生じる可能性が小さくなる。
装着スタッド46は、単一(たとえば、熱遮蔽50と鋳造)であっても良いし、または非一体形成(たとえば熱遮蔽50内への装着スタッド46の圧入)であっても良いし、または他の場合には熱遮蔽50に対して固定しても良い。装着スタッド46は、ネジ山の付いた末端部62がシェル48を越えて延びるように十分に長い。ナット54およびワッシャ55はシェル外部表面66と嵌合し、一方で、内部シェル表面68は熱遮蔽50の低温側58に面している。実施形態においては、支持体シェル48と熱遮蔽50とは金属(たとえばニッケル合金)であっても良いが、必ずしも同じ金属でなくても良い。ある燃焼器16では、熱遮蔽50のうちの1つまたは複数が、好適な耐熱性材料(たとえば、セラミック材料)を、熱遮蔽50のボディまたはコーティングの一部として備えていても良い。
図4は、典型的な熱遮蔽50の斜視図である。スタンドオフ部分60を、装着スタッド46の軸74に実質的に直交する平面76における略円板形状として示す。このような実施形態においては、スタンドオフ部分の直径70は、少なくとも支持シェル48内の通路52(図3を参照)の開口部寸法53より大きくても良い。こうして、1つまたは複数の装着スタッド46を、スタンドオフ部分60が内部シェル48の内面68に接触するまで、通路52を通して送ることによって、熱遮蔽50を支持体シェル48に取り付けるかまたは装着しても良い。直径70が大きいほど、通路52を通る装着スタッド46のさらなる動きが防止される。他の実施形態においては、オフセット部分60の少なくとも1つの寸法が平面76における開口部寸法53によりも大きい限り、スタンドオフ部分60は、略バー形状、競技トラック形状、長円形、または不整形であっても良い。実施形態においては、平面76におけるオフセット部分60の少なくとも1つの寸法は、開口部寸法53に比べて、少なくとも約10、20、30、40、50、60、70、80、90、100、または200パーセント大きい。他の実施形態においては、平面76におけるオフセット部分60の少なくとも1つの寸法は、開口部寸法53に比べて、約10〜約20、約20〜約30、約30〜約40、約40〜約50、約50〜約60、約60〜約70、約70〜約80、約80〜約90、約90〜約100、または約100〜約200パーセント大きい。
さらに、実施形態においては、スタンドオフ部分60は、略平坦であっても良いし、軸74に沿ったその寸法72(たとえば厚さ)が最小限になるように平面76に沿って配置しても良い。この結果、熱遮蔽50と支持体シェル48との間隔45(図3を参照)における流量が最大になる優位性が得られる場合がある。スタンドオフ部分60の断面を小さくすることによって、冷却空気流に対する障壁が最小限になる。さらに、装着スタッド46の基部47の周りの全般的な領域において障害物を取り除くことによって、基部47の冷却がより効率的に行なわれる場合がある。装着スタッド46の基部47は空気流障壁として働くため、装着スタッド46は、温度勾配を受けることの影響を特に受けやすい場合がある。寸法72が最小限になる配置にすれば、基部47をより効率的に冷却することが可能になる場合がある。実施形態においては、軸74に沿った寸法72は、熱遮蔽50とシェル48との間の総距離67の約60、50、40、30、20、または10パーセント未満である。他の実施形態においては、軸74に沿った寸法72は、総距離67の約10〜約20、約20〜約30、約30〜約40、約40〜約50、約50〜約60パーセントである。
図5に、曲線状のスタンドオフ部分60を伴う複数の装着スタッド46によって支持体シェル48に装着された熱遮蔽50を有する燃焼器ライナ44の図2の線分5−5に沿って見た部分断面図を示す。図示した配置では、燃焼器ライナ44は、略缶形状の燃焼室40(たとえば環状缶型燃焼器における燃焼室40)の輪郭に従うように構成されている。したがって、ライナ44のある部分は、缶形状に対応するように湾曲していても良い。このような実施形態においては、スタンドオフ部分60は、支持体シェル48の輪郭に従うように略曲線状であっても良い。スタンドオフ部分60の曲線経路80は、支持体シェル48の湾曲に応じて実質的に平坦、凹状、または凸状であっても良い。加えて、可能性がある引き出し方向83、または熱遮蔽50および支持シェル48に対する熱増大の方向も示す。たとえば、装着スタッド46は方向84(図7を参照)に増大する場合があり、一方で、熱遮蔽50の基部層は膨張する場合がある。スタンドオフ部分60によって、支持体シェル48におけるスタッド通路52の、略真っ直ぐなスタンドオフ部分60に対する封止が向上する場合がある。
実施形態においては、熱遮蔽50の熱膨張、または組立および分解を考慮して、非対称なスタンドオフ部分60を支持体シェル48における非対称な通路52と整合するように構成しても良い。たとえば、図6に斜視図で示すように、競技トラック形状のスタンドオフ部分60を、装着スタッド46に対して予測される熱膨張の方向84に配向されるように構成しても良い。燃焼器16が高温下で動作する実施形態においては、支持体シェル48および/または熱遮蔽50が何らかの熱膨張を受ける場合がある。実施形態においては、膨張は最も近い縁部86の方に概ね向かっていても良い。
スタンドオフ部分60の配向は、平面76に沿った非対称形状という形を取っても良い。実施形態においては、スタンドオフ部分60は、装着スタッド46の軸74を回転対称性の軸として用いて、装着スタッド46の周りに非対称であっても良い。スタンドオフ部分60は、熱膨張の方向84における体積または表面積の方が割合が大きくても良い。実施形態においては、スタンドオフ部分60は、その体積または表面積の約50、55、60、65、70、75、80、85、90、または95パーセントを超える範囲が、軸74の周りのある特定の半径方向領域の1つの180°部分の中に存在していても良い。他の実施形態においては、スタンドオフ部分60は、その体積または表面積の約60%を超える範囲、その体積または表面積の約75%を超える範囲、その体積または表面積の約80%を超える範囲、またはその体積または表面積の約90%を超える範囲が、軸74の周りの半径方向の領域の1つの180°部分の中に存在していても良い。実施形態においては、軸74の周りの領域の1つの180°部分における体積または表面積が、約55%〜約70%または約75%〜約90%である。
熱遮蔽50を見下ろす図7における平面図に示す燃焼器ライナ44の一実施形態においては、スタンドオフ部分60は、熱遮蔽50のある特定の領域における熱膨張の予測される方向84に応じて、熱遮蔽50に沿った配向が異なっていても良い。たとえば、スタンドオフ部分60は概ね熱増大の方向84に配向されていても良い。熱増大84は、一実施形態においては、最も近い縁部86の方に向かっている。一方で、装着スタッド46が概ね熱遮蔽50の中心にある場合には、不整形なスタンドオフ部分60も、受け取り通路52(支持体シェル48上に位置する。図示せず)も有していなくても良い。しかし、装着スタッドが熱遮蔽の縁部86の付近に配置される場合には、比較的競技トラック形状のスタンドオフ部分60を設けることによって、封止を損なうことなくスタンドオフ部分が膨張できる場合がある。加えて、シェル48上の通路52(図示せず)は、熱遮蔽50が熱膨張できるように競技トラック形状であっても良く、熱膨張の結果、スタッド46は縁部に向かって距離90だけ動くことになる。熱遮蔽の膨張によって装着スタッド46の形状または位置が変わり、たとえばスタッド46が互いにさらに離れていくので、非対称なスタンドオフ部分60の位置を、通路52に対して装着スタッド46の形状または位置の予測される変化を考慮して決めても良い。こうして、スタンドオフ部分60によって封止が改善されて、冷却用空気が冷却流67を迂回することが防止される場合がある。
開示したライナ44の実施形態を、高温を受ける場合があるタービン・システム10または他の任意のシステムの任意の部分に取り入れても良い。したがって、図8の側面斜視図に示すように、ライナ・アセンブリ44を、燃焼器16または燃焼器キャップ・アセンブリ36の外部側板内に取り入れても良い。燃焼器キャップ・アセンブリ36は、燃料ノズル12を受け取るための通路100を備えていても良い。図示したように、キャップ・アセンブリ36は、外側のエンド・プレート102と内側の熱遮蔽50とを備えている。熱遮蔽50は、ナット54およびワッシャ55を用いて外側のプレート102に取り付けられた装着スタッド46を備えていても良い。装着スタッド46は、外側のプレート102と熱遮蔽50との間に間隙45を設けるように構成されたスタンドオフ部分60を備えていても良い。図示したように、実施形態においては、複数の装着スタッド46のすべてまたは一部のみがスタンドオフ部分60を備えていても良い。このような実施形態では、間隙45における流れ障壁が低減した優位性が得られる場合がある。実施形態においては、装着スタッド46の約50%以上、約60%以上、または約100%が、スタンドオフ部分60を備えていても良い。
この書面の説明では、例を用いて、ベスト・モードを含む本発明を開示するとともに、どんな当業者も本発明を実行できるように、たとえば任意の装置またはシステムを作りおよび用いること、ならびに取り入れられた任意の方法を行なうことができるようにしている。本発明の特許可能な範囲は、請求項によって規定されるとともに、当業者に想起される他の例を含んでいても良い。このような他の例は、請求項の文字通りの言葉使いと違わない構造要素を有するか、または請求項の文字通りの言葉使いとの差が非実質的である均等な構造要素を含む場合には、請求項の範囲内であることが意図されている。
Claims (10)
- タービンと、圧縮機と、燃焼器と、燃焼器の内部に配置されたライナとを備え、前記ライナは、ある軸に沿って延びる装着スタッドを備える熱遮蔽と、熱遮蔽に向かって配向された内面を備えるシェルであって、装着スタッドを受け取るように構成された通路を備えるシェルと、装着スタッド上に配置され、熱遮蔽を装着スタッドの軸に沿ってシェルの内面からある距離だけ離して保持するように構成された構造体と、を備えるタービン・システム。
- 構造体は円板または競技トラック形状を備える請求項1に記載のタービン・システム。
- 装着構造は、装着スタッドを受け取るように構成された通路の開口部寸法よりも大きい少なくとも1つの寸法を備える請求項1に記載のタービン・システム。
- 構造体は、装着スタッドの軸に対して回転非対称性を備える請求項1に記載のタービン・システム。
- 構造体は、装着スタッドの軸に沿った寸法が、熱遮蔽とシェルとの間の距離の50%未満である請求項1に記載のタービン・システム。
- 燃焼器用のライニング・アセンブリであって、複数の装着スタッドを備える熱遮蔽と、熱遮蔽に向かって配向された内面を備える支持構造であって、装着スタッドを受け取るように構成された複数の通路を備える支持構造と、各装着スタッドから外側に延び、装着スタッドの軸に沿ったある距離だけ熱遮蔽の内面から離間に配置されたスタンドオフ構造と、を備えるライニング・アセンブリ。
- ライニング・アセンブリは燃焼器に対するキャップ・アセンブリの一部である請求項6に記載のタービン・システム。
- 支持構造および熱遮蔽は、燃料ノズルを受け取るように構成された1つまたは複数の通路を備える請求項6に記載のタービン・システム。
- 熱遮蔽であって、ある軸に沿って熱遮蔽から延びる装着スタッドと、装着スタッド上に配置され、少なくとも一部は実質的に軸に直交するスタンドオフ構造と、を備える熱遮蔽を備えるタービン・システム。
- 熱遮蔽の表面は装着スタッドの周りに連続しており、スタンドオフ構造は表面に対して略平行な方向にずれている請求項9に記載のタービン・システム。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (1)
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