JP7271232B2 - 環状燃焼器ライナの遷移ゾーン用の内側冷却シュラウド - Google Patents

環状燃焼器ライナの遷移ゾーン用の内側冷却シュラウド Download PDF

Info

Publication number
JP7271232B2
JP7271232B2 JP2019040152A JP2019040152A JP7271232B2 JP 7271232 B2 JP7271232 B2 JP 7271232B2 JP 2019040152 A JP2019040152 A JP 2019040152A JP 2019040152 A JP2019040152 A JP 2019040152A JP 7271232 B2 JP7271232 B2 JP 7271232B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling shroud
aft
cooling
inner cooling
liner shell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019040152A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019158331A (ja
Inventor
ダニエル・ハエニー
パーミン・シェッセル
マーティン・ザジャダッツ
トーマス・クリステン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JP2019158331A publication Critical patent/JP2019158331A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7271232B2 publication Critical patent/JP7271232B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
    • F23R3/00Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
    • F23R3/002Wall structures
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D9/00Stators
    • F01D9/02Nozzles; Nozzle boxes; Stator blades; Guide conduits, e.g. individual nozzles
    • F01D9/023Transition ducts between combustor cans and first stage of the turbine in gas-turbine engines; their cooling or sealings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
    • F23R3/00Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
    • F23R3/005Combined with pressure or heat exchangers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
    • F23R3/00Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
    • F23R3/42Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the arrangement or form of the flame tubes or combustion chambers
    • F23R3/50Combustion chambers comprising an annular flame tube within an annular casing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
    • F23R3/00Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
    • F23R3/42Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the arrangement or form of the flame tubes or combustion chambers
    • F23R3/60Support structures; Attaching or mounting means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2260/00Function
    • F05D2260/20Heat transfer, e.g. cooling
    • F05D2260/201Heat transfer, e.g. cooling by impingement of a fluid
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
    • F23R2900/00Special features of, or arrangements for continuous combustion chambers; Combustion processes therefor
    • F23R2900/00017Assembling combustion chamber liners or subparts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
    • F23R2900/00Special features of, or arrangements for continuous combustion chambers; Combustion processes therefor
    • F23R2900/03044Impingement cooled combustion chamber walls or subassemblies
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
    • F23R3/00Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
    • F23R3/42Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the arrangement or form of the flame tubes or combustion chambers
    • F23R3/54Reverse-flow combustion chambers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Description

本開示は、燃焼技術の分野に関し、より具体的には、発電ガスタービンの環状燃焼器に関する。具体的には、本開示は、環状燃焼器ライナの遷移ゾーン用の内側冷却シュラウドに関する。
現代の産業用ガスタービンは、発電に使用することができるように、環状燃焼器または缶-環状燃焼器のアレイを用いて設計することができる。環状燃焼器を有するガスタービンの場合には、燃焼室は、側壁の間に円周方向に、かつ入口平面と排出平面との間に軸方向に画定される。そのようなガスタービンは、同一出願人による米国特許第8,434,313号明細書に記載されており、図1~図4に示されている。図1および図2に詳細に示すガスタービン10は、長手方向軸27の周りを回転するロータ12が収容されるタービンケーシング11を有する。燃焼および冷却に使用される圧縮空気流2を生成する圧縮機17は、ロータ12の一端部に配置され、ロータ12に装着されたブレードを含む。タービン13は、圧縮機17の下流に配置され、タービン13はまた、ロータ12に装着されているブレードを有する。圧縮機17は空気を圧縮し、空気は圧縮空気流2としてタービンケーシング11によって画定されたプレナム14に流入する。プレナム14には、環状燃焼器100が長手方向軸27の周りに同心円状に配置される。
燃焼器100は、内側ライナシェル33(軸27の近位側)と、外側ライナシェル23(軸27の遠位側)とを含み、これらは燃焼器100の側壁を形成し、互いに半径方向に離間して環状内部容積を画定する。燃焼器100の上流(またはヘッド)端部では、前方プレート19が内側ライナシェル33と外側ライナシェル23との間に跨って燃焼ゾーン15(「ゾーン1」と呼ばれることもある)を画定する。前方プレート19は、燃焼ゾーン15の入口平面を画定する。バーナ16のリングが燃焼器100のヘッド端部で前方プレート19に装着され、これは例えば、二重円錐バーナまたはEVバーナとして設計することができ、燃料-空気混合物を燃焼ゾーン15内に噴射する。バーナ16によって生成された燃焼ガス26は、燃焼ゾーン15から遷移ゾーン25(「ゾーン2」と呼ばれることもある)を通って移動した後、燃焼器100の後方端部から排出されてタービン13内で仕事を行う。内側ライナシェル33および外側ライナシェル23は、燃焼ゾーン15が一様な断面の環状領域となるように、かつ遷移ゾーン25が後方端部および排出平面に向かい断面が減少する環状領域を画定するように成形される。
外側シェル23および内側シェル33は、後述するように、圧縮機17からの空気2を使用して冷却される。冷却を促進するために、外側冷却シュラウド21が外側シェル23の半径方向外側(すなわち、軸27の遠位側)に配置され、したがって外側シェル23と外側冷却シュラウド21との間に環状冷却通路22を画定する。同様に、内側冷却シュラウド31が内側シェル33の半径方向外側(すなわち、軸27に向かって)に配置され、内側シェル33と内側冷却シュラウド31との間に環状冷却通路32を画定する。内側冷却シュラウド31および外側冷却シュラウド21は、(図2および図4に示すように)締結要素24によってそれぞれの内側および外側ライナシェル33、23に接続される。内側冷却シュラウド31および外側冷却シュラウド21は、円周方向および/または軸方向に(例えば、燃焼ゾーン15の半径方向外側に配置された上流冷却シュラウドと遷移ゾーン25の半径方向外側に配置された下流冷却シュラウドとに)セグメント化することができる。
圧縮機17からの空気2は、燃焼器100の後方端部で冷却通路22、32に流入する。空気2は、燃焼器100のライナシェル23、33に沿って、燃焼ゾーン15および遷移ゾーン25内の高温ガス流26の方向とは反対の冷却空気流方向に流れ、それによって空気2はライナシェル23、33を対流冷却する。燃焼器100の前方端部において、冷却通路22、32からの空気2は、空気プレナム58を画定する燃焼器ドーム18内に導かれ、そこから空気2はバーナ16内に流れ、そこで燃料ライン47からの燃料と混合する。燃焼器ドーム18内に導かれる空気2の一部は、前方プレート冷却空気20として前方プレート19を通って流れる。前方プレート冷却空気20は、燃焼ゾーン15に直接流入する。
内側ライナシェル33および外側ライナシェル23は、シェル要素またはハーフシェルとして構成することができる。ハーフシェルを使用するとき、設置およびメンテナンスの理由から、分割平面29(図3に示す)に沿ってハーフシェルを固着することが望ましく、これによりシェル23、33の上半分(例えば、図3の内側シェル33の上半分33a)を下半分(例えば、図3の内側シェル33の下半分33b)から取り外すことが可能になる。分割平面29は、それに対応して、General Electric GT13E2ガスタービンの例では、機械軸27のレベルに(すなわち、3時と9時の位置に)位置する2つの分割平面溶接シーム30を有する。
図4は、分割平面29および環状燃焼器100の後方端部における内側ライナ半体33a、33bの一部を示す(すなわち、遷移ゾーン25を画定する先細部分を形成している)。内側ライナ半体33a、33bの間の溶接シーム30は、貫通して画定された複数の冷却孔(図示せず)を有する冷却トラフ43で覆うことができる。
冷却シュラウド(単数または複数)31を内側ライナ33に固着する締結要素24は、C字型ブラケット44と、ボルト45とを含む。ボルト45は、C字型ブラケットの中央部分に溶接または他の方法で(任意選択で、ワッシャにより)固定され、ブラケット44のそれぞれの端部は、内側ライナ半体33a、33bの外側表面に溶接または他の方法で固定される。締結要素24は、内側ライナ半体33a、33bの前方端部から内側ライナ半体33a、33bの後方端部まで共通の平面または軸49に沿って位置合わせされる。冷却シュラウド31は、締結要素24の上に配置され、ねじ付きナット46(図2に示す)によって、任意選択でワッシャによりそこに固着される。
ガスタービン10の内側および外側ライナシェル33、23は、運転中に熱的および機械的に大きな応力を受けることが知られている。シェル23、33の材料の強度特性は、温度に大きく依存する。材料温度を最大許容材料温度レベルより下に維持するために、シェル23、33は、上述のように対流冷却される。冷却シュラウド21、31の設計において克服すべき1つの課題は、ガスタービン10の運転中に発生する熱膨張に適応することである。冷却シュラウド21、31の設計において克服すべき別の課題は、ガスタービン10の運転中に発生することが予想され得るような、冷却シュラウド21、31の振動を低減することであり、振動は部品寿命に悪影響を及ぼし、燃焼器100のメンテナンス間隔が短くなる可能性がある。
本開示の第1の態様によれば、ガスタービン用の環状燃焼器が提供される。環状燃焼器は、内部容積を画定する内側ライナシェルおよび外側ライナシェルを含む。環状燃焼器は、環状燃焼器の前方端部から環状燃焼器の後方端部へと内部容積を通るガス流方向に燃焼ガスを導くように構成される。冷却シュラウドは、内側ライナシェルの半径方向外側の距離に取り付けられ、内側ライナシェルと冷却シュラウドとの間に冷却通路を形成する。冷却通路は、冷却空気をガス流方向とは反対の空気流方向に導くように構成される。冷却シュラウドは、互いに円周方向に隣接する個々の冷却シュラウドセグメントを含み、それらから組み立てられ、冷却シュラウドセグメントと内側ライナシェルとの間の距離は、後方端部よりも前方端部の方が大きい。冷却シュラウドセグメントを内側ライナシェルに締結する複数の分散締結要素は、円周方向に互い違いの列で冷却シュラウドセグメントの軸方向長さにわたって分散している。複数の分散締結要素のうちの一組の最前部の締結要素の各締結要素は、各それぞれの冷却シュラウドセグメントの前方端部における湾曲部分に直接隣接して配置される。
本開示の別の態様によれば、ガスタービンが提供される。ガスタービンは、圧縮空気流を生成するように構成された圧縮機と、圧縮機に結合されたタービンと、圧縮機とタービンとの間に配置された環状燃焼器とを含む。環状燃焼器は、内部容積を画定する内側ライナシェルおよび外側ライナシェルを含む。環状燃焼器は、環状燃焼器の前方端部から環状燃焼器の後方端部へと内部容積を通るガス流方向に燃焼ガスを導くように構成される。冷却シュラウドは、内側ライナシェルの半径方向外側の距離に取り付けられ、内側ライナシェルと冷却シュラウドとの間に冷却通路を形成する。冷却通路は、冷却空気をガス流方向とは反対の空気流方向に導くように構成される。冷却シュラウドは、互いに円周方向に隣接する個々の冷却シュラウドセグメントを含み、それらから組み立てられ、冷却シュラウドセグメントと内側ライナシェルとの間の距離は、後方端部よりも前方端部の方が大きい。冷却シュラウドセグメントを内側ライナシェルに締結する複数の分散締結要素は、円周方向に互い違いの列で冷却シュラウドセグメントの軸方向長さにわたって分散している。複数の分散締結要素のうちの一組の最前部の締結要素の各締結要素は、各それぞれの冷却シュラウドセグメントの前方端部における湾曲部分に直接隣接して配置される。
本明細書は、当業者を対象として、本システムおよび方法の完全かつ可能な開示を、それを使用する最良の形態を含んで記載する。本明細書は、添付の図を参照する。
先行技術による、冷却される環状燃焼器を有するガスタービンの長手方向断面図を概略的に示す図である。 それぞれの内側および外側ライナシェルに固定された冷却シュラウドを示す、図1の環状燃焼器の側面図である。 分割平面における内側シェルの2つのハーフシェルへの分割を示す、図1の環状燃焼器の内側ライナシェルの概略側面図である。 図3の内側ライナのハーフシェルの一部の拡大斜視図である。 本開示による、冷却される環状燃焼器を有するガスタービンの長手方向断面図を概略的に示す図である。 本開示による、内側冷却シュラウドセグメントの斜視図である。 本開示による、図5の内側ライナのハーフシェルの一部の拡大斜視図である。 図6の内側冷却シュラウドセグメントのアレイが設置される、図5の内側ライナシェルの一部の斜視図である。 図8の線IX-IXに沿った、内側ライナおよび冷却シュラウドセグメントの最前部の断面図である。
現在の冷却シュラウドを明確に説明するために、本開示の範囲内の関連する機械構成要素を参照し説明するために特定の専門用語が使用される。可能な限り、一般的な業界専門用語が、用語の一般的な意味と一致する方法で使用されて用いられる。別途記載のない限り、そのような専門用語は、本出願の文脈および添付の特許請求の範囲と一致する広義の解釈を与えられるべきである。当業者であれば、多くの場合、特定の構成要素がいくつかの異なるまたは重複する用語を使用して参照されることがあることを理解するであろう。単一の部品であるとして本明細書に記載され得るものは、複数の構成要素からなるものとして別の文脈を含み、かつ別の文脈で参照されてもよい。あるいは、複数の構成要素を含むものとして本明細書に記載され得るものは、単一の部品として他の場所で参照されてもよい。
加えて、以下に記載されるように、いくつかの記述的用語が本明細書で規則的に使用され得る。本明細書で使用する場合、「下流」および「上流」は、タービンエンジンを通る作動流体などの流体の流れに対する方向を示す用語である。「下流」という用語は、流体の流れの方向に対応し、「上流」という用語は、流れとは反対の方向(すなわち、流体が流れてくる方向)を指す。「前方」および「後方」という用語は、別途指定のない限り、相対的な位置を指し、「前方」は、エンジンの前方(または圧縮機)端部に向かって位置した構成要素または表面を表すために使用され、「後方」は、エンジンの後方(またはタービン)端部に向かって位置した構成要素を表すために使用される。加えて、「先導する」および「後続する」という用語は、それぞれ、「前方」および「後方」という用語と同様の記述で使用され、および/または理解することができる。「先導する」は、例えば、流体が最初に流れるタービンブレードの表面を表すために使用され得、「後続する」は、流体が最終的に流れるタービンブレードの表面を表すために使用され得る。
多くの場合、異なる半径方向、軸方向および/または円周方向の位置にある部品を説明することが要求される。図1および図5に示すように、「A」軸は、軸方向を表す。本明細書で使用する場合、「軸方向の」および/または「軸方向に」という用語は、タービンシステム(特に、ロータセクション)の回転軸または環状燃焼器の長手方向軸と実質的に平行な軸Aに沿った物体の相対的な位置/方向を指す。さらに本明細書で使用する場合、「半径方向の」および/または「半径方向に」という用語は、軸Aと実質的に垂直であり、ただ1つの場所において軸Aと交差する軸「R」に沿った物体の相対的な位置または方向を指す。最後に、「円周方向の」という用語は、軸Aの周りの(例えば、回転「C」における)移動または位置を指す。「円周方向の」という用語は、任意の適切な形状(例えば、多角形)の中心の周りに延びる寸法を指すことがあり、円形形状の中心の周りに延びる寸法に限定されない。
本開示の主題である冷却シュラウドは、それぞれのライナシェルの周りに冷却空気がそれぞれのライナシェルの外側に沿って送達される空気プレナムを画定する機能を提供する。冷却シュラウドは、円周方向の冷却シュラウドセグメントに形成され、これらは互いに接してシールされて空気プレナムからの漏れを防止する。内側ライナシェルに沿った冷却シュラウドセグメントは、内側ライナシェルが冷却シュラウドセグメントの視線を遮るので「ブラインド」方式で設置される。耐熱性であり、過渡運転状態中の軸方向および半径方向の移動に耐えることができることに加えて、冷却シュラウドセグメントは、運転中のそれらの固有振動を最小限に抑えるように設計および/または装着されるべきである。本開示の冷却シュラウドセグメントは、これらの必要性に対応する。
図5は、図1のガスタービン10と同様のガスタービン110を示す。ガスタービン110は、長手方向軸127の周りを回転するロータ112が収容されるタービンケーシング111を含む。燃焼および冷却に使用される圧縮空気流102を生成する圧縮機117は、ロータ112の一端部に配置され、ロータ112に装着されたブレードを含む。タービン113は、圧縮機117の下流に配置され、タービン113はまた、ロータ112に装着されているブレードを有する。圧縮機117は空気を圧縮し、空気は圧縮空気流102としてタービンケーシング111によって画定されたプレナム114に流入する。プレナム114には、環状燃焼器1000が長手方向軸127の周りに同心円状に配置される。
燃焼器1000は、内側ライナシェル133(軸127の近位側)と、外側ライナシェル123(軸127の遠位側)とを含み、これらは燃焼器1000の側壁を形成し、互いに半径方向に離間して環状内部容積(115、125)を画定する。燃焼器1000の上流(またはヘッド)端部では、前方プレート119が内側ライナシェル133と外側ライナシェル123との間に跨って燃焼ゾーン115(「ゾーン1」と呼ばれることもある)を画定する。前方プレート119は、燃焼ゾーン115の入口平面を画定する。バーナ116のリングが燃焼器1000のヘッド端部で前方プレート119に装着され、これは例えば、二重円錐バーナまたはEVバーナとして設計することができ、燃料-空気混合物を燃焼ゾーン115内に噴射する。バーナ116によって生成された燃焼ガス126は、燃焼ゾーン115から遷移ゾーン125(「ゾーン2」と呼ばれることもある)を通って移動した後、燃焼器1000の後方端部から排出されてタービン113内で仕事を行う。内側ライナシェル133および外側ライナシェル123は、燃焼ゾーン115が一様な断面の環状領域となるように、かつ遷移ゾーン125が後方端部および排出平面に向かい断面が減少する環状領域を画定するように成形される。
外側シェル123および内側シェル133は、後述するように、圧縮機117からの空気を使用して冷却される。冷却を促進するために、外側冷却シュラウド121が外側シェル123の半径方向外側(すなわち、軸127の遠位側)に配置され、したがって外側シェル123と外側冷却シュラウド121との間に環状冷却通路122を画定する。図5に示すように、外側冷却シュラウド121は、前方外側冷却シュラウド161と後方外側冷却シュラウド171とに分割することができる。前方および後方外側冷却シュラウド161、171は、締結要素(図2に示されているが図5には示されていない)によって外側ライナシェル123に取り付けることができる。
同様に、内側冷却シュラウド131が内側シェル133の半径方向外側(すなわち、軸127に向かって)に配置され、内側シェル133と内側冷却シュラウド131との間に環状冷却通路132を画定する。内側冷却シュラウド131は、前方内側冷却シュラウド181と後方内側冷却シュラウド191とに分割することができる。後方内側冷却シュラウド191は、締結要素124(図7および図9にも示されている)によって内側ライナシェル133に取り付けることができる。
内側冷却シュラウド131および外側冷却シュラウド121は、円周方向ならびに軸方向にセグメント化することができる(軸方向セグメント化は、「前方」および「後方」として上述されている)。本明細書でさらに説明するように、後方内側冷却シュラウド191は、図6に示すように、内側冷却シュラウドセグメント200に円周方向に分割することができる。
圧縮機117からの空気102は、燃焼器1000の後方端部で冷却通路122、132に流入する。空気102は、燃焼器1000のライナシェル123、133に沿って、燃焼ゾーン115および遷移ゾーン125内の高温ガス流126の方向とは反対の冷却空気流方向に流れ、それによって空気102はライナシェル123、133を対流冷却する。燃焼器1000の前方端部において、冷却通路122、132からの空気102は、空気プレナム158を画定する燃焼器ドーム118内に導かれ、そこから空気102はバーナ116内に流れ、そこで燃料ライン147からの燃料と混合する。燃焼器ドーム118内に導かれる空気102の一部は、前方プレート冷却空気120として前方プレート119を通って流れる。前方プレート冷却空気120は、前方プレート119を冷却し、燃焼ゾーン115に直接流入する。
図6は、例示的な後方内側冷却シュラウドセグメント200の半径方向外側表面を示す。各後方内側冷却シュラウドセグメント200は、軸対称に構成され、遷移ゾーン125の長さに等しいかまたはほぼ等しいスパンにわたって軸方向に延びる。後方内側冷却シュラウドセグメント200は、第1の軸方向縁部202と、第1の軸方向縁部と対向する第2の軸方向縁部204と、第1の軸方向縁部202と第2の軸方向縁部204とを前方端部で接続する前方端部部分206と、第1の軸方向縁部202と第2の軸方向縁部204とを後方端部で接続する後方端部部分208とを含む。前方端部部分206は、内側冷却シュラウドセグメント200の本体201の大部分を画定する平面から半径方向外側に湾曲する湾曲セクション207(図9に示す)を画定する。後方端部部分208はまた、内側ライナシェル133と冷却シュラウド131(以下に記載されるように、複数の連動した冷却シュラウドセグメント200から形成される)との間の環状部132内への圧縮空気102の流れを促進するために、ベルマウス形状に湾曲部分を画定する。
後方内側冷却シュラウドセグメント200は、それらの軸方向縁部202、204に沿って重なり合うように互いに隣接する。第1の軸方向縁部202に沿って、重なり合う要素236は、後方内側冷却シュラウドセグメント200の本体201上に溶接される。重なり合う要素236は、縁部204に近接する重なり領域205において円周方向に隣接する冷却シュラウドセグメント200の第2の軸方向縁部204と重なり合い、したがって隣接する冷却シュラウドセグメント200の間に形状嵌合をもたらす。
冷却シュラウドセグメント200の本体201は、前方端部部分206と後方端部部分208との間に分散される第1の列の締結孔240を画定する。図6に示すように、締結孔240-1は、前方端部部分206に最も近く、本明細書では「最前部の」締結孔と呼ばれ、これは冷却シュラウド231の円周の周りに分散された列の最前部の締結孔の一部である。第2の列の締結孔242は、第1の列の締結孔240から円周方向にずれており、その孔240は、最前部の締結孔240-1と最後部の締結孔240との間に軸方向に分散している。図示の例示的な実施形態では、第1の列の締結孔240は、3つの締結孔を含み、第2の列の締結孔242は、2つの締結孔を含む。異なる数(それぞれ3つおよび2つ以外)の締結孔240、242を、1つまたは両方の列で使用することができる。
締結孔240、242の1つまたは複数と軸方向に位置合わせされることで、締結孔240、242の続く領域では、冷却孔235を冷却シュラウドセグメント200に設け、空気102が冷却シュラウドセグメント200を通って流れて内側ライナシェル133に衝突することを可能にすることができる。空気102の質量流は、冷却シュラウドセグメント200のそれぞれの後方端部208のベルマウス湾曲部分の周りを通過することによって、内側冷却シュラウド131の冷却シュラウドセグメント200と内側ライナシェル133との間の環状部132に入る。冷却孔235を流れる空気の速度が空気102の流入質量流と比較して相対的に高いので、孔235を通る衝突空気の熱伝達率は増加し、内側ライナシェル133の壁温度は低下される。
図7は、それぞれの内側ライナ半体133a、133bの間の分割平面129および環状燃焼器1000の後方端部における内側ライナ133の一部を示す(すなわち、遷移ゾーン125を画定する先細部分を形成している)。内側ライナ半体133a、133bの間の溶接シーム(図示せず)は、貫通して画定された複数の冷却孔(図示せず)を有する冷却トラフ143で覆うことができる。
冷却シュラウドセグメント200は、(図7に示すように)内側ライナシェル133の外側表面から突出して分散して配置されている締結要素124によって関連する内側ライナシェル133に締結される。対応する冷却シュラウドセグメント200によって覆われるライナシェル133のエリアでは、一部の締結要素124は、内側ライナシェル133の前方端部から内側ライナシェル133の後方端部まで共通の平面149に沿って第1の列に位置合わせされる。第2の列の締結要素124は、第1の列の締結要素124から円周方向にずれており、その締結要素124は、第1列の最前部の締結要素124-1と最後部の締結要素124との間の第2の共通の平面159に沿って軸方向に分散している。
締結要素124は、C字型ブラケット144と、ボルト145とを含む。ボルト145は、C字型ブラケット144の中央部分に溶接または他の方法で(任意選択で、ワッシャにより)固定され、ブラケット144のそれぞれの端部は、内側ライナシェル133の外側表面に溶接または他の方法で固定される。冷却シュラウドセグメント200は、ボルト145が締結孔240、242を通って延びるように締結要素124の上に配置され、ボルト145は、ねじ付きナット146(図8および図9に示す)によって、任意選択でワッシャにより固着される。締結孔240、242は、ボルト145と締結孔240、242との位置合わせを容易にし、ガスタービンの運転中の熱膨張に適応するように楕円またはスロット形状を設けることができる。
図8は、内側冷却シュラウドセグメント200のアレイが設置される、内側ライナシェル133の後方部分191の一部の斜視図である。図9は、図8の線IX-IXに沿った、内側ライナシェル133および冷却シュラウドセグメント200の一部を示す。
冷却シュラウドセグメント200は、ナット146で固着された締結要素124の互い違いの列を介して内側ライナシェル133に装着され、これは図8に見ることができる。冷却シュラウドセグメント200は、上述したように、各セグメント200の重なり合う要素236が円周方向に隣接するセグメント200と重なり合う状態で互いに連動する。冷却トラフ143は、分割平面129(図示せず)を覆う。内側ライナシェル133は、図9に示すように、ゾーン2の内側支持リング280に接続される。内側支持リング280は、図5に示すように、内側ライナシェル133の後方部分191を内側ライナシェル133の前方部分181に取り付けるための貫通した複数のボア孔282を画定する。
ここで図9を参照すると、内側ライナシェル133は、内側冷却シュラウドセグメント200の半径方向内側に配置される。内側ライナシェル133は、ゾーン1の内側セグメントキャリア290に接続され、ゾーン2の内側支持リング280によって、ボア孔282を通してボルト(図示せず)を介して適所に固着される。内側冷却シュラウドセグメント200は、その端部がゾーン1のカバーリング295からギャップ296だけ軸方向に離間している湾曲前方セクション207を含む。ギャップ296は、熱膨張を可能にし、内側冷却シュラウドセグメント200がガスタービン110の運転中に熱変形するのを防止する。
内側冷却シュラウドセグメント200の後方端部において、冷却シュラウドセグメント200と内側ライナシェル133との間の環状部132は、第1の距離260を画定する。最前部の締結要素124-1に近接した内側冷却シュラウドセグメント200の前方端部において、冷却シュラウドセグメント200と内側ライナシェル133との間の環状部132は、第1の距離260よりも大きい第2の距離265を画定する。
締結要素124-1は、内側ライナシェル133の外側表面に装着されたブラケット144と、ブラケット144および内側冷却シュラウドセグメント200を通して配置されたボルト145とを含む。ボルト145は、ナット146によって、任意選択でワッシャにより固着される。最前部の締結要素124-1である締結要素124は、冷却シュラウドセグメント200の振動を低減するために湾曲セクション207への入口に配置される。
内側冷却シュラウドセグメントを有する環状燃焼器およびその使用方法の例示的な実施形態について、詳細に上述した。本明細書に記載の方法およびシステムは、本明細書に記載の具体的な実施形態に限定されるものではなく、むしろ、方法およびシステムの構成要素は、本明細書に記載の他の構成要素から独立してかつ別々に利用することが可能である。例えば、本明細書に記載の方法およびシステムは、本明細書に記載のタービンアセンブリにおける実施に限定されない他の用途を有することができる。むしろ、本明細書に記載の方法およびシステムは、様々な他の産業に関連して実施および利用することが可能である。
技術的進歩を様々な具体的な実施形態に関して説明してきたが、当業者であれば、技術的進歩を特許請求の範囲の精神および範囲内において修正を加えて実施することができることを理解するであろう。
1 ゾーン
2 圧縮空気流、ゾーン、空気
10 ガスタービン
11 タービンケーシング
12 ロータ
13 タービン
14 プレナム
15 燃焼ゾーン
16 バーナ
17 圧縮機
18 燃焼器ドーム
19 前方プレート
20 前方プレート冷却空気
21 外側冷却シュラウド
22 環状冷却通路
23 外側ライナシェル
24 締結要素
25 遷移ゾーン
26 燃焼ガス、高温ガス流
27 長手方向軸、機械軸
29 分割平面
30 溶接シーム
31 内側冷却シュラウド
32 環状冷却通路
33 内側ライナシェル
33a 内側ライナ半体、内側シェルの上半分
33b 内側ライナ半体、内側シェルの下半分
43 冷却トラフ
44 C字型ブラケット
45 ボルト
46 ねじ付きナット
47 燃料ライン
49 共通の平面または軸
58 空気プレナム
100 環状燃焼器
102 圧縮空気流
110 ガスタービン
111 タービンケーシング
112 ロータ
113 タービン
114 プレナム
115 燃焼ゾーン、内部容積
116 バーナ
117 圧縮機
118 燃焼器ドーム
119 前方プレート
120 前方プレート冷却空気
121 外側冷却シュラウド
122 環状冷却通路
123 外側ライナシェル
124 締結要素
124-1 最前部の締結要素
125 遷移ゾーン、内部容積
126 燃焼ガス、高温ガス流
127 長手方向軸
129 分割平面
131 内側冷却シュラウド
132 環状冷却通路、環状部
133 内側ライナシェル
133a 内側ライナ半体
133b 内側ライナ半体
143 冷却トラフ
144 C字型ブラケット
145 ボルト
146 ねじ付きナット
147 燃料ライン
149 共通の平面
158 空気プレナム
159 第2の共通の平面
161 前方外側冷却シュラウド
171 後方外側冷却シュラウド
181 前方内側冷却シュラウド
191 後方内側冷却シュラウド
200 後方内側冷却シュラウドセグメント
201 後方内側冷却シュラウドセグメントの本体
202 第1の軸方向縁部
204 第2の軸方向縁部
205 重なり領域
206 前方端部部分
207 湾曲セクション、湾曲前方セクション
208 後方端部部分、後方端部
231 冷却シュラウド
235 冷却孔
236 重なり合う要素
240 第1の列の締結孔
240-1 最前部の締結孔
242 第2の列の締結孔
260 第1の距離
265 第2の距離
280 ゾーン2の内側支持リング
282 ボア孔
290 ゾーン1の内側セグメントキャリア
295 ゾーン1のカバーリング
296 ギャップ
1000 環状燃焼器
A 軸
C 回転
R 軸

Claims (8)

  1. ガスタービン(110)用の環状燃焼器(1000)であって、当該環状燃焼器(1000)が、長手方向軸(127)の周りに延在し、かつ
    内部容積(115125)を画定する内側ライナシェル(133)及び外側ライナシェル(123)であって、当該環状燃焼器(1000)当該環状燃焼器(1000)の前方端から当該環状燃焼器(1000)の後方端へと前記内部容積(115125)を通るガス流方向に燃焼ガス(126)を導くように構成される内側ライナシェル(133)及び外側ライナシェル(123)と、
    前記内側ライナシェル(133)の半径方向内側の距離に取り付けられ、前記内側ライナシェル(133)との間に冷却空気(120)を前記ガス流方向とは反対の空気流方向に導くように構成される冷却通路(32)を形成する内側冷却シュラウド(31)であって、前方内側冷却シュラウド(181)及び後方内側冷却シュラウド(191)を備える内側冷却シュラウド(131)
    を備えており
    前記後方内側冷却シュラウド(191)が、互いに円周方向に隣接する個々の後方内側冷却シュラウドセグメント(200)を備え、かつそれらから組み立てられており
    前記後方内側冷却シュラウドセグメント(200)と前記内側ライナシェル(133)との間の前記距離各々の後方内側冷却シュラウドセグメント(200)の後方端部(206)におけるよりも各々の後方内側冷却シュラウドセグメント(200)の前方端部(206)における方が大きく、
    前記後方内側冷却シュラウドセグメント(200)を前記内側ライナシェル(133)に締結する複数の分散締結要素(124)、円周方向に互い違いの列で前記後方内側冷却シュラウドセグメント(200)の軸方向長さにわたって分散しており、
    前記複数の分散締結要素(124)のうちの一組の最前部の締結要素(124-1)の各締結要素(124)各々後方内側冷却シュラウドセグメント(200)の前記前方端部(206)における湾曲部分(207)に直接隣接して配置される、環状燃焼器(1000)。
  2. 各々後方内側冷却シュラウドセグメント(200)の前記前方端部(206)の前記湾曲部分(207)が、前記内側ライナシェル(133)から半径方向内側に湾曲する、請求項に記載の環状燃焼器(1000)。
  3. 各々後方内側冷却シュラウドセグメント(200)の前記前方端部(206)の前記湾曲部分(207)が、それらの間にギャップ(296)を画定してゾーン1のカバーリング(295)から軸方向に離間している、請求項に記載の環状燃焼器(1000)。
  4. 前記後方内側冷却シュラウドセグメント(200)が、隣接する領域(205)において互いに対を成して重なり合い、各々の後方内側冷却シュラウドセグメント(200)が、第1の軸方向縁部(202)に沿って、円周方向に隣接する後方内側冷却シュラウドセグメント(200)との連動接続を形成する重なり合う要素(236)をさらに備える、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の環状燃焼器(1000)。
  5. 前記後方内側冷却シュラウドセグメント(200)の各々が、前記締結要素(124)と軸方向に位置合わせされて貫通した冷却孔(235)を画定し、前記冷却孔(235)が、冷却空気ジェットを各々後方内側冷却シュラウドセグメント(200)の半径方向内側かられぞれの冷却通路(32)内に導くように構成される、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の環状燃焼器(1000)。
  6. 前記内側ライナシェル(133)の外側表面が、取り付けられた複数のブラケット(144)を備え、前記複数のブラケット(144)の各ブラケット(144)が、前記複数の締結要素(124)のそれぞれの締結要素(124)と係合するように構成される、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の環状燃焼器(1000)。
  7. 前記後方内側冷却シュラウドセグメント(200)が、当該環状燃焼器(1000)の前記後方端における遷移ゾーン(125)の半径方向内側に配置される、請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の環状燃焼器(1000)。
  8. 圧縮空気流(102)を生成するように構成された圧縮機(117)と、
    前記圧縮機(117)に結合されたタービン(113)と、
    前記圧縮機(117)と前記タービン(113)との間に配置された請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の環状燃焼器(1000)と
    を備えるガスタービン(110)。
JP2019040152A 2018-03-07 2019-03-06 環状燃焼器ライナの遷移ゾーン用の内側冷却シュラウド Active JP7271232B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US15/914,669 US10697634B2 (en) 2018-03-07 2018-03-07 Inner cooling shroud for transition zone of annular combustor liner
US15/914,669 2018-03-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019158331A JP2019158331A (ja) 2019-09-19
JP7271232B2 true JP7271232B2 (ja) 2023-05-11

Family

ID=67701868

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019040152A Active JP7271232B2 (ja) 2018-03-07 2019-03-06 環状燃焼器ライナの遷移ゾーン用の内側冷却シュラウド

Country Status (3)

Country Link
US (1) US10697634B2 (ja)
JP (1) JP7271232B2 (ja)
DE (1) DE102019105803A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11859819B2 (en) 2021-10-15 2024-01-02 General Electric Company Ceramic composite combustor dome and liners

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003336845A (ja) 2002-05-16 2003-11-28 United Technol Corp <Utc> 遮熱パネル
US20100037621A1 (en) 2008-08-14 2010-02-18 Remigi Tschuor Thermal Machine
US20110113790A1 (en) 2008-02-20 2011-05-19 Alstom Technology Ltd Thermal machine
US20110135451A1 (en) 2008-02-20 2011-06-09 Alstom Technology Ltd Gas turbine
JP2013104602A (ja) 2011-11-11 2013-05-30 Ihi Corp 燃焼器ライナ
US20140250896A1 (en) 2013-03-08 2014-09-11 Pratt & Whitney Canada Corp. Combustor heat shield with carbon avoidance feature

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2039998A1 (de) 2007-09-24 2009-03-25 ALSTOM Technology Ltd Gasturbine mit geschweissten Brennkammerschalen
MY158901A (en) * 2008-02-20 2016-11-30 General Electric Technology Gmbh Gas turbine having an annular combustion chamber
WO2009103671A1 (de) 2008-02-20 2009-08-27 Alstom Technology Ltd Gasturbine mit verbesserter kühlarchitektur
CH701373A1 (de) * 2009-06-30 2010-12-31 Alstom Technology Ltd Schlickerformulierung zur Herstellung von thermischen Schutzschichten.
EP2852735B1 (de) 2011-10-24 2016-04-27 Alstom Technology Ltd Gasturbine
EP2952812B1 (en) 2014-06-05 2018-08-08 General Electric Technology GmbH Annular combustion chamber of a gas turbine and liner segment

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003336845A (ja) 2002-05-16 2003-11-28 United Technol Corp <Utc> 遮熱パネル
US20110113790A1 (en) 2008-02-20 2011-05-19 Alstom Technology Ltd Thermal machine
US20110135451A1 (en) 2008-02-20 2011-06-09 Alstom Technology Ltd Gas turbine
US20100037621A1 (en) 2008-08-14 2010-02-18 Remigi Tschuor Thermal Machine
JP2013104602A (ja) 2011-11-11 2013-05-30 Ihi Corp 燃焼器ライナ
US20140250896A1 (en) 2013-03-08 2014-09-11 Pratt & Whitney Canada Corp. Combustor heat shield with carbon avoidance feature

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019158331A (ja) 2019-09-19
US20190277500A1 (en) 2019-09-12
US10697634B2 (en) 2020-06-30
DE102019105803A1 (de) 2019-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2206886B1 (en) Transition piece for a gas turbine engine, corresponding gas turbine engine and manufacturing method
US8893382B2 (en) Combustion system and method of assembling the same
JP7109884B2 (ja) ガスタービンの流れスリーブの取り付け
EP2578939B1 (en) Combustor and method for supplying flow to a combustor
EP2208933B1 (en) Combustor assembly and cap for a turbine engine
EP3315866B1 (en) Combustor assembly with mounted auxiliary component
EP3447381B1 (en) Cooling path structure for concentrated cooling of seal area and gas turbine combustor having the same
JP2018112386A (ja) ラジアル燃料インジェクタ用のエアシールドを有する燃焼器アセンブリ
US20170268780A1 (en) Bundled tube fuel nozzle with vibration damping
JP6599167B2 (ja) 燃焼器キャップ組立体
EP2230456A2 (en) Combustion liner with mixing hole stub
US10203114B2 (en) Sleeve assemblies and methods of fabricating same
US20230358402A1 (en) Gas turbomachine diffuser assembly with radial flow splitters
US10139108B2 (en) D5/D5A DF-42 integrated exit cone and splash plate
CN105371303B (zh) 燃烧器罩盖组件及对应的燃烧器和燃气涡轮机
JP7271232B2 (ja) 環状燃焼器ライナの遷移ゾーン用の内側冷却シュラウド
US20140318140A1 (en) Premixer assembly and mechanism for altering natural frequency of a gas turbine combustor
US20170343216A1 (en) Fuel Nozzle Assembly with Tube Damping
US20180087776A1 (en) Mounting assembly for gas turbine engine fluid conduit
EP3586061B1 (en) Endcover assembly for a combustor
EP4067746B1 (en) Combustor having a wake energizer
US20230313996A1 (en) Annular dome assembly for a combustor
WO2021118567A1 (en) Combustor liner in gas turbine engine

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20190528

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221102

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230201

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20230201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230329

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230426

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7271232

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350