JP2003336845A - 遮熱パネル - Google Patents

遮熱パネル

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JP2003336845A JP2003138658A JP2003138658A JP2003336845A JP 2003336845 A JP2003336845 A JP 2003336845A JP 2003138658 A JP2003138658 A JP 2003138658A JP 2003138658 A JP2003138658 A JP 2003138658A JP 2003336845 A JP2003336845 A JP 2003336845A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効果的な冷却を提供するガスタービンエンジ
ン燃焼器用の遮熱パネルを提供する。 【解決手段】 ガスタービンエンジン用の燃焼器に用い
られる遮熱パネル(前部遮熱パネル)18,22は、高
温側部および低温側部を有し、低温側部に少なくとも1
つの独立した冷却チャンバ56を有する。各冷却チャン
バ56は空気などの冷媒を低温側部から高温側部に流れ
させるための複数の膜冷却孔32を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般的にはガスター
ビンエンジン用の燃焼器に関し、特にガスタービンの二
重壁式の燃焼器に用いられる遮熱パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】ガスタービンエンジンの燃焼器は、一般
的に、長期間にわたって高い熱負荷を受ける。これに伴
う熱応力を軽減するために、燃焼器の壁を冷却すること
が知られている。冷却は燃焼器構成部品の使用可能時間
を延ばし、これによってエンジン全体の信頼性が向上す
る。
【0003】冷却の一つの態様において、燃焼器は、複
数の重なり合う壁セグメントを含んでもよく、各壁セグ
メントはその前端部が燃焼器の外部を通過する冷却空気
を捕捉する位置になるように、順次配置される。前端部
は冷却空気を壁セグメントの内側、あるいは高温側部に
向けて偏向させ、これによりセグメントの内側に膜冷却
(境膜冷却、フィルム冷却)が提供される。このような
冷却構造の1つの欠点は、必要なハードウェアが多くの
部品を含むことである。ガスタービンエンジンの部品数
を減らすことは、コストの面だけでなく、安全性や信頼
性の点からも大きな価値がある。特に、タービンや圧縮
機のような内部部品はエンジンを通過する空気流により
持ち込まれる異物によって損傷を受けやすい。
【0004】上記した冷却構造の他の欠点は、部品が多
いことによってエンジンの全体重量が増えることであ
る。重量はガスタービンエンジンの全ての部品において
重要な設計要因であり、削れるところで重量を削って重
量低減化を図ることは大きな利点がある。
【0005】他の冷却構造においては、特定の距離で隔
てられた外側壁と内側壁を有する二重壁構造が用いられ
ている。冷却用空気は外側壁の孔を通過した後さらに内
側壁の孔を通過し、最終的に燃焼室に流入する。重なり
合う壁セグメントの構造と比較して、二重壁構造の利点
は、組み立てられた二重壁構造が構造的に強いというこ
とである。しかしながら、二重壁構造の欠点は、熱蓄積
に対して十分に対策を取らなければならないことであ
る。すなわち、燃焼器の熱負荷は不均一になりやすい。
結果として燃焼器の異なる部分が異なる大きさの熱蓄
積、応力および歪みを受けることになる。燃焼器の設計
において不均一な熱蓄積、応力および歪みに対応してい
ないと、燃焼器の使用可能時間つまり有効寿命に悪影響
が生じる。
【0006】多くの燃焼器においては同様に、ベーンの
頭部波(先頭波)によって燃焼器に損傷が生じるという
問題がある。このベーン頭部波に対する対策を採らない
と同様に燃焼器の寿命が短くなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、有効ないし効果的な冷却を行えるガスタービンエン
ジン燃焼器用遮熱パネル(熱シールド用パネル)を提供
することにある。本発明の他の目的は、供用時間つまり
耐用年数が長い、改良された燃焼器を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の各目的は本発明に
よって達成される。本発明の第1の態様によれば、ガス
タービンエンジン用燃焼器に用いられる遮熱パネルまた
はライナーが提供される。遮熱パネルは、概略的には、
高温側部と低温側部とを有し、低温側部に複数の冷却チ
ャンバを有している。各冷却チャンバは、冷媒を低温側
部から高温側部へ流出させるための複数の膜冷却孔を有
している。遮熱パネルの低温側部はまた、前部境界壁、
後部境界壁、および前部境界壁と後部境界壁との間に延
在する複数の内部レールを有している。複数の冷却用の
チャンバつまり冷却チャンバ(冷却室)が、前部境界壁
および後部境界壁と、側壁と、内部レールとにより形成
される。低温側部はまた、複数の側部壁を有している。
複数の冷却チャンバが前部および後部境界壁と、側部壁
と、内部レールとで形成されている。
【0009】本明細書において説明される遮熱パネル
は、前部遮熱パネルと後部遮熱パネルである。前部遮熱
パネルの第1の実施形態において、前部壁は、前部壁セ
グメントで形成される。前部遮熱パネルの第2の実施形
態において、前部壁は、パネルの縁部を越えて流れる冷
却空気流を調量つまり計量するための手段で形成され
る。調量手段は、好ましくは、間隔を置いた(離間し
た)複数のピンによって形成される。後部遮熱パネルの
第1の実施形態において、後部境界は後部壁で形成され
る。後部遮熱パネルの第2の実施形態において、後部境
界はパネルの縁部を越えて流れる冷却空気流を調量つま
り計量するための手段で形成される。調量手段は、好ま
しくは、複数のピンのアレイ(行列ないし配列)を有し
てなる。
【0010】本発明はまた、ガスタービンエンジン用燃
焼器に関する。この燃焼器は、概略的には、外側サポー
トシェル(外側支持シェル)および内側サポートシェル
(内側支持シェル)を有し、これらシェルは一緒に燃焼
室を形成する。燃焼器はさらに、内側サポートシェルお
よび外側サポートシェルに取り付けられた前部遮熱パネ
ルの列(アレイ)と、内側サポートシェルおよび外側サ
ポートシェルに取り付けられた後部遮熱パネルの列(ア
レイ)とを有している。前部遮熱パネルはそれぞれ、空
気を燃焼室に通過させるための複数の希釈孔を有してい
る。後部遮熱パネルはそれぞれ複数のレールを有してい
る。各後部遮熱パネルは隣接する前部遮熱パネルに関し
てオフセットつまりずれており、これにより、各レール
は希釈孔の1つと整列されている。
【0011】本発明のさらに他の実施例によれば、遮熱
パネルは少なくとも1つの室と、遮熱パネルを通過する
冷却孔の第1のセットと、遮熱パネルを通過する冷却孔
の第2のセットとを有している。冷却孔の第1のセット
は、冷却孔の第2のセットとは異なる方向を有してい
る。
【0012】本発明のガスタービン用燃焼器のその他の
詳細、及びその他の目的並びにそれに伴う利点は、以下
の詳細な説明および添付図面に示されている。添付図面
において、類似の参照符号は類似の要素を表している。
【0013】
【発明の実施の形態】図1を参照して、ガスタービンエ
ンジン用の燃焼器10は、半径方向外側のサポートシェ
ル12と、半径方向内側のサポートシェル14とを有し
ている。サポートシェル12および14は環状の燃焼室
16を画定ないし規定している。燃焼室は、燃焼室にお
いて空気が平均的に流れる方向である、平均燃焼室空気
流れ方向Mを有している。
【0014】遮熱パネルないしライナーは、内側および
外側サポートシェル14および12の高温側部を覆って
いる。前部遮熱パネル18のアレイおよび後部遮熱パネ
ル20のアレイが外側サポートシェル12の高温側部を
覆っており、また前部遮熱パネル22のアレイおよび後
部遮熱パネル24のアレイが内側サポートシェル14の
高温側部を覆っている。ナット26およびボルト28
が、各遮熱パネル18、20、22、および24を、対
応する内側および外側のサポートシェル14および12
に結合するために使用される。
【0015】図2に示した通り、インピンジメント冷却
孔30は、各内側および外側サポートシェル14および
12を貫通しており、空気などの冷媒を内側および外側
サポートシェル14および12、および対応する遮熱パ
ネル18、20、22、および24の間の空間に導入す
る。膜冷却孔32は、各遮熱パネル18、20、22、
および24を貫通しており、冷却空気をパネルの低温側
部31からパネルの高温側部33に通過させ、これによ
り、各パネルの高温側部33の上面に冷却空気膜の生成
が促進される。図3において、前部外側遮熱パネル18
の冷却孔32を通過する冷却空気流の大部分が第1の流
れ方向Aを有するのに対し、前部内側遮熱パネル22の
冷却孔32を通過する冷却空気流の大部分は第2の流れ
方向Bを有しており、この流れ方向は第1の流れ方向A
とは異なることが示されている。
【0016】次に図4を参照して、各前部パネル18お
よび22の低温側部には、パネルの後縁部38の近傍に
円周方向に配置された主希釈孔34および副希釈孔36
がある。隆起したリム40が各主希釈孔34を囲繞ない
し取り囲んでおり、隆起したリム42が各副希釈孔36
を囲繞ないし取り囲んでいる。完全に組み立てられた燃
焼器において、対向ないし向かい合うパネルの主希釈孔
34および副希釈孔36は、半径方向で互いに対向ない
し向かい合っている。
【0017】各前部遮熱パネル18および22はさら
に、前部壁セグメント44、側部壁セグメント46、お
よび後部壁セグメント48により形成される周辺部境界
壁43を有している。これらのセグメントで形成される
周辺部境界壁43は、半径方向に延在ないし伸びてサポ
ートシェル12または14と接触する。各前部遮熱パネ
ル18および22は、好ましくは約40度の円弧をな
す。
【0018】図4から明らかなように、各遮熱パネル1
8および22は複数の内部レールないしリブ50を含ん
でおり、これは軸方向に前部周辺部壁セグメント44か
ら後部周辺部壁セグメント48に延在ないし伸びてい
る。通常は、各レール50と整列される2つの取付用ポ
スト52と、各側部周辺部壁セグメント46に隣接して
位置する2つの追加の取付用ポスト54が備えられる。
レール50は周辺部壁セグメント44、46、48と同
じ半径方向の高さを有している。レール50は周辺部壁
セグメント44、46、48と共に、複数の円周方向に
並ぶ独立の冷却チャンバ56を画定ないし規定してい
る。またレール50は前部遮熱パネル18および22に
構造的支持を提供する。
【0019】独立の冷却チャンバ56を形成すること
は、冷却チャンバ56がパネル18および22の全面に
わたって均一な冷却空気の分布を与える点において有利
である。即ち、軸方向の内部レール50、および周辺部
壁セグメント44、46、および48で形成される各パ
ネルセクションに別れていることで、最適な圧力降下が
保たれる。この圧力降下によって冷却空気がそれぞれの
遮熱パネル18および22の各セクションの膜冷却孔3
2に押し込まれ、このため、それぞれの遮熱パネル18
および22が、膜冷却孔32による熱伝達および均一な
膜流によって最適に冷却される。
【0020】仮に遮熱パネルがパネルの他の部分に較べ
て広い開放された部分のある領域を有する場合、この部
分は流れに対する抵抗が小さいので、突破口すなわち吹
き抜けが生じて冷媒が優先的にこの広い部分を通って流
れる。この場合はこの部分から遠い膜冷却孔は冷媒が不
足し、また空洞中で広い開放された部分に向かって流れ
る空気の交差流が、その軌跡において衝突噴流とぶつか
ってその冷却効果を低減させてしまう。この2つの現象
の組み合わせによってパネルの金属温度の上昇が起こ
る。この問題は本発明の前部遮熱パネル18および2
2、および独立の冷却チャンバ56の形成によって回避
される。もし遮熱パネル18および22の一つで大きな
吹き抜けが起こっても、金属温度の上昇は吹き抜けが生
じている当該の冷却チャンバ56に限定され、他の冷却
チャンバ56は設計温度で作動するので、遮熱パネル全
体は安全にその位置に留まる。上記の説明からわかるよ
うに、前部遮熱パネルに本発明のような独立ないし別々
の冷却チャンバ56が備わっていない場合、遮熱パネル
の広い部分のどこかで温度上昇が起こり、それが遮熱パ
ネル全体に拡大する。このような状況では、取付用ポス
トが失われたときにパネルまたはその一部が外れること
は避けられない。タービンモジュールが破裂または焼損
によって損傷した場合、エンジン発火の危険性が高い。
独立の冷却チャンバ56を有する前部遮熱パネル18お
よび22ではこの問題は避けられる。
【0021】次に図6を参照して、各々の前部遮熱パネ
ル18および22には特に重要な2つの領域がある。す
なわち希釈孔34の前側の領域82、および希釈孔34
の近傍の領域84である。前側の領域82の冷却孔32
は、図3に示したように、燃焼ガスの局所的旋回方向と
一致する方向を有している。前部外側遮熱パネル18の
近傍における一般的な旋回方向は、前部内側遮熱パネル
22の近傍における旋回方向と反対である。各燃料噴射
器(フューエルインジェクター)86および各燃料噴射
器ガイド(フューエルインジェクターガイド)88から
流出する気流が、旋回方向を決定する。従って、次の段
落において注記する場所以外は、外側前部遮熱パネル1
8の膜冷却孔32は全て円周方向に対して正の方向に傾
いた方向(つまり円周方向に対して正の傾きを有する方
向)を有し、内側前部遮熱パネル22の膜冷却孔32は
すべて円周方向に対して負の方向に傾いた方向(つまり
円周方向に対して負の傾きを有する方向、)を有する。
これは図3から明らかである。任意のパネル18または
22の膜冷却孔32は、後部遮熱パネル20および24
の場合と異なり、冷却チャンバ中心線のどちら側におい
ても正の方向と負の方向の混合を有していない。
【0022】遮熱パネル18および22について上述し
た冷却孔の方向の一つの例外は、軸方向に伸びるレール
50および取付用ポスト52の近傍で生じる。図6およ
び図7に示されるように、各レール50の両側の冷却孔
32の方向は対応するレール50の方に向かっている。
また、各取付用ポスト52の近傍の冷却孔32は冷却空
気が取付用ポスト52に向かって流れるような方向が付
けられている。冷却孔32は局所的に逆向きになってお
り、これにより膜冷却空気はレール50およびポスト5
2のフットプリント(これら部材が占める面積や形状)
に向かうように、またそれを越えるように方向付け(指
向)される。これはレールおよびポストのフットプリン
トの冷却を良くするためである。
【0023】図6および図7に示した通り、希釈孔34
の近傍では、膜冷却孔32の密度、および図2に示され
る衝突冷却孔30の密度が、領域82と比較して増加さ
れている。また、各希釈孔34の近傍では、冷却孔32
は、対応する希釈孔34の方に向けられている。これ
は、インジェクター86からのスプレー円錐およびそれ
が同伴する高温ガスがその直径を増して遮熱パネル18
および22に吹き付ける領域において、パネルからの熱
除去を増加させるためである。加えて、燃料噴射器から
の気流と希釈噴流との相互作用によって希釈孔のまわり
で高速、高乱流度の流れと渦が生じ、これが膜冷却の効
果を低減させる。この2つの要因がどちらもパネル上の
局所的な熱負荷を増加させる。従って、パネルを適切に
冷却するために、インピンジメント冷却孔および膜冷却
孔30および32からのより多くの冷却空気が必要にな
る。図7から明らかなように、希釈孔34の近傍では膜
冷却孔32はファンのような形に配置されている。この
ように遮熱パネル18または22のその他の部分の膜冷
却孔32の方向から偏向させることで、希釈孔34また
は36の隆起したリム40および42のフットプリント
上に膜冷却空気を直接に噴射することが可能になる。も
し遮熱パネルの前部領域の膜冷却孔の方向を一方向に揃
えるならば、希釈孔34または36の隆起したリムのフ
ットプリント40または42の半分は冷却膜が得られな
い。上述のようにパネルのこの領域は熱負荷が高いの
で、冷却されないパネルの部分があることは極めて望ま
しくない。
【0024】次に図5を参照して、各後部遮熱パネル2
0および24はその低温側部に、前部壁セグメント58
と側部壁セグメント60とで形成される周辺部境界壁を
有している。各々の遮熱パネル20および24はまた、
一方の側部壁セグメント60から反対側の側部壁セグメ
ント60に延在する後部レール62と、前部壁セグメン
ト58と後部レール62の間に延在する複数の内部レー
ル64を有している。2つの取付用ポスト66は通常、
各々の内部レール64と整列しており、2つの取付用ポ
スト68が各々の側部壁セグメント60に隣接して位置
している。前部遮熱パネルの場合と同様に、周辺部壁セ
グメント58および60、後部レール62、および内部
レール64は複数の円周方向に並ぶ独立の冷却チャンバ
70を画定ないし規定する。
【0025】図6および図9から明らかなように、各々
の後部遮熱パネル20、24は対応する隣接の前部遮熱
パネル18、22に関して、各々の内部レール64が円
周方向で主希釈孔34と整列するように配置される。よ
り基本的には、レール64は半径方向で対向するライナ
ーパネルの主希釈孔34、従って主希釈孔34から導入
される主希釈空気の噴流とは円周方向にずらされてい
る。
【0026】図6に示された、このような配列の利点
は、各レール64および各取付用ポスト66のフットプ
リントが本質的に冷却困難であることから生じる。これ
らのフットプリントの冷却が困難であることは2つの理
由による。第1にレール64およびポスト66は上記の
ように独立の冷却チャンバ70を規定するためにサポー
トシェル12、14と接触しているので、これらに対し
て冷却空気を効果的に衝突させることができない。第2
に、レール64とポスト66は円周方向にかなりの距離
を占めるので、これらにまったく近接して位置し、フッ
トプリントに向かって冷却膜を放出するように方向付け
ないし指向された膜冷却孔を用いても、フットプリント
上に効果的な冷却膜を形成することは困難である。もし
フットプリントが半径方向で対向する遮熱パネルの主希
釈孔34と整列するならば、このようなフットプリント
の効果的な冷却の困難性がますます増加する。これは、
主希釈噴流は円環を横切って侵入して半径方向で対向す
る遮熱パネルを掃気するからである。この掃気効果によ
って半径方向で対向する遮熱パネル上の冷却膜の冷却効
果が低下したり、あるいはさらに半径方向で対向する遮
熱パネル上の冷却膜がまったく吹き払われて、遮熱パネ
ルが希釈噴流の高温の化学量論的剪断層に対して露出さ
れてしまう可能性がある。これに対して副希釈孔36か
ら流出する副希釈噴流は円環を完全に横切っては侵入し
ない。よって、レールのフットプリントを、従って取付
用ポスト66を半径方向で対向する副希釈孔36に整列
させ、あるいは少なくともフットプリントを主希釈孔3
4と整列させないことは、有利である。
【0027】図6および図8に示したように、各後部遮
熱パネル20および24は、各冷却チャンバ70の近傍
に、軸方向に延在ないし伸びるジグザグ状(千鳥形)の
線つまりジグザグ線72を有しており、これは円周方向
で内部レール64および/または各冷却チャンバ70の
側部境界を形成する側部壁セグメント60の中間に位置
する。各ジグザグ線72の両側の膜冷却孔32は斜めの
方向を向いており、かくして膜冷却孔32から流出する
冷却膜はジグザグ線72の同じ側のレールまたは壁セグ
メントのフットプリントに向かうような円周方向の方向
成分を有する。すなわち各ジグザグ線72の側74の孔
32は正の方向を有し、ジグザグ線72の他の側76の
孔32は負の方向を有する。結果として生じる円周方向
の方向成分によって冷却膜がレールおよび取付用ポスト
のフットプリント上を流れ、レールおよびポストの冷却
を助ける。ジグザグ線72は膜冷却孔の方向変化が冷却
孔32の列ごとに円周方向に数度ずつ異なることによっ
て定義される。こうすることで、冷却膜の被覆を持たな
い部分の面積が最小限度に抑えられる。もし膜冷却孔3
2の各列中の円周方向同位置、例えば各冷却チャンバ7
0の中心線の位置における膜冷却孔方向の変化を一定に
するならば、パネル上に冷却膜の被覆を持たない明瞭な
軸方向の帯が生じるであろう。これがこの部分の金属温
度をフルライフ用燃焼器に要求されるレベル以上に上昇
させることが実証されている。遮熱パネル20、24に
おいて膜冷却孔32に正および負の方向を与えることの
もう1つの利点は、それが後部遮熱パネル20および2
4の直前で燃焼室16に入る主希釈噴流の下流側の膜を
保存するのに寄与することである。伴流渦または旋風に
似た渦が横から流れに入る噴流の下流に生じる。このよ
うな渦は壁から出ていく噴流が壁から離れた後に、交差
流との境界層に発生する。希釈空気噴流の周囲および後
部に注入された冷却膜は、これらの伴流渦の一部となっ
てパネル表面から剥ぎ取られる。冷却膜が剥ぎ取られた
部分は、冷却膜が提供するべき高温燃焼ガスに対する保
護が欠如するために、金属温度の上昇が起こる。後部遮
熱パネル20および24の希釈噴流以降の膜冷却孔32
の円周方向に対する方向によってこれらの伴流渦が強化
され、あるいは除去される。膜冷却孔が円周方向に対し
てエンジン中心線に関して傾いている場合は、希釈噴流
のすぐ下流でパネル温度が高くなり、さらにその下流で
金属温度の高い部分が斑状に生じる。この斑状が円周方
向に対する膜冷却孔の方向に従うという事実は、噴流の
両側の伴流渦が表面から冷却膜を剥ぎ取ると同時に膜冷
却孔の方向と同じ回転方向を有することを示している。
これに対して、本発明の膜冷却孔のように、膜冷却孔3
2が希釈噴流以降で円周方向に対して希釈の対称平面7
8に向かって傾いている場合は、金属温度の上昇は起こ
らず、希釈噴流の下流での膜冷却効果に対する影響もな
い。横方向の噴流以降で冷却膜を反対向きの斜め方向に
注入することは、伴流渦の形成を防止する。
【0028】各後部遮熱パネル20、24には、膜冷却
孔32が上述のように円周方向に対して傾いていない唯
一の局所的領域がある。上流側の周辺部壁セグメント5
8の近傍の孔32は90度の方向を向いており、従って
これらの孔からは冷却膜が円周方向に流出する。これに
は2つの理由がある。第1に膜冷却孔はパネルの低温側
部からではなく高温側部から衝撃穿孔される。このよう
な穿孔方向は、図10に示されるようにラッパ型の孔3
2’を与えるので好ましい。ラッパ型の孔32’はパネ
ル20、24の低温側部31に比較的小さな直径を有し
ており、パネル20、24の高温側部33に比較的大き
な直径を有している。このように高温側部33が比較的
大きな直径を有することは、これによって冷却膜が高温
側部の表面に吸着して拡散し、燃焼室16の内部に侵入
しないので望ましい。90度の方向はまた、孔32’を
形成する過程でのパネルへの構造的損傷を避けるのにも
役立つ。第2に90度の角度とすることで、連続する孔
列の間の軸方向の距離を比較的小さくし、かつ最初の列
を周辺部壁セグメント58に極めて近接して位置させる
ことができる。このことがまた、冷却膜がまだ形成され
ておらず、レール上の衝突冷却も不可能な、パネル20
および24のこの重要な領域において、熱伝導による熱
除去を増加させる。
【0029】パネル20および24の別の実施形態にお
いて、斜め方向の膜冷却孔32は円周方向でレール64
に近接する孔に限定されてもよい。この混合型の実施形
態においては、残りの膜冷却孔32、即ち冷却チャンバ
70の中心線に近い膜冷却孔の方向は0度、即ち平均燃
焼器空気流れ方向Mに平行とされるか、または90度、
すなわち平均燃焼器空気流れ方向Mに直角とされる。上
述の全面的な斜め方向を含めて、これらの実施形態のど
れを選択するかは、外部の燃焼器気流の局所的および平
均的な速度および乱流度、衝突冷却孔および膜冷却孔の
密度すなわち連続する孔の間の円周方向および軸方向間
隔、およびパネル形状に大きく依存している。後部遮熱
パネル20、24においては、孔密度は他の実施形態と
同じとして、0度方向が他の方向すなわち90度および
全面的な斜め方向と比較して最も低い金属温度をもたら
す場合がある。しかしながら後部遮熱パネル20、24
において全面的な斜め方向が0度および90度方向より
有利な場合もある。
【0030】次に図11および図12を参照して、前部
遮熱パネル18’および22’の別の実施形態が図示さ
れている。図11から明らかなように、パネル18’は
境界壁を有し、これは側部周辺部壁セグメント46’お
よび後部または後側周辺部壁セグメント48’を含んで
いる。周辺部壁セグメント48’は半径方向に延在し、
正しく置かれたときはサポートシェル12と接触する。
これはパネル18’の低温側部に衝突する冷却空気をパ
ネルの膜冷却孔32’の方へ流れさせ、且つそれを通っ
て流出させるのに役立つ。壁セグメント46’および4
8’がサポートシェル12と接触することは、空気が膜
冷却孔32’をバイパスしてパネル18’から流出する
ような漏洩通路をなくするのに役立つ。もし冷却空気が
孔32’をバイパスすれば、パネルの金属温度は疑いな
く上昇する。この上昇はパネル孔による熱除去の欠如
と、パネル孔32’から流出する空気によって形成され
てパネル18’の高温側部を覆う空気膜による保護の欠
如による。これに加えて、パネルの膜冷却孔32’を通
過した冷却空気はパネル表面の近傍に留まらず燃焼室1
6の中央部に向かって自由流出し易くなる。この空気は
リッチ燃焼ゾーンの燃料分に富む混合気中で燃焼し、従
ってパネル18’に吹き付ける局所的なガス温度を上昇
させると共に、汚染物質の生成を増加させる。
【0031】図11から明らかなように、パネル18’
はまた複数の内部レール50’を有しており、これはパ
ネル18’の低温側部を複数の冷却チャンバ56’に分
割している。複数の取付用ポスト52’は、通常、内部
レール50’と整列している。また複数の取付用ポスト
54’が側部周辺部壁セグメント46’の近傍に位置す
る。上述と同様に、パネル18’はそれぞれ隆起したリ
ム40’に囲まれた複数の主希釈孔34’と、それぞれ
隆起したリム42’に囲まれた複数の副希釈孔36’を
有している。
【0032】パネル18’は、前部周辺部壁セグメント
44の代わりにパネル縁部を越えて流れる空気流を調量
する手段を有する点において、パネル18と異なる。こ
の調量手段は、好ましくは、円形のピン90のアレイと
して形成される。図11から明らかなように、円形のピ
ン90は複数の列をなしており、1つの列のピン90は
隣接する列のピン90とはずれている。ピン90はパネ
ル18’を離れる冷却空気を調量する。この空気はパネ
ル18’の前縁部92の冷却に利用されると同時に、バ
ルクヘッドセグメント94の外側および内側の縁部およ
びリップの冷却に利用される。ピン90の間隔は所望の
冷却効果、および縁部92を越えて流れる冷却空気の所
望の流量が得られるような任意の間隔でよい。ピン90
の前列は前縁部92の近傍に位置するように示されてい
るが、ピン90の前列は必要に応じて前縁部92から引
っ込んで、あるいは離間つまり距離を置いていてもよ
い。ピン90の高さは、パネル18’が正しく置かれた
ときにピンの頭がサポートシェル12と接触するような
高さである。
【0033】サポートシェル12に取り付けられるパネ
ル18’のうち1枚は、イグナイタ(点火装置:図示せ
ず)を受け入れる1つまたは2つ以上の開口部96を有
してもよい。
【0034】次に図12を参照して、内側サポートシェ
ル14に装着される前部遮熱パネル22’の別の実施形
態が図示されている。上述と同様に、パネル22’は側
部壁レールセグメント46’および後部周辺部壁48’
からなる境界、それぞれ隆起したリム40’に囲まれた
複数の主希釈孔34’、それぞれ隆起したリム42’に
囲まれた複数の副希釈孔36’、内部レール50’、お
よび複数の独立の冷却チャンバ56’を有している。取
付用ポスト52’は、通常は、内部レール50’と整列
しており、取付用ポスト54’は側部壁セグメント4
6’に近接または隣接して位置している。後部壁48’
は冷却空気が膜冷却孔32’を通って流れ、かつパネル
22’の前縁部98に向かうように案内するのに役立
つ。
【0035】パネル22’もまた、前部周辺部壁44の
代わりにパネルの前縁部98を越えて流れる冷却空気流
を調量する手段を有する。この調量手段は好ましくは円
形のピン100の複数の列からなり、好ましくは2列の
ピンからなる。図12から分かるように、一つの列のピ
ン100は隣接する列のピン100とずれている。上述
と同様に、ピン100の間隔は前縁部98を越えてバル
クヘッドセグメント94へ流れる所望の冷却空気流量が
得られるような任意の間隔でよい。ピン100の前列は
前縁部98の近傍に位置するように示されているが、ピ
ン100の前列は必要に応じて前縁部98から引っ込ん
で、あるいは距離を置いていてもよい。ピン100の高
さはパネル22’が装着されたときにピン100がサポ
ートシェル14に接触するのに十分な高さである。
【0036】パネル18’とパネル22’のいずれにお
いても、パネルの前縁部からの熱除去を与える2つの機
構は低温側部におけるピンからの熱伝達、および冷却空
気が絞られてパネルの高温側部表面に方向付けされると
きに生じる膜層による高温ガスからの保護である。図1
1および図12には図示されないが、パネル18’およ
びパネル22’はいずれも図6に関連して図示および説
明したような冷却孔32の形状を備えている。
【0037】図1に示されるように、外側及び内側サポ
ートシェル12および14はエンジンタービン段階のス
テーターベーン102の第一列に結合されている。ステ
ーターベーン102は先頭波を発生し、これは燃焼器に
損傷を与えてその供用時間を縮める恐れがある。パネル
20’および24’は先頭波による損傷の問題を回避す
るのに役立つ。
【0038】次に図13および図14を参照して、各々
のパネル20’および24’は少なくとも部分的に前部
レール58’および側部レール60’で規定ないし画定
される境界を有している。レール58’および60’
は、パネル20’および24’が装着されたときに対応
するサポートシェル12または14と接触し、これによ
り冷却空気を膜冷却孔32を通して押し出し、またパネ
ル20’または24’のそれぞれの後縁部106に向か
って押しやる働きをする。パネル20’および24’は
また複数の内部レール64’を有し、これは低温側部に
複数の冷却チャンバ70’を形成する。複数の取付用ポ
スト66’が通常、各内部レール64’と整列してお
り、また複数の取付用ポスト68’が側部レール60’
に近接あるいは隣接して位置している。
【0039】各パネル20’および24’はもはや後部
レール62を有していない。その代わりに、各パネル2
0’および24’は、対応するパネル20’および2
4’の後縁部106を越えて流れる冷却空気流を調量す
る手段を有している。この調量手段は、対応するパネル
20’および24’の後縁部106の近傍の円形のピン
のアレイ104を含んでいる。各々のアレイ104の円
形のピンは、パネル20’および24’が装着されたと
きに、対応するサポートシェル12または14まで延在
する。
【0040】ピンアレイ104は複数の第1のアレイセ
クション108を含んでいる。図13および図14から
明らかなように、各セクション108はピン112の複
数の列を含み、隣接する列のピン112は互い違いにな
っている。また各セクション108は実質的に矩形のレ
ール114で囲まれている。各セクション108は、第
1列のタービンステーターベーン102の前縁部116
と整列している。
【0041】レール114とピン112の緩いアレイと
で作り出される別個の空所が、ベーンプラットフォーム
(図示せず)およびパネル後縁部106への冷却空気の
供給を確保する。各タービンベーン102上の空気流の
結果として前縁部116上に渦流構造が発生する。この
渦が各ベーン102の全翼長にわたってベーンの吸引側
および圧力側を包み込む。ベーンプラットフォームで
は、この渦が後部遮熱パネル20’および24’からの
低温側冷却空気および冷却膜と相互作用して強い2次気
流系を発生する。発生した高圧の渦が、低温側部からの
冷却空気の安定した流れを妨げ、燃焼室出口の翼長中間
領域からの高温ガスをもたらす。上述のような流れ挙動
の故に、ベーンの前縁部116に向かう冷却空気の流量
を増加して渦流構造を洗い流し、高温ガスの領域をなく
することが必要になる。この流量増加はパネル後縁部1
06上の流れをレール114で分離することによって局
所的に達成される。
【0042】円周方向でベーン102とずれている領域
では、調量手段は比較的密なピンアレイ118からな
り、これは冷却空気の低い流量を意味する。ピンアレイ
118はこの領域を設計金属温度以下に保ち、かつ膜冷
却孔32からの適量の冷却空気流を保証するために設け
られる。図13および図14からわかるように、各ピン
アレイ118はピン112よりも直径の大きなピン12
0の互い違いになった複数の列からなる。さらに、隣接
するピン120の間の間隔は隣接するピン112の間の
間隔より小さい。必要に応じて、ピン120よりも小さ
な直径を有するピン122の1列が、焼損が起こった場
合に犠牲になる部分、つまり犠牲ピンとして含まれても
よい。なぜなら焼損によってピン120の1列を失うの
は望ましくないからである。このような損失はこの領域
の流れ抵抗を大幅に低下させ、したがってパネルの膜冷
却孔32に、必要な冷却空気の供給不足を起こさせる。
ピン122は好ましくは隣接する列のピン120と互い
違いになっている。
【0043】また、ピンアレイ108および118はそ
れぞれその終わりの列124および126がそれぞれパ
ネル20’、24’の後縁部106の近傍にあるものと
して示されているが、終わりの列124および126は
後縁部106から距離を置いて、あるいは引っ込んでい
てもよい。
【0044】パネル18’および22’上のピンアレイ
はパネル冷却空気の一部を3回にわたってパネルからの
熱伝達に利用する事を可能にする。すなわち冷媒は90
度の角度でパネルに衝突し、ピンを通過するときにパネ
ルから熱伝達し、パネルの高温側部で膜を形成して熱が
パネル内部に達するのを防ぐ。パネル20’および2
4’の後端部のピンアレイも同様の働きをするが、それ
に加えてタービンステーターベーンのプラットフォーム
上に膜を形成してこれを保護する。さらにパネル20’
および24’の、ベーン先頭波による燃焼器の損傷を防
ぐための部分はベーンに向かって角度をつけられた緩い
冷却ピンアレイを有する。これによって空気は先頭波に
対抗してより高い全圧を維持できる。
【0045】次に図15を参照して、後部遮熱パネル2
0”、24”のもう1つの実施形態が示されている。こ
の実施形態では、パネル20”、24”は側部壁16
0”、前部壁158”、および複数の室170”を画定
する複数の内部レール164”を有している。パネル2
0”、24”は、複数の流れ調量セグメント174”を
有する後部壁172”を有している。流れ調量セグメン
ト174”は互い違いのピン176”のアレイで形成さ
れる。各パネル20”、24”はパネルの後縁部18
2”に近接して、あるいはそれから引っ込んで、互い違
いのピン180”のアレイを有する。ピン180”はま
たパネル後縁部182”を越えて流れる冷却空気流を調
量する手段としても機能する。ピン180”は互い違い
のピンの列として配置されてもよい。ピン176”およ
びピン180”の間の間隔が後縁部182”を越えて流
れる冷却空気の流量を決定する。パネル20”、24”
はまた、通常は各レール164”と整列する一対の取付
用ポスト166”と、側部壁160”の近傍に位置する
一対の取付用ポスト168”を有する。図15に示され
ていないが、各パネル20”、24”は第1の所望の方
向、例えば平均燃焼器空気流れ方向M、を有する第一の
セットの冷却孔と、ポスト168”および166”、レ
ール164”、および壁160”、158”および16
4”の近傍の追加のセットの冷却孔を有する。ポスト1
66”および168”の近傍の追加のセットの冷却孔は
ファン状に配置され、且つポスト166”および16
8”の方に向けられている。壁160”および15
8”、およびレール158”の近傍の冷却孔は好ましく
は壁160”および158”、およびレール158”の
方に向けられており、これらの部分に冷却空気を提供す
る。
【0046】図16はガスタービンエンジンの燃焼器に
用いられる後部遮熱パネル320の別の実施形態を示し
ており、これは外側後部遮熱パネルとしても、内側後部
遮熱パネルとしても用いられる。パネル320は前部レ
ール322、側部レール324、内部レール325、お
よび後部レール326を有し、これらが複数の室327
を形成している。領域328の冷却孔32は真後ろ向き
の孔であり、側部レール324がレール322および3
26とぶつかる場所の近傍の冷却孔はレールに向かって
角度がつけられている。また、内部レール325および
取付用ポスト330および332の近傍の冷却孔はそれ
ぞれ内部レール325および取付用ポスト330および
332に向かって角度がつけられている。パネル320
はまたパネル縁部336を越えて流れる冷却空気流を調
量するための複数列のピン334を有する。前述と同様
にピン334の列は互い違いになっている。ピン334
の直径と間隔が冷却空気の流量を決定する。必要に応じ
てレール338がピン334を囲んで設けられてもよ
い。
【0047】図17には、内側および外側後部遮熱パネ
ルとして使用される遮熱パネル320’のもう1つの実
施形態が示されている。パネル320’は領域328の
冷却孔32が平均燃焼器空気流れ方向Mに対して90度
の方向に向けられている以外はパネル320と同様であ
る。
【0048】以上の説明から、上述した目的、手段、お
よび利点を完全に満足する、ガスタービンエンジン燃焼
器用遮熱パネルが提供されることは明らかである。な
お、以上の説明においては本発明を特定の実施形態に基
づいて説明したが、上記説明から当業者には他の代替、
変更、および変形が明らである。従って、添付の特許請
求の範囲はこれらの代替、変更、および変形を包含する
ように意図されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガスタービンエンジン用燃焼器の断面図であ
る。
【図2】図1の燃焼器におけるシェルおよび遮熱パネル
ライナーの部分図である。
【図3】図1の2A−2A線で切断した燃焼器の断面図
である。
【図4】図1の燃焼器に用いられる各前部遮熱パネルの
低温側部の上面図である。
【図5】後部遮熱パネルの低温側部を示した説明図であ
る。
【図6】(a)、(b)はそれぞれ、燃焼器における隣
接する前部遮熱パネル、後部遮熱パネルの配置を示した
説明図である。
【図7】前部遮熱パネルの一部の拡大図である。
【図8】後部遮熱パネルの一部の拡大図である。
【図9】前部遮熱パネルと後部遮熱パネルの配列の概略
を示した説明図である。
【図10】本発明の遮熱パネルに用いられる膜冷却孔を
示した断面図である。
【図11】外側前部遮熱パネルの別の実施例を示した説
明図である。
【図12】内側前部遮熱パネルの別の実施例を示した説
明図である。
【図13】外側後部遮熱パネルの別の実施例を示した説
明図である。
【図14】内側後部遮熱パネルの別の実施例を示した説
明図である。
【図15】前部遮熱パネルのさらに別の実施例を示した
説明図である。
【図16】後部遮熱パネルの他の別の実施例を示した説
明図である。
【図17】後部遮熱パネルの他の別の実施例を示した説
明図である。
【符号の説明】
12 サポートシェル 14 サポートシェル 18 前部遮熱パネル 20 後部遮熱パネル 22 前部遮熱パネル 24 後部遮熱パネル 34 主希釈孔 36 副希釈孔 38 後縁部 43 周辺部境界壁 44 前部壁セグメント 46 側部壁セグメント 48 後部壁セグメント 50 内部レール 52 取付用ポスト 54 取付用ポスト 56 冷却チャンバ 58 前部壁セグメント 60 側部壁セグメント 62 後部レール 64 内部レール 66 取付用ポスト 68 取付用ポスト 70 冷却チャンバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 モニカ パチェコ−トゥガス アメリカ合衆国,コネチカット 06040, マンチェスター,スプリング ストリート 250 (72)発明者 ジョセフ ディー コグラン サード アメリカ合衆国,コネチカット 06073, サウス グラストンベリー、ストッケイド ロード 138 (72)発明者 ジェイムズ ビー.ホーク アメリカ合衆国,コネチカット 06084, トランド,シャンダ レーン 63 (72)発明者 アラン ジェイ.ゴースキウス アメリカ合衆国,コネチカット 06447, マールバーラ、ジョーンズ ホロー ロー ド 93

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスタービンエンジン用の燃焼器に用い
    られる遮熱パネルであって、 高温側部と低温側部を有してなり、 前記低温側部が複数の冷却チャンバを有し、および各前
    記冷却チャンバが前記低温側部から高温側部に冷媒を流
    出させるための複数の膜冷却孔を有している、ことを特
    徴とする遮熱パネル。
  2. 【請求項2】 前記低温側部が前部境界壁と後部境界壁
    を有し、 前記前部境界壁と前記後部境界壁との間に延在する複数
    の内部レールをさらに有してなり、および前記冷却チャ
    ンバの少なくとも1つが、前記前部境界壁、前記後部境
    界壁および前記内部レールにより形成される、ことを特
    徴とする請求項1記載の遮熱パネル。
  3. 【請求項3】 前記前部境界壁と前記後部境界壁との間
    に延在する複数の側部壁をさらに有してなり、 前記複数の冷却チャンバが前記前部境界壁、前記後部境
    界壁、前記側部壁の1つ、および前記内部壁の1つで形
    成され、一対の取付用ポストが前記内部レールのそれぞ
    れに整列しており、および一対の取付用ポストが前記側
    部壁のそれぞれに隣接している、ことを特徴とする請求
    項2記載の遮熱パネル。
  4. 【請求項4】 前記パネルの後縁部に隣接して位置する
    複数の主希釈孔および複数の副希釈孔をさらに有してな
    り、前記主希釈孔および前記副希釈孔のそれぞれが隆起
    したリムで囲まれている、ことを特徴とする請求項1記
    載の遮熱パネル。
  5. 【請求項5】 前記後部境界壁が前記パネルの後縁部か
    ら離間されている、ことを特徴とする請求項2記載の遮
    熱パネル。
  6. 【請求項6】 前記前部境界壁が前記パネルの前縁部を
    越えて流れる空気流を調量するための手段を有し、前記
    調量手段が複数列の離間されたピンからなり、隣接する
    前記列の前記ピンが互いにずれており、前記ピンの最前
    列が前記パネルの前縁部から離間されている、ことを特
    徴とする請求項2記載の遮熱パネル。
  7. 【請求項7】 前記パネル内に少なくとも1つのイグナ
    イタ用孔をさらに有してなる、ことを特徴とする請求項
    1記載の遮熱パネル。
  8. 【請求項8】 前記後部境界壁が前記パネルの縁部を越
    えて流れる空気流を調量するための手段によって形成さ
    れ、また前記調量手段が複数の第1のピンアレイおよび
    複数の第2のピンアレイを有し、前記第1のピンアレイ
    がそれぞれタービンベーンと整列されている、ことを特
    徴とする請求項2記載の遮熱パネル。
  9. 【請求項9】 前記第1のピンアレイがそれぞれ、第1
    の直径を有するピンの複数の列と前記第1の直径を有す
    るピンの列を囲む実質的に矩形のレールとを有し、第1
    の前記列の前記ピンは隣接する列の前記ピンとずれてお
    り、前記第2のピンアレイはそれぞれ前記タービンベー
    ンからずれていると共に第2の直径を有するピンの複数
    の列からなる、ことを特徴とする請求項8記載の遮熱パ
    ネル。
  10. 【請求項10】 各前記第2のピンアレイの1つの前記
    列の前記ピンは隣接する列の前記ピンに関してずれてお
    り、前記第2の直径が前記第1の直径より大きく、およ
    び、各前記第1のピンアレイの前記ピンが、各前記第2
    のピンアレイの前記ピンの間隔より大きい距離だけ離間
    している、ことを特徴とする請求項9記載の遮熱パネ
    ル。
  11. 【請求項11】 各前記第2のピンアレイが、一列の犠
    牲ピンをさらに有してなり、前記犠牲ピンの列が前記パ
    ネルの後縁部に隣接するか、あるいは前記パネルの後縁
    部から引っ込んで位置している、ことを特徴とする請求
    項9記載の遮熱パネル。
  12. 【請求項12】 前記ピン列の最後列が、前記パネルの
    後縁部の近傍に位置するか、あるいは前記パネルの後縁
    部から離間している、ことを特徴とする請求項9記載の
    遮熱パネル。
  13. 【請求項13】 前記主希釈孔の前方の前記パネルの領
    域における前記冷却孔が、燃焼ガスの局所的な旋回流の
    方向と一致する方向を有している、ことを特徴とする請
    求項4記載の遮熱パネル。
  14. 【請求項14】 前記パネルが外側前部の遮熱パネルで
    あり、前記冷却孔の少なくとも一部が円周方向に対して
    正の傾きを有する方向を有している、ことを特徴とする
    請求項4記載の遮熱パネル。
  15. 【請求項15】 前記パネルが内側前部の遮熱パネルで
    あり、前記冷却孔の少なくとも一部が円周方向に対して
    負の傾きを有する方向を有している、ことを特徴とする
    請求項4記載の遮熱パネル。
  16. 【請求項16】 前記パネルが軸方向に延在するレール
    と取付用ポストとを有し、および前記冷却孔が各前記レ
    ールおよび各前記取付用ポストの1つの側において局所
    的に逆向きの方向を有し、これにより冷媒が前記レール
    および前記取付用ポスト上に流れる、ことを特徴とする
    請求項4記載の遮熱パネル。
  17. 【請求項17】 前記冷却孔の密度が前記主希釈孔の近
    傍で増加し、および前記冷却孔が前記主希釈孔の近傍で
    ファン状の形状に配置されている、ことを特徴とする請
    求項4記載の遮熱パネル。
  18. 【請求項18】 前記冷却チャンバがそれぞれ、円周方
    向で前記冷却チャンバの側部を形成する壁部分の間の中
    程に位置する、軸方向に伸びるジグザグ線を有し、 前記ジグザグ線の第1の側の前記冷却孔は斜めの方向を
    有し、これにより前記冷却孔から流出する冷媒が第1の
    前記側部壁部分に向かう第1の円周方向の方向成分を有
    し、 前記ジグザグ線の第2の側の前記冷却孔は斜めの方向を
    有し、これにより前記冷却孔から流出する冷媒が第2の
    前記側部壁部分に向かう第2の円周方向の方向成分を有
    する、ことを特徴とする請求項1記載の遮熱パネル。
  19. 【請求項19】 前記ジグザグ線の前記第1の側の前記
    冷却孔が正の方向を有し、前記ジグザグ線の第2の側の
    前記冷却孔が負の方向を有する、ことを特徴とする請求
    項18記載の遮熱パネル。
  20. 【請求項20】 前記冷却孔の少なくとも一部がラッパ
    状の孔であることを特徴とする、請求項1記載の遮熱パ
    ネル。
  21. 【請求項21】 ガスタービンエンジン用の燃焼器であ
    って、 外側サポートシェルおよび内側サポートシェルを有して
    なり、 前記内側と外側サポートシェルが燃焼室を形成し、 前記内側および外側サポートシェルに取り付けられた前
    部遮熱パネルのアレイを有してなり、 前記内側および外側サポートシェルに取り付けられた後
    部遮熱パネルのアレイを有してなり、 前記各前部遮熱パネルが、前記燃焼室に空気を通過させ
    る複数の希釈孔を有しており、 前記各後部遮熱パネルが複数のレールを有してなり、お
    よび前記各後部遮熱パネルの前記レールが、前記希釈孔
    のうちの半径方向において対向する希釈孔に対して円周
    方向にずれており、これにより冷却効率の損失が軽減さ
    れる、ことを特徴とする燃焼器。
  22. 【請求項22】 前記希釈孔が主希釈孔であり、各前記
    レールがそれと整列する一対の取付用ポストを有してお
    り、および各前記後部遮熱パネルが前記前部遮熱パネル
    のうちの隣接する遮熱パネルに対してずれており、これ
    により各前記レールが前記希釈孔の一つと整列する、こ
    とを特徴とする請求項21記載の燃焼器。
  23. 【請求項23】 前記各前部遮熱パネルが、隣接する前
    記内側および外側サポートシェルの一つと接触する後部
    壁および側部壁セグメントを有しており、各前記前部遮
    熱パネルは複数の内部レールを有し、前記内部レールが
    前記後部壁および前記側部壁セグメントと共に複数の独
    立した冷却チャンバを形成し、および各前記冷却チャン
    バが複数の膜冷却孔を有し、また前記後部壁が冷却空気
    を前記冷却孔上および前記前部遮熱パネルの前縁部上に
    方向付けする、ことを特徴とする請求項21記載の燃焼
    器。
  24. 【請求項24】 各前記前部遮熱パネルが前記前縁部を
    越えて流れる冷媒空気流を調量するための手段を有し、
    前記調量手段が各前記冷却チャンバの前端部の近傍に設
    けられた円形のピンの複数の列からなり、各前記列の前
    記ピンが前記冷却空気を前記前縁部を越えて流れさせる
    ように離間されており、および隣接する前記列のピンが
    互いにずれている、ことを特徴とする請求項23記載の
    燃焼器。
  25. 【請求項25】 バルクヘッドセグメントをさらに有し
    てなり、および前記前縁部を越えて流れる前記冷却空気
    がバルクヘッドセグメントも冷却する、ことを特徴とす
    る請求項23記載の燃焼器。
  26. 【請求項26】 各前記後部遮熱パネルが隣接する前記
    内側および外側サポートシェルの一つと接触する前部周
    辺部壁および側部壁をさらに有してなり、 前記前部周辺部壁および前記側部壁が前記レールと共に
    複数の冷却チャンバを形成し、 各前記冷却チャンバが複数の膜冷却孔を有しており、 前記後部壁が、冷却空気を、前記冷却孔上におよびこれ
    を通って流れさせ、また前記後部遮熱パネルの後縁部を
    越えて流れさせる、ことを特徴とする請求項21記載の
    燃焼器。
  27. 【請求項27】 前記各冷却チャンバの後部部分に隣接
    して複数の第一のピンアレイを有し、 各々の前記第一のピンアレイはタービンベーンと整列し
    ており、かくして前記各第一のピンアレイから流出する
    冷却空気は前記タービンベーンの表面上を流れて前記燃
    焼器への先頭波損傷を防止し、かつ燃焼器はさらに前記
    各第一のピンアレイの周囲に実質的に矩形のレールを有
    する、ことを特徴とする請求項26記載の燃焼器。
  28. 【請求項28】 各前記第1のピンアレイが第1のピン
    の複数の列を有し、および各列の前記第1のピンが隣接
    する各列の前記第1のピンとずれている、ことを特徴と
    する請求項27記載の燃焼器。
  29. 【請求項29】 各前記冷却チャンバの前記後部部分に
    隣接した複数の第2のピンアレイをさらに有してなり、
    各第2のピンアレイが前記タービンベーンからずれてお
    り、および前記各第2のピンアレイが複数列の第2のピ
    ンおよび一列の犠牲ピンを有している、ことを特徴とす
    る請求項27記載の燃焼器。
  30. 【請求項30】 各前記列の前記第2のピンが隣接する
    各列の前記第2のピンに対してずれており、各前記第1
    のピンアレイが複数の第1のピンの列を有しており、ま
    た前記第1のピンが前記第2のピンより小さな直径を有
    しており、および隣接する前記第2のピンの間の間隔が
    隣接する前記第1のピンの間の間隔よりも狭まってい
    る、ことを特徴とする請求項29記載の燃焼器。
  31. 【請求項31】 各前記前部遮熱パネルおよび前記後部
    遮熱パネルが複数の冷却チャンバを有しており、各前記
    内側および外側サポートシェルが前記冷却チャンバに冷
    却空気を供給するための複数のインピンジメント孔を有
    し、各前記冷却チャンバが対応する前記前部および後部
    遮熱パネルの一つの高温側部表面上に冷却空気の膜を形
    成するための複数の膜冷却孔を有する、ことを特徴とす
    る請求項21記載の燃焼器。
  32. 【請求項32】 ガスタービンエンジン用の燃焼器に用
    いられる遮熱パネルであって、 高温側部および低温側部を有してなり、 前記高温側部および前記低温側部から延在する複数の冷
    却孔を有してなり、 前記パネルの前記低温側部に設けられた複数の内部レー
    ルを有してなり、 円周方向で前記レールに近接する前記冷却孔の第1のセ
    ットが斜め方向の冷却孔を有してなり、および 残りの前記冷却孔が平均燃焼器空気流れ方向に対して0
    度または90度の方向を向いている、ことを特徴とする
    遮熱パネル。
  33. 【請求項33】 ガスタービンエンジン用の燃焼器に用
    いられる遮熱パネルであって、 高温側部および低温側部を有してなり、 前記低温側部から前記高温側部に延在する複数の膜冷却
    孔を有してなり、 前記低温側部から延在し前記燃焼器のサポートシェルと
    組み合わされる端部壁および一対の側部壁を有してな
    り、前記端部壁および前記一対の側部壁が冷媒空気を前
    記複数の膜冷却孔を通して前記高温側部上に冷媒空気の
    膜を作るように方向付けし、および前記パネルの縁部の
    近傍に設けられて、前記パネルの前記縁部を越えて流れ
    る前記冷媒空気を調量するため、および前記冷媒空気を
    前記パネル縁部を越えて排出するための手段を有してな
    る、ことを特徴とする遮熱パネル。
  34. 【請求項34】 前記流れ調量手段が少なくとも一列の
    離間したピンを有してなり、前記少なくとも一列の前記
    ピンの間の前記間隔が前記縁部を越える前記冷却空気の
    流量を決定し、および前記流れ調量手段が離間したピン
    の複数の列からなり且つ隣接する列の前記ピンがずれて
    いる、ことを特徴とする請求項33記載の遮熱パネル。
  35. 【請求項35】 前記流れ調量手段が複数の第1のピン
    アレイと複数の第2のピンアレイとを有してなり、前記
    第2のピンアレイの前記ピンが前記第1のピンアレイの
    前記ピンとは異なる大きさと間隔を有し、および前記第
    1のピンアレイが実質的に矩形のレールで囲まれてい
    る、ことを特徴とする請求項33記載の遮熱パネル。
  36. 【請求項36】 ガスタービンエンジン用の燃焼器に用
    いられる遮熱パネルであって、 前記遮熱パネルの低温側部に設けられた少なくとも1つ
    のチャンバを有してなり、 前記遮熱パネルを貫通する第1のセットの冷却孔を有し
    てなり、 前記遮熱パネルを貫通する第2のセットの冷却孔とを有
    してなり、前記第2のセットの冷却孔が前記第1のセッ
    トの冷却孔とは異なる角度的な方向を有する、ことを特
    徴とする遮熱パネル。
  37. 【請求項37】 少なくとも1つの取付用ポストをさら
    に有してなり、前記少なくとも1つのチャンバがレール
    で仕切られており、前記第1のセットの冷却孔が冷却空
    気を前記レールに吹き付けるように方向付けされてお
    り、前記第1のセットの冷却孔が冷却空気を前記少なく
    とも1つの取付用ポストに吹き付けるように方向付けさ
    れており、ことを特徴とする請求項36記載の遮熱パネ
    ル。
  38. 【請求項38】 少なくとも1つの希釈孔をさらに有し
    てなり、前記第1のセットの冷却孔が冷却空気を前記希
    釈孔に吹き付けるように方向付けされており、前記パネ
    ルが端部壁を有しており、前記第1のセットの冷却孔が
    前記端部壁に隣接して位置すると共に平均燃焼器空気流
    れ方向に関して90度の方向に方向付けされている、こ
    とを特徴とする請求項36記載の遮熱パネル。
  39. 【請求項39】 前記パネルの前記低温側部に設けられ
    た複数のチャンバをさらに有してなり、各前記室が前記
    遮熱パネルを貫通する第1のセットの冷却孔と前記遮熱
    パネルを貫通する第2のセットの冷却孔とを有してお
    り、および前記第1のセットの冷却孔が前記第2のセッ
    トの冷却孔とは異なる方向を有している、ことを特徴と
    する請求項36記載の遮熱パネル。
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