JP2010249275A - 船外機の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トルクコンバータを備えると共に、航行中に船体に作用する水流抵抗が波の影響などによって増加する場合であっても、船速が低下するのを防止し、最高速度の維持を図るようにした船外機の制御装置を提供する。
【解決手段】ロックアップクラッチを有するトルクコンバータを備える船外機の制御装置において、トルクコンバータの入力回転数NINと出力回転数NOUTを検出し、検出された入力回転数NINと出力回転数NOUTからトルクコンバータ44の速度比eを算出し(S28,S30)、算出された速度比eが規定値eref以上のとき、トルクコンバータのロックアップクラッチをオンすると共に(S32,S38)、ロックアップクラッチをオンした後、内燃機関の吸気管の吸気管内圧力Pbが第1の所定値PBref1以上減少するとき、ロックアップクラッチをオフする(S44〜S48)。
【選択図】図6

Description

この発明は船外機の制御装置に関し、より詳しくはトルクコンバータを備えた船外機の制御装置に関する。
近年、船外機において、トルクコンバータを内燃機関とドライブシャフトの間に介挿し、内燃機関の出力トルクを増幅させてドライブシャフトに伝達させることで、加速性能などを向上させるようにした技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。尚、特許文献1記載の技術において、トルクコンバータはロックアップクラッチを有する。
特開2007−315498号公報
特許文献1記載の技術のようなトルクコンバータを備える船外機にあっては、加速が終了すると、ロックアップクラッチをオン(係合)させてトルクコンバータの滑りに起因する伝達ロスを防止し、船速を最高速度に到達させるようにしている。
ところで、上記した船外機を備えた船体で航行する際、ロックアップクラッチをオンさせた状態で比較的大きな波を乗り越えることがあるが、そのような場合、波の影響によって船体に作用する水流抵抗が増加するため、内燃機関の出力トルクが不足して船速が低下し、よって最高速度を維持できないという不都合が生じていた。
従って、この発明の目的は上記した課題を解決し、トルクコンバータを備えると共に、航行中に船体に作用する水流抵抗が波の影響などによって増加する場合であっても、船速が低下するのを防止し、最高速度の維持を図るようにした船外機の制御装置を提供することにある。
上記した課題を解決するために、請求項1にあっては、内燃機関とプロペラを接続するドライブシャフトと、前記内燃機関と前記ドライブシャフトの間に介挿されると共に、ロックアップクラッチを有するトルクコンバータとを備える船外機の制御装置において、前記トルクコンバータの入力回転数と出力回転数を検出し、前記検出された入力回転数と出力回転数から前記トルクコンバータの速度比を算出する速度比算出手段と、前記内燃機関の吸気管の吸気管内圧力を検出する吸気管内圧力検出手段と、前記算出された速度比が規定値以上のとき、前記トルクコンバータのロックアップクラッチをオンすると共に、前記ロックアップクラッチをオンした後、前記検出された吸気管内圧力が第1の所定値以上減少するとき、前記ロックアップクラッチをオフするクラッチ制御手段とを備える如く構成した。
請求項2に係る船外機の制御装置にあっては、前記クラッチ制御手段は、前記ロックアップクラッチをオフした後、前記検出された吸気管内圧力が第2の所定値以上増加するとき、前記ロックアップクラッチを再度オンする如く構成した。
請求項1に係る船外機の制御装置にあっては、トルクコンバータの入力回転数と出力回転数からトルクコンバータの速度比を算出し、算出された速度比が規定値以上のとき、ロックアップクラッチをオン(係合)すると共に、オンした後、内燃機関の吸気管の吸気管内圧力が第1の所定値以上減少するとき、ロックアップクラッチをオフ(解放)するように構成、即ち、吸気管内圧力が第1の所定値以上減少する場合、船体が比較的大きな波を乗り越える状態にあり、その波の影響によって船体に作用する水流抵抗が増加して内燃機関の出力トルクが不足していると判断し、ロックアップクラッチをオフする(換言すれば、内燃機関の出力トルクをトルクコンバータで増幅させる)ように構成したので、船体の水流抵抗が波の影響によって増加する場合であっても、内燃機関の出力トルクの不足分はトルクコンバータでの出力トルクの増幅によって補われるため、船速の低下を防止でき、よって最高速度を維持することが可能となる。
また、トルクコンバータの速度比が規定値以上のとき、ロックアップクラッチをオンするように構成したので、加速が終了した時点を正確に検出(検知)でき、その状態のときにロックアップクラッチをオンすることで速度性を向上させることができる。さらに、ロックアップクラッチをオンさせてトルクコンバータの滑りを防止することで、燃費の悪化も防止することができる。
請求項2に係る船外機の制御装置にあっては、ロックアップクラッチをオフした後、内燃機関の吸気管内圧力が第2の所定値以上増加するとき、ロックアップクラッチを再度オンするように構成、即ち、オフ後に吸気管内圧力が第2の所定値以上増加する場合、船体が既に波を乗り越え、増加していた船体の水流抵抗が減少して内燃機関の出力トルクが不足している状態は終了したと判断し、ロックアップクラッチを再度オンするように構成したので、上記した効果に加え、波乗り越え後においてトルクコンバータの滑りに起因する伝達ロスを防止でき、よって最高速度をより確実に維持することができる。
この発明の実施例に係る船外機の制御装置を船体も含めて全体的に示す概略図である。 図1に示す船外機の部分断面拡大側面図である。 図1に示す船外機の拡大側面図である。 図2に示すトルクコンバータ付近を拡大して示す拡大断面図である。 図2に示すトルクコンバータや油圧ポンプなどを模式的に示す油圧回路図である。 図1に示す電子制御ユニットの制御を示すフロー・チャートである。
以下、添付図面に即してこの発明に係る船外機の制御装置を実施するための形態について説明する。
図1は、この発明の実施例に係る船外機の制御装置を船体も含めて全体的に示す概略図である。また、図2は図1に示す船外機の部分断面拡大側面図であり、図3は船外機の拡大側面図である。
図1から図3において、符号10は船外機を示す。船外機10は、図示の如く、船体(艇体)12の後尾に取り付けられる(固定される)。
船外機10は、図2に示すように、スイベルケース14、チルティングシャフト16およびスターンブラケット18を介して船体12に取り付けられる。また、船外機10はマウントフレーム20とシャフト部22を備え、シャフト部22がスイベルケース14の内部に鉛直軸回りに回転自在に収容されることで、船外機10は船体12に対して鉛直軸回りに回転自在とされる。マウントフレーム20は、その上端と下端が船外機10の本体を構成するフレーム(図示せず)に固定される。
スイベルケース14の付近には、シャフト部22を駆動する操舵用電動モータ24と、船外機10のチルト角およびトリム角の調節を行うパワーチルトトリムユニット26が配置される。操舵用電動モータ24の回転出力は減速ギヤ機構28、マウントフレーム20を介してシャフト部22に伝達され、よって船外機10はシャフト部22を操舵軸として左右に(鉛直軸回りに)操舵される。
パワーチルトトリムユニット26はチルト角調整用の油圧シリンダ26aとトリム角調整用の油圧シリンダ26bを一体的に備え、油圧シリンダ26a,26bを伸縮させることで、スイベルケース14がチルティングシャフト16を回転軸として回転させられ、船外機10はチルトアップ/ダウンあるいはトリムアップ/ダウンさせられる。
船外機10の上部には、内燃機関(以下「エンジン」という)30が搭載される。エンジン30は火花点火式の水冷ガソリンエンジンで、排気量2200ccを備える。エンジン30は水面上に位置し、エンジンカバー32によって覆われる。
エンジン30の吸気管34には、スロットルボディ36が接続される。スロットルボディ36はその内部にスロットル弁38を備えると共に、スロットル弁38を開閉駆動するスロットル用電動モータ40が一体的に取り付けられる。
スロットル用電動モータ40の出力軸は減速ギヤ機構(図示せず)を介してスロットル弁38に接続され、スロットル用電動モータ40を動作させることでスロットル弁38が開閉され、エンジン30の吸気量が調量されてエンジン回転数が調節される。
船外機10は、鉛直軸と平行に配置されて回転自在に支持されるドライブシャフト(バーチカルシャフト)42と、エンジン30とドライブシャフト42の間に介挿されるトルクコンバータ44と、ドライブシャフト42に取り付けられると共に、エンジン30の潤滑部およびトルクコンバータ44などに作動油(オイル)を圧送する油圧ポンプ46と、その作動油を貯留するリザーバ50とを備える。
ドライブシャフト42の上端にはエンジン30のクランクシャフト52がトルクコンバータ44を介して接続される一方、下端にはシフト機構54を介して水平軸回りに回転自在に支持されたプロペラシャフト56が接続される。プロペラシャフト56の一端にはプロペラ60が取り付けられる。このように、ドライブシャフト42はエンジン30とプロペラ60を接続する。
図4は、図2に示すトルクコンバータ44付近を拡大して示す拡大断面図である。
図4に示す如く、トルクコンバータ44は、クランクシャフト52にドライブプレート62を介して接続されるポンプ・インペラ44aと、ポンプ・インペラ44aに対向配置されて作動油が給排されると共に、ドライブシャフト42に接続されるタービン・ランナ44bと、ポンプ・インペラ44aとタービン・ランナ44bの間に配置されるステータ44cと、ロックアップクラッチ44dなどからなる。
図5は、トルクコンバータ44や油圧ポンプ46などを模式的に示す油圧回路図である。
図5を参照しつつトルクコンバータ44や油圧ポンプ46などについて説明すると、油圧ポンプ46はエンジン30によって駆動され、リザーバ50の作動油を汲み上げて第1の油路64aに圧送する。第1の油路64aに圧送された作動油は、エンジン30の潤滑部などに供給された後、第2の油路64bを介してリザーバ50へ還流される。
第1の油路64aには第1の油路64aと油圧ポンプ46の吸入口とを接続する第3の油路64cが設けられ、その途中にはエンジン30に供給される作動油の圧力が規定圧力以上のとき開弁する一方、規定圧力未満のときに閉弁するリリーフ弁66が介挿される。
第1の油路64aにおいて油圧ポンプ46の吐出口と第3の油路64cの分岐点との間には、トルクコンバータ44に供給される作動油を流通させる第4の油路64dが接続される。また、第3の油路64cにおいてリリーフ弁66の下流側には、トルクコンバータ44から油圧ポンプ46へ戻る作動油を流通させる第5の油路64eが接続される。第4、第5の油路64d,64eには、ロックアップクラッチ44dの動作を制御するロックアップ制御弁70が設けられる。
ロックアップ制御弁70は電磁弁からなり、その出力は一方ではトルクコンバータ44のロックアップクラッチ44dのピストン室44d1に接続されると共に、他方ではその背面側の室44d2に接続される。従って、ロックアップ制御弁70が励磁・消磁されるときに油路を切替え、それによってロックアップクラッチ44dのオン(係合)・オフ(解放)が制御される。
具体的には、ロックアップクラッチ44dにあっては、ロックアップ制御弁70が励磁されて作動油がピストン室44d1に供給される一方、背面側の室44d2から排出されると、オン(係合)される。また、ロックアップ制御弁70が消磁されると(図5に示す状態。初期状態)、作動油は背面側の室44d2に供給されると共に、ピストン室44d1から排出され、ロックアップクラッチ44dがオフ(解放)される。尚、上記したトルクコンバータ44の詳細は、特許文献1に開示されているので、これ以上の説明を省略する。
図2の説明に戻ると、シフト機構54は、ドライブシャフト42に接続されて回転させられる前進ベベルギヤ54aと後進ベベルギヤ54b、プロペラシャフト56を前進ベベルギヤ54aと後進ベベルギヤ54bのいずれかに係合自在とするクラッチ54cなどからなる。
エンジンカバー32の内部にはシフト機構54を駆動するシフト用電動モータ72が配置され、その出力軸は、減速ギヤ機構(図示せず)を介してシフト機構54のシフトロッド54dの上端に接続自在とされる。シフト用電動モータ72を駆動することにより、シフトロッド54dとシフトスライダ54eが適宜に変位させられ、それによってクラッチ54cを動作させてシフトポジションがフォワード、リバースおよびニュートラルの間で切り替えられる。
シフトポジションがフォワードあるいはリバースのとき、ドライブシャフト42の回転はシフト機構54を介してプロペラシャフト56に伝達され、よってプロペラ60は船体12を前進あるいは後進させる方向のいずれかに回転させられる。尚、船外機10はエンジン30に取り付けられたバッテリなどの電源(図示せず)を備え、それから各電動モータ24,40,72などに動作電源が供給される。
図3に示す如く、スロットル弁38の付近にはスロットル開度センサ74が配置され、スロットル弁38の開度TH(以下「スロットル開度」という)を示す出力を生じる。また、吸気管34においてスロットル弁38の下流側には、絶対圧センサ(吸気管内圧力検出手段)76が配置され、吸気管内圧力(絶対圧)Pbに比例する出力を生じる。
シフトロッド54dの付近には、シフト位置センサ80が配置されてシフトポジション(ニュートラル、フォワードおよびリバース)に応じた信号を示す出力すると共に、ニュートラルスイッチ82も配置されてシフトポジションがニュートラルであるときにオン信号を、フォワードあるいはリバースであるときにオフ信号を出力する。
エンジン30のクランクシャフト52の付近にはクランク角センサ84が取り付けられ、所定のクランク角度ごとにパルス信号を出力する。また、ドライブシャフト42の付近にはドライブシャフト回転数センサ86が取り付けられ、ドライブシャフト42の回転数に応じた信号を出力する。
上記した各センサやスイッチの出力は、船外機10に搭載された電子制御ユニット(Electronic Control Unit。以下「ECU」という)90に入力される。ECU90はCPUやROM、RAMなどを備えたマイクロ・コンピュータからなり、船外機10のエンジンカバー32の内部に配置(搭載)される。
図1に示す如く、船体12の操縦席92の付近には、操船者によって回転操作自在なステアリングホイール94が配置される。ステアリングホイール94のシャフト(図示せず)には操舵角センサ96が取り付けられ、操船者によって入力されたステアリングホイール94の操舵角に応じた信号を出力する。
操縦席92付近にはリモートコントロールボックス100が配置され、そこには操船者の操作自在に配置されるシフト・スロットルレバー102が設けられる。シフト・スロットルレバー102は、初期位置から前後方向に揺動操作自在とされ、操船者からのシフトチェンジ指示とエンジン回転数の調節指示を入力する。リモートコントロールボックス100の内部にはレバー位置センサ104が取り付けられ、操船者によって操作されたシフト・スロットルレバー102の位置に応じた信号を出力する。これら操舵角センサ96とレバー位置センサ104の出力もECU90に入力される。
ECU90は、入力されたセンサ出力に基づいて各電動モータの動作を制御すると共に、トルクコンバータ44のロックアップクラッチ44dのオン・オフを制御する。
図6は、図1に示すECU90の制御を示すフロー・チャートである。図示のプログラムは、ECU90によって所定の周期(例えば100msec)ごとに実行される。
先ずS10において、シフトポジションがニュートラルか否か判断する。この判断は、ニュートラルスイッチ82からオン信号が出力されているか否か検出することで行う。S10で否定されるとき、即ち、インギヤのときはS12に進み、スロットル開度THをスロットル開度センサ74の出力から検出(算出)し、S14に進んで検出されたスロットル開度THの所定時間(例えば500msec)当たりの変化量(変動量)DTHを算出する。
次いでS16に進み、スロットル弁38が閉弁方向に駆動されているか否か(即ち、船体12を減速させる状態(以下「減速状態」という)にあるか否か)判断する。この判断は、スロットル開度THの変化量DTHが0deg未満か否か判定することで行われる。即ち、変化量DTHが負値の場合、スロットル弁38が閉弁方向に駆動されている(減速状態にある)と判断する一方、0または正値の場合はスロットル弁38が停止あるいは開弁方向に駆動されている(即ち、船体12を定速で走行させる状態あるいは加速させる状態にある)と判断する。
S16で否定されるときはS18に進み、トルクコンバータ44の加速済み判定フラグ(後述。以下「トルコン加速済み判定フラグ」という)のビットが0か否か判断する。トルコン加速済み判定フラグは初期値が0とされるため、最初のプログラムループにおいてS18の判断は通例肯定されてS20に進み、トルクコンバータ44の増幅判定フラグ(以下「トルコン増幅判定フラグ」という)のビットが0か否か判断する。
このトルコン増幅判定フラグのビットは、後述する如く、トルクコンバータ44においてエンジン30の出力トルクを増幅させてドライブシャフト42に伝達させる状態(即ち、船外機10がトルクコンバータ44でトルクを増幅させる領域(トルクの増幅領域)にあって船体12を加速させる状態)のとき、1にセットされる一方、エンジン30の出力トルクを増幅させないとき(即ち、船外機10がトルクの増幅領域外にあるとき)、0にリセットされる。
トルコン増幅判定フラグも初期値が0とされるため、最初のプログラムループにおいてS20の判断は通例肯定されてS22に進み、スロットル弁38が開弁方向に駆動されているか否か(即ち、船体12を加速させる状態(以下「加速状態」という)にあるか否か)判断する。具体的には、上記で算出されたスロットル開度THの変化量DTHと第1のスロットル用所定値(しきい値)DTHref1とを比較し、変化量DTHがスロットル用所定値DTHref1以上のとき、スロットル弁38が開弁方向に駆動されている(加速状態にある)と判断する。従って、第1のスロットル用所定値DTHref1は、加速状態にあると判断できる値、例えば0.5degに設定される。
S22で否定されるとき、即ち、減速・加速のいずれの状態でもなく、船体12を一定速度で走行させる状態と判断されるときは以降の処理をスキップする一方、肯定されるときはS24に進み、トルクコンバータ44をロックアップオフモードで制御する。ロックアップオフモードでは、ロックアップ制御弁70を消磁し、トルクコンバータ44のロックアップクラッチ44dをオフする。これにより、エンジン30の出力トルクはトルクコンバータ44によって増幅させられてドライブシャフト42に伝達され、加速性能が向上する。
次いでS26に進み、トルコン増幅判定フラグのビットを1にセットし、今回のプログラムループを終了する。トルコン増幅判定フラグのビットが1にセットされると、次回以降のプログラム実行時はS20で否定されてS28に進む。
このように、トルコン増幅判定フラグのビットが1にセットされる、即ち、船外機10においてエンジン30の出力トルクをトルクコンバータ44で増幅させて船体12を加速させる状態にあるときは、S20で否定されてS28以降の処理を実行する。
S28では、トルクコンバータ44の入力回転数NINと出力回転数NOUTを検出(算出)する。トルクコンバータ44の入力側はエンジン30のクランクシャフト52に接続されるため、入力回転数NINは、エンジン回転数と同一であり、よってクランク角センサ84の出力パルスをカウントすることで検出(算出)する。出力回転数NOUTはドライブシャフト回転数センサ86の出力から検出(算出)する。
次いでS30に進み、入力回転数NINと出力回転数NOUTからトルクコンバータ44の速度比eを算出する。ここで速度比eとは、次式に示す如く、トルクコンバータ44の出力回転数NOUTを入力回転数NINで除した値である。
速度比e=(出力回転数NOUT)/(入力回転数NIN)
次いでS32に進み、トルクコンバータ44においてトルクの増幅領域が終了したか否か(詳しくは、トルクの増幅領域(加速領域)が飽和して加速が終了したか否か)判断する。具体的には、算出された速度比eを規定値(しきい値)erefと比較し、速度比eが規定値eref以上のとき、トルクの増幅領域が終了したと判断する。従って、規定値erefは、トルクコンバータ44においてトルクの増幅領域が終了したか否か判定できるような値、例えば0.7に設定される。
S32で肯定されるときはS34に進み、入力回転数NINの変化量DNIN(換言すれば、エンジン回転数の変化量(変動量))を算出する。変化量DNINは、前回のプログラムループで検出された入力回転数NINから今回検出されたそれを減算して求める。
次いでS36に進み、加速終了後、船体12の速度(船速)が最高速付近で安定しているか否か判断する。これは、算出された入力回転数NINの変化量DNINの絶対値を既定値(しきい値)DNINrefと比較し、変化量DNINの絶対値が既定値DNINref以下のとき、船速が最高速付近で安定していると判断することで行う。従って、既定値DNINrefは、加速終了後に船速が最高速付近となって運転状態が安定している、別言すれば、変化量DNINが比較的少ない状態であると判定できるような値、例えば500rpmに設定される。
S36で肯定されるときはS38に進み、トルクコンバータ44をロックアップオンモードで制御する。ロックアップオンモードでは、ロックアップ制御弁70を励磁し、ロックアップクラッチ44dをオンする。これにより、エンジン30のクランクシャフト52とドライブシャフト42が直結されるため、トルクコンバータ44において滑りが生じず、結果として船速が(エンジン性能上の)最高速度に到達し、速度性が向上する。
このように、トルクコンバータ44の速度比eが規定値eref以上であり、かつ入力回転数NINの変化量DNINが既定値DNINref以下のとき、トルクコンバータ44のロックアップクラッチ44dをオンする。S38の処理後、S40に進んでトルコン増幅判定フラグのビットを0にリセットし、S42に進んで上記したトルコン加速済み判定フラグのビットを1にセットする。即ち、トルコン加速済み判定フラグは、トルクコンバータ44によるトルクの増幅を利用した加速が終了してロックアップクラッチ44dがオンされた状態のとき、1にセットされる一方、それ以外のときは、後述するように0にリセットされるフラグである。
尚、S32およびS36で否定されるときはトルクコンバータ44によるトルクの増幅領域が終了(飽和)していない、あるいは船体12の速度が最高速付近で安定していないと判断されるため、S38からS42の処理などをスキップしてプログラムを終了する。
S42でトルコン加速済み判定フラグのビットが1にセットされると、次回以降のプログラム実行時においてはS18で否定されてS44以降の処理に進む。S44では絶対圧センサ76の出力に基づいて吸気管34の吸気管内圧力Pbを検出(算出)し、次いでS46に進み、検出された吸気管内圧力Pbとスロットル開度THの変化量DTHに基づき、エンジン30の負荷に変動があったか否か判定する。
S46の処理について詳しく説明すると、例えば船体12で航行中、ロックアップクラッチ44dをオンさせた状態で比較的大きな波を乗り越えることがあるが、そのような場合、波の影響によって船体12に作用する水流抵抗が増加するため、エンジン回転数が下降し、エンジン30の出力トルクが不足(減少)する。エンジン30の出力トルクが不足すると、前述したように、船速が低下し、最高速度を維持できない恐れがある。
そこで、この実施例にあっては、波の影響によってエンジン30の出力トルクが不足していることを、エンジン30の負荷の変動に基づいて検知(推定)すると共に、出力トルクの不足が検知されるときはロックアップクラッチ44dをオフして出力トルクをトルクコンバータ44で増幅させ、不足分を補うようにした。
具体的には、S46においてはスロットル開度THの変化量DTHが第2のスロットル用所定値DTHref2(例えば0.5deg)未満であり、かつ吸気管内圧力Pbが所定時間(例えば500msec)の間に第1の所定値Pbref1以上減少するとき(換言すれば、吸気管内圧力Pbの所定時間当たりの変化量(変動量)が負側に第1の所定値Pbref1以上であるとき)、エンジン30の負荷が波の影響によって増加方向に変動し、出力トルクが不足していると判定する。
即ち、スロットル開度THがほとんど変化していないにも拘らず、吸気管内圧力Pbが第1の所定値Pbref1以上減少する場合は、エンジン30の負荷が波の影響を受けて変動したと推定する。従って、第2のスロットル用所定値DTHref2は、スロットル開度THの変化が比較的少ない状態であると判定できるような値に設定されると共に、第1の所定値Pbref1は、波の影響でエンジン30の負荷が変動したと判定できるような値、例えば10kPaに設定される。
S46でエンジン30の負荷の変動がない、あるいは比較的少ないと判定されるときは以降の処理をスキップする一方、負荷が増加方向に変動したと判定されるときはS48に進み、トルクコンバータ44をロックアップオフモードで制御し、ロックアップクラッチ44dをオフする。これにより、波の影響による出力トルクの不足分はトルクコンバータ44での出力トルクの増幅によって補われることとなり、それによって船速の低下を防止でき、最高速度を維持することが可能となる。
次いでS50に進み、トルコン増幅判定フラグのビットを1にセットしてプログラムを終了する。
S48でロックアップクラッチ44dをオフした後のプログラムループにおいてS46に進む場合、エンジン30の負荷変動判定を再度実行する。これについて詳しく説明すると、船体12が大きな波を乗り越えた後は、増加していた船体12の水流抵抗が減少するため、エンジン回転数が上昇し、エンジン30の出力トルクが不足した状態は終了する。出力トルクが不足した状態が終了すると、エンジン30の出力トルクをトルクコンバータ44によって増幅させる必要はなく、またロックアップクラッチ44dをオフした状態のままではトルクコンバータ44において滑りが生じ、船体12の速度を最高速度で維持できないことがある。
そこで、この実施例にあっては、エンジン30の出力トルクが不足した状態が終了したことを、エンジン30の負荷の変動に基づいて検知(推定)すると共に、出力トルクの不足の終了が検知されるときはロックアップクラッチ44dを再度オンしてトルクコンバータ44における滑りを防止し、船速を最高速度で確実に維持するようにした。
具体的には、S46においてはスロットル開度THの変化量DTHが第2のスロットル用所定値DTHref2未満であり、かつ吸気管内圧力Pbが所定時間(例えば500msec)の間に第2の所定値Pbref2以上増加するとき(換言すれば、吸気管内圧力Pbの所定時間当たりの変化量が正側に第2の所定値Pbref2以上であるとき)、船体12が波を既に乗り越えたためにエンジン30の負荷が減少方向に変動し、出力トルクが不足している状態は終了したと判定する。
即ち、スロットル開度THがほとんど変化していないにも拘らず、吸気管内圧力Pbが第2の所定値Pbref2以上増加する場合は、波の影響がなくなったためにエンジン30の負荷が変動したと推定する。従って、第2の所定値Pbref2は、波の影響がなくなってエンジン30の負荷が変動したと判定できるような値、例えば10kPaに設定される。
S46でエンジン30の負荷が減少方向に変動したと判定されるときはS52に進み、トルクコンバータ44をロックアップオンモードで制御、即ち、ロックアップクラッチ44dを再度オンする。これにより、波乗り越え後においてトルクコンバータ44における滑りを防止し、最高速度を確実に維持することができる。S52の処理後、S54に進んでトルコン増幅判定フラグのビットを0にリセットしてプログラムを終了する。
他方、S10で肯定されるとき、即ち、シフトポジションがニュートラルのときはS56に進み、トルクコンバータ44をロックアップオンモードで制御する。次いでS58に進み、トルコン増幅判定フラグのビットを0にリセットし、S60に進んでトルコン加速済み判定フラグのビットも0にリセットする。
また、S16で肯定されるとき、即ち、減速状態にあるときはS62に進み、トルクコンバータ44をロックアップオフモードで制御する。その後、S64に進んでトルコン増幅判定フラグのビットを1にセットし、S66に進んでトルコン加速済み判定フラグのビットを0にリセットしてプログラムを終了する。
以上の如く、この発明の実施例にあっては、内燃機関(エンジン)30とプロペラ60を接続するドライブシャフト42と、前記内燃機関と前記ドライブシャフトの間に介挿されると共に、ロックアップクラッチ44dを有するトルクコンバータ44とを備える船外機の制御装置において、前記トルクコンバータ44の入力回転数NINと出力回転数NOUTを検出し、前記検出された入力回転数NINと出力回転数NOUTから前記トルクコンバータ44の速度比eを算出する速度比算出手段と(ECU90。S28,S30)、前記内燃機関の吸気管34の吸気管内圧力Pbを検出する吸気管内圧力検出手段と(絶対圧センサ76,ECU90。S44)、前記算出された速度比eが規定値eref以上のとき、前記トルクコンバータ44のロックアップクラッチ44dをオンすると共に、前記ロックアップクラッチ44dをオンした後、前記検出された吸気管内圧力Pbが第1の所定値Pbref1以上減少するとき、前記ロックアップクラッチをオフするクラッチ制御手段(ECU90。S32,S38,S46,S48)とを備えるように構成した。
このように、トルクコンバータの入力回転数NINと出力回転数NOUTからトルクコンバータの速度比eを算出し、算出された速度比eが規定値eref以上のとき、ロックアップクラッチ44dをオンすると共に、オンした後、吸気管内圧力Pbが第1の所定値Pbref1以上減少するとき、ロックアップクラッチ44dをオフするように構成、即ち、吸気管内圧力Pbが第1の所定値Pbref1以上減少する場合、船体12が比較的大きな波を乗り越える状態にあり、その波の影響によって船体12に作用する水流抵抗が増加してエンジン30の出力トルクが不足していると判断し、ロックアップクラッチ44dをオフする(換言すれば、エンジン30の出力トルクをトルクコンバータ44で増幅させる)ように構成したので、船体12の水流抵抗が波の影響によって増加する場合であっても、エンジン30の出力トルクの不足分はトルクコンバータ44での出力トルクの増幅によって補われるため、船速の低下を防止でき、よって最高速度を維持することが可能となる。
また、トルクコンバータ44の速度比eが規定値eref以上のとき、ロックアップクラッチ44dをオンするように構成したので、加速が終了した時点を正確に検出(検知)でき、その状態のときにロックアップクラッチ44dをオンすることで速度性を向上させることができる。さらに、ロックアップクラッチ44dをオンさせてトルクコンバータ44の滑りを防止することで、燃費の悪化も防止することができる。
また、前記クラッチ制御手段は、前記ロックアップクラッチ44dをオフした後、前記検出された吸気管内圧力Pbが第2の所定値Pbref2以上増加するとき、前記ロックアップクラッチ44dを再度オンするように構成(S46,S52)、即ち、オフ後に吸気管内圧力Pbが第2の所定値Pbref2以上増加する場合、船体12が既に波を乗り越え、増加していた船体12の水流抵抗が減少してエンジン30の出力トルクが不足している状態は終了したと判断し、ロックアップクラッチ44dを再度オンするように構成したので、波乗り越え後においてトルクコンバータ44の滑りに起因する伝達ロスを防止でき、よって最高速度をより確実に維持することができる。
尚、上記において、規定値erefや第1、第2の所定値Pbref1,Pbref2、エンジン30の排気量などを具体的な値で示したが、それらは例示であって限定されるものではない。
10 船外機、30 エンジン(内燃機関)、34 吸気管、42 ドライブシャフト、44 トルクコンバータ、44d ロックアップクラッチ、60 プロペラ、76 絶対圧センサ、90 ECU(電子制御ユニット)

Claims (2)

  1. 内燃機関とプロペラを接続するドライブシャフトと、前記内燃機関と前記ドライブシャフトの間に介挿されると共に、ロックアップクラッチを有するトルクコンバータとを備える船外機の制御装置において、
    a.前記トルクコンバータの入力回転数と出力回転数を検出し、前記検出された入力回転数と出力回転数から前記トルクコンバータの速度比を算出する速度比算出手段と、
    b.前記内燃機関の吸気管の吸気管内圧力を検出する吸気管内圧力検出手段と、
    c.前記算出された速度比が規定値以上のとき、前記トルクコンバータのロックアップクラッチをオンすると共に、前記ロックアップクラッチをオンした後、前記検出された吸気管内圧力が第1の所定値以上減少するとき、前記ロックアップクラッチをオフするクラッチ制御手段と、
    を備えることを特徴とする船外機の制御装置。
  2. 前記クラッチ制御手段は、前記ロックアップクラッチをオフした後、前記検出された吸気管内圧力が第2の所定値以上増加するとき、前記ロックアップクラッチを再度オンすることを特徴とする請求項1記載の船外機の制御装置。
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