JP2010248083A - Kit切断促進剤 - Google Patents
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Abstract
【課題】細胞表面上のc−KITの切断を促進し、医薬、食品又は化粧料として有用なKIT切断促進剤の提供。
【解決手段】サツマイモ、ソラマメ、バンジロウ及びフジマメから選ばれる植物又はそれらの抽出物を有効成分とするKIT切断促進剤。
【選択図】なし
【解決手段】サツマイモ、ソラマメ、バンジロウ及びフジマメから選ばれる植物又はそれらの抽出物を有効成分とするKIT切断促進剤。
【選択図】なし
Description
本発明は、c−KITの切断を促進するKIT切断促進剤に関する。
SCF〔(stem cell factor)幹細胞因子〕は、造血幹細胞の表面に発現しているc−KITレセプター〔c−KIT受容体型チロシンキナーゼ;c−KIT〕のリガンドであり、造血細胞の増殖・分化を促す膜結合型の増殖因子として知られている。
近年、c−KITが造血細胞の他に、肥満細胞や生殖細胞の表面にも発現していることが明らかになり(非特許文献1)、即時型アレルギーへの関与を始めとして、SCFの生体内作用に関する研究が進められている。実際に、SCFがc−KITに結合すると肥満細胞が活性化され、アレルギー反応を引き起こすことが報告されている(非特許文献2)。
近年、c−KITが造血細胞の他に、肥満細胞や生殖細胞の表面にも発現していることが明らかになり(非特許文献1)、即時型アレルギーへの関与を始めとして、SCFの生体内作用に関する研究が進められている。実際に、SCFがc−KITに結合すると肥満細胞が活性化され、アレルギー反応を引き起こすことが報告されている(非特許文献2)。
また、肥満細胞においてはSCFと結合能を持つc−KITの細胞外ドメインがTNF−α変換酵素やマトリックスメタロプロテアーゼによる切断を受け、可溶型c−KIT(soluble c−KIT;s−KIT)として細胞外に放出されることが報告されている(非特許文献3)。c−KITの切断が促進されると産生されたs−KITは、SCFと結合し、肥満細胞においてSCFに対するデコイレセプターとして作用することが明らかになっている(非特許文献4)。
従って、c−KITの切断を促進することができれば、アレルギー反応を抑制することができ、アレルギー症状を予防又は改善することが可能であると考えられる。
一方、サツマイモはヒルガオ科に属するつる性の多年草で、ソラマメはマメ科に属する一年草で、バンジロウはフトモモ科に属する常緑低木で、フジマメはマメ科に属するつる性の草木であるが、これらの植物又はその抽出物にc−KIT切断促進作用があることは全く知られていない。
J.Exp.Med.,183,2681-2686,1996
J.Immunol.,156,3945-3951,1996
J.Biol.Chem.,279,5612-5620,2004
Leukemia Res., 25, 413, 2001
本発明は、細胞表面上のc−KITの切断を促進し、医薬、食品又は化粧料として有用なKIT切断促進剤を提供することに関する。
本発明者は、細胞表面上のc−KITの切断を促進する物質を探索したところ、特定の植物又はその抽出物にKIT切断促進作用があることを見出した。
すなわち、本発明は、サツマイモ、ソラマメ、バンジロウ及びフジマメから選ばれる植物又はそれらの抽出物を有効成分とするKIT切断促進剤を提供するものである。
本発明のKIT切断促進剤によれば、細胞表面上のc−KITの切断が促進され、アレルギー反応を抑制することができ、これに起因するアレルギー症状等を予防及び/又は改善することができる。
本発明のKIT切断促進剤とは、細胞表面上のc−KITを切断し、c−KIT活性化によるアレルギー反応等を抑制することによってアレルギー症状の予防又は改善効果を有するものをいう。
本発明において、サツマイモとはヒルガオ科(Convolvulaceae)に属するサツマイモ(Ipomoea batatas(L.)Lam.)を意味し、ソラマメはマメ科(Fabaceae)に属するソラマメ(Vicia faba L.)を意味し、バンジロウはフトモモ科(Myrtaceae)に属するバンジロウ(Psidium guajava L.)を意味し、フジマメとは、マメ科(Fabaceae)のフジマメ(Dolichos lablab L.)を意味する。サツマイモは別名甘薯、ソラマメは蚕豆、バンジロウはグァバ、番石榴乾、フジマメは別名扁豆とも称される。
サツマイモ、ソラマメ、バンジロウ及びフジマメの使用部位は、全草、花、花弁、果実、果皮、茎、葉、枝、枝葉、幹、樹皮、根茎、根皮、根、塊根又は種子等を用いることができるが、主としてサツマイモは茎葉を、ソラマメは種子を、バンジロウは果実を、フジマメは種子をそれぞれ用いるのが好ましい。
これらは植物体をそのまま又は乾燥粉砕して用いることができる。
これらは植物体をそのまま又は乾燥粉砕して用いることができる。
サツマイモ、ソラマメ、バンジロウ及びフジマメの抽出物は、これらをそのままあるいは乾燥した後に適当な大きさに切断したり、粉砕加工したりしたものを抽出して得られる抽出物、その希釈液、その濃縮液、その乾燥末又はペースト状などが包含される。抽出方法は、浸漬、煎出、浸出、還流抽出、超臨界抽出、超音波抽出、マイクロ波抽出等のいずれでもよい。ここで抽出物は、2種以上の植物から得られたものであってもよい。
抽出溶剤としては、極性溶剤、非極性溶剤のいずれをも使用することができ、これらを混合して用いることもできる。例えば、水;メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール等のアルコール類;エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール等の多価アルコール類;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類;酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル類;テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル等の鎖状及び環状エーテル類;ポリエチレングリコール等のポリエーテル類;ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素類;ヘキサン、シクロヘキサン、石油エーテル等の炭化水素類;ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類;ピリジン類;超臨界二酸化炭素;油脂、ワックス、その他菜種油、オリーブ油、大豆油などのオイルなどが挙げられ、これらは単独で又は2種以上を組み合わせて使用でき、溶剤を変えて繰り返し行うことも可能である。
抽出は、例えば植物1質量部に対して1〜50質量部の溶剤を用い、室温(25℃)〜100℃で数時間〜数週間、好ましくは24時間〜2週間浸漬又は加熱還流するのが好ましい。
本発明に用いられるサツマイモ、ソラマメ、バンジロウ及びフジマメの抽出物は、食品上・医薬品上許容し得る規格に適合し本発明の効果を発揮するものであれば粗精製物であってもよく、さらに得られた粗精製物を公知の分離精製方法を適宜組み合わせてこれらの純度を高めてもよい。精製手段としては、有機溶剤沈殿、遠心分離、限界濾過膜、高速液体クロマトグラフやカラムクロマトグラフ等が挙げられる。
本発明のサツマイモ、ソラマメ、バンジロウ及びフジマメから選ばれる植物又はそれらの抽出物は、後記実施例に示すように、優れたKIT切断促進作用を有することから、肥満細胞等におけるc−KIT活性化によるアレルギー反応を抑制することができると考えられる。従って、本発明の上記植物又はその抽出物は、KIT切断促進剤やアレルギー症状などの予防又は改善剤(以下、「KIT切断促進剤等」)として使用でき、さらにこれらの剤を製造するために使用することができる。なお、ここでアレルギー症状とは、例えば喘息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性副鼻腔炎、アナフィラキシー症候群、じんま疹、血管浮腫、アトピー性皮膚炎、アレルギー性接触皮膚炎、結節性紅斑、多形性紅斑、皮膚壊死性静脈炎等のアレルギー反応によって呈される諸症状を云う。
斯かるKIT切断促進剤等は、例えばアレルギー症状の予防又は改善等の各効果を発揮する、ヒト若しくは動物用の医薬品、医薬部外品、食品、機能性食品、化粧料等として使用することができる。そして、当該KIT切断促進剤等は、例えばアレルギー症状の予防又は改善をコンセプトとし、必要に応じてその旨を表示した食品、機能性食品、病者用食品、特定保健用食品に応用できる。
本発明のKIT切断促進剤等を、医薬品として使用する場合、任意の投与形態で投与され得る。投与形態としては、経口、経腸、経粘膜、注射等が挙げられる。経口投与のための製剤の剤型としては、例えば錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤、シロップ剤等が挙げられる。非経口投与としては、静脈内注射、筋肉注射剤、坐剤、吸入薬、経皮吸収剤、点眼剤、点鼻剤等が挙げられる。
また、斯かる製剤では、本発明の上記植物及びその抽出物から選ばれる1種以上と、薬学的に許容される担体とを組み合わせて使用してもよい。斯かる担体としては、例えば、賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、希釈剤、浸透圧調整剤、pH調整剤、乳化剤、防腐剤、安定剤、酸化防止剤、着色剤、紫外線吸収剤、保湿剤、増粘剤、光沢剤、活性増強剤、抗炎症剤、殺菌剤、矯味剤、矯臭剤、増量剤、界面活性剤、分散剤、緩衝剤、保存剤、香料、被膜剤等が挙げられる。
これらの投与形態のうち、経口投与が好ましく、経口投与用製剤として用いる場合の該製剤中の本発明の上記植物の含有量は、乾燥固形分換算で、0.1〜20質量%が好ましく、特に0.5〜10質量%であるのが好ましい。また、上記植物抽出物の含有量は、乾燥固形分換算で、0.0001〜10質量%が好ましく、特に0.001〜5質量%であるのが好ましい。
上記製剤の投与量は、患者の状態、体重、性別、年齢又はその他の要因に従って変動し得るが、経口投与の場合の成人1人当たりの1日の投与量は、通常、本発明の上記植物又はその抽出物(乾燥固形分換算)として0.001〜1000mg、特に0.01〜100mgがより好ましい。また、上記製剤は、任意の投与計画に従って投与され得るが、1日1回〜数回に分けて投与することが好ましい。
本発明のKIT切断促進剤等を、食品として使用する場合、その形態は、固形、半固形または液状であり得る。食品の例としては、パン類、麺類、菓子類、ゼリー類、乳製品、冷凍食品、インスタント食品、でんぷん加工製品、加工肉製品、その他加工食品、飲料、スープ類、調味料、栄養補助食品等、およびそれらの原料が挙げられる。また、上記の経口投与製剤と同様、錠剤形態、丸剤形態、カプセル形態、液剤形態、シロップ形態、粉末形態、顆粒形態等であってもよい。
種々の形態の食品を調製するには、上記植物及びその抽出物から選ばれる1種以上と、他の食品材料や、溶剤、軟化剤、油、乳化剤、防腐剤、香科、安定剤、着色剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、保湿剤、増粘剤等を適宜組み合わせて用いることができる。
また、食品中における本発明の上記植物の含有量(乾燥固形分換算)は、その使用形態により異なるが、通常、飲料の形態では、通常0.001〜2質量%であり、0.002〜1質量%が好ましく、0.01〜0.5質量%がより好ましい。また、錠剤や加工食品などの固形食品形態では、通常0.01〜20質量%であり、0.02〜10質量%が好ましく、0.1〜5質量%がより好ましい。
また、上記植物抽出物の含有量としては、乾燥固形分換算で、飲料の形態では、0.001〜5質量%であり、0.002〜1質量%が好ましく、0.01〜0.5質量%がより好ましい。また、錠剤や加工食品などの固形食品形態では、通常0.01〜20質量%であり、0.02〜10質量%が好ましく、0.1〜5質量%がより好ましい。
また、上記植物抽出物の含有量としては、乾燥固形分換算で、飲料の形態では、0.001〜5質量%であり、0.002〜1質量%が好ましく、0.01〜0.5質量%がより好ましい。また、錠剤や加工食品などの固形食品形態では、通常0.01〜20質量%であり、0.02〜10質量%が好ましく、0.1〜5質量%がより好ましい。
本発明のKIT切断促進剤等を医薬部外品や化粧料として用いる場合は、皮膚外用剤、洗浄剤、メイクアップ化粧料等とすることができ、使用方法に応じて、ローション、乳液、ゲル、クリーム、軟膏剤、粉末、顆粒等の種々の剤型で提供することができる。このような種々の剤型の医薬部外品や化粧料は、本発明の上記植物及びそれらの抽出物から選ばれる1種以上と、医薬部外品、皮膚化粧料及び洗浄料に配合される、油性成分、保湿剤、粉体、色素、乳化剤、可溶化剤、洗浄剤、紫外線吸収剤、増粘剤、薬剤(例えば、抗炎症剤、殺菌剤、酸化防止剤、ビタミン類、脂肪代謝促進作用又は脱共役蛋白質発現促進作用が知られている薬物或いは天然物)、香料、樹脂、防菌防黴剤、植物抽出物、アルコール類等を適宜組み合わせることにより調製することができる。
当該医薬部外品、化粧料中の本発明の上記植物の含有量は、乾燥固形分換算で、0.1〜20質量%が好ましく、特に0.5〜10質量%であるのが好ましい。また、上記植物抽出物の含有量は、乾燥固形分換算で、0.0001〜10質量%が好ましく、特に0.001〜5質量%であるのが好ましい。
製造例1 植物抽出物の製造
市販のサツマイモ(新和物産株式会社製)の茎葉50gを、室温下、50(v/v)%エタノール水溶液500mLで4日間抽出後ろ過し、エキス350mLを得た(蒸発残分2.11(w/v)%)。
市販のソラマメ(新和物産株式会社製)の種子150gを、室温下、50(v/v)%エタノール水溶液500mLで2日間抽出後ろ過し、エキス340mLを得た(蒸発残分1.05(w/v)%)。
市販のバンジロウ(新和物産株式会社製)の果実150gを、室温下、50(v/v)%エタノール水溶液500mLで3日間抽出後ろ過し、エキス290mLを得た(蒸発残分0.82(w/v)%)。
市販のフジマメ(新和物産株式会社製)の種子200gを、室温下、50(v/v)%エタノール水溶液500mLで3日間抽出後ろ過しエキス290mLを得た(蒸発残分3.65(w/v)%)。
得られた各エキスは希釈または濃縮し、蒸発残分を1(w/v)%に調整し、下記実施例において評価サンプルとして用いた。
市販のサツマイモ(新和物産株式会社製)の茎葉50gを、室温下、50(v/v)%エタノール水溶液500mLで4日間抽出後ろ過し、エキス350mLを得た(蒸発残分2.11(w/v)%)。
市販のソラマメ(新和物産株式会社製)の種子150gを、室温下、50(v/v)%エタノール水溶液500mLで2日間抽出後ろ過し、エキス340mLを得た(蒸発残分1.05(w/v)%)。
市販のバンジロウ(新和物産株式会社製)の果実150gを、室温下、50(v/v)%エタノール水溶液500mLで3日間抽出後ろ過し、エキス290mLを得た(蒸発残分0.82(w/v)%)。
市販のフジマメ(新和物産株式会社製)の種子200gを、室温下、50(v/v)%エタノール水溶液500mLで3日間抽出後ろ過しエキス290mLを得た(蒸発残分3.65(w/v)%)。
得られた各エキスは希釈または濃縮し、蒸発残分を1(w/v)%に調整し、下記実施例において評価サンプルとして用いた。
実施例1 s−KIT検出方法
6ウェルプレートにヒト培養メラノサイト(倉敷紡績株式会社)を4×105個/ウェルで播き込んだ。培地はMedium254(倉敷紡績株式会社)にHMGS2(倉敷紡績株式会社)を添加した培地を用いた。3日後、Medium254に5μg/ml インスリン、5ng/ml リコンビナントFGF、3μg/mlヘパリン(いずれも倉敷紡績株式会社)に評価サンプル(前記植物抽出物)を終濃度0.1(v/v)%となるように添加した培地に交換した。また、コントロールとして50%エタノールを添加した群を作製した。4時間後、培養上清を回収しフィルターろ過を行い、セントリコンプラス20(日本ミリポア株式会社)を用いて40倍に濃縮した。濃縮サンプルはs−KIT認識抗体(Santacruz)を用いて定法に従いウェスタンブロット法によりバンドを検出し、定量を行った。結果を表1に示す。得られた定量値はコントロールの値を100として相対値で表した。
6ウェルプレートにヒト培養メラノサイト(倉敷紡績株式会社)を4×105個/ウェルで播き込んだ。培地はMedium254(倉敷紡績株式会社)にHMGS2(倉敷紡績株式会社)を添加した培地を用いた。3日後、Medium254に5μg/ml インスリン、5ng/ml リコンビナントFGF、3μg/mlヘパリン(いずれも倉敷紡績株式会社)に評価サンプル(前記植物抽出物)を終濃度0.1(v/v)%となるように添加した培地に交換した。また、コントロールとして50%エタノールを添加した群を作製した。4時間後、培養上清を回収しフィルターろ過を行い、セントリコンプラス20(日本ミリポア株式会社)を用いて40倍に濃縮した。濃縮サンプルはs−KIT認識抗体(Santacruz)を用いて定法に従いウェスタンブロット法によりバンドを検出し、定量を行った。結果を表1に示す。得られた定量値はコントロールの値を100として相対値で表した。
表1に示すとおり、本発明の植物抽出物によりs−KITが切り出され、細胞表面上のc−KIT切断が促進されることが認められる。
Claims (1)
- サツマイモ、ソラマメ、バンジロウ及びフジマメから選ばれる植物又はそれらの抽出物を有効成分とするKIT切断促進剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009096244A JP2010248083A (ja) | 2009-04-10 | 2009-04-10 | Kit切断促進剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009096244A JP2010248083A (ja) | 2009-04-10 | 2009-04-10 | Kit切断促進剤 |
Publications (1)
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JP2010248083A true JP2010248083A (ja) | 2010-11-04 |
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ID=43310890
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JP2009096244A Pending JP2010248083A (ja) | 2009-04-10 | 2009-04-10 | Kit切断促進剤 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2010248083A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018052880A (ja) * | 2016-09-29 | 2018-04-05 | 株式会社東洋新薬 | 抗アレルギー剤、腸管免疫増強剤、乳酸菌の腸管接着性向上剤 |
-
2009
- 2009-04-10 JP JP2009096244A patent/JP2010248083A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018052880A (ja) * | 2016-09-29 | 2018-04-05 | 株式会社東洋新薬 | 抗アレルギー剤、腸管免疫増強剤、乳酸菌の腸管接着性向上剤 |
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