JP2010246312A - 駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電動機の駆動中においてバッテリをより早く暖機させる。
【解決手段】バッテリ温度Tbが閾値Tref1未満のときには、昇圧コンバータの昇圧後電圧VHの目標電圧VH*をバッテリ温度Tb1が閾値Tref1以上のときに比して低い電圧Vloに設定して昇圧コンバータを制御し(S110,140,160)、正弦波制御に比して電流が大きくなるよう矩形波制御と弱め界磁制御とを選択してインバータを制御するから、モータMG1,MG2に流れる電流を大きくして電流に比例する損失の増加に伴うモータMG1,MG2の発熱を大きくすることができ、冷却循環系のオイルを介した熱交換によりモータMG1,MG2からバッテリへ供給される熱を大きくすることができる。この結果、モータMG1,MG2の駆動中においてバッテリをより早く暖機させることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、駆動装置に関する。
従来、この種の駆動装置としては、三相交流により駆動される電動機と、電動機と電力をやり取りするバッテリとを備え、バッテリが低温状態のときには駆動されていない電動機の三相のうち二相のみに継続して通電を行なうものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、放電によってバッテリの内部抵抗による自己発熱を促進させることで、バッテリの温度をその性能を十分に発揮できる温度まで早期に引き上げることができるとしている。
特開2005−176484号公報
上述した装置では、放電によりバッテリの暖機を促進することができるものの、電動機が駆動されていない状態を前提としており、電動機が駆動されているときについては考慮されていない。ここで、バッテリが低温のときに電動機を駆動する場合、駆動開始に伴う充放電によってバッテリは暖機されることになるが、その性能を早期に発揮させることを考えると、電動機の駆動中においてバッテリをより早く暖機させることが望ましい。
本発明の駆動装置は、電動機の駆動中においてバッテリをより早く暖機させることを主目的とする。
本発明の駆動装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の駆動装置は、
駆動軸に動力を出力する電動機と、前記電動機を駆動するインバータと、前記電動機と電力のやり取りが可能なバッテリと、前記バッテリの電圧を昇圧して前記インバータに供給可能な昇圧コンバータと、前記電動機および前記バッテリと熱交換可能に設けられた循環経路に冷却媒体を循環させる循環手段と、前記インバータの入力電圧が目標電圧となるよう前記昇圧コンバータを制御すると共に要求駆動力が前記電動機から出力されるよう前記インバータを制御する制御手段と、を備える駆動装置において、
前記制御手段は、前記装置の温度が所定温度未満のときには、該所定温度以上のときに比して低い目標電圧に基づいて前記昇圧コンバータを制御する手段である
ことを特徴とする。
この本発明の駆動装置では、装置の温度が所定温度未満のときには、所定温度以上のときに比して低い目標電圧に基づいてバッテリの電圧を昇圧してインバータに供給可能な昇圧コンバータを制御する。ここで、電動機から動力を出力するためには、昇圧後の電圧が低くなるほど電動機に流れる電流を大きくする必要がある。この場合、電流に比例して電動機の損失が増加し、これに伴って電動機の発熱が大きくなるから、冷却媒体との熱交換を介して電動機からバッテリへ供給される熱を大きくすることができる。この結果、電動機の駆動中においてバッテリをより早く暖機させることができる。ここで、「装置の温度」としては、バッテリの温度を用いてもよいし、電動機の温度や冷却媒体の温度などを用いてもよい。
本発明の一実施例としての駆動装置20が備える冷却循環系50の構成の概略を示す構成図である。 モータMG1,MG2を含む電気駆動系の構成の概略を示す構成図である。 電子制御ユニット36により実行される昇圧制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は本発明の一実施例としての駆動装置20が備える冷却循環系50の構成の概略を示す構成図であり、図2はモータMG1,MG2を含む電気駆動系の構成の概略を示す構成図である。実施例の駆動装置20は、エンジン22を備えるハイブリッド自動車に搭載されるものとして構成され、図示するように、永久磁石が貼り付けられた回転子と三相コイルが巻回された固定子とからなる同期発電電動機として構成されたモータMG1,MG2と、複数のスイッチング素子のオンオフによりモータMG1,MG2を駆動するインバータ33,34と、バッテリ38と、バッテリ38が接続された低圧側とインバータ33,34が接続された高圧側との間で電圧を変換して電力のやり取りが可能な昇圧コンバータ35と、インバータ33,34や昇圧コンバータ35を制御すると共にハイブリッド自動車全体を制御する図示しないメイン電子制御ユニットと通信可能な電子制御ユニット36と、エンジン22やモータMG1,MG2,バッテリ38の冷却を行なう冷却媒体としてのオイルを循環させる冷却循環系50と、を備える。冷却循環系50は、モータMG1,MG2などが収容されるモータケース52と、エンジン22が収容されるエンジンケース54と、バッテリ38が収容されるバッテリケース56と、図示しないモータにより駆動され各ケースを繋ぐオイル循環路57にオイルを圧送して各ケース内にオイルを供給するオイルポンプ58と、を備える。冷却循環系50(オイルポンプ58)は、図示しない温度センサにより検出されるエンジン22のエンジン温度TeやモータMG1,MG2の温度のいずれかが例えば0℃や5℃などの所定の起動温度に達したときに、メイン電子制御ユニットにより駆動される。また、電子制御ユニット36には、各種センサからの信号として、例えばバッテリ38に取り付けられた温度センサ38aからのバッテリ温度Tbや昇圧コンバータ35のインバータ33,34側に接続されたコンデンサの端子間に取り付けられた図示しない電圧センサからの昇圧後電圧VH、図示しない回転数センサからのモータMG1,MG2の回転数などが入力される。なお、この駆動装置20が搭載されるハイブリッド自動車は、図示しないが、エンジン22の出力軸とモータMG1の回転軸と車軸とに3つの回転要素が接続された遊星歯車機構を備えており、また、モータMG2の回転軸が車軸に接続されるよう構成されている。
実施例の駆動装置20を搭載したハイブリッド自動車では、メイン電子制御ユニットによって実行される以下の駆動制御により走行する。メイン電子制御ユニットは、アクセル開度と車速とに基づいて車軸に出力すべき要求トルクを設定し、この要求トルクに車軸の回転数を乗じて走行に要求される走行用パワーを計算し、この走行用パワーとバッテリ38の充電容量の割合に応じた充放電要求パワーとの和をエンジン指令パワーに設定する。次に、エンジン指令パワーに対してエンジン22の運転ポイント(目標回転数と目標トルク)を設定し、エンジン22の回転数が目標回転数に近づくよう回転数フィードバック制御によりモータMG1から出力すべきトルクとしてのトルク指令を設定する。続いて、エンジン22から出力されたトルクのうち遊星歯車機構を介して車軸に作用するトルクを要求トルクから減じて得られるモータMG2から出力すべきトルクに対して、モータMG1,MG2の各充放電電力の和がバッテリ38を充放電してもよい最大許容電力を超えないよう制限してモータMG2のトルク指令を設定する。そして、エンジン22が目標運転ポイントで運転されるようエンジン22の吸入空気量制御や燃料噴射制御などを実行し、モータMG1,MG2のトルク指令を電子制御ユニット36に送信する。モータMG1,MG2のトルク指令を受信した電子制御ユニット36は、受信したトルク指令やモータMG1,MG2の回転数に基づいて目標電圧VH*を設定すると共に昇圧後電圧VHが目標電圧VH*となるようフィードバック制御により昇圧コンバータ35のスイッチング素子をスイッチングする昇圧制御を行ない、トルク指令に従ってモータMG1,MG2が駆動されるようインバータ33,34のスイッチング素子のスイッチング制御を行なう。
ここで、インバータ33,34のスイッチング制御は、正弦波制御と矩形波制御とを選択して行なうものとし、また、併せて弱め界磁制御を選択できるものとした。正弦波制御は、正弦波電圧指令信号と搬送波であるキャリア信号(三角波信号)とを用いて生成したPWM信号に基づくスイッチング制御により正弦波状の基本波成分をもった出力電圧を得るものである。矩形波制御は、最大の振幅をもった矩形波電圧の電圧位相をトルク指令に応じて変化させた振幅一定の基本波成分をもった出力電圧を得るものであり、正弦波制御に比して電圧利用率を向上させることができる。このため、矩形波制御では正弦波制御に比してインバータ33,34の入力電圧である昇圧後電圧VHが同じ場合の出力電圧が向上し、モータMG1,MG2に流れる電流を大きくすることができる。また、弱め界磁制御は、モータMG1,MG2の回転数の上昇に伴って生じる逆起電力が昇圧後電圧VHを超えて、要求されるトルクが出力できなくなるのを防止するために行なわれる。この弱め界磁制御では、界磁の力を弱める方向の電流(弱め界磁電流)が供給されるため、その分モータMG1,MG2に流れる電流が増加することになる。
次に、昇圧コンバータ35の動作について説明する。図3は、電子制御ユニット36により実行される昇圧制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。昇圧制御ルーチンが実行されると、電子制御ユニット36は、まず、モータMG1,MG2のトルク指令やエンジン温度Teをメイン電子制御ユニットから通信により入力すると共にモータMG1,MG2の回転数やバッテリ温度Tbなどの制御に必要なデータを入力し(ステップS100)、バッテリ温度Tbが閾値Tref1未満であるか否かあるいはエンジン温度Teが閾値Tref2未満であるか否かを判定する(ステップS110)。ここで、閾値Tref1,Tref2は、バッテリ38とエンジン22のそれぞれの適正温度範囲の下限値よりも僅かに低い温度として、バッテリ38の充放電特性やエンジン22に使用される潤滑オイルの粘性や燃料の気化状態などを考慮して例えば−20℃や−10℃,0℃などにそれぞれ設定するものとした。ステップS110でバッテリ温度Tbが閾値Tref1未満ではなく且つエンジン温度Teが閾値Tref2未満ではないと否定的な判定をしたときには、昇圧コンバータ35の目標電圧VH*に電圧Vloが設定されているか否かを判定する(ステップS120)。ここで、電圧Vloは、詳細については後述するが、ステップS110で肯定的な判定がなされたときに実行される後述のステップS140の処理において目標電圧VH*に設定されるものである。いま、ステップS110で肯定的な判定がなされていない場合を考えると、ステップS120で目標電圧VH*に電圧Vloは設定されていないと判定し、目標電圧VH*に通常の電圧である電圧Vhiを設定する(ステップS150)。ここで、電圧Vhiは、例えば、入力したモータMG1,MG2のトルク指令や回転数に基づいて設定可能な電圧の範囲のうち最も高い電圧を定めるものとした。そして、設定した目標電圧VH*に基づいて昇圧コンバータ35の昇圧制御を行なって(ステップS160)、本ルーチンを終了する。この場合、インバータ33,34の制御は、モータMG1,MG2の駆動状態に応じて正弦波制御と矩形波制御とを適宜選択して行なわれる。例えば、モータMG1,MG2から出力するパワーが比較的低い場合に正弦波制御を選択し、比較的高い場合に矩形波制御を選択し、また、高回転域では矩形波制御に併せて弱め界磁制御を選択して行なわれる。
一方、ステップS110でバッテリ温度Tbが閾値Tref1未満であるかあるいはエンジン温度Teが閾値Tref2未満であると肯定的な判定をしたときには、目標電圧VH*に電圧Vhiよりも低い電圧Vloを設定し(ステップS140)、続くステップS160で目標電圧VH*に基づいて昇圧コンバータ35を昇圧制御して、本ルーチンを終了する。なお、電圧Vloは、例えば、電圧Vhiに所定の係数を乗じて算出するものなどとすればよい。この場合、インバータ33,34の制御は、矩形波制御を選択して行なわれ、併せて弱め界磁制御を選択するものとしてもよい。目標電圧VH*に電圧Vhiを設定した場合と同等のパワーをモータMG1,MG2から入出力することを考えると、昇圧後電圧VHが低くなる分モータMG1,MG2に流れる電流を大きくする必要がある。このため、同じ昇圧後電圧VHに対し、正弦波制御に比してモータMG1,MG2に流れる電流が大きくなる矩形波制御を選択するのである。ここで、モータMG1,MG2の損失は電流に比例して増加し、損失の増加に伴ってモータMG1,MG2の発熱が大きくなる。このため、矩形波制御によりモータMG1,MG2の温度が上述した冷却循環系50の所定の起動温度により早く到達することになる。これにより、バッテリ38やエンジン22は、冷却循環系50のオイルとの熱交換によってより早く暖機されることになる。また、昇圧後電圧VHが低くなるため、モータMG1,MG2の逆起電力が昇圧後電圧VHを超えやすくなるが、併せて弱め界磁制御を選択することによりモータMG1,MG2に要求されるトルクを確実に出力することができる。この弱め界磁制御により弱め界磁電流が供給される分、モータMG1,MG2に流れる電流をより大きなものとしてモータMG1,MG2の発熱をより大きくすることができるから、より一層バッテリ38やエンジン22の暖機を促進することができる。これらの制御により、バッテリ38やエンジン22の暖機を促進して、速やかに適正温度範囲に到達させることができる。バッテリ温度Tbが閾値Tref1未満のときやエンジン温度Teが閾値Tref2未満のときに目標電圧VH*に電圧Vhiよりも低い電圧Vloを設定するのはこうした理由に基づいている。
こうした処理が行なわれてバッテリ38やエンジン22の暖機が促進され、バッテリ温度Tbやエンジン温度Teが上昇すると、ステップS110で否定的な判定をする。そして、続くステップS120で目標電圧VH*に電圧Vloを設定していると判定し、バッテリ温度Tbが閾値Tref3を超えるか否かあるいはエンジン温度Teが閾値Tref4を超えるか否かを判定する(ステップS130)。ここで、閾値Tref3,Tref4は、バッテリ温度Tbやエンジン温度Teの僅かな変化に対して目標電圧VH*が電圧Vhiと電圧Vloとに頻繁に切り替わることがないよう閾値Tref1,Tref2に対してそれぞれヒステリシスを持たせた値に設定されている。ステップS130でバッテリ温度Tb,エンジン温度Teのいずれかがその閾値Tref3,Tref4を超えないと判定したときにはステップS140で目標電圧VH*に電圧Vloを設定し、ステップS130でバッテリ温度Tb,エンジン温度Teがそれぞれ閾値Tref3,Tref4を超えると判定したときにはステップS150で目標電圧VH*に電圧Vhiを設定し、ステップS160で昇圧コンバータ35の昇圧制御を行なって、本ルーチンを終了する。
以上説明した実施例の駆動装置20では、バッテリ温度Tbが閾値Tref1未満のときあるいはエンジン温度Teが閾値Tref2未満のときには、昇圧コンバータ35の昇圧後電圧VHの目標電圧VH*を各温度が閾値Tref1や閾値Tref2以上のときに比して低い電圧Vloに設定して昇圧コンバータ35を制御し、正弦波制御に比して電流が大きくなるよう矩形波制御と弱め界磁制御とを選択してインバータ33,34を制御するから、モータMG1,MG2に流れる電流を大きくして損失の増加に伴うモータMG1,MG2の発熱を大きくすることができ、冷却循環系50のオイルを介した熱交換によりモータMG1,MG2からバッテリ38やエンジン22へ供給される熱を大きくすることができる。この結果、モータMG1,MG2の駆動中においてバッテリ38やエンジン22をより早く暖機させることができる。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、モータMG2が「電動機」に相当し、インバータ34が「インバータ」に相当し、バッテリ38が「バッテリ」に相当し、昇圧コンバータ35が「昇圧コンバータ」に相当し、冷却循環系50が「循環手段」に相当し、電子制御ユニット36が「制御手段」に相当する。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、駆動装置の製造産業などに利用可能である。
20 駆動装置、22 エンジン、33,34 インバータ、35 昇圧コンバータ、36 電子制御ユニット、38 バッテリ、38a 温度センサ、50 冷却循環系、52 モータケース、54 エンジンケース、56 バッテリケース、57 オイル循環路、58 オイルポンプ、MG1,MG2 モータ。

Claims (1)

  1. 駆動軸に動力を出力する電動機と、前記電動機を駆動するインバータと、前記電動機と電力のやり取りが可能なバッテリと、前記バッテリの電圧を昇圧して前記インバータに供給可能な昇圧コンバータと、前記電動機および前記バッテリと熱交換可能に設けられた循環経路に冷却媒体を循環させる循環手段と、前記インバータの入力電圧が目標電圧となるよう前記昇圧コンバータを制御すると共に要求駆動力が前記電動機から出力されるよう前記インバータを制御する制御手段と、を備える駆動装置において、
    前記制御手段は、前記装置の温度が所定温度未満のときには、該所定温度以上のときに比して低い目標電圧に基づいて前記昇圧コンバータを制御する手段である
    ことを特徴とする駆動装置。
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