JP2010246255A - モールドモータとモールドモータの温度検出方法およびモールドモータの温度検出装置 - Google Patents
モールドモータとモールドモータの温度検出方法およびモールドモータの温度検出装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010246255A JP2010246255A JP2009091707A JP2009091707A JP2010246255A JP 2010246255 A JP2010246255 A JP 2010246255A JP 2009091707 A JP2009091707 A JP 2009091707A JP 2009091707 A JP2009091707 A JP 2009091707A JP 2010246255 A JP2010246255 A JP 2010246255A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator
- pattern circuit
- temperature
- substrate
- temperature detection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
【解決手段】 コイル間接続用パターン回路11を有する基板10に、ステータ温度検出用パターン回路12を設けることにより、ステータ温度検出用パターン回路12の抵抗値を検出することでステータ温度センサを使用せずにステータ温度を検出することが可能となり、温度センサが必要なくなること、温度センサ取り付け工数がかからないことにより低コストでステータ温度検出が可能となり、サイズの大きい温度センサを使用する必要が無いためステータおよびモールドモータの小型化が可能となる。
【選択図】 図2
Description
図6は、従来のモールドモータを示す側断面図である。
図6に示すように、従来のモールドモータ21は、コア22とコイル23とこれらを封止するモールド樹脂24と温度センサ30と温度センサ30を挿入するために形成された空孔31からなるステータSAと、前記ステータSAの軸方向端部にそれぞれ取り付けられた負荷側ブラケット25と反負荷側ブラケット26と、前記負荷側ブラケット25と反負荷側ブラケット26に軸受27を介して回転自在に支持したマグネット29とシャフト28からなるロータRAとを備えて構成されている。前記モールドモータ21は、コイルに温度センサ30を直接固定する場合、温度センサ30は機械的強度が弱いためにモールド成形時に温度センサ30が断線する等により、モールド時に空孔31を設けて、モールド後に温度センサ30を埋め込み、温度検出を行っている。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、コストアップせずに、かつモータ寸法を変更することなく温度検出ができるモールドモータを提供することを目的とするものである。
請求項1に記載のモールドモータの発明は、ステータコアと、前記ステータコアに装着したステータコイルと、前記ステータコイル間の接続用パターン回路を有する基板と、これらを封止するモールド樹脂を有するステータと、前記ステータの軸方向の両側に配置された負荷側ブラケットおよび反負荷側ブラケットと、前記負荷側ブラケットおよび反負荷側ブラケットに軸受を介して回転自在に支持されたシャフトを有するロータとを備えたモールドモータにおいて、前記モールド樹脂内に、前記コイル間の接続用パターン回路と併せてステータ温度検出用パターン回路を設けた基板を有することを特徴とするものである。
請求項2に記載のモールドモータの発明は、前記コイル間の接続用パターン回路を有する基板と、ステータ温度検出用パターン回路を有する基板を、それぞれ別に備えたことを特徴とするものである。
請求項3に記載のモールドモータの発明は、ステータコアと、前記ステータコアに装着したステータコイルと、前記ステータコイルを接続するための結線部と、これらを封止するモールド樹脂を有するステータと、前記ステータの軸方向の両側に配置された負荷側ブラケットおよび反負荷側ブラケットと、前記負荷側ブラケットおよび反負荷側ブラケットに軸受を介して回転自在に支持されたシャフトを有するロータとを備えたモールドモータにおいて、前記モールド樹脂内に、ステータ温度検出用パターン回路を有する基板を備えたことを特徴とするものである。
請求項4に記載のモールドモータの温度検出方法の発明は、ステータコアと、前記ステータコアに装着したステータコイルと、前記ステータ温度検出用パターン回路を有する基板と、これらを封止するモールド樹脂を有するステータを備えたモールドモータの温度検出方法において、前記ステータ温度検出用パターン回路の抵抗値を検出し、
常温時と駆動時の抵抗値からモールドモータのステータの温度を算出することを特徴とするものである。
請求項5に記載のモールドモータの温度検出装置の発明は、ステータコアと、前記ステータコアに装着したステータコイルと、これらを封止するモールド樹脂からなるステータとを有するモールドモータにおいて、ステータ温度検出用パターン回路を有し、前記モールド樹脂内に配置された基板と、前記基板とケーブルで接続され、前記ステータ温度検出用パターン回路の抵抗値を検出する温度検出回路を備えたことを特徴とするものである。
図において、モールドモータ1は、コア2とコイル3とコイル接続用パターン回路及びステータ温度検出用パターン回路を有する基板10とモールド樹脂4からなるステータSと、前記ステータSの軸方向端部にそれぞれ取り付けられた負荷側ブラケット5と反負荷側ブラケット6と、前記負荷側ブラケット5と反負荷側ブラケット6に軸受7を介して回転自在に支持した、マグネット9とシャフト8からなるロータRとを備えて構成されている。
図2は、本発明の第1実施例を示す基板のパターン図である。両面基板で破線のコイル接続用パターン回路11を裏面、実線のステータ温度検出用パターン回路12を表面に配置しており、片面及び3層以上の多層基板で構成しても良い。
図4は、本発明の第2実施例を示すステータ温度検出用パターン回路からなる基板のパターン図である。片面基板でステータ温度検出用パターン回路12を表面に配置しており、2層以上の多層基板で構成しても良い。
2,22 ステータコア
3,23 ステータコイル
4,24 モールド樹脂
5,25 負荷側ブラケット
6,26 反負荷側ブラケット
7,27 軸受
8,28 シャフト
9,29 マグネット
10 基板
11 コイル間接続用パターン回路
12 ステータ温度検出用パターン回路
13 動力線
14 制御装置
15 ケーブル
16 温度検出回路
30 温度センサ
31 空孔
S,SA ステータ
R,RA ロータ
Claims (5)
- ステータコアと、前記ステータコアに装着したステータコイルと、前記ステータコイル間の接続用パターン回路を有する基板と、これらを封止するモールド樹脂を有するステータと、
前記ステータの軸方向の両側に配置された負荷側ブラケットおよび反負荷側ブラケットと、
前記負荷側ブラケットおよび反負荷側ブラケットに軸受を介して回転自在に支持されたシャフトを有するロータとを備えたモールドモータにおいて、
前記モールド樹脂内に、前記コイル間の接続用パターン回路と併せてステータ温度検出用パターン回路を設けた基板を有することを特徴とするモールドモータ。 - 前記コイル間の接続用パターン回路を有する基板と、ステータ温度検出用パターン回路を有する基板を、それぞれ別に備えたことを特徴とする請求項1に記載のモールドモータ。
- ステータコアと、前記ステータコアに装着したステータコイルと、前記ステータコイルを接続するための結線部と、これらを封止するモールド樹脂を有するステータと、
前記ステータの軸方向の両側に配置された負荷側ブラケットおよび反負荷側ブラケットと、
前記負荷側ブラケットおよび反負荷側ブラケットに軸受を介して回転自在に支持されたシャフトを有するロータとを備えたモールドモータにおいて、
前記モールド樹脂内に、ステータ温度検出用パターン回路を有する基板を備えたことを特徴とするモールドモータ。 - ステータコアと、前記ステータコアに装着したステータコイルと、前記ステータ温度検出用パターン回路を有する基板と、これらを封止するモールド樹脂を有するステータを備えたモールドモータの温度検出方法において、
前記ステータ温度検出用パターン回路の抵抗値を検出し、
常温時と駆動時の抵抗値からモールドモータのステータの温度を算出することを特徴とするモールドモータの温度検出方法。 - ステータコアと、前記ステータコアに装着したステータコイルと、これらを封止するモールド樹脂からなるステータとを有するモールドモータにおいて、
ステータ温度検出用パターン回路を有し、前記モールド樹脂内に配置された基板と、
前記基板とケーブルで接続され、前記ステータ温度検出用パターン回路の抵抗値を検出する温度検出回路を備えたことを特徴とするモールドモータの温度検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009091707A JP2010246255A (ja) | 2009-04-06 | 2009-04-06 | モールドモータとモールドモータの温度検出方法およびモールドモータの温度検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009091707A JP2010246255A (ja) | 2009-04-06 | 2009-04-06 | モールドモータとモールドモータの温度検出方法およびモールドモータの温度検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010246255A true JP2010246255A (ja) | 2010-10-28 |
Family
ID=43098674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009091707A Pending JP2010246255A (ja) | 2009-04-06 | 2009-04-06 | モールドモータとモールドモータの温度検出方法およびモールドモータの温度検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010246255A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102012016913A1 (de) * | 2012-08-22 | 2014-03-13 | Ziehl-Abegg Ag | Abdeckhaube für einen Elektromotor sowie Elektromotor mit einer solchen Abdeckhaube |
JP2021096105A (ja) * | 2019-12-16 | 2021-06-24 | 日本電産シンポ株式会社 | 回転角度検出センサ、トルク検出センサ、および動力伝達装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03142901A (ja) * | 1989-10-30 | 1991-06-18 | Tokin Corp | 測温抵抗体 |
JPH05199713A (ja) * | 1992-01-20 | 1993-08-06 | Shibaura Eng Works Co Ltd | モ−ルド電動機 |
JPH10260086A (ja) * | 1997-03-14 | 1998-09-29 | Toyo Electric Mfg Co Ltd | 温度検出器付き電気機器 |
JP2000188850A (ja) * | 1998-12-21 | 2000-07-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 温度検出素子を内蔵したモータ |
-
2009
- 2009-04-06 JP JP2009091707A patent/JP2010246255A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03142901A (ja) * | 1989-10-30 | 1991-06-18 | Tokin Corp | 測温抵抗体 |
JPH05199713A (ja) * | 1992-01-20 | 1993-08-06 | Shibaura Eng Works Co Ltd | モ−ルド電動機 |
JPH10260086A (ja) * | 1997-03-14 | 1998-09-29 | Toyo Electric Mfg Co Ltd | 温度検出器付き電気機器 |
JP2000188850A (ja) * | 1998-12-21 | 2000-07-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 温度検出素子を内蔵したモータ |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102012016913A1 (de) * | 2012-08-22 | 2014-03-13 | Ziehl-Abegg Ag | Abdeckhaube für einen Elektromotor sowie Elektromotor mit einer solchen Abdeckhaube |
JP2021096105A (ja) * | 2019-12-16 | 2021-06-24 | 日本電産シンポ株式会社 | 回転角度検出センサ、トルク検出センサ、および動力伝達装置 |
JP7343101B2 (ja) | 2019-12-16 | 2023-09-12 | ニデックドライブテクノロジー株式会社 | 回転角度検出センサ、トルク検出センサ、および動力伝達装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5936700B2 (ja) | 電動駆動装置 | |
JP4718260B2 (ja) | モールドモータ | |
CN102714447B (zh) | 电动机或发电机 | |
JP5863807B2 (ja) | 電動モータ、制御装置及びセンサを備えたステアリングギヤ装置、並びに、当該ステアリングギヤ装置が装備された電動補助ステアリングシステム | |
WO2012056735A1 (ja) | 電動パワーステアリング用モータ駆動制御装置 | |
KR102146023B1 (ko) | 모터 및 이를 포함하는 전동식 조향장치 | |
JP2017163682A (ja) | 電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置 | |
JP2011109896A (ja) | 電気式ウォーターポンプの固定子製作方法 | |
US8739919B2 (en) | Motor and electric power steering system | |
WO2011007306A3 (en) | Pump with rotor position measurement system | |
JP2009033786A (ja) | バスバーを内蔵したインナーロータブラシレスモータ | |
JP2015106970A (ja) | 駆動装置 | |
JP2018014786A (ja) | コイルエンド部に発電給電機能を有する電動機 | |
CN102594030A (zh) | 具有集成的磁通量传感器的电机 | |
JP4989067B2 (ja) | ブラシレスdcモータ | |
CN106253552B (zh) | 马达 | |
JP2007252097A (ja) | ブラシレスモータ | |
EP2744072A2 (en) | Motor | |
KR20140078819A (ko) | 모터 | |
JP2010246255A (ja) | モールドモータとモールドモータの温度検出方法およびモールドモータの温度検出装置 | |
CN101325351A (zh) | 模压电机 | |
CN106195032B (zh) | 联接器和具有该联接器的马达 | |
JP2007174842A (ja) | 回転子 | |
KR100425721B1 (ko) | 브러시리스 모터의 회전자 위치 감지 장치 | |
JP5708432B2 (ja) | 回転電機およびそれを用いた空気調和装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111214 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20120314 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130521 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130524 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20131002 |