JP2010243443A - 温度測定装置および焼結機 - Google Patents

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Abstract

【課題】長期安定的に、かつ精度よく測定することが可能な焼結機の燃料原料層内の温度を測定する温度測定装置を提供する。
【解決手段】本発明の温度測定装置は、焼結原料を積載して移動可能な焼結機100のパレット110の底面を構成する複数のグレートバー112とともに配列され、パレット112の収容空間に収容される、焼結原料層の温度を測定する装置である。温度測定装置は、グレートバー112とともにパレット110の底面を形成する基台部161と、基台部161上面からパレット110の収容空間に向かって突出する突出部162と、突出部162から焼結機100に設置されたパレット110の進行方向下流側に向かって突出して設けられ、焼結原料層の温度を測定する測温体172のうち少なくとも突出部162から突出する部分が、焼結原料層の温度下で連続使用が可能な材質の保護管174により包囲された2以上の温度測定部170とを備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、焼結機の燃料原料層内の温度を測定する温度測定装置およびこれを備えた焼結機に関する。
高炉鉄鋼業において、焼結機は、原料供給部から供給された焼結原料を積載して移動可能な複数のパレットからなるパレット群と、パレットが積載する焼結原料に着火する点火部と、パレット群の下方に配設された複数のウィンドボックスと、各ウィンドボックスの下端部に接続され、ウィンドボックス内のガスを吸気する吸気管とを備えて構成される。パレット群は、隣接するパレットの先端と後端とが連接されており、エンドレスに焼結機の筐体内を周回する構造となっている。各ウィンドボックスは、吸気管を介してブロアにより吸気/排気されることによって減圧されている。
パレット群を構成する各パレット10は、図10に示すように、複数のグレートバー12と、サイドウォール14と、車輪16とから構成される。グレートバー12は、図11に示すように、パレット10の底面を構成する基台部12aと、グレートバー12を連結するための略L字形状の脚部12bとからなる。基台部12aと脚部12bとは一体に構成されている。基台部12aの表面12cには、焼結原料が積載される。また、基台部12aの中央付近には、基台部12aの長手方向(第1の方向)に直交する方向(第2の方向)の幅が短くなるように切り欠き部12dが形成されている。
グレートバー12は、図10に示すように、第1の方向および第2の方向に配列されて、パレット10の略長方形状の底面を構成する。このとき、第2の方向に隣接するグレートバー12の間には、切り欠き部12dによってウィンドボックスと連通するための隙間が形成される。サイドウォール14は、複数のグレートバー12によって構成された底面の、第2の方向における両側に設けられた壁板である。サイドウォール14は、パレット10上に載置された焼結原料や生成された焼結鉱の落下を防止する。サイドウォール14の外側面には、焼結機の長手方向に移動するための4つの車輪16が設けられている。
パレット群の周回中、まず、各パレットに原料供給部から焼結原料が供給され、焼結原料の搬送が開始される。次いで、パレットの積載する焼結原料が点火部である点火炉により着火されるとともに、ウィンドボックスを介してブロアにより吸気される。これにより、パレット群が移動する間に焼結原料層の上側表面から下方に燃焼帯を進行させ、焼結鉱を連続的に製造する。生成された焼結鉱は排鉱部にパレットが到達するとパレット上から排出される。そして、焼結鉱が排出されたパレットは、原料供給部まで周回して搬送される。
ところで、焼結過程の解明および管理にはパレット10上に積載された焼結原料層内の温度および焼結速度を測定することが極めて有効である。このため、従来から焼結原料層内の温度を測定する装置および方法が提案されてきた(例えば、特許文献1、2)。特許文献1には、焼結機パレット底面のグレートバーの表面から突出するように設けられた包囲体中に、2以上の温度素子を取り付けることにより焼結原料層内の温度を測定する方法が開示されている。かかる方法では、各温度検出素子の先端に位置する感温部をグレートバー表面と略平行をなすように包囲体から焼結原料層の下流側に露出させている。また、特許文献2には、焼結原料層内部の通気性を確保する目的として、通気棒や通気板等の通気孔形成手段を用いて焼結原料層内に通気孔を形成し、通気孔の内部に温度センサを挿入することにより焼結原料層内の温度を測定する方法が開示されている。
特開昭56−9335号公報 特開2000−136969号公報
しかし、焼結原料層内の温度を連続して安定的に測定することは容易ではない。これは、温度測定部が、焼結原料層内の温度が約1200〜1300℃まで上昇することや、排鉱部で排出される焼結鉱からの荷重によって、機械的損傷を受けるためである。
このため、上記特許文献1に記載の測定方法による連続測定可能時間は、30時間程度が限界である。一般に焼結機の操業が1〜1.5ヵ月の連続操業が通常であることを考えると、この寿命はあまりにも短い。特許文献1に記載の構成では、焼結原料層内に露出した各温度検出素子の先端の感温部と焼結原料とが高温により融着し、排鉱部で焼結原料が排出される際に感温部に多大な荷重がかかってしまう。この繰り返しにより温度検出素子が機械的に破壊されてしまい、寿命が短くなるものと考えられる。
また、特許文献2に記載の温度測定方法では、操業中において、常に焼結原料がパレットとともに焼結機ライン上を移動する一方、温度センサは焼結機上の所定位置に固定されている。このため、温度センサには常に移動する焼結原料の接触による摩耗が生じる。特に、焼結原料が赤熱状態にある燃焼帯においては、焼結原料の温度は約1200〜1300℃まで上昇することから、高温状態での摩耗という温度センサにとっては極めて過酷な環境条件となり、安定的に連続測定することは不可能である。
さらに、着火された焼結原料層は焼結ライン上を移動するにしたがって焼き締まっていく。例えば、原料供給部では約500mmあった焼結原料層の厚みが、焼結が完了する排鉱部付近では約400mmの厚さまで減少することがある。すなわち、温度センサの高さ方向の位置が排鉱部付近に近づくにつれて下方にずれてくる。このずれ量は焼結原料の焼き締まり具合によって異なるものであり、また、このずれ量を認識することは困難である。しかし、焼結過程の解明のために温度センサの高さ方向の位置は極めて重要であることから、温度センサの高さ方向の位置が不明であることは焼結過程の解明において致命的である。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、長期安定的に、かつ精度よく測定することが可能な、新規かつ改良された焼結機の燃料原料層内の温度を測定する温度測定装置およびこれを備えた焼結機を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、焼結原料を積載して移動可能な焼結機のパレットの底面を構成する複数のグレートバーとともに配列され、パレットの収容空間に収容された焼結原料層の温度を測定する温度測定装置が提供される。かかる温度測定装置は、グレートバーとともにパレットの底面を形成する基台部と、基台部上面からパレットの収容空間に向かって突出する突出部と、突出部から焼結機に設置されたパレットの進行方向下流側に向かって突出して設けられ、焼結原料層の温度を測定する測温体のうち少なくとも突出部から突出する部分が、該焼結原料層の温度の下で連続使用が可能な材質の保護管により包囲された2以上の温度測定部と、を備える。
本発明によれば、焼結原料を収容するパレットの収容空間内に温度測定装置を設ける。温度測定部が焼結原料内に埋没された状態で焼結原料層の温度を測定するため、焼結原料層の温度を精度よく測定することができる。また、温度測定装置の温度測定部は、測温体が該焼結原料層の温度下で連続使用が可能な材質の保護管によって包囲されて構成されている。これにより、突出部からパレットの進行方向下流側に向かって突出する部分に焼結原料により大きな荷重がかかり、さらに当該部分が高温環境に置かれても、測温体が損傷するのを防止することができる。したがって、長期安定的に測定することが可能となる。
ここで、突出部に、温度測定部を固定する固定部材を設けるようにしてもよい。固定部材は、温度測定部の突出方向に対して略直交する方向に配置され、筐体内に位置する保護管の外表面の一部と接触可能に設けられる。このような固定部材を設けることにより、温度測定部が突出部への挿入口側に移動するのを抑制することができ、温度測定部の突出部から脱落を防止することができる。例えば、保護管の外表面に、温度測定部の突出方向に対して略直交する方向に延び、固定部材の外表面の形状に対応する形状の溝部を形成し、固定部材を少なくとも一部が保護管の溝部内に配置されるように設けることにより、温度測定部の突出部から脱落を防止することができる。
突出部に設けられる温度測定部は、パレットの底面に対して直交する方向に配列される。すなわち、パレットの収容空間の高さ方向に複数の温度測定部を設けることにより、焼結過程の進行の程度を把握することができる。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、原料供給部より供給された焼結原料を積載して移動可能な複数のパレットが無端状に連結されたパレット群と、パレットに積載された焼結原料に着火する点火部と、パレット群の下方に配設された複数のウィンドボックスと、各ウィンドボックスの下端部に接続され、各ウィンドボックスとウィンドボックス内のガスを吸気する吸気部とを連結する吸気管と、を備える焼結機が提供される。複数のパレットのうち少なくとも1つのパレットには、当該パレットの底面を構成する複数のグレートバーとともに配列され、パレットの収容空間に収容された焼結原料層の温度を測定する温度測定装置が設けられる。温度測定装置は、グレートバーとともにパレットの底面を形成する基台部と、基台部上面からパレットの収容空間に向かって突出する突出部と、突出部から焼結機に設置されたパレットの進行方向下流側に向かって突出して設けられ、焼結原料層の温度を測定する測温体のうち少なくとも突出部から突出する部分が、該焼結原料層の温度下で連続使用が可能な材質の保護管により包囲された2以上の温度測定部とを備える。
以上説明したように本発明によれば、長期安定的に、かつ精度よく測定することが可能な温度測定装置および焼結機を提供することができる。
本発明の実施形態にかかる焼結機の概略構成を示す側面図である。 同実施形態にかかる焼結機の概略構成を示す平面図である。 図2のA−A切断線における断面図である。 同実施形態にかかる温度測定装置を備えたパレットを示す概略斜視図である。 同実施形態にかかる温度測定装置を示す部分断面側面図である。 同実施形態にかかる温度測定装置の筐体を示す前面図である。 同実施形態にかかる温度測定部の構成を示す部分断面図である。 筐体に温度測定部を固定する方法を示す説明図である。 図5のB−B切断線における断面図であって、固定部材による温度測定部の固定状態を示す。 従来のパレットの構成を示す概略斜視図である。 グレートバーを示す斜視図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<焼結機の概略構成>
まず、図1〜図3に基づいて、本発明の実施形態にかかる焼結機100の構成について説明する。なお、図1は、本実施形態にかかる焼結機100の概略構成を示す側面図である。図2は、本実施形態にかかる焼結機100の概略構成を示す平面図である。図3は、図2のA−A切断線における断面図である。
本実施形態にかかる焼結機100は、図1に示すように、複数のパレット110からなるパレット群と、原料供給ホッパー120と、点火炉130と、ウィンドボックス140とから構成される。
パレット群は、焼結原料5を積載して搬送する複数のパレット110を焼結機100の長手方向に移動可能に連結して構成される。各パレット110は、図1および図2に示すように、先端と後端とが連接されており、駆動ローラ102a、102bの回転にしたがってエンドレスに焼結機100内を周回する。図1では、駆動ローラ102a、102bが反時計回りに回転することによって、パレット群は反時計回りに周回している。パレット群を構成するパレット110のうち少なくとも1つのパレット110に、パレット110上に積載された焼結原料層の温度を測定する温度測定装置(図4の符号150)が設けられる。なお、パレット群を構成するパレット110の詳細な構成については後述する。
原料供給ホッパー120は、焼結鉱の原料となるコークス粉を含む焼結原料5を供給する原料供給部である。原料供給ホッパー120は、点火炉130の位置を基準としてパレット群の回転方向上流側に設けられる。原料供給ホッパー120から供給された焼結原料5は、原料供給ホッパー120の下方を通過するパレット110の収容空間に収容され、パレット群の進行方向へ搬送される。
点火炉130は、パレット110上に積載された焼結原料5に着火する点火部である。点火炉130と対向するパレット110上に積載された燃料原料に着火して、焼結原料5の焼結過程を開始させる。
ウィンドボックス140は、焼結原料5が積載されたパレット110を下方から吸気するための減圧空間を構成する。ウィンドボックス140は、図3に示すように、パレット110の下方に設けられた空間であり、上部側142はパレット110の底面下部と連通し、下端側144は吸気管145に連通している。ウィンドボックス140は、吸気管145を介してブロア(図示せず。)と接続されており、ブロアによって吸気/排気されることでウィンドボックス140の内部空間が減圧される。
パレット群の周回中、まず、各パレット110に原料供給ホッパー120から焼結原料5が供給され、焼結原料5の搬送が開始される。次いで、パレット110の積載する焼結原料5が点火炉130により着火されるとともに、ウィンドボックス140および吸気管145を介してブロア(図示せず。)により吸気される。これにより、パレット群が移動する間に焼結原料層の上側表面から下方に燃焼帯を進行させ、焼結鉱を連続的に製造する。生成された焼結鉱は排鉱部にパレット110が到達するとパレット110上から排出される。そして、焼結鉱が排出されたパレット110は、原料供給ホッパー120まで周回して搬送される。
以上、本実施形態にかかる焼結機100の概略構成について説明した。本実施形態にかかる焼結機100では、パレット110に積載された焼結原料層の温度および焼結速度を測定する温度測定部170を備える温度測定装置150をパレット110の底面に設ける。以下、図4〜図9に基づいて、本実施形態にかかる温度測定装置150を備えたパレット110および温度測定装置150の構成について詳細に説明する。なお、図4は、本実施形態にかかる温度測定装置150を備えたパレット110を示す概略斜視図である。図5は、本実施形態にかかる温度測定装置150を示す部分断面側面図である。図6は、本実施形態にかかる温度測定装置150の筐体160を示す前面図である。図7は、本実施形態にかかる温度測定部170の構成を示す部分断面図である。図8は、筐体160に温度測定部170を固定する方法を示す説明図である。図9は、図5のB−B切断線における断面図であって、固定部材180aによる温度測定部170aの固定状態を示す。
<温度測定装置を備えるパレットの構成>
まず、図4に基づいて、本実施形態にかかる温度測定装置150を備えるパレット110の構成について説明する。温度測定装置150を備えるパレット110は、図4に示すように、複数のグレートバー112と、サイドウォール114と、車輪116と、温度測定装置150とを備える。
グレートバー112は、パレット110の底面を構成する部材であって、例えば図11に示した従来のグレートバー12と同様の構成とすることができる。グレートバー112を基台部の長手方向に直角な方向(x軸方向)にグレートバー112の長手方向の辺を隣接させて配列したグレートバー列を、基台部の長手方向(y軸方向)に複数配列することにより、パレット110の底面が形成される。例えば、x軸方向に50個配列したグレートバー列をy軸方向に3列配列して、150個のグレートバー112によりパレットの底面を形成することができる。このように配列される複数のグレートバー112のうち、1または2以上のグレートバー112の代わりに本実施形態にかかる温度測定装置150が配置される。
サイドウォール114は、複数のグレートバー112によって構成された底面の、x軸方向における両側に設けられた壁板である。サイドウォール114は、パレット110上に載置された焼結原料5や生成された焼結鉱がパレット110の進行方向に対して直角なx軸方向に落下するのを防止する。
車輪116は、パレット110を焼結機の長手方向(y軸方向)に移動させるための部材である。車輪116は、1つのパレット110に対して各サイドウォール114の外側面にそれぞれ2つ設けられる。車輪116は、図3に示すように、焼結機100の筐体内のx軸方向両側に設けられた2本の軌条118上に設けられる。これにより、パレット110が軌条118に沿って移動することができる。
温度測定装置150は、パレット110に積載された焼結原料層の温度および焼結速度を測定する装置である。本実施形態にかかる温度測定装置150は、上述したように、パレット110の底面を構成するために配列されたグレートバー112とともに配列して設けられる。例えば、図4に示すように、y軸正方向側のグレートバー列の中央付近に設けることができる。なお、図4では、温度測定装置150は1つのみ設けられているが、本発明はかかる例に限定されず、2以上の温度測定装置150を設けてもよい。例えば、3つの温度測定装置150を、1つのグレートバー列の中央付近と両端側に設けて、1つのパレット110に積載された焼結原料層の燃焼過程を監視するようにしてもよい。
なお、パレット群を構成するパレット110のうち、温度測定装置150を搭載していないパレット110は、例えば図10に示した従来のパレット10と同様の構成とすることができる。
<温度測定装置の構成>
以下、図5〜図7に基づいて、温度測定装置150の構成をより詳細に説明する。本実施形態にかかる温度測定装置150は、温度測定部170を保持する筐体160と、焼結原料層の温度を測定する温度測定部170とから構成される。なお、以下では、第1の水平孔164a、第2の水平孔164bを「水平孔」、第1の貫通孔166a、第2の貫通孔166bを「貫通孔」、第1の温度測定部170a、第2の温度測定部170bを「温度測定部」、そして第1の固定部材180a、第2の固定部材180bを「固定部材」と称する場合もある。
[筐体]
筐体160は、図5に示すように、グレートバー112の基台部とともにパレット110の底面を構成する基台部161と、基台部161からパレット110の収容空間に向かってz軸正方向に突出する突出部162と、グレートバー112とともに配列するための脚部163a、163bとからなる。基台部161および脚部163a、163bは、グレートバー112の基台部および脚部と略同一の形状に形成される。すなわち、筐体160は、測温用のグレートバーとして機能する。
突出部162は、温度測定部170を所定の位置で保持する保持部であって、例えば図5に示すように、側面から見た形状が略台形状となるように形成される。突出部162のy軸正方向側の前面162aは、基台部161の上面に対して略垂直に設けられ、かかる前面162aから後述する温度測定部170の一部が突出する。前面上部162bは、図5に示すように、y軸負方向に向かって傾斜するようにしてもよい。また、突出部162の背面162cは、基台部161側から突出する方向(z軸正方向)に向かうにつれて前方(y軸正方向)に傾斜するように形成してもよい。
突出部162の内部には、温度測定部170が挿通される空間が形成される。すなわち、図5に示すように、第1の温度測定部170aが挿入される第1の水平孔164aと、第2の温度測定部170bが挿入される第2の水平孔164bと、第1の水平孔164aおよび第2の水平孔164bとを連結する垂直孔165とが形成される。
第1の水平孔164aおよび第2の水平孔164bは、一端側が突出部162のy軸正方向にある前面162aにおいて外部と連通し、y軸負方向に向かってy軸と略平行に延びている。これにより、温度測定装置150を搭載したパレット110を焼結機100に配置したときに、パレット110の進行方向に向かって第1の水平孔164aおよび第2の水平孔164bから第1の温度測定部170aおよび第2の温度測定部170bが突出するようになる。これにより、排鉱時における温度測定部170a、170bと焼結鉱との剥離を容易にすることができる。
第1の水平孔164aおよび第2の水平孔164bは、図6に示すように、基台部161の上面からz軸方向において等間隔に(すなわち、h1=h2となるように)形成される。第1の水平孔164aおよび第2の水平孔164bのz軸方向における位置は、測温したい焼結原料層の位置を規定する。すなわち、これらの水平孔164a、164bに設けられる温度測定部170a、170bによって、パレット110に積載された焼結原料層の温度を高さ方向に複数箇所で測定することができる。第1の水平孔164aおよび第2の水平孔164bは、これらに挿入される温度測定部170a、170bの保護管174の形状に合わせた形状に形成される。本実施形態では、保護管174が略円柱形状であることから、第1の水平孔164aおよび第2の水平孔164bは、y軸方向からみた形状が円形状の孔に形成されている。第1の水平孔164aおよび第2の水平孔164bの内径は、保護管174の外径より僅かに大きい程度の大きさとすることができる。
第1の水平孔164aおよび第2の水平孔164bの他端側は、z軸方向に延びる垂直孔165によって連結されている。垂直孔165の一端側は、基台部161の下面において外部と連通している。垂直孔165は、水平孔164a、164bに挿入された温度測定部170a、170bのリード線178を温度測定装置150の筐体160外部へ引き出すための孔である。垂直孔165のy軸方向からみた形状は、例えば略円形状や多角形状等とすることができる。
また、筐体160には、第1の水平孔164a、第2の水平孔164bの一部と交わるようにx軸方向に延びる第1の貫通孔166a、第2の貫通孔166bが形成される。貫通孔166a、166bには、第1の水平孔164aに挿入された第1の温度測定部170aおよび第2の水平孔164bに挿入された第2の温度測定部170bを固定する第1の固定部材180a、第2の固定部材180bが挿入される。なお、固定部材180a、180bによる温度測定部170a、170bの固定方法については後述する。
このような筐体160は、例えば耐熱鋳物であって、各部が一体に形成される。筐体160に形成された第1の水平孔164a、第2の水平孔165b、垂直孔165、第1の貫通孔166aおよび第2の貫通孔166bは、製作精度や強度の観点からくり抜きにより形成されている。
[温度測定部]
筐体160の水平孔164a、164bに挿入される温度測定部170(170a、170b)は、図7に示すように、焼結原料層の温度を測定する測温体172と、測温体172を包囲する保護管174とからなる。
測温体172は、例えばシース熱電対を用いることができる。シース熱電対は、ゼーベック効果を利用した温度センサであって、熱電対素線を通したシース管内に無機絶縁物を高圧で充填して構成されている。本実施形態で用いるシース熱電対は、シース熱電対熱電対先端の感温部がシース管と絶縁されている非接地型、感温部がシース管に接地している接地型、感温部がシース管から露出している露出型のいずれの形状であってもよい。測温体172の後端側には、測定結果を出力するためのリード線178が連結されている。
このような測温体172は、図7に示すように、略円柱状の保護管174によって包囲される。保護管174は、測温体172の損傷を防止するために設けられる。保護管174は、焼結原料5からの加重と焼結原料層の温度が約1200〜1300℃まで達するという使用環境から、当該温度域で構造用部材として十分な剛性を有し、焼結鉱との接触および衝突において、望ましくは1ヶ月程度以上の長期の連続使用に耐え得る高温耐摩耗性のある材質から形成され、例えば鉄ニッケル系金属を用いて形成することができる。保護管174は、略円柱形状の部材であって、後端部分174bから先端部分174aに向かうにつれて僅かに細くなっている。保護管174の先端部分174aは、丸みを帯びた形状に形成されている。測温体172を保護管174により包囲することで、測温体172の感温部の感度が低下する可能性がある。そこで、保護管174による感度への影響を低減すべく、測温体172の感温部のある先端部分174aは保護管174の厚みを後端部分174bより小さくするように形成されている。
保護管174の後端側には、保護管174の長手方向に対して略直交する方向に延びる溝部174cが形成されている。溝部174cは、後述する固定部材180が対応して配置される。本実施形態では、円柱形状の固定部材180を用いるため、保護管174の溝部174cは、保護管174の長手方向に対して略直交する方向からみた形状が略円弧状となっている。このように、保護管174の溝部174cの形状は、固定部材180の形状に応じて適宜変更可能である。
保護管174の内部には、先端側が閉じ、後端側が開口した挿入孔176が形成されている。挿入孔176には測温体172が挿入される。測温体172が挿入孔176に挿入されると、挿入孔176の後端側の開口部分において測温体172と保護管174とが例えば点溶接により固定される(図7の符号177で示す箇所)。温度測定部170は、例えば、外径が約2.2mmの測温体172を用いる場合、外径が約16mm、挿入孔176の内径が約2.5mmの保護管174により測温体172を包囲して形成することができる。
温度測定部170a、170bは、筐体160の第1の水平孔164a、第2の水平孔164bに挿入され、測温体172の感温部が筐体160から突出するように設けられる。例えば、筐体160の基台部161のy軸方向の長さおよび脚部163a、163bの下部から突出部162の上部までのz軸方向の長さがそれぞれ約500mm、突出部162のy軸方向の長さ(最大部分)が約400mmであり、保護管のy軸方向の長さが約80mmであるとき、温度測定部170a、170bは突出部162の前面162aから約30mm突出して設けられる。これにより、焼結原料層とより近い位置で温度を測定することができる。なお、このようなサイズの筐体160において、例えば温度測定部170a、170bを基台部161の上面からz軸正方向に向かって約100mm毎に設けてもよい。
また、温度測定部170a、170bの後端から延びるリード線178は、第1の水平孔164a、第2の水平孔164bから垂直孔165を通り、筐体160の基台部161の下面から焼結機100の外部へ引き出される。
[固定部材による温度測定部の固定方法]
温度測定部170a、170bは、その外径より僅かに大きい筐体160の水平孔164a、164bに挿入されて筐体160に取り付けられるが、筐体160から突出する部分には焼結原料5の荷重から多大な荷重がかかる。このとき、温度測定部170a、170bが筐体160から脱落しないように、筐体160と温度測定部170a、170bとが固定部材180a、180bによって固定されている。
固定部材180a、180bは、温度測定部170a、170bの脱落を防止する部材であって、例えば、円柱状あるいは角柱状の棒や、軸部と当該軸部より大きな外径を有する頭部とを備えるリベット等を用いることができる。本実施形態の固定部材180a、180bでは、直径が約15mmの円柱形状のSUS製部材を用いる。固定部材180a、180bは、図8に示すように、温度測定部170a、170bの第1の水平孔164a、第2の水平孔164bへの挿入方向に対して略直交する方向に貫通する貫通孔166a、166bに挿入される。
貫通孔166a、166bに挿入された固定部材180a、180bは、図9に示すように、軸部183aの外周面が温度測定部170aの保護管174の溝部174cの形状に対応するように設けられる。そして、固定部材180aの両端部181a、182aは、突出部162の内部方向に向かって押圧され、貫通孔166aの内径よりも大きくなるように潰され、さらに点溶接される。このようにして、固定部材180aが当該固定部材180aの挿通方向に移動しないように突出部162に固定される。本実施形態では、温度測定部170の保護管174の後端付近を固定部材180により固定しているが、固定部材180の配置は適宜変更可能である。また、本実施形態では、固定部材180は1つの温度測定部170に対して1つのみ設けたが、例えば2以上の固定部材により固定してもよい。
このように、水平孔164a、164bに温度測定部170a、170bを挿入した後、貫通孔166a、166bに固定部材180a、180bを挿入して固定する。これにより、温度測定部170a、170bが水平孔164a、164bへの挿入方向(y軸方向)に移動しようとしても、溝部174cにおいて保護管174と固定部材180a、180bとが接触するため、固定部材180a、180bが温度測定部170a、170bの移動を妨げることができる。
また、このようなストッパ構造によれば、固定部材180a、180bにより温度測定部170a、170bを固定した際に保護管174に対して集中応力が生じないため、固定部材180a、180b自体の破損も低減される。温度測定部170a、170bを筐体160に固定する方法として、例えば溶接による固定が考えられる。しかし、本実施形態の筐体160のように鋳物製である場合には溶接による固定は困難であり、溶接箇所も限定されるという問題がある。また、ボルト止めによる固定も考えられるが、ボルトの頭部と軸部との間に応力が集中し、破損する可能性が高いという問題がある。これらの固定方法と比較すると、本実施形態のストッパ構造による固定を用いることにより、温度測定部170a、170bを容易、かつ確実に固定することができる。
以上、本実施形態にかかる温度測定装置150について説明した。温度測定装置150は、図4に示すように、複数のグレートバー112とともにパレット110の底面に設けられる。温度測定装置150を搭載したパレット110は、図1に示す焼結機100のパレット群の1つとして設けられる。そして、2つの駆動ローラ102a、102bによって反時計回りに移動され、焼結機100の筐体内を周回する。温度測定装置150を搭載したパレット110に原料供給ホッパー120から焼結原料5が供給されると、温度測定装置150の突出部162は焼結原料5中に埋没される。これにより、焼結原料5中に埋没した温度測定部170a、170bによってその位置における焼結原料5の温度を測定することができる。
その後、パレット110に収容された焼結原料5が点火炉150により着火されると、上方の表面側から下方に向かって焼結過程が進行する。このときの各温度測定部170a、170bによって測温し続けることにより、焼結原料層の温度変化や焼結速度を把握することもできる。温度測定装置150によって取得したこれらの情報を解析することで、焼結歩留りの向上と燃料原単位の削減とを図りつつ、かつ生産性を向上させることが可能となる。
焼結が完了すると、排鉱部においてパレット110から焼結鉱が排出される。焼結鉱の排出時に温度測定装置150に多大な荷重がかかるが、温度測定部170a、170bは固定部材180a、180bにより筐体160に堅固に固定されているので、脱落することがない。
このような温度測定装置150を備えたパレット110を配設して、焼結機100を操業したところ、3ヶ月超に渡って焼結原料層の温度を連続測定することができた。また、各温度測定部170a、170bにより測定された最高温度は約1200℃を超えており、測温体172を保護管174によって包囲してもその影響は僅かであり、ほぼ正確な温度を測定できることが確認された。
以上、本発明の実施形態にかかる温度測定装置150とこれを備えた焼結機100について説明した。本実施形態によれば、パレット110の底部から焼結原料5の収容空間に向かって突出する筐体160に温度測定部170a、170bが配置された温度測定装置150が設けられる。これにより、温度測定部170a、170bによって焼結原料層の温度を測定することができる。温度測定部170a、170bの測温体172は保護管174によって保護することで高温に耐え得ることができる。また、焼結鉱の排出時に温度測定部170a、170bに荷重がかかっても、固定部材180a、180bによって筐体160にストッパ構造による固定がされているため、筐体160から温度測定部170a、170bが脱落することもない。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、温度測定装置150に2つの温度測定部170a、170bを設けたが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、3つ以上の温度測定部を設けてもよい。
また、上記実施形態では、保護管174の外部形状は後端部分から先端部分に向かって細くなるように形成されたが、本発明はかかる例に限定されず、後端部分と先端部分との厚みを同一にしてもよい。また、保護管174の先端部分の形状も曲面形状に限定されず、例えば平坦面であってもよい。
さらに、上記実施形態では、温度測定部170は、筐体160の基台部161に対して略平行に(すなわち、y軸方向に)設けられたが、本発明はかかる例に限定されない。温度測定部170は、温度測定装置150を搭載したパレット110が焼結機100に設けられたときにパレット110の進行方向を向くように設けられていればよく、y軸に対して傾きを有するように設けてもよい。この場合にも、上記実施形態のように温度測定部170をストッパ構造による固定方法により容易に固定することができる。
本発明は、鉄鋼業の上工程である焼結プロセスにおける焼結原料層の温度を測定する温度測定装置や、鉄鋼業の他プロセスや他産業の同様のプロセスにおける温度測定装置に適用可能である。
5 焼結原料
100 焼結機
102a、102b 駆動ローラ
110 パレット
112 グレートバー
120 原料供給ホッパー
130 点火炉
140 ウィンドボックス
145 吸気管
150 温度測定装置
160 筐体
162 突出部
164a、164b 水平孔
165 垂直孔
166a、166b 貫通孔
170、170a、170b 温度測定部
172 測温体
174 保護管
174c 溝部
180、180a、180b 固定部材

Claims (5)

  1. 焼結原料を積載して移動可能な焼結機のパレットの底面を構成する複数のグレートバーとともに配列され、前記パレットの収容空間に収容された焼結原料層の温度を測定する温度測定装置であって、
    前記グレートバーとともに前記パレットの底面を形成する基台部と、
    前記基台部上面から前記パレットの収容空間に向かって突出する突出部と、
    前記突出部から前記焼結機に設置された前記パレットの進行方向下流側に向かって突出して設けられ、前記焼結原料層の温度を測定する測温体のうち少なくとも前記突出部から突出する部分が、該焼結原料層の温度下で連続使用が可能な材質の保護管により包囲された2以上の温度測定部と、
    を備える、温度測定装置。
  2. 前記突出部に、前記温度測定部を固定する固定部材が設けられ、
    前記固定部材は、前記温度測定部の突出方向に対して略直交する方向に配置され、前記筐体内に位置する前記保護管の外表面の一部と接触可能に設けられる、請求項1に記載の温度測定装置。
  3. 前記保護管の外表面には、前記温度測定部の突出方向に対して略直交する方向に延び、前記固定部材の外表面の形状に対応する形状の溝部が形成され、
    前記固定部材は、少なくとも一部が前記保護管の溝部内に配置される、請求項2に記載の温度測定装置。
  4. 前記温度測定部は、前記パレットの底面に対して直交する方向に配列される、請求項1〜3のいずれかに記載の温度測定装置。
  5. 原料供給部より供給された焼結原料を積載して移動可能な複数のパレットが無端状に連結されたパレット群と、
    前記パレットに積載された前記焼結原料に着火する点火部と、
    前記パレット群の下方に配設された複数のウィンドボックスと、
    前記各ウィンドボックスの下端部に接続され、前記各ウィンドボックスと前記ウィンドボックス内のガスを吸気する吸気部とを連結する吸気管と、
    を備え、
    前記複数のパレットのうち少なくとも1つのパレットには、当該パレットの底面を構成する複数のグレートバーとともに配列され、前記パレットの収容空間に収容された焼結原料層の温度を測定する温度測定装置が設けられ、
    前記温度測定装置は、
    前記グレートバーとともに前記パレットの底面を形成する基台部と、
    前記基台部上面から前記パレットの収容空間に向かって突出する突出部と、
    前記突出部から前記焼結機に設置された前記パレットの進行方向下流側に向かって突出して設けられ、前記焼結原料層の温度を測定する測温体のうち少なくとも前記突出部から突出する部分が、該焼結原料層の温度下で連続使用が可能な材質の保護管により包囲された2以上の温度測定部と、
    を備える、焼結機。

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