JP2010243157A - 電圧検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の電池セル12からなるブロックB0〜B6の電圧を検出するに際し、ノイズの影響を好適に除去することと、電圧検出時間を短縮することとの両立が困難なこと。
【解決手段】組電池10を構成するブロックB0〜B6のいずれかをフライングキャパシタ16に選択的に接続すべく、高圧側スイッチング素子Si、S(i+1)をオン操作する。そしてフライングキャパシタ16を充電した後、低圧側スイッチング素子Sa,Sbをオン操作することで、差動増幅回路20を介してフライングキャパシタ16の電圧に応じたアナログ信号を、互いのカットオフ周波数が相違する複数のフィルタ30a,30b,30cに出力する。マイコン40では、フィルタ30a,30b,30cの出力電圧のうちの1つを選択し、デジタルデータに変換する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両に搭載される電池の電圧に応じたアナログ信号を出力する電圧検出手段と、該電圧検出手段の出力するアナログ信号を入力するローパスフィルタと、該ローパスフィルタの出力をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換手段とを備える電圧検出装置に関する。
例えばハイブリッド車や電気自動車、燃料電池車などでは、複数の電池セルの直列接続体としての組電池を、車体と絶縁しつつ用いることが一般的である。また、これら電池セルについては、その状態を監視する様々な監視装置が提案され一部実用化されている。すなわち例えば、下記特許文献1に見られるように、複数の電池セルを選択的にフライングキャパシタに接続するマルチプレクサと、フライングキャパシタを電圧検出回路に接続するスイッチング素子とを備えるものも提案されている。これにより、電池セルとフライングキャパシタとを電気的に接続することでフライングキャパシタを充電した後、電池セルとフライングキャパシタとの電気的な接続を遮断した状態で電圧検出回路によりフライングキャパシタの両端の電圧を検出することで、組電池を車両と絶縁しつつ、電池セルの電圧を検出することができる。
特許第3672183号公報
ただし、車両にはさまざまなノイズ源が存在することなどから、上記電圧検出回路の出力信号にもノイズが重畳するおそれがある。このため、電圧検出回路の出力信号を取り込むのに先立ち、これを一旦ローパスフィルタにてフィルタ処理することが望まれる。しかし、想定される最低周波のノイズに対処するようにローパスフィルタのカットオフ周波数を設定したのでは、低周波ノイズの影響が小さい場合に、電圧検出に要する時間を不必要に伸張させるという問題が生じる。
また、ローパスフィルタに異常が生じた場合には、ローパスフィルタの出力する信号の信頼性が低下するにもかかわらず、これを正しい電圧の検出値であると誤認識するおそれもある。
なお、上記フライングキャパシタを備えるものに限らず、車両に搭載される電池の電圧を検出するに際しては、ノイズの影響を除去しつつ電圧を適切に検出することが困難なこうした実情も概ね共通したものとなっている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、車両に搭載される電池の電圧を検出するに際し、ノイズの影響を好適に除去しつつも電圧検出をより適切に行うことのできる電圧検出装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段、及びその作用効果について記載する。
請求項1記載の発明は、車両に搭載される電池の電圧に応じたアナログ信号を出力する電圧検出手段と、該電圧検出手段の出力するアナログ信号を入力するローパスフィルタと、該ローパスフィルタの出力をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換手段とを備える電圧検出装置において、前記ローパスフィルタは、前記電圧検出手段及び前記アナログデジタル変換手段間に互いに並列接続される複数のフィルタからなり、前記複数のフィルタには、周波数信号の透過特性が互いに相違するものが含まれることを特徴とする。
上記発明では、周波数信号の透過特性が互いに相違する複数のフィルタを備えるために、周囲のノイズレベルや電圧検出精度の要求に応じた適切なフィルタを用いることができる。また、複数のフィルタを備えることで、フィルタの出力値同士の比較に基づきフィルタの異常の有無の診断を行うことも可能となる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記複数のフィルタと前記電圧検出手段の出力端子とを接続する電気経路を、インピーダンスが固定された経路としたことを特徴とする。
上記発明では、上記電気経路をインピーダンスの固定された経路とすることで、ここに開閉器等を備えてインピーダンスを可変とする場合と比較して、フィルタへのアナログ信号の入力を容易且つ迅速に行うことができ、ひいてはフィルタの出力値を迅速に収束させることが可能となる。また、上記電気経路に開閉器等を備える場合と比較して、部品点数の低減や構成の簡素化を実現することもできる。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記電池は、車載高圧システムを構成するものであり、キャパシタと、前記電池及び前記キャパシタ間を開閉する高圧側開閉手段と、前記キャパシタ及び前記電圧検出手段間を開閉する低圧側開閉手段とを備えることを特徴とする。
上記発明では、キャパシタの充電電圧が電池の電圧となるため、キャパシタの充電電圧に応じた信号である電圧検出手段の出力するアナログ信号が、電池の電圧に応じた信号となる。一方、高圧側開閉手段や低圧側開閉手段が開状態である場合であっても、浮遊容量を介して組電池側から電圧検出手段側にノイズが伝播し得るが、上記ローパスフィルタの設定によっては、このノイズを除去することも可能となる。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記高圧側開閉手段及び前記低圧側開閉手段の双方を開操作した状態で、前記電圧検出手段の出力電圧を検出するゼロ点検出処理を行う手段を更に備え、前記アナログデジタル変換手段は、ゼロ点検出処理時の方が前記電池の電圧の検出時よりも透過周波数が低いフィルタの出力するアナログ信号をデジタル信号に変換することを特徴とする。
ノイズの影響は、ゼロ点検出処理時に特に顕著となる傾向がある。上記発明では、この点に鑑み、ゼロ点検出時にフィルタのノイズ除去機能を強化する。また、通常の電圧検出時においては、フィルタのノイズ除去機能を弱めることで、フィルタの出力値が収束するまでに要する時間を短縮することができ、ひいては低圧側開閉手段を閉状態に維持する時間や電圧検出時間を短縮することができる。更に、上記低圧側開閉手段がフォトMOSリレー等の光絶縁素子にて構成される場合には、これを閉状態とするために要求される電力消費量が大きいため、低圧側開閉手段の閉期間を短縮することで、消費電力を低減することもできる。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明において、前記電池は、電力変換回路を介して車載主機としての回転機との間で電力の授受を行うものであり、前記アナログデジタル変換手段は、前記電池の電圧の検出時における変換対象を、前記電力変換回路の停止時の方が駆動時よりも透過周波数が高いフィルタの出力するアナログ信号とすることを特徴とする。
電力変換回路が駆動されている場合、これが顕著なノイズ源となる。上記発明では、この点に鑑み、電力変換回路が停止されている場合には、ノイズ除去効果を弱めることでフィルタの出力値の収束時間を短縮する。これにより、電圧検出時間を短縮することができる。なお、この発明が、請求項3記載の発明特定事項を備える場合には、低圧側開閉手段を閉状態とする期間を短縮することができる。ここで、上記低圧側開閉手段がフォトMOSリレー等の光絶縁素子にて構成される場合、これを閉状態とするために要求される電力消費量が大きいため、低圧側開閉手段の閉期間を短縮することで、消費電力を顕著に低減することが可能となる。
請求項6記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の発明において、前記電圧検出手段によって同一の電圧を検出する際の前記複数のフィルタのそれぞれの出力値の比較に基づき、これらフィルタの異常の有無を診断する異常診断手段を更に備えることを特徴とする。
上記発明では、複数のフィルタを備えることに鑑み、これらの出力値を比較することで、フィルタの異常の有無を診断することができる。
請求項7記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の発明において、前記フィルタは、RC回路にて構成されることを特徴とする。
上記発明では、ローパスフィルタを簡素な構成にて構成することができる。
第1の実施形態にかかるシステム構成図。 同実施形態にかかる電圧検出処理態様を示すタイムチャート。 同実施形態にかかるフィルタ特性を示す図。 同実施形態にかかるフィルタの選択処理の手順を示す流れ図。 第2の実施形態にかかるフィルタの異常診断処理の手順を示す流れ図。 同実施形態にかかる異常診断態様を例示するタイムチャート。
(第1の実施形態)
以下、本発明にかかる電圧検出装置をハイブリッド車に適用した第1の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に、本実施形態のシステム構成を示す。図示される組電池10は、車載高圧バッテリを構成するものであり、主機としての回転機に電力を供給したり、車載回転機から供給される電気エネルギを充電したり、更には、降圧コンバータを介して車載低圧バッテリに電力を供給したりする(図では、上記回転機に接続されるインバータ14を記載している)。組電池10は、リチウムイオン2次電池からなる電池セル12の直列接続体である。詳しくは、組電池10は、隣接する規定数ずつの電池セル12毎にグループ化されてブロックBi(i=0〜6)を構成している。
組電池10を構成する各ブロックBiの負極端子には、配線Liが接続されており、各ブロックBiの正極端子には、配線L(i+1)が接続されている。各配線Lj(j=0〜7)は、マルチプレクサMPXに接続されている。
マルチプレクサMPXは、一対の配線Li、L(i+1)を選択的にフライングキャパシタ16に接続するものである。詳しくは、マルチプレクサMPXは、隣接するブロックの電圧がフライングキャパシタ16に印加される際の充電極性が互いに逆となる態様にて一対の配線Li、L(i+1)をフライングキャパシタ16に接続する。マルチプレクサMPXは、各配線Ljに対応した高圧側スイッチング素子SWjを備えて構成されており、これら高圧側スイッチング素子SW7,SW5,SW3,SW1と高圧側スイッチング素子SW6、SW4、SW2,SW0とがフライングキャパシタ16の互いに相違する電極に接続されている。なお、高圧側スイッチング素子SW0〜SW7は、例えばフォトMOSリレー等の絶縁素子にて構成されている。
フライングキャパシタ16は、フォトMOSリレーにて構成される低圧側スイッチング素子Sa,Sbを介して差動増幅回路20に接続可能とされている。差動増幅回路20は、オペアンプ21を備えて構成されている。すなわち、オペアンプ21の出力端子及び反転入力端子間は、抵抗体22によって接続されている。また、反転入力端子は、抵抗体23を介して低圧側スイッチング素子Saに接続され、非反転入力端子は、抵抗体24を介して低圧側スイッチング素子Sbに接続されている。また、オペアンプ21の非反転入力端子には、抵抗体25を介して電源26が接続されている。これは、フライングキャパシタ16の充電電圧にかかわらず、差動増幅回路20の出力電圧の極性を固定するためのものである。
上記低圧側スイッチング素子Sa,Sbを介してフライングキャパシタ16が差動増幅回路20に電気的に接続されることで、フライングキャパシタ16の電圧が差動増幅回路20によって検出される。差動増幅回路20の出力するアナログ信号は、ローパスフィルタ(フィルタ30a,30b,30c)を介してマイクロコンピュータ(マイコン40)に取り込まれる。マイコン40は、アナログデジタル変換器(A/D変換器42)を備えており、これにより差動増幅回路20の出力電圧(フィルタ30a,30b,30cの出力電圧)をデジタルデータに変換する。中央処理装置(CPU44)では、A/D変換器42の出力するデジタルデータに基づき、ブロックの残存容量(SOC)を算出する等、各種のデジタル処理を行う。
ここで、上記ブロック電圧の検出処理について、更に詳述する。図2に、本実施形態にかかる電圧検出処理態様を示す。詳しくは、図2(a)に、マルチプレクサMPXの操作状態の推移を示し、図2(b)に、低圧側スイッチング素子Sa,Sbの操作状態の推移を示し、図2(c)に、差動増幅回路20の出力電圧の推移を示す。
図示されるように、所定時間T1に渡ってマルチプレクサMPX(隣接する一対の高圧側スイッチング素子Si,S(i+1))がオン操作されることで、フライングキャパシタ16がブロック電圧に充電された後、低圧側スイッチング素子Sa,Sbを所定時間T2に渡ってオン操作する。これにより、差動増幅回路20の出力電圧が、フライングキャパシタ16の電圧に応じたものへと変化する。その後、所定時間T3に渡って、マルチプレクサMPXの高圧側スイッチング素子S0〜S7と低圧側スイッチング素子Sa,Sbとの双方をオフ操作する。これは、差動増幅回路20の一対の入力端子に電圧が印加されない場合の差動増幅回路20の出力電圧を検出する処理(ゼロ点検出処理)を行うためのものである。ここで、ゼロ点検出処理に際して低圧側スイッチング素子Sa,Sbのみならず高圧側スイッチング素子S0〜S7をもオフ操作するのは、低圧側スイッチング素子Sa,Sbの異常の有無等にかかわらずゼロ点検出処理を確実に行うための設定である。
上記3つのステップを周期的に行うことで、フライングキャパシタ16の電圧検出を通じたブロック電圧の間接的な検出処理と、ゼロ点検出処理とを交互に行うことができる。
ところで、電圧検出処理や、ゼロ点検出処理時において、差動増幅回路20にノイズが混入する場合、これらの処理の信頼性が低下する。特に、インバータ14の駆動時においては、インバータ14のスイッチング素子を操作する際のスイッチング周波数に応じた高周波ノイズが差動増幅回路20に混入するおそれがある。インバータ14の駆動に起因したノイズの影響は、ゼロ点検出処理時において特に顕著となる。これは、ゼロ点検出処理を、マルチプレクサMPXを構成する高圧側スイッチング素子S0〜S7と、低圧側スイッチング素子Sa,Sbとの双方がオフされた状態でなされることによる。すなわち、この場合、高圧側スイッチング素子S0〜S7及び低圧側スイッチング素子Sa,Sbの浮遊容量を介してインバータ14側からの高周波ノイズが差動増幅回路20に伝播するのであるが、このノイズは、低圧側スイッチング素子Sa,Sbをオン状態とするときよりも顕著となり得る。
このため、ゼロ点検出処理時においては、差動増幅回路20の出力信号からノイズを除去する機能を強化することが望まれる。ただし、ノイズを除去する機能を強化するほど、A/D変換器42にフライングキャパシタ16の電圧に応じた適切な電圧が印加されるようになるまでに要する時間が伸張する。
そこで本実施形態では、上述したフィルタ30a,30b,30cのノイズ除去機能(周波数信号の透過性能)を相違させる。詳しくは、これらフィルタ30a,30b,30cをいずれもRC回路にて構成し、それぞれのカットオフ周波数を相違させる。これは、抵抗体及びコンデンサの直列接続体であって且つ抵抗体及びコンデンサの接続点を出力端子とするRC回路において、これら抵抗体の抵抗値やコンデンサの静電容量を調節することで行うことができる。
図3に、フィルタ30a,30b,30cのそれぞれの特性を示す。図3において、フィルタ30a,30b,30cを、それぞれA,B,Cとした。図示されるように、フィルタ30a,30b,30cのカットオフ周波数fa,fb,fcの間には、「fa<fb<fc」の関係がある。このため、フィルタ30aは、最も低周波の周波数信号まで除去することが可能となっている。このため、このカットオフ周波数faを、インバータ14のスイッチング周波数(数百Hz〜数kHz)以下(数百Hz)とすることで、インバータ14の駆動に起因したノイズを確実に除去する。更に、カットオフ周波数が低いほど、遅延時間が長くなることに鑑み、差動増幅回路20の出力電圧の検出(デジタル化)に際してのノイズ除去の要求と検出時間の短縮化の要求との優先度合いに応じて利用するフィルタを切り替える。
図4に、本実施形態にかかる差動増幅回路20の出力電圧のデジタル処理の手順を示す。この処理は、マイコン40によって、例えば所定周期で繰り返し実行される。
この一連の処理では、まずステップS10において、A/D変換器42によるデジタルデータへの変換のタイミングであるか否かを判断する。そして、変換タイミングであると判断される場合、ステップS12において、ゼロ点検出処理時であるか否かを判断する。この処理は、ノイズ除去の要求に対する優先度合いが特に大きいか否かを判断するためのものである。そして、ゼロ点検出処理時であると判断される場合、ノイズ除去の要求に対する優先度合いが特に大きいと判断し、ステップS14において、フィルタ30aの出力値をA/D変換器42によりデジタルデータに変換する。
一方、上記ステップS12においてゼロ点検出処理時でないと判断される場合、ステップS16において、インバータ14が停止されているか否かを判断する。この処理は、顕著なノイズが生じない状況であるか否かを判断するためのものである。そして、インバータ14が停止していると判断される場合、顕著なノイズが生じない状況であると判断されることから、ノイズ除去の優先度合いが小さいとして、ステップS18に移行する。ステップS18においては、フィルタ30cの出力値をA/D変換器42によりデジタルデータに変換する。これに対し、インバータ14が停止されていないと判断される場合、ステップS20に移行し、フィルタ30bの出力値をA/D変換器42によりデジタルデータに変換する。
なお、ステップS14、S18,S20の処理が完了する場合、この一連の処理を一旦終了する。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の効果が得られるようになる。
(1)電圧検出手段(差動増幅回路20)及びアナログデジタル変換手段(A/D変換器42)間に、周波数信号の透過特性が互いに相違する複数のフィルタ30a,30b.30cを並列接続した。これにより、周囲のノイズレベルや電圧検出精度の要求に応じた適切なフィルタを用いることができる。
(2)複数のフィルタ30a,30b,30cと電圧検出手段(差動増幅回路20)の出力端子とを接続する電気経路を、インピーダンスが固定された経路とした。この場合、開閉器等を備えてインピーダンスを可変とする場合と比較して、フィルタへのアナログ信号の入力を容易且つ迅速に行うことができ、ひいてはフィルタの出力値を迅速に収束させることが可能となる。また、電気経路に開閉器等を備える場合と比較して、構成の簡素化を図ることもできる。
(3)高圧側スイッチング素子S0〜S7及び低圧側スイッチング素子Sa,Sbの双方を開操作した状態で、差動増幅回路20の出力電圧を検出するゼロ点検出処理を行って且つ、ゼロ点検出処理時の方がブロック電圧の検出時よりも透過周波数が低いフィルタ30aを用いた。これにより、ノイズの影響が特に顕著となるゼロ点検出処理時において、ノイズ除去機能を強化することができる。また、通常の電圧検出時においては、フィルタのノイズ除去機能を弱めることで、フィルタの出力値が収束するまでに要する時間を短縮することができ、ひいては低圧側スイッチング素子Sa,Sbを閉状態に維持する時間や電圧検出時間を短縮することができる。特に本実施形態では、低圧側スイッチング素子Sa,SbをフォトMOSリレーにて構成しているため、これを閉状態とするために要求される電力消費量が大きいが、低圧側スイッチング素子Sa,Sbの閉期間を短縮することで、消費電力を低減することもできる。
(4)ブロック電圧の検出時において、電力変換回路(インバータ14)の停止時の方が駆動時よりも透過周波数が高いフィルタを用いた。これにより、ノイズが顕著とならないと想定される状況下、ノイズ除去効果を弱めることでフィルタの出力値の収束時間を短縮する。これにより、電圧検出時間を短縮することができる。特に本実施形態では、低圧側スイッチング素子Sa,SbをフォトMOSリレーにて構成しているため、これを閉状態とするために要求される電力消費量が大きいが、低圧側スイッチング素子Sa,Sbの閉期間を短縮することで、消費電力を低減することもできる。
(5)フィルタ30a,30b,30cを、RC回路にて構成した。これにより、簡素な構成にてフィルタを構成することができる。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
本実施形態では、フィルタ30a,30b,30cの異常の有無を診断する処理を行う。図5に、本実施形態にかかる上記異常の有無の診断処理の手順を示す。この処理は、マイコン40によって、例えば所定周期で繰り返し実行される。
この一連の処理では、まずステップS30において、診断実行条件が成立したか否かを判断する。ここで診断実行条件は、例えば、車両起動スイッチがオン操作された直後である旨の条件とすればよい。また例えば、前回の異常診断の実行時から所定時間が経過したことを条件としてもよい。ステップS30において実行条件が成立したと判断される場合、ステップS32において、差動増幅回路20の出力電圧値の上昇処理を行う。これは、オペアンプ21の非反転入力端子に正の電圧が印加されるようにフライングキャパシタ16を充電した後、低圧側スイッチング素子Sa,Sbをオンとすることで行うことができる。
続くステップS34においては、上記低圧側スイッチング素子Sa,Sbをオンとしてからの時間を計時するカウンタTの計時動作を開始する。そして、低圧側スイッチング素子Sa,Sbをオンとした時点から規定時間Tthが経過したと判断される場合(ステップS36:YES)、ステップS38において、フィルタ30a,30b,30cの出力電圧Va,Vb,Vcに、「Vc>Vb>Va」の関係があるか否かを判断する。この処理は、フィルタ30a,30b,30cが正常であるか否かを判断するためのものである。すなわち、これらが正常であるなら、図6に示すように、低圧側スイッチング素子Sa,Sbをオフ操作してから出力電圧が上昇する上昇速度は、出力電圧Vc,Vb,Vaの順に小さくなる。このため、本実施形態では、上記規定時間Tthを、フィルタ30bの出力電圧Vbの収束に要すると想定される時間よりも短くすることで、出力電圧Va,Vb,Vcの大小比較に基づき、上昇速度の大小関係を把握する。
そして、ステップS38において肯定判断される場合、ステップS40において、フィルタ30a,30b,30cが正常であると判断する一方、ステップS38において否定判断される場合、ステップS42において、フィルタ30a,30b,30cの少なくとも1つに異常があると判断する。
なお、上記ステップS40、S42の処理が完了する場合や、ステップS30において否定判断される場合には、この一連の処理を一旦終了する。
以上詳述した本実施形態によれば、上記第1の実施形態の上記(1)〜(5)の各効果に加えて、更に以下の効果が得られるようになる。
(6)差動増幅回路20によって同一の電圧を検出する際の複数のフィルタ30a,30b,30cのそれぞれの出力値の変化速度の比較に基づき、これらフィルタの異常の有無を診断した。これにより、新たな部品を追加することなく、フィルタ30a,30b,30cの異常の有無を診断することができる。
(その他の実施形態)
なお、上記各実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・上記各実施形態では、ローパスフィルタとして3つのフィルタ30a,30b,30cを備えたがこれに限らない。例えば、フィルタ30a,30bのみを備え、ゼロ点検出処理時にフィルタ30aを用い、ブロック電圧検出時にフィルタ30bを用いるようにしてもよい。また例えば、フィルタ30b、30cのみを備え、ブロック電圧検出時のうちインバータ14の駆動時とゼロ点検出処理時とにフィルタ30bを用い、インバータ14の停止時にフィルタ30cを用いるようにしてもよい。
・上記各実施形態では、マルチプレクサMPXを構成する高圧側スイッチング素子S0〜S7及び低圧側スイッチング素子Sa,Sbを開操作した状態でゼロ点検出処理を行ったが、これに限らない。例えば、マルチプレクサMPXを構成する高圧側スイッチング素子S0〜S7のうちの隣接する2つを閉操作する期間(フライングキャパシタ16の充電期間)においてゼロ点検出処理を行ってもよい。
・フィルタの出力値の変化速度の比較に基づきフィルタの異常の有無を診断する手段としては、上記第2の実施形態で例示したものに限らない。例えば、出力値が定常値となるまでに要する時間の比較に基づき異常の有無を診断してもよい。この場合、フィルタ30aの出力値、フィルタ30bの出力値、及びフィルタ30cの出力値の順に所要時間が短くなる場合に正常と判断すればよい。
・フィルタの異常の有無を診断する手段としては、フィルタの出力値の変化速度の比較に基づき異常の有無を診断するものにも限らない。例えば、出力値の定常値同士の比較に基づき異常の有無を診断する手段であってもよい。
・上記各実施形態では、フライングキャパシタ16の充電極性が反転する設定としているが、これに限らない。例えば、互いに隣接する一対のブロックのうちの電位側の負極及び低電位側の正極のそれぞれをフライングキャパシタ16に接続する経路を、互いに共有しないようにすることで、充電極性を固定することが可能となる。
・A/D変換器42の入力可能電圧が検出対象電圧(ブロック電圧)をカバーするなら、差動増幅回路20を備えなくてもよい。ただしこの際、A/D変換器42の入力電圧の極性が固定されている場合には、フライングキャパシタ16の充電極性が反転しない設定とする。なお、この場合、電池の電圧に応じたアナログ信号を出力する電圧検出手段は、低圧側スイッチング素子Sa及びフィルタ30a,30b,30c間を接続する電気経路となる。
・上記各実施形態では、フライングキャパシタを1つとしたが、これに限らず、例えば2つとしてもよい。更に、上記特許文献1に記載されているように、4つ等、3つ以上としてもよい。
・フライングキャパシタ16へ電圧を印加するものとしては、ブロックBiに限らず、電池セル12等であってもよい。
・電池の電圧に応じたアナログ信号を出力する電圧検出手段としては、フライングキャパシタ16の電圧に応じたアナログ信号を出力するものに限らない。例えば、特開2000−134818号公報に記載されているように、組電池10を構成する各電池セルの正極電位と組電池10の負極電位との間の電位差を抵抗体にて分圧し、この分圧値を出力する手段であってもよい。
・上記各実施形態では、組電池10が直接インバータ14に接続される構成を例示したが、これに限らず、組電池10の電圧を昇圧する昇圧コンバータを組電池10に接続し、昇圧コンバータの出力端子をインバータに接続する構成としてもよい。
・上記各実施形態では、インバータIVの駆動時と停止時とでフィルタを切り替えたがこれに限らない。例えば、組電池10の電圧を降圧して車載補機の電源(低圧バッテリ)に印加する降圧コンバータの駆動の有無によって、更にフィルタを切り替えてもよい。この場合、フィルタを4種類以上備えるようにしてもよい。また、上記各実施形態では、インバータIVのスイッチング周波数が車載高圧システムを構成する電力変換回路の中で最も低いと想定したが、これに限らず、例えば上記降圧コンバータの方がスイッチング周波数が低い場合には、上記各実施形態において、インバータIVに代えて降圧コンバータの駆動又は停止に応じてフィルタを切り替えるようにしてもよい。
・ローパスフィルタとしては、一対の抵抗体及びコンデンサからなるものに限らず、例えば、抵抗体及びコンデンサの接続点に抵抗体及びコンデンサの直列接続体を接続したものであってもよい。また、ローパスフィルタとしては、RC回路に限らず、例えばRCL回路等、要は、高周波信号を除去する機能を有する適宜のハードウェア手段であればよい。
・電池セル12としては、2次電池に限らず、例えば燃料電池等であってもよい。更に、電圧検出対象とされる電池としては、組電池10に限らない。車両内においては様々なノイズが存在することに鑑みれば、車載補機の電源(低圧バッテリ)の電圧を検出するに際して本発明を適用することも有効である。
・上記各実施形態では、ハイブリッド車に本発明を適用したが、これに限らず、例えば電気自動車等に本発明を適用してもよい。
10…組電池、12…電池セル、16…フライングキャパシタ、20…差動増幅回路、30a,30b,30c…フィルタ、42…A/D変換器、B0〜B7…ブロック、S0〜S7…高圧側スイッチング素子、Sa,Sb…低圧側スイッチング素子。

Claims (7)

  1. 車両に搭載される電池の電圧に応じたアナログ信号を出力する電圧検出手段と、該電圧検出手段の出力するアナログ信号を入力するローパスフィルタと、該ローパスフィルタの出力をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換手段とを備える電圧検出装置において、
    前記ローパスフィルタは、前記電圧検出手段及び前記アナログデジタル変換手段間に互いに並列接続される複数のフィルタからなり、
    前記複数のフィルタには、周波数信号の透過特性が互いに相違するものが含まれることを特徴とする電圧検出装置。
  2. 前記複数のフィルタと前記電圧検出手段の出力端子とを接続する電気経路を、インピーダンスが固定された経路としたことを特徴とする請求項1記載の電圧検出装置。
  3. 前記電池は、車載高圧システムを構成するものであり、
    キャパシタと、
    前記電池及び前記キャパシタ間を開閉する高圧側開閉手段と、
    前記キャパシタ及び前記電圧検出手段間を開閉する低圧側開閉手段とを備えることを特徴とする請求項1又は2記載の電圧検出装置。
  4. 前記高圧側開閉手段及び前記低圧側開閉手段の双方を開操作した状態で、前記電圧検出手段の出力電圧を検出するゼロ点検出処理を行う手段を更に備え、
    前記アナログデジタル変換手段は、ゼロ点検出処理時の方が前記電池の電圧の検出時よりも透過周波数が低いフィルタの出力するアナログ信号をデジタル信号に変換することを特徴とする請求項3記載の電圧検出装置。
  5. 前記電池は、電力変換回路を介して車載主機としての回転機との間で電力の授受を行うものであり、
    前記アナログデジタル変換手段は、前記電池の電圧の検出時における変換対象を、前記電力変換回路の停止時の方が駆動時よりも透過周波数が高いフィルタの出力するアナログ信号とすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電圧検出装置。
  6. 前記電圧検出手段によって同一の電圧を検出する際の前記複数のフィルタのそれぞれの出力値の比較に基づき、これらフィルタの異常の有無を診断する異常診断手段を更に備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の電圧検出装置。
  7. 前記フィルタは、RC回路にて構成されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の電圧検出装置。
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