JP2010241226A - 突起駆動型ゴムクローラ - Google Patents

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知久 吉田
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Abstract

【課題】突起駆動型ゴムクローラの耐脱輪性能の向上を図る。
【解決手段】走行車両1の走行部10に左右一対設けられるクローラ式走行装置2のゴムクローラであって、無端帯状に形成されたクローラ本体11の内周面側に、クローラ周方向Lに間隔をおいて駆動突起7を設け、この駆動突起7にスプロケット3から駆動力を伝達することによりクローラ周方向Lに循環回走する突起駆動型ゴムクローラにおいて、前記駆動突起7の、走行車両1の本機9の左右方向W内側Dとなる内側面18が、クローラ周方向Lに対して傾斜状の傾斜部18aを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ゴムクローラの内周面に設けた駆動突起にスプロケットから駆動力が伝達されて駆動される突起駆動型ゴムクローラに関するものである。
従来、油圧ショベルやクレーン等の自走式建設機械、農用運搬車やコンバイン等の自走式農業機械などの走行車両の走行部としてクローラ式走行装置が採用されているものがある。
このクローラ式走行装置が採用された走行車両として図6に示す作業車1がある。前記クローラ式走行装置2は、図6(a)に示すように、前後一方に配置したスプロケット3(駆動輪)と、前後他方に配置したアイドラ4と、これらスプロケット3とアイドラ4との間に配置された複数の転輪5と、前記スプロケット3,アイドラ4及び転輪5にわたって巻き掛けられた無端帯状のゴムクローラ6とを備え、スプロケット3を回転駆動して該スプロケット3からゴムクローラ6へと駆動力を伝達することにより、該ゴムクローラ6が周方向Lに循環回走して前後進するように構成されている。
また、ゴムクローラ6として、該ゴムクローラ6の内周面に周方向Lに間隔をおいて設けられた駆動突起7を、スプロケット3に設けられたピンで引っ掛けることにより、スプロケット3から駆動力を受け取るタイプの突起駆動型ゴムクローラ(芯金レスゴムクローラ)がある(特許文献1参照)。
図4(a)に示すように、従来における駆動突起7のクローラ幅方向Wの両側面は、クローラ周方向Lに沿って形成されている。
また、前記クローラ式走行装置2を備えた作業車1は、図6(b)に示すように、トラックフレーム8の左右両側にクローラ式走行装置2を設け、前記トラックフレーム8上に本機9を搭載している。
なお、ゴムクローラとして、該ゴムクローラの本体内に芯金を周方向Lに間隔をおいて埋設すると共に該ゴムクローラの本体の芯金間に係合穴を形成し、スプロケットの係合歯を前記係合穴に挿入してスプロケットを回転駆動することにより、スプロケットから駆動力を受け取るタイプの芯金入りゴムクローラがある。
特開2002−308163号公報
前記突起駆動型ゴムクローラ6を採用したクローラ式走行装置2にあっては、芯金入りゴムクローラを採用したクローラ式走行装置に比べて旋回時にスプロケット3やアイドラ4の脱輪(ゴムクローラ6の外れ)が発生しやすくなっているという問題がある。
この問題は、前述したクローラ式走行装置2のようにアイドラ4やスプロケット3がゴムクローラ6を介して接地している足回り構造のクローラ式走行装置2で発生しやすい。
これまでの脱輪防止対策としては、例えば、駆動突起7をクローラの幅方向に関して1つの駆動突起7としたり、駆動突起7の中に樹脂製等の芯材を入れるなどの駆動突起7の剛性を上げるという手法が採られているが、完全には対応はできていない。
脱輪のメカニズムとしては、走行車両の片方のクローラ式走行装置2が突起物に乗り上げたり、傾斜地を走行したりしたときなどにおいて、作業車1が斜めになった時に、旋回が加わることにより、駆動突起7の上をアイドラ4やスプロケット3が踏みつけて脱輪へと至る。
この脱輪のメカニズムを詳しく説明すると、図6(b)に示すように、作業車1が斜めになった状態で矢示A方向に旋回する場合において、走行車両が斜めになることで支点側のゴムクローラ6Aに荷重がかかると共に該支点側のゴムクローラ6Aが旋回の外側となる。このとき、支点側のゴムクローラ6Aには、路面との摩擦抵抗と、作業車1が傾いたことに起因する重量とが加わって、その場に留まろうとする力が働くが、作業車1の本機9自体には旋回方向Aに回転しようとする力が働く。
この力の差により、ゴムクローラ6に横ずれが発生し、この横ずれにより、図4(a)に示すように(図4において、線Bはアイドラ4等の通過軌跡を示す)、位相がずれた駆動突起7をスプロケット3やアイドラ4が踏みつけてしまい、さらに作業車1の本機9が旋回方向Aに回転していくことにより脱輪へと至る。
そこで、本発明は、前記問題点に鑑み、耐脱輪性能(脱輪防止性能)の向上を図った突起駆動型ゴムクローラを提供することを目的とする。
前記技術的課題を解決するために本発明が講じた技術的手段は走行車両の走行部に左右一対設けられるクローラ式走行装置のゴムクローラであって、
無端帯状に形成されたクローラ本体の内周面側に、クローラ周方向に間隔をおいて駆動突起を設け、この駆動突起にスプロケットから駆動力を伝達することによりクローラ周方向に循環回走する突起駆動型ゴムクローラにおいて、
前記駆動突起の、走行車両の本機の左右方向内側となる内側面が、クローラ周方向に対して傾斜状の傾斜部を有することを特徴とする。
また、駆動突起の前記内側面の傾斜部が、本機進行方向に向かうに従って本機左右方向内方に移行する傾斜状とされているのがよい。
また、駆動突起の前記内側面がクローラ周方向に沿うフラット部を有していてもよい。
また、前記駆動突起の左右の両側面が、該駆動突起の中心を対称の中心とする点対称となるように形成されているのがよい。
また、前記傾斜部のクローラ周方向に対する傾斜角度を3〜9°とするのがよい。
本発明によれば、突起駆動型ゴムクローラの耐脱輪性能の向上を図ることができる。
一実施形態に係るゴムクローラの内周面の平面図である。 他の形態に係るゴムクローラの内周面の平面図である。 他の形態に係るゴムクローラの内周面の平面図である。 (a)は従来のゴムクローラが横ずれを発生した場合におけるアイドラ等の通過軌跡を示したゴムクローラの内周面の図、(b)は本発明に係るゴムクローラが横ずれを発生した場合におけるアイドラ等の通過軌跡を示したゴムクローラの内周面の図である。 (a)はゴムクローラの各部の寸法を示すゴムクローラ内周面の概略平面図、(b)はアイドラ又は転輪とゴムクローラとの関係を示すクローラ周方向からみた図、(c)はスプロケットとゴムクローラとの関係を示すクローラ周方向からみた図である。 クローラ式走行装置を採用した走行車両の側面図及び背面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図6において、1は、走行部10に左右一対のクローラ式走行装置2を採用した走行車両として例示する農用運搬車(作業車)である。
この作業車1は、下部の走行部10と、この走行部10上に搭載された本機9とを有する。
走行部10はトラックフレーム8の左右両側にクローラ式走行装置2を設けてなり、この走行部10のトラックフレーム8上に本機9を搭載している。
左右のクローラ式走行装置2は、前後一方の(前端側の)アイドラ4と、前後他方の(後端側の)スプロケット3と、これらアイドラ4とスプロケット3との間に配置された複数の転輪5と、前記アイドラ4,スプロケット3及び転輪5にわたって巻き掛けられた無端帯状のゴムクローラ6(クローラベルト)とを備えている。
このクローラ式走行装置2は、スプロケット3を回転駆動することにより該スプロケット3からゴムクローラ6に駆動力が伝達され、これによってゴムクローラ6が周方向L(クローラ長手方向)に循環回走されて前後進するよう構成されている。
前記ゴムクローラ6は、図1、図5(a),(b)、図6に示すように、無端帯状に形成されたクローラ本体11の内周面側に、駆動突起7をクローラ周方向Lに所定間隔をおいて且つクローラ周方向L全周にわたって設けると共に、クローラ本体11の外周面側にラグ12を設けて主構成され、スプロケット3から駆動突起7へと駆動力が伝達されるタイプの突起駆動型ゴムクローラである。
前記クローラ本体11,駆動突起7及びラグ12はゴムによって一体形成されており、クローラ本体11内には、クローラ周方向L全周にわたって設けられていて駆動突起7に伝えられた駆動力をゴムクローラ6全体に伝達する機能を有するスチールコード等の抗張力コードからなる抗張体が埋設されている。
また、駆動突起7はクローラ幅方向W(左右方向)に関して1つ設けられ且つ該駆動突起7はクローラ本体11のクローラ幅方向W中央部に設けられており、クローラ本体11の内周面の駆動突起7左右両側がアイドラ4,転輪5,スプロケット3が転動する転動面とされている。
スプロケット3は、図5(b)に示すように、左右方向Wに間隔をおいて対向配置された左右一対の回転円板13と、この左右回転円板13間の外周側に周方向Lに所定間隔をおいて設けられた左右方向Wの駆動ピン14とを備えている。
このスプロケット3の左右回転円板13間に駆動突起7が挟まれ且つ駆動ピン14間に駆動突起7が位置するように、ゴムクローラ6がスプロケット3に巻き掛けられ、該スプロケット3を左右軸回りに回転駆動することにより、駆動ピン14が駆動突起7に係合してスプロケット3から駆動突起7に駆動力が伝達され、これによってゴムクローラ6がクローラ周方向Lに循環回走される。
アイドラ4及び転輪5は、図5(a)に示すように、クローラ本体11の内周面を駆動突起7を跨いで転動する外つばタイプの(左右の外つば16を有する)ローラによって構成されている。
前記スプロケット3の回転円板13,アイドラ4及び転輪5の外つば16が、駆動突起7の左右両側に位置することにより、スプロケット3,アイドラ4,転輪5の脱輪(ゴムクローラ6の外れ)が防止されるよう構成されている。
図1に示すゴムクローラ6の駆動突起7は、クローラ周方向L前後のピン係合面17と、左右側面18,19と、頂面20とを有していて、ブロック状に形成されている。各ピン係合面17はクローラ本体11の内周面から頂面20に向かうに従って駆動突起7のクローラ周方向L中央側に移行する傾斜状に形成されていて、駆動突起7は側面視台形状に形成されている。
左右の各側面18,19は、平坦面に形成されており、クローラ本体11の内周面から頂面20に向かうに従って駆動突起7のクローラ幅方向W中央側に若干傾斜する傾斜状に形成されている。
この駆動突起7の左右側面18,19のうち、作業車1の本機9の左右方向W内側Dとなる内側面18は、クローラ周方向Lに対して傾斜状とされている。詳しくは、該内側面18は、クローラ周方向Lであって且つ本機進行方向E(前進方向)に向かうに従って本機9左右方向内方W1に移行する傾斜状に形成されている。
この図1に示す形態のゴムクローラ6にあっては、駆動突起7の内側面18の全体が、クローラ周方向Lに対して傾斜状の傾斜部18aとされている。
この駆動突起7の内側面18が、本機9進行方向Eに向かうに従って本機9左右方向内方W1に移行する傾斜状に形成されていることにより、該駆動突起7の内側面18側の、駆動突起7左右方向W中央部から本機9左右方向内方W1側への突出寸法は、本機9進行方向E前部側が後部側に比べて大とされている。
また、駆動突起7の左右側面18,19のうち、作業車1の本機9の左右方向W外側Fとなる外側面19は、クローラ周方向Lに沿って形成されている。
図6(b)に示すように、作業車1が斜めになった状態で矢示A方向に旋回する場合において、作業車1が斜めになることで支点側のゴムクローラ6Aに荷重がかかると共に該支点側のゴムクローラ6Aが旋回の外側となる。このとき、支点側のゴムクローラ6Aには、路面との摩擦抵抗と、作業車1が傾いたことに起因する重量とが加わって、その場に留まろうとする力が働き、作業車1の本機9自体には旋回方向Aに回転しようとする力が働く。
この力の差により、ゴムクローラ6に横ずれが発生する。この横ずれにより、従来のゴムクローラ6にあっては、図4(a)に示すように、位相がずれた駆動突起7をスプロケット3やアイドラ4が踏みつけてしまい脱輪へと至るが、図1に示す形態のゴムクローラ6にあっては、駆動突起7の内側面18が本機9進行方向Eに向かうに従って本機9左右方向内方W1に移行する傾斜状に形成されていることにより、図4(b)に示すように、ゴムクローラ6に横ずれが発生した場合、駆動突起7の内側面18(傾斜部18a)が、駆動突起7に対するスプロケット3、アイドラ4の位相のずれた量を元に戻そうと働き(スプロケット3、アイドラ4と駆動突起7との位相のずれを修正し)、スプロケット3、アイドラ4が駆動突起7を踏みつけて脱輪に至るのを防止することができる。
図4(a),(b)において、線Bは、アイドラ4の本機9内側Dの外つば16の左右方向内方部分(又はスプロケット3の本機9内側の回転円板13)の通過軌跡を示している。
なお、耐脱輪性能を向上し且つ駆動突起7のその他の機能を維持させるのには、前記駆動突起7の内側面18(傾斜部18a)のクローラ周方向Lに対する傾斜角度は3〜9°とされるのが好ましい。
次に、比較例に係るゴムクローラ6と、本発明の実施例に係るゴムクローラ6との、駆動突起7に対するアイドラ4等の乗上げ、駆動突起7の剛性、駆動突起7の転輪5等に対するガイド効果、総合耐脱輪性能の比較を下記の表1に示す。
Figure 2010241226
試験に採用したゴムクローラ6は、図5(c)に示すように、クローラ幅aが180mmで、クローラピッチ(駆動突起7のピッチ)が72mmで、駆動突起7の高さb(図5(a)参照)が25mmで、駆動突起7の左右幅cが50mmで、駆動突起7のクローラ周方向Lの長さdが45mmであるものを採用した。
比較例1は、従来品を示しており、駆動突起7内側面18のクローラ周方向L一端における駆動突起7の左右方向Wのセンターeからの距離xと、駆動突起7内側面18のクローラ周方向L他端における駆動突起7の左右方向Wのセンターeからの距離yとの寸法差g(以下、単に寸法差という)は0mmである(したがって、この比較例1の駆動突起7の内側面18のクローラ周方向Lに対する傾斜角度hは0°である)。
実施例1は、前記寸法差gが3mmであるものを試験した(したがって、この実施例1の駆動突起7の内側面18のクローラ周方向Lに対する傾斜角度hは、約3.8°である)。
実施例2は、前記寸法差gが6mmであるものを試験した(したがって、この実施例2の駆動突起7の内側面18のクローラ周方向Lに対する傾斜角度hは約7.6°である)。
比較例2は、前記寸法差gが9mmであるものを試験した(したがって、この比較例2の駆動突起7の内側面18のクローラ周方向Lに対する傾斜角度hは約11.3°である)。
また、表1において、駆動突起7の剛性、駆動突起7の転輪5等に対するガイド効果、総合脱輪性能は、比較例1(従来品)を100とした指数で表しており、数値が大きい程、突起剛性がよい,ガイド効果がよい,耐脱輪性能がよいことを示している。
図2(a)、図2(b)、図3(a)、図3(b)は、それぞれ図1の形態のゴムクローラ6とは異なる形態のゴムクローラ6の内周面の平面図を示している。
図2(a)に示すゴムクローラ6の駆動突起7は、内側面18がクローラ周方向Lに対して傾斜状の傾斜部18aと、クローラ周方向Lに沿うフラット部18bとを有するものである。
この形態のものにあっては、本機9進行方向E前部側がフラット部18bとされ、本機9進行方向E後部側が傾斜部18aとされている。
その他の構成は、図1に示す形態のゴムクローラ6と同様に構成されている。
図2(b)に示すゴムクローラ6の駆動突起7は、内側面18が駆動突起7のクローラ幅方向W中央に向けて凹む湾曲状の傾斜部18aに形成されているものである。
なお、この形態のものにあっても、駆動突起7の内側面18にクローラ周方向Lに沿うフラット部を有するものであってもよい。
その他の構成は、図1に示す形態のゴムクローラ6と同様に構成されている。
図3(a),(b)に示すゴムクローラ6の駆動突起7は、駆動突起7の左右の両側面18,19が、該駆動突起7の中心O(クローラ幅方向W中央で且つクローラ周方向L中央)を対称の中心とする点対称となるように形成されているものであって、駆動突起7の左右の両側面18,19が前述した傾斜部18aを有するものである。
図3(a)に示すゴムクローラ6の駆動突起7は、左右の両側面18,19が、一端から他端にわたってクローラ周方向Lに対して傾斜状とされているものを示し、図3(b)に示すゴムクローラ6の駆動突起7は、図2(a)に示す傾斜部18a及びフラット部18bを、駆動突起7の左右両側面18,19に設けたものを示している。
前記図1及び図2に示すゴムクローラ6にあっては、作業車1の走行部10にゴムクローラ6を装着する際において、ゴムクローラ6に、本機9内側と本機9外側の区別ができてしまうが、前記図3(a),(b)に示す形態のゴムクローラ6にあっては、ゴムクローラ6装着時において、本機9内側と本機9外側の区別がなく(駆動突起7に内側面18と外側面19との区別がなく)、駆動突起7の左右側面の一方が内側面18になる場合、他方が外側面19となる。
1 走行車両(作業車)
2 クローラ式走行装置
3 スプロケット
7 駆動突起
9 本機
10 走行部
11 クローラ本体
18 内側面
18a 傾斜部
18b フラット部
E 本機進行方向
h 傾斜角度
L クローラ周方向
O 駆動突起の中心(点対称の中心)
W 左右方向(クローラ幅方向)
W1 本機の左右方向内方

Claims (5)

  1. 走行車両(1)の走行部(10)に左右一対設けられるクローラ式走行装置(2)のゴムクローラであって、
    無端帯状に形成されたクローラ本体(11)の内周面側に、クローラ周方向(L)に間隔をおいて駆動突起(7)を設け、この駆動突起(7)にスプロケット(3)から駆動力を伝達することによりクローラ周方向(L)に循環回走する突起駆動型ゴムクローラにおいて、
    前記駆動突起(7)の、走行車両(1)の本機(9)の左右方向(W)内側(D)となる内側面(18)が、クローラ周方向(L)に対して傾斜状の傾斜部(18a)を有することを特徴とする突起駆動型ゴムクローラ。
  2. 駆動突起(7)の前記内側面(18)の傾斜部(18a)が、本機進行方向(E)に向かうに従って本機左右方向内方(W1)に移行する傾斜状とされていることを特徴とする請求項1に記載の突起駆動型ゴムクローラ。
  3. 駆動突起(7)の前記内側面(18)がクローラ周方向(L)に沿うフラット部(18b)を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の突起駆動型ゴムクローラ。
  4. 前記駆動突起(7)の左右の両側面(18,19)が、該駆動突起(7)の中心(O)を対称の中心とする点対称となるように形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の突起駆動型ゴムクローラ。
  5. 前記傾斜部(18a)のクローラ周方向(L)に対する傾斜角度(h)を3〜9°としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の突起駆動型ゴムクローラ。
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