JP2010239695A - モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】ステータの導線の引出線およびコモン線の緩みを、容易に防止すること。
【解決手段】モータのステータは、ステータコアの複数のティースに巻回されることにより、複数のコイルを形成する第1導線61、第2導線62および第3導線63を備える。第1導線61、第2導線62および第3導線63におけるそれぞれの一方の端部である第1引出線711、第2引出線712および第3引出線713のそれぞれが、スロットを斜めに渡る導線である斜行部と交差し、斜行部とコアバックの間に配置されている。第1導線61、第2導線62および第3導線63におけるそれぞれの他方の端部である第1コモン線721、第2コモン線722および第3コモン線723の少なくともいずれかが、他の1つのスロットを斜めに渡る斜行部と交差し、斜行部とコアバックの間に配置されている。
【選択図】図7

Description

本発明は、電動式のモータに関する。
従来より、記録ディスク駆動装置に搭載されるモータとして、3相モータが利用される。3相モータのステータでは、3つの導線によりステータコアの複数のティースにコイルが形成される。このようなステータには、各導線の一方の端部である引出線が回路基板に接続され、他方の端部であるコモン線が1つにまとめられて回路基板に接続されるものがある。ステータコアに巻線を施す際には、引出線およびコモン線が緩むことを防止するために、例えば、作業者が引出線およびコモン線に一定の張力を付与しつつ、これらを回路基板に接続することが行われるが、作業が煩雑となってしまう。
特開2008−61331号公報に開示される3相駆動モータのモータステータでは、1つの巻き線により形成される複数のコイルの間において、当該巻き線が所定のティースに数回程度巻回され、これにより、巻き線の緩み止めが行われる。
特開2008−61331号公報
ところで、モータでは、引出線およびコモン線が緩むことによる、導線と他の部位との接触や地絡不良を防止するために、引出線およびコモン線を、ステータコアに対して適切に固定する必要がある。一方で、緩み止めは簡単な作業にて容易に行われることが好ましい。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、ステータの導線の引出線およびコモン線の緩みを、容易に防止することを目的としている。
本発明に係るモータは、静止部と、軸受機構と、前記軸受機構にて前記静止部の上方にて支持され、前記静止部に対して回転可能に支持される回転部と、を備え、前記静止部が、ステータと、前記ステータの下方に配置された回路基板と、を備え、前記ステータが、環状のコアバックおよび前記コアバックから径方向外方または内方へと突出する複数のティースを有するステータコアと、前記複数のティースに巻回されることにより、複数のコイルを形成する第1導線、第2導線および第3導線と、を備え、前記第1導線、前記第2導線および前記第3導線におけるそれぞれの一方の端部である第1引出線、第2引出線および第3引出線が、3つのスロットから下方へとそれぞれ引き出されて前記回路基板に接続され、前記第1引出線、前記第2引出線および前記第3引出線のそれぞれが、スロットを斜めに渡る導線である斜行部と交差し、前記斜行部と前記コアバックの間に配置されており、前記第1導線、前記第2導線および前記第3導線におけるそれぞれの他方の端部である第1コモン線、第2コモン線および第3コモン線が、他の1つのスロットから下方へと引き出され、前記第1コモン線、前記第2コモン線および前記第3コモン線の少なくともいずれかが、前記他の1つのスロットを斜めに渡る斜行部と交差し前記斜行部と前記コアバックの間に配置されている。
本発明によれば、ステータの3つの引出線および少なくとも1つのコモン線の緩みを容易に防止することができる。
図1は、記録ディスク駆動装置の断面図である。 図2は、モータの断面図である。 図3は、ステータコアの平面図である。 図4は、コイルが形成されるティースの位置を示す図である。 図5は、コイルが形成されるティースの位置を示す図である。 図6は、コイルが形成されるティースの位置を示す図である。 図7は、コイルが形成されるティースの位置を示す図である。 図8は、ステータの側面図である。 図9は、ステータの側面図である。 図10は、他の例に係るモータのステータを示す図である。
本明細書では、図中の上側を単に「上側」と呼び、下側を単に「下側」と呼ぶが、「上側」および「下側」という表現は、必ずしも重力方向と一致する必要はない。
図1は、本発明の一の実施形態に係るモータを備える記録ディスク駆動装置10の縦断面図である。記録ディスク駆動装置10はモータ1、アクセス部11およびこれらを内部に収容する箱状のハウジング12を備える。モータ1は3相モータである。アクセス部11はヘッド111およびヘッド移動機構112を備える。ヘッド111は記録ディスク9に対する情報の読み出しおよび/または書き込みを行う光ピックアップ機構である。ヘッド移動機構112はヘッド111をモータ1および記録ディスク9に対して移動する。ヘッド111は、記録ディスク9の下面に向けてレーザ光を出射する光出射部と、記録ディスク9からの反射光を受光する受光部とを有する。ハウジング12は記録ディスク9の取付時および取出時に開閉可能な蓋部121を有する。
記録ディスク駆動装置10では、モータ1の上側に取り付けられたチャッキング装置13が、記録ディスク9の中心孔91に嵌入されて、記録ディスク9が固定される。モータ1の駆動に伴い、記録ディスク9が回転し、ヘッド移動機構112がヘッド111を所要の位置へと移動させることにより、記録ディスク9に対する情報の読み出しおよび/または書き込みがヘッド111にて行われる。
図2はモータ1の縦断面図である。モータ1は、回転組立体である回転部2、固定組立体である静止部3および軸受機構4を備える。回転部2は、軸受機構4により静止部3の上方にて静止部3に対して回転可能に支持される。
回転部2は、有蓋略円筒状のカップ部材21および円環状のロータマグネット22を有する。ロータマグネット22は、カップ部材21の円筒部の内側面に取り付けられる。カップ部材21の中央には、円筒状のシャフト固定部23が形成される。軸受機構4のシャフト41は、シャフト固定部23に挿入されてカップ部材21に固定される。
静止部3は略板状のベース部31、ステータ32および回路基板33を備える。回路基板33はステータ32の下方に配置される。ベース部31は金属にて形成され、回路基板33の下方に位置する。ベース部31は、軸受機構4が挿入される開口311および軸受取付部312を備える。軸受取付部312は、開口311の縁から回路基板33よりも高い位置まで軸受機構4の外側面に沿って立ち上がる。ベース部31はプレスにて形成される。軸受取付部312は、ベース部31にバーリング加工を施すことにより形成される。ステータ32は、ステータコア321、ステータコア321上に巻回されることにより、複数のコイル322を形成する3つの導線を備える。ステータコア321は複数の積層鋼板にて形成される。
軸受機構4はシャフト41、有底円筒状のスリーブ保持部42、スリーブ43、円環状の抜止部材44および円環状のオイルシール45を備える。シャフト41の上部にはチャッキング装置13が固定され、下部の先端には円環状の溝411が形成される。スリーブ43は含油性の多孔質金属体により形成される。
スリーブ保持部42は円筒部421、環状の段差部422および底部423を有する。段差部422では円筒部421の下端から中心軸J1に向かって径が小さくなる。底部423は、段差部422の下側にてスリーブ保持部42の下端を閉塞する。円筒部421の外側面にはステータ32が取り付けられる。ステータ32は、ロータマグネット22に対して中心軸J1に垂直な方向に対向する。モータ1の駆動時には、ロータマグネット22とステータ32との間にて磁気的作用が生じる。
抜止部材44は樹脂等の弾性体により形成され、段差部422上に載置される。シャフト41の溝411内に、抜止部材44の内側の端部が位置する。これにより、シャフト41がスリーブ保持部42から抜け出ることが防止される。底部423の内側には、円板状のスラストプレート46が設けられる。スラストプレート46は、シャフト41の先端に対向する。
モータ1の駆動時には、シャフト41の先端がスラストプレート46に当接することにより、シャフト41がスラスト方向に安定して支持される。さらに、シャフト41はスリーブ43により、オイルを介してラジアル方向に支持される。モータ1では、オイルシール45により、スリーブ保持部42の外部にオイルが漏出することが防止される。
図3はステータコア321の平面図である。ステータコア321は環状のコアバック51および9本のティース52を有する。ティース52は、コアバック51から中心軸J1を中心とする径方向(以下、単に「径方向」という。)における外方へと突出する。9本のティース52の間には、中心軸J1を中心とする周方向(以下、単に「周方向」という。)に並ぶスロット53が形成される。
図3では、上側のティース52に番号1を付し、上側のティース52から反時計回りに、ティース52に番号2〜9を順番に付している。以下の説明では、各ティース52を区別するときは、番号1〜9に対応するティース52を「第1ないし第9ティース52」とそれぞれ呼ぶ。また、第1ティース52と第2ティース52との間のスロット53に番号1を付し、番号1を付したスロット53から反時計回りに、各スロット53に番号2〜9を順番に付している。各スロット53を区別するときは、番号1〜9に対応するスロット53を「第1ないし第9スロット53」とそれぞれ呼ぶ。
次に、ステータコア321に巻線を施す作業について説明する。図4ないし図6はそれぞれ、ステータ32の3つの導線である第1導線61、第2導線62および第3導線63と、コイル322が形成されるティース52の位置との関係を示す図である。図4ないし図6中の上側の四角に囲まれる1ないし9の番号が図3のスロット53の番号に対応し、下側の丸に囲まれる1ないし9の番号がティース52の番号に対応する。ティース52およびスロット53は、径方向外側から見た順にて配列している。図7は、第1ないし第3導線61〜63と、コイル322が形成されるティース52の位置との関係を上下に並べて示す図である。
ステータコア321に巻線が施される際には、まず、図4に示すように、第1導線61が、第2スロット53と第3スロット53との間の第3ティース52に時計回りに巻回され、第3ティース52にコイル322が形成される。なお、実際には、コイル322における導線の巻回数は、図4に示すものよりも多い。図5および図6についても同様である。第1導線61は、第3スロット53の下側から第4スロット53の下側を通って第5スロット53の下側へと導かれ、第5スロット53内を上方へと導かれる。第1導線61は、第5スロット53と第6スロット53との間の第6ティース52に時計回りに巻回され、第6ティース52にコイル322が形成される。
さらに、第1導線61は、第6スロット53の下側から第7スロット53の下側を通って、第8スロット53の下側へと導かれ、第8スロット53内を上方へと導かれる。第1導線61は、第8スロット53と第9スロット53との間の第9ティース52に巻回されて、第9ティース52にコイル322が形成され、第1導線61は第9スロット53の下側から下方へと引き出される。第1導線61では、第2スロット53から下方へと引き出された第1導線61の一方の端部が第1引出線711となる。第1引出線711は、図1の回路基板33を介して外部電源に接続される。第9スロット53から下方へと引き出された他方の端部は、第1コモン線721となる。
次に、図5に示すように、第2導線62が、第1スロット53と第2スロット53との間の第2ティース52に時計回りに巻回されて、第2ティース52にコイル322が形成され、第2導線62は第2スロット53の下側へと導かれる。このとき、図8に示すように、第2スロット53内にて、第2導線62は、図8の左側の第2ティース52から右側の第3ティース52へと斜め下方に渡る。以下、導線のうちスロット53内を斜めに渡る部分を「斜行部」という。図7および図8に示すように、第2スロット53内の斜行部81は第1引出線711と交差する。第1引出線711は、斜行部81よりも径方向内側に配置されている。
ここで、第1引出線711を動かそうとすると、斜行部81によりその動きが制限される。このとき、第1引出線711は、図3および図8に示すコアバック51の外側面511に向かう方向へと押されている状態となっていることが好ましい。ただし、この時点では、第1引出線711は、コアバック51の外側面511と接触する場合もあり、非接触となる場合もある。後述の第2引出線712、第3引出線713、第1コモン線721および第2コモン線722においても同様である。図8では、図示の都合上、コアバック51における積層鋼板の境界の図示を省略している。図9においても同様である。なお、モータ1の組み立て後において、第1ないし第3引出線711〜713および少なくとも1つのコモン線が、斜行部によりコアバック51の外側面511に向かう方向へと押されている状態となっていることが好ましい。
第2導線62は、図5に示すように、第2スロット53の下側から第3スロット53の下側を通って、第4スロット53の下側へと導かれ、第4スロット53内を上方へと導かれる。第2導線62は、第4スロット53と第5スロット53との間の第5ティース52に時計回りに巻回され、第5ティース52にコイル322が形成される。第2導線62は、第5スロット53の下側から第6スロット53の下側を通って、第7スロット53の下側へと導かれ、第7スロット53内を上方へと導かれる。第2導線62は、第7スロット53と第8スロット53との間の第8ティース52に時計回りに巻回され、第8ティース52にコイル322が形成される。
さらに、第2導線62は、第8スロット53の上側から第9スロット53の上側へと導かれて、第9スロット53内を下方へと導かれ、第9スロット53の下側から引き出される。第2導線62では、第1スロット53から下方へと引き出された第2導線61の一方の端部が、外部電源に接続される第2引出線712となる。また、第9スロット53から下方へと引き出された他方の端部が、第2コモン線722となる。
次に、図6に示すように、第3導線63は、第3スロット53内を上方へと導かれ、第3スロット53の上側から第2スロット53の上側へと導かれて、第2スロット53内を下方へと導かれる。第3導線63は、第2スロット53の下側から第3スロット53の下側へと導かれて、第3スロット53内を上方へと導かれる。このとき、図6および図7に示すように、第3スロット53に位置する第3導線63の一方の端部である第3引出線713が、第3スロット53を第3ティース52から第4ティース52へと斜め上方に渡る斜行部82と交差する。第3引出線713は、斜行部82よりも径方向内側に配置されている。
図6に示すように、第3導線63は、第3スロット53の上側から第4スロット53の上側へと導かれ、第3スロット53と第4スロット53との間の第4ティース52に時計回りに巻回されて、第4ティース52にコイル322が形成される。第3導線63は、第4スロット53の下側から第5スロット53の下側を通って、第6スロット53の下側へと導かれ、第6スロット53内を上方へと導かれる。第3導線63は、第6スロット53と第7スロット53との間の第7ティース52に時計回りに巻回され、第7ティース52にコイル322が形成される。
さらに、第3導線63は、第7スロット53の下側から第8スロット53の下側を通って、第9スロット53の下側へと導かれ、第9スロット53内を上方へと導かれる。このとき、図9に示すように、第3導線63は、第9スロット53内にて、図9の左側の第9ティース52から右側の第1ティース52へと斜め上方に渡る。図7および図9に示すように、第9スロット53内の斜行部83は、第1および第2コモン線721,722と第9スロット53内にて交差する。第1および第2コモン線721,722は、斜行部83よりも径方向内側に配置され、斜行部83によりその動きが制限される。
図6に示すように、第3導線63は、第9スロット53と第1スロット53との間の第1ティース52に巻回され、第1ティース52にコイル322が形成される。第3導線63は、第1スロット53を下方へと導かれる。このとき、図7に示すように、第1スロット53を斜め下方に渡る第3導線63の一部である斜行部84と第2引出線712とが交差する。第2引出線712は、斜行部84よりも径方向内側に配置され、斜行部84によりその動きが制限される。
図6に示すように、第3導線63は、第1スロット53の下側から第2スロット53の下側へと導かれ、第2スロット53内を上方へと導かれる。第3導線63は、第2スロット53の上側から第1スロット53の上側を通って、第9スロット53の上側へと導かれ、第9スロット53内を下方へと導かれて、第9スロット53の下側から下方へと引き出される。第3導線63では、第9スロット53を下方へと引き出された端部が第3コモン線723となる。
図7に示すように、ステータ32では、第1ないし第3導線61〜63のそれぞれが、2つおきのティース52にコイル322を形成する。また、第1ないし第3引出線711〜713は、周方向に隣接して並ぶ3つのスロット53から引き出される。第1ないし第3コモン線721〜723は、引出線711〜713が引き出される3つのスロット53とは異なる、他の1つのスロット53から引き出される。
ステータ32では、余分な巻回を最小限に抑えつつ、コイル322が形成される。その結果、インダクタンスのばらつきが、例えば、0.5〜1%程度に低く抑えられる。ステータ32では、第3導線63が、ステータコア321に最後に巻回された導線であり、第1導線61および第2導線62と第3導線63との交差する全ての位置において、第3導線63が、第1導線61および第2導線62のいずれよりも、図3に示すステータコア321のコアバック51から離れている。なお、交差はコアバック51の外側面511のみならず、上面や下面に形成されてもよい。第3導線63と他の導線との外側面511での交差位置では、第3導線63がコアバック51から最も離れ、ティース52の先端に最も近い。
ステータコア321への巻線作業が終了すると、図9に示すように、第9スロット53内の第1コモン線721および第2コモン線722が、斜行部83と交差する交差位置831の下方にて、コモン線721〜723が撚り合わされて接続される。コモン線721〜723は、交差位置831よりも上側まで撚り合わされることはない。
引出線711〜713およびコモン線721〜723は、所定の長さに切断され、回路基板33に接続される。図2に示すように、第1引出線711の回路基板33上の接続位置331は、図3に示すコアバック51の外側面511とティース52の先端に外接する円との間に位置する。なお、ティース52の先端に外接する円とは、中心軸J1を中心とし、中心軸J1からティース52の先端との間の距離を半径とする円を指す。同様に、第2および第3引出線712,713並びにコモン線721〜723の回路基板33上の接続位置も、コアバック51の外側面511とティース52の先端に外接する円との間に位置する。これにより、軸受取付部312の上部が回路基板33よりも上方に位置する場合であっても、軸受取付部312と引出線711〜713およびコモン線721〜723との干渉が低減される。また、引出線711〜713をこのように回路基板33に接続することにより、通常、引出線711〜713はコアバック51の外側面511に対して非接触となり、軸受取付部312と引出線71およびコモン線72との干渉がさらに低減される。その一方で、引出線711〜713と導線との交差により導線の浮きが防止される。
以上に説明したように、モータ1では、引出線711〜713が斜行部81,82,84にてそれらの動きが抑制されるとともに、緩みが容易に防止される。また、第1ないし第3導線61〜63がティース52の根元まで十分に巻回されない場合であっても、引出線711〜713がステータコア321から離れてしまったり、抜けてしまうことが防止される。さらに、第1および第2コモン線721,722が、斜行部84にて動きが抑制されるとともに、コモン線721〜723が撚り合わされることにより、コモン線721〜723の緩みが容易に防止され、動きが抑制される。
モータ1では、第1ないし第3導線61〜63が緩むことが防止されることにより、導線が回転部2や金属にて形成された軸受取付部312等のモータ1の他の部位に接触することが防止される。その結果、地絡不良も防止される。また、コモン線721〜723が撚り合わされることにより、コモン線721〜723の緩みがより確実に防止される。ステータ32では、引出線711〜713およびコモン線721〜723が隣のスロット53に紛れ込むことがないため、引出線711〜713およびコモン線721〜723が、
回路基板33の誤った位置に接続されることが防止される。
第3導線63では、第3引出線713から連続する導線が、周方向において第3引出線713から第3コモン線723へと向かう方向である巻線進行方向とは反対側の第2ティース52に1回巻回されてから、第3引出線713が位置する第3スロット53を斜めに渡る。これにより、第3スロット53から下方へと引き出された第3引出線713が、容易に固定される。
引出線711〜713は、周方向に隣接して並ぶ3つのスロットから引き出されるため、引出線711〜713と回路基板33との接続が容易に行われる。なお、引出線711〜713およびコモン線721〜723は周方向に隣接して並ぶ4つのスロットから引き出されるため、引出線711〜713およびコモン線721〜723と回路基板33との接続も容易に行われる。
図10はモータの他の例を示す図である。モータでは、第1引出線711が、ステータコア321のティース52の先端に外接する円よりも径方向外側において、回路基板33の接続位置332に接続される。このため、第1引出線711が軸受取付部312に接触することが確実に防止される。さらに、第1引出線711と回路基板33との接続がスロット53の外にて容易に行われる。第2引出線712および第3引出線713も同様に、ティース52の先端に外接する円よりも径方向外側において回路基板33に接続される。また、コモン線72は撚り合わされた状態とされて、ティース52の径方向外側にて回路基板33に接続される。
図10に示すモータのステータ32においても、図7と同様に、スロット53を斜めに渡る斜行部により、引出線711〜713の動きが抑制される。また、図8と同様に、第1および第2コモン線721,722の動きが抑制される状態で、コモン線721〜723が撚り合わされる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。例えば、コモン線721〜723の少なくともいずれかが、斜行部83によりその動きが抑制されるのみでよい。これにより、コモン線721〜723が撚り合わされることにより、または、他の方法で結合されることにより、コモン線721〜723の動きを抑制することが可能である。また、引出線711〜713の少なくともいずれかが、コアバック51の外側面511と非接触とされるのみでもよい。
第3引出線713の緩み止めをより確実に行うために、第3ティース52に、第3導線63がさらに数回巻回されてもよい。ステータコア321に巻線を施す手法は、スロット数が6、12等のステータコアに適用されてもよく、ティースが径方向内方へと突出するステータコアに適用されてもよい。この場合、引出線やコモン線は、斜行部によりその動きが抑制される。さらに、当該手法は、回路基板にセンサが設けられてコモン線が回路基板に接続されないタイプのモータに対しても適用可能である。モータ1は、ハードディスク駆動装置等の他の記録ディスク駆動装置や他の電子機器に搭載されてもよい。
本発明は、記録ディスク駆動装置のモータとして利用可能であり、記録ディスク駆動装置以外のモータとしても利用可能である。
1 モータ
2 回転部
3 静止部
4 軸受機構
9 記録ディスク
11 アクセス部
12 ハウジング
31 ベース部
32 ステータ
33 回路基板
51 コアバック
52 ティース
53 スロット
61 第1導線
62 第2導線
63 第3導線
311 (ベース部の)開口
312 軸受取付部
321 ステータコア
322 コイル
511 (コアバックの)外側面
711 第1引出線
712 第2引出線
713 第3引出線
721 第1コモン線
722 第2コモン線
723 第3コモン線

Claims (11)

  1. 静止部と、
    軸受機構と、
    前記軸受機構にて前記静止部の上方にて支持され、前記静止部に対して回転可能に支持される回転部と、
    を備え、
    前記静止部が、
    ステータと、
    前記ステータの下方に配置された回路基板と、
    を備え、
    前記ステータが、
    環状のコアバックおよび前記コアバックから径方向外方または内方へと突出する複数のティースを有するステータコアと、
    前記複数のティースに巻回されることにより、複数のコイルを形成する第1導線、第2導線および第3導線と、
    を備え、
    前記第1導線、前記第2導線および前記第3導線におけるそれぞれの一方の端部である第1引出線、第2引出線および第3引出線が、3つのスロットから下方へとそれぞれ引き出されて前記回路基板に接続され、
    前記第1引出線、前記第2引出線および前記第3引出線のそれぞれが、スロットを斜めに渡る導線である斜行部と交差し、前記斜行部と前記コアバックの間に配置されており、
    前記第1導線、前記第2導線および前記第3導線におけるそれぞれの他方の端部である第1コモン線、第2コモン線および第3コモン線が、他の1つのスロットから下方へと引き出され、
    前記第1コモン線、前記第2コモン線および前記第3コモン線の少なくともいずれかが、前記他の1つのスロットを斜めに渡る斜行部と交差し、前記斜行部と前記コアバックの間に配置されているモータ。
  2. 前記第1コモン線、前記第2コモン線および前記第3コモン線が、前記他の1つのスロット内の前記斜行部と交差する位置の下方で撚り合わされている請求項1に記載のモータ。
  3. 前記第1導線および前記第2導線と、前記第3導線とが交差する位置において、前記第3導線が、前記第1導線および前記第2導線のいずれよりもティースの先端側にあり、
    前記他の1つのスロットを斜めに渡る前記斜行部が、前記第3導線の一部であり、
    前記第1コモン線および前記第2コモン線が、前記斜行部と交差し前記斜行部と前記コアバックの間に配置されている請求項1または2に記載のモータ。
  4. 前記第1導線および前記第2導線と、前記第3導線との交差位置において、前記第3導線が、前記第1導線および前記第2導線のいずれよりも前記ステータコアから離れており、
    前記第3引出線から連続する導線が、前記第3引出線から前記第3コモン線へと向かう巻線進行方向とは反対側のティースに1回巻回されてから、前記第3引出線が位置するスロットを斜めに渡る斜行部により、前記第3引出線が前記斜行部と前記コアバックの間に配置されている請求項1ないし3のいずれかに記載のモータ。
  5. 前記第1引出線、前記第2引出線および前記第3引出線が引き出される前記3つのスロットが、周方向に隣接して並ぶ請求項1ないし4のいずれかに記載のモータ。
  6. 前記複数のティースの数が9であり、前記複数のティースの間に周方向に第1ないし第9スロットが順番に形成され、
    前記第1引出線、前記第2引出線および前記第3引出線が、前記第2スロット、前記第1スロットおよび前記第3スロットからそれぞれ引き出され、
    前記第1導線が、前記第2スロットと前記第3スロットとの間のティースに巻回されて前記第3スロットの下側から前記第5スロットの下側へと導かれて前記第5スロット内を上方へと導かれ、前記第5スロットと前記第6スロットとの間のティースに巻回されて前記第6スロットの下側から前記第8スロットの下側へと導かれて前記第8スロット内を上方へと導かれ、前記第8スロットと前記第9スロットとの間のティースに巻回されて前記第9スロットの下側から前記第1コモン線が下方へと引き出され、
    前記第2導線が、前記第1スロットと前記第2スロットとの間のティースに巻回されて前記第2スロットを斜めに渡って前記第2スロットの下側から前記第4スロットの下側へと導かれて前記第4スロット内を上方へと導かれ、前記第4スロットと前記第5スロットとの間のティースに巻回されて前記第5スロットの下側から前記第7スロットの下側へと導かれて前記第7スロット内を上方へと導かれ、前記第7スロットと前記第8スロットとの間のティースに巻回されて前記第8スロットの上側から前記第9スロットの上側へと導かれて前記第9スロット内を下方へと導かれ、前記第9スロットの下側から前記第2コモン線が下方へと引き出され、
    前記第3導線が、前記第3スロット内を上方へと導かれ、前記第3スロットの上側から前記第2スロットの上側へと導かれて前記第2スロット内を下方へと導かれ、前記第2スロットの下側から前記第3スロットの下側へと導かれて前記第3スロットを斜めに導かれ、前記第3スロットと前記第4スロットとの間のティースに巻回されて前記第4スロットの下側から前記第6スロットの下側へと導かれて前記第6スロット内を上方へと導かれ、前記第6スロットと前記第7スロットとの間のティースに巻回されて前記第7スロットの下側から前記第9スロットの下側へと導かれて前記第9スロットを斜めに渡り、前記第9スロットと前記第1スロットとの間のティースに巻回されて前記第1スロットを斜めに渡って前記第1スロットの下側から前記第2スロットの下側へと導かれて前記第2スロット内を上方へと導かれ、前記第2スロットの上側から前記第9スロットの上側へと導かれて前記第9スロット内を下方へと導かれ、前記第9スロットの下側から前記第3コモン線が下方へと引き出される請求項4または5に記載のモータ。
  7. 前記複数のティースが前記コアバックから径方向外方へと突出し、
    前記静止部が、前記回路基板の下方に位置し、金属にて形成された略板状のベース部をさらに備え、
    前記ベース部が、
    前記軸受機構が挿入される開口と、
    前記開口の縁から前記回路基板よりも高い位置まで前記軸受機構の外側面に沿って立ち上がる軸受取付部と、
    を備える請求項1ないし6のいずれかに記載のモータ。
  8. 前記第1引出線、前記第2引出線および前記第3引出線の少なくともいずれかが、前記コアバックの前記側面と非接触である請求項7に記載のモータ。
  9. 前記第1引出線、前記第2引出線および前記第3引出線が、前記コアバックの前記側面と前記複数のティースの先端に外接する円との間において前記回路基板に接続される請求項7または8に記載のモータ。
  10. 前記第1引出線、前記第2引出線および前記第3引出線が、前記複数のティースの先端に外接する円よりも径方向外側において前記回路基板に接続される請求項7または8に記載のモータ。
  11. 記録ディスクを回転させる請求項1ないし10のいずれかに記載のモータと、
    前記記録ディスクに対して情報の読み出しおよび/または書き込みを行うアクセス部と、
    前記モータおよび前記アクセス部を収容するハウジングと、
    を備える記録ディスク駆動装置。
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