JP2010239489A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】紙粉やゴミが透明板(透過部材)の下方に落ちないようにするとともに、CISの静電気対策、強度の向上、そして小型化の可能な画像読取装置を提供する。
【解決手段】固定読取部における第1透過部材31の一端部に搬送読取部における第2透過部材32の一端部を、両透過部材31、32の厚さ方向に段違い状態で重ね配置させる。その場合、第1透過部材31に対して掬い上げ案内部材33を挟んで(介挿させて)第2透過部材32を配置する。
【選択図】図3

Description

本発明は、搬送される原稿の画像を読取位置で読取可能で、且つ固定(静止)された原稿の画像を読取ることができる読取手段を有する画像読取装置の構成に関するものである。
一般的に、透明なガラス板上に静止固定された原稿の画像記録面の読み取りだけでなく、搬送される原稿の画像記録面も読み取ることができる画像読取装置においては、静止原稿を読み取るための固定読取部である面積の大きい第1の透明ガラス板(透過部材)に隣接して、搬送される原稿を読取るための搬送読取部としての面積の小さい第2の透明ガラス板(透過部材)が配置されている(特許文献1及び2参照)。
特許文献1及び2に示すように、第2の透明板は、イメージスキャナ(画像読取手段)の走査方向の寸法が短く、且つその走査方向と直交する方向の寸法がイメージスキャナの延びる方向と平行に長い寸法を有している。そして、固定読取部である第1の透明ガラス板(FB(Flat Bed)ガラスともいう)の下面に沿って走査移動する、CISセンサ等のイメージスキャナ(画像読取手段)にて、装置本体に対して開閉可能な原稿押えカバー体で押えられている静止原稿の画像記録面を読み取る。他方、搬送される原稿を読み取る場合には、原稿押えカバー体の上面一側部位に備えられた自動原稿搬送装置により、給紙トレイ上に堆積された複数の枚の原稿を1枚ずつ分離しながら第2の透明板上に搬送し、この原稿用透明板の下方に静止されている画像読取手段にて原稿の画像記録面を読み取った後、原稿押えカバー体の上面に形成された排紙トレイ部に排出するように構成されている。
その場合、特許文献1及び2に示すように、第2の透明板上を通過した原稿を排紙トレイ部より搬送上流側に設けられた排紙ローラ対に向かって掬い上げて円滑に搬送案内するために、互いに水平な平行状に配置された第2の透明板と第1の透明板との境目に、掬い上げ案内(ガイド)部材が配置されていた。
特開2007−259209号公報(図3、図4、図6〜図8参照) 特開2008−167233号公報(図15参照)
ところで、第2の透明板の搬送下流側端部を通過した原稿を掬い上げるように案内するためには、当該掬い上げ案内部材の側断面は、その搬送上流側端部の端の位置が第2の透明板の上面の位置より若干低く、搬送下流側に向かって上向き傾斜する上面を有する略三角形状に形成されているのが通常である(特許文献1及び2参照)。
そして、特許文献1及び2の構成によれば、第1及び第2透明板と異なる別部材として掬い上げ案内部材として構成し、第2の透明板の搬送下流側端面に掬い上げ案内部材の搬送上流側端面が当接するように、第1透明板側に固定している。
従って、第2の透明板の搬送下流側端面と掬い上げ案内部材の搬送上流側端面との突き合わせ当接部に隙間ができてしまい、その隙間から、搬送される原稿の紙粉やゴミが下方のイメージスキャナの読取面に落下して付着する。そうすると、そのイメージスキャナで読み取られた画像に黒筋や白筋と称するトラブルが発生する虞があった。
また、特許文献2に開示されているように、面積の大きい第1の透明板の撓みを抑えて、イメージスキャナと第1の透明板上の原稿との距離が一定となって、読み取られた画像の品質が劣化しないようにするため、掬い上げ案内部材の内部に剛性補強用の金属板を配置している。その結果、掬い上げ案内部材の上向き傾斜の傾斜角度が急角度となるように形成しているから、第2の透明板上を通過した搬送原稿が急角度で搬送下流側に移り、その搬送下流側の排紙ローラ対にて搬送原稿を引き上げようとするので、第2の透明板上に通過する原稿の上側を押圧して第2の透明板の上面に密接させるための押え板に作用する上向き力が大きくなり、結果として、原稿が第2の透明板の上面から浮き上がり、読取品質が低下するという問題もあった。
本発明は、このような課題を解消し、少なくとも紙粉やゴミが透明板(透過部材)の下方に落ちないようにした画像読取装置を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、読み取る原稿を所定の搬送方向に自動的に搬送する自動原稿搬送装置と、前記搬送される原稿の画像を読み取る搬送読取部と、原稿押えカバー体により固定される原稿の画像を読み取る固定読取部と、前記固定読取部における第1透過部材の下面に沿って所定の方向に移動可能であり、且つ前記搬送読取部における第2透過部材の下面に停止可能な原稿読取手段とを備えた画像読取装置であって、前記第1透過部材の一端部に前記第2透過部材の一端部を、両透過部材の厚さ方向に段違い状態で重ね配置したものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像読取装置において、前記重ね部には、前記搬送される原稿を前記自動原稿搬送装置における排紙部側に案内するための掬い上げ案内部材が介挿されているものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の画像読取装置において、前記重ね部では、前記第1透過部材の上面より上方に前記第2透過部材を、両透過部材が互いに平行状態となるように配置されているものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の画像読取装置において、前記第1透過部材の一端部と前記第2透過部材の一端部との重ね部を前記移動方向に沿って渡る部位には、前記画像読取手段の移動案内手段が設けられているものである。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の画像読取装置において、前記画像読取手段は、前記第1透過部材及び前記第2透過部材の下面に近接して摺接する画像読取センサと、前記移動方向と直交するとともに前記両透過部材面と平行に延びる軸線周りに回動可能に、且つ前記両透過部材面に垂直な方向に移動可能に前記画像読取センサのケースを支持するキャリッジとを備え、前記移動案内手段は、前記ケースに設けられて前記移動方向に適宜間隔にて配置される一対の摺動部材を案内する一対の傾斜面を有する案内部材からなるものである。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の画像読取装置において、前記一対の摺動部材は前記ケースにおける前記移動方向と直交する方向の両端部に設けられており、前記一対の案内部材は前記一対の摺動部材の配置位置に対応させて設けられているものである。
請求項1に記載の発明によれば、読み取る原稿を所定の搬送方向に自動的に搬送する自動原稿搬送装置と、前記搬送される原稿の画像を読み取る搬送読取部と、原稿押えカバー体により固定される原稿の画像を読み取る固定読取部と、前記固定読取部における第1透過部材の下面に沿って所定の方向に移動可能であり、且つ前記搬送読取部における第2透過部材の下面に停止可能な原稿読取手段とを備えた画像読取装置であって、前記第1透過部材の一端部に前記第2透過部材の一端部を、両透過部材の厚さ方向に段違い状態で重ね配置したものである。
従って、両透過部材の一端部が隙間無く且つ一端部同士が重なって配置される結果、両透過部材の一端部の撓み変形も少なくなり、読取品質が低下しない。また、これら両透過部材の下面側に、紙粉やゴミが下方に落ちないから、画像読取手段の読取面を汚すことがなく、読取品質を劣化させないという顕著な効果を奏するものである。
請求項2に記載の発明によれば、前記重ね部には、前記搬送される原稿を前記自動原稿搬送装置における排紙部側に案内するための掬い上げ案内部材が介挿されているものである。従って、掬い上げ案内部材の介在により両透過部材の一端部の撓み変形が一層少なくなり、読取品質が低下しないという効果を奏するものである。また、排紙部側への搬送経路である掬い上げ案内部材の高さを緩やかにできる結果、掬い上げ案内部材の高さ寸法を短くできて、自動原稿搬送装置付の画像読取装置の全体の高さをコンパクトに形成できるという効果を奏することができる。
請求項3に記載の発明によれば、前記重ね部では、前記第1透過部材の上面より上方に前記第2透過部材を、両透過部材が互いに平行状態となるように配置されているものである。従って、搬送読取部において、両透過部材が同一平面に配置されている場合よりも、第2透過部材が上位置になり、排紙側に原稿を導くための掬い上げ案内部材における上向き傾斜面の傾斜角度を緩傾斜にすることができる。その結果、読取部を通過する原稿を上側に引き上げる作用が少なくなり、結果として、原稿が第2透過部材の上面から浮き上がることがなく、読取品質が安定するという効果を奏する。
請求項4に記載の発明によれば、前記第1透過部材の一端部と前記第2透過部材の一端部との重ね部を前記移動方向に沿って渡る部位には、前記画像読取手段の移動案内手段が設けられているものである。
このように構成すれば、前記重ね部に両透過部材の板厚方向に段差があっても、移動案内手段に沿って重ね部を渡るように、画像読取手段が移動可能となり、重ね部における段差の部分に画像読取手段の上面が衝突しない。その結果、画像読取手段の画像読取部が傷付かず、読取品質を劣化させることがないという顕著な効果を奏するものである。
請求項5に記載の発明によれば、画像読取手段は、前記第1透過部材及び前記第2透過部材の下面に近接して摺接する画像読取センサと、前記移動方向と直交するとともに前記両透過部材面と平行に延びる軸線周りに回動可能に、且つ前記両透過部材面に垂直な方向に移動可能に前記画像読取センサのケースを支持するキャリッジとを備え、前記移動案内手段は、前記ケースに設けられて前記移動方向に適宜間隔にて配置される一対の摺動部材を案内する一対の傾斜面を有する案内部材からなるものである。
従って、一方の透過部材の一端部を越えて先行して一方の摺動部材が他方の透過部材の下面及び案内傾斜面を通過している間は、他方の摺動部材が一方の透過部材の下面に摺接している状態であるので、両摺動部材の間に配置されている画像読取手段の上面が下位置の第1透過部材における一端の下面側角部に衝突しないようにして画像読取手段が通過できる。その結果、画像読取手段の画像読取部が傷付かず、読取品質を劣化させることがないという顕著な効果を奏するものである。
請求項6に記載の発明によれば、前記一対の摺動部材は前記ケースにおける前記移動方向と直交する方向の両端部に設けられており、前記一対の案内部材は前記一対の摺動部材の配置位置に対応させて設けられているものであるから、案内部材の存在によって画像読取手段の画像読取範囲が狭められることがない。換言すれば、前記ケースにおけるその移動方向と直交する方向の両端部に案内部材を有していても、前記ケースの移動に邪魔にならないという顕著な効果を奏するものである。
いるものである。
本発明の自動原稿搬送装置及び画像読取装置を備えた多機能装置の斜視図である。 搬送読取部及び固定読取部を示す概略平面図である。 自動原稿搬送装置及び画像読取装置の側断面図である。 第1実施例の第1透過部材と第2透過部材の重ね部並びに第1傾斜案内面と第2傾斜案内面の側面を示す図である。 ケースの一方における一対の回転コロ並びに第1案内部材と第2案内部材の配置関係を示す要部拡大斜視図である。 第2実施例の第1透過部材と第2透過部材の重ね部並びに第1傾斜案内面と第2傾斜案内面の側面を示す図である。 一対の回転コロ並びに第1案内部材と第2案内部材の配置関係を示す概略断面図である。 第3実施例の第1透過部材と第2透過部材の重ね部並びに第1傾斜案内面と第2傾斜案内面の側面を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面に基づいて説明する。
本発明の実施形態は、ファクシミリ機能、スキャナ機能、複写機能及びプリンタ機能を備えた多機能装置1における画像読取装置2に適用したものである。
[多機能装置1の基本構造]
図1及び図2に示すように、多機能装置1のハウジング4の上面には、その前寄り部位に、ファクシミリ機能、スキャナ機能、複写機能を実行するためのテンキーや各種作業を指令するためのボタンキー、指令内容表示やエラー表示等を行う液晶パネルなどを備えた操作パネル部5が配置されている。
図1に示すように、多機能装置1におけるハウジング4の前側(図1において手前側)には開口部4aが開口されており、その開口部4aにはシートとしての用紙(以下、用紙という)を堆積状態で収容する上面開放状の上下2段の給紙カセット7a、7bがX軸線方向に沿ってそれぞれ挿抜可能に装着されている。その上段の給紙カセット7aの上面に排紙トレイ7cが装着されている。そして、各給紙カセット7a、7bから選択的に給送された用紙は、ハウジング4内に設けられたインクジェット式などの画像記録部(不図示)に送られて画像記録した後、その用紙が排紙トレイ7cに排出される。
[画像読取装置及び自動原稿搬送装置]
操作パネル部5の後方には、スキャナ機能を実行するための画像読取装置2とそれに搭載される自動原稿搬送装置3とが配置されている。図2及び図3に示すように、画像読取装置2における本体ケース2aの上面側には、後に詳述するように、固定読取部における原稿を載置するための第1透過部材31と、搬送読取部における原稿が摺接するための第2透過部材32とが掬い上げ案内部材33を介して隣接して配置されている。また、その両透過部材31、32の隣り合う一端部同士を両透過部材の厚さ方向に段違い状態で重ね配置されているものである(図3、図4等参照)。その重ね部の態様は、後に詳述する。
画像読取装置2における本体ケース2aはその一側端部(実施形態では、パネルカバー5から離間された後方の一側)でハウジング4に水平に設けられた枢軸(図不示)を中心に上下回動可能に装着されている。
画像読取装置2に対して原稿を搬送する自動原稿搬送装置3(ADF( Auto Document Feeder) ともいう)は、本体ケース2aの上方の略全体を覆う上カバー体10と、上カバー体10の上面に形成される排紙トレイ部13と、この排紙トレイ部13より上側に配置された給紙トレイ部14とを備えている。給紙トレイ部14にはカバー体14aが折り畳み可能に設けられている。なお、図1では、カバー体14aが給紙トレイ部14上に折り畳まれた状態を示す。サイズの大きい原稿を給紙トレイ部14に載置するときには、広げたカバー体14aの裏面側に原稿の後部が載置されることになる。上カバー体10の下面には、押圧板10aが取付けられている(図1及び図3参照)。この押圧板10aにて第1透過部材31上に画像記録面を当接させて載置する固定原稿を押圧するものである。従って、この第1透過部材31が固定読取部となる。
合成樹脂製の上カバー体10(請求項にいう原稿押えカバー体)はその後端(操作パネル部5と反対側)の一対のヒンジ手段11a、11b(図2参照)を介して本体ケース2aに対して上下方向に移動可能且つ開閉回動回動可能に装着されている。一対のヒンジ手段11a、11bが上下方向に移動可能に構成されている理由は、第1透過部材31に載置する原稿が書籍等の分厚い原稿を上カバー体10にて第1透過部材31の表面と平行状に押えることができるようにするためである。
自動原稿搬送装置3は、給紙トレイ部14の一側部(Y方向の一端部)に位置する読取位置Reまで原稿を搬送する第1の搬送方向と、読取位置Reから排紙トレイ部13まで原稿を搬送する第2の搬送方向とからなる略Uターン形状の反転搬送路体18が備えられている。
給紙トレイ部14には、一対の原稿ガイド14bが設けられている。そして、周知の連動機構14cより、一方の原稿ガイド14bを手で動かすと、他方の原稿ガイド14bが同時にX方向に移動して原稿のX方向の幅寸法に応じて広狭調節可能となるように構成されている。
自動原稿搬送装置3は、給紙トレイ部14に堆積状態にて載置された複数枚の原稿を吸い込む吸込み部と吸込み部から1枚の原稿を分離して第1の搬送方向(読取位置Reに近づく方向)に搬送するための分離部と、搬送されてきた原稿を読取位置Reから第2の搬送方向に反転して排紙トレイ部13に搬送するための反転搬送路体18とを備えている。吸込み部は吸入ローラ15対であり、その搬送下流側に、分離部としての分離ローラ16と分離パッド17とが配置されている。これらの部品は、図3に示すように、自動原稿搬送装置3の左端部の上側を覆う蓋カバー体19の下方に配置されている。
分離部の下流側であって反転搬送路体18の上端部には、第1駆動ローラ19と第1ピンチローラ20からなる送り込みローラ部が配置されている。読取位置Reより上流側で反転搬送路体18の下端部には、第2駆動ローラ21が配置されている。さらに、読取位置Reより下流側で上向き傾斜の排出路体22の上端(下流側端部)には、第3駆動ローラ23と第3ピンチローラ24よりなる排出ローラ部が配置されている。1つのADFモータ(不図示)からの回転動力は、上記吸入ローラ15、分離ローラ16、第1〜第3駆動ローラ21〜23に、図不示のギヤ機構を介して伝達される。
[画像読取手段の構成]
原稿の画像記録面を読取るためのライン形の原稿読取手段8は、図1及び図2のY軸方向に沿って延びる直線状のガイド部材13に載置されて往復移動可能であり、原稿読取手段8は図1のX軸方向に直線的に長く形成されている。
図2、図3に示すように、固定読取部としての第1透過部材31の左端部には、第1透過部材31の上面に接着されたX軸方向に長い掬い上げ案内部材33を挟んで左側の領域が搬送原稿読取部としての第2透過部材32となるように形成されている。実施例では、第1透過部材31及び第2透過部材32は、透明で上下両面が平滑で平行面を有するガラス板にて構成されているが、合成樹脂製の透明材料であっても良い。
後述するように第1の搬送方向に搬送される原稿の画像記録面を下向きにして第2透過部材32の上面に原稿が摺接し、第2透過部材32の下面に静止させた原稿読取手段8で原稿の画像を読取る。原稿読取手段8の検出位置の上方が搬送原稿の読取位置Re(図2参照)となる。なお、第2透過部材32の上面に原稿を摺接するための原稿押え34がばね34aにて下向き付勢されて配置されている(図3、図4参照)。
原稿読取手段8は、実施例では、丸軸状のガイド部材13に載置されて姿勢が一定に保持されたキャリッジ35と、この上向き開放状のキャリッジ35の内部に配置されたケース36と、ケース36内に固定された画像読取センサ37とが備えられている。実施例では、画像読取センサ37は密着形イメージセンサ:CIS(Contact Image Sensor)である。ケース36はキャリッジ35に対して上下動可能且つ回動可能に配置されている。より詳しくは、ケース36の両端にて長手方向(X軸方向)に延びる一対の支軸38がキャリッジ35の両端に形成された案内溝39に上下動自在且つ回動自在に嵌まっている(図5では一方のみ示す)。
画像読取センサ37が密着形イメージセンサである場合、その焦点深度が浅いため、各透過部材31、32の下面に画像読取センサ37の表面を近接させて位置保持する必要がある。そのため、ケース36におけるX軸方向の両端部上面に、摺動部材の一例としてのそれぞれ一対の第1回転コロ44及び第2回転コロ45が配置されている(図5では片方の端部で示す)。第1回転コロ44と第2回転コロ45とは、X軸方向及びY軸方向の両方向に適宜隔てて配置されている(図4〜図7参照)。また、キャリッジ35の底板とケース36の下面との間に配置されるコイルばね40等の付勢手段にてケース36を上向きに付勢している。なお、キャリッジ35の両端部が本体ケース2aにおける第1透過部材31及び第2透過部材32の側端部を支持する部位の下面にてY軸方向に延びるガイド部材(図不示)に摺動可能に支持するように構成しても良い。
キャリッジ35に連結されたタイミングベルトなどのベルト41は、本体ケース2a内のうちY軸方向の両端部に配置された駆動プーリ42と従動プーリ43とに巻掛けされて、部図示の駆動モータにて回転させられる(図2参照)。
固定読取部における第1透過部材31の一端部に搬送読取部における第2透過部材32の一端部を、両透過部材31、32の厚さ方向に段違い状態で重ね配置させる。その場合、第1透過部材31に対して掬い上げ案内部材33を挟んで(介挿させて)第2透過部材32を配置する。
両透過部材31、32の重ねの態様は、当該両透過部材31、32の板厚部が平行となるように配置するものであって、第1透過部材31が下位置で且つ第2透過部材32が上位置となる態様(図3〜図6)と、図7に示すように、第1透過部材31が上位置で且つ第2透過部材32が下位置となる態様の2通りである。その重なり部の寸法H1は任意である。このいずれの態様の重なり部であっても、両透過部材31、32の一端部が隙間無く且つ一端部同士が重なって配置される結果、両透過部材31、32の一端部の撓み変形も少なくなり、且つこれら両透過部材31、32の下面側に、紙粉やゴミが下方に落ちないから、画像読取手段8の読取面を汚すことがなく、読取品質を劣化させない。なお、掬い上げ案内部材33に対する各透過部材31、32の当接部は接着剤にて固定することにより、両透過部材31、32の位置保持及び強度が一層強化されるので好ましい。
第2透過部材32を通過して下流側に搬送される原稿を自動原稿搬送装置3における排紙部側に案内するために、上記重ね部における掬い上げ案内部材33は、第2透過部材32の下流側端部の当接部から上向き傾斜面を備えている。
第1透過部材31と第2透過部材32との重ね部の下面をキャリッジ35が渡って移動する場合に、上向き付勢されている画像読取センサ37の上面が、下位置の透過部材の一端の下面側角部に衝突しないようにするため、移動案内手段46が設けられる。
図4及び図5は、第1透過部材31が下位置である場合の移動案内手段46の第1実施例を示す。即ち、第1透過部材31の一端部と第2透過部材32の一端部との重ね部をキャリッジ35が移動する方向に沿って渡る部位には、上記一対の回転コロ44、45を案内するための一対の案内傾斜面48a、49aを有する案内部材48、49が備えられている。その場合、第1回転コロ44と第2回転コロ45との対は、画像読取センサ37のX軸方向の両端外側部位のケース36に設けられているので、対の案内部材48、49も、両回転コロ44、45と対応する個所に設けられ、画像読取センサ37の表面(上面)と対応する個所には設けられていない。
第1回転コロ44と第2回転コロ45とは、X軸方向に距離(Lx1)だけ隔てられ、且つY軸方向に距離(Ly1)だけ隔てて配置されているため、第1回転コロ44に対応する第1案内部材48の第1案内傾斜面48aと第2回転コロ45に対応する第2案内部材49の第2案内傾斜面49aとは、X軸方向及びY軸方向の両方向に適宜隔てて配置されている(図4、図5参照)。
さらに、例えば、キャリッジ35が下位置である第1透過部材31側から第2透過部材32に乗り移る方向に移動する場合に、側面投影視において、第1案内部材48の下面は、第1透過部材31の一端の下面側角部31aに対応する個所を越えた適宜下流側までは、当該第1透過部材31の下面と同一平面状に形成されている。それに続いて第2透過部材32の下面に接するように第1案内傾斜面48aが形成される(図4の二点鎖線参照)。他方、第2案内部材49では、同じく側面投影視において、第1透過部材31の一端の下面側角部31aの個所若しくはその下面側角部31aに対応する個所を越えて直近の下流側の位置から、第2案内傾斜面49aが第2透過部材32の下面に接するように直線的に形成されているのである。なお、第1実施例では、第1案内傾斜面48aと第2案内傾斜面49aとは、直線且つ平行状に形成されている。
このように構成すると、第1透過部材31の一端部を越えて先行して第1回転コロ44が第1透過部材31の下面と同一平面状の第2透過部材32の下面及びそれに続く第1案内傾斜面48aを通過している間は、第2回転コロ45が第1透過部材31の下面に摺接している状態であるので、両回転コロ44、45の間に配置されている画像読取センサ37の上面が、下位置の第1透過部材31における一端の下面側角部31aに衝突しないようにしてキャリッジ35が通過できるのである(図4の二点鎖線及び実線状態参照)。第2透過部材32の下面側に位置するキャリッジ35を第1透過部材31の下面側に向かって移動させる場合も同様にして画像読取センサ37の上面は、下位置の第1透過部材31の一端の下面側角部31aに衝突しないのである。その結果、画像読取センサ37の上面である読取部が傷付かず、読取品質が劣化しないという顕著な効果を奏するものである。
そして、両回転コロ44、45が共に第2透過部材32の下面に摺接するまでキャリッジ35が移動すると、画像読取センサ37の上面が第2透過部材32の下面に近接し、且つ平行状となる。
図6に示す第2実施例では、側面投影視において、第1案内部材48の下面の第1案内傾斜面48aは、その始端部が第1透過部材31の一端の下面側角部31aよりもキャリッジ35の移動方向の上流側から始まり、第1透過部材31における一端の下面側角部31aを越えた適宜下流側までは、当該第1透過部材31の下面よりも下方に凸湾曲状に形成される。その後続いて第2透過部材32の下面に接するように第1案内傾斜面48aが形成されている(図6の二点鎖線参照)。他方、第2案内部材49では、同じく側面投影視において、第1透過部材31の一端の下面側角部31aの個所若しくはその下面側角部31aに対応する個所を越えて直近の下流側の位置から、第2案内傾斜面49aが第2透過部材32の下面に接するように直線的に形成されているのである。
この第2実施例でも、第1透過部材31と第2透過部材32との重ね部の下面を渡ってキャリッジ35がY軸方向に往復移動する場合にも、上向き付勢されている画像読取センサ37の上面が、下位置の第1透過部材31における一端の下面側角部31aに衝突しないのである。
図8に示す第3実施例では、第1透過部材31の下面よりも下方に第2透過部材32を平行状にて一部重ね配置したものである。その場合、側面投影視において、第1回転コロ44に対応する第1案内部材48の第1案内傾斜面48aは、その始端部が第1、第2両透過部材31、32の重なり部よりもキャリッジ35の移動方向の上流側から始まり、第2透過部材32における一端の下面側角部32aを越えた適宜下流側まで、当該両透過部材31、32の両下面よりも下方に凸湾曲状に形成される(図8の二点鎖線参照)。他方、第2案内部材49では、第2回転コロ45に対応する第2案内傾斜面49aは、同じく側面投影視において、第1透過部材31の下面から第2透過部材32の一端の下面側角部32aに向かって下向き直線状に形成されるのである(図8の実線状態参照)。
この第3実施例においても、キャリッジ35が第1透過部材31の下面と第2透過部材32の下面とに渡ってY軸方向に沿って往復移動する場合にも、上向き付勢されている画像読取センサ37の上面が、下位置の第2透過部材32における一端の下面側角部32aに衝突しないのである。このように、いずれの実施例でも、画像読取センサ37の上面が近接する透過部材にこすれて傷つくことがなく、読取品質を劣化させない。
第1透過部材31の上面よりも第2透過部材32を上方にて重ねた場合には、搬送読取部において、従来の場合(第1、第2透過部材31、32が同一平面の場合)よりも、第2透過部材32が上位置になり、排出路体22に原稿を導くための掬い上げ案内部材33における上向き傾斜面の傾斜角度を緩傾斜にすることができる。その結果、読取部Reを通過する原稿を上側に引き上げる作用が少なくなり、結果として、原稿が第2透過部材32の上面から浮き上がることがなく、読取品質が安定するという効果を奏する。
第1透過部材31の下面よりも第2透過部材32を下方にて重ねた場合には、第2透過部材32の一端部が第1透過部材31の一端部に対して大きい寸法で重ねることができ、第2透過部材32における搬送原稿の読取部Reを第1透過部材31の一端部に接近させることが可能となるので、画像読取装置2のY軸方向の寸法を短くすることができるという効果を奏するものである。
第1案内部材48及び第2案内部材49は、掬い上げ案内部材33におけるX軸方向の両端に隣接させて、当該掬い上げ案内部材33と一体的に形成しても良い(図7参照)。他の実施例としては、第1案内部材48及び第2案内部材49を、本体ケース2aにおける上板側であって、第1透過部材31及び第2透過部材32の側縁の支持個所の下面側に一体的に形成しても良いし、別体に形成された第1案内部材48及び第2案内部材49を、本体ケース2aにおける上板の下面側に両面テープ等の粘着剤等にて固定しても良い。
一対の摺動部材は、回転コロ44、45に代えて、回転しない凸湾曲面を有する部位を摩擦係数の小さい部材にて形成しても良い。
画像読取センサ37がCCD撮像素子のように、焦点深度が大きいものである時には、キャリッジ35に載る画像読取センサ37を第1、第2透過部材31、32の下面に向かって押し付けて近接させる必要がない。従って、画像読取センサ37の上面が低い側の第1透過部材31または第2透過部材32の下面より下方位置にて平行状に移動させることができ、上記のような、摺動部材44、45や案内部材48、49は不要となる。
以上のように、固定読取部における第1透過部材31の一端部に搬送読取部における第2透過部材32の一端部を、両透過部材31、32の厚さ方向に段違い状態で重ね配置させることにより、紙粉やゴミが透過部材の下方に落ちないようにするとともに、固定読取部と搬送読取部との間に透過部材の板厚さ方向に連通する隙間が生じない結果、原稿が通過し、または載置することにより透過部材の上方で発生する静電気が透過部材の下方に及ぶことがなく、CISの静電気対策を図ることができ、且つ透過部材の支持強度の向上、さらに画像読取装置の小型化を図ることができる。
1 多機能装置
2 画像読取装置
2a 本体ケース
3 自動原稿搬送装置
4 ハウジング
8 読取手段
10 原稿押えカバー体としての上カバー体
18 反転搬送路体
31 第1透過部材
32 第2透過部材
33 掬い上げ案内部材
34 原稿押え
35 キャリッジ
36 ケース
37 画像読取センサ
38 支軸
40 コイルバネ
44 摺動部材の一例としての第1回転コロ
45 同じく第2回転コロ
46 移動案内手段
47 第1案内部材
47a 第1案内傾斜面
48 第2案内部材
48a 第2案内傾斜面

Claims (6)

  1. 読み取る原稿を所定の搬送方向に自動的に搬送する自動原稿搬送装置と、前記搬送される原稿の画像を読み取る搬送読取部と、
    原稿押えカバー体により固定される原稿の画像を読み取る固定読取部と、
    前記固定読取部における第1透過部材の下面に沿って所定の方向に移動可能であり、且つ前記搬送読取部における第2透過部材の下面に停止可能な原稿読取手段とを備えた画像読取装置であって、
    前記第1透過部材の一端部に前記第2透過部材の一端部を、両透過部材の厚さ方向に段違い状態で重ね配置したことを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記重ね部には、前記搬送される原稿を前記自動原稿搬送装置における排紙部側に案内するための掬い上げ案内部材が介挿されていることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記重ね部では、前記第1透過部材の上面より上方に前記第2透過部材を、両透過部材が互いに平行状態となるように配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の画像読取装置。
  4. 前記第1透過部材の一端部と前記第2透過部材の一端部との重ね部を前記移動方向に沿って渡る部位には、前記画像読取手段の移動案内手段が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像読取装置。
  5. 前記画像読取手段は、前記第1透過部材及び前記第2透過部材の下面に近接して摺接する画像読取センサと、前記移動方向と直交するとともに前記両透過部材面と平行に延びる軸線周りに回動可能に、且つ前記両透過部材面に垂直な方向に移動可能に前記画像読取センサのケースを支持するキャリッジとを備え、
    前記移動案内手段は、前記ケースに設けられて前記移動方向に適宜間隔にて配置される一対の摺動部材を案内する一対の傾斜面を有する案内部材からなることを特徴とする請求項4に記載の画像読取装置。
  6. 前記一対の摺動部材は前記ケースにおける前記移動方向と直交する方向の両端部に設けられており、
    前記一対の案内部材は前記一対の摺動部材の配置位置に対応させて設けられていることを特徴とする請求項5に記載の画像読取装置。
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