JP2010238434A - 燃料電池モジュール - Google Patents

燃料電池モジュール Download PDF

Info

Publication number
JP2010238434A
JP2010238434A JP2009083260A JP2009083260A JP2010238434A JP 2010238434 A JP2010238434 A JP 2010238434A JP 2009083260 A JP2009083260 A JP 2009083260A JP 2009083260 A JP2009083260 A JP 2009083260A JP 2010238434 A JP2010238434 A JP 2010238434A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
fuel cell
airtight terminal
airtight
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009083260A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Akikusa
順 秋草
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Electric Power Co Inc
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Kansai Electric Power Co Inc
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kansai Electric Power Co Inc, Mitsubishi Materials Corp filed Critical Kansai Electric Power Co Inc
Priority to JP2009083260A priority Critical patent/JP2010238434A/ja
Publication of JP2010238434A publication Critical patent/JP2010238434A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

【課題】単純に重力を利用することで、気密端子部分で万一結露が生じても、短絡や漏電を起こさないようにする。
【解決手段】燃料電池スタック10を、断熱性と気密性を有するケース20の内部に収容すると共に、ケース20の壁部の貫通孔に気密端子40を設け、この気密端子を介してケース内部の電気系統とケース外部の電気系統とを電気的に接続した燃料電池モジュール1において、上記気密端子40を、ケースの上壁20Bまたは側壁20Cに、該気密端子のケース内側の端部41が下方または斜め下方を向くように配備した。
【選択図】図1

Description

本発明は、固体酸化物形燃料電池(SOFC)あるいは炭酸溶融塩形燃料電池(MCFC)の本体を、断熱性と気密性を有するケースの内部に収容した燃料電池モジュールに関するものである。
従来、発電セルを多数積層して構成した燃料電池スタック(燃料電池本体)を1個または複数個、気密性と断熱性を有するケース内に収納し、運転時に、上記燃料電池スタックの内部に反応用ガスを供給して発電反応を生じさせる燃料電池モジュールが知られている(例えば、特許文献1参照)。この種の燃料電池モジュールにおいては、高温での発電反応により水蒸気が生成されるので、ケース内部は高温多湿雰囲気となる。
ところで、燃料電池スタックには、電流線や電圧測定線などの計装ケーブルが取り付けられており、これらのケーブルは、燃料電池モジュールの下壁や側壁から、気密性と絶縁性を備えた気密端子を介して、外部に電気的に接続している。
図4は、従来の燃料電池モジュール101の一例を示しており、20は缶体と呼ばれる気密性と断熱性を備えたケースである。ケース20は、下壁20Aと上壁20Bと側壁20Cとを有するものであり、外部Gから気密に仕切られたケース20内部Nに燃料電池スタック(燃料電池本体)10が収容され、燃料電池スタック10に繋がるケーブル15は、ケース20の下壁20Aや側壁20Cに貫通させた気密端子40を介して、外部の電気系統に接続されている。
また、この気密端子40は、一般的に、締め込み金具43の内部に絶縁部材44を介して端子ロッド45を貫通させた構造のもので、例えば、ケース20の下壁20Aに取り付けられているものは、貫通方向を上下方向に向けて配置され、側壁20Cに取り付けられているものは、貫通方向をほぼ水平方向に向けて配置されている。
特開2008−252997号公報
ところで、運転中、燃料電池スタック10の周囲は約500℃以上の温度となっているが、気密端子40を取り付けた部分の近辺は、気密端子40の耐熱性の関係で、50℃〜300℃の低い温度に保たれるように設計されている。従って、気密端子40付近の温度が100℃以下となっている状態で、その近辺に対流の影響などにより水蒸気が侵入してくると、気密端子40の近くで結露が生じる可能性がある。
そして、気密端子40の近辺で水蒸気が結露した場合、その取り付けられている位置の関係により、気密端子40の端子ロッド45などを絶縁被覆しているセラミックスやガラス製の繊維(絶縁部材44)に液が浸み込んで溜まり、この部分での電気絶縁性能が低下してしまい、短絡や漏電の発生に繋がるおそれがある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、単純に重力を利用することで、気密端子部分で万一結露が生じても、短絡や漏電を起こさないようにした燃料電池モジュールを提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、燃料電池本体を、断熱性と気密性を有するケースの内部に収容すると共に、上記ケースの壁部の貫通孔に気密端子を設け、この気密端子を介して上記ケース内部の電気系統とケース外部の電気系統とを電気的に接続した燃料電池モジュールにおいて、上記気密端子を、上記ケースの上壁または側壁に、該気密端子のケース内側の端部が下方または斜め下方を向くように配備したことを特徴とするものである。
請求項1の発明によれば、万一気密端子のケース内側の端部に水蒸気が結露しても、生成した液が重力の作用で下に移動するので、気密端子部分に液が溜まることがない。従って、気密端子の取付部分の温度がたとえ低くても、常に良好な電気絶縁性能を保っておくことができ、絶縁性低下が原因の短絡や漏電を有効に回避することができる。
本発明に係る燃料電池モジュールの一実施形態を示す縦断面図である。 同実施形態における燃料電池本体としての燃料電池スタックの構成を示す分解斜視図である。 図1のX部の拡大断面図である。 従来の燃料電池モジュールを示す縦断面図である。
以下、本発明の実施形態を図1〜図3を参照して説明する。
図1において、符号1は固体酸化物形燃料電池モジュール、符号20は気密性と断熱性を備えたケースである。このケース20は、下壁20Aと上壁20Bと側壁20Cとを有する角柱箱形または円柱箱形の容器であり、外部Gに対して内部Nを気密に保てるようになっている。
このケース20の壁は、金属製の内部缶体21および外部缶体22と、内部缶体21と外部缶体22の間に介装された断熱材23とから構成され、内部缶体21により、ケース20を気密状態に保持している。そして、このケース20内のほぼ中央部に、積層方向を縦(上下)にして燃料電池スタック(燃料電池本体)10が配設されている。
燃料電池スタック10は、図2に示すように、酸素イオン伝導性を有する固体電解質層2の両面に燃料極層3と空気極層4を配した発電セル5と、燃料極層3の外側の燃料極集電体6と、空気極層4の外側の空気極集電体7と、各集電体6、7の外側のセパレータ8とを順番に積層したものである。
この固体酸化物形の燃料電池モジュール1では、運転時(発電時)に、反応用のガスとして、燃料電池スタック10の空気極層4に酸化剤ガス(空気)を供給すると共に、燃料極層3に燃料ガス (H2、CO、CH4等)を供給する。空気極層4と燃料極層3は、ガスが固体電解質層2との界面に到達することができるよう何れも多孔質の層とされている。
空気極層4に供給された酸素は、空気極層4内の気孔を通って固体電解質層2との界面近傍に到達し、この部分で空気極層4から電子を受け取って酸素イオン(O2-)にイオン化される。この酸素イオンは、燃料極層3に向かって固体電解質層2内を拡散移動し、燃料極層3との界面近傍に到達した酸素イオンは、この部分で燃料ガスと反応して反応生成物(H2O:高温水蒸気、CO2等)を生じ、燃料極層3に電子を放出する。
そして、この電子を別ルートの外部回路(図示略)に起電力として取り出すことにより、燃料電池スタック10は電池として機能する。上記発電反応は、作動温度600〜800℃の高温雰囲気下において行われるため、燃料電池スタック10が収容されているケース20内の雰囲気は高温多湿の状態となっている。
燃料電池モジュール1のケース20の下壁20Aには、燃料電池スタック10に燃料ガスAを供給する管路11と酸化剤ガスBを供給する管路12と、ケース20内の排ガスを外に出す管路13が設けられている。
そして、この燃料電池モジュール1において特徴的なことは、燃料電池スタック10の所定の各部位より電圧測定用(例えば、運転制御のためのセル電圧監視用)や電流線などの計装ケーブル15を外部の電気系統に接続するための気密端子40が、ケース20の上壁20Bや側壁20Cに、当該気密端子40のケース内側の端部41が下方または斜め下方を向くように配備されていることである。
気密端子40は、具体例として図3に示すように、ケース壁の貫通孔26に気密に嵌合固定された耐熱性と耐酸化性に優れる金属管(SUS管など)30に締め込むことでケース壁に取り付けられる締め込み金具43と、その締め込み金具43の内部に絶縁部材44を介して貫通配備された端子ロッド45とから構成されている。
ここで、絶縁部材44としては、ガラスやアルミナ等の耐熱性セラミック繊維を編組した絶縁クロス44Aや、その外側を包囲する絶縁筒44Bなどが設けられている。また、締め込み金具43は、金属管30の端部にねじ込み固定可能な第1金具43Aと、第1金具43Aの後端にねじ込むことで、絶縁部材44に締め込み力を与えるナット43Bとから構成されている。
この燃料電池モジュール1を運転する際には、管路11、12から燃料ガスAと酸化剤ガスBをそれぞれ燃料電池スタック10に供給し、燃料電池スタック10内で発電反応を起こさせる。発電反応に応じて、燃料電池スタック10からは残余ガスや水蒸気などの排ガスが発生するので、これを管路13から回収する。
この運転中、燃料電池スタック10の周囲は約500℃以上の高温多湿雰囲気となっているが、一方の気密端子40を取り付けた部分の近辺は、気密端子40の耐熱性の関係で、50℃〜300℃の低い温度に保たれている。従って、気密端子40付近の温度が100℃以下となっている状態で、その近辺に対流の影響などで水蒸気が侵入してくると、気密端子40の近くで結露が生じる可能性がある。
しかし、本実施形態の燃料電池モジュール1においては、万一気密端子40のケース内側の端部41に水蒸気が結露しても、生成した液が重力の作用で下に移動することになるので、気密端子40部分に液が溜まることがない。従って、気密端子40の取付部分の温度がたとえ低くても、常に良好な電気絶縁性能を保っておくことができるようになり、絶縁性低下が原因の短絡や漏電を有効に回避することができる。
1 燃料電池モジュール
10 燃料電池スタック(燃料電池本体)
20 気密端子
20B 上壁
20C 側壁
26 貫通孔
40 気密端子
41 ケース内側の端部

Claims (1)

  1. 燃料電池本体を、断熱性と気密性を有するケースの内部に収容すると共に、上記ケースの壁部の貫通孔に気密端子を設け、この気密端子を介して上記ケース内部の電気系統とケース外部の電気系統とを電気的に接続した燃料電池モジュールにおいて、
    上記気密端子を、上記ケースの上壁または側壁に、該気密端子のケース内側の端部が下方または斜め下方を向くように配備したことを特徴とする燃料電池モジュール。
JP2009083260A 2009-03-30 2009-03-30 燃料電池モジュール Pending JP2010238434A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009083260A JP2010238434A (ja) 2009-03-30 2009-03-30 燃料電池モジュール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009083260A JP2010238434A (ja) 2009-03-30 2009-03-30 燃料電池モジュール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010238434A true JP2010238434A (ja) 2010-10-21

Family

ID=43092598

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009083260A Pending JP2010238434A (ja) 2009-03-30 2009-03-30 燃料電池モジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010238434A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013008554A (ja) * 2011-06-24 2013-01-10 Ngk Spark Plug Co Ltd 固体酸化物形燃料電池
WO2013061575A1 (ja) * 2011-10-24 2013-05-02 Jx日鉱日石エネルギー株式会社 燃料電池発電装置、燃料電池システムおよび支持構造
JP2020129438A (ja) * 2019-02-07 2020-08-27 本田技研工業株式会社 燃料電池システム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0221573A (ja) * 1988-07-08 1990-01-24 Fuji Electric Co Ltd 燃料電池
JP2008252997A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Mitsubishi Materials Corp 電線引き出し構造
JP2008293766A (ja) * 2007-05-24 2008-12-04 Panasonic Corp 燃料電池スタック

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0221573A (ja) * 1988-07-08 1990-01-24 Fuji Electric Co Ltd 燃料電池
JP2008252997A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Mitsubishi Materials Corp 電線引き出し構造
JP2008293766A (ja) * 2007-05-24 2008-12-04 Panasonic Corp 燃料電池スタック

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013008554A (ja) * 2011-06-24 2013-01-10 Ngk Spark Plug Co Ltd 固体酸化物形燃料電池
WO2013061575A1 (ja) * 2011-10-24 2013-05-02 Jx日鉱日石エネルギー株式会社 燃料電池発電装置、燃料電池システムおよび支持構造
JPWO2013061575A1 (ja) * 2011-10-24 2015-04-02 Jx日鉱日石エネルギー株式会社 燃料電池発電装置、燃料電池システムおよび支持構造
JP2020129438A (ja) * 2019-02-07 2020-08-27 本田技研工業株式会社 燃料電池システム
JP7038069B2 (ja) 2019-02-07 2022-03-17 本田技研工業株式会社 燃料電池システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9005826B2 (en) Electrochemical battery
US20120178012A1 (en) Sealing member for solid oxide fuel cell and solid oxide fuel cell employing the same
KR20100007862A (ko) 고체 산화물형 연료전지
US10122003B2 (en) Battery-pack case
CN110088953B (zh) 用于电接触导通燃料电池堆的隔板的连接元件
JP2010238434A (ja) 燃料電池モジュール
JP5486743B2 (ja) 燃料電池セル及び燃料電池スタック若しくは燃料電池装置
JP2004127776A (ja) コネクタと回路基板との一体化構造体
JP5092360B2 (ja) 燃料電池発電装置
US8153327B2 (en) Interconnector for high temperature fuel cells
KR101178633B1 (ko) 고체산화물 연료전지
JP2008135351A (ja) 発電装置
JP2017526123A (ja) 燃料電池装置
ES2607121T3 (es) Disposición de pilas de combustible y procedimiento para la operación de una disposición de pilas de combustible
JP4585767B2 (ja) 燃料電池の監視装置
JP2006032329A (ja) 燃料電池用電力ケーブル
KR100793566B1 (ko) 연료전지 스택 온도측정용 열전대
JP2006140166A (ja) 燃料電池セルモニタ装置
US20120064428A1 (en) Solid oxide fuel cell module
JP6479400B2 (ja) 燃料電池装置および燃料電池システム
JP6926193B2 (ja) 平板型電気化学セルスタック
JP5070904B2 (ja) 電線引き出し構造
US20230253582A1 (en) Heat insulation structure for high-temperature reaction room
JP6667844B2 (ja) 温度計測用プローブ
US20230261236A1 (en) Stack module box in connection with a plurality of media guides leading to the stack module box, fuel cell device and fuel cell vehicle

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120330

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130716

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20131112