JP2010238394A - 燃料電池用セパレータ材料、それを用いた燃料電池スタック - Google Patents

燃料電池用セパレータ材料、それを用いた燃料電池スタック Download PDF

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Abstract

【課題】Ti基材へのAu層又はAu合金層の密着性に優れ、燃料電池作動環境下でも耐食性や耐久性が高く、導電性も確保した燃料電池用セパレータ材料、それを用いた燃料電池スタックを提供する。
【解決手段】Ti基材と、Au層又はAu合金層との間に、Oが20質量%以上含まれる酸化層が5〜30nmの厚みで形成されている燃料電池用セパレータ材料である。
【選択図】図3

Description

本発明は、Ti基材の表面にAu又はAu合金(Auを含む層)が形成された燃料電池用セパレータ材料、それを用いた燃料電池スタックに関する。
固体高分子型の燃料電池用セパレータとして、従来はカーボン板にガス流通路を形成したものが使用されていたが、材料コストや加工コストが大きいという問題がある。一方、カーボン板の代わりに金属板を用いる場合、高温で酸化性の雰囲気に曝されるために腐食や溶出が問題となる。このようなことから、Ti板表面にAu,Ru、Rh、Pd、Os、Ir及びPt等から選ばれる貴金属とAuとの合金をスパッタ成膜して導電部分を形成する技術が知られている(特許文献1)。さらに、特許文献1には、Ti表面に上記貴金属の酸化物を成膜することが記載されている。
一方、Ti基材の酸化被膜の上にAu膜を形成する燃料電池用セパレータが知られている(特許文献2)。
又、固体高分子型燃料電池において、アノードに供給する燃料ガスとして、取扱いが容易なメタノールを使用するダイレクトメタノール型燃料電池(DMFC(direct methanol fuel cell))も開発されている。DMFCは、メタノールから直接エネルギー(電気)を取り出すことができるため、改質器などが不要で燃料電池の小型化に対応でき、携帯機器の電源としても有望視されている。
DMFCの構造としては、以下の2つが提案されている。まず第1の構造は、単セル(固体高分子型電解質膜を燃料極と酸素極で挟み込んだ膜電極接合体(以下、MEAという)を積層した積層型(アクティブ型)構造である。第2の構造は、単セルを平面方向に複数個配置した平面型(パッシブ型)構造である。これらの構造は、いずれも単セルを複数個直列に繋いだもの(以下、スタックという)であるが、このうち、パッシブ型構造は、燃料ガス(燃料液体)や空気などをセル内に供給するための能動的な燃料移送手段を必要としないため、更なる燃料電池の小型化が有望視されている。
ところで、燃料電池用セパレータは、電気伝導性を有し、各単セルを電気的に接続し、各単セルで発生したエネルギー(電気)を集電すると共に、各単セルへ供給する燃料ガス(燃料液体)や空気(酸素)の流路が形成されている。このセパレータは、インターコネクタ、バイポーラプレート、集電体とも称される。
そして、DMFC用集電体に要求される条件は、水素ガスを用いる固体高分子型燃料電池用セパレータと比較すると多い。すなわち、通常の固体高分子型燃料電池用セパレータに要求される硫酸水溶液への耐食性に加え、燃料であるメタノール水溶液への耐食性、及び蟻酸水溶液への耐食性が必要である。蟻酸は、アノード触媒上でメタノールから水素イオンが生成する際に発生する副生成物である。
このようにDMFC作動環境下では、従来の固体高分子型燃料電池用セパレータに用いる材料をそのまま適用できるとは限らない。
特開2001−297777号公報 特開2004−185998号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているように、Ti基材の表面にAuを含む層を形成する場合、コストの点からAuを含む層の厚みを数10nmレベルに薄くすると層に被膜欠陥(ピンホール等)が生じ、耐食性が低下するという問題がある。
又、特許文献2には、基材自身の酸化皮膜の表面にAuを形成し、酸化皮膜によって耐食性を向上させることが記載されているが、発明者らの研究では、基板自身の酸化皮膜を有する状態で直接Auを成膜することは困難であり、仮に成膜できてもAu層の密着性が劣ることがわかっている。また、酸化皮膜の厚みが厚すぎると接触抵抗が増大し、得られた燃料電池用セパレータの導電性が低下するという問題がある。
すなわち、本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、Ti基材へのAu層又はAu合金層の密着性に優れ、燃料電池作動環境下でも耐食性や耐久性が高く、導電性も確保した燃料電池用セパレータ材料、それを用いた燃料電池用セパレータ、及び燃料電池スタックの提供を目的とする。
本発明者らは種々検討した結果、チタン基材とAu層又はAu合金層との間に、特定の酸素濃度で所定厚みの酸化層を形成することで、燃料電池用セパレータに要求される耐食性、耐久性、及び導電性をも確保できることを見出した。
上記の目的を達成するために、本発明の燃料電池用セパレータ材料は、Ti基材と、Au層又はAu合金層との間に、Oが20質量%以上含まれる酸化層が5〜30nmの厚みで形成されている。
前記酸化層において、Oが50質量%以上含まれる高酸化物領域の厚みが1nm未満であることが好ましい。
前記Au層又は前記Au合金層においてAu40質量%以上の領域の厚みが1nm以上であることが好ましい。
前記酸化層は、表面に原始酸化層が形成されている前記Ti基材の前記表面に、厚み1nm以上のTi被膜を形成してなることが好ましい。
本発明の燃料電池用セパレータ材料は、固体高分子形燃料電池又はダイレクトメタノール型固体高分子形燃料電池に好適に用いられる。
本発明の燃料電池スタックは、前記燃料電池用セパレータ材料を用いたものである。
本発明によれば、Ti基材へのAu層又はAu合金層の密着性に優れ、燃料電池作動環境下でも耐食性や耐久性が高く、導電性も確保した燃料電池用セパレータ材料、それを用いた燃料電池用セパレータ、及び燃料電池スタックが得られる。
本発明の実施形態にかかるセパレータの構造を示す平面図である。 本発明の実施形態に係る平面型燃料電池スタックの断面図である。 実施例6の試料の断面のXPS分析結果である。
以下、本発明の実施形態に係る燃料電池用セパレータ材料について説明する。なお、本発明において%とは、特に断らない限り、質量%(質量%)を示すものとする。
又、本発明において「燃料電池用セパレータ」とは、電気伝導性を有し、各単セルを電気的に接続し、各単セルで発生したエネルギー(電気)を集電すると共に、各単セルへ供給する燃料ガス(燃料液体)や空気(酸素)の流路が形成されたものをいう。セパレータは、インターコネクタ、バイポーラプレート、集電体とも称される。
従って、詳しくは後述するが、燃料電池用セパレータとして、板状の基材表面に凹凸状の流路を設けたセパレータの他、上記したパッシブ型DMFC用セパレータのように板状の基材表面にガスやメタノールの流路孔が開口したセパレータを含む。
<Ti基材>
燃料電池用セパレータ材料は耐食性と導電性が要求され、基材には耐食性が求められる。このため基材には耐食性が良好なチタンを用いる。
本発明のTi基材は無垢のチタン材であってもよいが、Tiと異なる基材表面に厚み10nm以上のTi被膜を形成した複合材料も含む。Tiと異なる基材としてはステンレス鋼やアルミニウムが挙げられ、これらの表面にTiを被覆することにより、チタンと比べて耐食性の低いステンレス鋼やアルミニウムの耐食性を向上させることができる。但し、耐食性向上効果はTiを10nm以上被覆しないと得られない。
Ti基材の材質はチタンであれば特に制限されない。又、Ti基材の形状も特に制限されず、Ti及び金をスパッタできる形状であればよいが、セパレータ形状にプレス成形することを考えると、Ti基材の形状は板材であることが好ましく、Ti基材全体の厚みが10μm以上の板材であることが好ましい。
<酸化層>
上記したTi基材と、Au層又はAu合金層との間に、Oが20質量%以上含まれる酸化層が5〜30nmの厚みで介在する。
Ti基材の表面に成膜されるAu層又はAu合金層は、コストの点から厚みが数nm〜20nm程度に薄く、成膜欠陥(ピンホール等)が存在する。そこで、酸化層が存在することで、欠陥部での耐食性の低下を防止することができる。
酸化層の厚みが5nm未満であると、上記した成膜欠陥部での耐食性が劣り、又、燃料電池の連続発電試験を行うと、基材のチタンが脆化して燃料電池用セパレータ材料としての耐久性が劣化する。一方、酸化層の厚みが30nmを超えると、得られた燃料電池用セパレータ材料の接触抵抗が増大し、導電性が低下する。
又、Oを20質量%以上含まれる領域を酸化層とした理由は、酸化層のO(酸素)濃度が20質量%未満であると、燃料電池の連続発電試験を行った場合にチタン基材が脆化して燃料電池用セパレータ材料としての耐久性が劣化するためである。
一方、酸化層中のO(酸素)濃度が50質量%を超えて高くなると、Ti基材上にAu層又はAu合金層が均一に成膜されているように見えても、密着性が劣り、実際に燃料電池として動作中にAu層又はAu合金層が剥がれることがある。このようなことから、Au層又はAu合金層の密着性を低下させない組成を検討した結果、酸化層において、Oが50質量%以上含まれる高酸化物領域の厚みが1nm未満であることが好ましいことが判明した。酸化層において、Oが50質量%以上含まれる高酸化物領域が存在しないことがより好ましい。
酸化層のOの濃度、及び酸化層の厚みは、XPS(X線光電子分光)分析の深さ(Depth)プロファイルにより、Au, Ti,O,Cの濃度分析することにより算出することができる。(図3参照)
ここで酸化層はTi基材の表面に形成され、Au層又はAu合金層の欠陥部での耐食性や耐久性の低下を防止するものであるが、上記した組成を有する酸化層が形成されるためには、予めTi基材の表面に10nm程度の厚みで酸化層(以下、上記した本発明で規定する酸化層と区別するため、「原始酸化層」と称する)が形成されている必要がある。Ti基材を空気中に放置すると、その表面に原始酸化層(TiO)が自然に形成されるが、これだけでは上記した酸化層を5nm以上の厚みで形成するには不充分なことがある。そこで、Ti基材を積極的に酸化させ、10nm程度の厚みになるまで原始酸化層を形成させてもよい。酸化させる方法としては、陽極酸化処理、雰囲気焼鈍等が挙げられる。
なお、Ti基材の表面に形成されている酸化層も、通常はOを20質量%以上含む。
但し、Ti基材に形成された原始酸化層は、表面側でO濃度が50質量%を超えるため、上記したようにAu層又はAu合金層を均一に成膜することは困難であり、成膜できてもAu層又はAu合金層の密着性を低下させる場合がある。そこで、本発明において、表面に原始酸化層が形成されているTi基材の表面に、厚み1nm以上のTi被膜を形成すると、原始酸化層の表面側のO濃度が低下し、上記した組成と厚みの酸化層を形成することができる。Ti被膜の厚みが1nm未満であると、表面側のO濃度が充分に低下しない場合がある。
Ti基材の表面に形成させるTi被膜の厚みが2nm以上であるとより好ましい。又、得られた燃料電池用セパレータ材料の導電性を低下させないため、Ti被膜の厚みは10nm未満であることが好ましい。
なお、Ti基材表面に予め形成させる原始酸化層が厚過ぎる(概ね、10nmを超える)場合、上記したTi被膜を厚く(10nm以上)形成すれば表面側のO濃度が低下するものの、得られた酸化層が厚くなり過ぎ(30nmを超え)るので、導電性を低下させる。又、厚過ぎる原始酸化層は、後述するAu層成膜前の前処理である逆スパッタを長時間行っても薄くすることができない。
ここで、最終的な酸化層のOの濃度や厚みは、Ti基材に形成された原始酸化層や、Ti皮膜をさらに成膜することにより制御できるが、セパレータ材としての機能を満たすためには、上記したように、Oが20質量%以上含まれる酸化層が5〜30nmの厚みである必要がある。
<Au層又はAu合金層>
Au層又はAu合金層は、Ti基材表面に形成されて高い導電性を確保するものである。導電性を確保する点から、Au層又はAu合金層において、Au40質量%以上の領域の厚みが1nm以上であることが好ましい。ここで、本発明においては、Au層又はAu合金層の厚みが薄いため、「Au層」といっても最表面から下地のTi基材までの深さが完全にAu100%であることはなく、最表面で100%であるAu濃度が深さ方向で低減してゆく。そのため、上記したように、Au層においても「Au40質量%以上の領域の厚み」を規定する必要がある。
Au層又はAu合金層において、上記したAu40質量%以上の領域の厚みの上限は特に規定されないが、コストの点からは好ましくは50nm以下、より好ましくは20nm以下、更に好ましくは10nm以下である。
Au層又はAu合金層の濃度と厚みは、XPS分析の深さ(Depth)プロファイルによりAu, Ti,O,Cの濃度分析をすることにより算出することができる。
<燃料電池用セパレータ材料の製造>
燃料電池用セパレータ材料は、例えば以下のように製造することができる。まず、Ti基材表面の原始酸化層が10nm程度の厚みを有するかを確認し、原始酸化層の厚みが薄ければ、Ti基材を積極的に酸化させてその厚みを10nm程度にする。
次に、必要に応じ、Ti基材表面のクリーニング及び原始酸化層の調整を目的として逆スパッタ(イオンエッチング)を行う。逆スパッタは、例えばRF100W程度の出力で、アルゴン圧力0.2Pa程度としてアルゴンガスをTi基材に照射して行うことができる。
次に、Ti基材の原始酸化層の表面に、厚み1nm以上のTi被膜を形成し、原始酸化層の表面側のO濃度を低下させ、上記した組成と厚みの酸化層を形成する。
そして、Au層又はAu合金層を形成するための金属(又は合金)をターゲットとしたスパッタにより、Au層又はAu合金層を酸化層の上に成膜する。なお、Au合金層を成膜する場合には、この層の組成となる合金をターゲットとしてもよい。又、Au合金層を構成する各元素のターゲットを用意し、Auが最後となるように順にスパッタを行ってもよく、この場合は、先にスパッタした金属にAu原子が入り込み、Au合金層が形成される。
<燃料電池用セパレータ>
次に、本発明の燃料電池用セパレータ材料を用いた燃料電池用セパレータについて説明する。燃料電池用セパレータは、上記した燃料電池用セパレータ材料を所定形状に加工してなり、燃料ガス(水素)又は燃料液体(メタノール)、空気(酸素)、冷却水等を流すための反応ガス流路又は反応液体流路(溝や開口)が形成されている。
<積層型(アクティブ型)燃料電池用セパレータ>
図1は、積層型(アクティブ型)燃料電池の単セルの断面図を示す。なお、図1では後述するセパレータ10の外側にそれぞれ集電板140A,140Bが配置されているが、通常、この単セルを積層してスタックを構成した場合、スタックの両端にのみ一対の集電板が配置される。
そして、セパレータ10は電気伝導性を有し、後述するMEAに接して集電作用を有し、各単セルを電気的に接続する機能を有する。又、後述するように、セパレータ10には燃料ガスや空気(酸素)の流路となる溝が形成されている。
図1において、固体高分子電解質膜20の両側にそれぞれアノード電極40とカソード電極60とが積層されて膜電極接合体(MEA;Membrane Electrode Assembly)80が構成されている。又、アノード電極40とカソード電極60の表面には、それぞれアノード側ガス拡散膜90A、カソード側ガス拡散膜90Bがそれぞれ積層されている。本発明において膜電極接合体という場合、ガス拡散膜90A、90Bを含んだ積層体としてもよい。又、例えばアノード電極40やカソード電極60の表面にガス拡散層が形成されている等の場合は、固体高分子電解質膜20、アノード電極40、カソード電極60の積層体を膜電極接合体と称してもよい。
MEA80の両側には、ガス拡散膜90A、90Bにそれぞれ対向するようにセパレータ10が配置され、セパレータ10がMEA80を挟持している。MEA80側のセパレータ10表面には流路10Lが形成され、後述するガスケット12、流路10L、及びガス拡散膜90A(又は90B)で囲まれた内部空間20内をガスが出入可能になっている。
そして、アノード電極40側の内部空間20には燃料ガス(水素等)が流れ、カソード電極60側の内部空間20に酸化性ガス(酸素、空気等)が流れることにより、電気化学反応が生じるようになっている。
アノード電極40とガス拡散膜90Aの周縁の外側は、これらの積層厚みとほぼ同じ厚みの枠状のシール部材31で囲まれている。又、シール部材31とセパレータ10の周縁との間には、セパレータに接して略枠状のガスケット12が介装され、ガスケット12が流路10Lを囲むようになっている。さらに、セパレータ10の外面(MEA80側と反対側の面)にはセパレータ10に接して集電板140A(又は140B)が積層され、集電板140A(又は140B)とセパレータ10の周縁との間に略枠状のシール部材32が介装されている。
シール部材31及びガスケット12は、燃料ガス又は酸化ガスがセル外に漏れるのを防止するシールを形成する。又、単セルを複数積層してスタックにした場合、セパレータ10の外面と集電板140A(又は140B)との間の空間21には空間20と異なるガス(空間20に酸化性ガスが流れる場合、空間21には水素が流れる)が流れる。従って、シール部材32もセル外にガスが漏れるのを防止する部材として使われる。
そして、MEA80(及びガス拡散膜90A、90B)、セパレータ10、ガスケット12、集電板140A、140Bを含んで燃料電池セルが構成され、複数の燃料電池セルを積層して燃料電池スタックが構成される。
図1に示す積層型(アクティブ型)燃料電池は、上記した水素を燃料として用いる燃料電池のほか、メタノールを燃料として用いるDMFCにも適用することができる。
<平面型(パッシブ型)燃料電池用セパレータ>
図2は、平面型(パッシブ型)燃料電池の単セルの断面図を示す。なお、図2では後述するセパレータ10の外側にそれぞれ集電板140A,140Bが配置されているが、通常、この単セルを積層してスタックを構成した場合、スタックの両端にのみ一対の集電板が配置される。
なお,図2において、MEA80の構成は図1の燃料電池と同一であるので同一符号を付して説明を省略する(図2では、ガス拡散膜90A、90Bの記載を省略しているが、ガス拡散膜90A、90Bを有していてもよい)。
図2において、セパレータ100は電気伝導性を有し、MEAに接して集電作用を有し、各単セルを電気的に接続する機能を有する。又、後述するように、セパレータ100には燃料液体や空気(酸素)の流路となる孔が形成されている。
セパレータ100は、断面がクランク形状になるよう、長尺平板状の基材の中央付近に段部100sを形成してなり、段部100sを介して上方に位置する上側片100bと、段部100sを介して下方に位置する下側片100aとを有する。段部100sはセパレータ100の長手方向に垂直な方向に延びている。
そして、複数のセパレータ100を長手方向に並べ、隣接するセパレータ100の下側片100aと上側片100bとの間に空間を形成させ、この空間にMEA80を介装する。2つのセパレータ100でMEA80が挟まれた構造体が単セル300となる。このようにして、複数のMEA80がセパレータ100を介して直列に接続されたスタックが構成される。
図2に示す平面型(パッシブ型)燃料電池は、上記したメタノールを燃料として用いるDMFCのほか、水素を燃料として用いる燃料電池にも適用することができる。又、平面型(パッシブ型)燃料電池用セパレータの開口部の形状や個数は限定されず、開口部として上記した孔の他、スリットとしてもよく、セパレータ全体が網状であってもよい。
<燃料電池用スタック>
本発明の燃料電池用スタックは、本発明の燃料電池用セパレータ材料を用いてなる。
燃料電池用スタックは、1対の電極で電解質を挟み込んだセルを複数個直列に接続したものであり、各セルの間に燃料電池用セパレータが介装されて燃料ガスや空気を遮断する。燃料ガス(H2)が接触する電極が燃料極(アノード)であり、空気(O2) が接触する電極が空気極(カソード)である。
燃料電池用スタックの構成例は、既に図1及び図2で説明した通りであるが、これに限定されない。
<試料の作製>
Ti基材として、それぞれ原始酸化層の厚みが異なる3種類のものを作製した。1)厚み100μmの工業用純チタン材(JIS1種)をそのまま用いた。後述するXPSでチタン基材表面を分析したところ、Ti基材の表面にはOが20質量%以上の原始酸化層が約10nmの厚みで存在した。2)上記した工業用純チタン材をフッ化物含有前処理液で一度洗浄した。このものは、Ti基材の表面にOが20質量%以上の原始酸化層が約3nmの厚みで存在した。3)上記した工業用純チタン材を陽極酸化した。このものは、Oが20質量%以上の原始酸化層が約30nmの厚みで存在した。
次に、各Ti基材の原始酸化層の表面に、スパッタ法を用いて所定の目標厚みとなるように、Tiを成膜した。ターゲットには純Tiを用いた。次に、スパッタ法を用いて所定の目標厚みとなるようにAuを成膜した。ターゲットには純Auを用いた。
なお、Tiのスパッタの前に、基材表面のクリーニングを目的として逆スパッタ(イオンエッチング)を出力RF100W アルゴン圧力0.2Paの条件で行った。
目標厚みは以下のように定めた。まず、予め銅箔材にスパッタで対象物(例えばTi)を成膜し、蛍光X線膜厚計(Seiko Instruments製SEA5100、コリメータ0.1mmΦ)で実際の厚みを測定し、このスパッタ条件におけるスパッタレート(nm/min)把握した。そして、把握したスパッタレートに基づき各条件でスパッタを行った。
Ti及びAuのスパッタは、株式会社アルバック製のスパッタ装置を用い、出力DC50W アルゴン圧力0.2Pa 真空度1.0×10−5Paの条件で行い、実施例1〜10、比較例10〜17の試料を作製した。
各試料の逆スパッタ条件、及びスパッタ条件を表1に示す。なお、比較例13は、スパッタ時の真空度を1.0×10−3Paにしてスパッタした。
<層構造の測定>
得られた試料は、XPS(X線光電子分光)分析の深さ(Depth)プロファイルによりAu, Ti,O,Cの濃度分析することにより、層構造を測定した。XPS装置としては、アルバック・ファイ株式会社製5600MCを用い、到達真空度:6.5×10−8Pa、励起源:単色化AlK、出力:300W、検出面積:800μmΦ、入射角:45度、取り出し角:45度、中和銃なしとし、以下のスパッタ条件で、測定した。
イオン種:Ar+
加速電圧:3kV
掃引領域:3mm×3mm
レート:3.7nm/min(SiO2換算)
なお、XPSによる濃度検出は、指定元素の合計100質量%として、各元素の濃度(質量%)を分析した。又、XPS分析で厚み方向に1nmの距離とはXPS分析によるチャート(図3)の横軸の距離(SiO2換算での距離)である。
図3は、実施例6の試料の断面のXPS像を示す。
Ti基材2の表面に、Oが20質量%以上の酸化層が5nm以上存在し、また最表面から下層に向かってAu40質量%以上のAu層が厚み1nm以上存在することがわかる。さらに、酸化層において、Oが50質量%以上の高酸化層領域の厚みが1nm未満であった。
各試料について以下の評価を行った。
A.密着性
各試料の最表層に1mm間隔で碁盤の目を罫書いた後、粘着性テープをはり付け、さらに各試験片を180°曲げて元の状態に戻し、曲げ部のテープを急速にかつ強く引き剥がす剥離試験を行った。
剥離が全くない場合を○とし、一部でも剥離があると目視で認められた場合を×とした。
B.接触抵抗
接触抵抗の測定は、試料全面に荷重を加える方法で行った。まず、40×50mmの板状の試料の片側にそれぞれカーボンペーパーを積層し、さらにその両側にそれぞれCu/Ni/Au板を積層した。Cu/Ni/Au板は厚み10mmの銅板に1.0μm厚のNi下地めっきをし、Ni層の上に0.5μmのAuめっきした材料であり、Cu/Ni/Au板のAuめっき面が試料やカーボンペーパーに接するように配置した。
さらに、Cu/Ni/Au板の外側にそれぞれテフロン(登録商標)板を配置し、各テフロン(登録商標)板の外側からロードセルで圧縮方向に10kg/cmの荷重を加えた。この状態で、2枚のCu/Ni/Au板の間に電流密度100mA/cmの定電流を流した時、Cu/Ni/Au板間の電気抵抗を4端子法で測定した。
又、接触抵抗は、以下の4つの条件により水溶液中に試料を浸漬した耐食試験の前後でそれぞれ測定した。
条件1:硫酸水溶液(浴温80℃、濃度0.5g/L、浸漬時間240時間)
条件2:メタノール水溶液(浴温80℃、濃度400g/L、浸漬時間240時間)
条件3:ギ酸水溶液A(浴温80℃、濃度1g/L、浸漬時間240時間)
条件4:ギ酸水溶液B(浴温80℃、濃度9g/L、浸漬時間240時間)
なお、DMFCの場合、条件2〜4は条件1(通常の固体高分子型燃料電池の耐食性試験条件)に付け加えられ、通常の固体高分子型燃料電池と比較すると評価すべき耐食性試験環境が多くなる。
又、燃料電池用セパレータに求められる代表的な特性は、低接触抵抗(10mΩ・cm以下)、使用環境での耐食性(耐食試験後も低接触抵抗で、有害なイオンの溶出がない)の2つである。
C.耐久性
上記各実施例及び比較例の試料をセパレータ材料として用いてセパレータを作製した。このセパレータを所定の燃料電池(PEFC)に組込み、1000時間(電流密度:0.5A/cm、セル温度:80℃、水素ガス流量:220SCCM、水素ガスバブラー温度:80℃、空気流量:1080SCCM、空気バブラー温度:80℃)の連続発電試験を行って試料の耐久性を評価した。評価は、耐久性試験(連続発電試験)前後の試料(セパレータ)の外観の一部に変色や変形があるものを、それぞれ「変色あり」、「変形あり」とし、耐久性が劣っているとみなした。耐久性試験前後でセパレータの外観が変わらない場合は「変化なし」とし、耐久性が優れているとみなした。なお破断した試料(セパレータ)を分析すると、必ずチタン水素化物析出物が確認できる。
得られた結果を表1に示す。
Figure 2010238394
Figure 2010238394
表1、表2から明らかなように、Ti基材2の表面に、Oが20質量%以上の酸化aが5〜30nm存在し、かつOが50質量%以上の高酸化層領域が1nm未満であり、さらに最表面から下層に向かってAu40質量%以上のAu(合金)層が厚み1nm以上存在する実施例1〜9の場合、Au層の密着性に優れ、耐食試験前後で試料の接触抵抗が変化せずに導電性と耐食性にも優れ、さらに耐久性も優れるものとなった。
一方、Ti基材表面にTiをスパッタ成膜せずにAuを直接スパッタした比較例10の場合、Au層を均一に成膜することができなかった。そのため、所定の評価測定ができなかった。
Ti基材表面にTiをスパッタ成膜せず、逆スパッタを長時間(20分)行った後、Auをスパッタした比較例11の場合、Ti基板上の酸化層を除去するまでには至らず、Oが50%以上の高酸化層領域が1nm以上となり、Au層の密着性が悪かった。
Ti基材表面へのTiスパッタ時の目標厚みを0.5μmに低減した比較例12の場合、Oが20質量%以上の酸化層が5nm未満と薄く、さらにOが50質量%以上の高酸化領域の厚みが1nm以上であるため、Au層の密着性が低下した。
スパッタの真空度が各実施例に比べて低い比較例13の場合、酸化層においてOが50質量%以上の高酸化領域の厚みが1nm以上であるため、Au層の密着性が低下した。
Auの目標厚みを1.0μmに低減した比較例14の場合、Au層においてAu40質量%以上の領域の厚みが1nm未満と薄いため、耐食試験後に接触抵抗が増加し、耐食性に劣った。又、比較例14は耐久性にも劣った。
Ti基材表面へのTiスパッタ時の目標厚みを10μmとした比較例15の場合、Oが20質量%以上の酸化層2aの厚みが30μmを超え、接触抵抗が高くなった。
Ti基材表面の原始酸化層が3nmのTi基材表面に逆スパッタ後、さらにTiをスパッタ成膜した比較例16の場合、密着性に優れたものの、耐久性に劣った。これは、原始酸化層が薄いためにOが20質量%以上の酸化層が5nm未満に薄くなったためと考えられる。なお試料にはチタン水素化物が生成されているのを後に確認した。従って、耐久性試験によって生じた変形は水素脆化によるものと考えられる。又、このものは耐食試験後に接触抵抗が増加し、耐食性にも劣った。
原始酸化層が30nmのTi基材表面に逆スパッタ後にTiをスパッタ成膜した比較例17の場合、Oが20質量%以上の酸化層の厚みが30μmを超え、接触抵抗が高くなった。

Claims (7)

  1. Ti基材と、Au層又はAu合金層との間に、Oが20質量%以上含まれる酸化層が5〜30nmの厚みで形成されている燃料電池用セパレータ材料。
  2. 前記酸化層において、Oが50質量%以上含まれる高酸化物領域の厚みが1nm未満である請求項1に記載の燃料電池用セパレータ材料。
  3. 前記Au層又は前記Au合金層においてAu40質量%以上の領域の厚みが1nm以上である請求項1又は2に記載の燃料電池用セパレータ材料。
  4. 前記酸化層は、表面に原始酸化層が形成されている前記Ti基材の前記表面に、厚み1nm以上のTi被膜を形成してなる請求項1〜3のいずれかに記載の燃料電池用セパレータ材料。
  5. 固体高分子形燃料電池に用いられる請求項1乃至4のいずれかに記載の燃料電池用セパレータ材料。
  6. ダイレクトメタノール型固体高分子形燃料電池に用いられる請求項5記載の燃料電池用セパレータ材料。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の燃料電池用セパレータ材料を用いた燃料電池スタック。
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