JP2010238198A - 条件作成支援装置および条件作成支援プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】整合性の保たれた勤務条件の作成を支援することを課題とする。
【解決手段】条件作成支援装置200は、勤務条件間に矛盾があるか否かを判定し、他の勤務条件との間で相互に矛盾があるものと判定された数を矛盾数として導き出す。そして、条件作成支援装置200は、導き出した矛盾数と対応する勤務条件の一覧を出力部220に表示出力してユーザ(例えば、看護師長)に提示し、一覧内の勤務条件の中で優先すべき勤務条件の序列を示す優先度の入力をユーザに依頼する。条件作成支援装置200は、優先度の入力完了を検知すると、優先度を勤務条件に対応付けて勤務条件記憶部241に格納する。
【選択図】図1

Description

本発明は、条件作成支援装置および条件作成支援プログラムに関する。
従来、例えば、立案されたプラン間の矛盾を検出し、所定の制約条件を満足するように、検出された矛盾を是正する技術が存在する。例えば、空港の航空管制システムや発電所における制御システムにおいて、プラン間に検出された矛盾を解消するために、予めプラン間に生じる問題を高速に推論する技術が存在する。
特許第3317807号公報
ところで、病院では、日勤、準夜勤および深夜勤など、看護師の複雑な勤務形態に対応する各種の勤務条件をシステムに入力して勤務スケジュールを作成する。そして、この勤務スケジュールの作成の際に入力される勤務条件の数が膨大であるために、システムに入力される勤務条件間に矛盾が発生しやすいという問題があった。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、整合性の保たれた勤務条件の作成を支援することが可能な条件作成支援装置および条件作成支援プログラムを提供することを目的とする。
本願の開示する技術は、一つの態様において、看護師または介護福祉士の勤務条件として、勤務人数、勤務回数および勤務禁止パターンの入力を受け付ける勤務条件入力受付部と、前記勤務条件入力受付部により受け付けられた勤務条件間に矛盾があるか否かを判定する矛盾判定部と、前記矛盾判定部により相互に矛盾があるものと判定された複数の勤務条件の対の中に、重複して存在する同一勤務条件の数を当該勤務条件の矛盾数としてそれぞれ計数する矛盾数計数部と、前記矛盾数計数部により計数された矛盾数と対応する勤務条件の一覧をユーザに提示して、当該一覧内の勤務条件の中で優先すべき勤務条件の序列を示す優先度の入力をユーザに依頼する優先度入力依頼部と、前記優先度入力依頼部による依頼に応じて、前記一覧内の勤務条件についてユーザにより入力された優先度を勤務条件に対応付けて記憶部に格納する格納部とを有する。
本願の開示する技術の一つの態様によれば、整合性の保たれた勤務条件の作成を支援できる。
図1は、実施例1に係る条件作成支援装置の構成を示す図である。 図2は、実施例1に係る勤務条件の入力例を示す図である。 図3は、実施例1に係る勤務条件の入力例を示す図である。 図4は、実施例1に係る勤務条件の入力例を示す図である。 図5は、実施例1に係る勤務条件の入力例を示す図である。 図6は、実施例1に係る勤務条件の入力例を示す図である。 図7は、実施例1に係る勤務条件の入力例を示す図である。 図8は、実施例1に係る勤務条件のデータ構造例を示す図である。 図9は、実施例1に係る勤務条件のデータ構造例を示す図である 図10は、実施例1に係る勤務条件のデータ構造例を示す図である。 図11は、実施例1に係る条件作成支援装置による処理の流れを示す図である。 図12は、実施例1に係る矛盾判定処理の詳細を示す図である。 図13は、実施例1に係る矛盾条件の一覧例を示す図である。 図14は、実施例2に係る条件作成支援プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
以下に、図面を参照しつつ、本願の開示する条件作成支援装置および条件作成支援プログラムの一実施形態について詳細に説明する。なお、条件作成支援装置の一実施形態として後述する実施例1により、本願が開示する条件支援装置が限定されるものではない。
実施例1に係る条件作成支援装置は、を概要とする。そして、実施例1に係る条件作成支援装置の骨子は、勤務条件間に矛盾があるか否かを判定し、他の勤務条件との間で相互に矛盾があるものと判定された数に対応付けて、矛盾がある勤務条件の一覧をユーザに提示する点にある。以下、実施例1に係る条件作成支援装置について具体的に説明する。
[条件作成支援装置の構成(実施例1)]
図1は、実施例1に係る条件作成支援装置の構成を示す図である。同図に示すように、実施例1に係る条件作成支援装置200は、入力部210、出力部220、入出力制御部230、記憶部240および制御部250を有する。
入力部210は、例えば、キーボードやマウス、マイクなどを介して、勤務条件などの入力をユーザから受付ける。出力部220は、例えば、モニタ(若しくはディスプレイ、タッチパネル)を介して、勤務条件一覧などの情報を出力する。入出力制御部230は、入力部210および出力部220によるデータの入出力を制御する。
ここで、例えば、ユーザである看護師長による勤務条件の入力例について説明する。条件作成支援装置200は、勤務条件の入力を受け付けるために、例えば、ユーザである看護師長に対して、図2〜図7に示すような勤務条件入力ダイアログを提示する。図2〜図7は、実施例1に係る勤務条件の入力例を示す図である。
条件支援作成装置200は、例えば、図2に示すように、入力部210を介して、各曜日および祝日における準夜勤の最大人数および最少人数など、勤務人数についての勤務条件の入力を看護師長から受け付ける。
また、条件支援作成装置200は、例えば、図3に示すように、勤務人数についての勤務条件として、新人の数など、深夜勤や準夜勤における勤務人数の内訳の入力を看護師長から受け付ける。また、条件支援作成装置200は、例えば、図4に示すように、休日の数、深夜勤少なめグループの深夜勤の最大日数および最小日数など、勤務日数についての勤務条件の入力を看護師長から受け付ける。
また、条件支援作成装置200は、例えば、図5〜図7に示すように、準夜勤の後の夜勤など、勤務間に必要とされる間隔など、勤務が禁止される勤務禁止パターンについての勤務条件の入力を看護師長から受け付ける。なお、条件作成支援装置200は、ユーザからの勤務条件入力時に、例えば、「強」、「中」、「弱」など、おおまかな優先度の設定を勤務条件ごとに受け入れることもできる。
記憶部240は、制御部250による各種処理に必要なデータおよびプログラムを記憶する。そして、記憶部240は、図1に示すように、勤務条件記憶部241を有する。勤務条件記憶部241は、例えば、図8〜図10に示すように、勤務条件を所定のデータ構造で記憶する。図8〜図10は、実施例1に係る勤務条件のデータ構造例を示す図である。
制御部250は、所定の制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。そして、制御部250は、図1に示すように、勤務条件矛盾判定処理部251と、矛盾勤務条件グループ分け処理部252と、優先度入力依頼処理部253とを有する。
勤務条件矛盾判定処理部251は、入力部210を介して受け付けられた勤務条件間に矛盾があるか否かを判定する。なお、処理の具体的な内容については、後述する処理の流れ(図10)の中で説明する。
矛盾勤務条件グループ分け処理部252は、相互に矛盾があるものと判定された複数の勤務条件の対の中で、同一の勤務条件を有する対を同一のグループとしてグループ分けする。なお、処理の具体的な内容については、後述する処理の流れ(図10)の中で説明する。
優先度入力依頼処理部253は、勤務条件の一覧を前記グループ別にユーザに提示して、一覧内の勤務条件の中で優先すべき勤務条件の序列を示す優先度の入力をユーザに依頼する。なお、処理の具体的な内容については、後述する処理の流れ(図10)の中で説明する。
[条件作成支援装置による処理(実施例1)]
図11は、実施例1に係る条件作成支援装置200による処理の流れを示す図である。同図に示すように、ユーザ(例えば、看護師長)から勤務条件の矛盾判定要求があると(ステップS1肯定)、勤務条件矛盾判定処理部251は、勤務条件の矛盾判定処理を行う(ステップS2)。
以下、図12を用いて、勤務条件矛盾判定処理部251により実行される矛盾判定処理を具体的に説明する。なお、図12は、実施例1に係る矛盾判定処理の詳細を示す図である。
図11に示すように、勤務条件矛盾判定処理部251は、勤務条件として入力された勤務人数(図2および図3等参照)の矛盾を判定する(図12の(1))参照。
具体的には、勤務条件矛盾判定処理部251は、勤務人数に関する勤務条件を取り込んで、ある勤務一日あたりの勤務人数のMAX(最大値)と、この勤務一日あたりの勤務人数の内訳合計のMAXとを比較して、勤務人数のMAXが内訳合計のMAXよりも小さい場合には矛盾と判定する。
また、勤務条件矛盾判定処理部251は、ある勤務一日あたりの勤務人数のMIN(最小値)と内訳合計のMINとを比較して、この勤務一日あたりの勤務人数のMINが内訳合計のMINよりも大きい場合には矛盾と判定する。
例えば、「準夜勤一日あたりの最大勤務人数=3名」という条件が入力され、「4グループある各グループから準夜勤一日あたりに出す人数=1名以上」という準夜勤人数の内訳を決定する条件が入力されている事例について説明する。この場合、準夜勤人数の内訳合計の最大値が4名となり、「準夜勤一日あたりの最大勤務人数=3名」が「準夜勤の内訳合計=4」よりも小さくなる。このため、「準夜勤一日あたりの最大勤務人数=3名」という条件と、「4グループある各グループから準夜勤一日あたりに出す人数=1名以上」という準夜勤人数の内訳を決定する条件とが相互に矛盾するものと判定する。
勤務人数の矛盾の判定に続いて、勤務条件矛盾判定処理部251は、勤務条件として入力された勤務回数(日数、図4等参照)の矛盾を半定する(図12の(2)参照)。
具体的には、勤務条件矛盾判定処理部251は、勤務回数に関する勤務条件を取り込んで、ある種別の一ヶ月あたりの勤務回数のMAX(最大値)と、この種別の一ヶ月あたりの勤務回数の内訳合計のMAXとを比較して、勤務回数のMAXが内訳合計のMAXよりも小さい場合には矛盾と判定する。
また、勤務条件矛盾判定処理部251は、ある種別の一ヶ月あたりの勤務回数のMIN(最小値)と、この種別の一ヶ月あたりの勤務回数の内訳合計のMINとを比較して、勤務回数のMINが内訳合計のMINよりも大きい場合には矛盾と判定する。
例えば、「夜勤の一ヶ月あたりの最大勤務回数=8日」という条件が入力され、「夜勤回数の内訳:準夜勤=6〜8日、深夜勤6〜8日」と条件が入力されている事例について説明する。この場合、夜勤の内訳合計の最大値が16日となり、「夜勤の一ヶ月あたりの最大勤務回数=8日」よりも大きくなる。このため、「夜勤の一ヶ月あたりの最大勤務回数=8日」という条件と、「夜勤回数の内訳:準夜勤=6〜8日、深夜勤6〜8日」と条件とが相互に矛盾するものと判定する。
勤務回数(日数)の矛盾の判定に続いて、勤務条件矛盾判定処理部251は、勤務条件として入力された勤務禁止パターン〜優先パターン(図5〜7等参照)の矛盾を判定する(図12の(3)参照)。例えば、準夜勤の後に深夜勤という勤務シフトを禁止するという禁則(図4)と、優先勤務の勤務シフト(図7)とが相互に矛盾しないか否かを判定する。
勤務禁止パターン〜優先パターンの矛盾の判定に続いて、勤務条件矛盾判定処理部251は、勤務条件として入力された勤務回数と勤務人数との関連についての矛盾を判定する(図12の(4)参照)。
具体的には、勤務条件矛盾判定処理部251は、勤務回数および勤務人数に関する勤務条件を取り込んで、ある一定期間の間にある種別の勤務に勤務可能な人数の最大値と、同一期間の間に同一種別の勤務に必要とされる内訳人数の最大値とを比較して、勤務人数の最大値が内訳人数の最大値よりも小さい場合には矛盾と判定する。
また、勤務条件矛盾判定処理部251は、ある一定期間の間にある種別の勤務に勤務可能な人数の最小値と、同一期間の間に同一種別の勤務に必要とされる内訳人数の最小値とを比較して、勤務人数の最小値が内訳人数の最小値よりも小さい場合には矛盾と判定する。
例えば、「1名1日あたりの夜勤回数=8回」という勤務回数に関する条件と、「一日に夜勤可能な人数の最大値=10名」および「夜勤に必要な一日あたりの人数=4〜6名」という条件とが入力されている事例について説明する。この場合、例えば、30日間に夜勤可能な人数の最大値は80となり、30日間に夜勤に必要な人数の最大値は180となり、30日間に夜勤可能な人数の最大値が、30日間に夜勤に必要な人数の最大値よりも小さくなる。したがって、「1名1日あたりの夜勤回数=8回」という勤務回数に関する条件と、「夜勤に必要な一日あたりの人数=4〜6名」という勤務人数に関する条件とは矛盾するものと判定する。
勤務条件矛盾判定処理部251による勤務条件の矛盾判定処理が完了すると、図10に戻り、矛盾勤務条件グループ分け処理部252は、相互に矛盾があるものと判定された複数の勤務条件の対の中で、同一の勤務条件を介して矛盾が連鎖する勤務条件の対を同一のグループとしてグループ分けする(ステップS3)。
例えば、矛盾勤務条件グループ分け処理部252は、勤務条件矛盾判定処理部251により、勤務条件Aと勤務条件B、勤務条件Aと勤務条件Cとが矛盾する条件の対として判定されるとする。この場合、同一の勤務条件Aを介して矛盾が連鎖する勤務条件Aと勤務条件Bとの対、勤務条件Aと勤務条件Cとの対を同一のグループとしてグループ分けする。
そして、矛盾勤務条件グループ分け処理部252は、グループ分けした各グループ内に存在する各勤務条件の重複数を矛盾数として計数する(ステップS4)。
例えば、矛盾勤務条件グループ分け処理部252は、勤務条件Aと勤務条件Bとの対、勤務条件Aと勤務条件Cとの対を同一のグループとしてグループ分けした場合には、このグループ内に存在する勤務条件Aが重複する数を計数して「矛盾数=2」を導き出す。同様にして、グループ内に勤務条件Bおよび勤務条件Cが重複する数を計数して「矛盾数=1」を導き出す。このように、矛盾勤務条件グループ分け処理部252は、グループ分けした全グループについて重複数を導き出す。
矛盾勤務条件グループ分け処理部252による処理が完了すると、優先度入力依頼処理部253は、例えば、図13に示すように、矛盾数と対応する勤務条件の一覧を出力部220に表示出力してユーザ(例えば、看護師長)に提示し、一覧表示された矛盾のある勤務条件の中で優先すべき条件の序列を示す優先度の入力をユーザに依頼する(ステップS5)。なお、図13は、実施例1に係る矛盾条件の一覧例を示す図である。
矛盾条件の一覧提示後、優先度入力依頼処理部253は、ユーザによる優先度の入力完了を待機する。矛盾数と対応する勤務条件の一覧を提示されたユーザは、入力部210を介し、グループ内に存在する勤務条件の数を上限として優先度を入力する。
優先度の入力完了を検知すると、優先度入力依頼処理部253は、優先度を勤務条件に対応付けて勤務条件記憶部241に格納する(ステップS6、図7〜図9参照)。
なお、条件作成支援装置200は、ユーザから勤務条件の出力指示を受け付けると、例えば、勤務条件記憶部241に記憶されている勤務条件データを読み込み、優先度でソートした後、出力部220を介して表示出力することができる。
[実施例1による効果]
上述してきたように、実施例1によれば、条件作成支援装置200は、勤務条件間に矛盾があるか否かを判定し、他の勤務条件との間で相互に矛盾があるものと判定された数に対応付けて、矛盾がある勤務条件の一覧をユーザに提示する。そして、条件作成支援装置200は、ユーザから入力された優先度に対応付けて勤務条件を格納するとともに、ユーザからの指示に応じて、優先度でソートした勤務条件を提示する。このようなことから、整合性の保たれた勤務条件の作成を支援できる。
また、上記の実施例1では、矛盾勤務条件グループ分け処理部252により、相互に矛盾があるものと判定された複数の勤務条件の対の中で、同一の勤務条件を介して矛盾が連鎖する勤務条件の対を同一のグループとしてグループ分けして、矛盾のある勤務条件についての矛盾数を導き出す場合を説明した。
しかしながら、これに限定されるものではなく、例えば、勤務条件矛盾判定処理部251により相互に矛盾があるものと判定された複数の勤務条件の対の中で、重複して存在する同一勤務条件の数を当該勤務条件の矛盾数としてそれぞれ計数して、矛盾のある勤務条件についての矛盾数を導き出してもよい。このようにすれば、必ずしもグループ分けが必要とならない程度の条件数を処理する場合に、処理負荷を抑えつつ効率的に矛盾数を得ることができる。
また、上記の実施例1において、条件支援作成装置200は、矛盾数と対応する勤務条件の一覧(図13)をユーザに提示する場合に、例えば、「強」、「中」、「弱」など、ユーザが勤務条件の入力時に勤務条件ごとに登録した優先度情報を勤務条件に対応付けて提示してもよい。ここで、優先度情報は、勤務条件の中で優先すべき条件の序列を示す。
また、上記の実施例1において、条件支援作成装置200は、矛盾数と対応する勤務条件の一覧(図13)をユーザに提示した後(例えば、図11のステップS5参照)、勤務条件に関する修正を受け入れるようにしてもよい。この場合には、修正された新たな勤務条件を含めて、上述した図11に処理を最初から実行する。
また、上記の実施例1において、勤務条件記憶部241に記憶される勤務条件は、例えば、ユーザが手入力した勤務スケジュールのエラーチェック(矛盾判定)などに利用される。具体的には、勤務スケジュール内に検出されたエラーが優先度の低い矛盾勤務条件に対応するスケジュール内の入力値をエラーとして出力する。
以下、本願の開示する条件作成支援装置および条件作成支援プログラムの他の実施形態を説明する。
(1)装置構成等
図1に示した条件作成支援装置200の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、条件作成支援装置200の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、例えば、勤務条件矛盾判定処理部251と、矛盾勤務条件グループ分け処理部252とを機能的あるいは物理的に統合する。
このように、条件作成支援装置200の全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、条件作成支援装置200にて行なわれる各処理機能(図11および図12等参照)は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
(2)条件作成支援プログラム
また、上記の実施例1で説明した条件作成支援装置200の各種の処理(例えば、図11および図12等参照)は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータシステムで実行することによって実現することができる。
そこで、以下では、図14を用いて、上記の実施例1で説明した条件作成支援装置200と同様の機能を有する条件作成支援プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。
図14は、条件作成支援プログラムを実行するコンピュータを示す図である。なお、同図には、条件作成支援プログラムの実行するコンピュータを説明するために必要となる機能部を記載する。
同図に示すように、条件作成支援装置200としてコンピュータ300は、入出力制御部310、HDD320、RAM330およびCPU340をバス400で接続して構成される。
ここで、入出力制御部310は、各種情報の入出力を制御する。HDD320は、CPU340による各種処理の実行に必要な情報を記憶する。RAM330は、各種情報を一時的に記憶する。CPU340は、各種演算処理を実行する。
そして、HDD320には、図14に示すように、図1に示した条件作成支援装置200の各処理部と同様の機能を発揮する条件作成支援プログラム321と、条件作成支援用データ322とがあらかじめ記憶されている。なお、この条件作成支援プログラム321を適宜分散させて、ネットワークを介して通信可能に接続された他のコンピュータの記憶部に記憶させておくこともできる。
そして、CPU340が、この条件作成支援プログラム321をHDD320から読み出してRAM330に展開することにより、図14に示すように、条件作成支援プログラム321は条件作成支援プロセス331として機能するようになる。すなわち、条件作成支援プロセス331は、条件作成支援用データ322等をHDD320から読み出して、RAM330において自身に割り当てられた領域に展開し、この展開したデータ等に基づいて各種処理を実行する。
なお、条件作成支援プロセス331は、図1に示した条件作成支援装置200の制御部250(勤務条件矛盾判定処理部251、矛盾勤務条件グループ分け処理部252、優先度入力依頼処理部253等)において実行される処理に対応する。
なお、上記した条件作成支援プログラム321については、必ずしも最初からHDD320に記憶させておく必要はない。例えば、コンピュータ300に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」などに各プログラムを記憶させておき、コンピュータ300がこれらから各プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
さらには、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ300に接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などに上記した条件作成支援プログラム321を記憶させておき、コンピュータ300がこれらから各プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
200 条件作成支援装置
210 入力部
220 出力部
230 入出力制御部
240 記憶部
241 勤務条件記憶部
250 制御部
251 勤務条件矛盾判定処理部
252 矛盾勤務条件グループ分け処理部
253 優先度入力依頼処理部
300 コンピュータ
310 入出力制御部
320 HDD(Hard Disk Drive)
321 条件作成支援プログラム
322 条件作成支援用データ
330 RAM(Random Access Memory)
331 条件作成支援プロセス
340 CPU(Central Processing Unit)
400 バス

Claims (5)

  1. 看護師または介護福祉士の勤務条件として、勤務人数、勤務回数および勤務禁止パターンの入力を受け付ける勤務条件入力受付部と、
    前記勤務条件入力受付部により受け付けられた勤務条件間に矛盾があるか否かを判定する矛盾判定部と、
    前記矛盾判定部により相互に矛盾があるものと判定された複数の勤務条件の対の中に、重複して存在する同一勤務条件の数を当該勤務条件の矛盾数としてそれぞれ計数する矛盾数計数部と、
    前記矛盾数計数部により計数された矛盾数と対応する勤務条件の一覧をユーザに提示して、当該一覧内の勤務条件の中で優先すべき勤務条件の序列を示す優先度の入力をユーザに依頼する優先度入力依頼部と、
    前記優先度入力依頼部による依頼に応じて、前記一覧内の勤務条件についてユーザにより入力された優先度を勤務条件に対応付けて記憶部に格納する格納部と
    を有することを特徴とする条件作成支援装置。
  2. 前記矛盾数計数部は、前記矛盾判定部により相互に矛盾があるものと判定された複数の勤務条件の対の中で、同一の勤務条件を介して矛盾が連鎖する勤務条件の対を同一のグループとしてグループ分けして、各グループ内に存在する各勤務条件の重複数を矛盾数として計数し、
    前記優先度入力依頼部は、前記矛盾数計数部により計数された矛盾数と対応する勤務条件の一覧を前記グループ別にユーザに提示し、前記グループ内に存在する勤務条件の数を上限として、前記一覧内の勤務条件の中で優先すべき勤務条件の序列を示す優先度の入力をユーザに依頼することを特徴とする請求項1に記載の条件作成支援装置。
  3. 前記勤務条件入力受付部は、勤務人数、勤務回数および勤務禁止パターンに加えて、勤務人数および勤務回数で決定される条件の入力を前記勤務条件として受け付けることを特徴とする請求項1または2に記載の条件作成支援装置。
  4. 前記格納部により記憶部に格納された勤務条件の一覧をユーザに提示する場合に、前記優先度に応じて勤務条件を並び替える並び替え部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の条件作成支援装置。
  5. 看護師または介護福祉士の勤務条件として、勤務人数、勤務回数および勤務禁止パターンの入力を受け付ける勤務条件入力受付手順と、
    前記勤務条件入力受付手順により受け付けられた勤務条件間に矛盾があるか否かを判定する矛盾判定手順と、
    前記矛盾判定手順により相互に矛盾があるものと判定された複数の勤務条件の対の中に、重複して存在する同一勤務条件の数を当該勤務条件の矛盾数としてそれぞれ計数する矛盾数計数手順と、
    前記矛盾数計数手順により計数された矛盾数と対応する勤務条件の一覧をユーザに提示して、当該一覧内の勤務条件の中で勤務条件の序列を示す優先度の入力をユーザに依頼する優先度入力依頼手順と、
    前記優先度入力依頼手順による依頼に応じて、前記一覧内の勤務条件についてユーザにより入力された優先度を勤務条件に対応付けて記憶部に格納する格納手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする条件作成支援プログラム。
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