JP2010238091A - 排出枠管理システム、排出枠管理装置及び排出枠管理方法 - Google Patents

排出枠管理システム、排出枠管理装置及び排出枠管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電気自動車の普及を促進する。
【解決手段】排出枠管理システム1は、電力会社が運用するCO排出枠に関する管理システムであり、電気自動車2及び管理サーバ3を備える。電気自動車2は、電力会社と電力使用契約を交わしている利用者が所有する車両であり、データ記録装置21を搭載している。データ記録装置21は、電気自動車2の走行距離を計測し、管理サーバに送信する。管理サーバ3は、電力会社に設置され、データ記録装置21から各電気自動車2の走行距離を受信し、走行距離に基づいて排出権価格を計算し、電気自動車2の所有者が電力会社に請求される電気料金から排出権価格を減算し、一方、排出権価格を電力会社のCO排出枠として積算する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気自動車を使用した排出権取引に係るシステムに関する。
昨今、電気自動車の普及とその促進に向けて、各企業が共同研究や実証走行試験を行っている。一方、地球温暖化に伴い、CO排出量を削減するために様々な対策が進められている。
特開2005−339187号公報
電気自動車の利点の1つとして、従来の軽ガソリン車と比較して、走行距離1kmあたりのCO排出量を大幅に(例えば、約7割)低減できることがある。そこで、このような利点を生かして、電気自動車のさらなる普及が図られている。
なお、特許文献1には、大きなコストをかけることなく少量のCOの排出削減量を集約して取引可能にする例が開示されている。
本発明の主たる目的は、電気自動車の普及を促進することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、排出枠管理システムであって、電気自動車に搭載され、当該電気自動車に固有の車両識別情報を記憶するとともに、当該電気自動車の走行距離を計測するデータ記録装置と、前記電気自動車の走行距離に応じてCOの排出権価格を算出するサーバと、を備え、前記サーバが、前記車両識別情報と、前記電気自動車の利用者に固有の利用者識別情報とを対応付けて記憶する手段と、前記データ記録装置から前記車両識別情報及び前記走行距離を取得し、前記走行距離に基づいて、電力会社が前記利用者から購入するCOの排出権価格を算出する手段と、前記利用者識別情報に該当する前記利用者の電気料金から前記算出した排出権価格を減算する手段と、当該排出権価格を前記電力会社のCO排出枠として積算する手段と、単位走行距離あたりのCO削減量及び単位量あたりのCO価格をさらに記憶する手段と、を備え、前記排出権価格を算出する手段が、前記走行距離と、前記CO削減量と、前記CO価格とを乗算することにより、前記排出権価格を算出することを特徴とする。
この構成によれば、電気自動車を利用して走行距離が延びることにより利用者の電気料金が安くなるので、電気自動車の普及を促進することができる。それに伴って、電力会社のCO排出枠が増加することになる。
なお、本発明は、排出枠管理装置及び排出枠管理方法を含む。その他、本願が開示する課題及びその解決方法は、発明を実施するための形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、電気自動車の普及を促進することができる。これにより、環境負荷を低減することができる。
排出枠管理システム1の構成を示す図である。 データ記録装置21及び管理サーバ3に記憶されるデータの構成を示す図であり、(a)は車両情報25Aの構成を示し、(b)は会社固有情報35Aの構成を示し、(c)は車両管理情報35Bの構成を示し、(d)は電気料金情報35Cの構成を示す。 排出枠管理システム1の処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態を説明する。本発明の実施の形態に係る排出枠管理システムは、電気自動車のCO排出量が従来のガソリン車のCO排出量より少ないことに着目して、電気自動車の走行距離に基づいて排出権価格を計算し、電気自動車の所有者の電気料金から排出権価格を減算し、一方、電力会社のCO排出枠に排出権価格を積算するものである。
すなわち、電気自動車の使用者が「ガソリン車を使用しているものとした場合のCO排出量−電気自動車を使用した場合のCO排出量」を、その使用者のCO削減量とする。そして、電気自動車の走行距離が電力会社のサーバに通知され、「走行距離×単位距離あたりのCO削減量×単位量あたりのCO価格」により排出権価格が算出され、その排出権価格が電気料金から引かれる。その代わりに電力会社はその価格分の排出権を購入したことが記憶される。
≪システムの構成と概要≫
図1は、排出枠管理システム1の構成を示す図である。排出枠管理システム1は、電力会社が運用するCO排出枠に関する管理システムであり、電気自動車2及び管理サーバ3を備える。電気自動車2は、電力会社と電力使用契約を交わしている契約者が所有する車両であり、例えば、データロガーにより構成されたデータ記録装置21を搭載している。データ記録装置21は、一般には各種データを計測・保存する計器のことであるが、ここでは、電気自動車2の走行距離を計測し、管理サーバ3に送信するものである。管理サーバ3は、電力会社に設置され、データ記録装置21から各電気自動車2の走行距離を受信し、走行距離に基づいて排出権価格を計算し、電気自動車2の所有者の電気料金から排出権価格を減算し、一方、電力会社のCO排出枠に排出権価格を積算する。
データ記録装置21は、通信部22、カウンタ23、処理部24及び記憶部25を備える。通信部22は、管理サーバ3と無線通信を行う部分であり、例えば、無線アンテナや送受信機等によって実現される。カウンタ23は、電気自動車2の車輪に付設されたセンサを通してデータを取得し、取得したデータに従って所定時間ごとに電気自動車2の走行距離を計測する。処理部24は、各部間のデータの受け渡しを行うととともに、データ記録装置21全体の制御を行うものであり、CPU(Central Processing Unit)が所定のメモリに格納されたプログラムを実行することによって実現される。記憶部25は、処理部24からデータを記憶したり、記憶したデータを読み出したりするものであり、例えば、フラッシュメモリやハードディスク装置等の不揮発性記憶装置によって実現される。データ記録装置21では、カウンタ23によりセンサを通して所定時間ごとに電気自動車2の走行距離を計測し、計測した走行距離を積算して記憶部25に記憶し、所定期間ごとに通信部22から管理サーバ3に送信する。
管理サーバ3は、通信部31、表示部32、入力部33、処理部34及び記憶部35を備える。通信部31は、データ記録装置21と無線通信を行う部分であり、例えば、無線アンテナや送受信機等によって実現される。表示部32は、処理部34からの指示によりデータを表示する部分であり、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)等によって実現される。入力部33は、オペレータがデータ(例えば、CO単価、車両IDや、単位走行距離あたりのCO削減量等のデータ)を入力する部分であり、例えば、キーボードやマウス等によって実現される。処理部34は、各部間のデータの受け渡しを行うととともに、管理サーバ3全体の制御を行うものであり、CPU(Central Processing Unit)が所定のメモリに格納されたプログラムを実行することによって実現される。記憶部35は、処理部34からデータを記憶したり、記憶したデータを読み出したりするものであり、例えば、フラッシュメモリやハードディスク装置等の不揮発性記憶装置によって実現される。
≪データの構成≫
図2は、データ記録装置21及び管理サーバ3に記憶されるデータの構成を示す図である。
図2(a)は、データ記録装置21の記憶部25に記憶される車両情報25Aの構成を示す。車両情報25Aは、データ記録装置21が搭載された電気自動車2に関する情報であり、車両ID25A1及び走行距離25A2を含む。車両ID25A1は、電気自動車2に固有の識別情報である。また、走行距離25A2は、所定の時間又は期間の内に電気自動車2が走行した距離を示し、カウンタ23の出力値が逐次積算される。
図2(b)は、管理サーバ3の記憶部35に記憶される会社固有情報35Aの構成を示す。会社固有情報35Aは、電力会社に固有の情報であり、CO単価35A1及びCO排出枠35A2を含む。CO単価35A1は、CO単位量あたりの排出権の価格であり、公的機関や電力会社によって取り決められた値が設定される。CO排出枠35A2は、電力会社が現時点で所有するCO排出枠の総額であり、電気自動車2の走行距離に応じて定期的に積算される。
図2(c)は、車両管理情報35Bの構成を示す。車両管理情報35Bは、管理サーバ3の記憶部35に記憶される、電気自動車2の管理情報であり、車両ID35B1、所有者ID35B2、単位削減量35B3、積算走行距離35B4、CO削減量35B5及び排出権価格35B6を含むレコードから構成される。車両ID35B1は、電気自動車2に固有の識別情報であり、電力会社の契約者が電気自動車2を購入した時に申告することによって設定される。所有者ID35B2は、電気自動車2を所有する人(契約者)に固有の識別情報である。単位削減量35B3は、電気自動車2を利用することによって削減される単位走行距離あたりのCO量であり、電気自動車2が購入された時に、ガソリン車によって排出される単位走行距離あたりのCO量から当該電気自動車2によって排出される単位走行距離あたりのCO量を減算した値が設定される。
積算走行距離35B4は、所定の期間(例えば、ひと月)内に電気自動車2が走行した距離の積算値を示し、データ記録装置21から随時受信した走行距離によって更新され、所定の期間分の処理が終了した時点で一旦クリアされる。CO削減量35B5は、所定の期間内に電気自動車2が走行することにより削減されたとみなされるCO量を示し、単位削減量35B3と、所定の期間に関して確定した積算走行距離35B4とを乗算することによって算出された値に設定される。排出権価格35B6は、所定の期間内に電気自動車2が走行することにより削減されたCO量に応じたCO排出権の価格であり、CO単価35A1と、CO削減量35B5とを乗算することによって算出された値が設定される。
図2(d)は、電気料金情報35Cの構成を示す。電気料金情報35Cは、電気料金に関する情報であり、契約者ID35C1及び電気料金35C2を含むレコードから構成される。契約者ID35C1は、電力会社と電力使用契約を交わしている契約者に固有の識別情報である。電気料金35C2は、当月に関して当該契約者が電力会社に請求される電気料金の金額である。なお、同じ人についての契約者ID35C1と、車両管理情報35Bの所有者ID35B2とは、管理サーバ3が備える対応テーブルにより対応付けられている。
≪システムの処理≫
図3は、排出枠管理システム1の処理を示すフローチャートである。まず、管理サーバ3は、電気自動車2の購入の申告があった場合に車両ID、所有者ID及び単位削減量を登録する(S301)。例えば、電気自動車2の購入者は、排出枠管理システム1の運用により電気料金が安くなるので、電力会社に対して電気自動車2を購入したことを申告する。電力会社では、申告を受けた担当者が管理サーバ3の入力部33に車両ID、所有者ID及び単位削減量を入力し、処理部34が入力部33から車両ID、所有者ID及び単位削減量を取得し、記憶部35の車両管理情報35Bに車両ID35B1、所有者ID35B2及び単位削減量35B3を含むレコードを新規追加する。
次に、管理サーバ3の処理部34は、通信部22及びインターネット等のネットワークを介して、車両IDをデータ記録装置21に送信する(S302)。送信先は、例えば、データ記録装置21に固有のIP(Internet Protocol)アドレス等を用いて特定する。データ記録装置21は、管理サーバ3から車両IDを受信し、記憶部25の車両情報25Aに車両ID25A1として記憶する(S303)。以上により、電気自動車2を購入した際の初期設定が完了したことになる。なお、電気自動車2の購入者が申告時に電力会社にデータ記録装置21を持参していれば、その場でデータ記録装置21に登録してもよい。
電気自動車2が走行している時には、データ記録装置21が電気自動車2の走行距離を計算し、その走行距離を車両IDとともに管理サーバ3に随時送信する(S304)。管理サーバ3は、データ記録装置21から車両ID及び走行距離を受信し、記憶部35の車両管理情報35Bの内、該当する車両ID35B1を含むレコードの積算走行距離35B4に走行距離を積算する(S305)。S304及びS305の処理は所定の期間(例えば、1ヶ月)を単位として随時行われ、当該期間末(例えば、月末)に当該期間の積算走行距離35B4が確定する。なお、受信した走行距離をすぐに積算せず、記憶部35に車両IDごとに記憶しておいて、当該期間末に集計するようにしてもよい。
月末になると、その月の積算走行距離35B4が確定するので、管理サーバ3は、各電気自動車2の、その月のCO削減量及び排出権価格を計算し、車両管理情報35BのCO削減量35B5及び排出権価格35B6に記憶する(S306)。次に、各電気自動車2の車両ID35B1に対応する所有者ID35B2をキーとして、電気料金情報35Cの契約者ID35C1を検索し、契約者ID35C1の値がキーと一致したレコードの電気料金35C2から排出権価格を減算する(S307)。これにより、電気自動車2の所有者は、電力会社に当該価格のCO排出権を売却したことになり、その分電気料金が安くなる。一方、電力会社は、電気自動車2の所有者から当該価格のCO排出権を購入したことになる。そして、車両管理情報35Bの、各電気自動車2の排出権価格35B6を合計し、その合計値を会社固有情報35AのCO排出枠35A2に積算する(S308)。これにより、その月末の時点で電力会社の所有するCO排出枠が確定する。
以上本発明の実施の形態について説明したが、図1に示すデータ記録装置21及び管理サーバ3内の各部を機能させるために、処理部24及び34で実行されるプログラムをコンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録し、その記録したプログラムをコンピュータに読み込ませ、実行させることにより、本発明の実施の形態に係る排出枠管理システム1が実現されるものとする。なお、プログラムをインターネット等のネットワーク経由でコンピュータに提供してもよいし、プログラムが書き込まれた半導体チップ等をコンピュータに組み込んでもよい。
以上説明した本発明の実施の形態によれば、電気自動車2の走行距離に応じた額だけ、電力会社へ支払う電気料金が割り引かれる。これを動機付けにして電気自動車2がより多く利用されるようになることで、電気自動車2の普及を促進することができる。一方、電力会社は、電気料金を割り引いた見返りとして、自社が所有するCO排出枠が増加することになる。
≪その他の実施の形態≫
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、上記実施の形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。例えば、上記実施の形態では、電気自動車2を購入し、所有している人について適用するように記載したが、電気自動車2を借りて利用する人(利用者)について適用してもよい。
1 排出枠管理システム
2 電気自動車
22 通信部
24 処理部
25 記憶部
25A1 車両ID(車両識別情報)
25A2 走行距離
3 管理サーバ(サーバ、排出枠管理装置)
31 通信部
34 処理部
35 記憶部
35A1 CO単価(単位量あたりのCO価格)
35A2 CO排出枠
35B1 車両ID(車両識別情報)
35B2 所有者ID
35B3 単位削減量(単位走行距離あたりのCO削減量)
35B5 CO削減量
35B6 排出権価格
35C1 契約者ID
35C2 電気料金

Claims (5)

  1. 電気自動車に搭載され、当該電気自動車に固有の車両識別情報を記憶するとともに、当該電気自動車の走行距離を計測するデータ記録装置と、
    前記電気自動車の走行距離に応じてCOの排出権価格を算出するサーバと、
    を備え、
    前記サーバは、
    前記車両識別情報と、前記電気自動車の利用者に固有の利用者識別情報とを対応付けて記憶する手段と、
    前記データ記録装置から前記車両識別情報及び前記走行距離を取得し、前記走行距離に基づいて、電力会社が前記利用者から購入するCOの排出権価格を算出する手段と、
    前記利用者識別情報に該当する前記利用者の電気料金から前記算出した排出権価格を減算する手段と、
    当該排出権価格を前記電力会社のCO排出枠として積算する手段と、
    単位走行距離あたりのCO削減量及び単位量あたりのCO価格をさらに記憶する手段と、
    を備え、
    前記排出権価格を算出する手段は、前記走行距離と、前記CO削減量と、前記CO価格とを乗算することにより、前記排出権価格を算出する
    ことを特徴とする排出枠管理システム。
  2. 電気自動車に固有の車両識別情報と、前記電気自動車の利用者に固有の利用者識別情報とを対応付けて記憶する手段と、
    前記車両識別情報及び当該電気自動車の走行距離を取得し、前記走行距離に基づいて、電力会社が前記利用者から購入するCOの排出権価格を算出する手段と、
    前記利用者識別情報に該当する前記利用者が前記電力会社に請求される電気料金から前記排出権価格を減算する手段と、
    前記排出権価格を前記電力会社のCO排出枠として積算する手段と、
    を備えることを特徴とする排出枠管理装置。
  3. 請求項2に記載の排出枠管理装置であって、
    単位走行距離あたりのCO削減量及び単位量あたりのCO価格を記憶する手段をさらに備え、
    前記排出権価格を算出する手段は、前記走行距離と、前記CO削減量と、前記CO価格とを乗算することにより、前記排出権価格を算出する
    ことを特徴とする排出枠管理装置。
  4. コンピュータにより電力会社のCO排出枠を管理する方法であって、
    前記コンピュータは、
    電気自動車に固有の車両識別情報と、前記電気自動車の利用者に固有の利用者識別情報とを対応付けて記憶するステップと、
    前記電気自動車から前記車両識別情報及び走行距離を取得し、前記走行距離に基づいて、前記電力会社が前記利用者から購入するCOの排出権価格を算出するステップと、
    前記利用者識別情報に該当する前記利用者が前記電力会社に請求される電気料金から前記排出権価格を減算するステップと、
    前記排出権価格を前記CO排出枠として積算するステップと、
    を実行することを特徴とする排出枠管理方法。
  5. 請求項4に記載の排出枠管理方法であって、
    前記コンピュータは、
    単位走行距離あたりのCO削減量及び単位量あたりのCO価格を記憶する手段をさらに実行し、
    前記排出権価格を算出するステップにおいては、前記走行距離と、前記CO削減量と、前記CO価格とを乗算することにより、前記排出権価格を算出する
    ことを特徴とする排出枠管理方法。
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