JP2010237959A - 煙感知器 - Google Patents

煙感知器 Download PDF

Info

Publication number
JP2010237959A
JP2010237959A JP2009085217A JP2009085217A JP2010237959A JP 2010237959 A JP2010237959 A JP 2010237959A JP 2009085217 A JP2009085217 A JP 2009085217A JP 2009085217 A JP2009085217 A JP 2009085217A JP 2010237959 A JP2010237959 A JP 2010237959A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wind speed
speed sensor
sampling
dust adhesion
preventing member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009085217A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5236555B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Yokota
博之 横田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nohmi Bosai Ltd
Original Assignee
Nohmi Bosai Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nohmi Bosai Ltd filed Critical Nohmi Bosai Ltd
Priority to JP2009085217A priority Critical patent/JP5236555B2/ja
Publication of JP2010237959A publication Critical patent/JP2010237959A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5236555B2 publication Critical patent/JP5236555B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fire-Detection Mechanisms (AREA)

Abstract

【課題】風速センサを長期間にわたって安定して使用できる煙感知器を提供する。
【解決手段】サンプリング管10に接続されている煙検出部と、該サンプリング管10にサンプリングエアSAを吸引させるファン12と、前記サンプリング管10内のサンプリングエアSAの風速を測定する風速センサ15と、を備える煙感知器において、前記風速センサ15の測定部15aの上流側に、平板状の埃付着防止部材17が配設されているものとする。
【選択図】図1

Description

この発明は、火災を検出する煙感知器に関するものであり、更に述べると、サンプリング管式煙感知器に関するものである。
サンプリング管式煙感知器では、該管内に配設したファンを回転させることにより、火災監視区域内からサンプリングエアを吸引し煙検出部に供給しているが、フイルタを含めた配管の目詰まりによってサンプリングエアの吸引量が時間と共に低下していく。
そこで、従来、前記サンプリング管内に風速センサを設け、該管内の風速を測定することによりサンプリングエアの吸引量の変化を測定している(例えば、特許文献1、参照)。
特許第3714926号 公報
前記火災監視区域内から吸引されるサンプリングエアには、煙粒子のほかに埃が含まれているが、この埃が風速センサの素子表面に付着し堆積すると、正確な風速を測定することができなくなる。そのため、風量低下で配管の目詰まりと誤検出される。
この発明は、上記事情に鑑み、風速センサを長期間にわたって安定して使用できる煙感知器を提供することを目的とする。
この発明は、サンプリング管に接続されている煙検出部と、該サンプリング管にサンプリングエアを吸引させるファンと、前記サンプリング管内のサンプリングエアの風速を測定する風速センサと、を備える煙感知器において、前記風速センサの測定部の上流側に、平板状の埃付着防止部材が配設されていることを特徴とする。前記埃付着防止部材は、その断面形状が略垂直尾翼状であることを特徴とする。
この発明は、前記埃付着防止部材による空気の乱れの影響を受けないようにするために、前記埃付着防止部材は前記風速センサから間隔をあけて配設されていることを特徴とする。又、この発明の前記埃付着防止部材と前記風速センサのセンサ素子は、前記サンプリング管の中心軸上、又は、該中心軸に平行な直線上に配設されていることを特徴とする。
この発明は、前記風速センサの測定部の上流側に、平板状(例えば、その断面形状が略垂直尾翼状)、の埃付着防止部材が配設されているので、埃等を含むサンプリングエアが前記サンプリング管内を流れると、前記埃等は風速センサに向かって流下するが、該風速センサの上流側に位置する埃付着防止部材に衝突して流れ方向を変えられる。そのため、前記風速センサに埃等が付着しにくくなるので、該風速センサを長期間にわたって安定して使用できる。
また、前記埃付着防止部材は、平板状(例えば、略垂直尾翼状)に形成され、かつ、風速センサから間隔をおいて配設されているので、前記埃付着防止部材に衝突して乱流化したサンプリングエアは、前記埃付着防止部材にガイドされながら流下し、整流状態に戻って前記風速センサに衝突する。そのため、精度の高い風速測定を行うことができる。
本発明の第1実施形態を示す斜視図である。 風速センサと埃付着防止部材の配置を示す平面図である。 風速センサと埃付着防止部材の配置を示す縦断面図である。 風速センサと埃付着防止部材の配置を示す斜視図である。 他の実施形態を示す縦断面図である。 本発明の実施例を示す図で、本発明と従来例との風速センサ出力変化率を示すグラフである。
この発明の第1実施形態を図1〜図4により説明する。
図示しない火災監視区画には、サンプリング管10が配設され、該サンプリング管10にはファン収納ボックス11が配設されている。前記ファン12が回転すると、前記火災監視区画の空気(サンプリングエア)SAがサンプリング管(ファン12の一次側)10内に吸引され、前記ファン収納ボックス11内を通って煙感知器の煙検出部(図示省略)側のサンプリング管(ファン12の二次側)10に排出される。前記サンプリング管10内のサンプリングエアSAの一部は、前記サンプリング管10の分岐部で分岐され、前記煙検出部の入口から煙検出部内に入って排気管(図示省略)から前記サンプリング管10内に戻される。
前記ファン12の上流側近傍には、整流板25が配設されている。この整流板25は、流路を遮るように配設された長方形の板状体であり、ファン12の駆動により発生する乱気流の影響を風速センサ15が受けない様にするための手段である。
前記整流板25の上流側近傍には、風速センサ15が配設されている。前記風速センサ15の測定部には、センサ素子15a、例えば、サーミスタ、が配設されており、該センサ素子15aは、門型の支持フレーム15bにより、サンプリング管10の中心軸10C上に保持されている。この風速センサ15の計測に基づいてサンプリングエアSAの吸引量が計測される。
前記風速センサ15の上流側には、埃付着防止部材17が配設されている。この埃付着防止部材17は、その断面形状が略垂直尾翼状に形成され、その上端17aは、中心軸10Cより上方に位置し、前記風速センサ15のセンサ素子15aより高くなっている。前記埃付着防止部材17と前記風速センサ15は、前記中心線10Cが通っている位置に配設され、同一直線上に位置している。
なお、前記両者15,17は、必ずしも前記中心線10C上に位置しなくても良く、前記中心線10Cと平行な直線上に位置する様にしても良い。
埃付着防止部材17の下流側直近は、サンプリングエアSA中に、うず等を含んだ気流の乱れTが発生するために風速センサ15を配置することに適していない。よって、前記風速センサ15と前記埃付着防止部材17は、間隔Lをおいて配設されているが、この間隔Lは、前記埃付着防止部材17の下流側直近に発生した気流の乱れTを整えるための間隔であり、いわゆる整流間隔である。この間隔Lは、必要に応じて適宜選択される。
次に、本実施形態の作動について説明する。ファン12の回転によりサンプリング管10内に火災監視区域内のサンプリングエアSAが吸引されると、該サンプリングエアSAは、前記サンプリング管10内をファン12に向かって流下し、その途中で埃付着防止部材17に衝突する。
そうすると、前記サンプリングエアSA中に含まれている例えば、埃dは、傾斜面17bに衝突し、該傾斜面17bに案内されながら上方に移動するので、前記ファン収納ボックス11の内壁に接近するとともに、前記風速センサ15のセンサ素子15aから離れた位置を通過する。そのため、前記センサ素子15aの表面に、サンプリングエアSA内の埃dが堆積しにくくなる。
又、前記埃付着防止部材17は、略垂直尾翼状に形成され、かつ、風速センサ15から整流間隔Lをおいて配設されているので、前記埃付着防止部材17の下流側直近に発生した気流の乱れTは、十分に整流されてから前記風速センサ15に衝突する。そのため、気流の乱れTに含まれる埃dが前記風速センサ15のセンサ素子15aに付着しないので、精度の高い風速測定を行うことができる。
このとき、サンプリングエアSA中に含まれている煙粒子や埃dは、慣性によりそれぞれの質量に応じて前記中心線10Cより外側を進む。例えば、煙粒子は軽いので、該中心線10Cの近くを通過し、埃dは重いので前記中心線10Cの遠くを通過する。また、前記風速センサ15のセンサ素子15a付近は、主に正常な気流が通過する。
本発明の実施形態は、上記に限定されるものではなく、例えば、図5に示すように、前記埃付着防止部材として、(1)ファン収納ボックス(サンプリング管)11の中心線10C近傍に略垂直尾翼の上端部片27aを位置させ、該上端部片27aを支持フレーム27bで保持した埃付着防止部材27、(2)長方形の平板29aを垂設し、上側短辺29bが前記中心線10Cと平行になるようにした埃付着防止部材29、を用いることも出来る。これらの埃防止部材27,29も本発明における埃付着防止部材の概念に含まれるものである。
この発明の実施例を図6により説明する。
この実施例は、本発明の前記第1実施形態と、埃付着防止部材を有しない従来例とにおける風速センサの出力値変化率の比較実験を行ったものである。
(1)実験条件
サンプリング管内の流速:6m/秒
実 験 期 間:180日(連続運転)
(2)実験結果
本実験は、約半年間比較実験を行ったところ、図6の結果を得た。図6において、縦軸は、風速センサの出力値変化率、横軸は、経過日数(日)、A(四角形)は本発明、B(菱形)は従来例、をそれぞれ示す。
従来例(B)では、60日(2ヶ月)後の風速センサ出力変化率は0.66、120日(4ヶ月)後は0.24、150日(5ヶ月)後は0.18、に達し、その後はほぼ一定となった。
本発明(A)では、60日(2ヶ月)後の風速センサ出力変化率が0.88、120日(4ヶ月)後は0.76、150日(5ヶ月)後は0.72、に達し、その後はほぼ一定となった。
この実験から明らかなように、150日(5ヶ月)後における本発明の風速センサ出力値変化率は、0.72で、埃付着による影響が28%であるのに対し、従来例のそれは、0.18で、埃付着による影響が82%であった。従って、本発明は、従来例に比べると、風速センサの埃堆積量が大幅に減り、埃付着による影響も著しく減少させることができた。
10 サンプリング管
11 ファン収納ボックス
12 ファン
15 風速センサ
17 埃付着防止部材
SA サンプリングエア
d 埃
T 気流の乱れ

Claims (4)

  1. サンプリング管に接続されている煙検出部と、該サンプリング管にサンプリングエアを吸引させるファンと、前記サンプリング管内のサンプリングエアの風速を測定する風速センサと、を備える煙感知器において、
    前記風速センサの測定部の上流側に、平板状の埃付着防止部材が配設されていることを特徴とする煙感知器。
  2. 前記埃付着防止部材は、その断面形状が略垂直尾翼状であることを特徴とする請求項1記載の煙感知器。
  3. 前記埃付着防止部材による空気の乱れの影響を受けないようにするために、前記埃付着防止部材は前記風速センサと間隔をあけて配設されていることを特徴とする請求項1、又は、2記載の煙感知器。
  4. 前記埃付着防止部材と前記風速センサのセンサ素子は、前記サンプリング管の中心軸上、又は、該中心軸と平行な直線上に配設されていることを特徴とする請求項1、2、又は、3記載の煙感知器。
JP2009085217A 2009-03-31 2009-03-31 煙感知器 Expired - Fee Related JP5236555B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009085217A JP5236555B2 (ja) 2009-03-31 2009-03-31 煙感知器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009085217A JP5236555B2 (ja) 2009-03-31 2009-03-31 煙感知器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010237959A true JP2010237959A (ja) 2010-10-21
JP5236555B2 JP5236555B2 (ja) 2013-07-17

Family

ID=43092214

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009085217A Expired - Fee Related JP5236555B2 (ja) 2009-03-31 2009-03-31 煙感知器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5236555B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5159585U (ja) * 1975-07-22 1976-05-11
JPS61246897A (ja) * 1985-04-24 1986-11-04 能美防災株式会社 投、受光部の汚損防止手段を備えた警報器
JP2008097518A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 Nittan Co Ltd 粒子カウンタ式煙感知装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5159585U (ja) * 1975-07-22 1976-05-11
JPS61246897A (ja) * 1985-04-24 1986-11-04 能美防災株式会社 投、受光部の汚損防止手段を備えた警報器
JP2008097518A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 Nittan Co Ltd 粒子カウンタ式煙感知装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5236555B2 (ja) 2013-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109313114B (zh) 具有流量和气泡检测系统的自动功率控制液体颗粒计数器
JP4932567B2 (ja) 煙感知器及びそのサンプリングエア供給方法
US8089366B2 (en) Smoke detector
CN101540088B (zh) 感烟探测器
JP4800262B2 (ja) 雨水分離装置、及び、連続式降下粉塵計測装置
JP2008224332A (ja) 連続式降下粉塵計測装置および連続式降下粉塵計測方法
WO2021238569A1 (zh) 一种风帘结构油烟传感器
US9157871B2 (en) Method and apparatus to enhance collection of particles in particulate mass measurement device
US4257793A (en) Apparatus for removing mist or the like from a gas flow
JP5236555B2 (ja) 煙感知器
JP2011185889A (ja) 連続焼鈍炉内の異物濃度測定装置
JPH0348166A (ja) 気流センサー
EP2542874B1 (en) Improved dust discrimination for sensing systems
JP5026320B2 (ja) 煙感知器
JP4679103B2 (ja) ガス検知装置
CN105486549A (zh) 一种能够实现恒流量等速采样的采样系统
JP2864221B2 (ja) 流速計
CN212845458U (zh) 一种气流检测管以及耐冲蚀皮托管的安装结构
JP2016070505A (ja) エアフィルタの目詰まり検知装置、および、それを備えた空調機
JP2006292549A (ja) 焼結機の排気ガス流量測定システム
JP6779105B2 (ja) 粒子検出システム及び粒子検出方法
JP6779106B2 (ja) 粒子検出システム及び粒子検出方法
KR20060126339A (ko) 가스 유량계
CN104407650A (zh) 应用于生物安全柜的多个气流监控装置
RU61347U1 (ru) Устройство для измерения скорости воздуха в горных выработках

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120302

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121225

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130326

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130327

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160405

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees