JP2010237548A - 液晶表示装置 - Google Patents

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俊之 網本
Masaki Tsubokura
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Abstract

【課題】本発明は、強度や捩り剛性や曲げ剛性を損なうことなく、生産性を向上させて、軽量かつ低コストで高品質の液晶表示装置を提供することを目的とする。
【解決手段】液晶表示装置は、ベゼル14と、ベゼル14に保持された液晶表示パネル10と、液晶表示パネル10と重なるように配置されてベゼル14に固定された光学シートパッケージ60と、光学シートパッケージ60の液晶表示パネル10とは反対側の外側面に取り付けられた光源90と、光源90の光学シートパッケージ60とは反対側に配置された反射シート110と、を含む。光学シートパッケージ60は、光学シート62と、捩り及び曲げに対抗するための光透過性のケースと、を含む。ケースは、光学シート62の方向に突出する複数の第1凹部86を有し、複数の第1凹部86によって光学シート62と光源90との適正な間隔が保持されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶表示装置に関する。
従来の液晶表示装置は、剛性を有するベースプレート(下フレーム)と樹脂製の中間フレームの間に、反射シート、蛍光管及び光学シートなどを固定してバックライトアセンブリを構成し、このバックライトアセンブリとベゼル(上フレーム)との間に液晶表示パネルを配置していた。また、液晶表示装置の組立は、ベースプレートに、他の部品を組み付けていく順序で行われていた。このような液晶表示装置としては、特許文献1、2のような例がある。
特開2008−146050号公報 特開2008−34387号公報
従来の液晶表示装置では、全体の強度や剛性はベースプレートが担うことになっていた。そのため、ベースプレートは、強度や剛性が得られるように設計する必要があり、液晶表示装置の軽量化、低コスト化が困難になるという問題があった。特に、大型の液晶表示装置では、組み立て工程で反転作業を行うときに変形を防止するには、剛性を維持することが必要であった。
本発明は、強度や捩り剛性や曲げ剛性を損なうことなく、生産性を向上させて、軽量かつ低コストで高品質の液晶表示装置を提供することを目的とする。
(1)本発明に係る液晶表示装置は、ベゼルと、前記ベゼルに保持された液晶表示パネルと、前記液晶表示パネルと重なるように配置されて前記ベゼルに固定された光学シートパッケージと、前記光学シートパッケージの前記液晶表示パネルとは反対側の外側面に取り付けられた光源と、前記光源の前記光学シートパッケージとは反対側に配置された反射シートと、を含み、前記光学シートパッケージは、光学シートと、光透過性のケースと、を含み、前記ケースは、前記光学シートの方向に突出する複数の第1凹部を有し、前記複数の第1凹部によって前記光学シートと前記反射シートとの間隔が保持されていることを特徴とする。本発明によれば、光学シートを含む光学シートパッケージによって剛性が確保されるので、ベースプレートを省略することができ、軽量かつ低コストで高品質の液晶表示装置を提供することができる。
(2)(1)に記載された液晶表示装置において、前記ケースは、前記光源を収容する複数の第2凹部を有することを特徴としてもよい。
(3)(2)に記載された液晶表示装置において、前記ケースの前記第2凹部は、開口部の少なくとも一部が狭くなっており、前記開口部の前記狭くなった部分は、前記光源の外径よりも狭くなっていることを特徴としてもよい。
(4)(1)に記載された液晶表示装置において、前記光学シートパッケージの前記ケースは、前記光学シートの前記液晶表示パネル側に配置された第1ケースと、前記光学シートの前記光源側に配置された第2ケースからなり、前記第1ケースは、少なくとも前記液晶表示パネルの表示領域に相当する位置において、前記光学シートとの間に間隙を有することを特徴としてもよい。
(5)(1)に記載された液晶表示装置において、前記光学シートパッケージの前記ケースは、前記光学シートの前記液晶表示パネル側に配置された第1ケースと、前記光学シートの前記光源側に配置された第2ケースからなり、前記第1ケースは、前記光学シート側に突出した複数の突起部を有することを特徴としてもよい。
(6)(1)に記載された液晶表示装置において、前記光学シートパッケージの前記ケースは、前記光学シートの前記液晶表示パネル側に配置された第1ケースと、前記光学シートの前記光源側に配置された第2ケースからなり、前記第1ケースは、少なくとも前記液晶表示素子の表示領域に相当する位置において、開口部を有することを特徴としてもよい。
(7)(1)に記載された液晶表示装置において、前記ベゼルは、前記液晶表示パネルの表示面と同じ方向を向く前面と、前記前面とは反対側の背面と、を有し、前記液晶表示パネル、前記光学シートパッケージ及び前記光源の組み付け方向が、前記ベゼルの前記背面から前記前面の方向であることを特徴としてもよい。
(8)(7)に記載された液晶表示装置において、前記光学シートパッケージは、前記ケースの周辺部においてスナップフィット方式により前記ベゼルに固定されていることを特徴としてもよい。
(9)(7)に記載された液晶表示装置において、前記ベゼル内に配置された枠状の第1フレームと、枠状の第2フレームを有し、前記第1フレームは、前記光学シートパッケージの前記ベゼル背面側に配置され、前記第2フレームは、前記光学シートパッケージの前記反射シート側に配置されることを特徴としてもよい。
(10)(9)に記載された液晶表示装置において、前記光源との電気的接続を図るための光源コネクタをさらに有し、前記光源コネクタは、前記第2フレーム上に、前記ベゼルの前記背面から前記前面の方向に組み付けられていることを特徴としてもよい。
本発明の実施の形態に係る液晶表示装置の組み立て手順を説明する図である。 ベゼルの一部を示す斜視図である。 ベゼルの、図2に示す部分とは別の一部を示す斜視図である。 ベゼルを構成する棒材を示す分解斜視図である。 棒材の組み立て構造を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る液晶表示装置の縦断面図である。 図6に示す液晶表示装置の上端部の拡大図である。 図6に示す液晶表示装置の下端部の拡大図である。 本発明の実施の形態に係る液晶表示装置の横断面図である。 図9に示す液晶表示装置の左端部の拡大図である。 図9に示す液晶表示装置の右端部の拡大図である。 第2ケースの複数の第1凹部を説明するための部分斜視図である。 第2ケースと光学シートの関係を説明する図である。 第2ケース及び光源を説明するための部分斜視図である。 (A)、(B)(C)は、それぞれ、光源コネクタの平面図、側面図及び正面図である。 本発明の実施の形態に係る液晶表示装置の第1変形例を説明する図である。 本発明の実施の形態に係る液晶表示装置の第2変形例を説明する図である。 本発明の実施の形態に係る液晶表示装置の第3変形例を説明する図である。 本発明の実施の形態に係る液晶表示装置の第4変形例を説明する図である。 本発明の実施の形態に係る液晶表示装置の第5変形例を説明する図である。 本発明の実施の形態に係る液晶表示装置の第6変形例を説明する図である。 本発明の実施の形態に係る液晶表示装置の第7変形例を説明する図である。 本発明の実施の形態に係る液晶表示装置の第8変形例を説明する図である。 本発明の実施の形態に係る液晶表示装置の第9変形例を説明する図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る液晶表示装置の組み立て手順を説明する図である。
液晶表示装置は図1に示すような液晶表示モジュールを有する。液晶表示モジュールは、液晶表示パネル10を有する。図示は省略するが、液晶表示パネル10は、一対のガラス基板と、一対のガラス基板間に介在する液晶と、それぞれのガラス基板の外面に貼り付けられた偏光板を含む。液晶表示パネル10には、COF(Chip On Film)と呼ばれるフレキシブル配線基板12が取り付けられている。フレキシブル配線基板12には、図示しない図示しないドレインドライバーやゲートドライバーが実装されており、これらによって液晶表示パネル10を制御する。
図2は、ベゼル14の一部を示す斜視図である。図3は、ベゼル14の、図2に示す部分とは別の一部を示す斜視図である。
液晶表示装置は、ベゼル14を有する。ベゼル14は、枠の形状をしており、表示面側である前面16及びその背面18を有する。前面16は、少なくとも枠の開口の縁部においては平坦な面になっている。背面18は、階段形状になっており、下段背面20、中段背面22及び上段背面24を含む。ベゼル14は、開口の縁部に下段背面20を有する。下段背面20は階段形状の最下段の面である。下段背面20は、開口を囲む枠状をしている。
ベゼル14は、下段背面20の、開口を形成する縁部とは反対側の縁部から立ち上がる下段内面28を有する。下段内面28は、下段背面20を囲む枠状になっているが、図3に示すように、液晶表示パネル10に接続されたフレキシブル配線基板12を避けるための切り欠き30が形成されている。下段内面28には、下段背面20から間隔をあけた位置に下突起32が形成されている。下突起32は、下段背面20と平行に延びるレール状になっている。また、下段内面28には、下段背面20から離れる方向に下突起32から間隔をあけた位置に溝34が形成されている。溝34は、下段背面20と平行に延びる。
ベゼル14は、下段内面28の上端から外方向に延びる中段背面22を有する。中段背面22は、下段背面20を囲む枠状をしているが、図3に示すように、液晶表示パネル10に接続されたフレキシブル配線基板12を避けるための切り欠き36が形成されている。
ベゼル14は、中段背面22の、下段内面28に接続する縁部とは反対側の縁部から立ち上がる上段内面38を有する。上段内面38は、中段背面22を囲む枠状になっている。上段内面38には、中段背面22から間隔をあけた位置に上突起40が形成されている。上突起40は、中段背面22と平行に延びるレール状になっているが、液晶表示パネル10に接続されたフレキシブル配線基板12を避けるための切り欠き42が形成されている。なお、上段内面38及び下段背面20には切り欠きは形成されていない。
ベゼル14は、上段内面38の上端から外方向に延びる上段背面24を有する。上段背面24には切り欠きは形成されていない。
図4は、ベゼル14を構成する棒材44を示す分解斜視図である。図5は、棒材44の組み立て構造を示す分解斜視図である。
ベゼル14は、複数の棒材44を組み立てて構成されている。棒材44は、アルミニウム合金からなる材料を押出成形してなる。4本の棒材44を組み立てることで、矩形の枠状をしたベゼル14を構成することができる。棒材44の端面を斜め(45°)に傾斜させて、端面同士を接合することで、一対の棒材44をL字状に接合することができる。棒材44を中空に形成して、棒材44の端面に挿入口46を形成する。ブラケット48を挿入口46に差し込んで、棒材44のネジ穴50にネジ52を挿入してブラケット48を締め付けて隣同士の棒材44を固定することでベゼル14を組み立てることができる。
図6は、本発明の実施の形態に係る液晶表示装置の縦断面図である。図7は、図6に示す液晶表示装置の上端部の拡大図である。図8は、図6に示す液晶表示装置の下端部の拡大図である。図6に示すように、液晶表示装置は、上述したベゼル14が縦に配置される状態で使用される。
図9は、本発明の実施の形態に係る液晶表示装置の横断面図である。図10は、図9に示す液晶表示装置の左端部(図9においては、下側の端部)の拡大図である。図11は、図9に示す液晶表示装置の右端部(図9においては、上側の端部)の拡大図である。
液晶表示装置は、第1フレーム54を有する。第1フレーム54は、枠状になっており、射出成形によって形成してもよい。第1フレーム54は、液晶表示パネル10の位置決め及びその後に組み付けられる部材を支持する機能を有する。第1フレーム54は、ベゼル14に嵌め込まれている。詳しくは、ベゼル14の下段内面28の内側であって下段背面20の上に、第1フレーム54が配置されている。第1フレーム54は、外側に突出する第1スナップ突起56を有する。第1スナップ突起56が、ベゼル14の下段内面28の下突起32に引っ掛かる。つまり、第1フレーム54はベゼル14に、スナップフィット方式によって固定されている。固定方式は、これ以外にネジやリベットを使用してもよい。
液晶表示パネル10は、第1フレーム54の内側に配置されている。使用時に下側となる位置に2箇所以上形成された第1フレーム54の内側の位置決め部(図示せず)に接触して、液晶表示パネル10の位置決めされている。
液晶表示パネル10の表示面とベゼル14の前面16が同じ方向を向いている。つまり、ベゼル14は、液晶表示パネル10の表示面と同じ方向を向く前面16と、前面16とは反対側の背面18と、を有する。液晶表示パネル10の周縁部が、ベゼル14の下段背面20に対向し、ベゼル14に液晶表示パネル10が保持されている。ベゼル14の下段背面20には第1弾性体58が取り付けられており、第1弾性体58を介して、液晶表示パネル10がベゼル14に水平方向に位置決めされている。なお、第1弾性体58は、図1に示すように、組み立て工程においては鉛直方向に液晶表示パネル10を支持する。
液晶表示装置は、光学シートパッケージ60を有する。光学シートパッケージ60は、液晶表示パネル10と重なるように配置されている。光学シートパッケージ60は、複数の光学シート62を含む。光学シート62は、拡散板及びプリズムシートなどであり、相互に重なっている。
光学シートパッケージ60は、第1ケース64を含む。第1ケース64は、耐熱性の樹脂から形成されている。形成方法として、真空成形、圧空成形、射出成形などが挙げられ、安価に製作するためには、真空成形又は圧空成形が好ましい。第1ケース64は、光透過性を有し、無色透明であることが好ましく、光の拡散や収束等の光学機能を有していてもよい。第1ケース64は、1枚の板材を屈曲成形した形状であって屈曲部を有する。
第1ケース64は、光学シート62を収容する形状を有する。第1ケース64は、底面部66及び底面部66を切れ間なく囲む側面部68を有し、さらに側面部68から外方向に切れ間なく突出するフランジ70を有する。側面部68に囲まれて底面部66上に光学シート62が配置される。
第1ケース64は、ベゼル14に固定されている。詳しくは、第1ケース64の底面部66が、ベゼル14の開口及び下段背面20の上方に配置されている。底面部66の外周端部は、ベゼル14の中段背面22に載っている。底面部66の、液晶表示パネル10の外周端部と対向する部分には、第2弾性体72が設けられている。底面部66は、第2弾性体72が設けられる部分が、凸状になっているので、第2弾性体72を液晶表示パネル10の方向に近づけることができる。液晶表示パネル10が第2弾性体72によって位置決めされる。液晶表示パネル10は、上述した第1弾性体58と第2弾性体72の間で位置決めされる。ただし、第1弾性体58と第2弾性体72の間隔は、液晶表示パネル10の厚みよりも大きいので、第1弾性体58及び第2弾性体72の少なくとも一方と液晶表示パネル10との間には常に隙間があくようになっており、液晶表示パネル10に挟む力は加えられない。なお、変形例として、第2弾性体72を第1フレーム54に設けてもよい。
第1ケース64の側面部68は、ベゼル14の下段内面28に対向している。側面部68には第1スナップ凸部74が形成されている。第1スナップ凸部74は、板材の屈曲形成によって構成されており、第1スナップ凸部74の反対側の面は窪んでいる。第1スナップ凸部74が、ベゼル14の下段内面28に形成された溝34に嵌め込まれて、第1ケース64はベゼル14に固定される。このようなスナップフィット方式による固定は、ネジやリベットによる締結に置き換えてもよい。
第1ケース64のフランジ70は、ベゼル14の中段背面22に載っている。これにより、第1ケース64の底面部66が液晶表示パネル10の方向に脱落することが防止される。一方、前述したスナップフィットは、第1ケース64の抜け止めということができる。
光学シートパッケージ60は、第2ケース76を含む。第2ケース76は、耐熱性の樹脂から形成されている。形成方法として、真空成形、圧空成形、射出成形などが挙げられ、安価に製作するためには、真空成形又は圧空成形が好ましい。第2ケース76は、光透過性を有し、無色透明であることが好ましく、光の拡散や収束等の光学機能を有していてもよい。第2ケース76は、1枚の板材を屈曲成形した形状であって屈曲部を有する。
第2ケース76は、第1ケース64の底面部66に対向するプレート部78と、第1ケース64の側面部68及びフランジ70に重ねられた支持部80と、を有する。
第2ケース76は、第1ケース64に支持固定されている。第2ケース76は、支持部80に第2スナップ凸部82を有する。第2スナップ凸部82が、第1ケース64の第1スナップ凸部74の裏側に形成された第1スナップ凹部84に引っ掛かることで、第2ケース76が第1ケース64に固定される。このスナップフィット方式による固定は、ネジやリベットによる締結に置き換えてもよい。
図6及び図9に示すように、第2ケース76は、プレート部78に、光学シート62の方向に突出する複数の第1凹部86を有する。第1凹部86はドーム状になっている。複数の第1凹部86によって光学シート62の移動が規制される。また、図6に示すように、第2ケース76は、複数の第2凹部88をプレート部78に有する。第1凹部86と第2凹部88は互いに重ならない位置に形成されている。
図12は、第2ケース76の複数の第1凹部86を説明するための部分斜視図である。図13は、第2ケース76と光学シート62の関係を説明する図である。図14は、第2ケース76及び光源90を説明するための部分斜視図である。
液晶表示装置は、第2ケース76の液晶表示パネル10とは反対側の外側面に取り付けられた光源90を有する。光源90は例えばCCFLなどの蛍光管である。光源90との電気的接続を図るために、光源コネクタ92が設けられている。光源コネクタ92は、ベゼル14の背面18から前面16の方向に組み付けられる。
第2凹部88は、光源90の直径の半分またはそれ以下の深さを有し、光源90は、その一部(例えば半分)が第2凹部88から突出した状態で配置されている。なお、図示しないストッパによって、光源90が第2凹部88から脱落しないようになっている。
光源90としての蛍光管はジュメット線94(図15(A)参照)を有し、ジュメット線94が光源コネクタ92に挿入されて電気的に接続されている。蛍光管としてCCFLのU字管が使用されており、U字の曲線部分は第2ケース76の第2凹部88に挿入せず、浮いた状態になっている。
図15は、光源コネクタ92を説明するための図であり、図15(A)、図15(B)及び図15(C)は、それぞれ、平面図、側面図及び正面図である。
光源コネクタ92は、光源90を挿入して保持する光源保持部96と、光源90の制御回路が搭載された回路基板98が挿入されて電気的接続が図られる回路基板保持部100と、を有する。光源90は、光源保持部96のスロット102に挿入されている。光源コネクタ92は、スナップ固定部104を有している。スナップ固定部104を第2フレーム106のスナップ穴(図示せず)に挿入することで、光源コネクタ92は第2フレーム106に固定されている。スナップ固定部104の挿入方向は、他の部品の組み付け方向(ベゼル14の背面18から前面16の方向)と同じであるため、生産効率の向上を図ることができる。
第2ケース76に形成された第1凹部86は、光学シート62と光源90間の適正な距離を維持している。第2ケース76に形成された第2凹部88は、光源90を光学シート62に近づけて両者間の距離を維持している。第1凹部86と第2凹部88によって、光源90と光学シート62の距離が最適なものになるように維持されている。
光学シート62が第1ケース64及び第2ケース76に収容されて光学シートパッケージ60が構成されている。光学シートパッケージ60を構成することで、光学シート62の表面への異物の進入を防止することができ、剛性の低い薄いフィルム状の光学シート62をそれ単体で取り扱う必要がなくなる。光学シートパッケージ60は、液晶表示装置の組み立てとは別に組み立てることができるので、組み立て工程に制約を加えるものではなく、光学シート62を組み込む順序を繰り上げることができるので、組み立て工程のフレキシブル化を図ることができる。
液晶表示装置は、第2フレーム106を有する。第2フレーム106は、射出成形によって成形されている。第2フレーム106はベゼル14に嵌め込まれている。第2フレーム106は第2スナップ突起108を有する。第2スナップ突起108がベゼル14の上段内面38に形成された上突起40に引っ掛かることで、第2フレーム106がベゼル14に固定される。このスナップフィット方式による固定は、ネジやリベットによる締結に置き換えてもよい。
光源コネクタ92は第2フレーム106に固定されている。光源コネクタ92は、光源90を制御するための制御回路を有する回路基板98(インバータ)に電気的に接続されている。
液晶表示装置は、反射シート110を有する。反射シート110は、光源90の、光学シートパッケージ60とは反対側の上に配置されている。反射シート110の中央部は、第2フレーム106の内側に配置されている。反射シート110の端部は、第2ケース76と第2フレーム106の間に挟まれている。必要に応じて、薄板カバー(図示せず)を、反射シート110の上に被せて、ベゼル14の最上段(背面18)に固定してもよい。
本実施の形態によれば、光学シート62を含む光学シートパッケージ60によってベゼル14に固定できるため、軽量かつ低コストで高品質の液晶表示装置を提供することができる。また、液晶表示パネル10、光学シートパッケージ60及び光源90の組み付け方向が、ベゼル14の背面18から前面16の方向である。したがって、組み付け方向が同じであるため、生産性を向上させることができる。
[変形例]
図16は、本発明の実施の形態に係る液晶表示装置の第1変形例を説明する図である。本変形例では、第1ケース164の底面部166には、その周端部を囲むように、一体的な窪み170が形成されている。窪み170は、光学シート162が配置される面からこれとは反対の面の方向に窪む。底面部166の窪み170を囲む第1面172と、窪み170の底面である第2面174と、の高さが異なるので段が形成されている。光学シート162は、第1面172に接触するが第2面174には接触しない。したがって、光学シート162と第1ケース164との摩擦を減らし、光学シート162の傷の発生を減らすことができる。
図17は、本発明の実施の形態に係る液晶表示装置の第2変形例を説明する図である。本変形例では、第1ケース264の底面部266には、その周端部を囲むように、窪み270が形成されているが、窪み270と窪み270に挟まれるように又は窪み270に囲まれるように、隆起272が形成されている。底面部266の表面は、周端部の第1面274と、窪み270の底面である第2面276と、隆起272の上端である上端278と、を含む。これによれば、第1面274に囲まれた領域において、光学シート262は、第2面276には接触しないが、上端278には接触する。したがって、上端278によって光学シート262を支持して撓みを抑制することができる。
図18は、本発明の実施の形態に係る液晶表示装置の第3変形例を説明する図である。本変形例では、第1ケース364は、中央に開口366を有している。これによれば、光源90(図1等参照)の光は、光学シート362を透過し、第1ケース364の開口366を通過する。この例では、第1ケース364に開口があるため、光学シート362を露出したい場合に用いられる。
図19は、本発明の実施の形態に係る液晶表示装置の第4変形例を説明する図である。本変形例では、第1ケースが省略されている。光学シート462は、ベゼル14又は第1フレーム54に支持される(図1等参照)。第1ケースが無いため、第2ケース476の第2スナップ凸部482は、ベゼル14の下段内面28に形成された溝34に直接引っ掛かるようになる(図8等参照)。このような構造によれば、第1ケースを使用しないため、この分のコストダウンを図ることが可能となる。
図20は、本発明の実施の形態に係る液晶表示装置の第5変形例を説明する図である。本変形例では、光学シートパッケージ560の端部は、凸状部580を有する。凸状部580は、第2ケース576から光学シート562への方向(ベゼル514の背面518から前面516の方向)へ突出している。凸状部580は、突出方向の先端から根元に向かって次第に細くなっており、これに対応したスナップ斜面582を有する。ベゼル514には、背面518から前面516の方向への深さを有する開口584が形成されている。開口584に凸状部580を勘合する。光学シートパッケージ560は、図示しない第2フレームによって、ベゼル514に固定される。この構造では、第1ケース564と第2ケース576を図20の上方向から固定する。このため、第1ケースと第2ケースの組み付け方向が部品の積層双方向と一致しているため、組み立て加工がし易くなる。尚、凸状部580をスナップフィット可能な台形状とし、光学シートパッケージ560をスナップフィットによって固定しても良い。
図21は、本発明の実施の形態に係る液晶表示装置の第6変形例を説明する図である。本変形例では、第2ケース676の第2凹部688は、光源690(蛍光管)の直径と同じかそれ以上の深さを有し、光源690の全体が第2凹部688に入り込んでいる。なお、図示しないストッパによって、光源690が第2凹部688から脱落しないようになっている。
図22は、本発明の実施の形態に係る液晶表示装置の第7変形例を説明する図である。本変形例では、第2ケース776の第2凹部788は、開口部に突出部792が対向して形成されており、内部よりも開口部の一部が狭くなっている。開口部の狭くなった突出部792は、光源790の外径よりも狭くなっている。これにより、光源790の脱落が防止されている。
図23は、本発明の実施の形態に係る液晶表示装置の第8変形例を説明する図である。本変形例では、本変形例では、第2ケース876の第2凹部888は、開口部に複数の突出部892が形成されることで、内部よりも開口部の一部が狭くなっている。開口部は、対向する辺を有しているが、突出部892は対向しないように交互に(千鳥状に)形成されている。突出部892によって光源890の脱落が防止されている。
図24は、本発明の実施の形態に係る液晶表示装置の第9変形例を説明する図である。本変形例では、第2ケース976の第2凹部988は、内部よりも開口部の全体が狭くなっている。開口部は、光源990の外径よりも狭くなっている。これにより、第2ケース976のみで光源990の脱落が防止されている。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく種々の変形が可能である。例えば、実施の形態で説明した構成は、実質的に同一の構成、同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成で置き換えることができる。
10 液晶表示パネル、12 フレキシブル配線基板、14 ベゼル、16 前面、18 背面、20 下段背面、22 中段背面、24 上段背面、28 下段内面、30 切り欠き、32 下突起、34 溝、36 切り欠き、38 上段内面、40 上突起、42 切り欠き、44 棒材、46 挿入口、48 ブラケット、50 ネジ穴、52 ネジ、54 第1フレーム、56 第1スナップ突起、58 第1弾性体、60 光学シートパッケージ、62 光学シート、64 第1ケース、66 底面部、68 側面部、70 フランジ、72 第2弾性体、74 第1スナップ凸部、76 第2ケース、78 プレート部、80 支持部、82 第2スナップ凸部、84 第1スナップ凹部、86 第1凹部、88 第2凹部、90 光源、92 光源コネクタ、94 ジュメット線、96 光源保持部、98 回路基板、100 回路基板保持部、102 スロット、104 スナップ固定部、106 第2フレーム、108 第2スナップ突起、110 反射シート、162 光学シート、164 第1ケース、166 底面部、170 窪み、172 第1面、174 第2面、262 光学シート、264 第1ケース、266 底面部、270 窪み、272 隆起、274 第1面、276 第2面、278 上端、362 光学シート、364 第1ケース、366 開口、462 光学シート、476 第2ケース、482 第2スナップ凸部、514 ベゼル、516 前面、518 背面、560 光学シートパッケージ、562 光学シート、564 第1ケース、576 第2ケース、580 凸状部、582 スナップ斜面、584 開口、676 第2ケース、688 第2凹部、690 光源、776 第2ケース、788 第2凹部、790 光源、792 突出部、876 第2ケース、888 第2凹部、890 光源、892 突出部、976 第2ケース、988 第2凹部、990 光源。

Claims (10)

  1. ベゼルと、
    前記ベゼルに保持された液晶表示パネルと、
    前記液晶表示パネルと重なるように配置されて前記ベゼルに固定された光学シートパッケージと、
    前記光学シートパッケージの前記液晶表示パネルとは反対側の外側面に取り付けられた光源と、
    前記光源の前記光学シートパッケージとは反対側に配置された反射シートと、
    を含み、
    前記光学シートパッケージは、光学シートと、光透過性のケースと、を含み、
    前記ケースは、前記光学シートの方向に突出する複数の第1凹部を有し、前記複数の第1凹部によって前記光学シートと前記反射シートとの間隔が保持されていることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 請求項1に記載された液晶表示装置において、
    前記ケースは、前記光源を収容する複数の第2凹部を有することを特徴とする液晶表示装置。
  3. 請求項2に記載された液晶表示装置において、
    前記ケースの前記第2凹部は、開口部の少なくとも一部が狭くなっており、前記開口部の前記狭くなった部分は、前記光源の外径よりも狭くなっていることを特徴とする液晶表示装置。
  4. 請求項1に記載された液晶表示装置において、
    前記光学シートパッケージの前記ケースは、前記光学シートの前記液晶表示パネル側に配置された第1ケースと、前記光学シートの前記光源側に配置された第2ケースからなり、
    前記第1ケースは、少なくとも前記液晶表示パネルの表示領域に相当する位置において、前記光学シートとの間に間隙を有することを特徴とする液晶表示装置。
  5. 請求項1に記載された液晶表示装置において、
    前記光学シートパッケージの前記ケースは、前記光学シートの前記液晶表示パネル側に配置された第1ケースと、前記光学シートの前記光源側に配置された第2ケースからなり、
    前記第1ケースは、前記光学シート側に突出した複数の突起部を有することを特徴とする液晶表示装置。
  6. 請求項1に記載された液晶表示装置において、
    前記光学シートパッケージの前記ケースは、前記光学シートの前記液晶表示パネル側に配置された第1ケースと、前記光学シートの前記光源側に配置された第2ケースからなり、
    前記第1ケースは、少なくとも前記液晶表示素子の表示領域に相当する位置において、開口部を有することを特徴とする液晶表示装置。
  7. 請求項1に記載された液晶表示装置において、
    前記ベゼルは、前記液晶表示パネルの表示面と同じ方向を向く前面と、前記前面とは反対側の背面と、を有し、
    前記液晶表示パネル、前記光学シートパッケージ及び前記光源の組み付け方向が、前記ベゼルの前記背面から前記前面の方向であることを特徴とする液晶表示装置。
  8. 請求項7に記載された液晶表示装置において、
    前記光学シートパッケージは、前記ケースの周辺部においてスナップフィット方式により前記ベゼルに固定されていることを特徴とする液晶表示装置。
  9. 請求項7に記載された液晶表示装置において、
    前記ベゼル内に配置された枠状の第1フレームと、枠状の第2フレームを有し、
    前記第1フレームは、前記光学シートパッケージの前記ベゼル背面側に配置され、前記第2フレームは、前記光学シートパッケージの前記反射シート側に配置されることを特徴とする液晶表示装置。
  10. 請求項9に記載された液晶表示装置において、
    前記光源との電気的接続を図るための光源コネクタをさらに有し、
    前記光源コネクタは、前記第2フレーム上に、前記ベゼルの前記背面から前記前面の方向に組み付けられていることを特徴とする液晶表示装置。
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