JP2010234581A - 印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】金属製のフレームを用いることなく、テープカセットのテープ搬送ローラを正確に位置決めし、ラベルテープを適切に搬送することができる印刷装置を提供する。
【解決手段】テープ印刷装置は、テープカセットを装着するカセット装着部を備えている。カセット装着部のうち、テープカセットの底面を支持する底部25には、円柱状の軸部40が立設されている。軸部40は、合成樹脂によって底部25と一体形成されている。テープカセットがカセット装着部に装着されると、軸部40は、テープカセットのテープ搬送ローラ61の軸孔62に挿入される。軸部40の基端部には、軸部40と底部25とに接続する固定片41が放射状に設けられている。
【選択図】図10

Description

本発明は印刷装置に関する。詳細には、テープカセットが備えるラベルテープに印刷を行う印刷装置に関する。
従来、印刷媒体となるラベルテープを備えたテープカセットを着脱可能に装着し、ラベルテープに印刷を行う印刷装置が知られている。この印刷装置に装着されるテープカセットは、印刷装置のピンチローラとの間でラベルテープを挟み込むテープ搬送ローラを備えている。テープ搬送ローラは、中心に設けられた筒状の軸孔を回転中心として回転することができる。印刷装置のピンチローラが回転すると、ピンチローラとテープ搬送ローラとの間に挟み込まれたラベルテープが搬送される。
そして、印刷装置のカセット装着部には、テープ搬送ローラの軸孔に挿入される軸を立設したフレームが設けられている(例えば、特許文献1参照)。このフレーム及び軸は金属製であるため、剛性に優れる。よって、テープ搬送ローラの軸孔に軸が挿入されることで、テープ搬送ローラが確実に位置決めされ、ラベルテープが適切に搬送される。
特開平7−314864号公報
しかしながら、このような従来の印刷装置のフレームは金属製であるため、製造コストが高く、重量も重いという問題点があった。また、金属製のフレームを用いずに、合成樹脂を用いて軸を構成すると、製造コストの低下、及び重量の低減を実現できる一方で、軸の剛性が金属製の場合に比べて低下する。剛性が低い軸は傾き易く、軸が傾くとテープ搬送ローラの位置決めを正確に行うことができないため、ラベルテープが適切に搬送されず、印刷品質が低下するという問題点があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、金属製のフレームを用いることなく、テープカセットのテープ搬送ローラを正確に位置決めし、ラベルテープを適切に搬送することができる印刷装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の印刷装置は、印刷媒体となるラベルテープと、前記ラベルテープを搬送するための回転可能なテープ搬送ローラとを備えたテープカセットを着脱可能に装着する印刷装置であって、前記テープカセットの底面を支持する合成樹脂製の底部を有し、前記テープカセットを着脱可能に装着するカセット装着部と、前記ラベルテープの搬送経路に設けられ、前記テープカセットの前記テープ搬送ローラとの間で前記ラベルテープを挟み込みながら回転することで前記ラベルテープを搬送するピンチローラと、前記カセット装着部の前記底部に立設し、前記搬送経路を介して前記ピンチローラに相対して、前記テープカセットにおける前記テープ搬送ローラの軸孔に挿入される合成樹脂製の軸部と、前記軸部及び前記底部に接続し、前記軸部の軸心から遠ざかる方向へ延びる固定片とを備えている。
また、本発明の請求項2に記載の印刷装置は、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記カセット装着部を覆う、着脱可能なカバー部材と、前記カバー部材に設けられ、前記カバー部材が前記カセット装着部を覆った状態で前記軸部の先端部が嵌合する軸受け部とを備えている。
また、本発明の請求項3に記載の印刷装置は、請求項1又は2に記載の発明の構成に加え、前記軸部が前記テープ搬送ローラの前記軸孔に挿入された状態で、前記固定片が、前記軸孔の内面に形成された凸部に対して軸方向に離間することを特徴とする。
本発明の請求項1に記載の印刷装置では、テープ搬送ローラの軸孔に挿入される軸部が、合成樹脂で形成されたカセット装着部の底部に立設されている。そして、軸部の軸心から遠ざかる方向へ延びる固定片が、カセット装着部の底部及び軸部に接続している。従って、合成樹脂製の軸部の傾きを固定片によって防止しつつ、テープカセットのテープ搬送ローラを軸部によって適切な位置に位置決めすることができる。よって、軸を備えた金属製のフレームを用いることなく、ラベルテープを適切に搬送することができる。
また、本発明の請求項2に記載の印刷装置は、請求項1に記載の発明の効果に加え、カバー部材が装着されることで、カバー部材に設けられた軸受け部によって、軸部の先端部の位置を保持することができる。従って、軸部を根元及び先端部の2箇所で保持することができ、軸部の傾き及び折損をより確実に防止することができる。
また、本発明の請求項3に記載の印刷装置では、請求項1又は2に記載の発明の効果に加え、軸部の固定片が軸孔の内面の凸部に係止しないため、テープ搬送ローラの軸孔に軸部が挿入されても、テープ搬送ローラは自在に回転することができる。よって、テープ搬送ローラは、適切な位置に位置決めされた状態で、ラベルテープの搬送に伴って回転することができる。よって、テープ搬送ローラは、ピンチローラと共にスムーズにラベルテープを搬送することができる。
テープ印刷装置1を右斜め前方から見た斜視図である。 下カバー7を右斜め前方から見た斜視図である。 テープカセット51を装着して下カバー7を取り外した状態のテープ印刷装置1の底面側の斜視図である。 テープカセット51及び下カバー7を取り外した状態のテープ印刷装置1の底面側の斜視図である。 テープカセット51を左斜め前方から見た斜視図である。 上ケース52を取り外した状態の下ケース53の平面図である。 テープカセット51が装着されてローラホルダ28が待機位置にある状態のカセット装着部15の平面図である。 テープカセット51が装着されてローラホルダ28が印刷位置にある状態のカセット装着部15の平面図である。 軸部40の拡大斜視図である。 印刷時の軸部40をテープ印刷装置1の背面側から見た場合の断面図である。 軸孔62に軸部40を挿入した状態のテープ搬送ローラ61の拡大平面図である。
以下、本発明の一実施の形態であるテープ印刷装置1について、図面を参照して説明する。尚、参照する図面は、本発明が採用し得る技術的特徴を説明するために用いられるものであり、記載されている装置の構成等は、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。以下説明するテープ印刷装置1が、本発明の「印刷装置」に相当する。
まず、図1乃至図4を参照して、テープ印刷装置1の概略構成について説明する。以下の説明において、図1及び図2の左斜め下側をテープ印刷装置1の前側とし、右斜め上側をテープ印刷装置1の後側とし、左斜め上側をテープ印刷装置1の左側とし、右斜め下側をテープ印刷装置1の右側とする。また、図1及び図2の紙面手前側をテープ印刷装置1の上側、紙面奥側をテープ印刷装置1の下側とする。
図1に示すように、テープ印刷装置1は略直方体状に形成されている。その上面の後部(図1の紙面右斜め上)には、印刷データ、設定画面等を表示するための液晶表示部2が設けられている。液晶表示部2の前側には、テープ印刷装置1を操作するためのキーボード部3が設けられている。キーボード部3には、液晶表示部2に表示されるカーソル(図示外)を上下左右に移動させるためのカーソルキー4、印刷指示を入力するための印刷ボタン5、文字、記号、数字等を入力するための文字キー、その他種々の機能キーが含まれている。テープ印刷装置1の後端側の側面には、印刷済みのラベルテープ75(図5及び図6参照)が排出されるテープ排出スリット21(図3及び図4参照)が設けられている。テープ印刷装置1の後端の右側には、印刷済みのラベルテープ75を幅方向に切断するためのカットボタン6が設けられている。
次に、図2を参照して、テープ印刷装置1の下面を構成する下カバー7について説明する。下カバー7は、平面視で、テープ印刷装置1と同じ形状となるように形成されている。下カバー7は、テープ印刷装置1の底面側に着脱可能に装着される。下カバー7を取り外すことで、テープカセット51(図5及び図6参照)、及び乾電池17(図3及び図4参照)をテープ印刷装置1に着脱することができる。
下カバー7の後端部(図2の紙面右斜め上の端部)の略中心には、矩形板状のロック片8が上方へ立設している。ロック片8には、下カバー7の後端部をテープ印刷装置1に固定するための係止部9が内側に設けられている。また、下カバー7の先端部には、下カバー7の先端部をテープ印刷装置1に固定するための鉤部10が2つ設けられている。下カバー7の上面のうち、ロック片8の右斜め前方には、突起部11が上方へ立設している。詳細は後述するが、突起部11がテープ印刷装置1の突起挿入口23(図3及び図4参照)に挿入されることで、ローラホルダ28(図7及び図8参照)が移動する。そして、下カバー7の上面のうち、ロック片8の前方、且つ突起部11の左方には、有底円筒状の軸受け部12が上方へ立設している。軸受け部12の機能については後述する。以上説明した下カバー7は、合成樹脂によって一体形成されている。尚、下カバー7が本発明の「カバー部材」に相当する。
次に、図3及び図4を参照して、下カバー7を取り外した状態のテープ印刷装置1の構造について説明する。テープ印刷装置1の底面の後端側(図3及び図4の紙面右斜め上側)には、テープカセット51を着脱するために凹状に形成された平面視矩形状のカセット装着部15が設けられている。カセット装着部15には、テープ幅が異なる複数種類のテープカセット51を装着することができる。カセット装着部15の前方には、ラベルテープ75を搬送するためのモータ(図示外)を収納するモータ収納部16が形成されている。モータ収納部16の前方には、乾電池17を収納する電池収納部18が設けられている。
下カバー7を取り外した状態のテープ印刷装置1の底面には、後端部の中心よりもやや左側(図3及び図4の紙面右斜め下側)に、凹状のロック孔19が設けられている。ロック孔19の位置は、下カバー7の係止部9の位置に対応する。テープ印刷装置1の底面の先端部には、ロック孔20が2つ設けられている。2つのロック孔20の位置は、下カバー7の2つの鉤部10の位置に対応する。ユーザは、係止部9をロック孔19に挿入して係止させ、且つ、2つの鉤部10をロック孔20に挿入して係止させることで、下カバー7をテープ印刷装置1の底面に装着する。
カセット装着部15の後方には、ラベルテープ75を外部に排出するテープ排出スリット21が形成されている。カセット装着部15の右側(図3及び図4の紙面左上側)には、後述するローラホルダ28の底面側を覆うように板部22が設けられている。板部22の後部には、開口部である突起挿入口23が穿設されている。
次に、図4を参照して、カセット装着部15について説明する。以下のカセット装着部の説明については、図4の左斜め下側をカセット装着部15の前側とし、右斜め上側をカセット装着部15の後側とし、左斜め上側をカセット装着部15の左側とし、右斜め下側をカセット装着部15の右側とする。また、図4の紙面手前側をカセット装着部15の上側、紙面奥側をカセット装着部15の下側とする。
板状であるカセット装着部15の底部25は、合成樹脂によって形成されており、テープカセット51の底面を支持する。底部25の中央よりもやや左側(図4の左上側)には、矩形状の放熱板であるヒートシンク24を支持するリブ26が立設されており、リブ26の左側の面にヒートシンク24が設けられている。ヒートシンク24の左側の面には、発熱体を有するサーマルヘッド27(図7及び図8参照)が設けられている。
リブ26の左方、且つ板部22の下側には、アーム状のローラホルダ28が設けられている。詳細は後述するが、ローラホルダ28は、後部に設けられた揺動軸を中心として、左右方向に揺動することができる。そして、ローラホルダ28は、プラテンローラユニット29及びピンチローラユニット32を回転可能に軸支している。プラテンローラユニット29は、プラテンローラ30及びプラテンローラ用ギア31からなる。プラテンローラ30は、サーマルヘッド27(図7及び図8参照)に対向する位置に設けられており、ラベルテープ75をサーマルヘッド27へ押圧する。プラテンローラ用ギア31は、プラテンローラ30と同軸上、且つプラテンローラ30の下部に設けられている。また、ピンチローラユニット32は、ピンチローラ33及びピンチローラ用ギア34からなる。ピンチローラ33は、後述する軸部40に対向する位置に設けられている。ピンチローラ33は、ラベルテープ75をテープ搬送ローラ61(図5乃至図8参照)に押圧しながら回転することで、ラベルテープ75を搬送する。ピンチローラ用ギア34は、ピンチローラ33と同軸上、且つピンチローラ33の下部に設けられている。
ローラホルダ28が右方の印刷位置(図8参照)へ揺動すると、ピンチローラ用ギア34は、底部25の下側に設けられた駆動ギア(図示外)の1つに噛み合う。また、ピンチローラ用ギア34も、駆動ギアの1つに噛み合う。モータ収納部16に収納されたモータの回転は、駆動ギアを介してピンチローラ用ギア34及びプラテンローラ用ギア31に伝達される。これにより、ラベルテープ75が搬送される。
底部25の中心よりもやや前方には、駆動ギアの1つである巻き取りギア36が配置される平面視円形の凹部38が設けられている。巻き取りギア36は、底部25よりも下方で他の駆動ギアに噛み合う。巻き取りギア36の上面には、インクリボン67(図6参照)を巻き取るためのリボン巻き取り軸37が同軸上に立設されている。図4では、説明のために、巻き取りギア36の歯部を露出させた状態を示しているが、実際は、巻き取りギア36の歯部は底部25の壁面によって覆われており、露出していない。
底部25のうち、ピンチローラ33に対向する位置、すなわち、リブ26とテープ排出スリット21との間には、軸部40が立設している。軸部40は、テープカセット51のテープ搬送ローラ61を軸支し、テープ搬送ローラ61を正確に位置決めする。これにより、ピンチローラ33とテープ搬送ローラ61とによるラベルテープ75の搬送を適切に行わせることができる。軸部40の構造の詳細については後述する。軸部40の右側(図4の右下側)には、位置決め突起44が立設されている。位置決め突起44は、テープカセット51の上下方向、すなわち、ラベルテープ75の幅方向の位置決めを行う。軸部40及び位置決め突起44は、合成樹脂によって底部25と一体形成されている。これにより、テープ印刷装置1の軽量化、及び製造コストの低下を実現させている。
次に、図5及び図6を参照して、テープ印刷装置1のカセット装着部15に装着されるテープカセット51について説明する。以下の説明において、図4の右下側をテープカセット51の前側とし、左上側をテープカセット51の後側とし、左下側をテープカセット51の左側とし、右上側をテープカセット51の右側とする。
まず、テープカセット51の外部構造について説明する。図5に示すように、テープカセット51は、上ケース52及び下ケース53から構成されている。テープカセット51には、リボン巻き取りスプール69(図6参照)を回転可能に支持する支持孔54と、両面粘着テープスプール74(図6参照)を回転可能に支持する支持孔55と、透明テープスプール66(図6参照)を回転可能に支持する支持孔56とが設けられている。尚、図5には、上ケース52に形成された各支持孔54,55,56のみしか図示されていないが、下ケース53についても同様に、上ケース52の各支持孔54,55,56に対向する各支持孔54,55,56が形成されている。
テープカセット51の前部(図5の右下側)にはアーム部57が設けられている。アーム部57は、透明テープスプール66から引き出された透明テープ65と、リボンスプール68(図6参照)から引き出されたインクリボン67(図6参照)とを案内し、開口58から送出する。
アーム部57の後方には、サーマルヘッド27(図7及び図8参照)を備えたヒートシンク24が装着されるヘッド装着部59が形成されている。透明テープ65及びインクリボン67の搬送方向におけるヘッド装着部59の下流側には、上下一対の規制部材60が設けられている。規制部材60は、文字が印刷された透明テープ65を、サーマルヘッド27の下流側で幅方向に規制している。
透明テープ65の搬送方向における規制部材60の下流側には、テープ搬送ローラ61を回転可能に支持するローラ支持孔63が、テープカセット51の上下方向に貫通している。テープ搬送ローラ61の中心には、軸部40(図4参照)が挿入される円筒状の軸孔62が設けられている。軸孔62の内側には、6つの凸部81(図6及び図11参照)が形成されている。
次いで、テープカセット51の内部構造について説明する。図6に示すように、下ケース53の右後部(図中右上部)には、透明テープ65を巻回した透明テープスプール66が、先述した支持孔56を介して回転可能に配置されている。下ケース53の右前部には、インクリボン67を巻回したリボンスプール68が回転可能に配置されている。透明テープスプール66とリボンスプール68との間には、リボン巻き取りスプール69が、先述した支持孔54を介して回転可能に配置されている。リボン巻き取りスプール69は、リボンスプール68からインクリボン67を引き出し、文字等の印刷で消費されたインクリボン67を巻き取る。リボン巻き取りスプール69の下部にはクラッチバネ70が取り付けられている。クラッチバネ70は、リボン巻き取りスプール69が逆転することを防ぎ、巻き取ったインクリボン67が緩んでしまうことを防止する。
規制部材60の近傍には、ガイド部71が設けられている。ガイド部71は、ヘッド装着部59を経由して搬送された使用済みのインクリボン67を透明テープ65から離間させて、リボン巻き取りスプール69へ案内する。
下ケース53の左後部(図6の左上部)には、両面粘着テープ73を巻回した両面粘着テープスプール74が回転可能に配置されている。両面粘着テープ73は、テープ搬送ローラ61に案内されて、一方の面を透明テープ65に接着させる。両面粘着テープ73と透明テープ65とは、テープ搬送ローラ61とピンチローラ33(図4参照)とによって圧接されてラベルテープ75となり、テープ排出口76の方向へ送り出される。テープ搬送ローラ61は、軸孔62に挿入される軸部40によって正確に位置決めされるため、ラベルテープ75は適切に搬送される。
次に、図7及び図8を参照して、ローラホルダ28について説明する。以下の説明において、図7及び図8の下側をテープ印刷装置1の前側とし、上側をテープ印刷装置1の後側とし、左側をテープ印刷装置1の左側とし、右側をテープ印刷装置1の右側とする。
図7及び図8に示すように、テープ印刷装置1は、装着したテープカセット51の左側にアーム状のローラホルダ28を備えている。ローラホルダ28は、下端部に設けられた揺動軸78によって、左右方向に揺動可能に軸支されている。ローラホルダ28は、巻きばね(図示外)によって、反時計回り方向、すなわち、プラテンローラユニット29及びピンチローラユニット32がテープカセット51から離間する方向に付勢されている。よって、下カバー7が取り外された状態では、ローラホルダ28は、図7に示す待機位置で待機している。
ローラホルダ28の後部(図7及び図8の上部)には、先述したピンチローラユニット32が回転可能に軸支されている。ピンチローラユニット32は、テープカセット51のテープ搬送ローラ61に対向する位置に配置されている。すなわち、ピンチローラ33は、ラベルテープ75が搬送される搬送経路を介してテープ搬送ローラ61に対向している。ピンチローラユニット32の前側には、プラテンローラユニット29が回転可能にローラホルダ28に軸支されている。プラテンローラユニット29は、ヒートシンク24の左側面に設けられたサーマルヘッド27に対向する位置に配置されている。
ローラホルダ28は、ピンチローラユニット32及びプラテンローラユニット29のそれぞれを、所定幅で左右に揺動できる状態で支持している。そして、ローラホルダ28は、ピンチローラユニット32を右側に付勢するばね(図示外)と、プラテンローラユニット29を右側に付勢するばね(図示外)とを備えている。
下カバー7(図2参照)がテープ印刷装置1の底面側に装着されると、下カバー7に設けられた突起部11(図2参照)が突起挿入口23(図3及び図4参照)に挿入される。これにより、待機位置(図7に示すローラホルダ28の位置)にあったローラホルダ28が右方向へ押されて、テープカセット51に近接する印刷位置(図8に示すローラホルダ28の位置)に移動する。プラテンローラユニット29のプラテンローラ30が、透明テープ65及びインクリボン67をサーマルヘッド27に押圧し、印刷が可能な状態となる。また、ピンチローラユニット32のピンチローラ用ギア34(図4参照)、及びプラテンローラユニット29のプラテンローラ用ギア31(図4参照)が、カセット装着部15の下部に設けられた駆動ギア(図示外)に噛み合う。これにより、ピンチローラユニット32及びプラテンローラユニット29が回転可能な状態となる。ピンチローラ33が、ラベルテープ75をテープ搬送ローラ61に押圧し、ラベルテープ75を搬送できる状態となる。
このように、テープ搬送ローラ61は、ピンチローラ33から右方向(図8の右方向)への付勢力を受ける。テープ搬送ローラ61とピンチローラ33とによってラベルテープ75が挟み込まれる。この状態で、ピンチローラ用ギア34へ駆動力が伝達されると、ピンチローラ33が回転し、テープ搬送ローラ61との間に挟みこんだラベルテープ75を搬送する。よって、テープ搬送ローラ61を確実に位置決めすることで、ラベルテープ75の搬送をスムーズに実行させることができる。テープ搬送ローラ61は、ピンチローラ33から右方向への付勢力を受けるので、従来は剛性の高い金属製の軸でテープ搬送ローラ61を軸支していた。本実施の形態では、以下詳述する合成樹脂製の軸部40等を用いることで、テープ印刷装置1の軽量化、及び製造コストの低下を実現しつつ、テープ搬送ローラ61を確実に位置決めしている。
次に、図9乃至図11を参照して、テープ搬送ローラ61を軸支する軸部40の詳細について説明する。図9に示すように、軸部40は、カセット装着部15の底部25に立設している。軸部40の基端部には、軸部40と底部25とに接続する6つの固定片41が、軸部40の軸心から遠ざかる方向へ放射状に延びている。6つの固定片41は全て所定の高さに形成されている。底部25、軸部40、及び固定片41は、金属よりも軽量且つ製造コストが低い合成樹脂によって一体形成されている。一般に、合成樹脂の剛性は金属よりも劣るが、6つの固定片41によって軸部40の傾き及び折損のおそれを低下させている。軸部40の基端部の径を大きくして傾き及び折損のおそれを低下させる場合に比べ、テープ印刷装置1の重量及び製造コストは増大しない。
図10に示すように、カセット装着部15にテープカセット51を装着すると、テープカセット51のテープ搬送ローラ61の軸孔62に軸部40が挿入される。よって、テープ搬送ローラ61が適切な位置に位置決めされる。先述したように、テープ搬送ローラ61には、ローラホルダ28のピンチローラ33から力が加わるが(図8参照)、軸部40の基端部は、6つの固定片41によって補強されている。よって、ピンチローラ33からの力によってテープ搬送ローラ61の位置又は姿勢が変化するおそれは低く、適切にラベルテープ75が搬送される。
さらに、下カバー7(図2参照)をテープ印刷装置1の底面に装着すると、下カバー7に立設している有底円筒状の軸受け部12が軸部40の先端部に嵌合する。すなわち、底部25と一体形成されている軸部40は、基端部では固定片41によって補強され、且つ、先端部では軸受け部12によって傾き及び折損が防止される。よって、基端部のみで軸部40を支持する場合に比べて、軸部40の傾き及び折損を防止する効果を飛躍的に向上させることができる。
また、図10及び図11に示すように、テープカセット51のテープ搬送ローラ61における軸孔62の内側の面には、6つの凸部81が形成されている。図10に示すように、6つの凸部81のそれぞれは、軸孔62の上下方向の中央部分から、軸孔62の内側へ向けて突出している。
軸部を回転させることが可能な従来のテープ印刷装置にテープカセット51が装着された場合に、凸部81は、回転可能な軸部に放射状に形成されたリブに係合する。従って、軸部を回転させることができるテープ印刷装置では、ピンチローラ33(図4参照)及びテープ搬送ローラ61を共に回転させて、スムーズにラベルテープ75を搬送する。一方で、この構成では、軸部の傾き及び折損を防ぎつつ軸部を回転させる必要があるため、構造が複雑になる。また、回転可能な軸部とするためには、剛性が高い金属を用いて軸部を形成する必要がある。よって、重量及び製造コストが増加する。しかしながら従来は、ラベルテープ75の搬送は、ピンチローラ33及びテープ搬送ローラ61を共に回転させながら行うことが通常であり、ピンチローラ33のみの回転力を用いてラベルテープ75を搬送することは全く想定されていなかった。従って、テープ印刷装置の重量及び製造コストの低下を図る場合でも、回転可能な軸部を備えた金属製のフレームを構成から外すことはできず、重量及び製造コストを十分に低下させることはできなかった。
図10に示すように、本実施の形態のテープ印刷装置1では、軸部40に設けられた固定片41と、軸孔62の内面に形成された凸部81との間には、軸方向(図10の上下方向)にDの距離がある。ピンチローラ33(図8参照)が回転すると、ラベルテープ75を介して回転力がテープ搬送ローラ61に伝達される。先述したように、テープ搬送ローラ61は、テープカセット51のローラ支持孔63(図5参照)に回転可能に支持されている。そして、固定片41と凸部81とは軸方向に離間している。よって、テープ搬送ローラ61は、固定片41によって回転を妨げられることなく、ピンチローラ33の回転に従動して回転し、ピンチローラ33と共にラベルテープ75をスムーズに搬送する。すなわち、固定片41は、テープ搬送ローラ61の回転を妨げることなく、軸部40の傾き及び折損を防止することができる。よって、テープ搬送ローラ61は、軽量且つ安価な合成樹脂製の軸部40によって適切な位置に保持され、且つ、軸部40を回転中心としてスムーズに回転することができる。
さらに、図11に示すように、6つの凸部81の内側の先端部と、軸部40の外周面との間には、僅かな隙間が形成されている。よって、隙間なく両者が密着している場合に比べ、軸部40と凸部81との間に生じる摩擦力を低減させることができ、テープ搬送ローラ61をよりスムーズに回転させることができる。
以上説明したように、本実施の形態のテープ印刷装置1では、テープ搬送ローラ61の軸孔62に挿入される軸部40が、カセット装着部15の底部25と共に剛性樹脂によって一体形成されている。そして、軸部40の軸心から遠ざかる方向へ延びる固定片41が、カセット装着部15の底部25と軸部40とに接続している。従って、合成樹脂製の軸部40の傾き及び折損を固定片41によって防止しつつ、テープカセット51のテープ搬送ローラ61を軸部40によって適切な位置に位置決めすることができる。よって、テープ印刷装置1は、軸を備えた金属製のフレームを用いることなく、ラベルテープ75を適切に搬送することができる。
テープ印刷装置1は、下カバー7が底面側に装着されることで、下カバー7に設けられた軸受け部12によって軸部40の先端部の位置を保持することができる。従って、テープ印刷装置1は、軸部40の基端部及び先端部の2箇所で保持することができ、軸部40の傾き及び折損をより確実に防止することができる。
テープ搬送ローラ61の軸孔62に設けられた凸部81と、軸部40の基端部に設けられた固定片41とが、軸方向に離間している。よって、固定片41は凸部81に係止しない。軸孔62に軸部40が挿入されても、テープ搬送ローラ61は自在に回転することができる。すなわち、テープ搬送ローラ61は、ピンチローラ33の回転に伴ってスムーズに回転することができる。よって、テープ印刷装置1は、スムーズにラベルテープ75を搬送することができる。
尚、上記実施の形態に示した構成及び処理は例示であり、各種の変更が可能であることは言うまでもない。まず、先述したように、テープ搬送ローラ61をスムーズに回転させるためには、固定片41と凸部81とを離間させることが望ましい。しかし、テープ搬送ローラ61を回転させずに、ピンチローラ33によってラベルテープ75を搬送することができる場合には、固定片41と凸部81とが係合してもよい。また、この場合には、軸部40は円柱でなく角柱でもよい。
本実施の形態では、下カバー7に設けられた軸受け部12の形状は有底円筒状である。しかし、軸受け部12は軸部40の先端部に嵌合する形状であればよく、軸受け部12の形状は適宜変更できる。下カバー7は、テープ印刷装置1の底面側から完全に分離できるものである必要はない。例えば、鉤部10を回転中心として回転できるように下カバー7を構成し、下カバー7を回転させてカセット装着部15を開放させるようにしてもよい。
本実施の形態では、テープ印刷装置1に装着されるテープカセット51として、透明テープ65及び両面粘着テープ73を備えているテープカセット51(所謂「ラミネートタイプ」)について説明した。しかし、テープ印刷装置1に装着されるテープカセットはこれに限定されず、例えば所謂「レセプタータイプ」のテープカセット等を装着できることは言うまでもない。
1 テープ印刷装置
7 下カバー
12 軸受け部
15 カセット装着部
25 底部
28 ローラホルダ
33 ピンチローラ
40 軸部
41 固定片
51 テープカセット
61 テープ搬送ローラ
62 軸孔
75 ラベルテープ
81 凸部

Claims (3)

  1. 印刷媒体となるラベルテープと、前記ラベルテープを搬送するための回転可能なテープ搬送ローラとを備えたテープカセットを着脱可能に装着する印刷装置であって、
    前記テープカセットの底面を支持する合成樹脂製の底部を有し、前記テープカセットを着脱可能に装着するカセット装着部と、
    前記ラベルテープの搬送経路に設けられ、前記テープカセットの前記テープ搬送ローラとの間で前記ラベルテープを挟み込みながら回転することで前記ラベルテープを搬送するピンチローラと、
    前記カセット装着部の前記底部に立設し、前記搬送経路を介して前記ピンチローラに相対して、前記テープカセットにおける前記テープ搬送ローラの軸孔に挿入される合成樹脂製の軸部と、
    前記軸部及び前記底部に接続し、前記軸部の軸心から遠ざかる方向へ延びる固定片と
    を備えたことを特徴とする印刷装置。
  2. 前記カセット装着部を覆う、着脱可能なカバー部材と、
    前記カバー部材に設けられ、前記カバー部材が前記カセット装着部を覆った状態で前記軸部の先端部が嵌合する軸受け部と
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記軸部が前記テープ搬送ローラの前記軸孔に挿入された状態で、前記固定片が、前記軸孔の内面に形成された凸部に対して軸方向に離間することを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷装置。
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