JP2010233529A - 釣り糸ガイド及び釣り竿 - Google Patents

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Abstract

【課題】釣り糸ガイドの軽量化、強度の向上および安定化を図ると共に、釣り竿の強度の向上および安定化を図り、釣り竿の撓みバランスを向上してその性能の向上を図ること。
【解決手段】釣り糸を案内する釣り糸案内部14とこの釣り糸案内部を支える支脚部16とを有するフレーム18を備え、この支脚部16に一体に形成した固定部20を介してフレームが竿管8に固定される釣り用ガイド10であって、フレーム18は、固定部20を含む少なくとも一部が、強化繊維に合成樹脂を含浸した繊維強化プリプレグを積層形成した積層成形材30で形成される釣り用ガイド。
【選択図】 図1

Description

本発明は、釣り竿に用いる釣り糸ガイドに関する。
一般に、釣り糸ガイドは、釣り糸が釣り竿の表面に付着するのを防止するために、間隔をおいて釣り竿の外側に取付けられる。このような釣り糸ガイドには、ガイドリングを金属製のフレームで保持し、このガイドリングを保持する保持部から釣り竿の長手方向に向けて取付足を前後方向に延ばし、これらの取付足を介して釣り竿に固定するものがある(例えば特許文献1参照)。
特開2006−340661
従来の釣り糸ガイドは、フレームをステンレス鋼やチタン合金等の金属製の一枚の板材料をプレス加工等で成形した一体構造に形成してあるため、全体に重く、釣り竿に取付ける際に竿管を変形させ、傷つけることもある。更に、保持部から前後に延びる取付足を介して釣り竿に固定するために、釣り糸ガイドを固定した部位の撓み性が阻害される。
このような従来の釣り糸ガイドは、釣り竿の性能を向上する上で障害となっており、その改善が強く望まれている・
本発明は、このような事情に基づいてなされたもので、釣り糸ガイドの軽量化、強度の向上および安定化を図ると共に、釣り竿の強度の向上および安定化を図り、釣り竿の撓みバランスを向上してその性能の向上を図ることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明によると、釣り糸を案内する釣り糸案内部とこの釣り糸案内部を支える支脚部とを有するフレームを備え、この支脚部に一体に形成した固定部を介してフレームが竿管に固定される釣り用ガイドであって、前記フレームは、前記固定部を含む少なくとも一部が、強化繊維に合成樹脂を含浸した繊維強化プリプレグを積層形成した積層成形材で形成される釣り用ガイドが提供される。
前記積層成形材は、強化繊維を織成した織布層を有するものであってもよい。
また、前記積層成形材は、強化繊維が、固定部の長手方向に対して交差する方向に指向する交差方向繊維層を有するものであってもよい。
前記支脚部は、屈曲部を介して前記固定部に一体に形成され、前記固定部は、固定部全長の過半領域にわたって、前記屈曲部よりも強化繊維量を少なくし、又は、低弾性率の強化繊維の割合を多くして、形成することが好ましい。
前記支脚部は屈曲部により、固定部に対して傾斜させて配置され、この屈曲部は、支脚部と固定部との間に180度よりも小さい角度を形成する内側の湾曲面の半径が、180度よりも大きい角度を形成する外側の湾曲面の半径よりも大きく形成され、この屈曲部の肉厚が、固定部の長さ方向中間位置における肉厚よりも厚く形成されるものであってもよい。
また、強化繊維に合成樹脂を含浸した繊維強化プリプレグを巻装して形成した竿管の外側に、上述のいずれか1つの釣り用ガイドの固定部を、この固定部の長手方向を竿管の軸長方向に沿わせて固定した釣り竿であって、前記固定部は、竿管の軸長方向に対して傾斜方向に配設された強化繊維を、この固定部の強化繊維量の総量の1/2以上含有する積層成形材で形成される釣り竿が提供される。
前記固定部を形成する積層成形材を、前記竿管の軸長方向強化繊維よりも弾性率が小さい強化繊維で形成し、前記固定部の肉厚を、竿管の肉厚よりも厚く形成してもよい。
前記固定部の少なくとも竿管に当接する側に樹脂層を配置し、この樹脂層を介して固定部を竿管に固定することができる。
前記固定部の少なくとも竿管に当接する側に、積層成形材の強化繊維を露出させ、この強化繊維が露出する側を竿管に載置して固定してもよい。
本発明の釣り糸ガイドによると、フレームは、竿管に対する固定部を含む少なくとも一部が、強化繊維に合成樹脂を含浸した繊維強化プリプレグを積層して形成した積層成形材で形成されることにより、釣り糸ガイドを軽量化し、強度の向上および安定化を図ることができ、釣り竿の撓み性を阻害することを防止でき、バランスを向上してその性能の向上を図ることができる。
この積層成形材が強化繊維を織成した織布層を有する場合、又は、強化繊維が固定部の長手方向に対して交差する方向に指向する交差方向繊維層を有する場合には、更に効率よく釣り糸ガイドの軽量化と強度の向上および安定化を図り、釣り竿の撓みバランスを向上させることができる。
固定部が全長の過半領域にわたって、支脚部と固定部との間の屈曲部よりも強化繊維量を少なくし、又は、低弾性率の強化繊維の割合を多くして、形成される場合は、フレーム内における屈曲部の相対的な強度向上を図り、釣り糸ガイドの全体の強度および耐久性を向上させることができ、この釣り糸ガイドを取付ける釣り竿の強度、安定化および撓みバランスを向上することができる。
支脚部と固定部との間に形成される屈曲部が、支脚部と固定部との間に180度よりも小さい角度を形成する内側の湾曲面の半径を、180度よりも大きい角度を形成する外側の湾曲面の半径よりも大きく形成され、この屈曲部の肉厚を、固定部の長さ方向中間位置における肉厚よりも厚く形成される場合にも、フレーム内における屈曲部の相対的な強度向上を図り、釣り糸ガイドの全体の強度および耐久性を向上させることができ、この釣り糸ガイドを取付ける釣り竿の強度、安定化および撓みバランスを向上することができる。
また、このような釣り糸ガイドを釣り竿に取り付け、固定部を、竿管の軸長方向に対して傾斜方向に配設された強化繊維が、この固定部の強化繊維量の総量の1/2以上含有する積層成形材で形成する場合には、釣り用ガイドと釣り竿との双方の強度の向上、安定化が可能となり、釣り竿の撓みバランスを向上することができる。
固定部を形成する積層成形材を、前記竿管の軸長方向強化繊維よりも弾性率が小さい強化繊維で形成し、前記固定部の肉厚を、竿管の肉厚よりも厚く形成する場合には、釣り糸ガイドを取付けた竿管の撓みバランスを向上することができる。
固定部の少なくとも竿管に当接する側に樹脂層を配置し、この樹脂層を介して固定部を竿管に固定する場合には、釣り糸ガイドを取付けた状態の釣り竿の屈曲性を向上すると共に、魚信伝達性の低下を防止することができ、釣り竿の性能を向上することができる。
固定部の少なくとも竿管に当接する側に、積層成形材の強化繊維を露出させ、この強化繊維が露出する側を竿管に載置して固定する場合には、釣り用ガイドから竿管への魚信伝達性の低下を防止して、釣り竿の性能を向上することができる。
本発明の実施形態による釣り用ガイドの断面図。 図1の矢印II方向に沿う説明図。 釣り糸ガイドの一部を形成する積層成形体の説明図。 釣り糸ガイドを製造する一工程の説明図。 釣り糸ガイドのフレームを形成する一工程の説明図。 図1の釣り糸ガイドの固定部の拡大図。 釣り糸ガイドを竿管に取付けた状態の説明図。
図1および図2は、本発明の実施形態による釣り糸ガイド10を示す
本実施形態の釣り糸ガイド10は、釣り竿の竿管8の外面に釣り糸が付着するのを防止する外ガイドとして形成してあり、僅かな勾配を形成された竿管8の外周上の所要位置に取付け、例えば糸巻、糸止め、あるいは接着剤等の適宜の固定手段を用いて固定することができる。必要な場合には、適宜の摩擦保持手段により、所要位置に保持し、必要に応じて、前方の穂先側から後方の元側に沿って、竿管8の軸線Cと平行な軸方向に前後動し、所要位置に摩擦力で保持するようにしてもよい。
竿管8は通常と同様に、炭素繊維等の強化繊維にエポキシ樹脂等の合成樹脂を含浸した繊維強化プリプレグシートを周方向、軸長方向あるいは軸長方向に対して適宜角度に傾斜した偏向方向に引き揃えて巻回し、これらの複数の繊維層を積層した中空竿管から形成したものでよい。
この竿管8に取付ける釣り糸ガイド10は、ガイドリング12を保持する釣り糸案内部14とこの釣り糸案内部14を一端側で支える支脚部16とを有する板状構造のフレーム18を備える。このフレーム18は、支脚部16の他端側に固定部20を一体に形成してあり、この固定部20を糸巻や、接着等の固定手段により竿管8の外面上に固定される。
釣り糸案内部14には、ガイドリング12を保持する貫通孔14aを形成してあり、この貫通孔14aを介して保持されるガイドリング12は、滑らかな円環状の曲面で形成した内面を釣り糸案内面12aとして有し、この釣り糸案内面12aで囲まれた釣り糸導通孔を通して釣糸を案内する。
図1には、このガイドリング12は、釣り糸道通孔の中心軸Oを竿管8の軸線Cとほぼ平行に配向させ、図1の左方に示すように、ロート状に大きく拡径した側の端部12bを魚釣用リール(図示しない)側に向けた状態でフレーム18で保持された状態で示してある。反対側の端部12cは、端部12bとは反対側に向けて僅かに拡径する。これらの端部12b,12cの外周側縁部が、釣り糸案内部14の両側から貫通孔14aの周縁部に係合し、抜け止めされている。
このガイドリング12は、例えばシリコンカーバイト(SiC)、アルミナオキサイト、タングステンカーバイト、セラミックあるいは金属等、フレーム18よりも耐磨耗性に優れた硬質材料で形成するのが好ましい。
このガイドリング12を保持する釣り糸案内部14は、外周縁部がガイドリング12の拡径側の端部12bよりも大径のリング状に形成してあり、貫通孔14aにガイドリング12を嵌合して保持したときに、外周縁部がガイドリング12の外周側に突出する。これにより、ガイドリング12の端部12bの半径方向寸法が短いものであっても、このガイドリング12と共に釣り糸を確実に案内し、支脚部16により、竿管8の外面から所要距離に配置される。
支脚部16は、釣り糸案内部14の外周縁部から滑らかな曲線状に延びる外縁部16aを両側に有し、これらの外縁部が固定部20の両縁部に滑らかに移行する。これにより、釣り糸案内部14を所要位置に保持するための十分な強度を確保し、更に、釣り糸が引っ掛かり易い角部の形成を防止してある。
この支脚部16の両外縁部16a間の幅が、所要強度を維持するために必要とする以上に大きい場合には、図2に示すような凹部16bを板厚方向に貫通させて形成してもよい。このような凹部16bは、1つに限らず、複数設けてもよく、また、貫通形成することなく、釣り糸道通孔の中心軸Oの軸方向に沿う一方又は双方に凹設させたものでもよい。いずれの場合も、釣り糸が引掛かり易い角部又は凸部の無い滑らかな外面を形成することが好ましい。
この支脚部16は、釣り糸案内部14から離隔した端部に固定部20を一体に形成してあり、この固定部20を介してこのフレーム18を竿管8に固定することができる。この固定部20は、取付けられる竿管8の外径よりも狭い幅寸法を有する板状形状を有し、支脚部16に対して反対側の裏面22が竿管8に載置される載置面を形成する。
支脚部16側の表面24は、支脚部16から離隔する自由端側で、この固定部20の長手方向に沿って次第に竿管8側に湾曲する曲面状に形成してある。また、表面24は、固定部20の幅方向に沿って、側縁部20a,20aに向けて次第に竿管8側に湾曲する曲面状形状を有してもよい。固定部20の表面24をこのような曲面状に形成することにより、竿管8に固定したときに、釣り糸が引掛かり易い角部又は凸部の無い滑らかな外面を形成することができ、また、糸巻き、糸止めが容易となる。
なお、固定部20の裏面22は、図2に示すような平坦面に形成することも可能であるが、竿管8の外面に沿う湾曲面で形成してもよい。湾曲面に形成する場合には、載置面が竿管8の外面形状に好適に適合し、竿管8に対する固定力を向上することができる。
このように、固定部20と釣り糸案内部14とを連結し、釣り糸案内部14を所要の向き及び位置に配置する支脚部16には、固定側屈曲部26および案内側屈曲部28を設けてある。これらの屈曲部26,28の屈曲角度を調整することで、固定部20に対する釣り糸案内部14およびガイドリング12の姿勢を変更することができる。図1に示すガイドリング12は、中心軸Oを竿管8の軸線Cに平行に配置したものであり、これに限らず種々の向きに配向させることができることは明らかである。
支脚部16の中間部16aと固定部20との間に形成される固定側屈曲部26の傾斜角度α1は、30〜90度の範囲とし、中間部16aと釣り糸案内部14との間に形成される案内側屈曲部28の傾斜角度α2は、0〜45度の範囲とし、両傾斜角度を合計した角度すなわち固定部20に対する釣り糸案内部14の角度を30度以上、100度以下とすることが好ましい。
このように構造を有するフレーム18は、固定部20を含む少なくとも一部が強化繊維に合成樹脂を含浸した繊維強化プリプレグを積層して板状形状に形成した積層成形材30で形成される。フレーム18の全体を積層成形材30で形成する場合には、その製造工程が簡略化され、軽量構造に形成することができる。
図3は、強化繊維の引き揃え方向を種々の方向に配向させる積層成形材30の積層構造例を示す。このような積層成形材30は、炭素繊維、ガラス繊維等の強化繊維にマトリックス樹脂として、例えばエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸した複数枚の繊維強化プリプレグを積層することで形成することができ、熱硬化性樹脂に代えて熱可塑性樹脂を用いることもできる。
この積層成形体30は、厚さ方向の中央に、強化繊維が固定部20の長手方向に沿う長手方向の繊維強化樹脂層32を配置し、この上下に、強化繊維を固定部20の長手方向に対して交差する方向に指向する交差方向の繊維強化樹脂層34,36を配置し、これらの交差方向の繊維強化樹脂層の外側に、強化繊維を織成した織布層38,38を配置してある。符号Mは積層成形体30の厚さ方向の中立面を示す。
なお、固定部20は、図1および図2に示すように、竿管8の軸線Cに沿って細長い板状形状に形成するだけでなく、例えば竿管8の周方向寸法の方が竿管8の軸長方向よりも長く形成することも可能であり、または、屈曲部26を滑らかな湾曲状に形成することも可能である。
厚さ方向の中央に配置する長手方向の繊維強化樹脂層32は、竿管8の撓みバランスを向上し、竿管8と釣り用ガイド10の強度の向上および安定化を図るため、竿管8の軸長方向の強化繊維の弾性率(引張り弾性率)よりも小さな弾性率(引張り弾性率)を有する強化繊維で形成しすることが好ましい。更に、固定部に配置した強化繊維の大部分(例えば50%以上又は70%以上)を、竿管8の軸長方向の強化繊維の弾性率(引張り弾性率)よりも小さな弾性率(引張り弾性率)を有する強化繊維で形成することが好ましい。
この繊維強化樹脂層32は、竿管8の軸長方向に対して強化繊維を0°±5°(又は0°±10°)の角度で一方向に引き揃えた繊維強化プリプレグを複数層重ねて形成することが好ましい。
交差方向の繊維強化樹脂層34は、固定部20の長手方向に対してそれぞれ25〜65度の範囲で、ほぼ45度が好ましい角度で交差する方向に指向し、かつ、互いに逆方向に配向された内側斜向繊維層34aと外側斜向繊維層34bとで形成してある。同様に、長手方向の繊維強化樹脂層32を挟んで反対側に配置される交差方向の繊維強化樹脂層36も、固定部20の長手方向に対してそれぞれ25〜65度の範囲で、ほぼ45度が好ましい角度で交差し、かつ、互いに逆方向に配向された内側斜向繊維層36aと外側斜向繊維層36bとを有する。
この繊維強化樹脂層34,36の斜向繊維層34a,34b,36a,36bは、それぞれ竿管8の軸長方向に対して強化繊維を45°±15°(又は45°±30°)の角度で一方向に引き揃えた繊維強化プリプレグを中央の繊維強化樹脂層32に重ねて形成することが好ましい。
このような交差方向の繊維強化樹脂層34,36を長手方向の繊維強化樹脂層32の厚さ方向両側に配置することにより、釣り糸ガイド10の特に固定部10の軽量化、強度の向上および安定化を図ることができる。
交差方向の繊維強化樹脂層34,36及び後述する織布層38が形成する強化繊維の繊維量は、固定部20を形成する強化繊維量の全体の半分以上(1/2以上)とすることにより、竿管8に取付けたときに、竿管8の撓みバランスを向上し、応力集中を緩和し、強度の向上を図ることができる。
前記交差方向の繊維強化樹脂層34,36の外側に配置する織布層38は、その強化繊維として、例えば複数の強化繊維からなる繊維束を互いに交差状に織り込んで形成することができる。この織布層38の織り込み構造として、例えば、2つの方向に延びる繊維束を組合せた二軸織物、または、3つの方向に延びる繊維束を組合せた三軸織物等、種々の織物構造に形成することが可能である。いずれの場合も、織物層38の主たる繊維又は繊維束の方向が固定部20の長手方向に対して互いに傾斜し(45°±15°又は45°±30°の範囲)、長手方向に対して対称的に配置することが好ましい。
この織布層38は、軸長方向に対してそれぞれ45°±15°の角度で延びる強化繊維(繊維束)と軸長方向に対して0°〜70°の角度で延びる強化繊維(繊維束)とを織り込んで形成した繊維強化プリプレグで形成することができる。この織布層38を形成する繊維強化プリプレグは、軸長方向の繊維層32を形成する軸長方向の繊維強化プリプレグに対し、樹脂含有量(RC:wt%)を多くしてある。
の織物層38は、互いに交差する繊維束で形成される編み目の大きさを、支脚部16の最小幅部分(例えば凹部16bの両側の部位)よりも小さく形成することが好ましい。特に屈曲部26でこの編み目の大きさを小さくし、固定部20および釣り糸案内部14の部位でも同様に小さくするとよい。
このような織物層38を最外側に配置することにより、外層からの強化繊維の剥離を防止して強度を安定化することができる。
これらの交差方向の繊維強化樹脂層34,36を形成する強化繊維は、長手方向の繊維強化樹脂層32を形成する強化繊維と同様な弾性率を有するものでもよい。
なお、織物層38の繊維束が3つの方向以上の多数の方向に延びる繊維束を組合せて形成される場合には、長手方向の繊維強化樹脂層32を省略して、積層成形材30の繊維強化樹脂層を全て織物層38で形成することも可能である。
図4から図6は、このような積層成形材30によるフレーム18を金型40,42を用いて製造する製造工程の概略を示す。
各繊維強化樹脂層32,34,36および織物層38を形成する繊維強化プリプレグシート(図示しない)を所定形状に切断し、その繊維方向を上述の積層体30の繊維方向に沿わせて重ね合わせる。積層する繊維強化プリプレグシートの枚数又は層数は、繊維強化プリプレグシートの種類や重ねる条件に応じて任意に調整することができ、例えば一度に積層成形材30に必要な全体の分を重ね合わせることも可能であるが、複数回に分けることで、各繊維強化プリプレグシート中の強化繊維の動きを少なくした状態で金型40,42に高精度でセットすることができる。
金型40,42には、互いに対応した凹部40a,42aを複数組形成しておくことが好ましい。これらの金型40,42には予め離型剤をコーティングしておき、この凹部40a,42aに合わせて積層した繊維強化プリプレグシートをセットする。繊維強化プリプレグシートは、予め重ね合わせた状態でセットしてもよく、一枚ずつ順にセットしてもよい。図示の金型40,42は、積層成形材30の中立面M(図3)を挟んで上下に型割りしているため、下型である金型40に繊維強化プリプレグシートを載置し、この金型40の形状に合わせて保持することができる。凹部40aを形成する面を水平に配置してもよく、これを傾斜させてもよく、適宜の方向に配置することができる。
繊維強化プリプレグを金型40にセットした後、上型である金型42で繊維強化プリプレグを加圧し、金型40に固定する。このとき、未硬化状態(仮キュア後を含む)の繊維強化プリプレグシートに屈曲部26,28を形成し、フレーム18の形状に相当する形状に保持する。これにより、成形後の内部残留応力の発生を防止でき、強度の向上、安定化を図ることができる。金型40に対する金型42の加圧は、手で押圧する他、締付具あるいは押圧具を用いて行うことができる。
加圧する際、屈曲部26,28、特に大きな角度で屈曲する屈曲部26は、固定部20および支脚部16等の隣接部よりも相対的に強く圧力を加えて成形することで、屈曲部26,28にボイドが発生するのを防止し、強度の向上、安定化を図ることができる。
この後、繊維強化プリプレグシートを加熱硬化し、所定形状に成形した積層成形材30として金型40,42から取り出す。
図5に示すように、金型40,42から取り出した積層成形材30は、帯状の板状体44として形成されており、フレーム18に形成する部位を多数連ねた状態に形成される。この板状体44は、長い帯状形状に限らず、例えばT字状またはY字状に形成したものであってもよい。また、フレーム18を形成する部位を同じ方向に配置するだけでなく、交互に逆向きに配置し、または、複数部位をグループ状に配置することもできる。
フレーム18は、例えばプレス加工、ウォータージェット等の流体の噴出による切出し、エンドミル等の刃具による切出し等の適宜の方法により、この板状体44からそれぞれ切出し、加工することができる。この板状体44からそれぞれのフレーム18を加工する際に、釣り糸案内部14の貫通孔14aおよび支脚部16の凹部16bを同時に加工することが好ましい。必要な場合には、フレーム18を切出し加工した後に、貫通孔14aおよび凹部16b等の加工を行ってもよい。
切出したフレーム18は、必要に応じて、細部の加工を行う。例えば、固定部20の裏面22を竿管8の外面に載置しやすいように曲面状に形成し、更に、自由端側の角部を研磨して自由端側の表面24を曲面状にし、糸巻きや糸止めし易い形状とすることが好ましい。
必要な細部加工を終えた後、バレル研磨により、フレーム18の表面のバリを除去すると共に、表面に光沢が得られる程度に仕上げ研磨する。この研磨の程度は、釣り糸ガイド10のサイズ、形状、材質等の特性に応じて調整し、必要な場合には研磨剤を用いる。特に、フレーム18の表面の一部に強化繊維が露出し、マトリックス樹脂が一部残るように形成することにより、研磨表面の光沢を一層向上することができる。
次に、必要に応じてフレームの全体又は一部に被膜を形成する。例えば、装飾を設けて外観を向上し、フレーム18を保護するため、塗装してもよく、金属やセラミックスを蒸着することもできる。
固定部20には、原則として装飾用の表面処理を行う必要は無いが、竿管8との固定強度を向上または安定化するために、積層成形材30のマトリックス樹脂より軟質の樹脂層を裏面22にコーティングしてもよく、更に、粒子を混入した塗料をこの裏面22に塗布しまたは凹凸を形成して粗面化してもよい。更に、滑り止め効果の高い被膜を固定部20の裏面22に形成することもできる。
これとは逆に、固定部20の裏面22に積層成形材30の強化繊維を露出させ、この強化繊維が露出した裏面22を竿管8に載置して固定してもよい。
このように形成したフレーム18の貫通孔14aにガイドリング12を取付ける。ガイドリング12は、セラミックス製等の適宜の硬質材で形成することができ、例えば圧入、接着、カーリング等、適宜の方法を用いてガイドリング12を貫通孔14aに取付けることができる。
なお、ガイドリング12は、表面処理後にフレーム18に固定することが好ましいが、ガイドリング18を固定した後に、バレル加工を施すことも可能である。
このように形成されるフレーム18は、肉厚の等しい板状形状に限らず、その厚さ、強化繊維の量または引張り弾性率を、部位に応じて変化させあるいは調整することができる。この厚さ、強化繊維の量又は引張り弾性率の調整は、板状体44を形成する際に積層厚さ又は積層する繊維強化プリプレグを種々に変更することで調整することができる。
特に、固定部20の全長の過半領域にわたって、屈曲部26よりも強化繊維量を少なくし、又は、低弾性率の強化繊維の割合を多くして形成することにより、フレーム18内における屈曲部26,28の相対的な強度向上を図り、釣り糸ガイド10の全体の強度および耐久性を向上させることができ、この釣り糸ガイド10を取付ける釣り竿の強度、安定化および撓みバランスを向上することができる。
図6に示すように、固定部20側の屈曲部26は、支脚部16と固定部20との間に180度よりも小さい角度を形成する内側の湾曲面26aの半径が、180度よりも大きい角度を形成する外側の湾曲面26bの半径よりも大きく形成され、この屈曲部26の肉厚t1が、固定部の長さ方向中間位置における肉厚t2よりも厚く形成されている。
これにより、内側の湾曲面26aの方が外側の湾曲面26bよりも緩やかに湾曲し、この部位の肉厚が増大し、フレーム18内の支脚部16および固定部22よりも屈曲部26の相対的な強度向上を図ることができる。したがって、フレーム18の全体が薄肉化され、釣り糸ガイド10の全体の強度および耐久性を向上させることができる。この釣り糸ガイド10を取付ける釣り竿の強度、安定化および撓みバランスを向上することができる。
このように形成した釣り用ガイド10によると、フレーム18が、強化繊維に合成樹脂を含浸した繊維強化プリプレグを積層して形成した積層成形材30で形成されることにより、釣り糸ガイド10を軽量化し、強度の向上および安定化を図ることができ、釣り竿の撓み性を阻害することなく、バランスを向上してその性能の向上を図ることができる。
必要な場合には、固定部20のみをこのような積層成形材30で形成してもよく、この場合にも同様な利点が得られる。
固定部20の肉厚t2は、屈曲部26から自由側の端部に向かって徐々に、又は段階的に薄くするとよく、これにより、強化繊維の交差方向配置とこのような肉厚t22の調整により、釣り竿の撓み性を向上することができると共に、釣り糸ガイド10の強度の向上、安定化を図ることができる。この肉厚t2は、釣り糸ガイド10の種類やサイズにもよるが、1,0mmより大きく、2.5mm以下(又は2.0mm以下)にすることが好ましい。
図7は、このように形成した釣り用ガイド10を竿管8固定した状態を示す。
釣り用ガイド10は、固定部20の長手方向を竿管8の軸長方向に沿わせた状態で竿管8の外面に載置され、図示しない糸巻部で固定される。
固定部20の裏面22に積層成形材30のマトリックス樹脂より軟質の樹脂層をコーティングした場合には、この樹脂層介して竿管8の外面に載置し竿管8に固定することにより、釣り糸ガイドを取付けた状態の釣り竿の屈曲性を向上すると共に、竿管を保護することができ、釣り竿の性能を向上することができる。
また、粗面化し、滑り止め効果の高い被膜を形成した裏面22を竿管8の外面に載置する場合には、糸巻による固定力を増大し、釣り糸ガイド10を確実に保持することができる。
一方、積層成形材30の強化繊維を露出させた裏面22を竿管8の外面に載置して固定してもよく、この場合には、釣り用ガイドから竿管への魚信伝達性の低下を防止して、釣り竿の性能を向上することができる。更に、竿管8の強化繊維を外面に露出させ、この部分に固定部20の裏面22を当接させて竿管8に固定部20を固定することもでき、この場合には、積層成形材30の強化繊維と竿管8の強化繊維とが直接接触することで、魚信の伝達効果を増大することができる。
いずれの場合も、竿管8に直接固定される固定部20が交差方向の繊維強化樹脂層34,36および織布層38を形成する強化繊維が、竿管8の軸長方向に対して傾斜方向に配置され、固定部20を形成する強化繊維の全体の半分以上(1/2以上)で形成されていることにより、固定部20の長手方向における好適な撓み性が得られ、竿管8に取付けたときに、竿管8の撓みバランスを向上し、応力集中を緩和し、強度の向上を図ることができる。
特に、このような釣り用ガイド10は、竿管8の軸長方向強化繊維に対し、固定部20の積層成形材30の強化繊維の引張り弾性率を小さな強化繊維で形成し、この竿管8の肉厚よりも、固定部20の長手方向中央部における肉厚t2よりも厚く形成することが好ましい。この場合には、釣り糸ガイド10を取付けた部位で撓み特性の低下を防止でき、竿管8の全長にわたる撓みバランスを向上させることができると共に釣り用ガイドの強度向上、安定化が可能となる。
この釣り用ガイド10のフレーム18(特に固定部20)の合成樹脂含有量(RC:wt%)は、竿管8の軸長方向繊維層の合成樹脂含有量に対し、重量で比較したときに、よりも高く、好ましくは10wt%以上高くする。更に、15wt%以上で35wt%以下の範囲で高くするとよい。これにより、竿管8とフレーム18とのバランスを取り、釣り竿の撓みバランスの向上と釣り用ガイド10の強度の向上、安定化を図ることができる。
なお、魚釣用リールから離隔するにつれて、釣り糸案内部14およびガイドリング12の大きさが小さくなり、竿管8の軸線Cとガイドリング12の中心軸Oとの間の距離も小さくなる。
10…釣り用ガイド、12…ガイドリング、14…釣り糸案内部、16…支脚部、18…フレーム、20…固定部、30…積層成形材。

Claims (9)

  1. 釣り糸を案内する釣り糸案内部とこの釣り糸案内部を支える支脚部とを有するフレームを備え、この支脚部に一体に形成した固定部を介してフレームが竿管に固定される釣り用ガイドであって、
    前記フレームは、前記固定部を含む少なくとも一部が、強化繊維に合成樹脂を含浸した繊維強化プリプレグを積層形成した積層成形材で形成されることを特徴とする釣り用ガイド。
  2. 前記積層成形材は、強化繊維を織成した織布層を有することを特徴とする請求項1に記載の釣り用ガイド。
  3. 前記積層成形材は、強化繊維が、固定部の長手方向に対して交差する方向に指向する交差方向繊維層を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の釣り用ガイド。
  4. 前記支脚部は、屈曲部を介して前記固定部に一体に形成され、前記固定部は、固定部全長の過半領域にわたって、前記屈曲部よりも強化繊維量を少なくし、又は、低弾性率の強化繊維の割合を多くして、形成したことを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の釣り用ガイド。
  5. 前記支脚部は屈曲部により、固定部に対して傾斜させて配置され、この屈曲部は、支脚部と固定部との間に180度よりも小さい角度を形成する内側の湾曲面の半径が、180度よりも大きい角度を形成する外側の湾曲面の半径よりも大きく形成され、この屈曲部の肉厚が、固定部の長さ方向中間位置における肉厚よりも厚く形成されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の釣り用ガイド。
  6. 強化繊維に合成樹脂を含浸した繊維強化プリプレグを巻装して形成した竿管の外側に、請求項1から5のいずれか1つに記載の釣り用ガイドの固定部を、この固定部の長手方向を竿管の軸長方向に沿わせて固定した釣り竿であって、
    前記固定部は、竿管の軸長方向に対して傾斜方向に配設された強化繊維を、この固定部の強化繊維量の総量の1/2以上含有する積層成形材で形成されることを特徴とする釣り竿。
  7. 前記固定部を形成する積層成形材を、前記竿管の軸長方向強化繊維よりも弾性率が小さい強化繊維で形成し、前記固定部の肉厚を、竿管の肉厚よりも厚く形成したことを特徴とする請求項6に記載の釣り竿。
  8. 前記固定部の少なくとも竿管に当接する側に樹脂層を配置し、この樹脂層を介して固定部を竿管に固定したことを特徴とする請求項6又は7に記載の釣り竿。
  9. 前記固定部の少なくとも竿管に当接する側に、積層成形材の強化繊維を露出させ、この強化繊維が露出する側を竿管に載置して固定したことを特徴とする請求項6から8のいずれか1つに記載の釣り竿。
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